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磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
11月17日(土)のサロン講座は、仙台で生まれ、現在は南三陸町で「新しい林業のかたちを作り出そう」とされている、株式会社佐久の佐藤太一さんを講師に迎え、「磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~」を開催しました。

“磨きサロン”は…木とふれあい、磨きながら林業について学び、気軽に質問をしてもらえるような講座にしたいと名付けました。

まずは、林業のお話からはじまりました。

 

 

突然ですが、質問です!

身の回りで、木でできているものは何ですか?

元気よく手を挙げた男の子が「ティッシュペーパー」と答えてくれました。
ティッシュペーパーや紙、新聞も木からできています。
その他には、家(建築材)や家具などもあります。

では、材料となる木はどのように育ち、その木を育てる林業とはどんな仕事なのでしょうか。

山には、個人や国、県、市、町など持ち主がいます。
山に木を植樹し、若い木が雑草に負けないように除草しながら育て、節の部分が生じないように枝打ちし、間伐(育てたい木の邪魔な木を伐り)をし、約50年かけて木材として使うことができるまで育てます。

 

育てた木を伐り、丸太を山の外へ運ぶところまでが講師の佐藤さんのお仕事だそうです。
ちなみに、運ばれた丸太を使えるようにする製材所も林業の仕事の一つです。

木は伐っても再植樹し半永久的に育てることができますが、受け継がれず持ち主が分からなくなって放置される山も増えてきているそうです。
そのような山は、山のはたらきがなくなり荒れてしまいます。

山のはたらきとは何でしょう?

山には主に4つのはたらきがあります。
①木の根っこが土を抑え、土砂崩れを防ぐ。
②動物の棲みかとして生態系を守り、たくさんの植物が育って土を豊かにする。
③栄養たっぷりな土がきれいな水を作る。
④二酸化炭素を吸収して酸素を作り、空気をきれいにしてくれる。

約75年前までは、木を燃料として使用していたため、木が育つのを待たずに無計画に木を伐り水害や土砂崩れなどの災害も多く起りました。

海外では、丸太を運ぶ道を無理やり作って作業するため、山のはたらきがなくなり森林破壊につながっているところもあるそうです。

 

 

手入れがされず放置されることで、地面に光や当たらず、雨の水も届かず、木の根が弱くなり大雨が降ると地滑りを起こす山もあります。

今、木材生産のためだけではなく、山のはたらきを守り地面に光を届ける管理された林業が求められています。

海産物で有名な南三陸町ですが、77%は山に囲まれており、林業が盛んです。
山と海はつながっていることから、南三陸町の漁師さんは山のことを考え、林業家も海のことを考える町民性があると佐藤さんは言います。

 

東日本大震災後、南三陸町では持続可能なまちづくりの一環として、いつまでも木が育つ環境をつくり、適正な管理をする林業の証となる国際的な協議会「森林管理協議会」の国際森林承認(FSC認証)を2015年10月に取得しました。

 

 

FSC認証は現状の改善だけではなく、
①「経済」継続的、安定的な森林資源の供給
②「環境」自然林を残し、人工林でも多種多様な生き物が生息できる環境づくり
③「社会」労働者、先住民族の権利を尊重し、地域社会へも貢献
の3つの視点から10項目の原則をクリアしなければ認証登録は出来ません。

持続可能な適正に管理された木材を使用した製品には“FSC認証マーク”が付いています。

身の回りの木でできている製品に“FSC認証マーク”が付いているか探してみてください。

 

FSC認証登録された木材を使用している製品を選んで購入することは私たちが出来ることの一つです。

いよいよ、木とふれあう時間です。

同じものが無い枝を使って作ったスプーンとフォークのキットをそれぞれ選び、枝の皮を剥いて磨いていきます。

柄の部分は、山の手入れをすることにより大量に出る枝を使用しています。
昔は燃料として使われていた枝は、今は利用方法が少なくそのまま山に放置され作業員のけがの原因や植物の成長の邪魔にもなるそうです。

 

 

甘皮を残しても味が出ますし、甘皮で模様のようにしてもいいし、自分の手に馴染むように削っていいですよ!
正解はありません、自由に削って磨いてください。

まずは、小刀やカッターを使い、木の皮を剥ぐ作業をしました。

小刀の使い方も教わりながら、チャレンジ!

