生物多様性保全推進事業

いきものこぼればなし

『ヨシ原をめぐる 生きもの達とあなたの物語』 レポート

生物多様性保全推進事業~せんだい生きもの交響曲~
夏の音~カッコウを呼び戻せ!ヨシ原活用大作戦~ 『ヨシ原をめぐる 生きもの達とあなたの物語』 レポート

年が明けたと思ったら、もう1月も終わってしまいましたね。
夏と冬の観察会に引き続き、今年度3回目のイベントは盛りだくさんの内容です!


まずは東北工業大学の山田先生からヨシのお話をしていただきました。生きものの生息環境になったり、水質を浄化してくれるヨシは定期的な刈り取りをが大切です。昨年、山田先生がこのヨシ原で行った調査でも、刈り取りによってヨシの生育環境が良くなることがわかりました。


また我々は昔から刈り取ったヨシを様々な物に有効活用してきました。
これは企業が行っている、ヨシを活用して環境に配慮した紙製品を作るプロジェクト。地域の資源を地域で消費すれば、持続可能な社会づくりにも貢献できますよね。


山田先生の貴重なお話を聞いた後は、早速ヨシの刈り取りを行います!
外は快晴でとっても気持ちがいい!


昨年に引き続き、ヨシ刈りの講師は井土浜地区ご出身の加藤新一さんです。
加藤さんは現在、ヨシを使用した船づくりを行っているとのこと。完成したら荒井駅に併設しているメモリアル交流館などで展示も行う予定だそうです。


早速加藤さんによるヨシ刈りのデモンストレーション。
左手でヨシを抱きかかえて、鎌を持った右手で根本から刈り取ります。
さすが加藤さん!とってもお上手!


みんなでヨシ刈り開始!今回も昨年同様10m間隔で、刈り取る所と刈らずに残しておく所をつくり、生きものが隠れる場所を確保しておきます。
今回の刈り取りは、昨年刈り取りを行わなかった所を行いました。

なかなか加藤さんのように刈れず苦戦中!
こればっかりは実践あるのみです!

ヨシをよく見てみると、中は空洞になっています。
ここから地中の水分を吸い上げて、浄化しているんだね。

みんなカニを食べる時みたいに、黙々と作業してます。
やってみると意外と熱中してしまうようですね。
だんだんと視界が開けてきて、大沼の景色が見えてきました!

刈り取ったヨシはこうやって、ヒモで束に結びます。
ヒモにはあらかじめ輪っかを作っておいて結びやすいようにしておきました。
新聞紙などを束ねる時にも使える技ですよ♪

イベントに参加してくれた高校生コンビ!
刈り取りのコツを掴んでザクザク刈り取っていきます!
とっても頼もしい!

昨年に引き続き今年も見つけました!オオヨシキリの巣です。
こんな細かいものを作るなんて、とっても器用なんだな~。

ラストスパート!大沼の景色がはっきり見えましたね。今日は冬の観察会ほどカモ達の姿は見えませんでした。
カモさん達も獲物を狩り取りに行ってるのかな?笑

作業完了!!今回もたくさんのヨシを刈り取ることができました!
刈り取ったヨシは今回もヨシ燃料に加工する予定です。
これにて午前の部は終了!うがい手洗いをしっかりしてお昼休憩に入ります。

