月別アーカイブ: 2013年2月

仙台市博物館のLED照明が、大きな賞をとったそうですね!

仙台市博物館

こんにちは。
今日は、とある情報を聞きつけまして、取材にやってきました。
2011年4月に改修が終わってリニューアルオープンした仙台市博物館が「2012年北米照明学会照明賞 2012 illumination Awords Awards of Merit/Section of Award」を受賞したそうです。
え?その賞って、どんなことで贈られたの?
僕ら一般の人には、これがどんなに凄いことなのかがさっぱり解らないので、さっそく仙台市博物館 学芸員 高橋さんに、博物館の照明について詳しく解説してもらいましょう!


常設展示1

っということで、やってきました仙台博物館常設展示場。。。。なんだか僕の知ってた頃とまったく印象が違うなぁ〜。
以前の仙台市博物館は、白っぽい、少し寂れた感じのケースに展示品が入っていたのですが。。。
それでは、さっそく解説してもらいましょう!


常設展示2

こちら、ずいぶん印象が変わったのは、展示ケースの基調色を白から黒に変えて、展示物にしっかりと視線が集中するようにしたからです。
2011年のリニューアルのため、コンセプトづくりの段階から関わりましたが、以前は開かれた博物館をモットーにしていたので、展示ケースも白く開放的なイメージを重視しました。

ところで、仙台市博物館ですが、常設展でも1000点あまりの収蔵品を展示していますが、その殆どを年に4回のペースで大幅に入れ換えています。
これだけのペースで模様替えをしている博物館は、日本にはあまり例が無いのですよ。
そして、私たちの展示場では、基本的に複製品はほとんどありません。展示してあるものは、実際に発掘されたり、寄贈されたものが大半です。
これらリアルな展示物を出来るだけしっかり見てもらうには、展示ケースなどの存在感を無くしてしまうのが一番でした。そのために、ケースを含め常設の展示スペースの基調色を“黒”でいこう!と決めたのです。


収蔵品

そして、新規に作り直す展示スペースの、最新の照明機器は全てLEDです。
展示物は、保存に際してもっとも厄介になるものは紫外線と赤外線と熱です。特に紫外線は、照射し続けると展示物を劣化させてしまいます。
その紫外線を発生させない光源には白熱灯がありますが、こちらは熱を発生させます。
そのために今までの博物館では無紫外線蛍光管というものを使ってきたのですが、これは熱を発生させる。
ですので、なかなか展示物のために完璧な光源が無かったのですが、近年の省エネ化への対応で、良質で高出力なLED光源が開発され、このLED照明が紫外線も赤外線も発生させず、さらに熱も発生しないので、博物館の照明には最適なのではとなりました。


影が無い

ところが、このLED照明を展示ケースに使える既存の器具がなく、計画ではLED化の仕様が決定したものの、そこからは手探りでの開発となりました。そこで、展示室の照明の設計と開発をお願いしたのが、東京上野の照明のエキスパートである丹青社です。

エンボス加工されたライト

実際にLED光源からの直接の光が展示物に当たると、影が幾重にもくっきりと落ちるということがテストで解り、エンボス透過版を利用して光を分散させる手法に行き着くまで、様々な素材でテストを行いました。テスト素材で様々な収蔵品を照らしてみて、影の具合などを学芸員と一緒になって探り続けました。
結果的にエンボス透過版を通過した光は、影の強くない“柔らかな光”となり、展示物のテクスチャーの感触も実感出来るものとなりました。


小さなLED

さらにLED化を決定したことで、照明の熱による害が無くなり、照明ケースを安定した湿度状態へと密閉することができました。
これは収蔵品の展示の方法には、時代によって様々な流れはあったのですが、かつての展示は、ケースと展示室の間に僅かなスキマを作ることで熱を逃がす手法がとられていました。ですが照明と換気の技術の進化により、展示ケースの中の湿度を一定に保つことが可能になったので、近代の展示ケースの中の空気は、3日をかけて、外気と一巡する設計になっています。
これは特に湿度に弱い漆の展示物には有効で、一年を通して湿度60%を保てるようになっています。

ちなみに写真は、小さな影も照らし出す小型のLEDライト。
常設展では、常に展示物が入れ替わるので、こんな細かい補助灯も使い、素材の感触を活かしつつ、細部まで鑑賞できるよう照らします。


影無し

どうですか?この最新の展示ケースは。
こちらは展示物を入れ換える博物館のスケジュールに都合の良いよう、展示ケースの正面ガラスが一度に半分以上開けることの出来る仕様となっています。

そして電灯を全てLED化することにより、結果的に消費電力は44%削減でき、ライトの交換などの費用も51%削減できました。でも、これは二次的な要素なんです。
展示用のLED照明を一から作る。こうした、細かい工夫が認められて、今回の受賞に繋がった訳です。


ということで、仙台市博物館のLED化の模様をお届けしました。
確かにアイリスオーヤマさんにお邪魔した時も、店舗に導入した際に、商品の日焼けがなくてLEDは良いという話を聞きましたが、実際に美術品や博物館などにも活用され始めたのですね。
またひとつ、ためになるお話しが聞けました。高橋さん、ありがとうございました。

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ヤバすぎる凍結ジェットコースター! 東北シクロクロス最終戦。

雪。。。。

土曜日は静かに。庭に天体望遠鏡を引っぱり出しまして、初めての木星の縞とガリレオ衛星が観測できて、なんて幸せなのだろう!なんて思っていたのです。
そう。この透き通るような揺らぎの無い大気。これこそが全ての前兆だったのです。気温がガンガン下がっていたんです。

そして明けての朝日の中に、ぼんやりと浮かぶ光景は。。。。一面の雪景色!
なんと、泥、泥、大量の泥が心配されていた東北シクロクロス最終戦、スポーツランドSUGOインターナショナルモトクロスコースは全面結氷です!危険すぎる〜!!

誰だ〜! 自転車レース出ようなんて言った奴は〜。


スタート!!

という訳で、この凍結したモトクロスコースにて自転車レースが無事に??開催される運びとなった訳です。
まぁ、レース開会式までにレーサーの半分が途中の登り坂でスリップして間にあわなかったりとか、色々ありましたが。。。スケジュール30分押しで何とかスタート!

写真はいちばん最初のクラス、マスターと女子の混走クラスです。僕も年齢から言えば、もう充分にマスター入りなんだけど、ここはあえて競技カテゴリーにエントリー。マスタークラスのゼッケンは60番台から。自分の年より若いゼッケンで走れる幸せってのもあるかも♬
そしてオークボ隊員は〜、相変わらずのマスター出走です。
サイトー君はどうした〜?高校生は期末試験でした。来シーズンはみんな一緒にカテゴリー3だよ〜ん。


先頭は女子だよ〜。

スタートループに向かう先頭の一群。に、小グループを引っぱるのは女子!
この女の子速すぎる!
女子混走のはずが、すっかり集団を引っぱっています。


シクロ名物シケインジャンプ

こちら、シクロクロス名物のシケイン越え。
シクロクロスは一般の自転車レースと違って、板きれでコースを塞いで強制的に自転車担がせたり、階段を上らせたりします。
なので、板を跨いでいかにスムーズに走るかも見せどころのひとつ。


オークボ!カッケー!!

っと、その中でひと際シケイン越えでの熱い走りの男がいます!
あ〜オークボ隊員!!!
この男、自転車担いで遥か先まで全力疾走している!
誰よりもピカイチの“走り”を魅せたオークボ隊員。たぶんシケイン区間ではいちばん速かったんじゃないか?だけどその先のコーナーで転んだのは内緒。


かっこ良すぎるオークボ隊員!

階段駆け上がりもカッコいい!オークボ隊員。今回は男の意地を見せています。
それもそのはず、今回の車両はシクロクロス用に新たに買ったニューマシン!(悪い。奥さんに内緒だったか?)



オークボ走る!

