せんだいE−Actionライトダウンイベント星空観察会が秋に開催したよ

こんにちは。
例年お盆前後に開催していました、せんだいE-Action実行委員会イベント「星空観察会」ですが。。。どうも夏真っ盛りの頃ってのが、ちょっと観察には天候不順。。。。が多いなぁ。
なので今年は10月初旬にしてみましたら、なんと2週連続で台風が襲来という。。。。さらに大変なことになってしまいましたが、ところがところが今日参加の皆さんの行いがいいのか、見事なぐらいに晴れましたね。


しかも、ちょっとありえないぐらい大気が安定してまして、木星が遠〜い南西の空ですが、低〜く低〜く。でもしっかり見えている。<<見えないって?真ん中の点です。180ミリレンズだとこんなもん。


低い位置に星が出ているときは、大気の層を通して見ることになるので、星がくっきりとはしないそうな。
だけど今日は、ほんっとうに、お空にチリも無く。そして揺らぎも無くて、よく見えている。こんな条件は滅多にないそうです。


だったら、木星があとちょっとで沈んでしまうので、今のうちに観察してしまいましょう。


真冬と違って寒くもないですしね。


逆に冬は、はるか高層のジェット気流が、ものすごい勢いで吹き続けるのでチラチラチラチラ瞬き続けるのだそうです。


だからお星様の絵を描くとき★☆★☆★☆★☆★こんな絵になるのだな。これはキラキラだったのですね。


ちっちゃな子にも。見えるかな?
では、そろそろセミナールームに戻って、講座を始めましょう。


みなさん今晩は〜。天文ボランティア「うちゅうせん」の船長の永井です。
〜いつもお世話になっております。


永井さんは達は、光害(ひかりがい)について、無駄な光が空を明るくすることで、生態系など様々な環境への影響を学ぶ機会を作ったり、さらに星空観察会を通してエネルギーの大切さを伝えたりする活動をしているのです。


先日も蔵王で星空観測界を開いたそうですけど。。。。あちらは曇り。
たまきさんの、この企画も今年でもう四年開催していますけど。天候が悪くて見れなかったのは、一回ぐらい?すごく運がついてます。


では、最初にクイズです。
こちらの地球儀。我々の住む地球をこの地球儀の大きさ約30センチにしたとしたら、地上から約400キロ上空を周回するISS国際宇宙ステーションは、どれぐらい離れていることになるでしょう?


ちなみにこの地球儀は、さる小学校が必要なくなったから処分するって決まったものを、もらってきたんだって。
なんせ。ソ連が載っている。。。古いですね。


「これぐらい?」
お。なかなか。


「ちょっと離して、これぐらい?」
ブブ〜。
地球の大きさは円周ならおおよそ4000キロ。直径で12700キロ。赤道がちょっと膨らんだ円形です。
そしてISSは地上400キロの軌道を飛んでいまして、100キロがおおよそ2ミリ。この地球儀だと8ミリの高さを飛んでいます。


そして、地球の周りを90分で一周しています。1日に16回も日の出があるので、宇宙飛行士は太陽とかではなく、時計で時間を調整して暮らしているのですね。
それでは、ISSは地球から8ミリでしたが、月はどのぐらいの距離を回っているでしょう?


「これぐらい?」
かなり近いなぁ。


実際は、1・2・3・4・5・6・7・8・9歩と。おおよそ9メートル。38万キロの位置を楕円軌道で回っています。
楕円だから、近いときにちょうど満月だとスーパームーンって呼んだりします。
でも実際は、見比べるものがある高度の低い時の方が、感覚的に「大きいなぁ」って思うのですよ。


では、お月様は地球の周りをどれぐらいかけて1周しているでしょう?
「1日」短い。
「3年」長いなぁ。長すぎ。
「29.5日」いきなり正解!