 

 

 

徐々に上手になりました。

 

 

 

 

皮が剥けたら、紙やすりで磨きます。

 

 

 

 

 

皆さん集中して作業していましたが、徐々に会話が生まれ、和やかな雰囲気になりました。

枝の利用方法などアイディアも生まれたようです。

 

木の枝の節の部分を活かしたり、甘皮で模様を描いたり、それぞれ素敵なスプーンやフォークが出来上がりました。

林業や山のはたらきを教わり、私たちの日常生活との関わりを知ることができました。
佐藤太一さん、参加者の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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「たまきさんサロン新着図書情報」

たまきさんサロンスタッフです。
新着図書のご案内です。

・「池の水をぬいた! ため池の外来生物がわかる本」(加藤英明)
・「眠れなくなる宇宙といのちのはなし」(佐藤勝彦/長崎訓子)
・「クマと少年」(あべ弘士)

 

・「なんでも未来ずかん どうなる?こうなる!ボクらの未来へ出発だ!!」(川口友万/川崎タカオ 他)
・「ジャングルのサバイバル(10)最後のバトル」(洪在徹/李泰虎)

 

・「せきらんうんのいっしょう」(荒木健太郎/小沢かな)
・「虹の図鑑 しくみ、種類、観察方法」(武田康男)

 

・「おりがみで作る入れ子の箱」(布施知子)
・「リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか」(小島道一)

 

・「鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵」(田中淳夫)
・「カラス学のすすめ」(杉田昭栄)

 

・「世界史を大きく動かした植物」(稲垣栄洋)
・「自衛隊防災BOOK」(―)

 

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ますので、ぜひご利用ください。
貸出カード作成時に身分証明書が必要となります。
二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

たまきさんサロンへ、ぜひ足をお運びください。
皆様のお越しをお待ちしております。

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葉っぱで遊ぼう!~冷蔵庫劇場~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。 11月11日(日)にサロン講座「葉っぱで遊ぼう!~冷蔵庫劇場~」をたまきさんサロンに て開催しました。

 

 

 

 

 

【ハート&アート空間 ビーアイ】の、 関口ぞうかば子さん(ちびっ子たちの声 がよく聞こえるような大きな耳の持ち主 のゾウさんといつでも「ワッハッハー」 のカバさんでぞうかば子さんなのだそう です。)と、ちーずさん、さわてぃさん にお出でいただきました。

 

はじめに、ぞうかば子さんから、「食べられる葉っぱ、食べられない葉っぱ、いろいろな葉っぱがあります。 人は赤ちゃんから大人へどんどん変身していきます。 葉っぱも実(じつ)はね、いつも変身しているのです。 今日は葉っぱを眺めて使って秋を楽しみましょう~。」とお話をいただきました。

葉っぱの種類を教えてもらいながら、 ホワイトボードでペッタンコ劇が始 まりました。 登場人物の「ワハハちゃん」、 「ミドリヨタくん」や「地下鉄」、 「怪獣鳥」で物語の世界が出来上が りました。 後ろにマグネットシートを張り付け てあるので、おうちなら冷蔵庫がペ ッタンコ劇場に早変わりです。 ぞうかば子さん曰く、冷蔵庫やホワ イトボードなど磁石がつくものは、 親戚です(笑)。

 

ぞうかば子さんも私たちスタッフも 色とりどりのいろいろな形の葉っぱ を準備しましたが、少しの時間、外 に葉っぱを集めに行きました。

 

 

 

よ~く地面を見てありんこの目になった り、キリンの目になって葉っぱを探しま す。

 

 

 

「これは、ゾウの鼻になるかな~」 「これは何になるかな~」

 

 

 

用意しておいた葉っぱと 今、外で拾い 集めた葉っぱ、みなさんがお家から持っ てきた葉っぱも加えて制作にかかります。

 

 

 

 

 

 

 

フィルムに作品を挟み込み、ラミネータ ーで熱処理します。 出来立てほやほやは熱々で、 重石代わ りの厚い重い本で挟んで冷ますとぺった んこになりました。 裏側にマグネットシートを 張り付けて 出来上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、ぞうかば子さんのお家で採った オリーブの葉っぱのブーケ。 お花がなくても素敵です。 葉っぱはいろいろな表情を持っている事 に気づかされました。

 

 

 

たったひとつしかないすてきなすてきな 作品がずらり。 さっそく、ちびっ子たちには物語が出来 上がっているようです。

 

 

 

ぞうかば子さんにみなさんが作った作品 で 冷蔵庫の親戚の磁石がくっつくドア で、即席の劇をしていただきました。

すてきな作品ばかり、そして笑顔がたくさんの講座となりました。 【ハート&アート空間 ビーアイ】の、関口ぞうかば子さん、ちーずさん、 さわてぃさん、ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。

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中学生が選んだ“おすすめ図書”を展示しています!

