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月別アーカイブ: 2015年7月
荒町の子供向け環境講座の2回目は緑のカーテンの巻きです。
こんにちは。荒町毘沙門天王祭の稚児行列に参加する子供たちに環境のことを事前に学んでもらおう!という講座も本日は二回目。今日も商店街振興組合の米谷さんの挨拶から始まりました。
「みんな。前回のお話わかったかな?季節の野菜などを食べると体も冷やしてくれて環境にも良い。一石二鳥なんだよ。」
そして本日の講座の講師をしてくださるのは、シンプルアンドスローライフの会の柳沼さんです。
「みなさん。こんにちは。先週のお勉強で学んだ季節の食べ物。何があったかな?」
「は〜い。キュウリ」
「ナス」
「トマト」
「白菜」え?白菜はお鍋に入れるから、夏ではないな。。。
そして今日は、荒町小学校に植えた緑のカーテンを勉強します。
柳沼さんたちは、3年前から荒町小学校に緑のカーテンを植えています。今年の緑のカーテンは、植えてからちょうど35日が経ちました。
この35日でどんな変化があったかを、これから観察に行きます。
そして、ゴーヤの観察もあわせてみんなにして欲しいのですが、これ見てみてください。ツルがどんな感じに伸びるのか?
アサガオはくねくねと捻れてネットに沿って伸びますが、ゴーヤはツルを出します。こんな感じで捻れも途中で逆向きに変わったりします。その様子を観察してください。
そして、ゴーヤには実がなる雌花と、実のつかない雄花があります。雌花は花の中央が緑色。雄花はオレンジ色をしています。
この違いも観察してください。
そして、これが肝心。
今日はみんなに放射温度計という道具を使ってもらいます。この温度計は、触らなくてもビームの当たっているところの温度が測ることができます。
でも気をつけてね。このレーザー光線は目にあたると目が見えなくなったりします。だから人の目に当てたりしないようにね。
そして、測った数値は、このレポートの紙に書き込んでください。
木陰の温度、日向の温度、地面の温度など、いっぱい測るところがありますので、注意して記入してください。
なるほど。小学生下級生にはちょっと難しいかな???って思ったら、デジタルネイティブな今の子供達って、すぐに触れちゃうんですね〜。
では荒町小学校へ出発!
まぁ、お隣なんで、あっという間に着いちゃいます。そして、6月に植えたときは手の平におさまるぐらいだったゴーヤが、見上げるよう。ほとんどが二階に辿り着いています。
お!変なもの発見。
こちらはお化けカボチャですな。
では、葉っぱの表面を計測。なんと30度。外気温は今日は34度なので、ちょっと涼しいですね。
では、地面を。。。42度!
やっぱり熱いよ。
表と裏側を順当に測っていったら、こんな感じ。日陰の方がやっぱり涼しいですね。これぞ緑のカーテンの威力。
そこで、ちょっと思いついたことがあったので、やってみました。
「打ち水の前と後では、温度ってどんなに違うの?」
まずは、焼けたコンクリートは。。。34度とか、37度!
