生きものこぼればなし」カテゴリーアーカイブ

生物多様性保全推進事業~感じる、つながる、杜の都の生き物語~「耳の記憶/音の記録」開催のお知らせ

生物多様性保全推進事業~感じる、つながる、杜の都の生き物語~

「耳の記憶/音の記録」開催のお知らせ

①プレツアー「スナガニが砂を鳴らす音を聴きに行こう!」
日時  8/8(日) 10:30~12:00
会場  震災遺構仙台市立荒浜小学校等
内容  砂浜を訪れ、スナガニが砂を鳴らす音や、鳴り砂の音を聴きに行きます。
定員  15人[先着]小学生以下は保護者同伴
費用  500円
持ち物 飲み物、帽子 動きやすい服装で
申込 7月19日午前10時から電話またはEメール仙台市環境共生課まで
(必要事項 ①参加者全員の氏名・ふりがな②年齢③電話番号)
環境共生課 電話 214-0013 Eメール kan007130@city.sendai.jp
※①、②両方の申し込みも可能です

②荒浜の夏の音・四方山話
日時  8/8(日) 13:30~15:30
会場  せんだい3.11メモリアル交流館
内容  音の専門家や荒浜で生活していた方の話を聞きながら、音に着目し地域資源を探します。
定員  15人[先着]小学生以下は保護者同伴
費用  無料
持ち物 飲み物、帽子、動きやすい服装で
申込 7月19日午前10時から電話またはEメールで仙台市環境共生課まで
   (必要事項 ①参加者全員の氏名・ふりがな②年齢③電話番号)
環境共生課 電話 214-0013 Eメール kan007130@city.sendai.jp
※①、②両方の申し込みも可能です

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生物多様性保全推進事業~感じる、つながる、杜の都の生き物語~「耳の記憶/音の記録」開催のお知らせ

生物多様性保全推進事業~感じる、つながる、杜の都の生き物語~

「耳の記憶/音の記録」開催のお知らせ

海辺の音ハンティング!
日時  7/31(土) 9:45~12:15
会場  海岸公園センターハウス
内容  さまざまな音を探すフィールドワークを行い、自然や生きものの音について楽しみながら学びます。
対象  小学3~6年生の子どもと保護者7組[先着]
     (小学2年生以下の子どもの同伴も可)
費用  500円
持ち物 筆記用具・飲み物・帽子 動きやすい服装で
申込  7月6日午前10時から電話またはEメールで仙台市環境共生課まで
    (必要事項 ①参加者全員の氏名・ふりがな②年齢③電話番号)
環境共生課 電話 214-0013 Eメール kan007130@city.sendai.jp

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生物多様性保全推進事業 ~感じる、つながる、杜の都の生き物語~『カジカガエル観察会』

生物多様性保全推進事業 ~感じる、つながる、杜の都の生き物語~『カジカガエル観察会』開催レポート

令和3年6月19日(土)17:00~、カジカガエルの観察会を実施しました。

カジカガエルの観察会は、今年度が初めての開催です。地下鉄国際センター駅に集合し、観察場所の竜の口沢(青葉区荒巻字青葉)へ向かいます。

今日は、あいにくの雨でしたが、カジカガエルにとっては好条件で、鳴き声を聞ける可能性が高くなるそうです。
講師には、宮城教育大学の棟方有宗准教授をお迎えしました。

竜の口沢へ向かう前に、広瀬川の本流を見に、大橋へ向かいました。
広瀬川は全長45㎞の一級河川で、名取川へ流れ込む最大の支流です。広瀬川には、ヤマメやコイなどをはじめ、合計でおよそ70種類もの魚が生息しているそうです。大橋から、カジカガエルの鳴き声を聞けることもあります。

