月別アーカイブ: 2019年11月

仙台おもちゃ病院エコ@たまきさんサロンを開催しました。

たまきさんサロンスタッフです。
11月10日(日)に【仙台おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン】を開催しました。
9月に行われた前回同様、壊れたおもちゃを持ってたくさんの方が来院されました。

おもちゃ病院に来院されたときは、まず受付にておもちゃについての説明をしていただきます。普段どのように使っていたか、故障したときの状況や製造年についてなどなど。
そのお話をもとに、カルテ(診断申込書)を作成したのちドクターによる診察となります。

慎重におもちゃを解体して、故障の原因を探っていきます。
ぼくのおもちゃも直るかな?と子供たちも興味深そうに見ていました。
原因が分かると、ドクターの手によって丁寧に素早く修理されていきます。

再び動くようになったおもちゃを見て、ニコニコの笑顔!
とてもうれしそうに帰っていく姿を見ることができました。直ってよかったね!

動かなくなってしまった、音が鳴らなくなってしまったからといって、諦めて捨ててしまう前に「おもちゃ病院で診てもらう」ということが、選択肢の1つになればいいなと思います。

ちょっとした修理で再び動きだすことも多いようです。
たくさんの思い出や思い入れのあるおもちゃは、なかなか捨てられないし、大切にしたい、してほしい、と思いますよね。

仙台おもちゃ病院エコのドクターからのお知らせです。
※ 受付は当日の13:30~15:00です。時間厳守でお願いします。
※ 部品交換が必要な場合は、実費負担が発生する場合があります。
※ 症状によっては、入院(お預かり)して次回以降のお渡しになる場合もあります。
※ おもちゃの持ち込みは、お一人(ご家族でお越しの場合は一家族)2つまでです。
※ 壊れたおもちゃ本体だけではなく、外れた部品やオプション品など、一式すべてお持ちください。


【仙台おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン】は奇数月の第2日曜日に定期開催しています。

次回は年明けの2020年1月12日(日)13:30~16:00の開催予定です。
事前予約は不要ですので、壊れたおもちゃを持参のうえ、たまきさんサロンまでお越しください。
皆様のご来館をお待ちしております。


*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*

カテゴリー: 環境, たまきさんブログ | コメントする

歩くひと~歩くことで見えてくること~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。10月27日(日)に「歩くひと~歩くことで見えてくること~」と題し、海や山といった自然の中や街なかを歩くことで得られる新たな発見や出会いの魅力を、「歩き」の達人たちから入門編として学ぶサロン講座を開催しました。

講師には、「東京スリバチ学会」会長の皆川典久さん、「青葉山・八木山フットパスの会」の内山隆弘さん、「NPO法人みちのくトレイルクラブ」事務局次長の板橋真美さんをお迎えして、環境科学研究科棟二階大講義室にて、それぞれの活動の様子や歩きの魅力について教えていただき、最後には参加者の皆さんも交えてのトーク・セッションで締めくくりました。

「挨拶」

近年、シニア世代を中心に「山歩き」や「街歩き」が盛んに行われています。これは、単に健康志向のための「ウォーキング」とは違い、地域の自然や街なかを歩くことで、新たな発見や人との出会いを楽しもうという、より積極的な活動になっています。

今回の講座では、活動されているフィールドが違う三人の講師の方をお招きして、それぞれのフィールドの魅力と、そこを歩くひとたちについて語っていただきます。


「青葉山・八木山フットパスの会」

まずご登壇いただいたのは、地元であるここ青葉山を中心に歩かれている「青葉山・八木山フットパスの会」の内山隆弘さんです。「青葉山・八木山フットパスの会」の皆さんには、催しのたびに「たまきさんサロン」を休憩地点や座学の場としてご利用いただいております。青葉山から八木山を歩かれているだけあって、皆さん健脚揃いでいつも驚かされています。

青葉山や八木山が地学的にも史学的にも非常に重要な研究フィールドであるということを、初めて教えてもらったのも「青葉山・八木山フットパスの会」のパネル展からでした。
本日も、「ガイドパネル」が会場に展示され、多くの参加者の目を捉えていました。