実際のところ、今回のオークボ隊員はかなり安定していた。
ダウンヒルなどはロードレーサーには辛いと思っていたが、難なく下っていたのは、かつてオークボ隊員はスキーのダウンヒル経験者だったとか。
オフロードの走りを学んだようだなぁ〜。って思ってたら、トンネル内で氷に乗って激しく転んだそうだ。
他にも木に激突したり、レーサーパンツも破いて。。。大丈夫か?


さぁレースも終盤

マスターカテゴリーは40分の闘い。
もう、中盤過ぎると力が入らなくなってくるのが中年の走りだ!
でもマスターは経験値が豊富なので走りが上手いんですよね。

熱い男の闘いは続きますが、僕はこの辺で自分のカテゴリーの準備、準備。


けっこうな登り坂

ということで、続きまして第二レースはカテゴリー3。
今季の日本のシーズンオフに流行りまくったシクロクロス。とうとうカテゴリー3もエントラントが29名に達して、スタートラインもとてつもない人数となってきました。

よーいドンで、逃げるぞ!って思っていたのだけど、今イチ1コーナーまでにスピードに乗せきれないまま、やっぱり集団3分の1ぐらいの位置取りで序盤のスタートループに入ってきました。
ま、だいたいこれぐらいの実力ってことだ。ところがUターンでフロントタイヤが膨らみフェンスを引っ掛け、倒れたフェンスの足がリアホイールに突き刺さるアクシデント発生。ストップしてじゃじゃ馬たまきさん号を力任せに外すはめに。

ちなみにこれ。その後に必死に坂登る僕。


にげるにげる

ホイールのスポークって、たて方向の圧縮と引っぱりには強いんだけど、横方向に物が挟まるとあっけなく折れる。
なんだか嫌な挟まり方したなぁ〜って思いながら、でもこれレースじゃん。故障は無視して走るしか無い訳。
逃げる逃げる。でもペースが上がらず、つかまる。


疾走中?の僕

コース上は、現状ではほとんど氷です。時々地吹雪も発生して、先行する選手が風の力で転ぶのも見えた!なんて過激なのだ。
雪のレースはだいたい時間が経つと、一日の気温の上昇とともに徐々に雪面が緩くなってきて、グリップ感もだんだん良くなるもんだけど。。。今日はむしろ、時間が経つにつれ滑るようになってきた。しかもダウンヒル。コーナー。階段。至る所で滑ります。


折れたスポーク

まぁ〜あとは。。。写真で見るようにじゃじゃ馬お嬢様号はこんな有様で、リアホイールのスポーク破損が3カ所。そのためにホイールが歪んでフラフラとブレーキに当たりタイヤをひきずってました。でも、いい訳はカッコ悪いですね。遅いのは遅いのです。
ってことで、僕は29台出走で17位。僕の後ろ5台ぐらいから後ろはラップされちゃって、足切りでゴールには帰ってこなかったです。
最終戦なのに、パッとしない成績でした。こりゃ〜夏の間にトレーニングを積まなきゃ。


こちら豚汁サービスです

え〜こちら。全然鍋の中味が見えてませんが、豚汁です。玉こんにゃくもあります。
東北シクロクロスでは、こんな温かい食べ物も無料でいただけます。嬉しい〜。


さてさて、レーサー片付けて、服も着替えて、豚汁食べて帰ってきたら、カテゴリー1が走ってました。
ダントツトップを行くのは、U23日本代表 世界選手権帰りの前田公平選手。登り坂のスピードが凄い!


前田浩平ジャンプ!

見てみて!30センチ近いシケインをバニーホップ(うさぎちゃんジャンプ)で超えていきます。
今日のレースでバニーホップを決めたのは前田選手だけ。ホレボレ見入ってしまいます。


ダウンヒル

しっかし速いです。
ここも、少し気を抜くとアウトに引っぱられがちなバンクのついていないカーブ。このコースでなんでスリップしないのだろう?見ていて不思議に思えてくるスムーズさです。


カッコいい!

僕は。。。もう今日のレースは終わっちゃったから、ある意味気楽になって写真を撮りまくってました。
こちらは何となく気に入っているコーナーの写真。


しかも前田浩平!

オー前田選手もカッコ良い。
ここ、微妙に下りなんで、うかうかするとフロントが暴れがちになるんだけど。トップレーサーは綺麗に曲がっていくな〜。
一体どんなタイヤ履いてんだろって思ってパドック見物に行ったら、セミスリックタイヤでした。僕らよりトレッド浅いじゃん!


ヤバすぎるダウンヒル

ここは、超危険なダウンヒル。
途中で雑念なんか生まれると、もんどりうって頭から転びます。なんで、丘の天辺から下まで一気に駆け下るしかない。


ついでにこれ、今回のコースマップ。
招集場所の壁にこれが貼ってあって、カテゴリー1のJamesとか、選手みんな集まって
「Caution(危険)だらけだね〜。」
「全部危険箇所だね〜。」
「他のシクロクロス大会はコースマップは白で書いてあって、危険なとこは目立つように黄色。東北シクロクロスは全部危険だから、ぜんぶ赤だね〜。」
なんてバカ言ってました。


でも飛ぶコーヘイ

でも、そこを飛ぶ!前田選手。
いくら下りが得意って言っても、両輪浮いてるよなぁ〜。

ってことで、ダントツの優勝でした。ゴールの写真は無いかって?
すみません。最周回まで山の中にいました。


映像で見たい人はこちら>>カテゴリー2/40分のレースの模様だよ


さぁ最後はチャレンジクラス

さぁ本日一番最後は、とりあえずシクロクロスに挑戦したい人のためのチャレンジカテゴリー。
そしてU10。ついでにカデット(お子さま)クラス。
でもやけに人数が多いって?
急遽決まったルールで、今日出場した選手は、ゼッケンつけなければ走りホーダイとなったのです。東北ってユルユルでいいな〜。


スタート!手前は明らかに小さい。

よ〜い。ドン!
おー飛び出してく。そしてカデットがついてく。頑張れ〜!


登る登る

子ども。頑張る。
2人しかいないから、事実上の一騎打ち。まったく一歩も譲れない闘いです!


お父さんと一緒♬

そしてカデットの、お父さんに見守られながらの力走です。
小ちゃいながらも、よく自転車漕ぐよなぁ〜。


小学生女子の闘い

見て!この必死な顔。
U10クラスの死にものぐるいのデットヒートです。
このあと勝負に負けた子は、ゴールラインで地に伏せて泣き叫んでいた!いやいや、頑張った君も素晴らしく輝いていたよ!
オークボ隊員の「ヨシヨシ。良くがんばった。速くなるぞ!」う〜ん。いい奴だなぁ。


この子偉い!

さてさて、カデットのゴール。
たった一人のクラスなんだけど、出てくるなんて偉いなぁ。
きっと将来、自転車で活躍してね!