午後の部は昨年に引き続き、ヨシとオギを使ったものづくり体験を行います。
今回も講師は「手すき和紙工房 潮紙」の塚原さん(左)と「FabLab SENDAI」の小野寺さん(右)です!参加者は二手に分かれて、それぞれ和紙を使ったハガキ作りとミニホウキ作りを体験します。
まずはミニホウキ作り。作り方は意外と簡単で、好きなオギを集めてハサミで長さ揃えた後に、輪ゴムや毛糸などで束ねるだけです。
みんな自分好みのオギを選んでいます。
玄関などを掃く用に長めに作る人、机周りなどを掃除するために短めに作る人、それぞれ用途に合わせて、ホウキを作っていきます。
ここでも加藤さんは大活躍!
ミニホウキは昔から集落でも作られていたそうですよ。
みなさん作り方のレジュメを見ながらとても集中して作業しています。
完成品はこんな感じ!材料費は糸代のみのミニホウキが出来上がりました♪
お次は和紙を使ったハガキ作りです。
まずは塚原さんから紙の歴史についてお話をいただきました。
紙の発明は今からおよそ2,200年前の中国で、蔡倫(さいりん)という人が発明したそうです。紙が日本に伝来すると、麻や楮(コウゾ)を原料とする日本独自の紙が誕生し、それらが「和紙」として人々の生活に根付いたと言われています。
これは和紙作りの材料の1つ。「トロロアオイ」という植物からとれる糊状のもので、オクラなどのようにヌメヌメしています。
原料となる植物の繊維を均一に分散させる働きがあり、これを入れることで均等な模様の和紙が作れるのです。
ヌメヌメしてて気持ちがいいな~♪
準備ができたら早速紙を漉いてみましょう!
さきほどのヌメヌメした糊液を中に浸して、10回ほど前後に大きくゆすります。
その後、みんなの好みで模様付けを行います。
もう一度糊液を浸して、紙を取り出してみると、、、、、
完成!!
いい笑顔だね♪
みんなうまく出来たみたいでとっても嬉しそう。
お家に飾ったり、半分に切って本の栞に使えたりするよ。
あっという間に時間が来てしまったので、今日のイベントはここまで!
今日は盛りだくさんの内容でとっても楽しかったですね。人間や、たくさんの生きものと共生してきたヨシ原。今回改めてその魅力に触れ、今後も守り続けていきたいと思いました。来年度もヨシ原のイベントを実施する予定ですので、気になる方はぜひ参加してみてください。


参加者のみなさんの声を、少しだけご紹介 刈り取ったヨシなどを使ってやってみたいことは?
✿ヨシを使ったバイオ燃料
✿ヨシの文化史にあったような大松明を作り火をつけてみる
✿屋根を葺いてみたい
✿ヨシで作った船で大沼に浮かべてみたい
✿すだれを作ってみたい
✿たてあな式住居をつくりたい ✿ヨシ紙卒業証書
✿ランプシェードを作りたい
✿秘密基地 ヨシ刈りをしている時に気づいたり心に残った生きものについて教えて!
✿ヨシキリの巣を触ってみたら、固いけど弾力があって面白かった
✿ヨシ刈りの途中で鳥の羽を見つけました。大きい羽だったので、大型の鳥なのかなと思いました
✿柵の所まで刈ったら冬物語で見た鳥たちが良く見えた
✿大沼の上をミサゴが頑張って飛んでいた
✿ヨシの茎に虫がいたような穴があり、カビに侵されたのか脆くなっていた
✿用心してもの凄い厚着をしてきたのですが、刈ることに夢中になり、いつの間にか汗をかいていたこと
✿ヨシをみんなで運んでいる姿を見て、遠い昔に人々が営んでいる光景が思い浮かんだ
✿ヨシの根本から新しいヨシが生えてきていた。枯れたうす黄色の中に緑色があってきれいだった
✿強風で倒れたヨシは刈りにくかったです
✿昔の人が家を葺けるだけの量を刈ったというのが途方もなく思った
✿ヨシは人間よりかなり高く、表面はつるつるで固い 心に残ったことは?
✿最初、全部刈り取るのは無理ではないかと思いましたが、みんなで黙々と作業したら、時間通りに刈り取れてすごく達成感を感じた
✿紙漉きが心に残った。初めての経験で楽しかったし、先生の解説が面白くてわかりやすかった
✿トロロアオイを入れたらヨシやコウゾが均一に広がり、手に絡みつかなくなったこと
✿ヨシを刈った後の仕事した。という心地よさ
✿手作り和紙。世界にたった一つのものなので、誰か特別な人に手紙を書きたいと思いました
✿ホウキが意外と簡単に作れて楽しかったです
✿動物も植物も互いになくてはならないものだと考えました
✿カッコウが戻ってくるよう、周りの人にヨシの重要性を話したい

ヨシ原をめぐる 生きもの達の冬物語


生物多様性保全推進事業~せんだい生きもの交響曲
夏の音~カッコウを呼び戻せ!ヨシ原活用大作戦 『ヨシ原をめぐる生きもの達の冬物語』

平成30年12月1日(土曜日)、夏の生きもの観察会に引き続き、冬の観察会(2年目!)をせんだい農業園芸センターで行いました。
夏に見た生きもの達はどうしているのかな?
去年の冬に見た生きもの達は今年も来ているかな?
ではでは観察会の様子をご紹介します。