「歩くことで道ができる」とは、至言です。そこから考えると、多くの人々が長い年月をかけて歩き続けて来た道が今に残っているわけです。
その痕跡をたどるという「歩き」を通して、我々は時間や空間を超えて、在りし日の風景を幻視することが出来るとも言えるでしょう。

そして、フットパス(散策路)でつながる新たな道も見えてくるように思えます。


NPO法人みちのくトレイルクラブ

「みちのく潮風トレイル」とは、2011年の東日本大震災後、持続可能な地域づくりを目指すと共に豊かな自然と地域の暮らしを未来に引き継いでいくために、故・加藤則芳氏の提唱を受け、環境省によって策定された「グリーン復興プロジェクト」の取り組みの一つです。

2019年6月9日に全線開通した、青森県八戸市から福島県相馬市までの4県28市町村にまたがって太平洋沿岸を一本の道でつなぐ全長1,025kmのロングトレイルです。

自然と人との関わり方を考えるために、「自然の中を歩くこと」で「人と自然」「人と人」とのつながりを感じ、自分自身の中に新たな「言葉」を発見していくという行為と言ってもよいかと思います。
トレイルの魅力というのは、歩く速度で普段の目線の高さで自然や人と関われることと、自分の足で歩くということで得られる充実感や達成感なのかもしれません。

また、ルートは地域住民も交え決めていくため、地元でしか知られていない古い道の復活やその地に遺された記憶の風景、さらに絶景が楽しめる道などが設定されていることも魅力のひとつとなっています。

「みちのく潮風トレイル」全線を統括し、拠点となっているのが「名取トレイルセンター」です。ここには、トレイルの管理を委託されている「NPO法人みちのくトレイルクラブ」のスタッフが常駐し、ハイカーのサポートをはじめとして、トレイルに関する情報発信の拠点としての役割だけではなく、「歩く」ための各種講習会の開催、地域住民との交流の場にも使用されています。今回講師をお願いした板橋さんも、こちらのスタッフです。

トレイルは、まだ日本では海外ほど盛んではありませんが、まだ見ぬ景色を求めて潮風を感じながら無心に歩く旅をする「歩くひと」が増えることを願ってやみません。


東京スリバチ学会

NHKで2015年7月に放送された『ブラタモリ』仙台編によって、皆川さんの名前を知った方も多いと思います。

スリバチ・・・つまり谷地形のことです。これを探るために、皆川さんは「東京スリバチ学会」という学会まで立ち上げた方です。

宅地開発が進んだ都市部では、古い地形はどんどん均されていって往年の名残をとどめていないのが現状です。それでも、土地の高低差は残り、暗渠化されても川は残り、何らかの痕跡をその場にとどめているものです。皆川さんたちは、それを探っているのです。

「昔、ここはどんな風景だったのか?」「その当時の人はどんな風景を見ていたのか?」という素朴な疑問から、町がどのように発展していったのか、変わらなかったものは何かが見えてくるのだと思います。

皆川さんからほぼ毎週活動されているということを聞き、驚きました。雨だろうと雪だろうと、とりあえず集まって、自己責任で歩き出す。
そのエネルギーとバイタリティが凄い。

東日本には、各地にスリバチ学会が増殖中だそうです。東北にも「宮城スリバチ学会」「秋田スリバチ学会」ができて、盛んに活動中ということでした。

スリバチ学会、おそるべし!です。


「洞穴小ばなし」

本日の司会を務めている、たまきさんサロンスタッフの私も、実は長年、洞穴探検を趣味にしております。

皆川さんの「スリバチ」地形に触発されて、余談ながら小ネタを用意させていただきました。

洞穴(特に鍾乳洞)関係の探検においても、スリバチ地形は非常に重要なアイテムの一つになっています。

地図記号の「おう地」。この記号が狭い地域に集中して多数記されている場所があります。

それは、鍾乳洞で有名な秋吉台です。実際に現地で見てみるとわかりますが、地面がきれいなスリバチ状にくぼんでいます。これは、その地下にある石灰岩が崩落し空洞ができて地面がくぼんだことを現わしているのです。多くは土没しているので、このくぼみから直接地下世界へ入れるとは限らないのですが、地下に鍾乳洞が存在するかも?というひとつの指針にはなります。

