や。キューバの旅の写真だよ。
や〜年の瀬も押し迫って、旅から帰って「休んでないんじゃない???」たまきブラック企業に勤めている説。いやいやサイトの更新やらなんやらいっぱいあって、ま〜ったく整理に手がつけられませんでした。
そしたら出先で「せめて写真だけでも見せて〜」はい。なのでアップしました。
とにかく200枚もあるもんで、コメントちょいちょい書くけど、大変。
デジイチで撮った写真にハンディとiPhoneと、それぞれがまた時間がぐちゃぐちゃで、整理がつかない!
でも気を取りなおして、行ってみよう!
コトの発端は、いつかサロンのオープニングにもきた学生MGRが卒業前に旅に行こうとしている情報を聞きつけ「キューバ行かない?」ってメッセージ送ったら、1分で帰ってきました。「行きます!」
まぁ〜〜〜〜そっからが長かった。なんせ旅の段取りぜんぶ決まって、チケット取って、そのあとに、たまきさんサイトの全面リニューアルがキタァ!!!
っで、なんとか作業を終えシステム屋さんに引き継いで、出発と相成ったわけです。夜中?
はい。ビンボーなので、高速道路を使わず、ひたすら一般道で南へ南へ。そして眠くなったところで寝るという。テントかよ。
これ。こんなところのそばの公園で寝てた。
で、空港に着くにはちょっと早すぎたので。水戸偕楽園。
日本家屋はいいねぇ〜。
とてものどかです。
偕楽園って敷地がめっぽう広くて、散歩してても飽きませんよ。
ってことで、あっという間に移動の時間。
着いたねぇ〜。成田遠かったよ(フツーは遠くない)
いまはオンラインで予約して、機械相手でチェックインができます。
荷物も預かり専用カウンターに搭乗券と一緒に持って行くと、すぐに飛行機に乗せられるんだよ。(僕らみたいにチャリンコ持って行かなければね)
いよいよ出発です。ビンボー旅に似合わぬセレブな飛行機。なんと新鋭機ボーイング787ドリームライナーです。
いやぁ〜美しいねぇ〜。これが本当に揺れないのですよ。
鳥の羽に似た小さな子羽根が電子制御でちょいちょい自動で動いて細かい振動や気流の揺らぎを修正して〜〜〜〜ハイハイ。メカ好きだね。
っで、バンクーバーでは国内線に乗り換えるので、でかい荷物が受取所に出てきちゃうんですよね。
それを持って空港をウロウロかと思ったら、なんとエアカナダは乗り継ぎカウンターで次の便への荷物を引き取ってくれるのですよ!凄い!!
で、手ぶらになった僕らはバンクーバー見物。
最近こういう、乗り継ぎのめちゃくちゃ悪い飛行機を選んで、経由地でオマケ観光って流行ってんですよ。
地下鉄に自転車マーク…
電車にそのままチャリンコが積めます。いいなぁ。
バスです。運転席の前には、自転車ハンガーがついてる。
そして、このバスはトロリーバスなんですね。架線から電気をとって、モーターで走ってます。
コミュニティサイクルですね。
でも、これなんか?スペインとかで見かけたのに似ているなぁ。たぶん世界中で規格化されているんだな。
他にも市内で自転車を漕いでいる人がいっぱいいる。
バンクーバーは環境とうまい具合に共生している都市なのですね。
けっして赤羽のラーメン屋で担々麺食ってるのではない。バンクーバーの台湾料理屋さんです。
バンクーバー綺麗だったなぁ。
大きな鳥がいっぱい葉っぱ食べてました。地面には爆弾(ウ◯コ)がいっぱい。
海洋プラスチック問題は、ここでも大きな話題なようで。
キラキラしてます
仙台から着くと、ちょっと緯度が高い(札幌ぐらい)ので、だ〜いぶキンキン冷えます。
ちょうど紅葉の時期なのだなぁ。
ここ。内湾なんですよね。
波がなく、とても静か。だからさっきのカヤックもいい運動なのだろうな。
どんどん冷え込んできます。
これは何の建物なんだろう?
