虫の声を楽しむ会〜中山の巻〜開催レポート

あっという間に夏が過ぎ、夕方に虫の声が聞こえる季節となりました!
様々な美しい虫の声を親子で楽しむ「虫の声を楽しむ会」が、今年も市内6ヶ所で開催されます。
8/24に中山市民センターにて開催された、「虫の声を楽しむ会‐中山の巻‐」の様子をお知らせします。

伊達武将隊の「松尾芭蕉」さんがスペシャルゲストとして参加!芭蕉さんは今年で3年目の参加とのことで、虫は場所によっても種類が違うから、今日の公園でどんな虫が鳴いているか楽しみなんだって。

はじめに、科学館の丹野先生から「縁の下の力持ち!虫の役割あれこれ」と題したお話がありました。丹野先生は理科の先生で、虫のいろんなことを教えてくれました。

世界には、哺乳類が4500種類しかいないのに、昆虫は100万種類もいるんだそうです。
そして、ずいぶん昔から地球に住んでいたこともわかっていて、恐竜の化石は1億年前だけど、この「トビムシ」の化石は、4億年前のものが見つかっていることも教えてもらいました。さらにこのトビムシなどのおかげで、森が落ち葉や死骸だらけにならないんだって。

次に、虫が私たち人間のためになっていることを教えてもらいました。みんなは蚊にさされるとき、蚊の針がささって「痛い!」って思ったことある?・・・ないよね。そのことを研究して、赤ちゃんに刺しても痛くない、こんなに細い注射針ができたんだって。

そして、今日は先生がきれいな色のタマムシの標本を持ってきてくれました。実はこのタマムシの色をヒントに、「酸化発色」という技術で金属にきれいな色を付けることができるようになったことも教えてもらいました。
これからも、同じ生きもの同士、寄り添って豊かに生きていけるといいね。

続いて、野外観察の先生にバトンタッチ!今日は太白山自然観察の森の姉妹施設、青葉の森緑地から、近藤館長、黒川さん、河合さんが来てくれました。これからみんなで市民センター裏手にある公園へ出かけます。

外に出てみると・・・いつの間にか薄暗くなっていました。みんな、どんな虫の声が聴けるのかドキドキわくわくしています!

公園に入る前に、みんなで静かに公園の虫の声に耳を傾けてみました。何種類の虫が鳴いているかな?先生には、4種類の虫の声が聞こえるとのこと。さぁ、早速探してみよう!

広い公園内のいたるところで虫が鳴いていました。近づくと声が聞こえなくなってしまう虫もいるので、静かに静かに近づいて、集中して虫の声を聞きながら、どこで鳴いているか、草むらの中を探します。

持ってきた虫かごがいっぱいになるほど、虫を捕まえた子もいました!全部が鳴く虫なのかな??

部屋に戻って、先生に、みんなが捕まえた虫がどんな虫なのか、教えてもらいました。
エンマコオロギ、ササキリ、ショウリョウバッタ・・・
「いっぱいとったね~」と、先生たちもびっくり。

先生によると、今日捕まえた虫は、鳴く虫10種類、鳴かない虫7種類で、鳴き声は聞こえたけれど捕まえられなかった虫はカンタンだけだったそうです。こんなに色々な種類の虫が公園にいるんだね。

参加者アンケートでは、「スイッチョンの鳴き声が聞こえた」「夜に虫探しをしたことがなかったけど、楽しかった」などの感想が寄せられました。次回は、8月30日に青葉山の「せんだい環境学習館 たまきさんサロン」で開催予定です!青葉山ではどんな虫が鳴いているのかな?

【虫の声を楽しむ会(中山の巻)で観察した鳴く虫たち】
エンマコオロギ、ショウリョウバッタ、ヒメクサキリ、ウマオイ、ヒメツユムシ、ハラオカメコオロギ、シバスズ、セスジツユムシ、ホシササキリ、ショウリョウバッタ(10種類)

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