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カテゴリー
メタ情報
月別アーカイブ: 2016年11月
新春サロン寄席~東北弁と昔の暮らし~
1月22日(日)13時半~15時半
「新春サロン寄席~東北弁と昔の暮らし~」
東方落語 今野家がめら さん
落語を楽しみながら東北弁に触れ、無駄のなかった昔の暮らしの仕組みを垣間見てみましょう。
「新春サロン寄席~東北弁と昔の暮らし~」
東方落語 今野家がめら さん
落語を楽しみながら東北弁に触れ、無駄のなかった昔の暮らしの仕組みを垣間見てみましょう。
■開催日時
平成29年1月22日(日)13時半~15時半
■講座タイトル
新春サロン寄席~東北弁と昔の暮らし~
■講師
東方落語 今野家がめら さん
■講座概要
落語を楽しみながら東北弁に触れ、無駄のなかった昔の暮らしの仕組みを垣間見てみましょう。
■募集人数/対象
30人(小学生は保護者同伴)※抽選、当選者にのみ1/12までにご連絡します
■会場
たまきさんサロン(東北大学大学院環境科学研究科本館1階)
■申込締切
1月5日(木)
■□■□■□■□■□ お申し込み □■□■□■□■□■
[contact-form-7 id=”19288″ title=”1月15日(日)「新春サロン寄席~東北弁と昔の暮らし~」お申し込み”]
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
カテゴリー: 未分類
新春サロン寄席~東北弁と昔の暮らし~ はコメントを受け付けていません
八乙女小学校の環境学習の授業に、E-Action実行委員会のメンバー企業が参加しました!5年生元気良すぎ。
さてさて、本日の取材は「たまきさんサロン」にて開催の、八乙女小学校5年生の企業と連携した環境学習です。あいもかわらずチャリンコで青葉山の坂を登っていると「あ。もう着いてる」東西線青葉山駅には地下鉄でやってきた小学生の一群が。
最近はプライバシーとか気を使うしなぁ。。。って思ったら
「うちの学校、たまきさんとこならOKですよ」
「へ??」
「撮って撮って〜」
「イェ〜!」
「仙台市のHPに載るぜ〜」
わぁ〜待ってまってで、逃げてきました。
で、サロンの前に着くと日産サティオ宮城さんが「E-Action号」を持ってきて準備中。
その彼方から。
ダンダッダカダッタ。ダッタタン♪ダッタタン♫(帝国のマーチ)
キタキタキタ。
キタ〜〜〜!!
キタキタキタキタ〜〜〜!!
サロン到着。みなさん。おはようございます!!
今日の授業は、日頃は出会うことのない企業で働く皆さんに、環境のことを詳しく教えてもらう勉強をします。
姿勢を正して!
「よろしくお願いします!」
ではではさっそく、学習準備の整った会議室へ。
今日はせんだいE-Action実行委員会のメンバー企業4社
株式会社ローソン
アイリスオーヤマ株式会社
株式会社北洲
株式会社日産サティオ宮城
の皆さんが、工夫を凝らして企業が環境に対して「どんな取り組みをしているのか?」を教えてくれます。
最初にご紹介するのは、ローソンさんです。
はい。まずは一人一つずつこちらのボードを受け取ってください。
こちら。ローソン緑の募金クイズラリーと銘うっています。たとえば
Q)レジの横に集まったお金は、どんなことに使われているのでしょう?
