発見!節電セミナーの第2回だよ。

こんにちは!。
今日お届けするのは、せんだいE-Action2013関連イベント「発見!節電セミナー」のいよいよ2回目です。
アイリスオーヤマさんの社屋を舞台としたこのセミナーも今回の取材を合わせると、たまきさんで紹介するのが3回目。本日は社会人向けに会社が終わったあとでも参加できるように6時半のスタートです。
ではではレポートスタート。


まずは主催者「せんだいE-Action2013実行委員会」を代表して、公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク メロンから事務局の小林さんの挨拶です。
「本日は皆様お忙しところセミナーに参加していただき、ありがとうございます。」
ついでに夏の節電キャンペーンの宣伝を山ほどしてもらいました。ありがとうございます。



今回のセミナーは7月と違って会社帰りの人がチラホラ。なんだか参加者多くないか!
さすが社会人でも参加が出来る時間。皆さん環境に関心があるのですね。


皆様のお手元には、ソーラーLEDライトのプレゼントです。
コレ充電もいらなくて、イザという時は明るく便利なのです。僕もカバンに付けてフル活用しています。


そして今日のメイン講師は前回に引き続き、アイリスオーヤマ株式会社 LED事業部の楠山さんです。


アイリスオーヤマさんは、もともとはプラスチック製品の成形を得意とする会社だったのですが、園芸用品の取り扱いからLED部門に進出し、2年半ほど前からLED電球や電気設備なども扱っています。


そして、仙台駅前の旧三和銀行の社屋跡が入居する会社も無く塩漬け状態にあったものを、展示場兼事務所として買い取ったそうです。
なので、この社屋全体が普及啓発用として全面的にLED照明が導入されています。


まぁ〜こんな小さなライトまでLEDな訳であります。
LEDの特徴は、まずは発熱が少ないことだそうです。これだけでも空調がずいぶん弱くできるそうですよ。


ではでは、恒例の社内見学です。
LED照明が全面的に採用されているといっても、照明器具にも色々ありまして、実際にフロアごとに違う設備を体験してもらおうというのが見学会の目的です。僕はもう〜3回目ですけど、やっぱり興味津々です。
ちなみにこの階は設計が古く、天井裏には配管などが走っていて天井高が現代の建物と比べると低い。。。ので、天井高が低くても使える埋め込み式ではない照明器具が使われています。
眩しくないようにルーバーも付いているんですね。


こちら「例の場所」です。はい。真っすぐ歩いてみてください。


おお〜自動で照明が点いた。
この仕掛け。。。先ほどの園芸用に使っていたLED照明の発展版で、人を検知すると照明が点き、一定の時間が過ぎると薄暗くなる。だけど真っ暗にならないのは安全のためだとか。
例えば倉庫など、警備などの目的で照明は消せないなんてことが良くあるけれど、灯りを目一杯付けてしまうと消費電力がバカにならない。かといって一部だけ照明を点けていると。。。両手で荷物を持って部屋に入ると、もう何もできないですよね。
いっつもこの説明を聞くと「おぉ〜」って感心してしまいます。


そこで参加者から質問が出ました。
「こんなに素晴らしい設備。だけど一般家庭には取り付けに工事も必要ですよね。もっと簡単に導入できるものは無いのですか?」
また何てタイミングのいい質問でしょう。その回答は、僕らの真上にあったのです。
「これがそうなんです。電球型をした人感センサー付きLEDです。」
コレ凄いですよね。僕んちでは玄関で使ってますけど、外から帰った時にスイッチ探す必要がないので重宝してます。


ではでは。事務所内の照明施設に続いて地下一階。家庭用品や什器の展示場を兼ねた「Simple Style」にやってきました。


こちらにはLEDだけではなく住居全般の「暮らし方」の提案もしてくれます。
といっても、本当に飾ってあるお部屋のイメージはシンプルそのもので。。。僕んちでは荷物減らさないと、無理だなぁ〜。


LED照明の電気の消費量の話ですね。
LEDは高価だし、最近ではLEDの設備もドンドン安くなっている感じがするし、って方が多いですけど。。。。
今では電球そのものが少なくなっていますが電球をLEDに換えると、それだけで消費電力は10分の1になるのです。そうすると、電球ひとつの交換でも電気代が具体的にガクッと下がりまして、その電気料金の差額の一年分と、これから下がるであろうLEDの価格を考えると、買い替えるのは「今でしょ!」ってなるんです。
ちょっとベタでしたね。