もう寒くて寒くて。パブでビール。
「お前歳いくつだ」
パスポート見せて、やっとお酒が飲める。
このころはまだ学生っぽかったのだなぁ。
1週間後に戻ってきたときは、真っ黒に日焼けしたアミーゴだったので、なんにも聞かれなくなっていたけど。
な〜んて飛行機は、バンクーバーからトロントへ。そして深夜の乗り換えで、南へ。
あれはフロリダかな?
着いたよ。
キューバ。ハバナ。建国の父。思想家の名をもらったホセマルティス空港へ。。。
つい5時間前まで氷点下2度にいたのに、ここは30度越えだ!いったいなんなんだ!!暑い汗が出る、急に動くと汗が噴き出す!!そして、アメ車だよ。。
このころは、アメ車見ただけで感動してたんだよね。
1950年代に輸入されたアメ車は、その後の経済封鎖で一切新車が入って来ず。直し直し今でも走ってる車の半分は1950年代のアメ車。
学生さんは飛行機の中で映画「カーズ」を見てたもんで、ここではドクターハドソンが普通に走ってて訳わからんことに。
さぁ。持ってきた自転車を組み立てよう。
でも急ぐと汗が吹きだす〜。
僕ら普段はレースで自転車乗ってたりするから、旅用の自転車持っていない。だったら市中でポンコツの自転車調達して、徹底的に修理して旅の最後に誰かにあげちゃえば、いいんじゃない?ってことに気がついた。
なんせ持ち帰るだけでお金がかかるのだし。だったらキューバの人にあげたら喜ばれるじゃんってね。
で、この箱どうしようかなと考えてたら、すぐに若いカップルがやってきて「この箱もらってっていい?」って。何に使うのかわからないけど喜んで持って行ったよ。そうかぁ。こんな大きな段ボールも貴重なのだな。
これ。お店が並んでいるんだけど、売っているものが右から左まで差がない。。。肉とチーズを挟んだパン。ジュース。。。まだ僕らは社会主義国に慣れていないのだな。
そしてこのころはまだ荷物や自転車にとても気をつけていた。
で。人が踏切でゾロゾロ降りてくる。
このころは、こんなことぐらいで驚いていた僕ら。
宿のおばちゃんだよ。
ここはカーサパーティクラ casa particularといって、キューバの人たちが旅をするときに利用する、いわゆる民宿。一般のご家庭が、空いている部屋を格安で提供してくれるんです。
そんな宿は、ホテルとか泊まり慣れた外国人が慣れてくると選んで泊まったりするんだけど。。。僕らはいきなり通りの人に「この辺に民宿ない?」で、泊まってしまった。
さて、夜のハバナの散策だ!
光の具合がですね。とても綺麗なんですよ。
キューバは中米ではとても治安の良い国でして、夜の10時に女性が街中を安心して外出できるほどなんです。
街中には人がいっぱい歩いている。みんな涼しくなってきたから家の玄関開けっ放しで、リビングから外を眺めていたりする。
犯罪なんか起こしようもないや。
建築中のビルですな
三輪自転車のタクシーもいっぱい走ってて、運転手が乗っていかないか?って聞いてきます。
馬車かっこいい!
で、僕らはお金もないしでタクシー使わなかったんだけど、これがね。。。日本人の目には街並みはどこまでも似た建物で変化に乏しく、ハバナ旧市街で1時間以上迷子になりました。人に聞いたらすぐ帰れたけど。
さて朝ごはん。
民宿は一泊2500円ぐらい。さらに500円つけると朝食がつきます。
一般家庭にお邪魔する形なんで、台所にはネコがいる。
宿のおばちゃんと。今日、僕らはバラデロに向かいます。
なんとMGRのタイヤがパンクしていた!