12月に入り今年も残すところあと1か月になりました。すっかり寒くなりましたが、寒くなるからこそ観察できる生きもの達を観察する「ヨシ原をめぐる生きもの達の冬物語」を開催しました。
講師は毎度おなじみ、宮城県森林インストラクターの太田さんと西谷さんです。
今日もよろしくお願いしま~す!!
まずは夏に行った観察会の振り返りをしました。オオヨシキリなどを観察したよね。
みんな「生態系ピラミッド」のことは覚えてるかな?
「生態系ピラミッド」の冬バージョン!
一番上にはミサゴやハヤブサなどの猛禽類が君臨していて、上にいくほど生きものの数は少なくなっていくよ。生きもののつながりをわかりやすく説明してもらいました。
早速外に出て生きもの観察へ!西谷先生に双眼鏡の使い方を教わりました。
双眼鏡で太陽を見てしまうと目を傷めてしまうから絶対にやめてね!!
双眼鏡の使い方の練習。どう?ちゃんと見えるかな?
こちらが冬のヨシ原。
夏には綺麗な緑色だったヨシ原も、冬になるとこんなに変わるんだね。枯れたヨシ原も風情があってきれいだね。
なにか見つけた!
これはオナガガモのメスの羽だ!羽の形でどの部位に生えていたものか分かるんだって!地面を探すと、いろいろな形の羽が落ちていました。
いろんな部位の羽が落ちていたため、このオナガガモはどうやら他の生きものに襲われ、食べられちゃったみたい。かわいそうだけど、食べたほうの生きものにとっては自分が生きるために必要なこと。自然界はこうして成り立っているんだね。
このモコッとした土は「モグラ塚」
普段は地下に住むモグラが地表に顔を出した時に土が盛り上がってできるんだって!
農業園芸センターにモグラが生息している証拠だね!

モグラは土の中のミミズや昆虫の幼虫を食べるんだけど、とっても食いしんぼうで胃の中に12時間以上食べ物が無いと死んでしまうんだって。
歩いていたら先生が赤とんぼを捕まえたよ!
これはアキアカネ。身近な公園や田んぼでよくみられるトンボだね。
                      
バッグの上でひと休み♪
お父さんとお母さんと子どもかな?可愛いな~
動物のフンを見つけた!
先っぽが細くなってるから、これはキツネのフンだそうです。
夏の観察会でも紹介したけど、農業園芸センターには夜になるとキツネが出没しています!
これはヒメリンゴ!
ふだん食べているリンゴより、ずっと酸っぱいけれど、お母さん達にとっては「懐かしい味」だったようです。
去年の冬の観察会と同じく、ネズミを捕まえるワナを仕掛けたよ。観察会の前に先生が仕掛けたカメラには、ちょろちょろ動くネズミがばっちり写っていたからいるのは分かっているんだ!今年こそ生のネズミ見たいな!!
                    
う~~~ん今年もネズミは捕まりませんでした。。。ネズミにとって自然豊かな農業園芸センターとその周りではあんまり食べ物に困らず、なかなかワナにかからないみたい。来年こそを絶対捕まえてやる!!
太田さんが持っているのはノスリという生態系ピラミッドの頂点に立つ鳥。くちばしが黒いのが特徴!今回も捕まえることが出来なかったネズミを主食とするんだって。
農業園芸センターでも観察できるみたい。                    
うわっ!なにこれ!!すごい数の鳥が大群で飛んできた!!
これはミヤマガラスといって、みんなが普段まちの中でみているカラスとは別の種類で、冬の寒さをしのぐため、海を渡って日本にきたカラスなんだそうです。
ではではヨシ原の隣にある大沼に渡り鳥の観察にいくよ!
鳥さんたちはとっても臆病!人が近づくと近づいた分だけ離れちゃうから、観察する時は動きをゆっくりにして刺激を与えないようにね!
大沼にはたくさんの渡り鳥がいたよ!たくさんの鳴き声が聞こえてすごくにぎやか!
今こそ双眼鏡の出番だ!いろんな種類の鳥がいる!同じ種類の鳥でも、大人と子どもで少しずつ違いがあるのもわかるね。
         