そしてこちらは、僕んちでも使い続けています。LEDシーリングライトです。
調光も出来て、光の色調も変えられるので大助かりです。

〜っということで、アイリスオーヤマさんの社屋見学はここまで。
続いてセミナールームにて座学となります。


家庭内の電気消費量の、おおよそ16パーセントは照明器具由来なんですね。
照明器具は、光を出す時に同時に発熱もします。LED照明もこればかりは例外ではなく、電流を変換する基盤から発熱します。
だけど光への変換効率からいえばLED照明は優等生で、交換するだけでこの16パーセント分が、ガクッと減るそうです。
ついでに機器そのものの寿命が4万時間=普通の家庭で10年分ぐらいあるというのでは、手軽に交換できて省エネにもなる。こんなにオイシい話って〜嘘じゃない?
嘘じゃないんです。


そこで、LED照明機器の選び方です。
電球型のLED照明には口金が二種類ありまして、主にリビングなどのダウンライトやベットの枕元の読書灯などに使われるE17と、ごく一般的な照明器具に使われるE26とがあります。
はじめにどちらのサイズかを確認してください。


続いて明るさを決めます。
この明るさの単位ですが、かつては電球の明るさは消費電力で判断してました。60Wみたいにね。
ですがLED電球は明るさを、光の強さで表します。これがルーメン。
このルーメンという単位が実際にどの程度明るいのかが解らないので、ちょっと取っつきにくい印象があります。そのために、今では販売店でも電球とLED照明の明るさの対照表が用意されていますので、確認してみてくださいね。

そして最後に決めるのはLED照明の色味です。
こちらは蛍光灯にもありましたね。「電球色」と「昼白色」これだけ解れば、すぐにでも照明で省エネが始められます。


そこで質問。
「最近ではLED照明ひとつとっても様々なメーカーが商品を作っています。そうすると統一した表示がないので、どれを選んだらいいのかが解りません。。。どうしたらいいでしょう?」
「確かにかつては電球といえば大手数社しか作っていなかったですが、LEDとなると様々な技術の複合になるので、弊社の様に異業種からの参入なども多くあります。そして会社ごとに工夫がありまして、いかに小さな消費電力で効率を良くするかを技術開発をしているんですね。
そんな時は、パッケージの消費電力で明るさの単位のルーメンを割ってみるといいですよ。1ワットあたりの光の量がわかるようになります。」

っということで、座学のセミナー第一部はここで完了。


続きまして、セミナー第二部はメロンさんがよく講演を依頼されるという宮城県地域温暖化防止活動委員の今野さんです。


今野さんは、省エネの普及啓発の他、ご自宅でも色々と工夫され、省エネに取り組んでいらっしゃいます。
きょうはそのご自宅での省エネを中心にお話しいただきます。


こちらが今野さんのお宅の屋上にありますソーラー発電ユニットです。
このユニットのお陰で、震災時も電気が途絶えることがなく、普段は東北電力に余剰の電気を売って光熱費を相殺しているそうです。



ちなみにこちらは外観。
ソーラーパネルは主に屋上に設置されていて、お庭はもうひとつの太陽の恵み。。。家庭菜園に活かされています。

そこで今野さんのお勧めする節電の3つのポイント

「カット」の推進
「シフト」の実施
「チェンジ」の検討・実施です。

「カット」はもちろん無駄を省くということです。「シフト」は世の中的に電気の使用量の多い時間を避けて電気を使用するということ。そして「チェンジ」は、電気を別なエネルギーに換えてみたり、効率の悪くなった製品を換えてみたりということです。

ではそこで、省エネクイズです。
50Wの電球二個と、100Wの電球一個では、どちらが明るいでしょう?

「50W?」
「ブブ〜。100Wでした。適切な器具で、定格の電球の方が効率がいいのですね。」


では続いて、ゴミの問題です。
以下の3カ国の中で、ゴミ焼却炉がたくさんあるのは、どの国でしょう?
アメリカ
ドイツ
日本

「え〜とドイツ?」


答は「日本」でした。
日本は国土が狭いので、ゴミの殆どは焼却されてしまいます。
ところが他所の国は土地に余裕があるので埋めてしまうのですね。
その点でも、ゴミを排出しないように気を使うことが大切ですね。


そして省エネの基本から。
今野さんのお宅では、始めに「どれだけエネルギーを使っているか?」消費量をグラフにしてみたそうです。
すると。。。やはり家庭の中のエネルギー消費では電気が多かったそうです。
そこで、家に積極的にソーラーパネルを設置することで、電気の消費を抑えるようにしたそうです。それが左のグラフ。
結果的に夏など電気を多く使う季節に多く発電することができ、とても効率が良くなったそうです。


そして、年間のエネルギー利用量と発電量を全て総計したのが左の図。
1年間で17万円あまりの発電が出来たお陰で、全エネルギーの総計は、2万円の支出だけだとか。羨ましいかぎりですね。
では、今野さんありがとうございました。



ではでは。せんだいE-Action実行委員会がお送りする「発見!節電セミナー」終了です。
特に最近は節電キャンペーンもドンドン数字が延びてきて、注目あびているようです。
これからも節電よろしくお願いしますね!

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