たまきさんサロンスタッフです。
仙台市立五橋中学校の3名の生徒さんが、たまきさんサロンで職場体験学習を行いました。

図書の貸出やサロン講座の準備といった業務を体験していただいた他、たまきさんサロンにある約2,000冊の図書の中からおすすめの本を1冊ずつ選び、“おすすめ図書コーナー”のディスプレイを作成しました。

「以前から興味があり、読んでみたら面白かった本」「写真があり、解説も分かりやすいので読んでもらいたい本」「著者の言葉に共感し、小学校の頃に読んで参考になった本」をそれぞれ選びました。
アイディアが出たら即行動!で、あっという間にディスプレイが出来上がりました。

“おすすめ図書コーナー”は下記期間にたまきさんサロン内に設置していますので、五橋中学校の皆さんが選んだ本とディスプレイをご覧に、ぜひ足をお運びください。

【設置期間】 11月16日(金)~11月30日(金)※19日(月)、26日(月)は休館日

五橋中学校の皆さん、一緒にお仕事出来てよかったです。
ありがとうございました。

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たまきさんサロン職業体験学習で“おすすめ図書コーナー”を作りました!

たまきさんサロンスタッフです。
仙台市立蒲町中学校の生徒さん3名が、たまきさんサロンへ職業体験学習に来ました!

開館準備や図書貸出業務のほか、約2,000冊あるたまきさんサロンの図書の中からそれぞれ1冊おすすめの本を選び、“おすすめ図書コーナー”を作りました。

事前に画用紙の切れ端や包装用リボンなどを用意していましたが、生徒の皆さんのアイディアで、自宅で使わずにとっておいた材料を持ち寄り、ディスプレイを彩りました。

“おすすめ図書コーナー”は下記期間にたまきさんサロン内に設置していますので、蒲町中学校の皆さんが選んだ本とディスプレイをご覧に、ぜひ足をお運びください。

【設置期間】 11月9日(金)~11月23日(金・祝)※12日(月)、19日(月)は休館日


蒲町中学校の皆さん、一緒にお仕事出来てよかったです。
ありがとうございました。

 

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天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予報~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
10月21日(日)のサロン講座は、日本気象予報士会 東北支部の金野義典さんを講師に迎え、親子講座「天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予報~」を開催しました。

皆さんは、普段、空を見上げることがありますか?

まず始めに空を見上げてみよう。
今日は雲ひとつない晴天で、
十三夜だそうです。
お月見も絶好の天気です。

道具を使わずに空模様や風の吹き方、生きものの特性を観察して天気を予想する、このことを「観天望気(かんてんぼうき)」と言います。

「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」や「雲が南東に流れると晴れ」は、西から天気が変わることを示し、これからやってくる天気を予想している言い伝えです。

よく耳にする「ツバメが低く飛ぶと雨」は、空気が湿ってくるとツバメのエサとなる虫が湿気をおびて高く飛べず、エサを得るためにツバメも低く飛ぶためと言い伝えられています。

 

地球の空気の80%がある「対流圏」の空気の流れや水蒸気の働きが、天気の変化になります。hPa(ヘクトパスカル)という単位を聞いたことはありますか?大気圧は空気を押す力のことでhPaはその単位です。

目には見えない大気圧を知るために、マシュマロを使った実験をしました。

 

 

密封された容器の中にマシュマロを入れて、容器の中の空気を抜くと…

マシュマロを押している力が小さくなることで、どんどんマシュマロが大きくなりました。

大きくなったマシュマロを食べてみたい!

 

 

 

 

でも…容器の中から外への押す力が小さくなり、外から押す力の方が大きくなったため、容器のふたを開けようとしても開きません。

 

 

 

 

 

容器の中に空気を送り込むと中と外の圧力が均等になり、ふたを開ける頃には、マシュマロは元通りの大きさになりました。

大きくなったマシュマロは食べることが出来ないのですね。
残念!