今日いちばんの表彰台

ってことで、たまきさんレポート表彰台の代表はカデットのハナちゃんです。おめでとう!(他を載せると10枚以上になるからナシ)

ちなみに女子クラスの勝者が表彰台で発した一言
「ジェットコースターのようなコースで楽しめました!」
の言葉でみんな「そうだそれだ!」っと思ったのです。
今日はジェットコースターのような超過激コースでした。


そしてチャンピオンたち

そして最後のさいご。
最後の表彰台は年間シリーズの表彰でした。
前田選手。東日本チャンピオンおめでとう!
MCに賞金はどうするの?って聞かれて、「免許取り行きます」の一言はウケた。

という訳で、2012シーズンの東北シクロクロスは全5戦全て終了。
2013シーズンは夏から始まります。
来年は開催県に山形も追加になるようで、ますます面白くなるぞ〜。



cycloWiredに写真レポートが出てますね。

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「伊達な鍋 美味いもんひろば」みやぎの美味しいものが市民広場に集まって開催です。

武将隊

天気の良い土曜日です!今日は勾当台公園市民広場にお邪魔です。
さてさて、ステージでマイクを握っているのは「鍋奉行」伊達武将隊の政宗様ではないですか。
何をしているのかといえば。。。


武将隊

伊達美味「伊達な鍋 美味いもんひろば」でのステージショーの様子です。
このイベントは、仙台で買える宮城の美味しい食べ物を広く市民のみなさんにも知ってもらおうと始まったキャンペーン「伊達美味」
宮城だけではなく福島岩手、秋田山形青森と東北6県には美味しいものがたくさんありまして、その美味しいものを「近くで買って」「近くで消費する」地産地消を広く知ってもらうための事業です。


武将隊

そして伊達武将隊も、仙台繋がりでステージショーにて応援!という訳です。
ブログを書いている今からちょっと振り返ってみますと。。。。もの凄く抜けるような青空で、日曜日の大雪は一体なんだったのだろう。
足軽 予六に隠密 秦さん。突き抜けるような声でステージショーを盛り上げています。ご苦労さまです。


お客さんと

武将隊はステージをおりて、広場内に展開した14ブースを巡ります。
どのお店も大盛況で、12時半頃には既に、お鍋が売り切れになるお店もありました!
とにかく香りがよくって、撮影中お腹がグーグー言ってます。たまんないです。

はっとん

さぁ何やら真っ白な、ゆるキャラ登場。
南三陸志津川からやってきた、はっとのキャラクター「はっとン」です。
男の子でもなく女の子でもなく小麦の子。体重は「8トン」というベタベタのキャラです。


ホルモン

気仙沼ホルモン鍋。
濃厚なコラーゲンの香りがもの凄〜く遠くから漂ってまして。。。たまらない香りでした。
でもなぜ魚の美味しい気仙沼がホルモンなのだろう?僕の中で、いつも?が点きます。


アツアツ

湯気湯気。たまらない湯気です。
今日は雪も降って底冷えするから、鍋がうまい。
地元で新鮮だから、なおさら美味い。伊達美味なんですね。


大きなテント

会場には150人ぐらい入る巨大テントがあります。これは雪の強かった日曜日には、大きな味方になってくれたことでしょう!
少々寒くても大丈夫ですね。


青葉餃子

新鮮な仙台青菜が練り込まれた「あおば餃子」です。
これ街中で食べたことあるなぁ〜。とても美味しかった記憶があります。
でも今日は取材だから食べ物はダメ。


一の蔵

あぁ!餃子のすぐあとに一の蔵だ!
これは何かのトラップでしょうか?僕だったら一の蔵のあとまた餃子に戻って行ったり来たりしたあとに汁物で〆ですね。
ダメダダメダ。僕は明日は自転車レース。何より節制だ。


かき鍋

牡蛎鍋〜。もう鍋の中で煮込まれて死んでもいいです。幸せな海の香りがします〜。
「写真撮らせてください。」ってお願いしたら、ホラホラって下の方から、ひっくり返して見せてくれたよ。
磯の香りがたまらない!


よろしく〜。

こちらの店番していたお嬢さんに「写真撮っていいい?」って聞いたら
みんな集まって「イエ〜♡」って。
鍋のことだったんですけど。


麸

その子たちが売ってたのが「あぶら麸入りはっと汁」。
登米地方の名物あぶら麸も、こんな汁にして食べていたんですね。
どんぶりしか見たことなかった。


美味しそう

こちら、牛肉にごぼうの千切りに醤油や味噌を加えてグツグツ煮込んだもの。
アツアツのお餅にコチラを乗せて、辛みのスープをかけて頂くそうです。
あ〜口の中があふれてくる。


晴れて良かった

もう、会場中たまらない香りで、昼時に取材なんて大変な役割でした。
しかも日曜日が自転車レースで、たんぱく質不要の炭水化物だけの晩ご飯なんです。。。。節制しなきゃいけないのに辛いよ〜。

伊達美味。またまた継続取材ですね。

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北山を歩きました。

街中とは思えない

昨日の銅板吹き換えの写真がFacebookで思いのほか「いいね!」がパシパシ入ったので、取材中に撮ったロスポジの中から繋いでご紹介しましょう。

ただいま自転車絡みの仕事をしていまして、詳細はお話しできる日が来るのかな?街中を転々と撮影して歩いています。
その関係で北山五山にもやってきたのです。
静かな街だとは思ってましたが、表通りから一歩入ると光景が変わります。


入口にお地蔵さんがあったよ

参道入口のすぐ脇には、お地蔵さんの祠がありました。
風は冷たい日でしたが、日差しはもう春なんですね。太陽の照り返しで石像までが眩しそうに見えます。


ただただ。。。綺麗ですね。

境内に続く参道を登ります。北山五山には色々と“いわれ”があるのでしょうけど、そういうのはWikiにでも任せて、今日のブログはただ、のんびりとした時間を届けましょう。
仕事では、入口周辺の写真でも充分なのだけど、天気も良すぎ。晴れ過ぎで影が強く、こういう日は写真向きではありません。
さてさて、通りがかり、こんな階段を見かけると、ついつい上がってみたくなりますね。
だったら、たまの寺社めぐりも良いのでは。


杉の葉

階段にスギの落ち葉が吹き寄せられてます。
関東ではもう始まったそうですが、花粉の時期ですね。
でも不思議と、お寺や神社ではアレルギーがひどくならない。
花粉と都市の汚れた空気が混じると良くないのは、体感的に解ってました。


東昌寺

北山五山。東から数えて2番目の東昌寺です。


工事中。

ただいま本殿の屋根の葺き替え工事中です。
職人さんが銅板をハンマーでコツコツ形を整え、打ち付ける音が響きます。
時々、圧搾空気を使った自動釘打ち機の音もするけど、ほとんどが手でハンマーを振るう音です。
不思議ですね。手でゆっくり打ち付けた釘は、なかなか抜けない気がするけど。
機械でパシュッと一瞬で打ち付けたものは、なんだか心配になってくる。
心がスピードに追いついてないんでしょうね。


屋根の張替え

屋根に登っている職人さんが、ちょっと顔を覗かせたので、お話しを聞いてみました。
「こちらの屋根の葺き替えは、いつまでかかるんですか?」
「そうだなぁ。3月。3月の中ごろには終えたいなぁ。」
ゆっくりゆっくり。手作業で仕事は進むのでしょう。
綺麗な銅版は、吹き替えた今しか見られないのでしょうね。


通りから一歩入ると

さて、階段を下りて、また街の中へ。
小さな路地のすぐ向こうには、忙しい日常が待っています。

でも、こんな小さな発見が出来る日本の文化っていいね〜と。このあと知り合いと、お土産にかった道明寺でお茶を飲みながら話しました。

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浅沼宏先生の「エネルギー・環境問題の現状を考える」環境出前講座より

浅沼先生の出前講座

本日は、仙台市環境出前講座で、仙台市立北中山小学校にきています。
仙台市環境出前講座ネットワークより、東北大学大学院環境科学研究科 浅沼宏先生の講座「エネルギー・環境問題の現状を考える」をお届けします。


浅沼宏先生

浅沼先生といえば、12月に開催されました、せんだいE-Actionの講座で、エネルギーに関し解り易い講義をしてくださった先生ですね。
今日はたっぷり1時間半もお話しが聞けるということで、楽しみにしていたんです。それでは、少々お話しを、アチコチつまみながらになりますが、僕が気になってメモしていたポイントを追って写真レポートです。


