雪上超過激レース 東北シクロクロス第4戦

あたり一面の雪です。

ちょっと〜最近ブログの更新が無いんじゃない?って思われた方。正解です。
たまきさんサイトのトップをご覧になりました?少し雰囲気が変わってまして、キーカラーが白くなっているんです。それに合わせて裏側でも色々と改修が進んでいまして、このブログも目次をトップページに表示できるようにシステム君が改造中です。
まぁ〜そんなこともあり閉じ篭りの日々。3連休の最終日に出し抜けに大雪が降ったので、トレーニングにも行けづの日々のなか、やがて普段の運動三昧のツケが回ってきまして火曜日からだんだんと体調は悪くなり、喉の痛みと激しい咳と日を追うごとに悪くなる。。。そしてお医者に行ったら、熱は無いのでインフルエンザではなく単なる風邪とのこと。ぐったりして金・土と寝込んでやってきました日曜日!
おまちかね今日は東北シクロクロス第4戦の日です。

「なんだ全然大丈夫じゃん!」って思われるかもしれませんが、やっとこ症状が治まったのが日曜朝方なのでヘロヘロ。頭痛と喉の痛みが消えているので不思議なくらい。昨日までの荒天が急転直下の青空のような気持です。
第4戦は僕の他に自転車部オークボ君も参加して、さぁ張り切って行こう!

トラック競技場です。
開催場所は「大和町総合運動場」なんと宮城国体のために作ったトラック競技専用コース「ヴェロドローム」がスタート地点ですよ!なんと日本初の出来事だと、言ってしまえばこんなに名誉なことはありません。肉体の限界に挑戦するために作られたチリひとつ許されない専用競技場を、こんなに汚れまくる僕らが走っていい訳が無い。オフシーズンだからこそ許される設定。まるでヨーロッパクラシックレースの女王、北の地獄 Pari Roubaixのようです。

〜ほらほら。ブレーキ無しピストの車体で街中走って問題おこしている小僧。その繊細な車体はこういうところを疾走する道具なのだよ。
>>東京都の条例案

スタート直後の混乱
さてさて第一レース。オークボ隊員。なぜに君は僕より5歳も若いのにマスタークラスに出ているのだね。ビビったな?
本日のコースはスタート直後にトラックを1周。そのまま外に飛び飛び出して雪上を走ります。

《ここより、本邦初のヘルメットHDカメラの映像です》


雪面を走ります。

雪の上を自転車!意外に走るんですよね〜。原理で言うとタイヤは雪面とのあいだに水が潜り込むことでスリップします。


こんな狭いとこもコース
なので、細かい切れ目(サイプ)や突起の多いオフロード用のタイヤは水が入り込む余地が少ないので、雪や氷の上でも良く進みます。特に固く締まった雪面は、泥なんかよりもよっぽど良くグリップするんですが、気を付けなきゃいけないのは雪面の変化。特にテカテカに凍った青氷って奴ですね。これは何をやっても滑る。はなから滑るとわかっていてもテカテカのところでは滑る。リアが滑る分には不思議と体制を立て直せるのですが、フロントが滑るとさぁ〜大変。乗ってる本人も対処が出来ないうちに一瞬で路面に叩き付けられます。スリップダウンなんて呼びますが、これが大変に痛い。なので路面状態を正しく読んで、慎重に走るのが一番。


雪面の下り

さぁ〜期待のオークボ隊員。蔵王ヒルクライムを1時間30分で登ってしまう足の持ち主は、ヨ〜イドンで、あ。。あれ。。
直線番長のオークボ隊員は専門がロードなんで、不整地にビビっているようです。。あれ〜。。。
「オークボどうしたぁ〜。」
「頑張れ〜。」


本当は僕らは応援しながら笑ってた。正直僕はコケルポイントにやってきては「転ぶな〜!」なんて心にも無いこと言ってました。ハイ。まぁ面白いぐらいに転ぶのだよなぁ。今度一緒にラフロードの走り方の特訓をせねば。

ギャップを下ります。


あ!コケてる

そして5周回を終え残った力を振り絞り、バンクから繋がるストレートを全力疾走。先行する選手(おい。その子カテゴリーが違うよ)を追い抜きにかかったオークボ隊員。たぶん目には輝くゴールラインが見えていたことだろう。そして。。。ストレートのベストポイントで氷に乗っかり、滑り、転びながらのゴールなんて演出をする。粋だ!男だなぁ〜。笑いのポイントを押さえている。なんかジャージも破けて満身創痍らしい。
ご苦労さん!