よくわからない置物。しばらくそのままでお待ちください。
あ〜こりゃ自転車屋に持ってかなきゃ、ダメだな。
ってことで、自転車屋をまたもや人に聞きながら探す。
だいたいキューバで判らないことがあったら、人に聞けば教えてくれるってことを学ぶ。
これはハバナで一番マシなチャリ。
自転車屋さんに到着。
路肩のバラックでパンク修理をガンガンやってるお店。
コンプレッサーと何かの熱を発するボイラーの音がする。
タクシーもパンクして次から次へと
みんなタイヤは自分でバラす。
こんな修理方は見たことがない!
接着剤らしきものと万力。加熱する機械で圧着してました。
で。どうだった?
「なんだかパッチの貼りすぎで、タイヤみたいになったチューブばっかでした」
それぐらい物資が不足してるのです。
そして街を出ようとしたら!!!!
あ!!!!
バンクシーのグラフティを見つけてしまった。
本物なのかな??
さてさて、街を出ようか。出られるのかな。。。
このあと道に迷ったりコタツみたいなでかい穴に落ちたりと、よくある出来事たけど写真なし。
水を買いに立ち寄った、路側のお店。
キューバは水道事情がよくないので、旅行者はミネラルウォーターか沸かしたお茶か、缶ジュースかビールを飲みましょう。そうだビールがいいや。
馬車は普通にその辺を走っているものです。珍しい乗り物ではありません。
バラデロまで100キロ。メシメシと立ち寄ったドライブイン
真っ赤なアメ車。青い空。
とりあえず、一番わかりやすいものを頼んだ。
隣の家族もこれをうまそうに食ってたもんで。
そしてピザを食う。
この先。。。どこにいっても手軽に食べられる食べ物はピザ。
ハムかチキンかの違いはあっても、ピザ。
ピザよく食ったなぁ。
ジュースは3種類ぐらいしかありません。
ここは社会主義の国です。要は、オレンジジュースは一種類で十分なのです。
でもコーラはある。なんか不思議だなぁ。
道端にはこんな機械がいっぱい。
石油を汲み上げているんですね。
なんかでっかい橋の上で一休みしていると。
くるくる。アメ車がいっぱい。
2台に一台は、こんな感じのアメ車。もうすっかり慣れてきました。
道路脇から見える、港ですね。
たぶん他国のプレジャーボートを改造した漁船。
すごい国だなぁ。。。
ちなみにキューバは長年の経済封鎖のあいだに国中で農薬が全くなくなり、いまではオーガニックフード天国です。
で、ハバナから80キロ走ってラマンサスの街へ。
街の入り口で飲んでた兄ちゃんに「この街に民宿ない?」って聞いたら「オレが連れてくオレが連れてく!」って400メートルぐらい離れた宿まで案内してくれた。。。そのオイシイ写真がない!
宿の入り口ね。これ。
さて。遊びに行こうか。
ちなみにコチラが、宿のオヤジ。
キューバ人で英語を話す珍しい人。
カストロ議長の警護をしてたとのこと。
なぜかTシャツが前後逆の裏表逆だけど。
ラマンサスの街からバラデロまでは、タクシーでは4000円ぐらい。だけど宿のおじさん曰く
「街の端っこのロータリーに立ってると、次から次へとバスがやってくるから、行く先告げると乗せてってくれるぞ」
ふ〜ん。。。ものは試しだ。すると僕らの他にも次から次へと人がやってきて。
そしてバスが来る。乗れた!
明確なバス停ってものがないんですね。どんな乗り物でも運転手に聞けば乗せてくれる。
帰りは観光バスの空いてる席に座った。。。
で、バス代をオジさんに聞いてた金額だけ渡したら、バス運転手がキョトンとして半額戻してきた。
聞いてた金額60円。
本当の金額。一人30円。往復60円。
タクシーだと片道4000円なのに!
