日別アーカイブ: 2019年6月14日

未来プロジェクトin仙台の採用企画が決定しました

平成31年度は環境の芽部門1件、環境の樹部門3件の応募があり、一次の書類審査、二次の公開プレゼン審査を経て4件全ての企画が採用されました。今後、各企画の進捗状況をご紹介いたします。

【環境の芽部門】1件

企画名被災地荒浜で、海岸清掃と海洋ごみをつかったアクセサリーづくりワークショップ
団体名環境系学生団体海辺のたからもの
内容荒浜の海岸で清掃活動を行い、拾ったプラスックごみを使いアクセサリー作りのワークショップを行う。アクセサリーの材料集めという動機づけにより、楽しみながら海岸のごみを回収することができ、また海岸清掃や海洋ごみ問題について関心を高めることを目的とする。

【環境の樹部門】3件

企画名植物界の「災害遺産」ミズアオイを知る連続ワークショップ
団体名NPO法人日本ビオトープ協会(北海道・東北地区)
内容震災後津波浸水域に一斉に出現したミズアオイをテーマに、生息地観察、収穫・調理、埋土種子の探し出し等のワークショップをとおして、生物多様性保全と防災についての意識を喚起し、価値観を変え行動を促すことを目指す。
企画名認知症のある方もみんなで一緒に!山や畑の自然物を活用して楽しもう!
団体名ヒトキタシャベル
内容幅広い世代を対象に認知症等の疾患のある方と一緒に山や畑をフィールドに自然体験を行う。活動をとおして自然環境保全の意識の向上を目指す。
企画名食用廃油の資源化
団体名宮城学院中学校高等学校 特活自然科学班
内容食用廃油をコウボの作用により有効なたんぱく質に変える方法を実験する。現在ディーゼル燃料として再利用されている食用廃油の未来を見据え、新たな技術の確立を目指す。

お申込み・お問い合わせ先

FEEL Sendai事務局(仙台市環境局環境共生課内)
〒980-8671仙台市青葉区二日町6-12MSビル二日町5階
電話 022-214-0007 FAX 022-214-0580
E-Mail  feel_sendai@city.sendai.jp

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「この音、知ってる?生きものの音をつかまえよう」を開催しました。

6月8日に、「この音、知ってる?生きものの音をつかまえよう」という、「音」に注目した自然観察会を、海岸公園冒険広場にて開催しました。

このイベントは、「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」(https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao/)(ソニー㈱と日本自然保護協会との協働)と海岸公園冒険広場(http://www.bouken-asobiba-net.com/bouhiro-top)との共催です。

今日は、ソニー㈱から最新のICレコーダーをお借りして、生きものの音を録音します。最新の機械ですが、使い方は簡単!ソニーの勝田さんからの説明を聞き、子供たちもすぐにマスターしていました。

まず、外に出てネイチャーゲームを行いました。あいにくの雨模様のため、管理棟デッキにみんなで並びます。自然保護協会の自然観察指導員、大野さんの呼びかけで、自然の音に耳をすまし、音のイメージを画用紙にスケッチしてみました。

自分が真ん中にいて、周りの音を記号で表しています。雨の音と、遠くで別の音も聞こえたようです。

絵で周りの音をあらわした参加者もいました。個性が出て面白いですね。
雨足が弱まってきたタイミングを狙って、いよいよICレコーダーを手に音をつかまえに出かけます。

水たまりに雨が落ちる音をつかまえます。雨の日ならではですね。

プレーパーク脇の木々の辺りから、鳥の鳴き声が聞こえます。うまくつかまえられるかな?

歩いていても、いい音が聞こえたらすぐにピッ!
たくさんの音をつかまえました。

管理棟に戻り、録音した音を聞いてみます。わぉ!な音を探すのに、皆さん真剣そのもの。

それぞれ、わぉ!な音を選んだら、みんなで聞きます。

ヒバリやツバメの鳴き声やかすかに録れたキジの声、集水桝に落ちる水の音、水たまりで歩く足音など、色々な音が紹介されました。大野さんから、鳴き声だけで姿が見えなかった鳥たちの説明を聞き、知識を深めました。

最後は音の専門家 永幡教授によるレクチャー「音の記録/耳の記憶-未来の素敵な環境づくりの手がかりとしてー」を聞きました。音を録音することも大事だが、その音を生活のどのような場面で聞いていたか、を併せて蓄積することが、将来の街づくりを考えるとき、どのような音を残し、どのような環境を整えるかを考える際に非常に大切であるとのことでした。