温暖化の影響

始めの話題は地球温暖化です。私たちは温帯にある日本に住んでいるので、大きな変化を感じにくいかもしれません。
例えば、昨日の日中の気温は15度を越えていたけど、今日は5度にならなかったとか。日々の温度差が大きいので、変化に気がつき難いんです。
ところが赤道地域や北極に近いところなどは気温の上昇が目に見えて解ることが多く、例えば極の氷が溶けてしまっているとか、熱帯ではやたらと乾燥する日が多いなど、変化が目に見えて体感できます。
先生は、年に一回、3月ごろにインドネシアに行く用事があるのですが、ここ数年は寒気と雨期の差が少ないようです。
特にオーストラリアの内陸部の砂漠などのように、いままで雨が降らなかった場所にも大粒の雨が降っているところがあります。そのように気候が啓著な地域では、すでに多くの影響が出ています。


メモをとってます

そして日本に目をむけると。。。。このまま温暖化が進行すると、西日本では気温が上がりすぎて米の収穫が2割ほど減ってしまうそうです。
そして東北は、やはり水不足などが起こり易くなって、日本全体が稲作に向かない地域になってしまう可能性があるとか。。
日本はもともと食料の自給率が低いので、大変なことになりますね。


家庭部門が突出

では、日本のエネルギーの使用量を、1990年を基にして、どれぐらい使用量が増えているかを比較したグラフが左のものになります。
これを見ると、産業部門はなんと、全体で3%近く減っています。確かに工場などでは節電に気をつけましょう!との合い言葉で、灯りを間引いて点灯したり、工夫をしていますよね。
それに比べて使用量が1.4倍と一気に増えている部門があります。なんと家庭部門です。
ここで先生のおっしゃっていたキーワードがひとつ。

「エコの悲劇」

もうすっかり世の中にエコ家電も増えてきて、電気の使用量などは減っていいはずなのですが、一般の人は「エコ家電に替えたのだから、少しぐらい使ってもいいだろう。。。」と、家庭の中にテレビを2台3台と設置したり、今より大きめの冷蔵庫を選択したり、エコカーに乗り換えたのだから燃費が良くなったと車に乗る機会を増やしてしまったり、全く意味がないですね。


自動車の影響も大きい

こちら、平均的な家庭から排出される二酸化炭素の割合を、円グラフにまとめたものです。
自動車の利用は3割近くも占めているのですね。ところがこれは、あくまで平均的な話。地方になると車はひと家庭に2台や3台ある家もあります。すると、30%は50%になったり75%になったりと。。。します。エコが消費の免罪符になっているのですね。

僕は、別のところで似たような話を聞いたことがあります。ある識者の言葉です。
「車の先端は、もっと刺々しく、人を突き刺すような形でいい。」なぜ?
車は毎年どんどん安全になっているのに、死者数は一向に減らない。“安全な車に乗っている”という感覚が、運転を麻痺させているのが良くないなら、危険な車にしたほうが「よっぽど死者が減る。」だそうです。
人間って、楽なものにはすぐに慣れてしまう生き物なんですね。


二酸化炭素排出量

そこで電気を作るとき、発電で排出される二酸化炭素を表したグラフを見てみます。
グラフの横棒には設置時の発生する二酸化炭素と、燃料を燃やした時に発生する二酸化炭素が合算されています。
上から3本は、石炭・石油・LNG(液化天然ガス)など、基本的に何かを燃やすことで得られるエネルギーです。
石炭は燃焼させると膨大な二酸化炭素を発生させます。まさに石炭は炭素の固まりだからです。
LNGが二酸化炭素の発生が少ないのは、水素が含まれているせいで、燃焼すると水を発生させるからです。

そして水力は。。。とても優秀なのです。
水力発電所では、古いところでは稼働100年近い仙台の三居沢発電所などがありますが、基本的に動作する時に水で冷やされるので機械が傷み難いそうで、ほとんど部品交換をしないで動かすことができるそうです。
ただ。。。問題は、川には水利権があるので、もう殆どの河川で新規の発電所作りは不可能だそうです。

太陽光発電は、発電パネルを作る時に大量の半導体が必要になるので、エネルギーを沢山使うそうです。。。


太陽光発電

では、太陽光発電を知ってみましょう。
太陽光の光のエネルギー量は、東北は緯度が高いので少々弱いですが、高知県辺りにいくと、1平方メートルの範囲に、1kW/hのエネルギーが降り注いでいます。
このエネルギーは、だいたい電子レンジを1台、一時間動かした時に使う電気の量だそうで、凄まじいですね。
ですが、実際には太陽光を電気に替える効率は10〜15%と、そこまで高くはないので、せいぜい1平方メートルでパソコンを一台動かすぐらいだそうです。
どれくらい???僕のMacBook Airでは45ワットですね。まぁ〜そのぐらいは動くそうです。


風力発電

続いて風力発電。
こちらはエネルギーの変換効率は優秀で40%ほどだそうです。
ただし、さっきと同じ1kW/hを出すには風速12メートル/秒は必要。安定的に使うには、常時6メートル/秒の風が吹くことが必要だそうで、宮城県内ではこのぐらいの風が吹く場所は蔵王連峰の山頂と、船形山の山頂、栗駒山の山頂ぐらいで、ぜんぶ国立公園のなかですね。。。そして確かに強い風の場所でした。


小水力発電

さて、続いて中小水力発電。
こちらは設置してしまえば非常に優秀なんだけど、まずは水利権で設置が難しくなっている。そして一定の落差が必要だから、いきなり七北田川で発電というわけにはいかない。そこで注目は、用水路だそうです。
用水路は川ではないので水利権は設置した農業団体が持っています。ですので許可がとり易く、小さなものを作ると10〜20軒ぐらいの電気はまかなってくれるそうです。
問題は、そんなに沢山が作れないことか。。。


メモをとってます

ということで、様々なエネルギーを見てきましたが、どれも一長一短で、良いところもあるのだけど実現にハードルもあります。


唐桑半島の取組み

そしてこちらは面白い話。
唐桑半島には多くの植林が植わっています。
この木の生えている地区を30等分にして、順番に燃料にして燃やし植林していくと、樹々が更新され、地域の燃料としてエネルギーが取り出せるついでに林業に携わる雇用も生まれるので、試算したことがあるそうです。


樹々の話

これは僕も今日始めて聞いた話です。
バイオマスエネルギー、特に木は、植わっているものを燃やしても、また木が成長する過程で二酸化炭素を固定化するので排出量にカウントされないということですが、樹々が二酸化炭素を取り込んで、成長できるのは植えてから40年ぐらいのあいだのことで、その後は人為的に入れ換えないと二酸化炭素の固定にはつながらないそうです。

そこで唐桑半島で試算した方法だと、上手にエネルギーを取り出し電気代などの節約になるかな?っと思いましたら。。。出来上がったお湯などのエネルギーを運ぶ術が無い。
これではせっかくのエネルギーも活かされませんね。


バイオエタノール

似たようなカーボンニュートラルのエネルギー源にバイオエタノールもあります。
これは、さとうきびやトウモロコシ、日本ではお米などから発酵の力でエタノールを作り出し、精製して自動車の燃料などに置き換えようと言うものです。オーストラリアでも見かけましたね。

ところがこれも、お米から取り出すのに今イチコストが高い。
トウモロコシは、一時期家畜や人の食用のものと競合して価格が上がってみたり。。。どうも世界中で、バイオエタノールで成功しているのは、オレンジからの転作で上手に経済の流れに乗せたブラジルぐらいだそうです。

そこで先生に「なんでブラジルだけうまくいったのですか?」と聞いてみたところ、どうやらずいぶん昔からアルコールへの移行の取組みをしていたようです。


家庭のエネルギーを1とすると

左の図は、実際の家庭のエネルギー利用を1として、様々なものの電気使用量を調べてみましたところ、自動販売機の電気使用量が、家一軒と同じ。コンビニは30軒分と、驚く数字が出てきました。


太陽光パネルで発電すると

そして、今の社会のエネルギー使用量を、全てクリーンな太陽光パネルで補うとすると、どのぐらいの面積のパネルが必要になるのでしょう?
答えは、図の黄色い部分の面積。宮城県の面積の4分の3だそうです。ちょっと無理なのかな?って思いましたら、以前の講座の高校生が「やります!」と言ったそうで。心強いですね。