A)(1)寄付する(2)ごみをひろう(3)高校生の夢を支援
こちら。回答は展示されているパネルを読むと、回答が見つけられます。
え?子供だまし??そんなことないです。大事なのは答えを見つけることではなくって、パネルを読んで、どんなことが地域で取り組まれているかを学ぶことなんですよ。
そして答え合わせ。こちらは答えがひとつではなくって「はいもうちょっと探してね〜」が見受けられました。
さっきの問題も、緑の募金では寄付してますね。そして学生支援も行なっています。
そして解答が揃うと、携帯型の温度計とコンパクトなエコバックがもらえます。
そして、質問コーナー。
「一番気をつけていることは?」
コンビニエンスストアでは、いちばんの問題はビニールバッグです。なので、いまは素材を改良するなどして10年前の半分の厚み(0.04ミリ)のバッグを使っています。でも。。。やっぱりマイバックだよね。
さらに、コンビニエンスストアのエネルギー消費の85%は電気からということ、冷蔵庫から出る排熱を店舗の暖房に使える空調一体システムを取り入れています。
つづいてアイリスオーヤマさん。
いまでは日本中のDIYショップで製品を見かけるアイリスオーヤマさんは、仙台の会社だったのですね。
工具ケースとかがアイリスさんの製品だと思っていたら、木屑から猫のトイレ砂を作ったり、LED照明機器を作っていたり、お米とかも販売していました。(これ、CMで流れているって)
そして、いまはLEDの普及にすごく力を入れています。なぜなら、LEDは交換するだけですぐに省エネに結びつく優れものです。
LED照明は6年前から販売してます。
それ以前に使っていた蛍光灯42W(ワット)の電気使用量は、LEDに交換すると25Wにすぐに下がりました。だけどそれは5年前の話。今では。。。10W!
なんと最新型は1/4の電気消費量で同じ明るさなんです。
そのお隣。おなじ家つながりで、北洲さん。
こちら、家の断熱に使うものですけどナニからできているでしょう?
綿???木屑???
ヒントは、いまココにもある身近なものです。
答えはガラスです。ガラスを細く加工して綿みたいになったグラスウールという素材です。
こちらを使うと、冬は家の中の熱を逃がさず、夏は外からの熱が伝わらず、省エネで快適に過ごすことができるのです。
触ってみると。。。不思議な感触。
家屋の中からの熱は、窓からも逃げてしまうんですね。
そこで、ペアガラスというものがあります。こちらは、二枚のガラスの間にアルゴンという気体が封入されていまして。。。。アルゴンって、今僕らが吸っている空気にも少し含まれていて、不活性ガスなんて呼ばれています。熱を伝えにくく、変異もしないから安定していて閉じ込めておくのには都合がいいんですね。だから、箱の中は暖かでも、触ると熱が伝わらない。
この子達は何をしているかというと、熱交換器の実験装置を触っています。
部屋を暖めた空気でも換気のために外の空気と入れ替えないといけない。そうすると。。。熱が逃げちゃう。
そこで、冷たい空気と暖かい空気を隣り合わせにして熱を伝える装置がこれなんですね。
空気が吹き出して、面白いね。
さらに、企業ではないけど仙台市のブース。
ソーラーパネル。増えましたよねぇ。発電するのにエネルギーが要らず、危険でもない夢のようなエネルギー源です。徐々に増えているけど、もっと理解が必要ですね。
さらに。「お風呂から出たら髪を乾かしてからドライヤーを」とか、身近にできる環境活動も紹介しています。
子供の勉強に「運転の仕方?」
いやいや。今ではみんなが免許を持って運転する時代。小さい頃からの知識は、ずっと節約につながるのです。
さぁ。車つながりでは日産サティオ宮城さん。
日産さんは、エコカーの中でも電気自動車に力を入れています。電気自動車は、走るときに一切の排気ガスを出さない。だから屋内の倉庫とかでも使えちゃうんですね。
ちょっと質問コーナーです。
「開発で難しかった点はなんですか?」
「まずは、なんといっても走行距離です。電気自動車は走れる距離が短いので、充電施設がいっぱいないといけない。それが今では○クドナルドの店舗数とおなじぐらい全国にあるんですよ」
では、ちょっと外で実際に見て見ましょう。
(あれ?携帯カイロもらったの。確かに寒いからねぇ〜)
ってことで、屋外のE-Action号のところへ。
こちらがモーターで動く電気自動車です。
ご覧の通りに、ボンネットを開けてもエンジンが載っていません。
ホントだ!