たくさんいる!可愛い!!写っているのは全部オナガガモ。茶色っぽいのがメスで、黒と白のおしゃれさんがオス。夜中に田んぼなどで水草や植物のタネを食べるんだ。
今は昼間だからちょうど休んでるところだね。
オナガガモを近くから激写!
これはくちばしを温めながら寝ているところ!敵が来たらすぐ逃げれるよう、目は開けたまま寝てるんだよ。         
みんな鳥をみるのに夢中だね!同じ方向を見てるけど、なにかいるの!?
ミサゴだ!ミサゴが魚を捕まえたところ!カッコイイね!ミサゴは魚を食べるタカの仲間として有名で「魚鷹(うおたか)」とも言われてるよ。魚をしっかりキャッチするため、足の指がとても発達しているんだ。ちなみに英語の「オスプレイ」とはミサゴのことなんだって!
あっという間だけど今回はこれで終了!来年もまた観察しに来ようね♪
帰る時には空に虹がかかってました!楽しかった~~
観察会の後は、今日見た生きもののおさらい。
たくさんの生きものを観察することができたね♪
   

夏の観察会に引き続き、今回も自動撮影カメラを仕掛けたところ、タヌキが写っていました!!観察会でみたヒメリンゴをパクパク食べてます。
時間が来たので今日のイベントはここまで!


         
参加者のみなさんの声を、少しだけご紹介 どの生きものが何しているのがおもしろかった? ✿ミヤマカラスの大群
✿白鳥が水に浮いているところ
✿カラスの群れの動き方がすごかった!!
✿お昼寝しているカモがかわいい
✿ネズミが恥ずかしがり屋でワナにかからなかったところ
✿オナガガモの鳴き声が面白かった
✿タヌキが木の実を食べる姿がかわいかった
✿ミサゴが魚をとる姿が面白かった
✿白鳥が着水しているのが面白かった
✿娘が生きものに反応し、怪しい動きをしていたのが面白かった
✿夏にはいなかった動物も冬になったら出てきたのが面白かった
✿白鳥やカモがエサをとっていたところ
✿カモが目を開けながら寝ていたこと 今日、みたりきいたりしたことの中で友達や家族に教えてあげたいことは? ✿ミヤマカラスが渡り鳥だったこと
✿白鳥が着水するところ
✿大沼にハスの枯草があった。以前に来た時よりずっと 再生して美しかったです
✿冬の生態系について教えてあげたい
✿夏とちがって冬にもたくさんの生きものがいること
✿ミサゴがカラスに攻撃されていたこと
✿ミサゴが魚を捕まえて飛んでいくのを見たこと
✿とんがっている糞はきつねの糞だということ
✿カラスにもたくさんの種類があること
✿ミヤマガラスの演舞がスゴイことを教えたい
✿農業園芸センターにタヌキやキツネがいること 今日の感想 ✿いろんな鳥やモグラの穴がすごかった。楽しかった。またいきたい
✿双眼鏡でのぞくと手に取るように鳥が見えて、いろんな種類がいるのがわかった
✿食物連鎖の中で、食べられることも役割であること。またネズミなどの生きものも調整されていることがよく理解できた。とても楽しかった
✿街中では見ることも知ることもできない生物多様性について、子どもと一緒に親も学べて貴重な機会でした
✿夏とはまた違った鳥たちが見れて良かった
✿今日はカンムリカイツブリを見ることができて良かった。夏よりも鳥が多かった
✿子どもと違い、ヒメリンゴの味は懐かしいものでした 次回は2月2日にヨシ刈りとヨシとオギを使ったものづくり体験をするよ!
みんなぜひ来てね!!

