月別アーカイブ: 2014年9月

大学祭でカーボンオフセットって?だから聞いてみよう。

本日は「こんな取組みがあったの?」っていう取組みのお話しです。
暮らしの中で僕たちは色んな形で二酸化炭素を出しています。う〜ん、なんでしょうね?例えば食べ物。
食べ物は全部が全部、自分の身の周りで出来ていると思ったら大間違い。日本の食料自給率はカロリーベースでわずか39%なので、その大半は海外から運んできています。ということは輸送用の燃料が必要ですね。
資源を意識のないまま使えば地球の回復力を越えてしまう。その、地球の一年分の回復力を使いきった日のことを「earth overshoot day(アース・オーバーシュート・デー)」と呼びまして、これが年々早くなってきていて今年は8月19日にその日を迎えてしまったと。。。。。皆さ〜ん。もう9月25日。僕らは借金生活をしているんですよ〜。

earth overshoot day リンクはWikiなので、少し斜に見ても。。。1990年代は12月!

てなことで、日々の二酸化炭素の排出に心を痛めている人は少なからずいる訳でして、ようやく本題に入りますが本日は学生さんの取組みの紹介です。
日々の環境への負荷に関しては学生さん達は「何か出来ないだろうか?」って考えていまして、東北工業大学の学生環境サークル「たんぽぽ」と、尚絅学院大学の「FROGS」の皆さんも、実行できる具体的な行動を調べていたそうです。ふたつの団体は、どちらもせんだいE-Action実行委員会のメンバーですね〜。
そんななか昨年の学祭で、排出する二酸化炭素を削減、もしくは代替手段がとれないのか?いろんなツテで辿り着きましたのが「カーボンフリーネットワーク株式会社 申谷(さるや)代表」となります。
昨年の学祭では、東北工業大学は学祭で募金を募りまして、7100円あまりを集め、カーボンオフセットの権利を購入しました。尚絅学院大学では、募金まではいたらなかったそうですが、学校との協議の上で、大学の経営陣の方が私費で応援してくださったとか。なかなかの実行力ですね。

東北工業大学の昨年の学祭の記事

では、このカーボンオフセットなるものは、いったい何なのか?そのあたりを、カーボンフリーネットワーク株式会社の申谷代表に聞いてみました。

「クレジット」とは、元々は企業や地方自治体などが削減した二酸化炭素を、市場で売買する仕組みなんです。クレジットにはふた通りありまして「排出削減系」と「森林吸収系」と呼ばれるもので、排出削減系は今ある機器を改善して二酸化炭素の排出を減らした分を計上したもの。主に工場などが多いですね。そして森林吸収系は、新たに植林するなどして樹々を増やした結果の、大気中の二酸化炭素が少なくなる分を計上するものです。こちらは主に自治体などが多いです。
どちらも施設や環境の改善をしたあとに、売却した二酸化炭素の排出権で運転資金(ランニングコスト)がまかなえるというメリットがあるんです。


なるほどですね。販売するクレジットには、どこが作り出した排出権なのかのも明記されているので「森が作った排出権を買おう」とか、「東北を応援したいから、東北の企業から買おう」などという選択もあるそうです。

そして実際に東北で24ものお祭りを開催している「東北のまつりネットワーク」では、お祭りの運営で排出される二酸化炭素を企業の後援で購入したそうです。企業のメリットは?もちろんイメージが良くなりますね。

ということで、本日のブログは取材といっても少々ダラダラと独り言のように書いてしまいましたが、これは紹介のまだまだ序の口。カーボンオフセットとは、実際にどんなものなのかも大学祭の現地で聞いてみようと思います。では、東北工業大学環境サークルたんぽぽの和地さん。PRをお願いします。



「東北工業大学では、10月18日(土)19(日)日に学祭「工大祭」を開催します。環境活動の一環で、今年も募金活動を行いますので、皆さまぜひとも遊びにきてください。」
ちなみに、尚絅学院大学の学園祭「尚志祭」も同じ10月18日、19日だそうで、ちょっとハシゴで取材してみましょう。



ついでに節電所キャンペーンのチラシも置いてきて。。。協力〜お願いします。

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七郷小学校で、環境学習の発表会を見学してきました。

もうすっかり季節は秋に突入ですね。仙台はだんだんと過ごしやすい時期になって、気がつくともうページェントが灯っていたり、秋はこれから急ぎ足で駆け抜けていきます。そのまえに、夏の総決算ですね。夏休みの間に七郷小学校のみんなが環境に関わる自由研究をして、その発表会があるということで取材にやってきました。


おお。これは学校入り口にあるゴーヤのトンネルですね。こちらもすっかり葉っぱに勢いが無くなってきていますね。


なんて見ていたら、まだまだ小さなゴーヤが実っています。でもさすがにそろそろ片付けの時期だなぁ。


校舎にかかる緑のカーテン。手前のヘチマはすっかり枯れています。ん?いつもより少し背丈も低いような。。。


会場のあります校舎内のホールに移動しました。
今日集まってきてくれているのは、七郷小学校5年生の4クラスです。
そして、ゲストの方は、はい。緑のカーテンと言えばシンプル&スローライフの会です。