そしてみなさんが知っているNintendo 3DS LL みたいに、充電して走ることができます。
〜〜〜さすが高橋さん。若いだけあって話が上手だなぁ〜。ぼくだったらコタツみたいに電線がついてるって言い出しそうだ。(しかも充電すらしてない)
では、実際に挿してみましょう。
エイやっと。これだけ。
なんかあっけないぐらいに簡単だなぁ。
じゃぁ、乗ってみましょうか?
の、ひとことで大変なことになった。
オイ乗せろ。
アタシも乗る。
場所をあけろ。まだ乗れるぞと。。。
イェ〜写真撮って写真撮って!!
はいはい。。。
なんだぁ?クラス全員(31名)乗れるんじゃないのか?
ってことで、運転席のあたりに見えるゴツい手は先生なので、32名が乗ってしまった。
いいんですか?
———–走ってないですし。。
まぁ。そんなこんなで、電気自動車の特徴をメモメモ。
さて、4つの会社の環境活動を順繰りに見学させていただいて、終わりの会です。
本日の感想を発表してもらいましょう。
「僕が考えていたより、エコはどんどん進化していました。」
「エコなこと。いろんな取り組みで、問題が解決しているのだなと思いました」
「温暖化を止めるために、会社の人たちが頑張っているのがわかった」
教室で勉強しているだけではわからないことが、今日はいっぱいありました。環境活動を行う場には、いっぱいの人がいます。社会を見て、いっぱい学んで欲しいです。
では、本日はありがとございました!
そして、児童たちは一気にサロンになだれ込みまして、大賑わい。
本が山ほどあります。しかも新しいのがいっぱい!
ふむふむ発電実験の自転車。
———-あとでサロンスタッフの人が、やってきて15分で疲れた〜って言ってましたよ。それぐらい元気いっぱいの八乙女小学校の皆さんでした。またきてね〜。
「蜜ろうでリップクリームをつくろう【サロン講座】」
たまきさんサロンスタッフです。
11月5日(土)のサロン講座は、宮城教育大学 准教授 溝田浩二先生をお迎えし、宮城教育大学にて「蜜ろうでリップクリームをつくろう」を開催しました。
はじめに先生から「もし地球上からミツバチが消えたら?」どうなるかのお話をしていただきました。
はちみつが採れないだけではなく、受粉ができなくなり、野菜、くだもののほか、家畜のえさも育たなくなります。ミツバチが消えると食品の価格が高くなり、経済にも影響が及ぶそうです。
植物の観察をしながらミツバチの巣箱へ移動します。
ミツバチに刺されないためには…
ミツバチと友だちになりましょう。
それができないのなら…石になりましょう。
蜜ろうとラベンダーの花から抽出したラベンダーオイルでリップクリームづくりです。
ミツバチの巣をとかすと「蜜ろう」が採れます。蜜ろうの入ったジャー(約60℃に設定されています)にタコ糸を垂らしたり、引きあげたりしながらキャンドルをつくります。
焼きたての丸いホットケーキに、宮城教育大学で採れたハチミツをかけて味わいました。とっても濃厚なはちみつでした。
はちみつを集める働きばち一匹が一生(約1か月)かけて集められる、はちみつは小さなスプーン1杯分になるそうです。
リップクリーム、キャンドル、はちみつ、受粉・・・と、暮らしの中にミツバチからの恵みがたくさん使われていることを学んだ講座となりました。
溝田浩二先生、宮城教育大学の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日
年末年始(12/28-1/3)
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
「杜の都の凸凹さんぽ」超天気が良くって、超運が良くって、超楽しかったですよ。
毎度毎度の、たまきさんブログ。え?なんか始まりがナニかにって?ええ。ええ。今日のゲストはアノお方ととっても縁の深い方なのですよ。
東京スリバチ学会から、会長の皆川典久さんをお呼びして「杜の都の凸凹さんぽ~歩いて知ろう、青葉山~」を、物凄い〜〜〜長さで、ブログで前篇・後篇でお届けってのもヘンなので、丸ごとお届けします。これでもダイジェスト版なんですよ。