虫の声を楽しむ会~桂の巻~開催レポート


日中は暑くても、日が暮れると少しずつ肌寒くなってきましたね。
そんな中、桂市民センターにて、今年度最後の「虫の声を楽しむ会」を行いました。
桂市民センターでは、すずむしの里づくり実行委員会が育てたスズムシを譲り受けて飼育しています。とっても綺麗な音を奏でていましたよ。


まずはみんなで虫のお話を聞きます。今回講師を務めて頂くのは、すずむしの里づくり実行委員会の鈴木さん(左)と高阪さん(右)です。
題して「これで君もスズムシ博士!?仙台市の虫スズムシにまつわるエトセトラ」


鈴木さんが手に持っているのは今ではめっきり見なくなった二千円札を拡大したものです。
 二千円札の左側に描かれているのは、「源氏物語絵巻」第38帖「鈴虫」詞書の一部です。
それまでは上流階級を中心とした鳴く虫文化は、江戸時代になると庶民にまで浸透し、ついには虫売りという商売が成立するまでになったそうです。

たくさんのスズムシ博士が誕生したところで、早速虫の観察に出発!
観察会の講師は虫のプロ 沓澤さん(左)と鈴木さん(右)です。
天気も晴れて良かったですね!

桂中央公園へ行ってみると、今日も虫さんたちは大合唱です。
虫に群がる子たちと、いままで虫を触ったことがなく怖がっている子の様子。
この後、虫にも慣れてたくさん虫を捕まえていました♪

伊達武将隊の松尾芭蕉さんと一緒に捕まえた~♪

今回も子供だけでなく、大人のみなさんも虫に興味津々!みんなで童心に戻って楽しみました。
エンマコオロギやクサキリなどこれまでの観察会でも見ることができた虫がたくさんいました♪

部屋に戻って、講師の沓澤さんより、今日鳴き声が聞けた虫の解説がありました。また、少し珍しい虫についても、その鳴き声とともに紹介頂きました。
これはマダラスズといって、体長6~12mmととっても小さく、足の色が黒色と白色のマダラ模様になっているのが特徴。「ジィーッ、ジィーッ」っと今日もたくさん鳴いていましたね。

参加者からは「いろんな虫と触れ合えてよかったです」「こんなに一生懸命虫を捕まえたのは数十年ぶりです」といった声がありました。
 ♪虫の声を楽しむ会(桂の巻)で観察した鳴く虫たち♪
シバスズ、マダラスズ、カネタタキ、エンマコオロギ、ハラオカメコオロギ、アオマツムシ、クサキリ、ヒメクサキリ、コバネササキリ、オナガササキリ(10種類)
これにて今年度の「虫の声を楽しむ会」の全日程が終了しました!!すべての会でお天気にも恵まれ、昨年に引き続きたくさんの虫の声を聞くことができましたね。
これからもみなさんの身近で鳴いている綺麗な音に耳を傾けていただけると嬉しいです。
 最後に各市民センターの皆様、講師を引き受けてくださった皆様、皆勤賞の松尾芭蕉さん、そして参加者のみなさま、本当にありがとうございました! ぜひまた来年もお会いしましょうね♪

虫の声を楽しむ会~若林の巻~開催レポート


9月も半ば、涼しい風が心地よく、日に日に秋が深まっていくのを感じますね♪虫たちの声が青い空に吸い込まれていきます!
今日は若林市民センターで虫の声を楽しむ会を開催しました。

今日、講師を務めていただくのは、前回の田子市民センターに引き続き、昆虫を調べるプロフェッショナルの斎藤先生と上森先生です。
「虫のことなら何でも聞いてくださいね!」と頼もしい一言。

はじめに、「知ったら虫がもっと好きになる!?~こぼれ話集~」という題目で、虫にまつわる、あっと驚くお話をたくさん聞きました。
「アブラゼミってなんて鳴くか知ってる?」
「ジーーーーーーーーー」
あたり!実はアブラゼミって、鳴き声が油で揚げる時の音に似ているからアブラゼミって名前がついたんだって。みんな、知ってた?

お話を楽しんだ後は、外に鳴く虫を探しにいきます!今日はどんな鳴く虫が見つかるかな?
それにしても上森先生の虫とり網、大き~い!

鳴く虫探しをするのは、広瀬川の河川敷。たくさんの虫たちの声が聞こえる聞こえる~。
まずは、土手でどんな鳴く虫たちがいるのか、探してみよう!

