日別アーカイブ: 2013年11月7日

せんだいE-Actionスマートハウス見学会に参加してきたよ。

やぁ〜やぁ〜皆さん!こんにちは。
伊達武将隊がやってきたのは、仙台市宮城野区の田子西スマートヴィレッジです。


お館様から挨拶です。
「さぁ!皆の衆。待たせたな!
朝からの雨はあがったようだが、どうにも寒い。本日の仙台には冷たい空気が入っているようで、なかなか底冷えのする大変な日である。わしらは、こんな気候を“やませ”と呼ぶ。東北の太平洋岸では典型的な気候だな!
だが、こんな寒い日でも、省エネで快適に暮らせるスマートハウスなるものがある。その秘密を今日は皆に知ってもらいたいと田子西にやってきたのだ!」


「皆の者!創エネ・省エネ・蓄エネの秘密を知りたいか!」
「は〜い。」
では、今日はわしらが実際に家々を案内するのだが、まずは田子西スマートヴィレッジのインフォメーションセンターで、この街の基本情報の紹介をしよう。


まずはスマートヴィレッジの簡単な説明からはじめよう。

持続可能で快適な暮らしを目指した田子西スマートヴィレッジは企画段階から、自然エネルギーを積極的に導入し、特定のエネルギー源に頼らない安定したエネルギーマネジメント環境の構築が基本構想に含まれていました。が、折しも2011年3月、東日本大震災が発生。あらためて震災などでインフラの途切れた時でも不自由のない、快適な省エネルギー環境を取り入れた街づくりの重要さが求められました。


その基本思想は、市街地そのものにも反映されています。
ここ、田子地区は仙台市の中でも海岸に近い平地で、冬期は風の強い一帯でもあります。そこで建物の配置にも工夫をこらし、真冬の泉ヶ岳方面から吹き下ろす強い北西風を街区全体でブロックしつつ、夏季は海からの涼しい風を隅々まで積極的に取り入れられるよう、家の配置も空気のながれを計算してあります。
また、ソーラーパネルの効率を考えると発電パネルは南を向くのが最も理想的です。ヴィレッジ内に建てられる家々は、全戸が南を向くように設計されています。


住居は太陽光発電を積極的に利用しており、昼間は太陽電池から給電し余った電気は蓄電池へ蓄えます。また、都市ガスからも燃料電池エネファームを使用して電気を作り出します。
こうして各戸の蓄電池で蓄積した電気は平常時の利用だけでなく震災などの万一の停電時にも、復旧までのあいだをしのぐために利用出来るそうです。


では実際の家々を見学させてもらいましょう。
ヴィレッジ内の家々は、住人同士のコミュニケーションがとれるよう、遠すぎず近すぎずの距離を保ち、「住まいでありながらリゾートのよう」のキーコンセプトどおりに家々を結ぶ歩道も整備されれています。
そして確かに、風の強く当たる方向に背を向けて、日射しを家屋に導くよう家々が配置されています。


最初のお宅に到着です。お〜これですか!家庭用燃料電池とは。
この燃料電池(エネファーム)は、都市ガスから水素を取り出して酸素と反応させることで電気を作り出し、同時に作られる熱も余さず利用するそうです。
ひょえ〜実用化された燃料電池って、さすがに僕も初めて見ました。こうやって違うエネルギー源から電気に変換したりと選択肢を増やすことで災害にも強くなるのですね。


そして。。。。お邪魔しま〜すっと入ろうとして二度ビックリ。扉の気密クッションがもの凄い。
「この扉だけではないんです。サッシの枠や壁のすみずみなど、家全体が高気密なので、一棟でも隙間は名刺一枚分もないんですよ。」とは、案内してくれた担当のお方。


はい。リビングにみんな勢ぞろいしました。この家は伊達成実さんから紹介です。
なんだかホカホカしますね〜。熱を逃がさないペアガラスの窓の他、壁や床にも断熱材がたっぷりと入っているので、家全体がムラなく均一の温度です。なので、リビングには小さな暖房機しかないのに、足元からポカポカ暖かいのですね。
でも、驚きはここからです。


ただいまから災害時のシミュレーションをしてみましょう。電気が来なくなった災害時のシミュレーションに強制的にブレーカーを落とします。
「ガシャ!」
部屋はまっくら。