そこに水をかけてみましょう。
放射温度計だから、水の温度も直接測ってしまう。
18度。
打ち水後は。。。。26度。なんと10度も下がった。
打ち水はこんなに温度を下げる効果があるんですね。ただ、気温の高いときは撒いた水が一瞬のうちに蒸発して湿度を上げてしまい、不快になってしまう。。。なので、打ち水は少し日差しが弱くなった3〜4時ごろにすると、水も長く地面に留まって効果が長続きするそうです。
お。緑のカーテンには、ゴーヤが実り始めていますね。
そしてお約束の観察。なんと、ツルーが一回伸びて紐に巻いていたのだけれど、途中から逆向きに巻き始めている。面白いですね。
そしてお花。
どういうわけか雌花はもうなかったなぁ。大半が実になってしまった後なのか。。。
そんなこんなで、学校で調べてきた緑のカーテンの温度の差。
なんとカーテンの外と中では、6〜10度も温度が違いました。この差は大きい。お部屋の中が涼しく感じられるんですね。
そして他に熱いものはというと。。。。鉄棒の下の部分。60度。柳沼さんの緑の車。38度。
鉄や色の濃いものは、光を吸収して、うんと暑くなるんですね。
っと、いうことで、環境学習終了。打ち水の前に勉強しておくと、お祭りの日に柄杓で撒いている水が街を冷やしているって、よく理解できますね。
では、毘沙門天王祭の当日。よろしくね。
環境出前講座で紙飛行機から火星の話まで。ホント?ってつながり
毎度ご好評いただいている環境出前講座の本日のお題は紙飛行機。どこに来たかというと国道4号と広瀬川がぶつかるあたりの若林小学校の体育館です。
「進化する航空機〜紙ヒコーキから火星飛行機まで〜」と題して、東北大学大学院 工学研究科 浅井圭介教授の講座です。なんだか飛行機と聞くだけで、期待に胸が高まりますね。
さてさて。若林小学校の3年生が集まってきました。
工学部の教授が小学生を相手に授業ってことは、これは一般の大人にもわかりやすい講座ではないでしょうか?
はい。これから使う資料の配布です。
配っていただいているのは、生徒さんのお母さんです。
今日の出前講座ですが、PTA親子行事として開催されており、3年生が集っているんですよね。そ〜いえばそろそろ夏休みだし。こういったイベント行事も増えますね。
浅井先生の登場です。
大阪生まれの先生は子供の頃から飛行機が大好きで、飛行機の勉強を続けてとうとうJAXAにお勤めになり、飛行機の設計などをされていたとか。12年前からは仙台に転居してきて、空気力学を専門に研究されています。
写真は昨年発刊された、科学を志す人ならみんな知っている雑誌Newton。航空機のテクノロジーの特集号では監修もされたそうです。
では、まず皆さんに聞いてみましょう。
飛行機は好きですか?は〜い。
星やロボットは?は〜い。
動物や昆虫は?はい!は〜い。(多いですな)
では、恐竜は?はい!はい!は〜い。(すごく多い)
さすが恐竜は大人気ですね。そして今日の話は、これらが全部出ます。
太古に地球に住んでいた恐竜は、いまでは鳥になりました。これは化石を調べて分かったのですが、完全に進化の道がはっきりしたのは最近のことです。
この右側の本「そして恐竜は鳥になった」この本は最新の情報も織り交ぜつつ大変に面白いですよ。是非とも手に取ってみることを勧めます。
。。。。ん〜。なんか僕も読んだことあるな。
ちなみに恐竜の進化を化石で順に追っていきますと、真ん中にある丸はティラノサウルスです。そして、さらに進化していくと、なんと鳥になる。鳥には恐竜の多くの性質が引き継がれているのですね。
そしてティラノサウルスの想像図もだいぶ昔と変わってきた。最新のものでは全身が羽毛に覆われて顔が赤いとか、なんだかニワトリのようですね。
続いて空を飛ぶということ。
この地球には、地表から100kmもの厚みの大気があります。そして、地球にはさらに重力があります。この重力は、モノと物はお互いに引きあうというニュートンの発見した力です。
ちなみにリンゴの力は巨大な地球に比べると無視できるほど小さいから、地面に一方的に落ちているように見えるんですね。
この、地球を取り巻く空気は何から出来ているかというと、酸素が1ぐらいで、あとの4は窒素で出来ています。
ではここでクイズです。
とても小さな酸素と窒素ですが、1立方センチメートル(1×1×1㎝)の中には幾つの分子が入っているでしょう?
a.1000個
b.1000,000個(100万)
c.1000,000,000個(10億)
ん?どれぐらいだ??
答えはなんと、どれでもない。
26,867,540,000,000,000,000個!