竜の口沢まで、20分くらい歩きます。

竜の口沢に到着しました。
竜の口沢は、歴史的には仙台城の外堀の機能も果たしていました。先生が人から聞いた話では、小判や皿、砲弾も見つかったことがあるそうです。

竜の口沢には沢から広瀬川に土砂が流れ込まないようにするための堰堤(えんてい)が設置されています。
防災という点では有用ですが、生態系の面では、魚の遡上を妨げてしまうため、良いものではありません。竜の口沢に生息する魚は、アブラハヤ、ドジョウ、ホトケドジョウの3種類だけです。これも、堰堤が影響しているのかもしれません。
講師の棟方先生は、堰堤に魚道を設置し、魚が遡上できるようにする取り組みを行っているそうです。
「話をしている間にカジカガエルが鳴くと思ったんですが…」と棟方先生。カジカガエルも人がいるのを警戒して鳴かないのかもしれません。
40mほど進んで、こちらで生きものを観察しましょう。

今日は、宮城教育大学の学生さんにもお手伝いに来てもらいました。
生きものを捕まえに、川に向かいます。

最初に見つけたのは、ホトケドジョウです。ホトケドジョウはとても珍しく、関東地方では基幹道路の工事中に見つかり、工事が一時中断したこともあったそうです。

つづいて、オタマジャクシ。
竜の口沢では、1㎡四方に、数十匹ものオタマジャクシが観察できるそうです。

今度は、本日の主役、カジカガエル。見事な網さばきで捕まえてくれました。

カジカガエルは、清流にしか暮らしていないと言われています。仙台のような大きな都市の市街地近くでカジカガエルを見られるのは珍しく、とても貴重な資源と言えます。

最後は、アブラハヤ。アブラハヤは、竜の口沢に1番多くいる魚で、仙台では「にがっぺ」とも呼ばれているそうです。

雨が上がって来たので、川に入って生きものを観察してみました。(※特別な許可を得て川に入っています。)
川には、びっくりするくらい多くのオタマジャクシがいました。

今回の観察会では、残念ながらカジカガエルの鳴き声を聞くことができなかったので、皆さんにはスピーカーで鳴き声を聞いてもらいました。

「ふぃふぃふぃ…」という鳴き声に、「鳥みたい」とみなさん驚いていました。

美しい鳴き声は、「広瀬川のカジカガエルと野鳥」として、環境省の「残したい音風景100選」にも選ばれています。

Webサイトたまきさんでは、カジカガエルの動画や鳴き声の音声を聞くこともできるので、ぜひご覧ください。
URL:https://www.tamaki3.jp/wildlife/index.html

最後に、アンケートから、少しだけ皆さんの感想を紹介したいと思います。
・とても楽しかった。ホトケドジョウを間近に見ることができて良かった。
・あんなにいろんな生きものが見られると思っていなかったので楽しかった。
・地下鉄駅から少し歩いただけでこんなに自然豊かな場所がある都市に住んでいることが誇らしくなった。

今回は、12組、23名の皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました。また、講師の棟方先生、お手伝いいただいた学生さん、ありがとうございました。

今年度の生物多様性保全推進事業では、音をテーマにした自然観察のイベント(海辺の音ハンティング!・7月31日、ワークショップ 耳の記憶/音の記録・8月8日)、田んぼの生きもの観察会(8月7日)など、様々なイベントを実施予定ですので、ぜひご参加ください。


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生物多様性保全推進事業 ~感じる、つながる、杜の都の生き物語~『生きもの観察会 ~カッコウ~』

生物多様性保全推進事業 ~感じる、つながる、杜の都の生き物語~『生きもの観察会 ~カッコウ~』開催レポート

令和3年5月22日(土曜日)、朝から梅雨入り前の雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたが、生物多様性保全推進事業「生きもの観察会 ~カッコウ~」を、仙台市若林区荒井にある「せんだい農業園芸センター」で開催しました。

センター内のヨシ原には、カッコウをはじめとする多くの生きものが生息しています。ヨシ原での生きものの観察を通して、生物多様性について学んでみました。 そんなイベントの様子を、少しだけご紹介します。

せんだい農業園芸センター 坂本所長より開会のご挨拶

仙台市の取り組みとして平成29年より開催している生物多様性保全推進事業の「生きもの観察会」ですが、この事業は、仙台市にゆかりのある「スズムシ」「カジカガエル」「カッコウ」などの生きものを通して、豊かな自然環境を持続的に残していくためには何をすべきかを学ぶよい機会にもなっています。
また、本日5月22日は「国際生物多様性の日」として制定された日でもあるのです。生物多様性について学ぶ良いきっかけになると良いですね。

