買い物奇譚。

ことの発端

ちょっと今日のブログは自転車ネタでありつつ、公共交通の話ありつつです。

ことの発端はこの写真。僕は自転車に乗っていると言っても、ず〜〜〜っとレース畑でして、特にマウンテンバイクが専門で、トレーニングにロードバイクも乗っている。
そしたら、最近ちまたでCyclocrossという競技が流行り始めまして、ヨーロッパの選手なんかがロードに乗れない冬場に土の上や泥だらけのサーキットでロードバイクで競う競技なんだけど、その競技への僕の適性について自転車専門誌の編集者が「たまきさんは両方やってるから、メチャクチャ向いてますよ」って煽られていたんです。


Cyclocrossってこんな競技です。こちらから>>Youtube

まぁこれはマイナーな競技なので、関連機材もあまりその辺では売っていない。ん〜どうしようかとGoogleの画像検索をかけたら、なんと僕の縁のあるメーカーのフレームが30%引き!


バスです。

たまきさんの実態を知る友人は、みんな口を揃えて言います。「また安く買ったんだろ〜。」
そうなんです。たまきさんは買い物が得意なんです。
今回の目玉商品も、そりゃ〜渡りに船でオーダーしようとしたら、輸入代理店との契約で通販はできないとのこと。
なので、引き取りに行くことにしました。宇都宮まで!


1)普通の人は宇都宮まで新幹線で買いに行く。でも、それでは特売の意味が無くなる!
2)ちょっとケチる人は車で買いに行く。でもこれは、ガソリンがもったいない。しかも環境に悪い。
3)そして目端の効く人は、仙台から鈍行で買いに行く。

でも、たまきさんはもっとケチなので、まだまだ安い方法を探す。これがバス。


なんと、安い!

なんと!仙台〜郡山間は、バス料金が片道2100円。これだけでもずいぶん安いのに、往復だとさらに割引になって3200円と超格安。
これを使わない手は無いでしょう。延々と電車を乗り継ぐより気分転換もできるし、席もリラックスしていられるから、仕事もできる。


バスターミナルです。

こちら〜AER前に新しくできた、宮城交通のバスターミナルです。
出発までの時間を待合室でゆっくりできたりと、いたせりつくせりです。


話は変わって15年ほど前、九州のユースホステルでバイトをしていた頃のこと、隣りに住んでいる変人のオジさんの言葉を、僕は今も大切にしています。
「車を運転していると、仕事をした気になるから良くない。」
この言葉がズ〜ンって今でも響いています。
その変なオッサンは、阿蘇山のふもとで子供とトレーラーハウスに住み、環境活動を自分の信念で始めた人で、けっこうなアウトドアメーカーのテスターをしたり、椎名&野田など環境系の作家さんとも交流の深い、不思議な人でした。僕は単に、ユースに立ち寄った変なオッサンを、賄いの昼食に誘っただけなんですけどね。


車内で仕事

それ以来です。僕は移動の時間がどうしても発生すると、少しだけ仕事の前後を入れ換えて、移動はできるだけ公共交通機関。移動中は読書や原稿書きにあてるなどしています。
今どきのパソコンは、一度フル充電をすると、3〜4時間は動くので、デザインやHTML言語のコーディングまで、けっこう色々な仕事をすることができるんですよ。


電気がとれる!

なんて知ったかぶりなことを書き込んでいると、なんと!宮城交通のバスは、車内で100ボルト電源がとれる!これは驚き。
帰りのバスのことも書いてしまうけど、福島交通は、Yahoo!BBなどのユーザーなら、高速回線に繋ぐこともできるとか。。。時代の進歩は速く、僕はすっかり置いてけぼりだった訳でした。。。


外は雨〜。

そして外は大雨。
自分で運転していないから、雨でも安心。移動代金も安い。そして仕事もできる。
環境にも優しいし、良いことづくめじゃないですか。


郡山到着

郡山駅に到着。
ここまで2時間少々でしたね。
一番気をつけないといけないのは、バスは高速道路の事情に左右されるということ。
GWとか、連休にかかる時は、時間に余裕をもつとか、もしくは有利なのは電車です。


