新聞紙で涼しい空間(クールエアドーム)を作ろう!2018【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。715日(日)に宮城教育大学教授の菅原正則先生をお迎えして、 「新聞紙で涼しい空間(クールエアドーム)を作ろう!2018」と題したサロン講座を開催しました。新聞紙でクールエアドームを手作りし、自然の力を利用して涼しさを得る方法を学びました。菅原先生は、住宅の断熱や空気環境といった建築環境工学、住居学を専門に研究されています。

 

 

 

 

 

また、今回の講座は、毎年恒例の行事となっている学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018にも講座プログラムとして出展しました。たまきさんサロンは、サイエンス・デイのサテライト会場として、この講座に応募してくださった皆さんをお迎えしました。

 

まず、先生から「涼しくなるには、どうすればいいの?」という質問が投げかけられました。

打ち水、かき氷、風鈴・・・幽霊の絵! 気合?

確かに涼しい「気分」にはなります。でも、「気分」ではなく本当に涼しさを感じたい。

そこで、先生のアイデアです。「新聞紙を使って、手作りの涼しい空間を作ってみましょう」

名付けて「クールエアドーム」! ちょっとカッコいい。

まず、「クールエアドーム」についての講義と、ドームの作り方の説明を受けます。

いよいよ、新聞紙を使ってドーム作り開始です!

新聞紙をテープで貼り合わせていきます。

簡単なようで、ちょっとむずかしい。新聞紙が破れないように気をつけて!

大人も子供も真剣に新聞紙と格闘中です。

貼り合わせた新聞紙に、ビニールシートの部分もあります。これは・・・窓?

とにかく手順どおりに貼り合わせてみましょう・・・。

大きな折り紙を折るような工程もあります。

どんなものが出来上がるのか、まだサッパリわかりません・・・。

テープの貼り忘れなど隙間がないように貼り合わせることがコツです。

みんなで持ち上げて、送風機で風を吹き込みます!

すると、見る見るうちにドームが膨らんで・・・二つのドームが完成しました。

あれっ!? これは、かまくら? 秘密基地?

ひとつのドームだけ霧吹きで内側全体を濡らします。 みんな、テンションが急上昇!

あれっ!? 濡らしていないドームよりも、濡らしたドームの方が涼しくなってきたかも!

サーモグラフィという測定機器を使って、ほんとに涼しいかどうか温度を測ってみよう。

みんなの体から放射される熱の温度は、30℃以上。顔や腕の部分が赤く見えるのは、多くの熱が放射されていることを示しています。

乾いたドームは外側も内側も26℃だけど、水で濡らしたドームだと外側24℃。ドームの中はなんと22℃になっていました! 乾いたドームと4℃も違う! ほんとに涼しかったんだ!

実は、これは「蒸発冷却の実験」だったのです。濡らした新聞紙のドームから水分が水蒸気として蒸発する時、気化熱を奪うのでドームが冷えます。その結果、身体から赤外線放射される熱がドームにたくさん吸収されて、涼しく感じるわけです。

最後に、みんなで記念撮影!

みんなで手作りした「クールエアドーム」は、午後もそのままたまきさんサロンに展示し、大勢の方が見学・体験に来館されました。

今回の講座では、手作りした「クールエアドーム」を通して、暑い夏を涼しくすごす工夫について楽しく学びました。

菅原先生、学生スタッフの皆さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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