まぁ〜地元金額と旅行者向けの二重経済にびっくり。
そしてやってきました。世界的リゾート。バラデロビーチ。
1日に7回海の色が変わると言われるビーチ。
静か。美しいカリブ海。
いま。11月。
海で遊ぶには、これぐらいの季節が最高なのです。
ちなみに、夏は死にそうなほど暑くて海には行けず、9月10月はハリケーンが通るので行かない方が懸命です。
当然ビール。
あ〜こりゃたまらん。
もの凄い、セレブなビーチに来ています。
30円のバスに乗って、またもや400円のピザ食って、セレブなビーチにいます。
なに。サカナ捕まえたの。
ここバラデロは、1950年代に米国人が建てたホテルがあったんだけど、その後の革命で全て接収。ながいこと国内向けリゾートとして営業してたのだけど、今や世界屈指のビーチとなってます。
来るだけで一苦労なので、なかなかアジアからは遊びに行きにくい。
MGR会社員になって、年始休暇に部長がハワイだと言ったら素直に驚けよ。
「ふふ〜ん。ハワイですかぁ〜」なんて言ったらクビだぞ。
バラデロの日が沈む。さて、もうそろそろこの街はいいか。
日が落ちるまで、もう少し時間があるからカフェでビール。
オイシイなと思ったら、このビールはお隣のドミニカ製。まぁハリケーンで被害が凄かったということで、支援の一環ですな。<<オオウソ
またもや、テキトーに拾ったバスで帰路へ。
拾ったバス。。。30円。
晩ご飯は、おじさんオススメの個人経営のカフェへ。
これが美味かったのダァ。
国営と個人経営では意欲が違うのか食べ物のうまさも全然違う。
だのにMGRはまたピザを食う。。。
ラマンサスの、夜の探検。
こちらは外国人向けの宿です。<<ぼくらは民宿。
キューバのインターネット事情はとても良くなく。個人回線はほぼ無し。
みんな回線使用のカードを買って、公園とかのWifiの飛んでるところでインターネットをしています。
だから夜でも、公園とかには人がいっぱいいる。
さて朝。
僕らが旅の最後に誰かにチャリあげちゃうって話を聞きつけ、必死に説得しはじめるオジさん。
この先、田舎道しかないぞ。
オレだったら、この先の宿もぜんぶ教えてやる。
知り合いのところどんどん泊まれるようにしてやるから、オレにチャリをくれ!
んん〜。自転車乗りにきたんだけど。でもまぁいいか。
なんか旅はその場その場でルール変えてったほうが楽しいからね。
じゃ、その話に乗っちゃうか!
オジさんが、バラデロのまで乗せてってくれた上にタクシー運転手に安く行けるように交渉してくれるとのこと
じゃ〜ん。おじさんの車。
2ストロークのとても古いスズキのジムニーに、ウィリスジープの顔をくっつけちゃったもの。
さて出発。でも燃料調達しなきゃって。
「この国では、ガソリンはとても高価なんだ」
隣のトラックの荷台から、ヤァ〜って挨拶してきた人人人。これもタクシー?
おじさんがガソリンスタンドで買ってきたのは、2ストローク用のオイルが混じった混合ガソリン。それがペラペラのポリタンクに入ってる。。。この車。分離給油のオイルタンクを外して、無理やり混合ガソリン仕様に変えてる!
で、この10リットル入りポリタンク2個をエンジン脇の隙間に入れてる。
エンジンルームにはバッテリーを始め火花を発するものがいっぱい。
ガソリンって常温で引火するんだよなぁ。へたすりゃ爆発するなぁ。
まぁいいか。
おじさんが交渉してくれた、タクシー。横に乗っているのは、運転手のお父さん。スペイン語だから正確な言葉はわかんないけど、どうやら病院に行くのに乗せてくそうな。
え〜。キューバのタクシーでは相乗りが当たり前です。でもそれが運転手がなんの説明もなく乗せるので、隣の町まで100キロのほど移動なのに、30分経ってもスタートした町を出てないなんてことは、ざらにあります。
ま。キューバでは、細かいことは考えない考えない。
でも、タクシー運ちゃん。飛ばすなぁ〜。
長距離は回数稼がないと売り上げが下がるってのは聞いたことあるけど。
対向車が来ていてもバンバン追い越す。
ここ。田舎の2車線道路なんだけどなぁ。
タクシーのスピードメーターは壊れていて「いったい何キロ出てるのか?」が解らない。
あ。そうだ。ぼくGPS持ってたっけ。
140キロ。。。脳みそはこれより思考を停止します。
着いたぜ!サンタクララの町!