 

おうちでも、漬物用の容器を使って実験ができるそうです。

 

雲は、水や氷の集まりです。水蒸気が100%を超えると水や氷の粒になります。

さあ、雲を作る実験です。

 

 

 

 

上の黒い部分をぷしゅぷしゅと押していくと圧力が上がり、温度が上がっていきます。ペットボトルの中は28℃になりました。
空気の中に水が溶けこんでる状態です。

 

 

 

 

ここで一気に圧力を下げると…
「おお~~~!」
雲ができました!
温度は24℃下がっています。

 

竜巻を作る実験もしました。


 

気を付けたいのは、雷についての迷信です。
「雷は金属に落ちやすい」「遠くで鳴っているからまだ、大丈夫」といったことを聞いたことはないですか?

雷の実験の映像を見せていただきました。
雷は金属を付けている、付けていないに関わらず高いところに落ちることが分かりました。
また、雷は音が遠くに聞こえていても、積乱雲の下ではどこに落ちるか分かりません。音は1秒間に340m進みます。音が聞こえている場所に落ちてもおかしくはないのです。

積乱雲は雷だけではなく大雨も降らします。
10mmの雨が1km四方に降ると、その水の量は1千万リットル。お風呂5万回分に相当します。
そしてその水が、幅が10mの川に流れ込んだとすると、1kmの長さにわたって川の深さは1mも増えます。
10mmの雨と聞くと、わずかな量に感じてしまいますが、それが集まるとものすごい水の量になるんですね。

雨の量を計る「転倒ます型雨量計」も見せていただきました。


雨が降っている状態です。

 

 

 

 

雨が降ると、ますに雨水がたまって…

 

 

 

 

 

 

やがて、いっぱいになると…
【ししおどし】の様な状況です。

 

 

 

 

これで、
雨の量も降った時間の間隔もわかるそうです。

 

 

実験を通して、雲や危険な竜巻になる現象を自分で体験して、天気が変わる仕組みを知ることができました。

ラジオの「気象通報」を聞きながら「地上天気図」に書き込む体験もしました。


 

 

 

親子で協力しあいながら天気図を完成させていました。

最後に、「突然、大雨が降ってきたり、外出中に雷が聞こえたらどうしたらよいか?」今日教えていただいたことを再確認して締めくくりとなりました。

空を見上げてみて雲の様子や風の吹き方、また、天気予報を観るのが楽しみになる講座となりました。


日本気象予報士会 東北支部の金野先生、講座をサポートしてくださった岩渕先生、小関先生、谷口先生、坂下先生、そして、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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広瀬川で暮らす生きものたち~川の環境を知ろう!~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
10月14日(日)は、宮城教育大学 棟方有宗准教授をお迎えし「広瀬川で暮らす生きものたち~川の環境を知ろう!」を開催しました。

棟方先生は8歳のころから、親御さんに連れて行ってもらったことがきっかけで釣りを好きになり、17歳のころに出会った本「回遊魚の生物学」がきっかけで魚を研究するようになったことを教えてくれました。

海外では、ラオスのメコン川で釣りをしたこともあるそうです。

 

ここで、問題です!

メコン川は東南アジア最長の川で6か国をまたいで流れる川ですが、ラオスを流れる約2,000㎞の流域には、何種類の魚がいるでしょうか?

ヒント…地球上の魚の種類は約2万種類といわれています。

70種類から1,000種類までさまざまな数の回答が出そろいました。

 

 

 

正解は、約200種類です。

では、私たちが住む仙台の広瀬川はどうでしょう。
広瀬川の長さは、関山峠の源流から名取川に合流するまでの約45㎞です。川幅もメコン川より狭くなっています。
では、広瀬川には何種類の魚がいるでしょうか?

10種類から30種類という回答が出ました。

正解は、約72種類です。

川の中に棲んでいる魚の種類の多さは、川の長さや広さではなく他の理由があるようです。
広瀬川の上流、中流、下流の写真を見ながら考えてみましょう。

上流の奥新川キャンプ場付近の写真を見たみなさんの感想は、「おだやか」「水が冷たそう」「浅い」「狭い」「水が透明」「大きな岩がある」でした。

 

 

次に、上流から少し下った場所の写真を見た感想は、「大きな岩がなくなった」「石が丸くなってきた」「水が濁ってきた」「川の流れが速くなってきた」でした。

 

 

続いては、鹿落坂から霊屋橋を撮影した中流の写真です。市街地を大きくうねるように流れています。
「石が少ない」「草がかぶさってきた」「石が動かなくなる」という感想でした。

 

 

