週末♪おふろの愉しみ ちいさな暮らし方【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
9月26日(土)、エコ家事プランナー 川村 康子さんをお迎えして、サロン講座「週末♪おふろの愉しみちいさな暮らし方」を開催し、自然に寄り添い「暮らしと地球が笑顔になる」そして、次世代の子どもたちに安心と安全を届けるための方法を、ゆるゆると心地よく続けられる「おうちを愉しむ」暮らしのヒントとコツをお話ししていただきました。

川村 康子さんは、仙台市在住。【暮らしナチュラリスト】の主宰であり【笑むSTYLE】代表をも務めてらっしゃいます。暮らしナチュラリスト養成講座やセミナーの講師、またハーブコーディネーターとしてもご活躍中です。

まず、『重曹』『クエン酸』についてお話ししていただきました。

『重曹』って、「掃除で使うもの」「環境に良さそう」「体にも優しそう」とはわかっているものの特別な時に使うもののような感じを持っていて、なかなか日常の生活に取り入れられない…。

参加者のみなさま、多くの方が「重曹」「クエン酸」をご自宅にお持ちでしたが、日常ご使用になっている方はその中でおひとりでした。
「重曹」って「大掃除の時などに良さそう~!!」で購入された方が多いのではないでしょうか…?そして1~2度お使いになって、そのまま台所や洗面所などの片隅でひっそり眠ってしまっていること多くないてすか?

片隅でひっそり…いいんです!

『重曹』は湿気や匂いを吸収してくれるので、空き瓶や紙袋やお好みの入れ物に詰め、蓋をしないで「置きっぱ」いいんです!
どんな容器が良いのか?大きさは?『重曹』の量は?
決まりはないのです。紙袋やジャムなどの空きビンや空き箱、食器などなど、器はなんでもOK~。

そして流し台の下部や下駄箱、ベッドの下、洗面所、トイレ、玄関などなど湿気や匂いが気になっている場所に置いておくだけで湿気取りと脱臭をしてくれます。
さらにアロマオイルを垂らしてみたり、庭のハーブ、ラベンダーやローズ、ミントなどを添えると湿気と匂いを取りつつ香りも楽しめる使い方ができます。
自分の暮らしの中に好みの形で取り入れてみる事をお勧めします、とのことでした。

これは、川村さんがお作りになったシューキーパーです。
靴下に『重曹』をそのまま詰めただけだそうです。下駄箱や玄関で大活躍♪


川村さんのご自宅では、お好きなホーローのバケツに重曹を入れて洗面所のおふろのそばに置いておき、常に湿気とりをしてもらいつつ、入浴時には一番風呂のご主人さまがそこから一掴みおふろへ入浴剤として入れる…とされているそうです。

それではここで、『重曹』っていったい何者なの?という方にすこしご説明します!
『重曹』の正体は『炭酸水素ナトリウム』といいます。学校の理科のように説明をすると、『炭酸水素ナトリウム』は水に溶かすと弱いアルカリ性になって、酸を中和することができます。
そして、川村先生によると『重曹』は3種類の姿で売られているそうです。
1つ目は掃除用品としての姿、お掃除コーナーでよく見かけます。
2つ目は食品添加物としての姿で、『タンサン』とも呼ばれています。
3つ目は薬品としての姿で、『炭酸水素ナトリウム』として薬局などで売られています。胃酸を中和するために使われるそうです。

『重曹』は掃除での使い方がよく紹介されているので、お掃除用という印象が強いと思いますが、『重曹』にはなんと300通りもの使い方があるのです!