バスターミナル

この仙台〜郡山線は、運行回数もだいたい1時間に一本あり、予約無しでも乗車できる。
なんて便利なものを見つけてしまったのだろう。バス路線は不思議なもので、利用者が多いとその分だけ運行本数も増えて、便利なところがますます便利になって行く。では、誰もがバスに乗らないとどうなってしまうのか。。。。これは後ほど出てきます。


郡山駅

さてさて、ここから電車で移動なのに、すっかり電車の写真は無いですね。
鉄っちゃんではないので、念頭になかったです。スミマセン。

本当は電車移動で一番安いのは、青春18きっぷだったんですが。。。9月10日に利用期間は終わりました。
そして次に安いのは、「小さな旅ホリデーパス」を使って新白河まで行き、あとは往復別途精算する方法。でもこれは、週末しか使えない。
ここまで調べると、やっぱり鉄っちゃんっぽいですね。


黒磯

郡山から宇都宮まで、途中黒磯で乗り換えです。
バスと違って各駅停車はガタガタ揺れるので、パソコンでの作業には向きません。なので本を読んでました。
以前紹介しましたジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」後編。
この内容は大変濃かったので、後日レポートします。


バスも乗り換え

そして。。。ずいぶん話は飛んで、とうとう宇都宮郊外までやってきました。
ここは宇都宮駅からバスで4キロほどの、幹線道路沿いのバス停です。。。って、え!!!!帰りのバス少ないじゃん。


これが自転車屋

こちらが例の自転車屋さんです。
後で知ったのですが、日本でも有力チームの宇都宮ブリッツェンをサポートする、北関東では有数の銘店でした。
そして、僕が電車とバスを乗り継いでやって来たと話すと
「え〜!そんなお客さんはほとんどいない!」
この辺の人は、自転車を買いにくる時は、自家用車で来るそうです。お店の人はバス停の場所を話しても「乗らないからわからないなぁ。。。。」っと。

そうなんです。地域のコミューターであるはずのバスは、利用者のいない地域ではどんどん使われなくなれ、バスが来ないからクルマで移動。するとさらにバスが減る。バスが来ないから。。。。。
でも、少なくともココは、奥州街道から脇道にそれて500メートル程度。
街だって北関東では大きなほうなのに。公共交通が廃れるジレンマを、ちょっと垣間みた気がしました。


え!俺どこ行くの?

さてさて、僕に買われた自転車のフレームは、普通なら美麗な自家用車で迎えられるはずのところを小脇に「ヒョイ」っと抱えられて、バスで宇都宮駅に戻ってきました。
「え〜俺どこへ行くの〜!」
ドナドナですね。


虹が出た

各駅停車に一時間揺られて、黒磯駅に着きました。
お!車体の向こうに虹が見える。
何だか幸先いいなぁ。


電車を乗り換え乗り換え

そして郡山。
自転車にしては、ローカル線の各駅停車で運ばれてみたり。寂しいですよね〜。
「どんどん故郷から離れて行く。。。。僕は、おうちを離れ、遠くに売られて行くのか。」


今度はバスかよ

ちなみに、無駄話は一時休止で、こちらは郡山の長距離バス停です。
こうやって見ると、仙台のターミナルは待合室まであって、バスの到着をアナウンスまでしてくれる。
とても恵まれていますね。


俺はどこに行くのだろう。。。。

自転車にしてみると。。。。もう。哀しくて哀しくて言葉も無い状況だろうなぁ。
僕は大きな街にいたはずなのに、どんどん遠くに連れ去られて行くよ。寂しいよ〜。って声が聞こえてきそうです。


ようこそ仙台へ

ところが着いたのは、100万人が住む巨大都市でした!
や〜自転車君もホッとしたことでしょう。


おお〜ここは!

オーナーがなかなか変人なので、買い物も一筋縄では行きませんでした。
お陰さまで購入価格が安く済み、差額でなじみの自転車屋さんへ組み立て工賃として払うことができます。
僕はケチなようで、浮いたお金は、ちゃ〜んと地元に循環させるんですよ〜。これが買い物で一番大事な点です。
さ。新しいカテゴリーに挑戦ですね!

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