「あ、つかまえた!!」
今年5回目の「虫の声を楽しむ会」の参加で、すっかり鳴く虫探しのプロになった芭蕉さんの助けも借りつつ、クサキリを捕まえたよ♪

これはオスかな?メスかな?
捕まえて、先生のところに持っていくと、名前だけじゃなくて、オスとメスの見分け方や、鳴き声、名前の由来など、いろんな情報をゲットできるよ!

「コロコロリー」ときれいな声で鳴いているのはエンマコオロギ。こういう、刈られた草が枯れて山になっているところの下が、コオロギ達にとって絶好の隠れ場になるんだよ。

今日は鳴く虫の観察会なので、ちゃんと鳴き声も楽しみましょう。よーく耳を澄ませて注意していないと聞こえない小さな音もあるよ。
さぁ、君はここで何種類の鳴き声を聞き分けることができるかな?

色々な虫の鳴き声を聞いたり、捕まえて観察したりして楽しんだ後は、部屋でおさらい。
「ギッギッギッギ…。この声、今日聞いた人!」
たくさん手が挙がった!
今日はここでおしまいだけれど、虫たちはまだまだ元気に鳴いています。今度は、家の周りで声を楽しんでみてね。
虫の声を楽しむ会もいよいよ次回が最終回。9月22日の桂市民センターでの開催!一体どんな虫の鳴き声が聞こえるかな?
♪虫の声を楽しむ会(若林の巻)で観察した鳴く虫たち♪
エンマコオロギ、モリオカメコオロギ、カネタタキ、ツヅレサセコオロギ、シバスズ、マダラスズ、ウスイロササキリ、ハヤシノウマオイ、コバネヒメギス、ヒメギス、クサキリ、クビキリギス、ツユムシ、セスジツユムシ、コバネササキリ、カンタン(16種類)

虫の声を楽しむ会~田子の巻~開催レポート

心配だったお天気もまったく問題なし!
昨日行われた根白石の巻に続き、本日は田子市民センターにて今年4回目の虫の声を楽しむ会スタートです♪
今回講師を務めて頂くのは、野外で虫を調べるプロ!斎藤さん(左)と上森さん(右)です。
まずは上森さんから「知ったら虫がもっと好きになる!?~こぼれ話集~」と題してお話してもらいました。
上森さんちょっと緊張ぎみです。。。。。
「スイッチョーン」って鳴くハヤシノウマオイ。この虫、実はかなり高音で鳴くため、大人になると聞こえなくなってしまうそうです。
子どものうちしか聞こえない音なので、今のうちにたくさん鳴き声を聞いておきましょうね。
外に出てからは講師を斎藤さんにバトンタッチ!今日もたくさん虫の声を楽しむぞ~!
早速虫を発見!
これは「リッリッリッ」と鳴く、タンボオカメコオロギです。正面から見ると両ほほがふくらんで「オカメ」に見えるところからオカメと呼ばれるそうですよ。
今日のMVPの登場!
小っちゃい虫取りアミで、およそ8センチのギンヤンマを一人で捕まえました!
大人も捕まえられなかったのにすごい!!
ちょっと休憩~。
みんなで座りながら虫の声に耳を傾けてみました。
遠くからはカネタタキの声も聞こえてきましたよ(カネタタキについては9月1日に開催された寺岡の巻開催レポートを参照)
部屋に戻ってからは、今日捕まえた虫たちをみんなで観察しました。知らない虫がいても斎藤さん達がすぐ教えてくれます。
みんな虫たちに興味津々。
今日はこんなにたくさんの虫を観察することができました♪
身近なところにこんなにもたくさんの虫がいるなんてびっくりですね。
これからは今日習った虫の声に少しでもいいから耳を傾けてみてね。
最後に伊達武将隊の松尾芭蕉さんと一緒に記念撮影。
「はい!奥のほそみち~♪」
参加者からは「ギンヤンマが街中にいてびっくりした」「虫も自然界で頑張って生きていることを再確認できました」といった声がありました。
 今年の虫の声を楽しむ会も残りあと2回!次回は9月15日に若林市民センターで開催します。
♪虫の声を楽しむ会(田子の巻)で観察した鳴く虫たち♪
シバスズ、マダラスズ、カネタタキ、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、カンタン、クサキリ、       
ホシササキリ、タンボオカメコオロギ、アオマツムシ、クビキリギス(10種類)