なので、前半の講義を飛ばしてお散歩だけ読みたい人に、ここにワープスイッチをつけとこう。
■☆●ブログお散歩編にワープ●☆■
はい。まずは座学編から始めましょう!これもなかなか濃いのですが。
「皆様たまきさんサロンへようこそ!今日はみなさんと青葉山を歩いてお散歩します。天気も良くって良かったですね!よろしくお願いします。
さっそく講師の先生を紹介します」
東京スリバチ学会から、皆川先生です。
こんにちは。皆川です。
「すべての坂はスリバチに通じる」
これがスリバチ学会のモットーです。
そして、似た名前の団体に東京坂道学会というのがありまして、こちらはタモリさんが主催しています。
(ごめんね〜権利関係で写真なし)
そして、似た者同士の縁で「タモリ倶楽部」に出演させていただいたのが、後の、ぶらタモリに通じるのです。
—–ヒソヒソ。あの、ぶらタモリの製作陣(東京のNHK)って、震災のちょっと前に仙台にいた人たちなんだよ〜。だからあんなにリッチな番組なんだよ〜。思い入れも違うんだよ〜。これは内緒ね〜。(たまきの怪しい情報)
仙台の地形の面白さ。町が台地の上にあるってことですね。そして城下はほとんど田んぼだった。
広瀬川のような大きな川は、崖の下を流れている。
また、青葉山は山って名前がつくのに山頂がほとんど真っ平らである。
などと、色々と特徴があるので、これを地図を使って他の都市と見比べてみましょう。
まずは、東京と比べてみると、市街がとてもコンパクトです。
——-東京のなかでも、江戸って台地の上じゃなく、下町低地の一角なんですよ〜。(たまき)
こちらは鎌倉。
三浦半島の付け根にあって、三方が山に囲まれています。天然の要害ですね。
源頼朝が鎌倉幕府を開きまして、要塞都市としては都合がよかったけど、発展性がない。。。
では、大阪。
こちらは低地なので、大都市を作る要件が揃っていますね。
そして京都。こちらは三方が山に囲まれた盆地ですが、京都は水が良かった。地下には琵琶湖に匹敵する地下水が貯められて、水と同じぐらいこの時代には大切な燃料である木も周囲に沢山ある。こうやってみると、都市に必要な要件がわかってきますね。
では仙台。
台地の上を流れている川は梅田川だけです。だから四ツ谷用水を引いてくる必要があったのです。
そして台地の下には豊かな土壌の低地が広がっています。このあたりは、縄文海進の頃には海の下でした。(縄文時代は、海面が今より高かったのです)
ただし、政宗は都市を低地ではなく段丘の上に作った。
これは、低い土地は水が豊かで、土壌も恵まれていますが、水害のリスクが大きかった。津波にもたびたび襲われています。
対して高いところは水がないけど、安全であるということです。
では、東京を見てみましょう。東京には台地の上に典型的なスリバチ地形があって、北から石神井公園、妙正寺公園、善福寺公園、井之頭公園、神代公園と、たくさん水の湧き出るところがあります。
(ボクの家の近所には石神井公園があって、よくザリガニ取りしたなぁ〜。井之頭公園でカップルがボートに乗ると別れるって言い伝えも。。。地元民なもので)
家康が飛ばされた東の荒れ地だった武蔵野には水がない。低い土地は湿地で水が悪く、むしろ排水しなきゃいけない。そこで、玉川上水を掘って、江戸の町に水を引いたのです。
(ほかにも千川上水とか野火止用水とか、学校でウンと教えられたっけ)
そして仙台です。
青葉山が山頂が平らなのは、元々は海の下だったからで、時とともに日本列島が隆起したからなのです。
台地は北から上町台地。中町台地。下町台地と南に向かうにつれ徐々に低くなっていますが、これは広瀬川が時とともに南下して、削っていった結果なのです。
こちら、戦災にあう前の大手門です。今は復元された脇櫓のみが残っています。
(門を閉めちゃうと、この櫓の上から狙い撃ちにできるんですね!ってのは最近城好きのボク)
この大手門から入った石垣が平成の最初の頃に積み直しがされまして、中から古い石垣も出てきました。
初期の頃の石垣は、近代の角と面が加工された綺麗なものと違って似た形を揃えただけの野面積みでした。地震のたびに崩れては直した痕跡が伺えます。