そんなわけで、洞穴探検家はこんなスリバチ地形「ドリーネ」にとても惹かれているのです。


「トーク・セッション」

今回の企画を発案した時に、同じ「歩き」でありながらもフィールドが違う講師をお招きすることになるので、この機会にぜひ対談も組み込みたいと思いました。

(司会者)まず、環境学習施設のたまきさんサロンとして、聞いておきたい問題点があります。それは、歩くことで見えてくる「環境問題」についてです。例えば、過剰な開発による景観の破壊やごみ問題などなのですが、いかがでしょうか?

(内山さん)青葉山は、かつてはお城の水源として大切に守られてきた場所であったのですが、今、青葉山を歩くと、残念ながらごみの不法投棄が目につくようになってしまっています。これは、人が歩かない場所だからこそ捨てられているとも言えるかもしれません。

(司会者)人の目が当てられ、道がきれいに整備されていれば、ゴミも捨てづらいということですね。

(内山さん)青葉山もかつては土の道がかなり多かったわけで、災害のことを考えれば整備も大事なことではありますが、アスファルトの道に整備されてしまうことで、土の道が持つ価値観というものを損ねてしまうということになるのではないかとも思っています。

(皆川さん)仙台では「四ツ谷用水」がいい例ですが、歴史的な痕跡がまだまだ残っている場所があります。忘れられ、あるいは気づかずに整地され失われてしまうのは非常に残念なことです。もっと町の中に眠っているお宝に気づいて目をかけて欲しいですね。

(司会者)開発や整備、景観や遺構の保全の問題は、大きな課題だと思います。

(皆川さん)最近は、水害をはじめとして水の悪い面ばかりが注目されていますが、水と人、水と街との関わりを、もう一度見つめ直すような街歩きを仕掛けていきたいと思っています。

(板橋さん)山と海とのつながりを体感できる「みちのく潮風トレイル」の場合、短い道のりの中でコースが山に入ったり海岸沿いの道になったりしますが、車が入って行けるような林道沿いには大型のごみが不法投棄されていたり、海の入り江にはプラスチックごみが打ち寄せられているのを目の当たりにします。

(司会者)海洋プラスチックごみの問題は、世界規模での大きな環境問題になっています。

(板橋さん)残念に思ったハイカーがごみ拾いをする。歩くことが環境を整備するきっかけにつながっていくということを感じます。

(司会者)先生方が活動されている中で、「歩くひと」としてこの先どんな「野望」を持って歩みを進められていくのかお聞きしたいです。そのためには、乗り越えねばならない壁もたくさん見えていると思います。その辺りも含めて教えてください。

(内山さん)青葉山・八木山には魅力的な場所がたくさんありますが、どうしても避けて通れないのが事故の問題だと思います。いつも自己責任での参加ということを強調していますが、山歩きをする以上は常についてまわる問題です。

(司会者)保険は各自で加入しているのですか?

(内山さん)参加費の中からイベントごとに強制加入にしています。とはいえ、保険ではカバーしきれない事故が発生する可能性があるということです。

(司会者)洞穴探検の場合も企画者がその都度、強制加入しています。

(内山さん)あと問題なのは、道の所有者が誰か、誰が管理する土地なのかということがあります。

(司会者)私有地とのからみですね? どこでも自由に入っていけるわけではない。

(皆川さん)八木山は所有者の許可を取って歩いているわけですね? 国有林の中は自由に歩いてもいいのですか?