けっきょく、この分です。

じゃぁ、私たちの暮らし。
今の暮らしを維持しようとするから、アチコチに無理が出るのではないでしょうか?
例えば話題の原発を使わない暮らしを選択するとしたら、いったいどの程度まで時間を遡り、電気の使用量が少なかった時代に戻ればいいのかと言うと、1989年頃でした。
これは驚き!1989年は、そんなに前ではないし、そんなに不便ではなかったですよ。

電気の使用量と暮らしが直結しているかどうかは解りませんが、40年前に比べると日本の国全体の生産力は2.7倍になったそうです。
でも、暮らしは40年前よりは幸せになったかと言うと、データでは今の人の方が幸せに感じていないそうです。
そこで、先生は「豊かさの次にあるものを考えよう」と、勧めてらっしゃいます。


自給率

そこで、大問題のグラフです。日本の県別の食料と、電力の自給率のグラフです。
東北6県では宮城だけが食料の自給率が100%を下回っています。秋田などは電力も作っているし、食料も豊富に作っていて優秀ですね。
そこで、いちばん左下側を見てみると、東京と大阪が並んで入っています。全て他地域に任せて暮らしているのですね。
こういう他地域におぶさる暮らしは、需給のバランスを狂わせ、他地域に負担を強いて見たりと、もう考え直す時が来ているのではないだろうか?と思われます。


質疑応答

ということで、エネルギーを取り巻く私たちの暮らしを、様々なデータをもとに、細かく解説していただきました。

ちなみに先生は、ハイブリッド車にも懐疑的でした。というのはハイブリット車は製造時に膨大なエネルギーが必要なので、バッテリー分の製造エネルギーを燃費の良さで解消するまでで、走行で5万キロ分。さらに高額な車両の販売価格を燃費の差額で解消するのは。。。一般的な人で年間6万円ぐらいは燃料代が安くなると考えても、ちょっと無理じゃあないかと。

そこで僕んち。走行4万キロの中古車の「インサイトを安く買ってきまして、使ってます。」と話しましたら、その方法があったか!という感じで褒めてもらいました。
初期投資が低いと、利益が出易いんです。プリウスもインサイトも去年あたりから2回目の車検の時期なので、質のいい中古車が安く出てますよ!
だけど先生。「エコカー買う人って、新車で買っちゃう人が大半なんですよね。自動車屋さんは販売が上手だよね。」
本当。その通りだと思います。


意見が飛び交います

さて、質疑応答の時間です。
とても多くの意見が飛び交ったのですが、一番引っかかったのはこれ。

「宮城県と山形県には多くの温泉がありますが、地熱発電の可能性は無いのですか?」
地熱は先生の専門分野でもあったんですね。そして気になる点ですが、まずは地熱は地面の下にあるので「見えない」というのが問題だそうです。
掘ってみないと実用的なのかが解らない。
そしてさらに問題なのは、地熱発電で利用する熱源は、地下2キロほどのところまで穴を掘るそうです。ところが温泉は100メートルほどしか井戸を掘らない。
この深さの差が、実際の温泉にどう作用するかは?ちゃんと解っていないそうです。
わかればもっと、温泉業者さんなどから地熱利用の同意が得られ易くなるのでしょうね。


皆さん集中してます

そして、日本の住宅について、一言。
国連のレポートにもあったそうなんですが、日本の住居の構造は、小さい家で効率が良さそうなのにダイニングキッチンという構造がよくないそうです。
キッチンと居間が同居しているので、熱が排気とともに逃げていってしまうそうです。この二つは分けて作るのが理想的だそうです。

ドイツなどには「ゼロエネルギーハウス」などと言うものがあるそうで、人間が出す熱だけでも家が暖かくなるそうです。
ただ、その家は壁の厚みが40センチもあるので、なかなか難しいですね。


感謝の花束

ということで、大変長くなってしまいましたが、浅沼先生の講座レポートでした。
昨年の講座の時に、様々なキーワードを聞くことができたので、いつかしっかりお話しを聞いてみたいと思っていました。たいへん勉強になりました。有り難うございます。
ちなみに先生は、なにかこのような研究を書籍にされていないのかと伺いましたが、まだ市販の本までは無いそうです。
いつかしっかり読んでみたいと思います。早く世の中に出ないかなぁ〜。


北中山小学校 杉田校長

最後にちょっとオマケ。
北中山小学校には、太陽光発電パネルが設置され、非常時のバッテリーなどに使われるそうです。
今朝の新聞にも掲載されたとのことで、記事を探したんだけど。。。見つからなかったんで、スミマセン。
写真は北中山小学校 杉田校長先生でした。

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【速報】たまきさんBlogが「サイクルスポーツ4月号」に載ったよ〜。

サイクルスポーツ4月号
今日は速報で〜す。
まいどまいど地元で開催されるサイクルイベントに挑戦している「たまきさんBlog」ですが、このたび自転車専門誌サイクルスポーツ4月号に記事を提供しました。
なんと、このブログが全国誌に出てしまった!


おれホレ ライド

ことの発端は、昨シーズンから始まった自転車レースの新シリーズ「東北シクロクロス
これは面白そうだと秋口から参戦計画を練りまして、専用車体の購入からスポーツランドSUGOドロドロの第3戦出場を経て、たまきさん自転車部、転びまくりの第4戦レポートを八重洲出版サイクルスポーツ編集部が目を付けまして、「こりゃ〜面白い!」ってんで、たまきさん事務局に直接オファーが来たんです。

ある日の午後。
普通に仕事をしていたら(ボ〜っとしてないよ)ひょっこり事務所の電話に「あの〜。ブログを読みまして、こちらサイクルスポーツですが〜。」って連絡が来ました。

まぁ〜びっくり。自転車雑誌のいちばんの老舗の最大手じゃないですか。
なんでも全国の自転車レースの記事を、個人のブログから拾い集めて「一般のひと目線」の記事を発信する企画だそうで、いま巷で大流行りのシクロクロスを取り上げるべく記事を探していたそうです。
なんと!一般のひと目線で行政の記事を取材している「たまきさん」と同じ路線ですね〜。

だけど、この記事オークボ隊員が転びまくって、ちょっと悲惨な書き方をしている。オークボどうする〜?
「え? 雑誌出られるの?? 嬉しい♡♡♡」
そのまま出稿決定です。

という訳で、いつぞやの第4戦の記事がイラスト入りで紹介されていますので、乞うご期待。

それと、東北シクロクロスは今週日曜日には、スポーツランドSUGO インターナショナルモトクロスコースにて本シーズン最終戦が開催です。
東日本シリーズ最終戦も同時開催で、招待選手に国内トッププロが多数参戦します。このあいだ世界選手権に出た人じゃないですか!