最後は、名取川との合流点である下流の写真です。左側から広瀬川が合流しています。
「土が見える」「濁っている」「透明度がなくなっている」という感想が出ました。
上流の水に比べ透明度がなくなっているのは、石が削られ粒子となって水に溶けているためです。

水温が一年中温かく上流から下流まで同じ環境のメコン川と比べ、広瀬川は流域ごとに環境が異なります。上流では、ごつごつした岩に隠れているヤマメやイワナやカジカ、中流では、苔をそぎ落として食べるアユやウグイやアブラハヤ(仙台では“にがっぺ”と呼ばれることもある)、下流では、フナやナマズやオイカワといった多種多様な魚が棲んでいることが分かりました。

広瀬川には、川と海とを行き来する回遊魚もいます。
「サクラマス(ヤマメ)」「アユ」「ウナギ」です。

 

 

サクラマスは、冬に川で生まれて育ちます。

 

 

 

外敵から身を守るため、稚魚の頃は、川底の砂利に似た模様をしているのが特徴です。

 

 

 

春になると、海の外敵から身を守るためにキラキラとした銀化(ひかりとも呼ばれる)が始まります。

 

 

 

鳥から狙われないように、背中は海と同化する青色となり、おなかは海の底から水面を見上げたときに反射する銀色になります。

 

 

1年経つと、キラキラした銀化から婚姻色となり、産卵のために広瀬川に戻ってきます。

 

 

 

 

 

中流の砂利の中に直径1m、深さ20cmの穴を掘って産卵場所にします。
メスが体をしならせ、尾びれを使って穴を掘ります。オスはメスが安全に穴を掘れるよう穴の周りをパトロールしています。

サケは産卵が無事に終わると死んでしまいますが、その死骸を水生昆虫たちが餌にし、サケの稚魚がかえると今度は水生昆虫たちが稚魚の餌となっていき、川の中で循環していきます。

 

 

上流、中流、下流の環境の違いや四季によって種類の多い広瀬川の魚たちですが、減ってきている魚もいます。
「アカザ」と「ヤツメウナギ」です。
「アカザ」は、山形県の赤川(あかがわ)や岩手県の閉伊川(へいがわ)で見られるそうですが、釣りをよくされている棟方先生でも宮城県内では見たことがないそうです。宮城県内で見つけた場合は教えてくださいと先生がおっしゃっていました。
「ヤツメウナギ」は、シーラカンスよりも古くから生息している魚ですが、まだ広瀬川でも見つけることができるそうです。

そして、仙台市内では20年前に太白大橋付近で目撃されたのを最後に、姿を消した「アカヒレタビラ」もいます。
貝に卵を産みつけるため、貝の減少が「アカヒレタビラ」の減少に繋がっていると考えられています。

 

「アカヒレダビラ」は、うみの杜水族館のラボコーナーで見ることができますが、名取市にはまだ生息しているようです。

野生のメダカ保護活動「メダカの里親プロジェクト」の紹介も宮城教育大学4年生の麻山賢人さんからありました。

東日本大震災の津波の影響で宮城野区井土浦に生息していたメダカは全滅してしまいましたが、棟方研究室では、震災の前年に研究のためのメダカを井土浦で採取していました。

生き残ったメダカの遺伝的多様性を守り、復興の象徴とするため、八木山動物公園などと連携して始めたのが「メダカの里親プロジェクト」です。

 

 

自然豊かな広瀬川の環境やたくさんの川の生きものを学び、朝に採取したばかりの川の生きものとふれあい、釣り道具や研究機材も実際に体験させてもらい、とても充実した講座となりました。

今回の講座が棟方先生のような研究者になるきっかけになるかもしれませんね。
棟方先生、麻山さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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せんだいE-Action実行委員会からのお知らせ

11月3日(土)に開催されるイベント、八木山フェスタに出展します。【入場無料】
会場/セルコホームズーパラダイス八木山ビジターセンター中庭
太陽光発電でガラスエッジング〜ガラスコップに動物の絵を描こう〜
皆さまのご来場をお待ちしております。
お問合せ せんだいE-Action実行委員会事務局(仙台市環境共生課022-214-0007)

八木山フェスタの詳しい情報は、公式HPをご覧ください。

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せんだいE-Action実行委員会の総会でした。参加企業同士の協働とか、いろいろ話してきましたよ。