さて、『重曹』を買う際に1つ注意することがあります。3つの姿で売られている『重曹』ですが、300通りもの使い方があるのは「食品添加物の『重曹』」です。
掃除用品として売られている『重曹』には袋の裏面などに「食べられません」と書いてあるものがあります。そういった商品は同じ『重曹』という名前でも、体に入れるとよくない場合があります。
いろいろな使い方で『重曹』を楽しみたい方は、購入する前に必ず裏面を確認して「食べられる」ものを選んでください。
今日のワークショップで作る入浴剤にも、食品添加物としての「食べられる『重曹』」を使います。
アロマやハーブで香りづけをすると更に気持ちがほぐれて快適に過ごせるのではないかと思っています。

これは川村さんのお作りになったハーブビネガー。
穀物酢の中にローズやラベンダーやミントなど入れると2日程度でだんだん色と香りが出てきます。
酸性のハーブビネガーがリンス材として肌に潤いを与えてくれるそうです。
自然の香り自分の好きな良い香りがすると、肩の力が抜けて呼吸がしやすくなる感じがしませんか?


入浴剤としての『重曹』と『クエン酸』のおはなし~

『クエン酸』が入ることでしゅわしゅわします。
『重曹』と『クエン酸』交わることによってしゅわしゅわが発砲して炭酸ガスが発生し、よりからだを温める、血行が良くなるのです。
おふろにつかるだけで緩やかに皮脂汚れや匂いが、からだから落ちます。

今日は入浴剤として形をつくりますが、粉のままでも良いのです。その時の気分やからだの状態によって香料や塩や砂糖や酢などをトッピングしても良い、『重曹』を追加で投入しても良い、決まりはないのです。
軟水効果もあり、『重曹』を入れた時にお湯が柔らかくトロトロ~~~となっていくのを感じて欲しいです。

『クエン酸』は酸性になります。『クエン酸』だけでも良いのです。
色々試してみてご自分に合った組み合わせを探してみるのも楽しいかもしれません。

はじめて入浴剤として『重曹』を使う方にお話をしておきたいことがあります。
ひとり、二人、三人、四人…増えるほどに、びっくりするほど垢が出ます。
お年頃になると気になる加齢臭についてもちょっとすっきりするかもしれません。自然と剥がれ落ちる汚れです。
さてさて、びっくりしたほど出た垢、お風呂掃除はそのままの『重曹』入り残り湯できれいに汚れが落ちるのです。
さらに残った『重曹』入り残り湯は生活排水となるわけですが、排水管を掃除しながら流れて行きやがて微生物によって自然に帰るのだそうです。
「優れモノにも程がある!」と思ったのは私だけでしょうか…。

さてさて、ここからは入浴剤づくりに入ります。

今日使う材料は『重曹』と『クエン酸』、トッピングとして金平糖みたいな『砂糖』。砂糖には保湿効果があります。
シリコンの型やゼリーやプリンやたまご豆腐の空き容器、紙コップなどがつくりやすいそうです。金属製やガラス製、底のない型は不向きです。

『重曹』は塩。電気分解したものなのだそう。なので、しょっぱいです。
もともと、『重曹』=『炭酸水素ナトリウム』は私たちのからだの中にある成分です。
私たちは10ヶ月間羊水の中で育ち続けますが、羊水は汚れたからと言って交換されるものではありません。炭酸水素ナトリウムが汚れを中和しながら穏やかに良い環境をつくっていたのです。
川や海にも当たり前にあるものです。すでに自然界にあるものを取り上げて私たちは使い方を学ぼうということです。

さあ、『クエン酸』を加え混ぜます。よく混ぜてください。ハワイでは消毒液とも呼ばれているそうです。
疲れた時などに飲まれる方もいらっしゃいます。酸っぱいです。

ティースプーン1杯分の水を加えてよくかき混ぜます。ただし、その時の湿度によって微調整は必要です。
今日はじっくり楽しむということで、ハッカ水をスプレーを使ってまんべんなく少しずつ加えていきました。

シュッシュッ、まぜまぜまぜ、シュッシュッ、まぜまぜまぜ…全体がしっとりしてスプーンの型がつくまで。
手で混ぜる場合は粉を握ったらちょっと固まるけどもろいくらい。
キーワードは「もっと入れたい、物足りない」だそうです。それくらいで水は止めてくださいね―――

「良いですねっ」川村さんから合格点が出ました。


そして、型入れです。用意した型にギュウギュウ詰めに入れます。
一日、寝かしてカチカチに乾燥したら型から抜いて完成です。
すぐに使うのがもったいない方はお部屋の中に飾って消臭湿気取りとして役立ててください、そのあと入浴剤として愉しんでください、とのことでした。