・池本 真也(和光機器-AUTHOR) 東北CXシリーズ ポイントリーダー
・小坂 光(宇都宮ブリッツエン) 東北CXシリーズ 第2位、世界選手権エリート代表
・前田 公平(Sppedvagen Cyclocross Team) JECXツアー ポイントリーダー、世界選手権U23代表
・合田 正之(cycleclub 3UP) JECXツアー 第2位
・小坂 正則(スワコレーシングチーム) 2012全日本選手権 第3位

観戦料無料で、無料の豚汁と玉こんにゃくの振る舞いもありますよ。心のあたたまる、東北だなぁ〜。

自転車専門誌 サイクルスポーツ 4月号は、明日(20日)発売です。みんな買ってね。

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未来の働き方をデザインしよう 2030年のエコワークスタイルブック

このサイトでは、ときどき僕が読んだ本のなかで“これは紹介だ!”って思うものを取り上げてきました。
だけど。。。始めに言います。今回はルール違反になります。これは先日、石田先生の研究室を訪問した時に、いただいた本なんですよね。
書評を書く時には、自分で選んだか?と、もらった本では、記事に書かれる内容に差がでてくる。バイアスがかかるなんて言い方もしますね。
なので、今回は僕の中でも充分にかかっているであろうバイアスの分を意識して、少々厳しく書きましょう。

そこで少々話は変わります。
昨夜、この本を読みながら旧知の友人がやってくるのを待ってました。
しかし何というタイミングなのだろう?その友人は、東京のど真ん中で不動産業界で働いており、お酒を酌み交わしながらですが(すみません週末なもので)、ライフスタイルを変える難しさについて触れてました。

たまき「さて、僕らの暮らしは必要以上にエネルギーを使いすぎている。この暮らしをさすがにいつまでも継続できるとは思えないが、果たして家屋の断熱性の効率アップとか、蓄電池を各家庭に置くとかで、今あちこちで宣伝しているエコ商材で解決できるものかね。。。。」

友人「いやいや。。。住宅業界はもっと悲観的で、新商品としてエコハウスは売るけれども、住んでいる人が実際にエネルギーを節約した暮らしをするかと言うと、そうはならない。結局は家中を暖かくして、明るいライトの元で暮らすことを望むんだよね。」

まさしく「エコ」が免罪符として消費の動機つけにされ、今の暮らしに追加するだけのロジックに至ってしまう。
「今の暮らしを変えるつもりは無いけど、省エネは意識しなきゃいけない。」から、ソーラーパネルを買いました。
ソーラーパネルの半導体の製造にも、大量のエネルギーが使われていくのです。。。

そこでこの本。「未来の働き方をデザインしよう」では、暮らし方の提案に2つの省エネスタイルを提示しています。
現在の暮らしの規模を維持するために、今ある機器を置き換え省エネを選択する「フォアキャスト」から、個人が使えるエネルギー総量を先に決めて、その持ち分の中で上手に暮らすことを決める「バックキャスティング」です。
一見するとエコ商材で身を固めていくフォアキャストは環境への配慮に満ちている様に思えますが、生活の中のエネルギーの無駄は改善はするけど解消はしない。バックキャスティングの考え方は、そもそもエネルギーの中で「使わなくていいよね」という部分は積極的に使用しなくなるので、今ある暮らしの機器からでも始められる。そんなところってあるのかって?ところが、通勤と通勤時間も無駄なエネルギーなんですよ。

その理想的な暮らしの提案では通勤だけではなく仕事そのものも改善案の中に含まれる。人生そのものの大半の時間を使う仕事の時間をバックキャスティングの思想に換えるとどうなるのか?
そのために「50の暮らしの提案」が挿入されている。

さて、この50の提案だけれど、部分的にけっこう実現できているものなんかもあったりする。とまり木酒場は、すっかり現代そのもので笑えてしまった。(さっきの友人とも、立ち飲み屋でした。)
だけど50の提案の中には「オイオイ」って思うところも多々ある。「通勤とかオフィスとか、ノマドワーカーとか、仕事を取り巻く事象が理想化されているようだけど、仕事もビジネスって読み替えると空気が変わる。所詮は経済活動が基本だから競争原理が働いて、結局のところ隙間無く働いちゃんんだけどなぁ〜。」とか、考えてしまう。
だけれど50の提案を一式読み終えて冷静に考えてみると、僕たちはいま、フォアキャスティングにどっぷり浸かって暮らしているのです。
蝶になって空を飛ぶ世界のことを、葉っぱにしがみついてモグモグやっている青虫が想像できないのと、同じなんじゃないか?
読了後にそのことに気がついた時、僕はちょっと考え込んでしまった。

ということで、やはり読むべきお勧め本でした。ただ、石田先生たちには申し訳ないですけど。。。本を買って持ち続けるということも、バックキャスティング移行後の世界観に反することなので、僕がもらった本は、そのまま環境交流サロンに寄附してしまいましょう。

一度は目を通しておくべき本でした。

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ラウンドテーブルで、地球時間を考える。

ラウンドテーブル始まりです。
本日3つ目の取材先で東北大学にやってきました。
またもやタイトルは、たいへんに長い。。。

ラウンドテーブル
「ヒューマンセキュリティの観点から考察する大震災後の諸相」
Looking Beyond Disaster through Human Security

となります。なんで副題が英語なのかって?共催が「国連大学 環境と人間の安全保障研究所(ドイツ・ボン)」なのです。
そして主催者が、あえて会議と銘打たなかったのは、闊達な意見を敷居を低く交換したいとの配慮からだそうです。


開会の挨拶から

主催者は
・東北大学大学院ヒューマンセキュリティ連携国際教育プログラム
・せんだい生態系再生コンソーシアム(午前中の会議もでしたね
となり、参加者も国際色豊かです。。


同時通訳です。

そして英語での同時通訳も行われます。

それでは、レポートの開始!と、言いたいところですが、本日はスピーカーが9名、そして内容が震災における津波の影響から、福島波江町の震災直後の放射線レポートまで、大変に幅が広いもので、さらに部分的にお届けするだけでは、発表の内容が正しくお届けできるか。。。ということで。。。本当に申し訳ないですが、印象に残ったお二方のレポートを行います。


せんだい生態系再生コンソーシアム岩渕さん

お一人目は、午前中に僕の文学館での囲炉裏に同席しました、せんだい生態系再生コンソーシアムの岩渕さんです。
ここで「せんだい生態系再生コンソーシアム」の目的について。“仙台の海浜の生態系を主な対象として市民が意見や情報交換を行える場を提供し、多様な場での提案を行い、仙台市民の環境活動の活性化を促す。”団体だそうで、昨年の12月初旬にせんだいメディアテーク7階にて趣旨を宣言し、設立されました。


せんだい生態系再生コンソーシアムの仕組み

また、岩渕さんはNPO法人 田んぼの理事長でもあり、田んぼと田んぼの生態系に係わる多くのプロジェクトを実行されています。今日これから紹介する「田んぼの脱塩」も、そのひとつだそうです。
せんだい生態系再生コンソーシアムは「生態系を学ぶ」「生態系再生を見守る」「生態系の中で生きる」3段階の取組みで環境活動を行ってまして、午前中に開催された囲炉裏は「学ぶ」カテゴリーのひとつだったのです。


鳥と人間の共生

さて、たくさんありました田んぼのお話しでも、コチラのエピソードは大変に興味深かったです。
写真はヒマラヤのふもとの田んぼでの光景です。この女性が手にしているのは、田を耕すための鍬です。
そしてこの鳥は何でしょう?信じられないことに野生の鳥で、女性が田を耕すのを待っているのです。
女性が耕すと、田の中からムシが出てきます。この鳥は、ムシが目当てなのです。
そしてムシを食べた鳥は、5分以内に半消化状態のフンをします。鳥は空を飛ぶために常に体を軽くする必要があり、食べたものはすぐに排出するのですね。
そして、この女性は、鳥のフンが目当て。フンは肥やしになるのです。

なので、女性が休むと、鳥も休む。何という共生関係でしょう!
お互いがお互いに利する関係にあり、何百年も続いてきた関係が、共生の形となっているのです。美しいですね。


田んぼの脱塩

続く写真は、震災後の津波被害を受けた田んぼです。
津波は大量の瓦礫を発生させましたが、岩渕さんが注目しているのは、津波が海中から運んできたものです。
津波は陸のみではなく、海底も激しく撹拌しました。その関係で、海からは大量のミネラルや稀少栄養素が運ばれてきており、田んぼの土壌構造を壊さないように瓦礫を片付け、脱塩のために水を張り、水を入れ換えることで再生させた田んぼでは、見事な稲が育ったそうです。


育ち方の違い

こちらは実際に収穫した稲の違い。左は田んぼに水を張ることで脱塩した田んぼで育てた稲です。
海からの栄養で、津波以降の収穫が良くなったという話は世界各地に残っているそうです。
また、逆に津波や洪水被害を押しとどめようとして、それに成功した古代文明は、土地の栄養が失われ、ことごとく崩壊したということです。