2686京7540兆個でした。
こんなに沢山の分子が詰まった空気が、どれぐらいの重量を飛ばすことが出来るかというと。。。
こちら。世界最大の飛行機エアバスA380。
通常は555人乗りの飛行機ですが、座席の間隔を詰めて全部エコノミークラスにすると800人も乗れてしまう。
重量は560tもあり、翼の大きさは845㎡。だいたい30メートル四方の面積ぐらいです。
なんだか数字が大きすぎてイメージがわきませんので、翼の面積で飛行機の重量を割ってみますと、1平方メートルあたり660キロの重量がかかっています。なんと!
1平方メートルにお相撲さん3人分ぐらい乗っている感覚なのに、浮き上がってしまうんですね。
その巨大な重量を持ち上げているのが空気の「圧力」です。
では、圧力がどのようなものかを実験してみましょう。
皆さんに配ったコピーを切り取りまして。。。
こんな形を作ります。ゲタみたいですね。
これを、息を吹きかけて飛ばしてみましょう!
ふ〜!!!
すると。。。むしろカエルが這いつくばってしまった。飛ばないですね。
では、こんどは紙を丸めた上の面を吹いてみましょう。
フ〜。あれれ?こんどは丸まった紙が持ち上がってきました。これが気圧の差なんですよね。
この気圧を上手に利用している動物がいます。
八木山動物園にもいるプレーリードッグです。
プレーリードックは平らな草原に穴を掘って暮らしています。
ただ、トンネルだけ掘って穴の中で暮らしていると、穴の中の空気が澱んでしまいますね。
ところがトンネルの出口の片側だけを盛り土しておくと、土の山の上を通る空気の速度が速くなり、気圧が下がってトンネルの中の空気を吸いだします。生き物は自然にこんな知恵を伝えているのですね。
そして飛行機の翼も仕組みは同じです。
翼の断面は上の方が盛り上がっているので、空気は上の方が速く流れて気圧も下がります。
一般的に地上の気圧は1013hpa(ヘクトパスカル)ぐらい。これが翼の上面は空気が速く流れることで980hpaぐらいに下がります。逆に下面は1050hpaぐらいになります。
ヘクトパスカルって、どっかで聞いたと思ったら、天気予報ですね。
980hpaというと、強力な台風の時ぐらい。
つまり、飛行機は空を飛ぶ時に翼の上に嵐を巻き起こしているようなものです。
こんな写真がありました。
雲の中を突き抜けた飛行機が巻き起こした空気の渦で、雲が向かい合った二つの渦巻きになっています。
では、実際に空気の圧力ってどのようなものかを実験してみましょう。
用意するものは、ヘアドライヤー、スチロール球(ピンポン球も可)、チラシ、テープなどなど。
ドライヤーの空気が一定方向に出るようにチラシで筒を作り。。。。
スイッチを入れると、ピンポン球は空気の流れに乗りました!
面白いのは、ドライヤーを傾けても球は落ちないんです。
なぜなら、ドライヤーから吹き出す風は流速が早いので気圧が低い。すると球は空気の流れから離れそうになると気圧の低い方に引っ張られるんです。
これが、飛行機を飛ばす原理。
飛行機には、地球に引っ張られる重力。空に浮かぼうとする揚力。前の空気に押し戻される抗力。これに向かって進もうとする推力が働きます。
そして飛行機は空の高いところを飛んでいきます。時速1000kmほどにもなります。これは空気の薄い空高くでは、抗力がかからなくなるからスピードが出しやすくなるからなんですね。
ということで、飛行機が空を飛ぶなぞは判明しましたが、ではもう一つの問題を考えてみましょう。それは、まっすぐ飛ばない!ことです。
自作の飛行機がまっすぐ飛ばないなら、まっすぐ飛ぶものをよく観察してみるといい。
ジェット旅客機「機体の後ろに尾翼が付いている」
プロペラ飛行機「翼がV字型をしている」
ダーツの矢「飛んでいく先端の方が重い」
おお〜何かヒントが見えてきました。
では、また紙を切って飛行機を作ってみましょう。
こちら。丸っこい不思議な形ですが、折り曲げたり、重りのクリップをつけたりすることで、まっすぐ飛ぶようになるそうです。色々と工夫してみましょう!