青葉城です。東に広瀬川。西は山林。そして南には深い渓谷の竜ノ口渓谷がありますが、こちらは興味深いので後ほど。そのようにして三方を天然の要害に囲まれ、北側からしか攻められないやとなります。
徳川に配慮して天守閣はなかったと伝えられていますが、行ってみると「ああ。ここに天守閣は、いらないや」って思う地形です。
これをみると、江戸時代の武将は地形マニアだってのがよく分かります。
そして、竜ノ口渓谷ですが、青葉山の先には経ケ峰と愛宕神社という特徴的な地形が続きます。この3つはほとんど同じ高さです。なぜなら、もとは一つの山だったからです。
竜ノ口渓谷を流れる竜の口沢が、谷を深くし、広瀬川が山を分断してしまった。では、竜ノ口渓谷がなんでこんなに深くなったか?ですが。。。。
広瀬川が蛇行して竜の口沢から水を奪った(河川争奪)結果、想像するに谷の出口に滝ができて沢水の流速が早くなり、谷を深く削りながら上流へと引いて行ったのではないかと考えられます。
仙台を地名でみてみますと、不動谷、清水小路に清水沼。榴ヶ岡は地下で逆断層があるから丘になっており、やはり水に縁があります。
ということで、皆川さんは東北大学工学研究科で、水資源から町を考え直す活動を行なっています。
「すべての水田は棚田である」
水を蓄え流すというのは、エネルギーを解放することなんですね。
高低差があるということは、それだけエネルギーのポテンシャルがあるということです。
環境に優しい暮らしを選択しライフスタイルを変えるということは、便利を追求して後戻りができなくなっている近代化に、エネルギーを増やす新しい糸筋を示すものなんですね。そのヒントが地形と水系の活用にあるのです。
と、いうことで座学は終了!や〜。これだけ記事書いてても、本日の写真のほぼ1/4だよ。どうしよ〜!
はい。冒頭からワープしてきた皆さんヨウコソ。
これから実際に青葉山を歩いて、地形の凸凹を実感してみましょう!
しかし今年のロケは天候に恵まれていますね〜。昨日まで大雨だったのに、もう気持ちよく晴れ。
では、出発進行!
まずは。サロンを出てから東西線の駅の前を通過。
用がないと通ることがない、大学構内ですね。
裏手のトンネル脇から亀岡八幡を目指します。’
ひょ〜紅葉が綺麗です。
今年は秋になったかと思ったら、急激に冷え込んで。。。寒い寒いと思ったら暑くなってと。
こういう年は、紅葉の色づきも良いのですよ。
おもしろいのは、写真担当の僕が走ってると、皆川さんも横で走って「光が綺麗だ」とか言い合っていまして、
ときどき本日の講師が写っていない。
大学構内から裏手へ。こんな通路があったんだなぁ。
秋だね〜。
高良玉垂神社です。裏から入ると違うもあるのだね。
あまり人が来ない神社に、裏手からゾロゾロやってきたので、神社巡りしてた先客さんが驚いていた。
はい。お参りもしましてと。
心がけがよろしい。
亀岡八幡は1100年代創建の神社で、もともとは福島は伊達にあったそうな。
政宗が都を作って一緒に移ってきて、岩出山、そしてここへとやってきた。
八幡といえば、鎌倉の鶴岡八幡宮。ならばこちらは亀だ!ということで、縁起のいい亀の名をもらったそうな。
ここから松尾芭蕉さんは金華山を詠んだそうな。
しか〜し。すごい階段。
みんなが恐る恐る降りているので。
横から撮ったら、こんな角度。
40度ぐらいあるんじゃない?しかも谷側に傾いているし、苔も生えている。
つまづいたら、全力疾走するしかないですな。
・・・・・ぜんぜん降りて来ない。あ。ゆっくりでいいですよ。
なので、降りるついでに記念撮影。
神社出口に沢がありました。
この沢は、下流に行くに従ってどんどん広くなって、なんと西道路には2つトンネルがあって、あいだに谷がありますよね。あれの元だとか。
せっかく降りたのに、またもや急坂を登り返す一行。
東北大学植物園へ。
日本の大学には、東京大学。北海道大学。そして東北大学と3箇所にのみ植物園が併設されているのですが、放っときっぱなしで管理しているのはココだけだそうで、とても貴重な雑木なんです。はい手抜きではなくて。
光が綺麗だなぁ〜の一瞬。
またもやスリバチの底へ。
でもこうやって見ると、都市のすぐそばに緑があるって、素晴らしいなぁ。
貴重な自然ですよ!