(内山さん)「八木山治山ガーデン」という名前があるのですが、そこは自由に歩ける場所です。

(内山さん)危険に対する自己責任の意識や土地の所有・管理区分といった問題は、たしかに大きな壁ではありますが、「歩く」ということの価値を共有することで乗り越えていくという方法もあるのではないかと思っています。

(皆川さん)スリバチ学会としての野望は特にないのですが、地形や水というものに着目して街の魅力を発見するということは、どこの地域においても汎用的に通用する方法論だと思います。そんな趣味を持って街歩きをやってみたいという方は、ぜひお声がけいただきたいです。実際に歩くことやマップづくりをしながら地形ファンを増やしていきたいと考えております。

(司会者)もう一度、『ブラタモリ』を仙台に呼ぶとか?

(皆川さん)今のところ私が出る予定はないのですが、番組の方から私の方へ「何かネタはないですか?」と連絡が来るので、裏の方では動いております。近々、秋田スリバチ学会の会長さんが番組に出演される予定になっておりますので、楽しみにしてください。

(板橋さん)私たちは、ようやく繋がったこの「みちのく潮風トレイル」の道が、最低でも百年は長持ちして続くようにしたいと考えています。それは、道が途絶えないようにすること。そのためには、道の管理を一定の水準で皆さんが安心して歩けるようにし続けることが大切だと思っています。

(司会者)板橋さんは、何か大きな野望は抱いていないのでしょうか?

(板橋さん)個人的なことになりますが、この1,025kmという道を制覇したいと思っています。実はまだ400 km位しか歩いていないのです。

(皆川さん)素朴な疑問なのですが、トレイルは誰でも気軽に歩けるものなのですか?

(板橋さん)基本的には既存の道をルートとして使っているので、街なかを通る道だと普通の恰好でも歩けます。ただ、ルートによってはそれなりの装備や計画が必要になってくる場所もあります。まずは、全線の地図の中から自分の体力や興味にあった場所を選んで歩かれるといいと思います。

(司会者)道の整備のお話が出ましたが、どのような形で行っているのでしょうか?

(板橋さん)行政、NPOが主体となって、ボランティアの方を募って整備をしています。

(司会者)内山さんの会でも整備をされていましたよね?

(内山さん)金剛沢市有林の道沿いに参加者の足形を型どった標識を置いたり、今年の春には空き地を借りて手作りの公園「青葉山フットパーク」という公園を作りました。

(司会者)そういった整備は何を財源としているのでしょうか?

(内山さん)フットパークについては「緑の環境プラン大賞」という都市緑化機構という団体がやっている賞に応募し、100万円をいただいたので材料費にあてました。労力はすべてボランティアによりますが、そういう地道な作業もまた道に愛着を持ってもらうということにつながると思っています。歩くイベントで来たのが、いつの間にか雑草取り大会に変わっていたなんてこともよくあります。

(司会者)それはそれでいいことですね。何をするにもお金は必要なものなので、イベントのたびに基金や寄付をお願いするというのも、ひとつの手かもしれません。

(内山さん)ガイドマップなども作って販売し、売り上げをプールしておくこともしています。

(司会者)道を整備することによって、多くの人が歩けるようになる。それが、また道の保全につながっていくということでしょうか。

(参加者からの質問)環境省のトレイル、県の宮城オルレなどがあるが、横のつながりはどういうふうになっているのでしょうか?

(板橋さん)今のところ、横のつながりはまだ出来ていない状況ですが、先日も鳴子に新しいオルレのルートが出来ていますし、今後同じ道を歩く仲間として一緒にイベントなどが出来るようになればいいと思っています。

(司会者)仙台市としては、例えば四ツ谷用水の跡を歩くツアーなどを毎年開催していますが、まだ国や県とのつながりは出来ていない状況なので、今回のような企画を通して可能な部分では連携していければよいと考えております。


「まとめ」

今回は座学ではありましたが、いろいろな視点から「歩く」ことの魅力をたっぷりと学べたと思います。同じ風景を見るにしても、違った視点から眺めて見ることで、それまでとは違うものが見えてくるとは、よく言われていることです。

また、歩くことで道ができ、保全にもつながっていくということを学びました。

参加者の中には、まだ「歩き」を本格的に経験されていないという方も多かったのですが、いただいたアンケートには「実際に歩いてみたくなった」という感想が多く寄せられていました。講座企画者としては、うれしい限りです。

例えば、地形や地層、動物や植物、遺跡や化石、自然環境や街並みの変化など、実際にその現場に立ってみないと見えてこない風景があります。そんな新たな風景を求めて、時に時空間をも超えながら、「歩くひと」は旅を続けていくのだと思います。

まずは、近所の散歩からでもいいので、気楽に一歩踏み出してみましょう!