えい!
うまく飛んだよって子に、飛行機を見せてもらいました。
確かに。翼がV字で、先端にクリップを挟んでいて、さらに尾翼のように垂直の翼もあります。
高いところから飛ばしてみます。
う〜ん。くるくる回る子もいれば、飛んでいく子もいます。
こちらは先生の見本です。
力をあまり入れなくても、上手にできていると綺麗に飛んでいくそうですよ。
ホイ。
ス〜ってね。(ピアノのとこ)
続いて先生の活動の紹介です。
浅井先生たちは、いま、火星で飛行機を飛ばすことを計画しています。
東北大学とJAXAが協力している研究だそうで、早ければ2024年に実現しそうだとか。。。ワクワクしますね。
では、地球と火星を比べてみましょう。
まずは大きさですが、地球の半径はおおよそ6400km。火星は3400kmなので、だいたい半分ですね。
そして大気は。。。火星には空気がほとんどありません。
二酸化炭素の大気がわずかにあるだけ。
地球は1013hpaでしたが、火星は7hpa。
そんなに薄い環境で飛ぶ飛行機となると、また形は変わってきます。こちらは予想図。
こちらの計画に係わっている研究者は、なんと主に東北大学出身者です。
そして、火星の大気は地球とはあまりにも環境が違いすぎるので、飛行機も地球のものと違ってきます。その研究に使う7hpaなんて薄い空気の実験室が東北大学にあります。世界でひとつの火星大気風洞です。
火星の大気は地球の100分の1の気圧。こんな環境では、とても不思議なことが起きます。
たとえば、既存の翼の形だと、飛行機の翼から空気の流れは剥がれてしまう。これでは飛行機の翼は空に飛ぶための揚力を発生できません。
そこで、昆虫に学びます。トンボの羽はギザギザです。このギザギザ加減は、薄い空気の中では都合よく空気を翼に沿って流せるので揚力が作り出せます。
なんと、昆虫の持つ能力の豊かさは、ロボットを研究している先生達は、とても注目しているそうです。
ただ、火星には飛行機のような大きな構造のものは簡単には持ち込めません。たぶんカプセルに入れて持っていくのでしょう。
そのため飛行機も火星に着いてから、畳んだ状態から展開されます。こうして空に飛び立った飛行機からは火星の地上の様々な光景が観測できるのでしょう。
ちなみに、こちらは火星周りを回る人工衛星の軌道上から撮影した不思議な地形。
人の顔みたいに見える岩もありますが、これはもっと高解像度のカメラで観測したら、普通の岩だったとか。
でも、クレータがニコニコマークみたいだったのは、偶然の産物だそうです。
そして最近の研究の結果では、火星には過去に確実に水があったそうです。
その火星で、いったい何が待っているのかがとても楽しみですね。
ということで、先生の講義はこれでおしまいです。
科学に小さい頃から興味を持つということは、とても大切なことです。勉強して科学者になったり、エンジニアになったり、将来のためにいっぱい勉強してくださいね。
荒町児童館で、打ち水に向けての環境講座を開きました。
蒸し暑いですね〜。まいとし毎年。せんだいE-Action実行委員会では荒町商店街にて、毘沙門天王祭にあわせて「打ち水で町を涼しく」ついでに節電の啓発もろもろやってきたんですけど「イベント的に開催だけじゃなくって、事前に子供向けの勉強会もあっていいのでは?」って意見が持ち上がったんです。なら、開催しちゃえと今回のMelonの皆さんと、次週には誰でしょう?2回開催することにしました。
対象は荒町児童館の児童クラブに所属する小学一年生の皆さん。そうかぁ〜。もう夏休みだから午前中から集まっているのですね。
ではみなさんに質問です。地球温暖化ってわかりますか?
