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月別アーカイブ: 2013年5月
5月22日は国連生物多様性の日。グリーンウェーブ活動の日。
今週も5月らしい、いい天気が続きますね。
今日もたまきさんモービルで青葉山の上までエッチラオッチラやってきました。僕はどこに行くにも自転車です。
え?チャリが違う??はい。こちら、たまきさんモービルのバージョン2.0でして、お嬢様=じゃじゃ馬は夏用の涼しげなフレームに乗り換えています。
っで、青葉山のどこまで登ってきたかというと、宮城教育大学にやってきました。
5月22日は毎年、国連生物多様性の日。それに合わせてグリーンウェーブ活動が今年も実施されるので、取材にやってきました。>>去年の様子
定刻ちょい前。参加者の学生さんたちが集まってきました。
グリーンウェーブ活動は、5月22日の現地時間10時に、青少年の手によって植樹されるということに意義があるんです。
そして、こちらが本日植樹される、宮城県そして仙台市の花である、萩です。
でも、ちょっと小ちゃくないかって?そのとおり。
前はそこそこ大きく育った苗木を植えていたんですけど、それでは育てる面白みが少ない。ってことで、小さな苗にしたんです。
見上学長さんから、開会の挨拶です。
「国連が定める“生物多様性の日”にあわせて、世界中で現地に合った植物を、現地時間10時に植樹するというグリーンウェーブ活動も、本学で関わり始めて2009年より5回目。今年は本学の活動に賛同した県内様々な施設で植樹が行われており、気仙沼地域では10の施設で子供たちが植物を植えています。
東日本大震災で傷ついたこの地域でも、復興を目的に、持続可能な環境を維持できる開発教育ESD(Education for Sustainable Development)の実現を目指して、多くの環境教育の取組みを行っています。付属幼稚園では、園児たちがどんぐりを森に植えて、どんどん大きく育っています。是非とも活動を通して、生物多様性と、保全の必要性に目覚めてください。」
学生さん真剣に聞いてますね〜。
見上学長は、環境教育の教員出身だったんですね。
だからなのか。。。宮城教育大学の敷地の中は、緑にあふれていて、ちょっといい感じなんですよね。
では。さっそく植樹しましょう。
今年の植樹場所は、陽当たりのいい芝の園庭の一画なので、今まで植えてきた萩も大きく育っている条件の良さそうな場所です。
では。鉢から抜いて。
よっこらしょ。穴の中に降ろします。
左手の女の子は「あ〜!」って顔してます。何かあったのかなぁ??
さてさて、隙間をペタペタ土で埋めて、これでおしまい。
水をあげましょう。
たんまりかけてあげてますが、移植直後はコレぐらいでちょうど良いようです。
ということで、一同集まりまして、記念写真。
今年は晴れて、本当によかったですね。
ついでに、昨年植えた萩はどこかなぁ〜?って探しに行きました。
少し野草もいっぱい生えている中に、あったあった!
こちら、先週までは、高さ10センチぐらいしかなかったそうなんですが、暖かくなるとあっという間にグングン伸びてきたそうです。
グリーンウェーブの取材。年を重ねると育つ様子が見れたりと、面白い物ですね。
せんだいE-Action2013 実行委員会の設立総会が開催されました。
今日は「せんだいE-Action2013 実行委員会 設立総会」が開催されたのでお邪魔しました。
この「せんだいE-Action2013」は、昨年実施された「仙台市省エネ・節電運動2012」を下地にして、「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の出来る環境社会を目指して、普及啓蒙活動を行政と企業と市民が手を取り合って実現していこうというもの。今日の実行委員会の設立総会には、主にエコ製品を製造したりサービスを提供している企業、商工会議所・商店街組合などの経済団体、環境に取り組んでいるNPO、それに大学の環境関係のサークル、そして行政からと35名もの参加者がありました。
そして「せんだいE-Action2013」の具体的な事業計画案の発表です。
まずはメインキャラクターの発表。一昨年、昨年と節電運動を応援してくれたキャラクターの「伊達武将隊」が、今年も「せんだいE-Action2013」のキャラクターとして参加してくれることになりました!。。。本日、武将それぞれは所用のため参加できず。残念でござる。
そして「せんだいE-Action運営実行サイトとして、たまきさんに特設ページを設置し。。。」え!僕んとこじゃないですか!こりゃ〜しっかり取材しないといけないですね。そして市民向けにチラシなども作成して啓発活動を行う予定でいます。
6月半ばぐらいには「せんだいE-Action2013」キックオフイベントが開催されます。このときに、仙台市内の小学校で育てている「ゴーヤの苗」<<アレですな。が、かなりの数が育っているはずなので、去年みたいに市民向けに配れるといいですね。期待「大」です。
また、今年も夏の一番電気を使う期間に前後して、環境省主催の「ライトダウンキャンペーン 6月21日(金)~7月7日(日)」/「伝統的七夕ライトダウン2013キャンペーン 8月12日(月)~13日(火)」と連動した取り組みの、星空を見るイベントや、ライトダウンイベントを計画中です。。。こちらもアレですな。
また、街中での打ち水イベントも企画中。。。。コレのことかな?