本日の講師は、宮城県森林インストラクターの太田吉厚さんと西谷理恵さんにお願いしました
オオヨシキリの巣とヨシ原の生きものを観察するためのトラップ

太田さんが前日からヨシ原にこのトラップを仕掛けたそうです。どんな生き物が入っているでしょうか。楽しみですね。
太田さんには、敷地面積約11haの「せんだい農業園芸センター」で観察できる生きものを紹介していただきました。
この広さの自然の中にも、ちゃんと「生態系ピラミッド」が形成され、食物連鎖のバランスがとれていることがわかります。

せんだい農業園芸センターの生態系ピラミッド

30分程度、研修室にて座学での講義を終えると、ちょうど雨も上がり、鳥たちも盛んに鳴き出していました。

まずは、双眼鏡の使い方から教えていただきました。歩きながらの観察には8倍×21mm位の双眼鏡が扱いやすくて便利です。じっくりと観察するには、三脚を付けた単眼スコープが威力を発揮します。
双眼鏡で鳥を見るときのコツは、肉眼で鳥を見つけそのまま双眼鏡を目に当てることです。もし鳥が見つからなければ、そのまま上下に双眼鏡を動かしてみましょう。

うまく鳥を見つけられるかな?

沈床花壇の左側から「再生の杜」の方へ鳥を探しながら、歩いて行きます。
やがて、ヨシ原の間から大沼が見えて来ます。

せんだい農業園芸センターには、大沼に面して、約2,500㎡のヨシが生育しています。
硬いヨシの茎が風ですれ合う音は独特で、「北上川河口のヨシ原(宮城県/石巻市)」などは「残したい日本の音風景100選(環境省)」の一つにも指定されているほどです。

刈り取られたヨシの束

2mほどの高さになるヨシ原では、多くの野鳥が巣を作っています。
これは、平成30年2月に行なったヨシの刈り取り作業体験の時に見つかった巣です。

オオヨシキリの巣(手のひらにのる大きさです)

大沼には「カワウ」「カンムリカイツブリ」の姿も見られます。
上空を飛んでいくのは「ダイサギ」や「ゴイサギ」です。
巣材を咥えた「モズ」の珍しい姿も見ることができました。
「ギョギョシ ギョギョシ」と独特の鳴き声を上げているのが「オオヨシキリ」です。 参加者の皆さんは、時間も忘れて、夢中で鳥の姿を探しています。

前日に仕掛けておいたトラップを回収してみましょう!

エサはナッツやヒマワリの種です。さあ、何が入っているかな?
蓋が閉まっていれば捕獲成功です。

アカネズミが入っていました!
つぶらな瞳が可愛らしい
体長や体重などを計測して、元の場所に放します

アカネズミの可愛らしさに、みなさんとても驚いていました。ネズミと聞くとあまりいいイメージを持たない人も多いと思いますが、今日をきっかけに、ネズミに対するイメージが変わったのではないでしょうか。
講師の太田さんは「ネズミを好きになってもらうことも、森林インストラクターとしての大事な仕事です」とお話ししていました。

この時期は、カエルも多く見られます。

写真は2匹ともアマガエルです。色が違いますね。アマガエルは住んでいる場所に合わせて、体の色を変えるそうです。

2時間の観察会はあっという間でした。
特に、野鳥観察は時間を忘れて夢中になってしまいます。
機会があれば、ゆっくり時間をかけて観察してみたいものです。
鳥たちが営巣放棄しないように、十分に距離を保って観察することも大事ですね。

今回の観察会では、ヨシ原という自然環境で暮らす生きものたちの姿を通して、多様な生きものたちがつくっている生態系の仕組みを垣間見ることができました。
今日は残念ながらお目当てのカッコウの姿を見ることはできませんでしたが、ヨシ原はエサ場であり、営巣の場に適していることから、モズやオオヨシキリが多く生息し、彼らが作った巣を利用して「托卵(たくらん)」という行動をするカッコウという鳥がやってくるということを学びました。
つまり、ヨシ原を保全することが、仙台市の鳥にも選ばれている「カッコウ」を保護し増やすことにもつながっていくわけです。(※托卵とは他の鳥の巣に自分の卵を産み、育てさせること)