そしてもうひと団体、本日のゲストは。
「や、皆の者。本日は皆が研究した成果をとくと拝見させてもらう。ヨロシクな。」
伊達武将隊から伊達政宗公と片倉小十郎様、隠密の樹さんです。


皆さんこんにちは。今日は皆さんの一生懸命育てた緑のカーテンを見させていただきました。
今年は8月初旬の台風で倒れてしまい、急いで復旧作業をしたけど、少し低めに育ってしまいました。だけど皆さんのお世話のお陰で立派に役割を果たしたようでホッとしています。

—-そうだったんだぁ〜。そういえば最近は一回に降る雨の量もとても多くなってきているし、これも温暖化の影響では?なんて言われていますね。。。それも含めての、環境学習です。


それでは、拝見させてもらおう。


最初の発表は緑のカーテンの研究です。
この子は学校に設置された緑のカーテンが、実際にどの程度の冷却効果があったのかを温度計で計測したそうです。その結果は。。。
気温に関しては、外よりも1度低くなる。そして、緑のカーテンの内側になって日が当たらない場所は、地面の温度が10.5度も下がるという研究結果でした。
そして何より、緑のカーテンを設置することでひんやり感が増して気持から涼しくなる。この効果がとても大きかったとのことです。

そうですね〜。植物って太陽光を遮るだけでなくって、葉っぱから微妙に水分も放出するから温度以上にすっきり感が増すのですよね。
ありがとうございました。


続いての研究は、家のお風呂のお湯のお話し。
この子の家では毎日お風呂に入るので、105リットルのお水を使うそうです。このお水を従来は洗濯に使っていたので、70リットル使って残り35リットルを捨てていた。それをまた何かに使えないかなぁ〜って色々と試したんだって。
まずはお父さんと一緒に自動車を洗ってみた。35リットルの節約。そうですね。自動車だって、残り湯で充分に綺麗になりますね。
続いて、庭の水やりで35リットルを使った。これは日を変えて使ったということですね。植物にあげる時などは、入浴剤を使っているとちょっと問題があるから、次の日の用途にあわせて調整してあげると良いですね。


さらに別の日は、打ち水で35リットル。
これも良いですね〜。冷房を使わないでも、ひんやり気持よく過ごせます。ついでに地下へ浸透するから地下水資源の保護にも役立ちますね。
さらに別の日では、洗濯に70リットルのほか、床拭きに10リットル、靴洗いに8リットル、観葉植物に水やりで2リットルで、あまりが15リットル。普段は何気なく捨てているお水も、ちゃんと使うと用途がこんなにもあったんですね。ありがとう。


これだけ家事を手伝ってくれれば、むしろお母さんが喜んだろうなぁ。
良きことだ。


続いての発表は、そのお風呂のお湯です。
お風呂のお湯をお水から焚くのではなく、初めに太陽光に当てておくとどうなるのか?という実験です。


結果は驚いたことに、朝、バケツやボトルに汲んでおいたお水の温度は23℃。これが午後4時半には36℃にもなっていました。
結果的に追い炊きにかかる時間は、お風呂を初めからお水から湧かした24分に対して、太陽光で温めると20分33秒へ、4分近く減るという結果になりました。



「え〜!そんなに毎日お水を汲んで外に運べないよ〜。」なんて思うでしょ。
ところが僕はオーストラリアで見たことあるんです。屋根の上に置いてある黒いバッグ。水道の圧力で一時的に屋根の上に水を貯めておいて、使う時には浴槽に自然に落としているんです。こうなると、みんなが考えた実験が暮らしに活かされるというものですね〜。素晴らしい実験ありがとうございました。


今日はほかにも10人以上の児童が発表してくれたのだけれど、さすがに全部は紹介しきれませんでした。なので、ちょうど繋がりのありそうなお話しを用意して3人分の紹介です。

で、どうじゃった?小十郎。
「皆の育てた緑のカーテンが3階まで届き、改めて植物の強さと便利さを感じました。自然とともに暮らす大切さも。今日は皆さんのお話しがとても良く伝わりました。」


そうだな。ワシらはこの地球を支配しているのではない。地球を使わせてもらっているだけなのだ。だから、地球のことを日々考えて、何がエコに繋がるのかをよく見分けることが必要だ。その時に大切なのは我慢ではない。ワシらは生きていく時には楽しむことが必要な生き物なんじゃ。だから、楽しく環境に良いことを工夫し実践すれば、結果的にエコになると思うのじゃ。


では、本日の研究発表の成功とこれからの環境活動を祈願し、勝ちどきをあげるぞ。
エイエイオ〜!

そして5年生の4組分のみんなと緑のカーテンの前で記念撮影をしました。
はい。合い言葉は、E-Action!

では、ワシらはこれにて仙台城へ戻るが、これから城下では暖房の必要な季節が来る。エコ活動は夏だけではない、これからも是非とも環境活動を継続をしてくれ。


それでは、また会おうぞ。さらばじゃ!
環境活動は地道な暮らしの工夫の積み重ねが大切ですね。キーワードは僕ら自身が変わるということ。
ではまたね!

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