ということで、今年もイベント盛りだくさんですが、このへんにも学生さんたちの若いパワーも加わればなぁ〜っというところです。期待期待ですね。
続いて夏の節電キャンペーンのお知らせです。
仙台市では今年も市民と事業者手を取り合って省エネ節電キャンペーンを始めます。毎度毎度ここのところよく、たまきさんサイトにも登場するMELONさんも一緒になっての応援です。
「7月から節電キャンペーンをスタートさせます。具体的には、市民の皆さんに電気の検針票の写真を投稿してもらって、皆さんの節電力を集めた、発電所ならぬ節電所を、たまきさんサイトに構築します。皆さんの会社や大学でも積極的に参加してほしいですね。」って、あ〜また僕んとこのサイトだ!こりゃ頑張らねば。
つづいて10月24〜26日に「エコプロダクツ東北」の開催日程が決まりました。具体的なプランはただいま計画中ですが、展示ブースやステージなど環境活動のアピールをする機会が沢山あるので、是非とも参加して欲しいです。とのこと。
昨年は、一般の人がなかなか情報に触れることの少ない太陽光パネルのブースをめぐるウォークラリーもあったそうです。今年はぜひともE-Actionで盛り上がりたいですね。
また今日は東北工業大学と宮城教育大学、宮城大学から計10人の学生さんが参加してました。
東北工業大学では太陽光パネルで、ひとり乗りの二輪車(といっても、タイヤが左右にある)セグウェイを動かす実験や、度重なる使用で能力の落ちてしまったリチウムイオンバッテリーを復活させる実験などを行っているそうです。大学それぞれ、環境に直接関係のない学科の学生さんも独自に環境活動のサークルを作っていたりと、さすがは学都・仙台といった感じです。
例えば、大学生のお兄さんお姉さんが小学生に環境のことを伝授したりとか、色々と可能性が広がりそうですね!
そして本日のまとめ。
「それぞれの立場や持ち味を生かして、仙台発の環境活動や環境配慮型ライフスタイルを協同で進めていこう!」っていうのが、「せんだいE-Action」の目標です。
一番最後に記念写真です。みんなで「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」を頑張りましょう!
春だ。いつもの熊野岳。
ここのところ自転車ばっかり乗ってっからなぁ〜。
そういえば、このあいだの週末は仕事ばっかりしていた。
でも、本当の理由はコレ。今年は大気の状態が悪くて、2日と晴れない。
晴れないから山に行かない。登りにいきたくとも、週末にタイミングが合わない日々が続いていました。
だけどやってきた、晴天の土曜日。今日は登るでしょう〜っで、やってきたのは蔵王連峰最高峰の熊野岳。しかも宮城側から登る、めんどくさいルートです。
何でって?この谷間に一回降りるのがメンドクサイ。
そして登り返しの薮がメンドクサイ。
このコースは、どの季節に来てもメンドクサイ道のりなんだけど、何故だか景色には魅力がある。だから来ちゃうんですよね。
これ。谷間を流れる川の写真。ニュージーランドのようだ。
車を停めた地蔵坂から、おおよそ200メートルは下った谷間に。。。今はシーズンじゃないから、川に仮設橋のホネ組みだけが、かかっている。
落ちたくないなぁ。
本当はここから、夏季は落石のために登山禁止のロバの道コースを登りたかった。。。だけど、肝心の雪が溶けてしまったので、ルールはルール。
縦走尾根に一回出ることにしました。
写真は、工事用品屋さんで999円で買ったグローブが、思いのほか良かったの図。
いやいや。。。1000メートル越すと、いきなり雪景色です。
しかも、登山道は水の通り道になって、グチャグチャ。
条件悪く。。。苦しむ登山となりました。
だったら登るなって?
本当に条件が微妙で。。。雪渓を何回も越すんです。
ところが誰も登っていないコースなんで、雪渓に踏み跡が無い。
スリップすると。。。200メートルは落ちるなぁ〜。なので、ピッケル出して引っ込めてを続けます。
ここでメンドクサイは、命がけの行為になります。
そして、この写真は何?
コース上に杭が立ってるなぁって思ったら、その先は水が流れて穴が開いてました。
僕が乗っかって、一気にこの穴が開いた。
あなの中から「キケン!」の看板が出てきたよ。意味ないじゃん。
東北の山って。。。綺麗ですね。
春先は特に、残雪が砂糖菓子のようです。
お!熊野岳に虹がかかった!
これは天候が崩れる徴候です。12時間後には荒天が来るな。。。
関山峠から続く、北蔵王縦走路です。
美しい尾根。
ここを登った関東の登山家が、雑誌で自慢してましたね。
ここじゃ当たり前だって。
この周辺には、夏にはコマクサが咲くんですよ。
ここがこの登山道では一番荒れた一帯。
東北はこんなものです。
熊野岳山頂より、上山市外を望みます。
田んぼには水が張られているので、キラキラ光っているんですよ。
続いて、蔵王御釜。
ここは、この時期が一番いいかな。
さて。刈田岳まで来ました。
ここには観光バスも来るので、「この人達。。何?」
って感じですよね。しかもピッケルまで持ってるよ。。。
山頂越して、エコーライン方面に下ります。
雪の斜面には、スノーボードのシュプールが残ってますね。
みんな美しい蔵王の景色の中で、スポーツを楽しんでます。
さてさて。。。下ってきたら「救護所!」
明日は日本の蔵王ヒルクライム当日ですね。
お前は、出ないのか?って??