でも本当なら、ひと月って言って欲しかったなぁ。
月は新月から新月、満月から満月が29.5日です。


ただ、地球も太陽の周りを回っているので、月の位置が、我々から見て微妙にずれていきます。
ですので地球の公転分を除いた、本当の一周は、27.3日なんです。


昔は旧暦と言って月の満ち欠けに合わせた暦を使っていたので、大の月の30日と小の月29日が交互にやってきて、足した59日を2で割ると、ちょうど29.5日なんですよ。


では、ここでクイズはおしまい。
これからスライドショーで、お話を楽しんでもらいましょう!
今日のお話は「くさりに つながれた おひめさま」です。

あるところに、とても美しいお妃様と、お姫様がいました。
お妃様の名前はカシオペア。お姫様の名前はアンドロメダと言いました。
次。。。。。。。が動かない。


え〜。たま〜にこういうことがあります。PCが固まっちゃいました。
リスタートの間、ちょっとまた、表に星でも見に行きましょう。


今年は、2003年にあった6万年ぶりの当たり年に続いて、火星が大きく見える年なんです。


火星は2年2ヶ月で太陽の周りを一周(公転)しますが、地球は1年で回ってしまうので、火星の見かけの大きさが、双方の位置関係によって大きく変わるんです。


おおよそ6000万キロより距離が近くなると、大接近と呼ぶそうな。


ついでに天頂近くには、夏の大三角形も見えました。。。写真では、ほぼ見えないけど。(白い点です)


おおっと、いきなりスライド復活。じゃあ、続きのお話です。
カシオペアとアンドロメダが「私たちって、なんて美しいのかしら。お〜ほっほっほ。」なんてやっていたら、女神様たちがヤキモチを焼いて海の神様にお願いしました。「あの親子を懲らしめて!」


それからは、天気は悪くなる、作物は採れない、船は遭難する、おばけクジラは出る。


ああ〜なんてことだ。
そこで国の王様ケフェウス王が、神様に尋ねたのですね。
「なんで私の国にこんなに災厄が訪れるのでしょう?」
「ケフェウスよ〜。そなたの妻娘が悪いのだ〜。娘を生贄に出せば、この災厄は終わるだろう」


「では。私が生贄になればいいのです。」
なんとアンドロメダは、国民のために犠牲になる覚悟を決めてしまいました。


ああ。船はアンドロメダを乗せて沖へと向かいます。
泣き崩れる母。


そして寂しい岩に、鎖で繋がれてしまったのです。


そこへ、羽の生えた馬に乗った美しい青年が降りてきました!
この青年はペルセウスです。
「お嬢さんこんなところで、何をしているのです?」


カクカクシカジカで、私はここに繋がれているのです。
なら、私がそのおばけクジラを退治して差し上げましょう。
そこへ「くぉら。わしのヨメに手を出すなぁ」


おばけクジラとの死闘は続きます。
エイ!
とうとう、ペルセウスはおばけクジラの眉間に銛を突き立て、化け物を退治しました。


そして王国に平和が戻ったのです。
国民はみんな大喜びです。


やぁ。ペルセウスよ。
是非とも我が国をワシから引き継いでくれたまえ。そして、よければワシの娘を、妻にもらってはくれまいか?
なんと一気に美しい奥様まで手に入れてしまいました。


それから長い長い年月が経ち。ペルセウスとアンドロメダは星になりました。


え!どこに?
ほら。星と星をつなぐと。


ケフェウス王とアンドロメダ。カシオペアとペルセウス。少し離れた場所にはおばけクジラもいます。


みんなも星座盤で調べてみてね。


ちなみに、通りがかったペルセウスは、メデューサの首を持っていたって話もあるんだけどね。
これがまた、ギリシャ神話以前は髪の代わりに蛇の生えたメデューサは大地母神という神話もあったりと、ヨーロッパの歴史って紐解くと面白いんだよ。


さてさて、本日、肉眼で見えていたのは木星と火星。でもその間にうっすらと、土星も見えていたんだよ。
土星はご存知、輪のある惑星でして、つい最近まで惑星探査機のカッシーニが土星を周回して多くの画像を送ってきました。


土星は輪の角度を動かさないまま太陽の周りを30年かけて公転しています。ということは一般的な人は、多くて3回ぐらい輪が大きくなったり小さくなったりの周期を迎えるのです。


みなさんを地球とすると、土星の見え方がこんな感じで変わるから、輪を上の方から見たり、真横から見たり(つまり輪が一本の棒になる)、裏側から見たりするわけです。


西郷どんで、江戸城を無血開城した明治10年、140年前は火星と土星がちょうど並んでいたそうな。火星はその時は大接近の時だったので、お空によく輝いていたのでしょうね。


では、今日の講座はこれまで。みなさんまた遊びにきてくださいね。


帰りがけに、お土産で「うちゅうせん」の皆さんが撮った星の写真をいただきました。

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