クマ。。。。。
ここは山屋敷といって、弓を専門にした下級武士が暮らした土地だそうです。土手に向かって撃ってたのかな?
橋。この橋の左手に民家が一軒だけあって、マイ橋なんです。
そのまま下ると、東北大学テニスコート。
「昔はお金持ちじゃないとテニス部には入れなかったんですよ〜。車持ってるとかね」
そうですか。いづこも一緒だね。
そしてビンボーな学生さんは、貧○食堂と呼ばれた学食で110円の蕎麦と揚げ物食べてたそうな。
うちの大学では水飲み学生ってよばれてたけどね。
そして○民食堂は今では改築され、オサレなカフェになってます。でもカツ丼は食べられるよ〜。
そして僕らは、お外でアイスを食べました。
ミントチョコ派が3名もいたけど、皆川さんはミントが苦手だそうです。<<それって必要な情報か?
さて、川内キャンパスを出て、萩ホール方面へ。
なんとここにも谷がある。
三太郎の小道を通ります。
秋だなぁ。
ここは仙台城の二の丸跡。後期の政治の中心となった場所です。
なぜココが?江戸時代は平和になったので、山のてっぺんに毎日登るのが面倒になったからだそうです。
そして、文久二年の城下の絵が残っているのですが、構図から言って、まさにここから描いたようです。
脇櫓の前まで来ました。
こちら、戦災の後に市民の募金で立て直したのですが。。。。お金が足りなくなって、チト小さいとか、まぁ裏にはいろんな事情があるそうです。
では、これより大手門を抜けて、仙台城へと登ります。
せっかくだから、徳川がたになった気分で、城を落とす気持ちで行きますぞ!
やぁ〜と、青信号を渡りますと、あちらにも似たような一団が。博物館の見学ツアーでした。
まぁ。伊達の家臣たちはこの際放っといて、登る登る。
この急坂しか攻め様がないのはやはり。大変なものです。
さらに道が鉤型に曲がって、中門がある。
ここまで詰めて来ても、さらに門を作って待ち構えているんですね。
さて?なんで道が門のとこで曲がっているのでしょうか?
道路を曲げると、三方から門前に向けて矢を射ることができるからなんですね。恐ろし〜。
さらに元気を出して登ろう!えっちらおっちら。
とうとうたどり着きました。仙台城の石垣です。これは。。。上から弓矢でバンバン撃たれたら、もうどうしようもないなぁ。
どうです?この感じ。地形をよく利用したとわかるでしょう?
ではでは。神社の鳥居をくぐりますと。
イタァ〜皆さん勢揃いでいました!。伊達武将隊!