い〜んです。僕ヒルクライム競技は、あんまり好きではないんです。ゴメンナサイ。
写真は明日のレースに備えて、坂道を登る人達。。。体を用意するには、少々遅いような。。。ま、楽しければいいのか。
っということで、無事に帰ってきました。
たまきさん山岳部。今日のゴミ成果はコレだけ。
しかもほとんどがエコーラインで拾ったもの。宮城の登山者は、偉い!
E-Action緑のカーテン種まきの続報
せんだいE-Action、緑のカーテンプロジェクトの続報で、泉松陵小学校に来ました。
週のあたまに用意した植木鉢に、小学校の児童の皆さんにゴーヤの種を植えてもらってたものです。ただ。。。仙台はゴーヤが育つにはちょっと微妙に寒いんですよね。なので、
「種を水につける」「鉢に移す」「芽が出て、苗になるまで育てる」
までのあいだは、ビニールハウスに入れて暖めてあげます。
農家に教わった方法だとか。フレームを地面に突き刺して、ビニールをかけるんです。
そしてクリップで留めていきます。教頭先生もお手伝いに出てきました。
4機分のビニールハウスを作って泉松陵小学校の作業はおしまい。
続いて、先日お邪魔しました七郷小学校にやってきました。
作業をしていると、児童さんから「何をしにきたの〜?」と聞かれます。
興味津々なのですね。今日はビニールハウスの固定に来ました。
ちょっとこのハウスは床の面積に比べると、高さが大きすぎたんです。
強い風が吹くと、ちょっと心配なほどだったので、ハウス全体にロープをかけにきました。
作業途中にちょっと見ると。。。中には水滴が沢山ついていますね。
ハウスの中に入ると、風もなく、ホッとする暖かさです。
今日の気温は。
今日の仙台市は、少々冷たい北風もス〜って入ってくる、薄曇りの冷ややかさ。なのにハウスの中は気温18°です。
「いやいや、先日の晴れの日は30度でしたよ」
え〜!蒸し焼けになっちゃうんじゃないかい!そんな時は左右の入口を開け放っているんです。
暖かいので。。。お!
もう朝顔は芽を出しています。大きく育つのが楽しみですね。
小学校に緑のカーテンを作るよ。
なんだかゴールデンウィークが明けてから寒い日が続きますね。
やけに寒いのは北海道の北に低気圧が停滞していて、日本列島にいつまでたっても春の南の風が入ってこないからなんです。昔はこんな冷え込みが続くことを「やませ」と呼んだそうですけど、是非とも太平洋高気圧にグイッと押し上げて、関東以南の暑さを頂きたいものです。(って書いている側から、火曜は暑いそうだ。。。)
ではでは本日は、先日来取材に入っている中田小学校の緑のカーテンプロジェクト。その手始めのゴーヤの種植えの紹介です。
児童も集まってきていますね。今日の活動は『シンプル&スローライフの会』さんが応援しています。
ではまず手始めに、花壇の土を返します。毎年植物植えている園庭なので、手入れが行き届いていて『土が柔らかい』そうですよ。
『緑のカーテンプロジェクト』は、せんだいE-Actionの大事な節電プロジェクト活動のひとつ。
今年は特に、小学校で沢山のゴーヤの苗を種から発芽させて、学校だけで育てるのは多すぎるので、近所の人達にもお裾分けをしてあげようという計画です。
う〜む。地球温暖化は緊急の問題だし、E-Actionの活動は、ちょっとこれから目が離せないですね〜。
さてさて。1週間水に漬けておいたゴーヤの種。器に植えて、これから屋外で育てます。
水をあげます。
『ジャブジャブ♬』
う〜ん。。。こんなに水あげていいのかなぁ〜。
〜いいんです。ゴーヤは南国の植物。
そうですよね。南の島では、一日に一回、とんでもない雨(スコール)が降るのに植物は育ちますよね。
これぐらいビショビショにして、そしてあとは、芽が出るまで放っておくそうです。
ハイ。6年一組の分が植わりました。
一番始めのひとクラス分の完成です。
そこにビニールをかけていきます。
ビニールで覆うから、鉢の温度が上がるんですね。。。。本当に今年の春は寒いなぁ。
ということで、一番手前が、ひとクラス分。これから中田小学校の全クラス。向こうの方までず〜〜〜っと植えていくんです。
だけど今日の取材はここまで。一日じゃ、さすがに植わらないです。
続いて〜。七郷小学校にやってきました。
去年はここの2階までツルが伸びたなぁ。
こちらも、もともとあった植木用のフレームを、ビニールで覆います。
いやいや。このクリップが堅いのなんの。
あっちこっちで協力して、挟むようにして力を加えます。
だんだん組み上がってきましたね。ここに全生徒のゴーヤの種が納まります。
はい。ここ仙台は春先に突然風が吹き荒れる土地柄ですから。。。足周りも長く伸ばして、土でしっかり抑えます。
お。久しぶりに僕の写真。
自転車乗っていないと、単なるヤセだなぁ。
こちらはゴーヤを植える鉢です。
ここで少し大きく育ててから、花壇に移すのですね。
土はどのくらい盛るのでしょう?