地球を温暖化ガスが布団のように覆ってしまって、地球が熱くなっちゃうことなんですね。
地球が暑くなってしまうとどうなるかというと。。。。こちらはネパールです。ヒマラヤ山脈の雪が溶けてしまって、谷間が見えています。するとどうなるか?溶けた水が下流の街々に洪水を起こします。海水面も高くなって、小さな島国が海に沈んだりもします。
この写真は?
写真は日本の南の海です。珊瑚が見えますが、暑さで白くなっています。
こちらは、シロクマ(ホッキョクグマ)。
氷が溶けちゃって、シロクマさんの居場所がなくなっちゃってますね。
———でも、山にいけばいいじゃ〜ん。
ところがシロクマは、氷の穴から顔をだすアザラシを捕まえて暮らしているんです。氷が溶けちゃうと、食べ物を獲ることが出来なくなっちゃうんですよ。
こんなふうに、温暖化を起こすと世界中の歯車がおかしくなってしまいます。
ですが私たちも、暮らしをひと工夫することで地球温暖化を防ぐことができます。
例えば。。。緑のカーテン。ゴーヤなどを窓辺に植えてあげると室内に入る陽射しを遮ることができて、涼しく過ごすことができます。また、実ったゴーヤは食べることができますね。ゴーヤ好き?
「好き〜。」
それでは、旬の食べ物を紹介しましょう。
「旬」って難しいかな?食べ物には実る季節があって、季節のものを食べることで夏の食べ物は体を冷やし、冬の食べ物は体を温めます。無理にエアコンを使うこともないですね。
さらに違う季節の食べ物を無理に作ろうとしたらビニールハウスを石油や電気で温めたりと、余計なエネルギーを使ってしまいます。なので、スーパーでも季節の食べ物を選ぶようにしましょう!
そこで、みんなにやってもらっているのは旬の食べ物当てサイコロゲームです。
季節の食べ物って、いろいろあるんですよね。
イチゴは?イチゴはXマスに食べることが多いからと勘違いしやすいけど、春の食べ物です。夏は?キュウリにトマトにナスにトウモロコシ。
知っているようでいて、意外に真冬に夏の野菜が売ってたり、季節がよく解らなくなっているんですね。
では、せっかくなので旬の食べ物の絵を描きましょう。
あれれ。さっき話しにのぼったキュウリにナスかぁ。イメージをもっと広げて描こう!
そうしたらスイカを描いている子がいたよ。
お!トマト。だけど、樹に生えているなぁ。
トマトは柿みたいに樹には生えないなぁ。ちなみにうちの庭には、トマトがいっぱい実っているよ。
旬の食べ物。環境にいい食べ物のお話のあとは、荒町商店街振興組合さんから案内です。
「荒町は、伊達政宗さまが指示して作った麹の街です。この街ではお味噌や醤油を代々作ってきた歴史があります。みんなもお家に帰ったら、地元の味噌や醤油を買ってみるように頼んでみようね。」
あ。ぼくはいっつも味噌は荒町で買ってますよ。ちょっとお値段が高いけど、毎日使うものだし、毎日一キロ食べるわけではなしって買ってみたら、あ〜ら味がしっかりと濃い。結局美味しい分だけ得でした。
ということで、本日の座学の環境講座はここまで。来週は屋外で環境の勉強だよ。
さてさて。。。講座終了後のひとこま。子供達は発電機で照明の明るさの実験を楽しんでます。
電球より蛍光灯。それよりLEDの方が簡単に灯りますね。
ではでは。
ポーちゃんが北目町の二十三夜堂の夏祭りに登場!
