和紙から学ぶ天然素材~オンリーわん!な年賀状を作ろう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

11月25日(土)のサロン講座は、「和紙から学ぶ天然素材~オンリーわん!な年賀状を作ろう~」と題し、講師に手すき和紙工房 潮紙 代表の塚原英男さんをお迎えして開催しました。

講師の塚原さんは、宮城県に400年伝わる柳生和紙工房で修業したのちに、仙台市内の福祉作業所で和紙作りの指導をし、震災後の2014年に柴田郡川崎町に自身の工房を立ち上げ、和紙を通して先人の知恵を後世に伝える活動をされています。

 

 

突然ですが、和紙ってどんな紙でしょうか?

和紙は木の皮から作られています。

同じ紙ですが、洋紙は木の芯まで使って作られています。

和紙の原料は「楮(こうぞ)」「三叉(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」などが使われ、それぞれの繊維の長さや特色を活かし、楮はマスキングテープに、三叉は紙幣に、雁皮はあぶらとり紙に使われていることを教わりました。

今回体験する紙すきでは、繊維が最も長く、薄くて強い紙に用いられる楮を使い、日本に1200年前から伝わる技法を用いて100年以上も色あせない和紙の年賀状を作ります。

紙をすく作業の前に…楮の繊維を取り出す工程を教わりました。

楮の黒い皮を刃物でそぎ落とした後、内側の白い皮を木灰(きあく)やソーダ灰で煮て不純物を取り除き、流水でアルカリ分を洗い流して黒い皮やちりが混じっていないかを確認し繊維をたたいて細かくほぐします。

 

でも、楮の繊維だけでは字を書けるようなつるつるで均等な厚さの和紙にはなりません!

繊維を水に入れて手でくるくるまわして混ぜると繊維が手に絡まりますが、そこにトロロアオイのネバネバの粘液(ねり)を加える事で繊維を水中に分散させ薄くて強い紙がすけるようになります。

オクラの仲間のトロロアオイのネバネバに皆さん驚いていました!

 

これで準備完成です。いよいよ!紙すき体験です。

はがきサイズの桁(けた)を両手でしっかり押さえて楮の繊維とトロロアオイの粘液と水を調合した中に入れてゆっくり10回ゆすり繊維を均一にしていきます。

 

 

 

その後は、ぽたぽたと落ちる水がなくなるまでじっと我慢!

綺麗な仕上がりになる為に、我慢です!

 

 

 

それぞれ個性豊かなポーズの戌が出来上がりました。

もう一度、桁を繊維とトロロアオイの液の中に入れ、再び水か落ちなくなるまで待ちます。

桁を外し、紙の上にタオルを置いて水抜きをします。

1回目は優しく2回目からは強めにタオルを押してしっかりと水分を抜きます。

水分が出なくなったら、出来上がりです。

みんな上手に年賀状を作ることができました!

最後に、江戸時代には白い紙を作る職人と楮の黒い皮を使った和紙を作る職人がいたことや、墨で字を書いた紙を作り直して再利用していたことを教わりました。

和紙は自然からの恵みで作られ、再生できる優れものであることを学んだ講座となりました。

 

塚原さん、参加者の皆さま、ありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

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