へい。これぐらいでさぁ〜。ってことで、これから全学年でゴーヤの種の植え付けをします。
続きは。。。。僕は今日はPTAの用事があったので、ここまででした。
今日はE-Action『緑のカーテン』の第一歩目です。
これからも節電キャンペーンキックオフまで、チョクチョク取材しますね〜。
5月8日 = ゴーヤの日には、何かある!
さて。ゴールデンウィークもすっかり明けて気持のいい青空の、い〜朝です。
少々休みボケの頭のネジを巻き直して、今日は朝イチから仙台市立中田小学校にやってきました。
こちらは以前、栽培・飼育委員会さんの活動にお邪魔したことがありますね。さて何でしょう?
何があるかといえば、体育館で全校朝会です。でもただの朝会ではない。「環境朝会」なのです。
なんだ?環境朝会って?そのヒミツは、このあとすぐにわかる。
(全校って言ってるけど。。。この朝5年生は、泉岳少年自然の家に野外活動で出かけて留守でした。あ〜あ残念。)
まずは朝会なので、校長先生から挨拶です。
みなさん。おはようございます。
5月5日はこどもの日でした。
では、今日5月8日は、何の日でしょう?
5月8日。。。ゴーヤの日なんです。
さて、私たちは2年前の大震災のとき電気が止まり、大変な苦労をしました。そのことを踏まえて中田小学校では屋上に非常用の太陽発電パネルを設置し、エネルギーを自分達でも作れるようにしました。
こういうのを「創エネ」と呼びます。
今日は電気を作り出す「創エネ」に、節約する「省エネ」。さらに作ったエネルギーを貯める「蓄エネ」を学ぶために、特別なゲストを呼んでいます。。。。
すると。。。ごめん!
お〜伊達武将隊から、政宗公が直々にやってきました。
「やぁ、皆の者!元気にやっておるか!
我らは、若い皆々にエネルギーの大切さを学んでもらうために参った次第だ。
皆。せんだいE-Actionは知っているか!」
「我らは暑い時もエアコンや扇風機を使わず、自然の知恵を活かした涼み方を知っておる。400年前は、電気など無いからな!
ではその秘術を、シンプル&スローライフの会の柳沼殿に説明してもらおう!」
こちらは伊達成実さまですね。
皆さん。今日は皆さんに、緑のカーテンについて学んでもらおうと思います。
限りあるエネルギーを、皆が使いたいだけ使う時代は、これ以上は続けていくことができません。エネルギーは限りあるものなんです。
そこで、日中陽の当たる窓辺にゴーヤやヘチマ、朝顔で緑のカーテンを作ってあげることで、日陰を作り出し涼しい環境が出来ます。
また、植物の作り出す水蒸気で蒸散作用もあるんです。
この中田小学校は、泉松陵小学校とともに「せんだいE-Action」推進モデル校に指定されたのです。
「せんだいE-Action」は仙台発のライフスタイルを変えることで、環境の優しい暮らしを実現しようと言う活動です。ご当地アイドルの「ドロシーリトルハッピー」もコマーシャルで一生懸命に応援しています。
そこで、「せんだいE-Action」実現のために、今年は皆さんとゴーヤの種から学校の南面いっぱいにゴーヤを育ててみようと思います!
子どもたちは、武将隊の登場で盛り上がってますね〜。
それでは、これからゴーヤの種を配付する。受けとってくれ!
仙台に住む人の手本となってくれ。皆のもの、しかとよろしく頼むぞ。
子どもたちからのお礼の言葉。
今日いただいた種を、しっかり大きく育ててみせます。
ありがとうございました。
よかったよかった。
今日渡した種が、大きく育つ頃には、ワシらもまた中田小学校に激励に参るかもしれん。それまで、しっかり育てるのだぞ。
ではサラバだ!
武将隊は城に戻っていきました。
そして。。。今日はテレビ取材も沢山入っていたのですね。
さらに、さきほどゴーヤを受けとった女の子の中には伊達政宗様の熱烈なファンもいたようで、大変な賑わいでした。
さてさて。。。ぼくら取材隊はさらに移動です〜。どこへ移動?4号バイパスを自転車でひたすら北上し。。。
じゃ〜ん。今度は泉松陵小学校です。
こちらも既に全校児童が体育館に集まって、「そわそわ。。。何があるんだろう〜?」
そこで校長先生からの挨拶です。
「5月8日はゴーヤの日です。
2年前の震災では私たちは人と人との絆や思いやりの大切さに気づきました。
何気なく使っていた電気やガス、水道も、使えなくなって初めて大切さに気がついたのです。
そこで、私たちは今ある暮らしを、地球に優しい暮らしに変えるために“せんだいE-Action”をはじめます。
今日はせんだいE-Actionを進めるにあたり、説明してくれる特別ゲストをお招きしています。」
すると!