整地しながらの脱塩

こちらは重機を搬入し、表土をはぎとるようにして施工中の田んぼです。
奥のほうで、土が根こそぎひっくり返されているのが見てとれます。


一時的な回復など

このような脱塩作業をした時の塩分濃度の変化をグラフにしたものです。
一時的に塩分濃度が下がりはしても、周囲から塩分が戻り元の値に戻ってしまったという計測結果です。


質問

そこで岩渕さんの提案です。
私たち日本人は、何度も津波にあってきているはず。
津波を恐れて高台に全てを移転して、津波に対しては堤防を作り、全てを海岸でせき止める方法には無理がある。今回の事例でも解るとおり、海からは多くの栄養素も運ばれてくるので、津波との共存も必要です。そこで、津波と一緒に暮らす提案をしたい。とのことでした。

この提案は今までの防災観を覆すものですね。ですが、僕は大賛成ですし、その時に個人的に思ったことをひとつ。
Tsunamiって漢字では津波。だけど世界中で使われている言葉ですよね。大航海時代でもっとも栄え、世界を席巻した国のポルトガルは、リスボン大津波で首都が崩壊し国も衰退しました。
ですが、それだけの被害があったのにもかかわらず、西洋文明の中心地であったポルトガルは津波に対する言葉を残せなかったのです。
僕たち日本人は、何度も津波に遭遇し、津波という言葉を作ることで次世代に伝え、暮らしを変えてきているのです。
現にオーストラリアの北部では、年に必ず一回以上水没する地域で、近代的に暮らしている人達がいます。岩渕さんのおっしゃる通り、津波との共存は、僕はありだと考えました。


がんばッと!!玉浦 氏家さん

続いて、岩沼市玉浦での地域の再生に努力されている、NPO法人「がんばッと!!玉浦」から氏家さんです。


地域住民の考えた移転構想

氏家さんの住む地域は、震災直後の津波で街が壊滅したため、内陸への移転を早期に決定したそうです。
そして、移転に際しどのような町を作るべきか?勉強会を開き、地域住民と専門家でワークショップを組織して、地域の人と人との繋がりを意識したモデル図を作ったそうです。
それが左の図。まん中の空間は公園のように見えて、家々が囲んでいるものは、畑でした。
農地を中心とした、緩い繋がりのなかで、コミュニティを育むのが目的だったようなのですが。。。。


行政の移転構想との違い
ある日、提示された開発案は左のようなものでした。
こちらはこちらで別の「街づくり検討委員会」が組織されたようで、図面が作成されたそうです。
こちらの案には地域の意識が反映されているのか?氏家さんグループは複雑な気持のようです。



そこで僕?
僕は昭和40年代の武蔵野の生まれなので、家と家のあいだがたいへんに狭く、飛び地のような住宅地の周りには、広大な農地がありました。練馬大根の畑ですね。なので、平成になってから宅地開発された、どこもかしこも均等に四角い街って苦手なんですよ。とても氏家さんの気持が良くわかります。



千年希望の丘構想
そして最後に、こちらの図面は、ただいま計画中の震災瓦礫を使った「千年希望の丘」と呼ばれる巨大構造物です。
津波被害に会った地域には、まさに救いなのでしょうが、津波を防いでしまうという考えは、ひょっとすると海からの栄養がやってこなくなることにも繋がる。。。


午前中の講話「時間軸」から、僕たち人間の寿命は大変に短く、土地の持つ栄養素の循環、巨大地震と津波の間隔は、捉えようの無いほどの長さを持っています。
答えは、簡単には出ないだろうなと。。。少々尻切れとんぼになりますが、本日のブログレポートでした。

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文学館の囲炉裏端から“考える”

囲炉裏です。

本日。取材先が3件も重なり、大わらわな日です。そして本日の主役は、この囲炉裏(の描いてある紙ですけどね)
まずは、タイトルを書き出してみましょう。


“せんだい生態系再生より処”
—–囲炉裏を囲んで松ぼっくり談話—–
「震災を踏まえ、多様な視点で生態系と人とのかかわり方について考える」

長いですね。それだけではなく記事も長めです。


せんだい生態系再生コンソーシアム

では、主催した『せんだい生態系再生コンソーシアム』岩渕さんから概要の説明。

未曾有の大災害が発生しました東日本大震災からも、早2年が経とうとしています。
このワークショップでは、壊滅的な被害を受けた沿岸部の生態系を再認識する機会ととらえ、未来に伝えるべき生態系と人との係わり方を多様な視点で考えます。(一部パンフレットから)

〜ちょっと解り辛いですね。
岩渕さんの語ったことのメモもあわせますと、
震災後の復興は、土木という観点では区画の整理や瓦礫の処理でどんどん進んでいると考えられますが、人間に視点をおいた復興には、今ひとつ実感が沸かないのが現状です。
講座では、市民の主観を中心・原点に、事象・芸術・生態、あらゆる視点で自然そのもの、ゆるやかな復興を考えていきたいのです。

なるほど、様々な視点から復興を語り合おうというのが、このワークショップの狙いだそうです。
そして僕は、カメラをまわして今日は取材だけのはずだったんですが、すっかりワークショップの参加者へと取り込まれてしまいました。結果的には、これは大きな成果だったので、レポートは後半に。


東北大学 向井先生

講座は前半。様々な世界で活躍されているスピーカーの方から、話題提供の形でお話しを伺いました。
一番始めは。。。東北大学 生命科学研究科 向井先生ですね。当ブログ2度目の登場です。


田んぼから発信です。

震災における津波被害を受けた田んぼ。
津波を受けていない地域の同じ規模の田んぼとの差を比較調査され、羽根の生えている昆虫などは回復が早く、両生類などは、復活が遅かった。。。などの研究成果の発表がありました。

お話しの中で特に興味をひく点としては、「ガムシ」の生態サイクルが、日本の稲作とぴったり合っていること。
田んぼに水を張る時期と、涸らす時期に、ぴったり合うようにガムシは生活していること。また、田んぼには5600種もの生き物が暮らしていることから、人為的に作った生物の豊かな湿地であることを強調されていました。


言の葉アーチスト 渡辺祥子さん

続くスピーカーは、言の葉アーチストの渡辺祥子さん。
元アナウンサーということで、とても透き通った響く声で、江戸時代の仙台の女性文学者「只野真葛」の言葉を紹介されていました。
言葉というものは不思議なものですね。渡辺さんの声で、蒲生海岸から眺める相馬から金華山に至る海岸線の話を聞きますと、光景が目に浮かぶようです。


(株)ティーケートレーディング 奥富さん

続いて民間の発掘会社(株)ティーケートレーディングから、奥富さんから貞山堀についての歴史から地理的な話まで深くお話いただきました。
貞山堀の名前の由来とは、もともとは鳴瀬川河口から閖上まで連綿と続く運河に、後年、伊達政宗公の戒名「瑞巌寺殿前黄門貞山利公大居士法名」から貞山を拝借してつけた名前だそうです。
そして、運河の構想から実際の工事まで日本の名だたる蘭学者が集められたそうです。まだまだ私たちの知らないことが多いのですね。

そして、奥富さんの一言
「私たちは文化財、生態系、人の思い」
向かい合って生きていこう。とのことでした。


NPO法人 杜の考房 成田さん

4人目のスピーカーは、NPO法人 杜の考房から成田さんです。
アーカイブの視点のお話しです。

私たちの暮らしは、311を切っ掛けとして1000年とか1万年とか、極めて長い時間軸が入ってきた。
そして問題は、日常の中で地震が発生するかも?といった確率を計算に入れていなかったこと。私達は、考えられない事態を目前にすると、安全原則が働いてしまうんですね。