せんだいE-Action実行委員会も今年の2回目の開催です。


せんだいE-Action実行委員会も今年の2回目の開催です。
「実行委員会もいまの形になって2回目なんですが、最初の年は決まったことを淡々とこなしてきた印象がありまして、今回は皆さんで協働して何かできないかを話してみたいと思います。」


来年度、そしてその先と、皆さんから出てきたアイデアが実行できれば、と思います。
それでは、


まずは上半期の活動報告と、下半期の予定を事務局から。


恒例イベントとして毎年継続している打ち水などの他に新たな事業にも取り組み3Eの普及に励んできました。
新たに行ったものでは、仙台市地球温暖化対策推進協議会時代から開催し、引き継ぎました事業者向けセミナーがあります。参加者へのアンケートでは
「今後の省エネ対策に活かせる」という回答が6割を超え、大変有意義なものでありました。
ほかに植樹イベントにイオンと連携する形でブース出展したのですが、多くの方に節電の大切さを知ってもらいました。


イベント当日は日産サティオさんに用意してもらったEVカーから給電し、日本デザイナー芸術学院さんが描いた絵をガラスエッジングで刻んでもらう体験イベントを開催して、大変な好評を得ました。
また、毎年開催している打ち水イベントですが、今年は猛暑というよりは酷暑のもとで開催し民放全局と新聞などからも取材をうけ、夏の風物詩として取り上げられました。


シンプルアンドスローライフの会の全面協力で実施しています緑のカーテン事業は、今年は小松島小学校(写真)、大沢小学校にて事業を実施し、緑のカーテンが校舎の4階に届くなど、みごとな育ち方をしました。特に大沢小学校は4年生の教室の目の前に植えることができたので、教室の中からヘチマの観察ができました。


E-Actionの活動もだいぶ根付いてきたかなという感じです。ですがこういった活動が得意な団体もあれば「ちょっとうちは、前に出て参加しづらいな」という業態の方もいらっしゃいますから、そこで協力できるようになればなと考えています。


また、上半期に事業が集中しているので、それは悪いものではないのですが秋や冬にできるものがあればなと、そのアイデアだしにも、この場を利用してもらえればなと思います。
日産サティオさんなんか、今年すごく参加率が高かったのですがいかがでしょう?



そうですね。いままでイベントにテレビや扇風機を持って行ってEVからの給電というデモンストレーションはしていたのですが、実際に他のブースに電力供給というのは初めてでありましたし、イベントでの給電の方式が、非常時においては補助電力として使えるとわかっていただけるのではないかと。今後も参加協力をしたいところです。


では。まずお知らせですが、各自治体の首長さんが温室効果ガスの削減に対しての誓約をして取り組んでいく、そのイベントが11月21日に開催されます。こんな動きがあるんだなと、知ってもらえるだけでも足を運んでもらえればと思います。


日本全体の環境団体で作っているグリーン連合というのがありまして、その団体で市民版環境白書『グリーンウォッチ』を作成しています。ちょっと皆さんに読んでいただければと、少し持参しました。


エネルギーの問題は今はとても大切な、最重要テーマのひとつで、パリ協定もかなり画期的なもののはずで、本来は加速しなきゃいけないときなのに、大国のいくつかが抜けてしまったりと残念な状態ですが、民間から少しでも協力できればというところで、実行委員会でも進めていければというとこです。


仙台市環境局です。身近なものとの共生。たとえば昨日もですが愛子の身近な住宅地に熊が出没したりとか、マスコミ発表すると「クマは危ないものだから、どうするのですか」とか大きく取り上げられます。でも月の輪熊というのはもともと人間を警戒して生きているものなので、里山と人間の暮らしが近づいている。非常に難しいものだなと。イノシシももともと丸森が北限だったのですが、徐々に北上して、仙台市近郊も山に行くと柵が多くなっていて、今は仙台が主戦場になっている。このさき、大崎などに侵入し住み着いてしまうと農作物に大きな被害が出てしまう。



例えば山を切り開いて太陽光パネルを設置するなんて問題もあります。太陽光発電のパネルはとても有意義なものなのですが、そのために生物の住環境に手を加えてしまうのは良くない。そう思うと、いろいろと考えていかなければいけないのだなと実感しています。
そういったところで、この実行委員会。環境教育のために民間と行政とが一緒になって協力する事例は、他の自治体などには類似するものがないんですよね。