体育館のスピーカーからは勇ましい太鼓の音が鳴り響き、ドンチョウがスルスルと開きますと。
「ワァ〜!!!」と歓声が上がります。
そりゃ〜ビックリしたでしょう。
何故って?こちら泉松陵小学校は、伊達武将隊情報が完全に隠されていて、カメラもこっそりと動いていたので子ども達には“なにが起きるのか?”ぜんぜん伝わっていなかったのです。
やぁ!皆のもの。
今日、我ら伊達武将隊は「せんだいE-Action」を推し進めるために、この泉松陵小学校へやってきた。
皆、「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の三つの言葉を知っているか?
これら3つのキーワードは、ワシらの暮らしを維持していくためには大切なキーワードじゃ。
エネルギーをどんどん使う時代は終わった。わしらの時代は暑い時は、知恵を活かして涼しく過ごしたものじゃ。
では、その賢い暮らし方について、みやぎ環境ネットワークMelonから来ている岸殿。そして小林殿に話してもらおう。
こんにちは!
私たちが何気なく使っているエネルギー。このエネルギーを生み出すために、地球がどんどん暑くなっています。
地球温暖化と言う言葉を知っていますか?
「ハ〜イ」
凄いですね。みんな知っていますね。
地球が暑くなって、北極では氷が溶けてしまいシロクマが暮らせなくなったりしています。
では、具体的に私たちが何ができるか?
Melonでは、2年前からみやぎグリーンカーテンプロジェクトというものを推し進めています。
エアコンや扇風機などを使わなくても、暑い時期に家に緑のカーテンを作ることで、快適に過ごすことができるのです。
そこで仙台市が進める「せんだいE-Action」の一環として、泉松陵小学校と中田小学校の二カ所で緑のカーテンを作ることにします。この2校は「せんだいE-Action」の推進モデル校になったのです。
そこで、仙台市からもお知らせです。
「せんだいE-Action」は、エネルギーの使い方を考え、暮らしの質を落とさずにライフスタイルを変えることで、環境にやさしい社会を実現しようと言う活動です。
みんな、ゲームはしますよね〜。テレビも見ますよね〜。
「しま〜す。。。」
それを環境のために全部やめてガマンしようと言うのではなく、必要な時に必要なエネルギーを使って、無駄はなくそうという。未来のエネルギーの使い方や持続可能なライフスタイルを実現するための行動(Action)の積み重ね、それが、せんだいE-Actionなのです。
そこで、泉松陵小学校のみんなには、夏のエネルギーの一番の使い先になる冷房を抑える緑のカーテンを育ててもらおうと思います。今年は1年生には朝顔を。5年生にはヘチマを。他の学年にはゴーヤを育ててもらおうと思います。
『いや。待てい。
ひとつ質問だが。そのプロジェクトは、子供でも出来ることなのか?』
そこで強力な助っ人、柳沼さんの登場です。
大人は、楽な暮らしに慣れてしまうと、なかなかライフスタイルを変えることが出来ないんです。
そこで子供が率先して環境のことを学び、私たちの暮らしを変えることの大切さを広く伝えて欲しいんです。
なるほど、わかった!
では、緑のカーテンの種の授与だ。
是非とも、環境を守るリーダーになってくれ!
ということで、ゴーヤや朝顔、ヘチマのタネとガイドブックが手渡されました。
生徒代表からの挨拶です。
「私たちもしっかり育て上げることで地球の環境を少しずつ良くしていきたいです!」
そうか!皆の気持しっかり受けとめたぞ!
緑のカーテンづくりに励んでくれ!
大きく育ったら、また見にくるかもしれんぞ!
ではワシらは城に戻る。あとを頼んだ!
そして武将隊から皆さんへの見送りです。
今日はありがとう!さっそうとしてますね。
今回も政宗大好き。歴史大好きな子がいて、大変です。
ヨロシクね!
成実さんは優しいですね〜。
みんな、緑のカーテンヨロシクね。
ということで本日の取材。にぎやかで楽しい一日でした。
ところで今日配付されたゴーヤの種って、何だろう?
おお!これは僕がよく聞いている関東のラジオ局、J-○aveじゃないですか!
このラジオ局って、10年以上前からフリーマーケットや物々交換や緑のカーテンと、ず〜〜〜っと環境のための活動をしていたんですよね。そういえば、このTシャツを買ったのもJ-W○veホームページで風力発電の電気を使って放送しているのを知ってからだった。
何で伏せ字かって?ここせんだいではJ-Wa○eは放送していないんだよなぁ〜。で、環境活動に活発なラジオ局が「タネまき、ハナうた。J-Wav○」キャンペーン用に作ったゴーヤの種パックを、さらにたくさん環境省に委託して、流れながれて僕らのところまで来たんだって。
なんだか僕の大好きなラジオがここまで繋がってきて。ちょっと嬉しいなぁ〜。
葛岡リサイクルプラザでこどもの日フェア。。。が開催されてました。
さてさて。。昨日のレースの疲労もなんのその。何とかヘロヘロになった体に鞭打って、やってきました葛岡リサイクルセンター。
本日5月5日は「葛岡リサイクルプラザ こどもの日フェア」なんですよね。
だけどなんだか、すれ違う親子親子。。。なんだかおもちゃをいっぱい持ってホクホク顔。ん?僕が到着したのは11時チョイ前だから、まだまだやってるはずだけどなぁ〜。。。
あ!!!終わってる。
なんと葛岡こどもの日フェアは秋口に開催されてた「葛岡リサイクルプラザ秋まつり」と違って、朝9時半から参加券が配付される「ビンゴ大会」が、イベントの中心だったのでした。なんと。。。ボーゼンとしていたら、優しい職員の方がイベントのお話しを聞かせてくれて、記録写真を分けてくださいました。
っということで本日のブログは、もらった写真と伝聞の「葛岡こどもの日フェア」の紹介です。ゴメンナサイ!