これがねぇ。本当にツイていたんですよ。
昨日行うはずだった演舞が雨で延期になって、僕らが到着した5分後には移動しなきゃいけなかったという強運さ。
みなさん一緒に「ズンダモチ!」
そして日は落ちるよ青葉山の向こうに。
山の上から見る、城下町。
仙台ってね〜。海外から帰って来ても、あまりギャップを感じないんですよ。
バルセロナとかリスボンとか。確かに綺麗ですよ。でも、仙台の街もなかなか負けていないぐらいに美しい。
これが成田空港だとガッカリするんだけどね〜。
そして、青葉山。経ケ峰。愛宕神社の三連続を、遠目に見る。。。同じ高さだなぁ。
さてさて〜帰るよ。
下りは急坂の途中で折れて、博物館の方に。
このつづら折れの道が、もともとはお城に通うための道だったとか。
博物館の横には沢水が出ていて、この水でお酒を仕込んだと言われる。
博物館の横には、市内を説明するのにちょうど良い地図もある。
仙台は日本フィギアスケート発祥の地でもあるんですよね。
「今はもう凍らなくなりましたが、昔はあの池で、幼少の荒川静香も滑ったという」「滑らない滑らない」
いやぁ〜長く歩きましたね。
公開講座でこれほど歩くものも珍しいのでは!さすがサロン講座です。
国際センター駅が綺麗にライトアップされています。
では、本日はお疲れ様でした。
なにより、時間通りにこの距離を歩ききれたのは、嬉しい限りです。
歩くと見えてくるものが沢山あります。歩くことで、環境のことを考えていただけますと、嬉しい限りです。
では、今日の皆川先生に拍手〜♪
そして最年少で歩き通したお嬢さんにも拍手〜♫
みんなで備えるMy発電
たまきさんサロンスタッフです。
11月14日から11月30日まで、たまきさんサロンに小型太陽光発電パネル+蓄電装置「そらべあ」と「コンパクトソーラーライト」を展示しています。
小型太陽光発電パネル+蓄電装置「そらべあ」(ナノ発電所シリーズ:発電能力40w)
コンパクトソーラーライト(発電能力1w)
これらの機器は平常時の3E(省エネ・創エネ・畜エネ)と、災害時等における通信機器(携帯電話やスマートフォン)等の非常用電源の確保に役立ちます。
ベランダや卓上に設置できる大きさで、仙台市からの補助金の対象にもなっています。
詳しくは、仙台市環境企画課(TEL:022-214-8232)へお問い合わせいただくか、仙台市ホームページをご覧ください。
http://www.city.sendai.jp/ondanka/download/bunyabetsu/kankyo/kankyohozen/hojokin/index.html
太陽光発電パネルで発電したエネルギーで、クリスマスツリーを点灯することもできます。
コンパクトソーラーライトの背面にはLEDがついており、内蔵の充電式乾電池に蓄電したエネルギーで、手元灯や懐中電灯として使うこともできます。また、USBの差込口から、通信機器等の充電もできます。
ぜひ、たまきさんサロンで実物をご覧ください。ご来館をお待ちしております。
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日
年末年始(12/28-1/3)
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たまきさんサロンスタッフです。 10月23日(日)のサロン講座「和紙職人さんに紙漉きを学ぼう~自然からの贈り物。和紙の歴史と伝統~」を手漉き和紙工房 潮紙の塚原英男さんをお迎えして開催しました。 塚原さんは、川崎町で地元 … 続きを読む
2016年11月17日
和紙職人さんに紙漉きを学ぼう【サロン講座】 はコメントを受け付けていません
10月の新着図書情報
たまきさんサロンスタッフです。
新着図書を紹介します。
・プーさんとであった日 世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話‐(リンジー・マティック/ソフィー・ブラッコール/山口文生)
・写 ネーチャー 仙台圏の自然 森羅万象‐(河北新報社編集局)
・ライオンはとてつもなく不味い‐(山形豪)
・あたらしい家づくりの教科書‐(前真之/松尾和也/水上修一/岩前篤/今泉太爾/竹内昌義/伊礼智/森みわ/三浦祐成)
・エコまち塾‐(伊藤茂/尾島俊雄/江守正多/中上英俊/末吉竹二郎/佐土原聡/村上公哉/髙口洋人/川瀬貴晴/小林光/小澤一郎/吉見俊哉)
・歴史文化遺産 日本の町並み[下巻]‐(刈谷勇雅/西村幸夫)
・イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑‐(澤宮優/平野恵理子)
