虫の声を楽しむ会~根白石の巻~開催レポート

少しずつ涼しくなり、夏の終わりを感じつつある今日この頃。
今年3回目となる虫の声を楽しむ会を、根白石市民センターにて開催しました。


早速、仙台市博物館の佐々木学芸員より
「むかしむかしの仙台~生きものと人びと~」と題して主に江戸時代(200~400年前)の生きものと人びとの暮らしについて話を聞きました。
昔の人も宮城野区の榴ヶ岡公園でお花見をしたり、広瀬川で川遊びやホタルの光を楽しんでいたそうです。


お正月になるとお家の前に飾られる門松。
昔、仙台城に飾られていた門松は根白石のものが使われていたそうなんです。
これには理由があって、伊達政宗のお母さんは一時期、根白石にある満興寺というお寺に住んでいました。母を訪ね度々根白石を訪れていた政宗が、そこで見た門松を気に入って採用したという説があるんだそうです。
ちなみに満興寺は現在も根白石市民センターの近くに現存しています。


佐々木学芸員さんのお話に伊達武将隊の松尾芭蕉さんも真剣に耳を傾けていました。


お話の後は、寺岡の巻に引き続き、太白山自然観察の森レンジャーの早坂さんと黒川さんと一緒に鳴く虫を探しに出発。


根白石でもたくさんの虫が鳴いていました。
これはエンマコオロギを捕まえているところ。
コロコロコロと鳴いています。街中にも生息しているのでみなさんもきっと鳴き声を聞いたことがあるはずですよ。


少し暗くなってきたところで、またなにか発見!虫ではないけど、大きいカエルを見つけました。これはツチガエルといって「ギューギュー」って鳴きます。
時間が来てしまったので、今日の観察会は終了。
周りから「え~もう?」という声で、まだまだ虫の声を楽しみたい様子でした。


観察会を終えてからは、今日聞こえた虫と根白石にいる虫の紹介をしてもらいました。
これは鳴く虫の女王と言われるカンタンという虫で、女王といわれているけど、実際に鳴くのはオスだけです。「ルルルルルルルルル」ととっても綺麗な音で鳴きます。
残念ながら今日の観察会では聞けなかったけど、普段から根白石でも聞けるみたいですよ。



この中に一匹だけ虫が隠れているんだけど、どこにいるかわかるかな~?
虫たちは「保護色」といって周りの色に自分の体の色も合わせることで、外敵から身を守っているんですね。


参加者からは「昔の人も季節を楽しんでいたことが勉強になった」「虫の声を聞いて癒された」などといった声がありました。
 次回は明日9月8日に田子市民センターで開催します。明日もたくさんの虫の声が聞けるといいな。


♪虫の声を楽しむ会(根白石の巻)で観察した鳴く虫たち♪
シバスズ、マダラスズ、ハラオカメコオロギ、エンマコオロギ、ヒメクサキリ、セスジツユムシ、ササキリ、ホシササキリ(8種類)

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