はい。系統の電気が切れてしまったので、非常灯だけが点灯しています。
ただし、このままでは自動復帰しません。それは災害時には、お部屋の中も家具などが倒れたりと予想もつかないトラブルが発生している可能性があります。例えば、倒れたお鍋の水がコンセントにもかかっていたり、家電製品が机から落ちて破損していたりと、そのまま通電してしまうと火災が発生することもあります。
ですので、住まわれている方が安全を確認されてから、タブレットで復帰の設定をしてあげますと蓄電池からの供給が始まります。

パッ!電気が灯りました。


この家では、蓄電池に11kWhもの電気を貯めておくことができます。
一般的な家庭では一日に12kWhの電気を使用すると言われていますが、さすがに災害時はいつものように電気は使わないでしょう。ですので節約すれば数日は明かりの灯った暮らしが維持できるのです。


なるほど〜。参考になりました。では、次のお宅に行きましょう。
「そなたたち。どうだった。わしの案内した家は。ここは本当に暖かくて気に入ったぞ」
成実さん。武将が窓からちょこっと顔出してる絵は、なんか変ですよ。


次の家のキーワードはこれです。これ。エコプロダクツでも展示されてましたね〜。日産の電気自動車LEAFです。
今度の家は、蓄電池の代わりに電気自動車を使用します。
この日産LEAFには24kWhもの電気を蓄えることができます。こちらは車両なので普段は日常の足としても使います。ですので定置型蓄電池よりも大きなバッテリーが搭載されているのですね。


そしてコチラはまたまたエネファーム。
EV(電気自動車)と燃料電池、他にソーラーパネルと系統電気のミックスとなります。
ちなみに、お家の値段には電気自動車も含まれているそうですよ。


あれ。与六さん。どうしたんですか?
「この和室。暖かい。
そして、この部屋が今は、太陽光であたためられている。同じ太陽光で発電もしている。なんだか幸せを感じるなぁ。
このサンプルで借りているパネルも、光で発電してメーターがクルクル廻ってる。自然の力はあまねく僕らを照らし、偉大だ。。。」


この家は、イザという時の蓄電池に電気自動車を使っていますが、それだけではないんです。
ソーラーパネルからの発電量は、太陽光の強さに左右されます。そのため、この家では明日の天気予報のデータと蓄積した生活パターンのデータを使って「明日はどの程度の発電ができるか?」「日々の生活習慣で明日はどの程度電気を使用するか?」を自動判断し、夜間電力の購入を控えたりとか、系統電源の利用を極力少なくするように調整をします。


お二階では、博士風の方が説明ですね〜。
このスマートビレッジ内で使われる電源には5種類があります。
「太陽電池」
「燃料電池」
「蓄電池」
「電気自動車」
そして「系統電源(東北電力)」


電源を分散させることで、突然の災害時にも残った系統からの供給を可能にしているのです。これを…今日はお子さまもいるかなぁ〜って、電池三兄弟とイラスト付のパネルにして来たのですが、現物を体感してもらった方が早かったですね。
このように、多種類の電源を導入して、IT技術を使用して電気使用のピークを外すように調整したり、消費電力を住宅内で管理することをHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)と呼びます。
ここ田子西スマートビレッジでは、地区全体の電気使用量も「見えるように」管理(CEMS/コミュニティー・エネルギー・マネジメント・システム)して、災害に強く、エネルギー使用量も減らせる街づくりを目指しています。


ということで、本日のスマートハウス見学会。楽しんでもらいましたか?
そちらの方はいかがでしょう?
「いやぁ〜。ワシも城での暮らしも、もう400年。こんな賢い家なら、ちょっと一軒ほど欲しくなったのう。」
ありゃりゃ。お館様。


そして本日の参加者一同で記念写真です。
「今日は進化した家を見られて、満足したか!では、皆の者ポーズじゃ。」
もちろん合い言葉は「E-Action!」


そして参加者全員のお土産は、E-Actionロゴマーク入り、ソーラーパネル付きのLEDライトです。
これ。電池もいらず。小さいのに働き者で、便利なんですよね〜。


それでは!皆の衆ごきげんよう!
送迎バスのお見送りです。っと、この様子を見ていた通りがかりの方が
「あの〜ここ。住宅展示場ですか?」っとやってきました。
ええ!ここは最新鋭の電気設備が導入されたスマートハウスです。是非ご覧になってくだされ。
運気は上々。盛況ですね!
それではまた。


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