講師の先生方が書かれた本や資料は、たまきさんサロンにも置いてありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

皆川さん、内山さん、板橋さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。

*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*

カテゴリー: 過去の講座, 環境, 環境講座, たまきさんブログ | コメントする

環境フォーラムせんだい2019における「フードドライブ」の実施について

12月7日開催の「環境フォーラムせんだい2019」では、家庭や職場で眠っている食料品を、フードバンクを通じて必要とする個人や団体等に無償で提供する「フードドライブ」を実施します。
ご提供いただいた食料品は「NPO法人ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)」を通じて、被災者・生活困窮者の支援を行っている団体や子ども食堂などに無償で提供いたします。

まだ、食べられる食料品を有効活用するために、ご協力をお願いいたします。

日時:令和元年12月7日(土)12:00~17:00
場所:環境フォーラムせんだい2019会場内
(せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア)

対象とする食料品:賞味期限が1か月以上ある食料品(生鮮食料品は除く)
例:缶詰、インスタント麺、レトルト食品、米、乾麺など

連絡先:仙台市環境局家庭ごみ減量課
TEL:022-214-8229
FAX:022-214-8277
Email: kan007220@city.sendai.jp

    

カテゴリー: FEEL Sendai | コメントする

五橋中学校の生徒さんが選んだ“おすすめ図書”を展示中です~~♪

たまきさんサロンスタッフです。
仙台市立五橋中学校の3名の生徒さんが、たまきさんサロンで職場体験学習を行いました。 開館の準備や図書の貸出といった業務をしてもらいながら、たまきさんサロンの約2000冊の図書の中からおすすめの本を1冊ずつ選び、『職場体験学習 おすすめ図書コーナー』の制作と、おすすめ図書ブログの原稿を作ってもらいました。


サロン講座の企画を立てスタッフに向けてプレゼンテーションもしてもらいました。
今後の【たまきさんサロン サロン講座】の参考にさせていただきます!!


『職場体験学習 おすすめ図書コーナー』は11月14日(木)~11月29日(金)の期間、たまきさんサロン内に設置しています。
ぜひぜひ足をお運びくださいませ。


五橋中学校の皆さん、一緒にお仕事出来てよかったです。
お疲れ様でございました。


*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*

カテゴリー: 中学生職場体験, 日々の話, 環境, たまきさんブログ | コメントする

天気のきほんと仙台の冬の天気

12月21日(土)13時30分~15時30分
天気のきほんと仙台の冬の天気
一般社団法人 日本気象予報士会東北支部
「大気圧を目で見る」「雲を作る」「竜巻を作る」実験を通して天気や天気図、気象予報士について学ぶほか、大雨や雷の危険性、仙台の冬の天気についても教わります。





■開催日時
12月21日(土)13時30分~15時30分

■講座タイトル
天気のきほんと仙台の冬の天気

■講師
一般社団法人 日本気象予報士会東北支部

■講座概要
「大気圧を目で見る」「雲を作る」「竜巻を作る」実験を通して天気や天気図、気象予報士について学ぶほか、大雨や雷の危険性、仙台の冬の天気についても教わります。

■募集人数/対象
小学生以上の子どもと保護者15組 ※抽選(当選者にのみ12/14までご連絡)

■申込締切
12月11日(水)

■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

■問い合わせ・申し込み先
せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
メール:tamaki3salon@city.sendai.jp
電話 022-214-1233 FAX 022-393-5038

カテゴリー: サロン講座 | コメントする

3年目!ヨシ原をめぐる生きもの達の冬物語

11月30日(土)10時00分~12時00分
3年目!ヨシ原をめぐる生きもの達の冬物語
宮城県森林インストラクター 太田 吉厚 さん
冬になると、はるばる海を越えてたくさんの渡り鳥が仙台にやってきます。夏にも生きもの達がここでどのように暮らしているのか観察したけれど、冬は一体どんな生きものがいるのかな?生きもの達の魅力いっぱいのお話をききながら、寒い冬ならではの、たくましい生きもの達の姿を学びませんか?