仙台市ではこれまで、せんだい農業園芸センターと連携し、ヨシの刈り取りを実施してきました。定期的にヨシを刈り取ることにより、ヨシの生育が良くなると言われています。
また、ヨシ原は野鳥の生息の場としてだけではなく、周辺自然環境の水質浄化にもつながったり、刈り取ったヨシは「ヨシ製品」として再利用されています。例えば、よしずやキャンプや薪ストーブ等で使えるヨシ燃料などに加工されます。

今後も、ヨシ原を舞台にしたイベントを開催していく予定なので、皆さんぜひまたご参加ください♪ 講師を務めていただいた太田さん、西谷さん、会場を提供していただいた「せんだい農業園芸センター」のスタッフの皆さん、ありがとうございました。


参加者のみなさんの声を、少しだけご紹介♪

どの生きものが、何をしているのがおもしろかった?
☆オオヨシキリが鳴いている所がかわいかった。
☆アカネズミがかわいかった。餌をかじっていたり、毛づくろいをしていたのがおもしろかった。
☆モズの巣材運び
☆カエルの色が変わるのが面白かった。

今日のお話の中で、友達や家族に教えてあげたいことは?
☆カッコウの習性
☆モズやオオヨシキリ、ねずみもいて面白かったよと伝えたい
☆カンムリカイツブリのペアがいたこと
☆アマガエルが環境によって色を変えること
☆生物多様性のピラミッドの話

今日の感想を自由に書いてね!
☆ヨシ原の一部だけであんなにたくさんの鳥が見られることに驚きました。これからも自然と生きものを大切に生きていきたい。
☆ヨシ原の大切さが実感できた。
☆子どもが楽しそうに学べていたことがとてもうれしく感じました。
☆普段見られない生きものをたくさん見られて楽しかった。
☆たくさんの生きものを身近に感じることができ、良かった。
☆また来園して観察してみたい。

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虫の声を楽しむ会(六郷市民センター)開催レポート

虫の声を楽しむ会(六郷市民センター)開催レポート

六郷市民センターで開催した虫の声を楽しむ会の様子をお伝えします。
今回は、六郷お月見会の中の、1プログラムとして行いました。A、B、Cの3グループに分かれ、月の観察、工作、虫の観察の3グループを順番に回り、体験します。

ちなみに今日は、講師として、青葉の森緑地の黒川さん、高松さん、太白山自然観察の森の近藤さん、木田さんに来ていただきました。
最初のグループが公園に到着しました。先生にレクチャーを受け、虫を探しましょう。

懐中電灯を持って、捜索です。

今日は、1グループが20分程と、虫を探す時間がとても短いです。あっという間に、終わりの時間が来てしまいました。
みなさん、虫を見つけられたでしょうか?
時間が短かったので、ちょっと難しかったかもしれませんね。

2グループ目が公園に到着しました。先生が持っているのは、エンマコオロギです。
公園で見つけられるといいですね。

虫探しの開始です。
みんな一生懸命に虫を探します。

虫を発見!エンマコオロギのようです。
大きな獲物に、一同大盛り上がりです。
この後、悪戦苦闘しましたが、虫を捕まえることができました。

2番目のグループが虫取りを開始したあたりから、雨がぽつぽつと降っていたのですが、雨脚が強くなってきました。残念ですが、ここで虫取りは断念して、センターに戻ります。

3番目のグループは、雨のため、急遽予定を変更し、屋内で講座を行います。
エンマコオロギや、カマキリなどを、皆さんに回覧して見てもらいました。
エンマコオロギは、顔がエンマ大王に似ているため、エンマコオロギという名前になったそうです。
ハラオカメコオロギの顔は、ペッちゃんこで、おかめのような顔をしていることから、ハラオカメコオロギという名前になったそうです。 カマキリの鎌の付け根が黄色のものはオオカマキリ、オレンジ色のものはチョウセンカマキリだそう
です。
この後、いきもの缶バッジづくりを行いました。
筆者も缶バッジづくりに熱中してしまったため、写真を撮り忘れてしまいましたが、とても盛り上がっていましたよ!
今回参加した六郷お月見会ですが、小さいお子さんから、お年寄りの方まで、様々な世代の方が参加しておられました。地域や世代間の交流が減っている現在、このようなイベントが続いているのはとても素晴らしいことだと感じました。
来年度も、六郷市民センターで虫の声を楽しむ会を実施する予定なので、ぜひ参加してくださいね!