平日昼間なのに、何をしているのか分からない人がいっぱい歩いているのは、ラテンの国共通です。
この行列は〜。あ〜バスかタクシー待ってるのね。
違った。この乗り物はなんなんだ?
おお〜このバイク!大藪春彦の汚れた英雄で、メーカー名だけは見たことあるぞ!って、写真撮ってたら「すっげ〜だろこのバイク。見ろよ見ろよ写真撮れよ乗れよ」って。いやいや東欧のMZってバイクは日本では見ないもので。
昼ごはんには、謎肉のハンバーガーとビー◯。
パンがパサパサなんだよね。でも気にしな〜い。
こちらのオサレなカップルが食べているのは、アイス。
このアイスが、果糖液糖なんかじゃなく、砂糖が入ってるんですよ。マジ美味かった。
平和だねぇ〜。
そして暑いねぇ〜。
11月なんだけど。
ゲバラの像を見に行きました。
とうぜん革命の英雄。人民のヒーローです。
そして近所には、革命グッズを集めたカフェがありました。
まぁ要するに、こういったカフェは民営だから店舗数が少なくて、みんな必然的に集まっちゃうんだけどね。
そのカフェを出ようとして、ふと目に入ったバイクを撮ったもの。見切れてる。よく見るといろいろ問題がある。
まずヘルメットがテキト〜。
そして、二人乗りなのに、オマケに子供が乗っている。
さらに。。。プロパンガス運んでいるよ。いいのか?
そうなんです。キューバはオートバイに乗るとき、ヘルメットをかぶっていればいいんです。
自転車のヘルメットだよなぁ。
サンタクララの日は沈む。
この街には一泊しかしないで、翌日はトリニーダへ移動します。
宿の屋上に上って、ビールを飲みながら写真を撮ってみました。
日が沈むのを、ぼ〜っと見てます。
空気が澄んでいるんですよね。いいなぁ。
そして飯を食いに街へ。
国営食堂では。。。これ、ラザニア。
ラザニアって、薄いチーズと肉の層が段々になっているんじゃなかったっけ?
MGRは給食のパスタより伸びきったパスタがぶつぶつに切れたもの食ってる。。。良いとこと、それなりの差がね。。。すごいんだ。
なんだかパブで音楽聴いて大騒ぎしてたらやってきた、日本語を話すキューバ人。
観光客相手だからナニか狙っているのかな?って思ったら、本当にいいやつだっただけ。
ライブ聴いてワーワー話をしてとった写真がグチャグチャ。
トイレに入ったら、入り口のおばちゃんが「あんたぁ〜。チップ置いてきなさい」って。オバちゃんはトイレ管理で生計立てているんだね。
で、チップの器を見たら、チェ・ゲバラの3cup札が!!!