■開催日時
11月30日(土)10時00分~12時00分
※雨天時は、12月1日(日)に延期。

■講座タイトル
ヨシ原をめぐる生きもの達の冬物語

■講師
宮城県森林インストラクター 太田 吉厚 さん

■講座概要
生きものの宝庫であるヨシ原を舞台に、そこにすむ様々な生きもの達について学びます。
冬になると、はるばる海を越えてたくさんの渡り鳥が仙台にやってきます。夏にも生きもの達がここでどのように暮らしているのか観察したけれど、冬は一体どんな生きものがいるのかな?
生きもの達の魅力いっぱいのお話をききながら、寒い冬ならではの、たくましい生きもの達の姿を学びませんか?

■募集人数/対象
30名 
※ 小学3年生以下は要保護者同伴です。
※ 応募者多数の場合、抽選の上、抽選結果をご連絡します

■申込締切
11月21日(木)

■会場
せんだい農業園芸センター(若林区荒井字新田13-1)
http://sendai-nogyo-engei-center.jp/

■参加費
無料

■持ち物
・暖かく、動きやすい服装
・帽子
・飲み物
・双眼鏡(あれば)

■お申し込み方法
メールまたは電話でお申し込みください
必要事項:①参加者全員の氏名(小学生以下は年齢もあわせてお知らせください)、②連絡先(電話番号・メールアドレス)

■問い合わせ・申し込み先
仙台市環境局環境共生課
電 話:022-214-0013
メール:kan007130@city.senda.jp

 

チラシダウンロード

カテゴリー: サロン講座 | コメントする

<三陸世界>を考える~災害と向き合う暮らし~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。10月19日(土)に「<三陸世界>を考える~災害と向き合う暮らし~」と題し、南三陸町に暮らす人々が、自然災害も含めた「自然環境」とどのように向き合ってきたのかについて社会学的に学ぶサロン講座を開催しました。

講師には、宮城教育大学准教授で歴史社会学を専攻されている山内明美先生をお迎えして、今後ますます退縮化していく地域社会にあって、ひとつの突破口としての社会体系の再構築の可能性について教えていただきました。

講師の山内明美先生は、宮城県南三陸町入谷のご出身です。
昔から自然災害が多く発生してきた三陸沿岸部の農村漁村を研究フィールドにして、そこで暮らす人々が、いかにして繰り返し襲ってくる災害と向き合い乗り越えてきたのかなどについて、社会学的に調査研究されています。


「はじまり―自己紹介―」
山内先生の研究の発端は、南三陸町で農家を営む父親から子どもの頃にもらった「三角田んぼ」だったのかもしれません。
「自分で食うコメは自分でつくれ」という教えだったそうです。形が悪く耕作機械も入れられず、米を作るといっても、すべて手作業で行わなければならない効率の悪い田んぼだったのです。
それでも150kgくらいの米はとれ、中学生が一年間食べる量にはなったといいます。


「三陸世界とは何か?」
1993年、先生が高校生の時に起きた、いわゆる「平成の大凶作」と呼ばれる災害では、三陸沿岸部の作況指数は「28」だったそうです。
この米の作柄を示す数値は、通常平年並みの収量だと一反(10アール)の田んぼからとれる米は500kg~600kgのところ、20kgしか取れなかったことを表しています。時代が違えば餓死者が出たり、身売りが出て村が全滅していたかもしれません。
多感な時期にあった先生にとっては、農家の現実と直面せざるを得ない衝撃的な体験だったはずです。