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虫の声を楽しむ会(三本松 市民センター )開催レポート

今回は三本松市民センターで開催した、虫の声を楽しむ会の様子を紹介します。今年度 5 か所目の開催です。
はじめに、参加者の皆さんに、何の虫が好きか聞いてみましょう。
トノサマバッタ、カブトムシ、ミンミンゼミ、ミヤマクワガタ、カメムシ、カマキリ、バッタなど、様々な虫の名前が挙がりました。今日いろいろな虫を見つけられるといいですね。

今日は、スペシャルゲストにもお越しいただきました。
伊達武将隊の松尾芭蕉さんです!
芭蕉さんは、毎年虫の声を楽しむ会に参加していますが、三本松市民センターは初めてだそうです。場所によって環境が違うため、出会える虫も様々だそうで、どんな虫を見つけられるか楽しみにしているとのことでした。

今日は講師に、青葉の森緑地の黒川さん、高松さん、太白山自然観察の森の近藤さん、菅原さんにお越しいただきました。よろしくお願いします!

最初に、先生に鳴く虫について教えてもらいましょう。
まずは、エンマコオロギ。日本で一番大きいコオロギです。今日見つけられそうだとのお話しです。
鳴き声も覚えやすいので、ぜひ最初に覚えてみましょう。
シバスズは、1cm もない、とても小さなコオロギです。でも体の大きさの割に、鳴き声は大きいです。
カンタンは、鳴く虫の女王と呼ばれています(鳴くのはオスですが)。今日見つけられそうとのことです。
カネタタキという虫は、高いところで鳴くことが多く、鳴いては移動してを繰り返します。鳴き声を聞くことができても、探すのは難しいそうです。
ヒメクサキリは、緑色と、茶色のタイプがいるそうです。

先生に教えてもらったら、実際に虫を探しに行ってみましょう。

虫のいる緑地まで、少し歩きます。

先生が指さす方で、虫が鳴いているようです。
ここまで来る途中、カネタタキも鳴いていましたよ。

さあ、虫取りの開始です。みんな思い思いに虫を探します。

虫を発見!

こちらでは、茂みの上の方で、虫が鳴いているようです。

たくさん捕まえられたかな?

残念ですが、終わりの時間が近づいてきました。奥の細道を通って、センターに戻ります。

何の虫かな?

体育館に戻ったら、捕まえた虫を並べて、見てみましょう。
先生に解説してもらいます。

今日見つけた虫は、アシグロツユムシ、セスジツユムシ、ハヤシノウマオイ、コバネヒメギス、クビキリギス、クサキリ、ササキリ、カンタン、カネタタキ、アオマツムシ、シバスズ、ハラオカメコオロギ、クルマバッタモドキ、(オンブバッタ・鳴かない虫)の全 14 種類でした。たくさん見つかりましたね!

最後に、アンケートを書いてもらったので、少し内容を紹介したいと思います。
まずは子どもたちの感想からです。
「カマキリのたまごをみつけたよ!」との感想がありました。なかなか貴重な体験ですよね。
「たのしかった」との感想も多かったです。
大人からは、「子どもがすこしびくびくしながらも頑張って虫を捕まえていて、成長を感じました」「こんなに虫に注目したことは今までありませんでした。このような環境がいつまでも続いてほしいと思いました」「また参加したい」などの感想をいただきました。
スタッフとしても、イベントを通して、身近な生きものや環境に関心を持ってくれる人が増えると、とてもうれしいです。
ぜひこれからも、身近な虫を探しにいってみてくださいね!