おばちゃんに「(8倍の)1cucと交換していい?」って聞いたら「あら〜!あんたチェが好きなのいい子だねぇ〜」って、ここまでのやりとりはスペイン語が解らないので、だいたい想像でこうなった。
さて、国営レストランで(ヘロヘロの)ラザニア食べて、向かいのバーでさんざんラム酒飲んで、なんか記憶も途切れ途切れ。
本日はトリニーダへの移動。
通りがかりの真っ黒なアメ車がかっこよかったんで写真を撮ったら
拡大するとこんな感じ。
カメラに向かって「俺の車、クールだろ!」。
バスにはね。前日に席があるように、ちゃんと予約をしていました。
が、なんと、バスのチケット発券システムが故障。この日は誰もバスに乗れない事態が。
そして僕らは。。。行列のいっこ前の女の子がトイレに行くのにチップがないってんで、10cupあげたら。
僕らのことを気に入ったんで、一緒にタクシー乗り合いで行こう!って誘われました。
フランスから来た映像製作している彼氏と、一緒に4週間のバカンスだって。
お互いに似たような仕事をしていると
ワーワーぼくが彼氏と話していたら、彼女はスネてしまった。
なので後部座席ではスネたお嬢さんが彼氏に甘えることしきり。
タクシーから降りる頃には機嫌も良くなって、このとおり。
これ。カーサパーティクラ-casa particularのマークです。
この扉のある家をノックすると。
こんなおばちゃんがいて、値段交渉すると泊めてくれます。
だいたいカーサのおばちゃんは友人同士横でつながっていて、次にどこどこの街に行くって伝えると、良い宿を教えてくれたりします。
ここトリニーダはスペイン統治時代の石畳の道が、町の中心にたくさん残っています。
アメ車がガタガタ走ります。
町の中心にある教会から眺めた、茶色の屋根、屋根、屋根。
見るところがいっぱいある。
何にも考えずにトリニーダへ来ましたが、ここは世界遺産の街だったんです。
キューバは小さな島国なのに、世界遺産が8つもある。
初日に行った、ハバナの旧市街地も世界遺産です。
それと印象的だったのは、キューバは年代ごとに多様な民族が移入しているんですけど、人々は皆、仲良く暮らしているんですよね。
経済的には豊かではないんですが、キューバは医療は無料。むしろ世界中から医師を志す若者を積極的に留学生として受け入れているんです。これも革命の英雄チェが医師だったから?
さてさて。トリニーダは観光地なので、食べ物がうまい。
民営のレストランだけど、まぁ〜ね。
ただ、急激な外国人観光客の増加で、牛肉などの食材がみんなホテルのレストランに行ってしまい、市民の食べるものがないって状況も確からしい。
ふ〜む。僕らはチキン食べてるけど。そういうもんでもないのかも。
このおばちゃんは何してるかというと、綿の布地から繊維を一定数抜き出して
糸で補強するトリニーダ地方独特の工芸品作ってます。
そして町の中心街には、こんな感じのマーケットがいっぱいある。
ちょこっと見かけた、二人乗り用の自転車。椅子がなんとも。
日が暮れて来たので、丘のてっぺんまで登ってみることに。
改修中?それとも保存作業中?
よくわからない教会でした。
アサ〜。
トリニーダから、車で15分ぐらいのとこに、素敵なビーチがあるというから出かけてみた。
またもやタクシー。
ダッシュボードに扇風機。
キューバでは公共交通機関というのが、あるようでいて無いようでいて。スペイン語を話さない僕らでは、なかなかコミュニケーションが難しいものがある。だけど、タクシーはどこでもいるので、どこどこ行きたいと言えば、すぐ連れてってくれる。
でも、乗るときは先に値段交渉しないとボラれるから注意ね。
ちなみに彼は、ぜ〜んぜん心配ない良いドライバーでした。
海だぜ〜。
すんごいきれいな海。
外国人向けに、この木でできたパラソルを貸しているんだけど、1cuc=100円で1日。
ちなみにキューバ。絶対に安全とはここでは言わないけど、海で遊ぶのに荷物を海岸においていける、数少ない国ですね。
そして今回の旅では、無理やり持って来た感のある、シュノーケリング道具。
カリブ海だねぇ。
サンゴがいっぱい。
みんなバケーションで真夏に海外に行くけど、キューバは11-2月がちょうどいいよ。
泳いで寒くなし。
海岸で日に焼けてもいいし。
そして日本に帰って、笑われる。
もしくは外国人向け入国管理票を渡されてびっくり(これホント)
旅に出て、一番の贅沢はな〜〜んにもしないことなんです。
海を見て、ボーッとして。本読んでみたり。たまに泳いだりが贅沢。
タクシードライバー。帰りの時間まで心配してくれ、迎えの約束も取り付け、ちょっと早めにやって来て、空いてるもうひと席をオランダ人に売っていた。商売人だなぁ。
そしてこの町でも、町の中心ではインターネット。
速度はそれなりだけど、あまり大きなデータを送る人がいないせいか、回線が完全につながると速いです。
またもやアサ〜。
今日はハバナに帰る日です。
ちょびっと山に登って、トリニーダの街にお別れを。
タクシーで350キロ。ハバナに帰りました。
このときは長距離バスターミナルにいた世話役のナゾのおじさんに3人集めてもらって一気に北上。
旅のルール解ってきた?何か困りごとがあったら「ヒトニキク」
ぼくは完全に勘違いしてたのですが、ハバナでもう一泊あるかと思ってたら、翌朝が帰国の飛行機の日!