こちら。凄い盛り上がり様の開場直前の光景です。
朝9時半にビンゴカード配付なのに、7時頃から人が集まり始めて、120名分のカードはサッサと配付終了。急遽80名分の追加を出したほどでした。
親御さん二人に子どもひとりと考えても360名。。。本当はもっと凄い人数が来たのだろうなぁ。
こちら!当選者にプレゼントされる景品の数々。
見てくださいよ。一番手前のア○パ○マ○の車や三輪車なんか、キラキラ光ってますよ!
これは確かに欲しくなるものばっかり。なんと自転車は50台近くあるそうです。これらは市内各所から「もう使わなくなったから」って集められてきたものばかりです。
でも。。。そうなんです。子供用自転車って、子どもの身長がどんどん大きくなっちゃうから、使う時期って限られているんですよね。
なので、せっかく買ったけど、もう乗れなくなっちゃったっていう理由で仕方なく回収に出されるものは、少なからずあるんです。
それを皆で順番に使おうって考え方は、とても良いですね。
さぁ〜始まった、ビンゴ大会。
白熱しますね。そりゃ〜あれだけいい景品があったら、とにかく心の中では「当たれ当たれ!」と古今東西の神さまと、ご先祖様も抱き合わせにして、全力で祈り続けますよ。
そしてビンゴになった人から、順番に館内に案内されて、お好きな景品をもらっていく仕組みです。
ここは。。。獲物を狙う鷹のような目。。。ではないですね。
やっぱりこどもの日は、ほがらかが一番似合います。
そして最後の一枚。
僕が到着した時は、紙漉き体験だけはまだやってました。。。はい。
何だかとても楽しそうな「リサイクルプラザこどもの日フェア」市政だよりに情報が掲載されるようになったら、とにかく沢山の人が集まるようになったとか。。。
だけど、結果はビンゴだから、あんまり早く来ても当たる確率は一緒だよね。楽しんだ人が、一番の幸せ者なのでしょう。
僕は知らず知らず遅刻でした。。。あ〜あ。
なんたって16才♡ まどかカップ3時間エンデューロ
ゴールデンウィークも後半なか日。たまきさん自転車部は、山形県の川西町にある「川西ダリヤ園 浴浴センターまどか」までやってきました。
川西ダリヤ園>>
ことの発端は僕のFBにたまきさん自転車部のボーイが書き込んだメッセージ
「たまきさん〜ゴールデンウィークに、川西町のまどかカップ3時間耐久に出ませんか〜?」
の一言だった。
ふむふむ。東北では割と活発にレースをやってる川西町のレースは、チョット興味があったんだよなぁ〜。出てみるか!
ってんで「OK出るよ〜。よろしくね〜。」って返事出しといた。
そして暫くして。。。ん?東松島のボーイは、確か高校生だったよなぁ〜。
おい。年18だったっけ?
「い〜え。16です!」
ええ〜!!!!16歳とチーム組むのかい!
僕45だから、年の差29才!年齢差3倍のレーシングチームが出来てしまった!
ってことでレース当日、こちらは選手宣誓に急遽選ばれた、川西町小学生のポイントチャンピオンを狙うエースです。
「えっえ〜僕たち〜選手一同は・・・・・何にも考えてなかった。」
やぁ〜ゆるゆるの「まどかカップ」は、川西町の全面協力で、シリーズ戦まで組まれているという、日本の中でも珍しいぐらいにマウンテンバイクに活気のあるレースシリーズなのです。
一番始めのクラスは、補助輪クラス!
見てみて!!!密かにスタートを見送る右端のお父さんの“ねんねこ”には、乳児が寝ているぞ!
このクラスには、さらに下位クラスのポイント対象外「みそっかす」がひとり参加していて、ペダルなしのキックキックでそれでもコースを一周まわってました。
さぁ行くぞ〜。幼児補助輪無しクラス。
こんなクラスが成立してしまう、川西町の恐ろしさ。
小学1・2年クラス。
あれ?この女の子、シクロクロスに来てなかったっけ?ハナちゃんだ!