たまきさんサイトでは、ちょくちょく登場してます。米ヶ袋在住の西川ポーちゃんです。
今日は北目町の二十三夜堂の夏祭りに登場です。ん?なんだか新しくメンバーにかわいいお嬢さんが。。。
ってことで二十三夜堂。目の前の道なら時々通って見かけてはいたけど。。。お祭りの提灯などで飾り立てていつもと雰囲気が全然違う。
さて、お祭りのお神輿と稚児行列の前に、ちょっと足慣らしでお子さんを乗せて歩いてみようか。
ところが終盤。後ろ足でヒョコ!ヒョコッ!と飛び上がって、イヤイヤをしてます。
「なんだか今日は朝から機嫌が悪くて。なんだろうな〜。」
とは旦那さん。
ポーちゃん、色が変わりましたね〜。とうとう3歳になりました。
大きくなったらグレーの毛が白く生え変わったんですよね。カッコ良いな。
では、境内から道路に出てみましょうか。
あれれ?ところでこちらのお嬢ちゃんは?
こちらはなんと、ポーちゃん三代目ジョッキーの、燦(さん)さんです。
西川さんちのご近所に最近引っ越してきたそうなんだけど、新しいお家の近所では〜普通に馬が散歩をしていた。。。。馬!
それからはしょっちゅう遊びに来て、とうとうジョッキーに昇格。
では何故にポーちゃんは二十三夜堂のお祭りに参加しているかというと。。。
二十三夜堂って、午(うまどし)の生まれの守本尊なんだそうです。
午年生まれの旦那さんの還暦(60歳)にあわせてせっかくならと、二十三夜堂に初詣に来たそうで、その際にご住職様に「ペットがいるので、ご挨拶させてもらっても良いでしょうか?」そしてペットの馬に会いまして「ええ〜。せっかくならお祭りで先導で歩いて」となったそうな。
そんなこんなで、お祭り参加も今年で2年目。はい。仙台市は街中を今でも馬が歩くのです。なにか?
「お!行列が来た。がんばれがんばれ〜!」
魚屋さんですね。そういえば、明日は土用の丑の日でもありますね。仕込みで大わらわです。
わっしょいわっしょい。
このお神輿の写真が思いの外難しい。なぜならてっぺんに載っかっているのは鳳凰。これが見切れちゃうと、神輿として美しくない。なんせ神様の乗り物ですから。
お神輿が境内から出てからだんだんと雨が強くなりまして、やばいやばい。地区内をぐるっと一周。そして二十三夜堂に帰ってきました。
朝から機嫌の悪かったポーちゃんですが、お仕事になるとしっかり歩いてくれました。
はい。ご褒美のおやつニンジン。馬にニンジンって、なんでこんなに絵になるのだろうなぁ。
ではではポーちゃんまたね〜。
カワラバンさんの環境出前講座「川で遊ぼう~あんぜんに・たのしく・やさしく~」にお邪魔しました。
本日のブログはチャリンコ漕いで国道4号の近く、広瀬川。太白区八本松のあたりですね。東長町小学校の5年生の3クラスが環境出前講座「川で遊ぼう~あんぜんに・たのしく・やさしく~」に参加するということで、カメラ担いで取材にやってきました。
このブログでは色々と出かけたけど、今日は川の中だな〜。
担当してくださるのはNPOカワラバンの代表菅原さん。日に焼けていますね。
カワラバンさんは川や湖沼など水辺を起点に環境の大切さを伝える活動をしており、水辺の遊びも体験できる教育プログラムを実施しています。
菅原さんとはずいぶん前に、カヤック担いで環境教育のお手伝いに行ったことがありまして、それ以来ちょいちょい見かけていました。お互い環境同士といったとこですかね。
お!やってきましたね。土手の上を東長町小学校の生徒さんが歩いてきます。
広瀬川の河原に到着。
普段は用事がなければ土手を降りてくることってないけど。よく考えてみたら政令指定都市のど真ん中に清流が流れている。これって凄いことだよなぁ〜。
しかも広瀬川って、起点から河口まで、ぜんぶ市のなかで完結している。山で降った水が海に戻るまで、ぜ〜んぶ仙台市。
菅原さんは「来た来た」って、機材の準備。さてバックの中は何でしょう?