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虫の声を楽しむ会(高砂市民センター)開催レポート

今回は高砂市民センターで開催した、虫の声を楽しむ会の様子を紹介します。今年度4か所目の開催です。今日は講師として、むかい*いきもの研究所の、むかっち博士こと向井康夫さんにお越しいただきました。よろしくお願いします!
今日の天気は、雨。残念ながら、外の講座はできないので、内容を変更して、先生に鳴く虫について教えてもらった後に、いきもの缶バッジづくり体験を行います。

まず先生から、みなさんに質問です。何の虫が好きですか?
子どもたちからは、カブトムシや、バッタ、コオロギ、カマキリ、セミ、クワガタムシとの声があがりました。他には、オオクワガタが好きとの声も。オオクワガタは、とても珍しく、向井先生もまだ見たことがないそうです。

次に、先生から、鳴く虫について教えてもらいます。
鳴く虫は、バッタの仲間、コオロギの仲間、キリギリスの仲間に分けられます。違いを見分けるには、ひげ(触覚)の長さを見ると良いそうです。でも、大きなくくりで見ると、どれもバッタの仲間だそうです。
鳴く虫は、全部で何種類いるのでしょうか。なんと、100種類以上もいるそうです。これを詳しく調べて、自由研究の題材にするのもおすすめとのことです。

次に、実際に虫の鳴き声を聞いてみましょう。
虫の鳴き声を聞き分けるのは、かなり難しいそうです。理由は、音の高さにあります。人の声は、大体500ヘルツくらいなのに対し、虫の鳴き声は4000~6000ヘルツくらいで、聞き慣れていないために、聞き分けが難しいそうです。
聞き分けをしやすくするには、虫の鳴き声を人の発音に置き換えてみるのが良いそうです。例えば、カンタンは、「うるるるる…」のように。
ツヅレサセコオロギは、り、り、り、り、り、と一定の間隔で鳴き続けるのが特徴だそうです。ツヅレサセコオロギの名前の由来は、針させ、糸させ、つづれさせと言って、鳴き声を聞きながら、冬に備え縫い物をするということから来ているそうです。
日本では、虫の音を楽しむ文化がありますが、海外では、虫の鳴き声はインセクトノイズと呼ばれていて、あまり好まれていないそうです。日本では昔から、雅な楽しみ方をしていたんですね。

今日は雨で外には行けませんが、ロビーの近くでは虫が鳴いていたので、少しロビーに出てみましょう。
虫が鳴いていますね。エンマコオロギと、ハラオカメコオロギと、シバスズの3種類です。音を聞くときは、手を耳の後ろに当てると聞きやすいですよ!

ちなみに、先生が公園の下見をしたときは、9種類の鳴き声を確認できたそうです。町中の公園としては多い方です。ぜひ、晴れた日に虫を探しに行ってみてくださいね!時間帯としては、ちょうど今くらいの、暗くなり始めた時間帯が良いそうです。
ここで、先生への質問タイムです。子どもから先生へ、たくさんの質問が寄せられます。
「虫は、なぜ夜行性なんですか?」
一説には、昼は、敵である鳥に見つからないよう姿を潜めて、鳥の目が働かない夜に活動するそうです。
「コオロギは、どこをこすって鳴くのですか?」
羽の表と裏で重なっているところをやすりのようにこすって鳴くそうです。そして羽をたてて音を大きくして、遠くに飛ばしているそうです。
「虫はなぜ鳴くんですか?」はっきりと分かってはいませんが、オスがメスを呼ぶためという説や、オスとメスの区別が分かったほうがよく、進化の過程でそうなった等の説があるそうです。

次に部屋に戻っていきもの缶バッジづくり体験です。
まずは好きな絵柄を選びます。塗り絵タイプや、最初からすべて自分で絵を描くタイプもあります。

絵を描いたら缶バッジマシーンにセットして、力を入れて押します。
ガシャン。

世界で一つだけの缶バッジが完成です。名前を入れたり、カラフルにしたり。みなさん、思い思いにオリジナリティあふれるバッジを作っていました。

こちらは、ハイレゾ音源体験コーナーです。カジカガエルや虫の鳴き声を、高音質のハイレゾ音源で聞くことができます。
普通の音源と比較すると、「まるでその場にいるみたい」と感想を教えてくれました。