もこもこアイスクリームバージョンの作り方
①、『重曹』と『クエン酸』を良くかき混ぜたら、ティースプーン山盛り5杯分を別の袋に分けておきます。
②、残りの粉は前述のように紙コップへぎゅうぎゅう詰めまで作ります。
③、①の中央部に、ティースプーンに一杯分のハッカ水を2~3回に分けて入れていきます。その間手を休めずに混ぜます。握って崩れないくらいが目安。
水を加えたとたんシュワ~~~…見とれていたらいけません。
袋をシャカシャカまぜまぜ…
崩れないくらいになったら②の上に乗っけていきます。

膨らんできた―――――!!!!!


この状況は、水分が多かったようです。
科学の実験みたいです。
ぷくぷくし続けてますが、固まるので大丈夫です。
同じものはひとつとしてできません。それぞれの形です。

片栗粉をおおさじ2杯分加えると形を作りやすくなり、おふろに入れた時にしゅわしゅわが少し長く愉しめるそうです。


最後に川村さんから『重曹』と『ヒマラヤ塩』、『ミントとバラのドライハーブ』のバスソルトをプレゼントしていただきました。


本日使用したキットのラベルの中に
“The smile that you send out returns to you”と記してあります。
“君が笑えばみんなが笑う、みんなが笑えば君も笑う”
これはインディアンの名言と言われています。
環境も同じと考えています。自分が自然のものとの暮らしを楽しんで心地良く過ごす、ふと気が付くとそれは環境にやさしい暮らしにつながっている。
『重曹』『クエン酸』のことを知り、食べる物で暮らす暮らしを知るきっかけづくりになってくれればよいと思います、とのことでした。

質問タイムでーす。様々な質問が上がりました。
Q:入浴の際の『重曹』の量はどのくらいが目安でしょうか?
A:慣れている方の目安は計量カップ1杯分程度です。その半分くらいから始めていって徐々に増やしていったり、追加投入したり心地よい下限を探していっても楽しいです。
今日作った入浴剤は1回分の目安です。
軟水の効果で床面が滑りやすくなる場合もあります。ご注意くださいね。
24時間風呂(エコキュートは問題ありません)、ヒノキや大理石の風呂は不向きです。

Q:入浴後、お風呂はひと晩そのままで、次の日に掃除をしていますが、大丈夫でしょうか?すぐに洗い流した方が良いでしょうか?
A:ひと晩おいておくことで、追い炊き配管のつけ置き洗浄ができます。
二つ穴の追い炊き配管の場合、追い炊きをすると閲覧注意とする程の汚れが出てくるかもしれません。それほどきれいになるということですが、お風呂に浸かったままで追い炊きをするのはご注意です。
50g以上の塩を使う場合は配管の故障の原因になる場合もありますので、使用後すぐ流すなどの注意が必要です。市販のバスソルトは塩の量を確認してくださいね。

などなど…

「『重曹』って楽しいでしょう~~~?
今日は、自然素材の『重曹』とか『クエン酸』にちょっとトッピングしてみたり、香りを添えてみたりしただけで少しだけ心が豊かになれるように感じていただけたのではないでしょうか。
自然界のものと戯れたり、飾ってみたり、身近に置くことで、そんな毎日を過ごせれば、環境にも自分がつながって行けるのではないかと考えています。」と最後にお話ししてくださいました。

今日は、川村さんがお持ちになったハーブの心地よい香りの中でみなさん愉しんでいらっしゃるようでした。
ブログに書ききれない程のいろいろな『重曹』のお話しを川村さんから伺うことができました。
スタッフにとっても『重曹』は身近にあり、掃除や洗濯では環境にやさしいモノであると聴いたこともありました。でも、なんか…どう扱ってよいのか、ナニモノなのか、よくわからないモノでしたが、もっと気軽に手軽に愉しんで生活に取り入れてみたいと感じました。

川村康子さん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。


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