「音×生物多様性あれこれ座談会~生きものと共生するまちの魅力~」開催レポート

夏休み、いかがお過ごしですか?今回は、平成29年8月10日(木)に開催した、「音×生物多様性あれこれ座談会」の開催レポートをお伝えします!


「音」を切り口に、「生物多様性」にアプローチしてみる、ちょっと変わった座談会。音好きから、生きもの好きまで、18名の方が参加してくれました♪ゲストは、永幡幸司さん(福島大・准教授)、豊嶋純一さん(都市デザインワークス)、奥口文結さん(Date fmパーソナリティ)。ゲストと参加者の距離がちかーい、気楽で気軽な座談会でした。


<オープニング>
最初に、仙台市から生物多様性について、生きものの音にふれながら話題提供を少し。
永幡さんからは、サウンドスケープ研究者としての視点から生物多様性について考えをお話いただきました。「生物多様性は、音環境の豊かさ、多彩さを実現するために必要不可欠な要素」とのこと。


<ミニトーク>
※最後の「座談会メモ」もみてね※
トップバッターは、「音」だけで勝負するラジオ局のパーソナリティ、奥口文結さん。ご自身の「forever green project」(http://www.datefm.jp/forever-green-project/)の取り組みの紹介等を通じて、「音」の持つ力や可能性をお話ししてくれました。実際のラジオ番組の音の紹介もあり、みんなで「音」の力を体験しました!音だけで、富士山の自然の様子や、料理を作っている様子がリアルに想像できる…!


続く2番手は、「仙台のまちづくりに詳しい、都市デザインワークス(http://www.udworks.net/)!」の豊嶋純一さん。今につながる、仙台のまちづくりの歴史を、過去からさかのぼって分かりやすくお話していただいた後、仙台をもっと魅力あふれるまちにするための沢山の取り組みを紹介してくれました。西公園や広瀬川で、こんなに楽しいことやっているって、知らない人もきっと多かったはず!


最後は、永幡さん(https://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~nagahata/index-j.html)から、野生の生きもの達が奏でる音に焦点を当てたお話。自然界では生きもの達がお互いに邪魔しないような音域で鳴いているというお話や、人工的な騒音で鳥のさえずりが変わるという話にびっくり。実際に、泉ヶ岳のカッコウと名取川河口のカッコウの鳴き声の聞き比べをしましたが、確かに、鳴き声の高さが違う…!


<おしゃべりタイム>
最後は、参加者のみなさんから「好きな音」や「好きな音風景」について意見交換をしました。好きな音や音風景は十人十色!これもまた多様性ですね~。
好きな理由を尋ねると、子どもの頃や青春時代の思い出と音が結びついている人が多いようでした。伊豆沼のマガンの鳴き声が好きだという方も何人かいらっしゃって、音風景の魅力を語ってもらいました。12月~1月が一番の見頃のようなので、冬になったら足を運んでみたいですね!
 



<クロージング> 
最後は、永幡さんが竜の口で録音した、カジカガエルの美声に癒されながらアンケート。
普段はあまり考えない、生きものと音風景の関わりや、人工的な騒音が生きもの達に与える影響など、いろいろな気づきをみなさんに持ち帰っていただけたようです。
「ききに行きたくなった音や音風景は?」という質問の中で一番多かったのは「伊豆沼のマガン」でしたが、あと2~3ヶ月経つとマガンの季節!ぜひ、足を運んで、音風景を楽しんできてくださいね。
 この座談会を通して、「まちや自然の中にあふれている「音」に意識が向くようになった」という人が増えますように!


<おまけ>
もうちょっと詳しく内容を知りたい、という人のために、座談会メモをまとめましたヨ。メモからこぼれ落ちたお話も沢山あるので、その点はご容赦ください!
 ・座談会メモ

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