今日の講座はこれでおしまいです。
欲しい人には、仙台市の虫でもある、スズムシをプレゼントしました。
雨でみなさんに楽しんでもらえるか、少し心配なところもスタッフにはありましたが、感想では「楽しかった」との声をたくさんいただき、安心しました。本当に良かったです。
今日は残念ながら雨で虫を探しに行けませんでしたが、仙台市では、家の中でも楽しめる、生物多様性ホームページや、YouTubeチャンネル「おらほの生きものチャンネル」を開設しているので、是非のぞいてみてくださいね!そして、晴れた日は、虫を探しに行ってみましょう!

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虫の声を楽しむ会(高森市民センター) 開催レポート

今回は高森市民センターで開催した、虫の声を楽しむ会の様子を紹介します。今年度3か所目の開催です。
今日は講師として、青葉の森緑地の黒川さん、高松さん、太白山自然観察の森の近藤さん、菅原さんにお越しいただきました。よろしくお願いします!
今日の天気予報は雨でしたが、今は降っていません。無事に外に虫の観察に行けるのでしょうか?

まずは先生から、鳴く虫について紹介してもらいます。鳴く虫は主に、バッタ、キリギリス、コオロギの大きく3種類に分けられそうです。
ギギギギギ…、ギギギギギ…
これは何の鳴き声でしょうか。これは、ハラオカメコオロギの鳴き声です。何回か鳴いて、途切れるのが特徴だそうです。
カンタンは、鳴く虫の女王とも呼ばれています。先生によれば、今日公園で聞けるとのことです。
スイーッチョン。
これは、ハヤシノウマオイの鳴き声です。

ここでクイズです。虫はどこに隠れているでしょうか。子どもたちから、すぐに「見つけた!」との声が上がります。
さすが、早いですね。

先生に虫の見つけ方のコツを教えてもらって、さあ、外へ虫を探しに行きましょう。

雨は…降っていません!良かったですね。公園に向かいます。

ここの斜面には、虫がたくさんいるそうです。虫の鳴き声もたくさん聞こえます。

虫、捕らえたり!

虫の鳴き声のする方に、ライトを傾けます。

こちらでも虫を見つけました。噛まれると痛いです。

今日は、あちこちで虫を「見つけた!」との声が上がりました。

何の虫か、先生に教えてもらいます。

残念ですが、虫を探すのはここまでです。
部屋に戻って、先生に捕まえた虫について解説してもらいます。みんなたくさん虫を見つけられたようです。

今日見つけられた鳴く虫は、全部で15種類でした。虫の声を楽しむ会は今年で4年目ですが、なんと過去最高記録だそうです!すごいですね!
ここで、感想を少し紹介したいと思います。
「コオロギがウマオイをたべた」との感想をいただきました。びっくりですね。コオロギは雑食性で、共食いをしたり、他の虫を食べることもあるそうです。
「カンタンをつかまえられてよかった」との感想もいただきました。カンタンは、鳴き声を聞くことができても、とても小さく、姿を見つけるのはかなり難しいそうです。すごいですね。
「来年も参加したい」との声もありました。とてもうれしいです。
保護者の方からは、「子どもがとても楽しそうにしていて良かった」との感想を多くいただきました。ぜひこれからも、親子で虫取りをしてみてくださいね!

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虫の声を楽しむ会(たまきさんサロン) 開催レポート

今年もこの季節がやってきました!今年で4年目を迎える「虫の声を楽しむ会」。今年第1回目は、青葉山にあるたまきさんサロンで開催しました。今回はその様子を紹介します。写真は岩切市民センターからお借りした仙台市の虫「スズムシ」。今年も綺麗な音色でリーンリーンと鳴いています♪

そして今日は、スペシャルゲストにもお越しいただきました。伊達武将隊の松尾芭蕉さんです!

さらに、茂庭綱元さん、片倉小十郎景綱さんです!

講師には、(株)エコリスより、鈴木さん、沓澤さんにお越しいただきました。みなさん、よろしくお願いします!