・そもそも島に進化あり‐(川上和人)
・ヒト―異端のサルの1億年‐(島泰三)
・ザ・パーフェクト ハドロサウルス発見から進化の謎まで‐(土屋健)
・生命の始まりを探して僕は生物学者になった‐(長沼毅)
・ハッブル宇宙を広げた男‐(家正則)
・プラネタリウム男‐(大平貴之)
・地球温暖化は解決できるのか パリ協定から未来へ!‐(小西雅子)
・夢の新エネルギー「人口光合成」とは何か 世界をリードする日本の科学技術‐(光化学協会/井上晴夫)
・人と自然の新しい物語 BIOSTORY Vol.19‐(BIOSTORY編集委員会編)
・都会の里海東京湾 人・文化・生き物‐(木村尚)
・鳥獣害 動物たちと、どう向き合うか‐(祖田修)
サロンスペースは飲食可能なスペースです。ごみの持ち帰りにご協力ください。
読書をしながらゆっくりお過ごしいただけます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
貸出カードを申し込みの際には、身分証明書が必要です。
二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。
おひとり3冊まで、2週間の貸出です。
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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日
年末年始(12/28-1/3)
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楽しみながら煎茶道を知ろう!【サロン講座】
たまきさんサロンスタッフです。
10月16日(日)のサロン講座は「お家で頂くおいしい煎茶~お茶を楽しみながら煎茶道を知ろう~」と題し、織田流煎茶道準総茶徳 渡辺南香先生をお迎えして開催しました。
織田流煎茶道は織田信長の弟の織田有楽斎(おだうらくさい)を茶祖として、現家元で十六代続いています。煎茶道には、煎茶の他に玉露、番茶、紅茶も含まれる事や季節によって茶器の素材(磁器と陶器)を替えることなど、おもてなしの心をお話していただきました。
一つ一つの動作が美しいだけではなく、おいしくお茶を点てるための動作であることを解説していただきながら、お点前を披露していただきました。
点てていただいたお茶を味わった後は、道具を使ってお茶を点てる体験です。
急須の他にかぼちゃのような形をしているボーフラ、不要となった湯等をあける器の落葉壺(らくようこ)、お茶碗を拭く布茶巾などの道具があり、それぞれの使い方を教わりながらお茶を点てました。
参加者の皆さんは、気軽に飲めるお茶も多い中、心を込めてゆっくり点てるお茶のおいしさを知ることが出来たようです。
和室のお茶席とは違う形式での開催でしたが、「逆境に立ち向かう」という花言葉を持つ南香先生のお好きな浜菊の花をたまきさんサロンに飾っていただき、おもてなしの心を培う貴重な時間となりました。
渡辺南香先生、お弟子さんの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日、年末年始
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夏の思い出をもう一度
たまきさんサロンスタッフです。
夏に開催したサロン講座「東北大植物園でイキイキした自然の写真を撮ろう!~親子で楽しむ一眼レフカメラ撮影会~」の写真展のお知らせです。
東北大学植物園の本館ホールで、講座に参加された親子25名の作品が、11月30日(水)まで展示されています。
サロン講座の様子はこちらをご覧ください。
【サロン講座】「東北大植物園でイキイキした自然の写真を撮ろう!」
園内では木々の紅葉がはじまりました。皆さまぜひおでかけください。
開館時間:午前9時から午後5時
休園日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開園、翌日休園となります。)
仙台市内の小・中学生は「どこでもパスポート」を掲示すると無料で入園できます。
詳しくは東北大学植物園HPでご確認ください。
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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日、年末年始
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