続いて、市民文化事業団(元3.11メモリアル交流館職員)の田澤さん進行のもと、永幡教授と地元の写真家 佐藤豊さんとの対談がありました。佐藤さんからは、さまざまな音の記憶と幼少期の遊びが紹介されました。現代と比べ、生活と生きものの音が密接に関わっており、例えば「カッコウが鳴いたら田ゼリ食うな」と言っていたが、それはカッコウが鳴くころになると田ゼリの旬が終わっているから食べてもおいしくない、という意味だったとの話がありました。参加者の中にもこの言葉を聞いたことがある方がおり、地域での共通認識だったこともわかりました。
その他にも、当時はさまざまな音に囲まれて生活していたとの話から、ホトトギスの鳴き声も、最初は「ケキョケキョ」と鳴いているが成長すると「ホーホケキョ」と鳴けるようになることも教えてもらいました。永幡先生からは、生活していく上で聞こえる生きものの音に関心を持ち、伝えていくことが大切とのお話がありました。

当日は雨が降り続く中での開催でしたが、参加者の皆さまや関係者の皆さまのご協力のおかげで、大きなトラブルもなく、生きものや雨などたくさんの音をつかまえることができました。今回のイベントが、生きものの音に関心を持ち、色々な生きものを感じながら生活していくきっかけになってもらえればと思います。

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カジカガエルの鳴き声もう聞きましたか?

ふぃふぃふぃふぃふぃ…♪
昔の人はこの鳴き声が聞こえてくると、「初夏がきたな~」と感じていたそうです。
この鳴き声は。。。。
そう!カジカガエルの鳴き声ですね!!

さきほど昔の人はと言いましたが、古くは日本最古の和歌集「万葉集」にもカジカガエルを詠んだ歌が多くあるんです。
「方丈記」で知られる鴨長明(鎌倉時代)も、「無名抄」の中で
「かれが鳴きたるは、いみじく心澄み、物哀なる聲にてなん侍る」(1977年 岩波書店 久松潜一/校注 『日本古典文学大系  65歌論集 能楽論集』50Pより引用)と、カジカガエルの鳴き声について書いています。

日本一美しい声で鳴くカエルと言われるカジカガエル。
清流を好む生きもので、里地里山など自然豊かなところによく生息していますが、ここ仙台では、街中でも綺麗な川が流れているため、都会の真ん中でも鳴き声を聞くことができます。
毎年5月~7月くらいまで鳴き声を楽しむことができ、昼間よりも夕方から朝方にかけてよく鳴いていますよ。

突然ですが、ここでカジカガエルQ&A
Q.カジカガエルはどういう川が好きなの?
A.芋煮会をやるような場所、といったら分かりやすいかな。川の中~上流付近の、芋煮のかまどを作る時に使うような大きな石が、河原にゴロゴロ広がってしいるような場所にいるイメージだね。

Q.なんで鳴くの?
A.繁殖のため、オスがメスを呼んだり、縄張りを主張するために鳴いていると考えられているよ。

Q. 鳴いていない時期も川にいるの?
A.川のそばの森などに移動して、生活していると考えられているよ。

Q. カジカガエルを守るため、大切なことは?
A.カジカガエルの好きな川とまわりの森を一緒に残すこと。あと、芋煮を楽しんだ後は、ごみをきれいに持ち帰ること!

仙台市ではカジカガエルが鳴きはじめる5月にたまきさんサロンにてカジカガエルのパネル展示を開催しました。
パネル展示では録音したカジカガエルの鳴き声をハイレゾ音源で流したり、カジカガエルがたくさん生息している里地里山の魅力を紹介するDVDの上映などを行い、たくさんの方に足を運んでいただきました。

また、みなさんからお寄せいただいたカジカガエルの生息情報等をもとに、
「仙台市カジカガエル生息地マップ」(https://www.tamaki3.jp/wildlife/map.html)を作成しています!
今年度もみなさまからの情報を絶賛大募集中です!
カジカガエルの美しい鳴き声を聞いたら、仙台市環境共生課まで(電話022-214-0013、Eメールkan007130@city.sendai.jp
①場所 (なるべく詳しくお願いします)
②日にち
③時間
を、教えてください!
みなさまからの情報をお待ちしております!

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