スタート

そして第二レースは僕の出るカテゴリー3。
なんとスタート直前に雪がチラホラ。「やばいんじゃない?」なんて思わせたりします。

相変わらずの後ろ荷重だなぁ。まぁ風邪も引いているのでグダグダスタートの割には集団3分の1ぐらいに位置どりしてトラックから外周へ突き進みました。
一周廻ってきてフィニッシュラインを一回越える時に、前後タイヤが「スルッ」て滑りましたね。「ココかぁ〜奴がコケタのは」
外周はそこそこ轍の掘れたラフ路面で、先行するユース選手2名に続いて走るも、前の二人はラフ路面苦手なようで「前がつかえるなぁ〜」なんて思ってました。
でもフラット路面ではロード系の選手の速さにはまったく敵わない。

オフロード選手の足ではスリップ(背面の負圧域)にくっ付いて行くのがやっとでした。
コース設定はラフな雪面。ハードパックのストレート。いきなりの階段に観客席を蛇のようにスルスルすり抜けるシケイン。バイクコントロール技術も要求されるけど、パワーも必要な高速レースです。そしてお約束の、そこかしこでコケル選手。面白いですね〜。

これはシケイン

まぁ〜コケルコケル。
全速力中に轍を外れてフロントが刺さり前転。
下りながらのカーブでビビり、フロントがアウトに逃げてコケル。
モナカみたいな雪にハマってペダルが廻らずコケル。
思った方向に進めず、そのまま雪原に刺さって行ってコケル。

まぁ〜皆よくコケてますが、僕?オフロード系なんで、全然コケズにマイペースで走りました。

けっこう体にきてます。

でも。。。。周回残り2周表示の頃から電池が切れて集中力が落ちる。だんだん力が出なくなってコースの曲率を読み違える。担いでシケイン越えて走るのが辛いと、風邪が本領を発揮し始め降参です。残り2周で5人に抜かれて24人中の16位か。。。ボロボロだなぁ。

僕の下り。

ま、愛車【お嬢様】>改名>【じゃじゃ馬】たまきさん号が壊れずに良かった。次戦は頑張ろうっと。

カテゴリー2優勝 イギリスから来たJames

さてさて第3レースは国内トップカテゴリーのカテゴリ1と、その下の2の混走です。
なんとこのレースには2週間後の世界選手権に出場予定のエリート2名が参戦。もうスタートから違います。
コーナーから飛び出す時に「ビ〜〜〜ユゥ!!!」ってタイヤがうなる音も聞こえます。いったい何キロ出てんだ?
カテゴリー1は1時間も続くので、スタート見物後に着替えてレーサー仕舞って、東北名物玉こんにゃく食べても、まだ走ってる!
相変わらず熱いレースですね。このシクロクロスは観戦無料なので、ホームページで開催概要を調べて見にくると面白いですよ。
スタックや転倒は当たり前なので「頑張れ!」って応援してれば笑ってても怒られませんから。いや、見ている分には充分に交通費分は笑えますよ。そして何回か観戦すると「自分も走ってみたい」って思えてくるようです。

Surly登場

さてさて、東北シクロクロスも最終レースの時間です。
こちらは初参加の方のためのチャレンジカテゴリーです。そして、見て!このタイヤ!!!
Surlyというメーカの、砂浜や雪面を走る専用車を持ち込んできた選手がいた!偉い!
タイヤが太いから走り易いんじゃないかって?いやいや圧雪では太いタイヤのトレッド幅が、かえって抵抗を生んで走り辛いんです。
しかも幅があるとその分タイヤの一点にかかる力が分散される。WRC(世界ラリー選手権)に出る競技車両なんかは、フィンランドとか雪面ステージでは普段より細いタイヤを履くぐらいです。靴で踏まれるよりハイヒールで踏まれるほうが百倍痛い。アレと同じ原理なのです。なのでこの状況でSurlyはお荷物以外の何ものでもない。偉い!

このSurly君が太いタイヤからは信じられない電撃スタートダッシュをしまして、そのまま1コーナーでホールショットを奪いバンクを一気にフル加速!!
回頭して2コーナーへ向かったところでスリップダウン。後続3台を巻き込んだ巨大落車を演出しまして、本日一番の爆笑ポイントでした。


集合写真
やぁ〜シクロクロスって最高だ!

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