はい。みなさんこんにちは。
今日は皆さんと、広瀬川の清流で楽しんでもらおうと思います。
午前中にも他校の生徒さんが川で生き物探しをしましたが、残念ながら魚は獲れず。皆さんはどうでしょうか?
短い間ですがよろしくお願いします。
今日の安全管理。先生プラス、写真に写っていませんでしたが(スミマセン)保護者の皆さんもお手伝いできています。
では、今日の最も大切な安全装備。ライフジャケット(PFDともいう)の説明です。
なかなか普段からライフジャケットって着る機会ないですよね。ライフジャケットが単なる浮きと違うのは、ライフジャケットって着用している人が水に落ちて気を失っても、顔が自動的に水面から上に出るよう設計されているんです。水に落ちても命を救うのが、ライフジャケットの役割なんですね。
しかも川は流れがあるから、いったん水にさらわれると救いに行くのが大変。だから安全装備は大切なんです。
では、着用します。体の前のジッパーを締めて、バックル、コードで体に密着させます。
なぜって?ちゃんと締まっていないと、水のなかでライフジャケットからすっぽり抜けて、沈んじゃうんからなんです。
ささ。参加者も個々に着て、さらにお互いにチェック。講師の先生からもチェックを受けます。
準備もできた。水に入るぞ。
そこで本日のひみつ道具。
僕が山登りに使っている対ショック、防水カメラの登場です。準備いいでしょ。
これに浮きが付いていると完璧なんだけど、今日はなし。防水だけど落とすと沈む。。。
魚。いるかな?
とりあえずその辺をゴソゴソ。
安全管理の先生です。下流側では菅原さんも待機。
水流って、膝の高さを越えると人は意識していないと耐えられないんですよ。(だから洪水の時は危ない)
カニがいたよ!
残念ながら網で捕まえたのではなく、石の間に隠れていたのを見つけました。
「この石粒がぐちゃぐちゃくっついているのは何ですか?」
「トビケラだなぁ〜たぶん」
僕も子供の頃は、よく川の石ころひっくり返して遊びました。
清流。。。と言うには少し濁ってますが、でも綺麗なもんです。
はい水の下を探って、虫や生き物を探します。
あらら。もう体育着はすっかりずぶ濡れだなぁ〜って思って見てたら、下に水着を着てきたそうです。
そうすると、自然こうなっちゃう。
泳いでますね。
ま。僕も小学生の頃は川で泳いでましたが。
東京でも埼玉方向へ10駅も電車に乗ると、泳げる川がいっぱいあったんです。
箱メガネで水のなかを覗き込みます。
「魚いないのかなぁ〜」
でも広瀬川って、鮎もいるし、鮭も上ってきますよね。
僕もカメラを沈めて写真を撮ってみたのがこれ。
写ってはいませんが、3センチぐらいの小魚が泳いでましたよ。写真に撮られるほど野生の生き物はマヌケではない。
ってことで、あっという間の川辺の活動でした。
そうだよなぁ〜。僕が小学校の時は、自転車に網くくりつけて、近くの池によく行ったっけなぁ〜なんて、ちょっと思い出しました。
では、菅原さんに「今日はありがとうございました」
じゃあね〜。
九州の川で育って世界中の川をカヌーで下った野田知佑さんの本に「日本人は張り子の虎か?水に浸かると死んでしまうと思ってる」って記載がよく見受けられます。安全安全が、子供を水から遠ざけてきたんですね。でも川も安全に遊ぶ方法を学べば、これほど楽しい場所はないんですよね。
川の魅力を実体験してもらう。そんな親水教育の場に参加しました。
またね〜。