宮町商店街です。
最初の頃から打ち水とライトダウンイベントで協力させていただいたのですが、ここのところ商店街のなかでも企画として緑のカーテンや子供たちを対象とした環境をテーマとしたイベントの開催とか話が持ち上がってきています。環境に対する意識が継続し根付いてきたのかと感じています。


宮城県中小企業団体中央会です。
中小企業の皆さんが同業などで会を作ったときに私共が協力させていただいています。例えば経費削減となると中小の企業経営では大切なものであり、省エネでは「ちょっとした行動、ちょっとした工夫」がお金という形で明確にわかります。



大きな企業だと省エネの専門部署があるのですが、中小は難しい。ですが中小は数の上では大切なキーになるので、目に見える効果へのきっかけ作りに私たちが活用されるよう働いています。



コンビニエンスストアのローソンです。
24時間年中無休と、環境に対してマイナスの要素と捉えられがちですが、会社の中で企画段階から省エネに関わらせていただいています。LED導入もすでに第3世代まですすみ電力消費が当初のまた1/3となっているということで、全国で随時入れ替えを進めています。家庭ごみ減量なども担当部署と取り組んでいるところでおり、仙台での個別の例では街のゴミ拾いなどにも協力させてもらってます。


実行委員会の中にコンビニの会社さんがいらっしゃるというのはとても大きいと感じています。
個々のお店ではルールがあるので動きにくいという側面がありますが、全体で省エネに動いているという部分では大きいのではないかと。他のコンビニさんも追従しなければいけなくなる環境を作っていらっしゃるというありがたい存在だと思います。


北洲です。
弊社では内覧会などで「うちエコ診断」を実施し、来場者への周知活動を行なっています。
そして、ちょっといいことがありまして、弊社の開発した製品が2018年のグッドデザイン賞を受賞しまして。塗り壁を使うことで日中の熱を吸熱し夜間に放出したり、朝の冷気を吸熱することで日中の冷却気を生み出す壁で、エネルギー消費を抑えることができます。
中古住宅でのリフォームでも断熱リフォームを進めています。そして、市民の方に知ってもらう場がE-Actionのイベントではないかと、継続して参加させていただいています。


ストップ温暖化センターでは「エコ釣り堀(環境にいいことを釣り上げる釣り堀)」など児童向けの環境教育ツールを開発し、貸し出しなどで協力させてもらってます。また、講座の場が必要な時などは職員の派遣も行っています。
また、エコチャレンジフェスタなども実施していますので、今日参加の皆様でも関心のある団体さんはぜひとも協力させていただければと思います。


「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議フォーラムも来年1月12日にメディアテークで実施しますので、出展等に興味があるようであれば、ご連絡いただければと思います。
今回はWWFから講師を派遣してもらい生物多様性の講演も開催するので、興味を持っていただければと思います。


それと環境省が実施しています環境に関する国民運動「Cool Choice」の事務局を行なっていまして、この企画は、賛同を表明することで矢印ロゴマークの使用ができるようになり、企業の広報活動など多くの場所で「環境に意識を持つ企業」だと意思表明ができるようになります。

環境会議所東北では「みちのくEMS」という認証制度を扱っていまして、省エネに努めていることで各種助成などを受けることができます。
各種設備の設備投資なども、エネルギー節約などを診断することで、専門の枠から多くの補助が受けられるようになります。


それをPRに行きたいところですが、なかなか一団体だけでは周りきれないので、Melonさんや中央会さんなど、実行委員会メンバーのなかでも協力しあっています。


最後に補足ですが、グリーン購入に関してです。環境に配慮した商品に環境ラベルがついています。


よく見ると、この商品はどれぐらい二酸化炭素を排出しているのか?が、見えるようになっています。
グリーン購入に関しては、たとえば仙台市では環境に関する国際会議も開催されたことですし、E-Actionのなかで環境教育をもっと進められたらなと考えています。


あと、お最後におまけではありますが、たまきさんサイトが繋がる要素が多くなって、表示がだいぶ遅くなっていたんです。(これホント)それを今回システムの大改修を行いまして、一気に高速化しました。(ほお〜♡)綺麗にサイト負荷をなくす仕組みができましたので、E-Action実行委員会のメンバーの皆さんのバナーも設置しようということとなりました。相互リンクを張ることで、環境意識をもっともっと高めようという感じです。


ということで、実行員会。いろいろといっぱい書きましたが、今後とも連携&協働で省エネと環境負荷の低減、さらに生物環境の向上と、共生など。
引き続き取り組みましょう。
おしまい!

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