東北地方、とりわけ三陸沿岸地域の歴史は、自然災害と向き合い続けてきた歴史といっても過言ではないくらいです。地震、津波、台風、大雪、冷害・・・といった自然災害に頻繁に見舞われ、多くの犠牲と悲惨な傷痕を人と土地の記憶に刻みつけてきました。

それでも、人々がこれほど災害の多い場所にずっと住み続けているということは、自然災害のたびに土地や海を「手当て」しながら、生きるための暮らしの風景をつくってきたといえるのではないでしょうか。
その暮らしの姿と精神をとりまく世界観。それが三陸世界だと先生は考えています。


「世界の農村風景」
世界に目を転じ、現在でも「天水田(てんすいでん)」が一般的なインドやアジアをまわって、その土地で行われている農業を観察すると、そこに日本の農業の原風景を見出し、機械化された近代農業にはない知恵に気づかされます。


「インドの天水田」

多種多様な穀物を混ぜて植えることによって、たとえ米が不作だった場合でもアワ、ヒエ、タロイモなどのどれかが生き残ればいいという考え方です。
日本のように市場で人気のある単品種だけを大量に作付している場合のリスクを、改めて考えさせられます。
機械化と品種の均質化が進んだ近代農業技術が先進的とばかりも言えないのかもしれません。


「インドネシア・バリ島の棚田と稲の神」

バリ島の天水田では、水争いを避けるため、世界遺産にもなっている「スバック(水利組合)」のような組織で貴重な水を管理し、さらにヒンドゥー寺院の水路を必ず通すことで、「神様と一緒に米をつくる」という神事化された意識を強く持って農業を営む国もあります。


「ネパールの田園風景」

丘陵地の狭い土地を最大限に活かした農業では棚田がつくられ、水田の中に住居がぽっかり浮いているような、不規則ではあるが、ある種の美しさを持った田園風景が広がります。
耕作機械に合わせて田んぼの区画を整えていないゆえの美しさでしょうか。
機械化農法が進んだ日本では、ほとんど失われた風景です。


「ネパールの田植祭り」

男たちが泥田をこね、女たちが苗を植え付けるという、国民的なお祭りとして大々的に行われる儀式としての田植えは、自然と人との一体感を表わしているものです。


「生業世界とは」
生業(なりわい)世界とは、海や山といった天然資源と向き合う暮らしであり、近代資本制からはみ出た部分での生きる術を持ったもう一つの社会体系と言えます。
つまり、農業や漁業という生業は、単に食糧を生産するだけの労働として存在しているのではなく、海や山との関係性のなかで、生きる景色を生みだす仕事のことです。


「10軒で500年続いてきた三陸の村の話」
そこで、ひとつのヒントとなる事例の紹介です。

南三陸町歌津に「払川(はらいがわ)」というたった10軒の限界集落があります。歴史は古く、登山口に位置し修験者の受入れ集落として500年間続いて来た集落でもあります。

外側から見た価値観では、「何もない集落」「不自由な暮らしをしている集落」という印象を抱きがちです。確かにコンビニもスーパーも自動販売機さえ無く、携帯電話も繋がらない僻地であり、直感的に不便をイメージしてしまうかもしれません。

実は、この集落では年間およそ300種類の食料が自給自足されているのです。これは、都市部のスーパーよりも種類が多いことになります。

実際にこの集落の住民は、何の不自由も不足も感じず、「集落全体で一つ」というとてもバランスのとれた世界を形成し暮らしているのです。


「奉一切有為法躍供養也」(いっさいの ういほう おどり くよう たてまつる なり)
南三陸町戸倉水戸辺に建てられている鹿子躍(ししおどり)の供養塔には、このような碑文が記されています。
意訳すると、「この世の森羅万象のすべて、諸行無常のすべてを、躍って供養します」という意味です。

この石塔には、過去50年間くらいに起きた天災のことが記されてあります。ここからは、災害の悲惨、困苦に対し、地域の人々がどのように向き合って来たのかということが読み取れます。