そして、極めて短い時間軸を持つ私たちは、東日本大震災を、原子力を、どうやって後世に伝えるべきだろう?
絵ですか?言葉ですか?お話しで残すのですか?
そこには、祟りという概念もあるのかもしれませんね。曰く『(原発の汚染物の廃棄地もしくは津波の浸水域には)立ち入ると祟りの起きる場所である。』

概念的ですが、ユニークではなく現実の話ですね。
ちなみに同様の内容は、映画100000年後の安全にも出てきます。。。不思議なシンクロを感じました。


雪がしんしんと降ります。

さて、第一部はこれにて完了です。
外では雪がしんしんと降り出しました。静かですね。


松ぼっくり

第二部は、この松ぼっくりが人と人とを繋ぎます。
震災に関して、また、震災後の復興に至る道を、松ぼっくりを手に持った方のみが発言するという形で、時間をかけて語らいました。


僕らのテーブル

僕のテーブルには、東北大学の大学院生、そして日本画家の先生が同席です。
僕は環境記事を書いている会社員。不思議ですね。接点がまったくありません。


考えます。

震災の後、何をしたか?から、記憶を掘り下げます。
日本画家/震災後に、絵を描いて良いのか判断に迷い、暫くのあいだ筆が持てなかった。
そしてある時から創作に力が入り、松島の絵を書き上げた。
院生/震災後にどこにいていいのかも解らず、1ヶ月ほどしてボランティア活動に従事しはじめると、目的がはっきりした。
僕/震災直後の3日間は家族の食料を探して市内を移動して歩いたが、落ち着き始めた時からパソコンのバッテリーと動いていたデジタルカメラで記事を作成し、東京の出版社に連絡をとり続けた。。。

あの時の記憶は、一体何なのでしょう?
何も持たない。必要な物も足りない。何も無いなかで、仙台市民は生存をかけていたのです。
僕らの話は、そこから震災時に役に立った道具の話、エネルギーがあることを前提にした今の暮らし。
考えることへの扉がだんだんと開き始めました。


いっぱい考えます。

さてさて。
15分と限った一階目のセッションは終わって、席替えとなりました。
僕のテーブルにやってきたのは、序盤に挨拶をした岩渕さんです。そして、今の復興に話が飛びます。
「いま、仙台市で進んでいる“復興”は、土木中心型の復興で、地面を削り、表土を動かして均すことが前提になっている。だけど、表土には、多くの生物や、環境を支える栄養素があるので、一様にはぎ取る今の工事は取り返しのつかないダメージを与える。」
ここで、僕がシンクロしました。
度々出てくるジャレドダイアモンドの文明崩壊ですが、表土の大切さは特に重点的に解説されています。
土というものは、人間がどんなに苦労しても作り出せるものではなく、人間を含む環境の最も重要な要素のひとつです。ですが表土は植生が無くなると簡単に失われてしまう。地面の下には、延々と土が積っているのではなく、僕たちは岩盤のちょっと上に積った土の上に暮らしているのです。
さて、私たちは、土を大切にして、私たちの暮らしを維持していけるのでしょうか?


囲炉裏で山ほど考えます。

ここで、もう一回先ほどのメンバーが席替えで戻ってきました。
震災についての情報は、どのように伝え残していくのでしょうか?
そもそも、今回の震災は何が違ったか?これは簡単です。人類の歴史上、初めて大量に、そして多くの角度から「津波」が映像として記録されたのです。

この情報を後世にどうやって残すのか?絵もいいのかもしれません。顔料の保存期間は大変に永いものです。
情報は?機器やソフトウェアが残っていないと、保存は出来ません。また、情報の保存の基本は「多様化」と「分散」です。
音楽や、歌は?
オーストラリア原住民のアボリジニの人達は、4万年もの間文字を持たなかったので、歌で水の出る場所や食料の採れる場所を伝えました。これも可能かも。


プレゼンテーション

さてさて、考えるというのは、どんどんと自分の中にある「言葉」を掘り出すことなのですね。
15分が飛ぶように過ぎ去り、ワークショップのエンディングは、集まった記録を発表することでした。


僕らの発表

このワークショップは、これからもまだまだ続きます。
結論が出てないって?
このワークショップは、考えることで、知の交換と、内面を覗く旅なのです。なので回答は「なし」。

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MELONさんのイベント『再生可能エネルギーであったまろう!!エコな暮らしの勉強会』

再生可能エネルギーであったまろう!!

こんにちは!
連休3日目の建国記念日ですね〜。でも僕は相変わらず取材に飛び回ってます。
今日は朝から晩までで、3つの取材!とくにお昼は文学館から東北大川内キャンパスへ移動中の取材なので、本当に時間が無いのです。
ということで、通りがかりで撮ったみたいになっていますが、ゴメンナサイ。今日のブログは、MELONさんが開催する『再生可能エネルギーであったまろう!!エコな暮らしの勉強会』@せんだいメディアテーク



お!たまきさんポスター。

開場早々に現地着だったはずなんだけど、もうけっこうな人が集まっていますね。
そして入口には、我らがたまきさんサイトのポスターです。
これ、僕のデザイン。昔から思っていたけど、白地のポスターって大きいと目立つなぁ〜。



さらに建築会社もブースを出してます。

そして建築会社もブースを出店しています。
僕の知り合いの建築会社の人の話だと、ただいま建築会社は『省エネ』と『増税』で、大わらわでお仕事をされているとか。
どうせ家を建てるなら、無駄なエネルギーを使わない省エネハウスがいいですね。



ソーラー調理器だそうです。

こちらソーラーエネルギー調理器。
これと日本の登り竃と七輪を、アフリカに輸出して現地の植栽が切り出されるのを防ぐ計画を、環境関連の本で読んだことがあるなぁ。
コンディションによっては、家庭用コンロの中火ぐらいの出力があるそうですよ。



でも僕が注目したのはコレ

そして、僕が注目したのはコチラ。
木材ペレットで部屋を暖めるストーブです。

この暖房機器には4つの効果があると、山本製作所の松田さんからの説明です。
1)暖房効果・・・・説明するまでもないですね。
2)経済効果・・・・実際に石油に対して25%は燃料費が節約できるそうです。ただしこれは、今の円高前の基準で計算するとってことだそうで、では今の為替では。。。
3)癒し効果・・・・炎を見ていると、世の中の大多数の方は落ち着くんだそうです。
4)インテリア・・・実際にカッコいいです。



小箱の中のペレットが燃えるんです。

こちら。この小箱の中に自動的に投入されるペレットが、下からの風を受けることで燃焼します。風が止まると自然に炎が消えるのだそうです。安全設計なのですね。
火力は4段階に分けて調整可能です。タイマーも搭載されているので、明日あさ温めてってことも出来ます。



燃焼カスは1%
ペレットは、もともと間伐材や製材時のあまり、そして剪定くずなどから作られるそうで、燃やしても相対的に二酸化炭素が増える訳ではありません。
そして大切なのは、こちらの燃料は地産地消なのです。地元で育った木を使って、地元を温めるから、燃料の輸送費が発生しない。そして地場の林業も盛んになる。いいことづくめで、燃やしたあとに残るのは、1%程度の燃えかすだけです。
ちなみに写真は、前日に16時間稼働させた時の燃えかす。驚くほど少ないです。



問題はかさ張るんですよね。。。。

ただただ、一つ問題なのは、このペレットの製造所が宮城にはまだ無いんです。
山形では生産されているので、『是非とも年に一回おそばを食べにきて、帰りに積んで帰ってください。』だそうです。
松田さん!こんなにいい製品なら、是非とも仙台に燃料の直営店を広げてくださいよ〜。
なかなか良いものは、価値がわかるまで普及が難しいものなんですね。
こちら、初期段階は輸入品が、今では純国産で、国内に4000台あまり普及しているそうです。
面白いお話が聞けました。ありがとうございました。

さてさて、次の取材、次の取材〜。

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