小学3・4年生クラス。
こちらも同じウェアーの福島県のチームAIBE
僕らもこのあと、さんざん苦しめられた強豪だったのだね。
小学5・6年クラス。
しっかし、このクラス分けの細かさ。そして参加者の多さ。
小学高学年クラスでは、大人がレースの周回先導を拒否。追い抜かれる可能性がありました。
そして本日のメインレース、オープンカテゴリーの3時間耐久がスタートしました。
僕?スタートループが苦手なので、2番手スタートにしました。
最初の周回は、みんな体力が有り余っていて相当に飛ばすから、オーバーペースに陥りがちなんですよ。そうしてハートレート(心拍数)は最大値になってしまう。40半ばのオッサンレーサーには辛いのですよ。
だんごスタートだなぁ〜。
ん?この集団の先頭にはシクロクロス車両が。東北シクロクロスプロジェクトの菅田さんが、コースの下見にシクロクロス車両持ち込んで、テストしていたのでした。
こののち、菅田さんは得意な登りで僕のことをホイって追い抜いて怒りを買い、終盤に血で血を洗うデットヒートを繰り広げるはめに。。。クワバラクワバラ。
ボーイのステアケース(登りがないから、正確には違うけど)下り。
なかなかこういうとこの処理も難しいんだよ。ハードテール(リアサスペンション無し)らしい、綺麗な下りだね。
ひとターン終了。僕が飛び出していった後、ピースするボーイ。
序盤3周は、さすがにオーバーペースで引っぱらなくてはいけない第一ライダーの大役です。ほとんど無酸素運動。ご苦労様。
さぁ〜飛び出していった僕の走りは、相変わらずだなぁ〜。
割と視界を大切に、ご慎重に走るタイプだから、常に上体がガッチリ立ち上がっているんだよね。
そして鋭いターン前です。
腰が高めなのも僕のクセ。このままくるんと回ってきます。
混戦中のボーイ。
僕は割と他と絡みそうになるとサッサと無理してでも抜いちゃうんです。
下りが得意だから、絡めば絡むほど、僕の持ち味がスポイルされてしまう。それが解っているとメンドクサクなる前に処理しちゃう。
さすが年の功。“亀の甲より年の功”な訳なのです。
僕のステア下り。
面白いでしょ、ボーイと全然違うのは僕がダブルサス(前後サスペンション)の車体を愛用しているから。
頭から突っ込んで行ってもキレイに姿勢が変えられるから、下りを推力に替えているんです。
交代回数を少なく、ラップタイムを上げ目で。。。
3(ボーイ)、5(僕)、4(ボーイ)、3(僕)で繋いで、残り3周は走れる余裕は残した。
でもさすがに3ターン目のボーイは疲労が貯まっているようだ。頑張れ高校生!
集計ボードとお嬢さん。
年齢が3倍なら、速度も3倍(赤い彗星)出るという訳ではなく。。。10分平均で周回を重ねて、どうやら僕らはカテゴリー上位にいるようです。
よいね〜。上位にいるってのは。
そしてボーイが3周きっちり廻ってゴール。
しかも最終周回にずいぶん抜いて帰ってきたのは偉い。さてさて。。。レースは終わりまして、集計開始。
表彰式はカテゴリーがいっぱいあるから、小学生クラスで一番元気のいいバンザ〜イ写真だけ。
賞品はお菓子の詰め合わせです。よかったね〜。
続いてオープンカテゴリーのソロ。
別名は変態クラス。たったひとりで3時間を走りきる、本当に苦しく、大変にタフなクラスです。僕ももともとはソロクラス専門でした。
ところで、僕たち。。。どうやら表彰台に登れそうですよ。。。3位以上は確定のようですよ。。。。ボーイはなんだかワクワクが止められない様で。
いやいやこういうのは、コールがかかってようやく確定だからと、さすがは、ヌカ喜びで痛い目にいっぱいあってきた中年の慎重さ。
ところが、「2位は〜たまきさん連合」
お〜〜〜〜オレ達だぁ〜!!!
やぁ〜表彰台からの眺めは、やっぱりいいねぇ〜。
賞品は、お米、お酒の詰め合せ。ビールの中から、上位から好きなものを選べる仕組み。
え!米を穫られちゃったけど、僕らチームメイトが未成年だよ!
