日別アーカイブ: 2012年9月19日

久しぶりの雨ですね。野草園にお邪魔しました。

萩って小さい花ですね。

もう9月も後半になったというのに、今年は残暑が厳しいですね。
東北電力も昨日、とうとう八戸の火力発電所が故障してしまい、予備率が最低の4%台にのってしまったそうです。まだまだ電力供給は綱渡りが続いていますので、僕たちは節電・省エネに努めなければいけないです。。。っというより、賢い暮らしを意識すれば、それも当然なのでしょうね。

今日はほんとうに久しぶりの雨模様です。本格的な雨ではありませんが、それでも湿り気が嬉しいですね。雨で静かな一日。今日は八木山の野草園を訪れてみました。


職員さんと話しました。

こちら野草園では、ただいま萩の花の咲く時期に合わせ『第54回萩まつり』が開催されています。
できればイベントの当日に訪れることができれば良かったのですが、今月は週末になると用事が入ってしまうので、お祭り自体はスケジュールの紹介だけにしておきますね。

第54回萩まつり

平日の午前中に、僕のような40代の男性が一人で訪れるのも珍しいのか、植栽の整備をされていた職員さんに、すぐに話しかけられました。
今日は取材と違ってブログ用に訪問したので、『たまきさん』がやってきましたと自己紹介はしませんでしたが、それでもずいぶん植物にまつわるお話をしてもらえました。これも平日のメリットかな?


少々、勢いがないかな?

実際のところ、今年は野草園の植物も、暑さで大変に厳しい状況だったそうです。
なるほど、萩の花も時期的にはちょうど良いはずなのに、少しばかり元気がないですね。
僕はこのあいだの3連休に飯豊連峰に登っていましたが、稜線上に水が無くて大変な思いをしました。(この話は後日に)そんな山の話をしたら、自然の話で盛り上がってしまい、特別に育成中の草花を見せていただけることになりました。


こちらは育成場所

一般向け通路から一歩奥に入った、柴垣で囲われた空間に、苗木の育成場所はありました。
各棚には、小さな草花が育てられています。この棚で一定以上大きく育ててから、園内に移植されるのですね。


桔梗

これから桔梗を植えに行くそうです。僕は全然知らなかったんですが、野生の桔梗って、絶滅危惧種だそうで、ここでは種から2年かけて育てたそうです。僕はオマケでチョコチョコついて行きます。


萩に囲まれた道

植えたのはこちら、萩の道。
通路の両側に萩が植えられています。宮城県の花は「ミヤギノハギ」、そして仙台市の花は「ハギ」
この仙台は萩とはとても縁のある街なのですね。そして萩には葉の丸いもの。花の白いもの。葉っぱの厚みから、葉の表面の細毛の違いまで様々な種類に分かれていますが、この通路には、マルバハギのようでそうでない、専門家でも良くわからない萩まであるそうです。
何かの亜種なのでしょうか?植物って面白いですね。


芝生の広場です。

野草園は時々思い出しては訪れます。そして一番のお気に入りの場所は、ここ芝生広場です。
この芝生広場のまん中に立っている樹は、定禅寺通りの街路樹にもなっている欅なんです。だけど、ここの欅は地面から幾本にも別れてノビノビしていますよね。本当の欅の姿はこちらだとか。街路樹にするのにあまり大きく枝分かれしていると広がりすぎて大変なので、人間の手でコントロールをしているそうです。
そうやって聞くと、ますますここのノビノビした樹木が気持良さげに見えます。


詩の彫ってあるテーブル

詩を彫ってある石づくりのテーブルとイスがあります。
スズキヘキさんの、ドングリヤマという詩だそうです。残念ながら僕はここの土地出身ではないので、スズキヘキさんのことはあまり良くはわかりません。ただ、カタカナで書かれた詩をゆっくり読むと、文章がいつまでも残る詩作という仕事は素晴らしいものだなぁと思うのでした。


電波塔が見える

芝生広場から電波塔が見えます。
僕はここの広場にお弁当を持って、ノンビリ本を読みにきていたこともあったなぁと、しみじみ思い出しました。
最近は忙しすぎ???


小道がある。

ここ野草園には、多くの小道があります。
園内を巡回するだけでも、植物のプレートを読み読み歩けば半日ぐらいすぐに過ぎてしまいます。
ただ。。。今日はダメでした。準備が足りてなかったのです。


綺麗な鹿威しです

ここは水琴窟があるそうで、光がきれいですね。
石の下を流れる水が綺麗な音をたてているはずなのですが、カメラを構えるにも必死です。蚊の大集団に襲われて、ギャ〜。
そうなんです。雨の日の薮を散策したので、集まるは集まるは、ヤブ蚊が僕のまわりを5匹や10匹どころでは無い、常に10匹単位でまとわりついてきました。なので。。。。今日はさすがに森のほうには行けませんでした。


とちの実が降ってくる。

こちらは。。。雨宿りに立ち寄ったテントです。
だけど本当は、この場所のすぐ横にトチノキがありまして、風が吹くたび音をたててトチの実が降ってきます。それはそれで、静かなこの場所に、とても似合いますね。


きれいになりましたね

建替えしてずいぶん綺麗になりましたね。建物の2階には食事もとれる軽食コーナーがあるので、家族連れにはとても便利です。
僕はここ野草園のバス停前にあった小さなお店でアイスクリームを食べるのが大好きでしたが、まだあるのかな?


書籍コーナーには。

建物を入ると書籍コーナーがありました。
野草に関する様々な本が揃っていて自由に閲覧できるようになっていますが、そのなかでも多くのスペースを割いて展示されていたのが植物の分類で大きな功績を残した牧野富太郎博士の本でした。
僕の生家から歩いて行けるところに牧野先生自宅跡を整備した記念庭園がありまして、僕は幼い頃よく遊んでいた一帯なので名前だけは知ってました。が、功績などは全く知りませんでした。子供なんてそんなものですね。
ただ、実家周辺には先生にまつわる様々な話が残っていまして、人が住んだ場所に残すものって不思議ですね。


街に近い

植物園は様々な場所にありますが、野草園って珍しいですね。
野草園は仙台市と山形にあるそうですが、都市からこんなに近いのは、とても珍しいとか。
だけど自転車で訪れるには覚悟がいりますよ。蔵王にもない13%近い急坂を、300メートルほど登ります。ヒルクライム中に心が折れるかと思った。


虫除けは必携です。

っというわけで、萩まつりを期待していたわりには、萩まつりより野草園に関わることの多い訪問でした。
そしてブログを見て「行ってみよう!」って思われた方へ、くれぐれも虫除けは忘れないようにしてください。ほんとうにヤブ蚊はしつこくて大変ですよ。

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