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左から/山内さん、落合さん、木村さん、佐藤さん

たまきさん ローソン東北支社訪問 Vol.2

全国でコンビニエンスストア9,853店舗を展開されている、マチのほっとステーション「ローソン」の環境に関わる取り組みをお聞きするためローソン宮城県庁店に続いて、株式会社ローソン 東北ローソン支社にお邪魔しました。
お話をお聞きしたのは、株式会社ローソン 環境・社会貢献担当の木村さん、佐藤さん、建設施設担当の山内さん、そして商品企画をされている落合さんです。

たまき
先ほど宮城県庁店にお邪魔させてもらいましたが、ローソンさんはレジ袋削減のために、マイバッグを配ってらっしゃったり、僕も知って驚いたのですが割り箸の長さが1センチ短くなっていたりとか、知らないあいだに沢山の改善がされていたのですね。
佐藤さん
弊社は、省エネにはもともと積極的に取り組んでいる会社でして、それを特に宣伝はしていないのですが、環境改善のために小さな積み重ねに取り組んでいます。
例えば、コンビニエンスストアの排出する二酸化炭素の、およそ87%は電力によるものなんです。そしてその消費している電力の大半は動力、つまり店舗にあるショーケースを冷やすために使っている冷蔵庫や冷暖房の空調機器でして、これらの機器を新しいものに更新することで、省エネ化を進めています。
山内さん
室外機例えば従来は、ショーケースと店舗の空調機器には、それぞれ別々の室外機を使っていたのですが、6~7年前からひとつの室外機で両方を冷やすことができる機器への入れ換えを進めてまして、今では全東北で約850店舗のうち200店舗ぐらいを共用のシステムに切り換えました。これにより、約37%もの節電になったのです。
例えば、冷蔵庫というのは冷やす時はどうしてもコンプレッサーから熱が出てしまう。でも冬場はその熱を店舗の暖房に利用するとか、無駄にしていたエネルギーも循環させてあげることで、CO2削減に繋がるんです。
たまき
それはすごいことですね!あちらから生まれるものを、こちらに繋げてあげる。このような細やかな循環は、日本人が一番得意としていることですよね。
山内さん
さらにもう一歩進んだ取り組みとしては、冷却のための冷媒に従来使っていたR404とか410フロンガスのかわりに二酸化炭素を使う最新の機器を5店舗で試験導入しています。
これは、温暖化の原因物質フロンを2020年までに使用を中止しようという流れに添ったものですが、大気中から二酸化炭素を抽出して冷蔵設備の中に固定していますので、2重の意味で温暖化対策となるのです。
たまき
二酸化炭素が大気から抽出できるなんて始めて知りました。他にも店舗で行っている省エネはあるのですか?
山内さん
今では東北のほとんどの店舗で、照明がLED化されています。この会議室も同じLED照明なんですよ。
たまき
先ほども県庁店で見せてもらいましたが、外観が蛍光灯と変わらないんで間違ってしまいました。
山内さん
LEDライト若干細いだけですね。この見た目は変わらないLED照明は、特別な機器を交換しなくても従来の設備の蛍光灯用の安定器を外すだけで導入できるものです。他に、白色と暖色が入り交じった違ったタイプもあります。
このタイプのLED照明だと、コントローラーを使ってそれぞれの色の光量を調整することができるので、夏の間は涼しげな白色を強めにし、寒くなってきたら暖かい感じのする暖色系の照明を強くするなど調整が利きます。また、そもそもLEDは調光ができるので、日中は明るい入口や窓辺の照明を暗めに設定して、夜になったら明るくするとか、外光のセンサーも活用して2時間単位で自動コントロールなんてこともできます。
佐藤さん
電気使用量の資料こんな資料もあるんですよ。
ローソンは東北電力と提携して、東北の全800店舗の毎月の電気使用料を一覧にしてもらっているのです。
この一覧を見れば、電力使用量を深く分析できるので、例えば昨夏の電力使用制限令が発動された時は、全体では平均して17%、なかには30~40%もの節電に成功した店舗があったのもわかったんですよ。
たまき
30%!それはもの凄い削減量ですね。
佐藤さん
お客様の買い物の支障にならないよう、バックルームの消灯や冷房の停止などにお店が積極的に取り組んだ結果です。さすがに、電気の供給が安定した今では、当時のような厳しい節電のお願いはしていませんが、各店舗では最小限どのぐらいの電気が必要だったか?が、この資料によって良くわかりました。