ってことで、ビールはボーイの父親が持ってきました。
悔しいのは、トップと一周回の差をつけられていること。
でもしょうがね〜か。あっちは3人で僕ら2人だよ。
ちなみに優勝はチームAIBE
やられたなぁ〜。
よっし。次は1位だね。やっぱ。
っということで、自治体ホームページのおまけにくっついた自転車部で、他の自治体に出かけて行って表彰台を荒らしてきた、たまきさんレーシングチームでした。
雑読がつながる線
世の中的にはゴールデンウィークなのです。だけど。。。GWだけど、どうやら今年はやることがいっぱいあるようなので、何もないかな?何もしないなら、日々のことでもブログに追加しておこうかな?お!ちょうどこの2日の間に本を2册立て続けに読み終わった。でもこの2册はまったく環境とはカンケーないですね〜。ところが全く関係ない本でも、これだけ読むと何かしら繋がりが見えてくるから不思議。なので今日は(祝)ゴールデンウィーク、休日出勤@カンケーない2册の書評スペシャルです。
では、まず一冊目。話は変わってカンケーないけど、この春休みに実家の東京に遊びに行ったんですよね。そしてすることは無し。どうせ近所をブラブラしているなら、埼玉の航空公園に行ってみよう〜と、出かけてみたところ、小学校2年生以来の入間の航空博物館は驚くほどに展示物が充実してました。
建物の外壁に沿ってブラブラ歩いていたら、なんだか野太い空冷エンジンの始動音が響きまして、「ズガガガッ!ブルンブルン!!ババババッババッバババババッッババッバババ〜〜〜〜」っと、「お〜これはハーレーより遥かに野太いし、2気筒や4気筒の音ではないな〜なんだこれ?」なんと、アメリカの博物館に保存されていた零戦が日本の近代航空発祥の地の入間に運ばれてきてまして、半年の展示期間のあいだの、この2日の記念式典の間だけエンジンを始動していたのでした。
またもやこのパターン。僕はいつもギリギリのタイミングで、今でしか見られないとか乗れないとか食べられないものに出会うことが多く、たまたま航空公園へやってきて、零戦のエンジン始動に立ち会ってしまったのでした。(かつて。。。ポルトガルの裏路地を歩いていて、ローマ法王のパレードに出会ったこともありましたっけ。。。)
ということで、偶然にも立ち会ってしまった零戦。当時の航空技術の最先端の零戦も前から気になる存在で、特に日本には長い大戦を戦った敏腕パイロットが多いということ。そのパイロットの著した本で、以前から気になっていたものがあったなぁ〜と思い至り、やっと読んだのが坂井三郎著「坂井三郎 空戦記録」だったという訳でした。
そして休日らしい、環境には関係ない書評となる訳ですが、今、この平和な時代に於いては不思議に思えることがまっ先に出てきます。海軍の士官の心理ですね。
海軍の士官というのは、とくに飛行機乗りというものは軍に所属した時点で既に生死が自分の意思では決められないことを悟ってしまっているのです。攻撃に出て、落とされてしまうとそのまま遺体も何も残らない。刹那的とはちょっと違った、戦いの中に日常を淡々とおいた兵士の暮らしが、時代の移り変わりとともに書かれています。
日本は日華事変を過ぎ、太平洋戦争にまで時代が進むと、南洋の島を次々と占領下に起きながら圧勝を続ける。。。。のは、零戦の性能が他国より優れていた初期のころだけ。
次第に戦力が拮抗してくると軍の中枢は現実には向き合わず、闘いの潮目が変わった後も、後退をじりじりと強いられているのに変わろうとはしない。前線と内地との意識の差に現場は翻弄され、。。。その中で起きるのは、悲劇的な人員不足と機材不足であり、日本軍は消耗戦へと突き進むのでした。。。
ついでに書くと、何となく僕に繋がりがあったりするのは、ただいま齢90になる父だったりします。まぁ〜戦争には行ったけれど前線には立たず。所属は「空戦記録」の終盤にも出てくる「電探」という当時の最新兵器でして、今で言うレーダーのオペレータでした。
電探は当時の日本海軍の最高機密&最新兵器だったので、夜間に電探部屋にノックもなく入ってきた上官を、振り向き様に殴り倒してもオトガメ無しだったそうです。〜もちろん誰が入ってきたかは。。。部隊の嫌われ者の上官だったそうで〜。ひねくれ者の性格は、父譲りなのだなぁ〜と。新しい機器も好きですしね。
さてさて、そんな僕が零戦と同時に読んでいたのは、ラジオで聴きつけて読み始めた、森川すいめい著「漂流老人ホームレス社会」
日本の、平成もまだ序盤の頃に池袋でホームレスに夜ごとに声をかける運動をしていた著者が、それから10年あまりのホームレス支援活動から見えてきた、日本の福祉問題(改善の変遷も含めて)を著したものです。
さてさて。。。ちょっと書くのが難しい話題ですね。
僕は20代半ばに日本にいなかったもので。。。戻ってきたらすっかり日本は不景気のまっただ中。池袋の地下には大勢の人が暮らしていたことに驚いたものです。僕はそのまま東京を出てしまったので、その後のことには今イチ知識がなかったですけど、不景気はそのままデフレと名前を変え、問題は基軸通貨のドルに飛び火をし、この不景気は失われた20年間とも呼ばれるようになる。そしてホームレスだった人達は。。。
調べてみるとホームレスには多くの精神的、身体的に疾患や障がいを抱えている人の割合が多く。それは決して社会に押し出されたのではなく、コミュニケーションがとれない。「社会に迷惑をかけてしまっている」と負い目を感じている人が多いこと。心のジレンマから抜け出せない人が大変に多いことを森川さんは知るのです。
さて、ここで問うべきは、仕事を探せないでいる人が悪い、保護をしないから行政が悪いと決めることではなく、人の心の中には、それぞれ暮らしていくためのルールや順番があり、それを画一の方法で縛り、ルールに合わせて保護や援助は出来ないということでした。人の心や尊厳は、効率だけでは測れないほど繊細であり、特に高齢になるほど状況への柔軟性がなくなってくるので、ルールではなく個々人の心にあわせたケアが大切であるということだそうです。
さぁ。書いていて僕も収拾がつかないほど極端な2冊を読みました。結果は何が見えてくるかというと。。。人はそれぞれ違っていることを理解して、一定の距離を保って暮らした方がいいということですね。