まずは、鳴く虫について、講師の先生に教えてもらいます。虫は、どうやって音を出しているんでしょうか?
羽や、足をこすって音を出しているそうです。まるでバイオリニストですね。

虫は、どうして鳴くのでしょうか?
虫は、結婚相手を探すときや、他の虫を威嚇したり攻撃のために鳴くそうです。

次に、様々な虫の鳴き声を聞いてみましょう。皆さん真剣に耳を傾けていますね。

クサキリの鳴き声は、「ジー」という音で、少しうるさく聞こえるそうです。

鳴き声のクイズです。答えは、エンマコオロギです。みなさん正解です。とても詳しいですね。

今日は特別に、ICレコーダーも用意しています。外に出たら、ぜひ虫の鳴き声を録音して聞いてみましょう。

いざ、出陣じゃ!

先生の解説を聞きながら、虫を探します。

上手く録音できてるかな?

それぞれ虫を探します

虫を捕まえたら、先生に教えてもらいましょう。

大人も子供も、夢中になって虫を探します。

伊達武将隊も、童心に帰り、虫を探します。

この日は、たくさんの虫を見つけることができました。

楽しかった時間も、終わりが来てしまいました。部屋に戻って、今日捕まえた虫を確認しましょう。

虫が脱走するハプニングも。慌てて虫を捕まえます。

たくさん捕まえたね!

今日捕まえた虫の振り返りです。今日見つけたのは、エンマコオロギ、コバネイナゴ、ヒメギス、シバスズ、オカメコオロギ、クサキリ、ヒメクサキリ、ショウリョウバッタ、ハヤシノウマオイ、カンタンの10種類でした。
最後に、伊達武将隊の茂庭綱元さんに「今日夢中になって虫を探した気持ちを忘れずに、大人になっても虫を好きでいてくれると嬉しく思うぞ」との感想をいただきました。素敵な感想、ありがとうございました。
虫も人も、生物多様性の中で、お互いにかかわりあって生きています。身近な生き物に、関心を持った人が増えると良いですね!

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カジカガエルの季節になりました♪

ふぃふぃふぃふぃふぃ…♪
初夏、川でこんな綺麗な鳴き声を聞いたことはありませんか?
これは日本一美しい声で鳴くカエルと言われる、カジカガエルの鳴き声です。
鹿の鳴き声のようなことから「河鹿」という名がつけられたそう。

カジカガエルの鳴き声(仙台市環境Webサイトたまきさん)

カジカガエルの動画(Youtube)

仙台では、毎年5月の連休頃から鳴き始めます。よく鳴くのは夜だけれど、昼間でも鳴いています。芋煮をしたら楽しいだろうなと感じるような、きれいな川と、手ごろな岩、豊かな緑がある環境が大好きです。

生息地のドローン映像(Youtube)

日本人は古来よりこのカエルの鳴き声に魅せられ、日本最古の和歌集の「万葉集」にも、このカエルを詠んだ歌が多くあります。
例えば「方丈記」で知られる鴨長明(鎌倉時代)は「無名抄」の中で
「かれが鳴きたるは、
いみじく心澄み、
物哀なる聲にて
なん侍る」
(1997年 岩波書店 久松潜一/校注『日本古典文学大系65歌論集 能楽論集』五十頁より引用)
とカジカガエルの鳴き声について記しています。

「広瀬川のカジカガエルと野鳥」

 平成8年に環境省は全国各地で、将来に残していきたい「日本の音風景100選」を選定しました。その中の1つに選ばれたのが「広瀬川のカジカガエルと野鳥」です。
大都市の市街地で、カジカガエルの鳴き声を楽しむことができるのは全国的にも珍しく、仙台の魅力の1つになっています。

仙台市では、音の専門家の協力のもと、市内で鳴いているカジカガエルの鳴き声を録音し、ホームページで配信しています。
また、カジカガエルの生息環境がわかるドローン空撮動画も配信しています。
なかなか外出できないこの機会にぜひカジカガエルの鳴き声や映像をお楽しみください!

鳴き声の配信はこちら(仙台市環境Webサイトたまきさん)

カジカガエルの動画はこちら(Youtube)

ドローン映像はこちら(Youtube)

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