まず、亡くなった人を供養するだけではなく、森羅万象のすべても含めて供養するという考え方です。
災害が起きた時に、その原因である「自然」とどういう政治的交渉をするかということでは、生業世界に生きる人々は「神と交渉する」という生きる技術を持っています。
まず神と対話し、災害を生じさせた神の怒りの原因を探ろうとします。
そして、神事としての作法上、動物(鹿)の姿に扮装し、躍り、すべてを供養するのです。

自然との一体感や共生観から生まれた自然との交渉手段としての芸能が「鹿子躍(ししおどり)」なのです。


 「鹿子躍(ししおどり)の供養塔と碑文」


「毎年8月14日早朝にお寺に奉納される水戸辺の鹿子躍」

「まとめ」
将来の東北の姿を想い描く時に、そもそも寒冷地に適さない熱帯、亜熱帯地域原産の栽培植物である稲が、しかも災害が絶えない東北の地で改良を重ね、自然災害と向き合いながらも集中的に栽培されるようになった経緯から考えてみる必要がありそうです。

日本の米の自給率が100%になったのは、1960年代半ばになってからで、実はそれまでは輸入に頼っていたのです。
逆に1970年代には減反政策が始まり、余剰米の発生、米価の下落、農業人口の減少、若者の農村離れといった現象が起きました。

例えば、現在の日本のように人口減少による労働人口の減少など多くのリスクを抱え込んで退縮化していく傾向にある社会では、これ以上の経済成長は望めず、労働が報酬に見合っていないという状況になって来ています。

エネルギー依存型の利益追求のための効率化社会のほころびが見えてきた今、ゆきづまった社会のひとつの突破口として、我々は自分たちが本当に必要だと思うものを自給するという当たり前のシステムを、もうひとつ別の社会体系として考え直してみるべき時期にきているのかもしれません。


今回の講座では、農業や漁業といった「生業」が大事なのは、それらが単に農産物や海産物を生産収穫するという労働にとどまらず、土地や海という自分たちをとりまく世界に働きかけながら、「生業」という文字通り、いのちそのものを産み出す暮らしも兼ね備えた仕事だからなのだということを学びました。

山内明美先生、参加者の皆さん、ありがとうございました。

山内先生が書かれた本は、たまきさんサロンにも蔵書がありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
・こども東北学(イースト・プレス発行)
・「辺境」からはじまる―東京/東北論―(共著)(明石書店発行)


*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*

カテゴリー: 過去の講座, 環境, 環境講座, たまきさんブログ | コメントする

ただの紙ではない!手漉き和紙って?~おりじなるなクリスマスカードをつくろう♪~

12月14日(土)10時00分~12時30分
ただの紙ではない!手漉き和紙って?~おりじなるなクリスマスカードをつくろう♪~
手漉き和紙の技術はユネスコの無形文化遺産に登録されています。育まれてきた伝統の技を知り、紙漉きをして天然素材の他にはないクリスマスカードをつくりましょう!





■開催日時
12月14日(土)10時00分~12時30分

■講座タイトル
ただの紙ではない!手漉き和紙って?~おりじなるなクリスマスカードをつくろう♪~

■講師
手すき和紙工房 潮紙 代表 塚原 英男氏

■講座概要
手漉き和紙の技術はユネスコの無形文化遺産に登録されています。育まれてきた伝統の技を知り、紙漉きをして天然素材の他にはないクリスマスカードをつくりましょう!

■募集人数/対象
5歳以上の子どもと保護者15組 ※抽選(当選者にのみ12/7までご連絡)

■費用
1,000円/1組(税込)

■申込締切
12月4日(水)

■会場
東北大学大学院環境科学研究科棟1F(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)「展示スペース2」

※たまきさんサロンと同じ建物です。受付はたまきさんサロンで行います。

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

メールでお申し込みの方は、tamaki3salon@city.sendai.jp からのメールを受信できるよう設定をお願いいたします。

■問い合わせ・申し込み先
せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
メール:tamaki3salon@city.sendai.jp
電話 022-214-1233 FAX 022-393-5038

カテゴリー: サロン講座 | コメントする