超〜ギリギリだったのだなぁ。
宮殿のようなハバナの中心街に着きました。
ハバナの旧市街にて。
夜の10時にメシを食う。
これもおみやげ物屋のオネェちゃんに聞いて、やってきたレストラン。
食べ物は美味しいんだけど、経営者がアメリカ人だって。ここまで外資が入っているのかぁ。
なんか複雑。
食べ物は美味しかったな。たぶんもともと営業していたレストラン買い取ったんだろうな。
旅のあいだ、何度も食べたキューバの代表的米料理のコングリス。小豆の炊き込みご飯。それはまんま、赤飯だよなぁ。
さて。ご飯も終わり。
飛行機は翌朝7時だから、今晩は、空港でざこ寝。タクシーで戻ります。
この。借りたタクシーが、アメ車。
まるでタイムマシンに乗っているようなアメ車です。
不思議な車を次から次へと追い越して。
たったの6日とは思えないほどの旅でした。一路空港へ。
光のトンネルを抜けているようです。
そして空港。
ひとり40cucって、アメ車にしても高いじゃないか!ボッたな。コラ。
ああそして、夢のキューバとはお別れ。
さようならキューバ。さよなら夢の国。
数多く旅しましたが、離陸直後に戻りたくなる国は初めてです。さようなら。
そしていきなり番外編が始まる。
いやぁ〜僕ら。やたらと乗り継ぎの悪い飛行機を選んだんですよ。
例えば朝6時にトロントに着くのに、バンクバー行きは夕方の7時にするとか。
そして、トロント空港でレンタカー借りるとナイアガラの滝までは1時間の距離なんですよね。
まぁ。旅のおまけの滝見物です。草津の温泉まんじゅうとか日光の華厳の滝とか、よくある話じゃないですか。
でも半日前まで気温30度だったから、寒い寒い。
ここまで来たならついでにアメリカ側にも渡っちゃえって、これが入国管理でエラく質問されて、大変でした。
で、もう一回カナダに戻るときには「おまえアイツの友達か?」「そうだよ」「行ってよし」
国によってずいぶん違うものだなと。
ちなみにこの時借りたレンタカー。一番安いクラス(カローラとかね)に2ドル追加すると、その日の空いてる車を貸してくれるってのを選んだら「お前ら日本人なら日本車に乗れ」って、日産の超高級車。。。電動シートの高さ調整ボタンすらわからず。。。昨日までの車が懐かしいよ〜。
ナイアガラの滝周辺は、自然公園なのかな?なんて勝手に思い込んでましたが、遊園地でした。
あ。あの明かりは?
CUBAN CIGARSのお店。ボクらそっから来たんですけど。。。
帰りのバンクーバーはアウトドアショップ巡り。
思い出はこの車。
ライトの外れる仕掛け車なんて、斬新でいい車だなぁ〜って写真撮ってたら、運転手が困った顔で電話してて、ちょうど追突事故起こしたみたい。慣れって怖い。
さてさて、今度こそ、家路へのひとフライト。そして成田です。
成田からさらにひと晩かけて仙台に帰ったんだけど、途中聞いてたのはハバナで買ったCDです。すでに帰りたいなぁ。