たまきさんブログ」カテゴリーアーカイブ

ヤマネコ店長の・・ちょっと出かけてくるわ

毎年恒例となっているFEEL Sendai主催の「環境フォーラムせんだい2019」が、
12月7日(土)12:00~17:00に、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアにて開催されました。今年は、市民団体、NPO、学校、行政などから21のブース出展がありました。

環境に関する様々な取り組みが紹介され、お楽しみ企画や景品も盛りだくさんで、会場は盛況でした。今回の来場者数は約1,400人ということです。 ヤマネコ店長も、会場のあちこちで関係者からお声がけいただきましたヨ。

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ヤマネコ店長の・・ちょっと出かけてくるわ

外が寒いので出かけるのはやめて、サロン内の様子をお伝えします。
写真は「シャコバサボテン」です。 つぼみがつきました。

サロンでは毎年寒くなると咲き始めますが、もともとは南米ブラジル産の多肉
植物です。
シャコのような葉の形状からこんな和名がついていますが、これは葉の機能を
持った茎節(けいせつ)です。

青葉山では、雪もチラつくようになりました。


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すごい!自然のちから 発酵食とライフスタイル★味噌玉トリュフを作ろう★【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
11月26日(火)に「すごい!自然のちから『発酵食とライフスタイル』★味噌玉トリュフを作ろう★」を開催しました。
東北大学大学院環境科学研究科 環境研究推進センター様の主催で、講師に発酵食lab代表の塩田亜耶子さん、東京都市大学の古川柳蔵教授、ファシリテータに三橋正枝さんをお迎えしての開催となりました。


まずは、「発酵食と健康」について塩田さんよりお話をいただきました。
塩田さんのお住まいは、自然豊かな鹿児島県西部に浮かぶ上甑島(かみこしきしま)。
地域おこし協力隊として訪れたのが始まりだそうです。
大阪市に生まれ、発酵食が大好き。発酵食好きをみなさんに広げていきたいとのことでした。

はじめに「冷えの原因チェック」です。受講者の方自身で自分の冷えの確認をしてみました。
5つのタイプに分けられています。
1つ目、末端型冷え性は、運動不足やエネルギー源の不足。
2つ目、下半身冷え性は、座り作業の多い方、下腹部の血の巡りが良くない。
3つ目、内蔵型冷え性は、男性に多いとされており、荒れた食生活、アレルギー体質の方が多い。
4つ目、全身型冷え性は、ストレスが多かったり、自律神経が乱れている。
5つ目、体の一部だけが冷える、神経痛やヘルニアがある、動脈硬化がある、麻痺やしびれがある。
「5つ目にチェックされた方は、すぐ、病院へ行ってください。」とのことでした。

体温が低いのは、運動不足や食生活の乱れ、ストレスが原因で、対策にはお風呂がおすすめです。
当たり前のことを見直すことが大事!!とのことです。

発酵食labを始めるまでのおはなし。
お母様はからだに良いとされているものだけを食べさせてくれたそう。すべて手作りで、外食やジュースやお菓子などは一切無かったそうです。が、年頃の塩田さんにはこれがコンプレックスとなり、自活してからは忙しさにかまけて、外食やジャンクフード漬けだったそうです。
その後、大病を患ってしまいました。

その頃の平熱は34.8℃の低体温、若さもあり、不具合は感じなかったそうですが・・・。
大病を患ったことをきっかけとして、生活習慣、食事習慣の見直しと体温を上げたいと考え、体質改善を図ってきたそう。現在の塩田さんの平熱は37℃位!!
一時的にマクロビオティックに夢中になり、偏った食事になってしまったのだそう。これでは良くないとローフード、和食、洋食などいろいろ勉強していった中で、どの中でも取り入れられていたのが『発酵食』でした。
食べることが大好きな塩田さんは、『発酵食』を真ん中に置きつつ、いろいろなもの(ジャンクフードも含め)を食べていきたいと考えているそうです。
そして、朝の「お湯で溶くだけの、目覚めの味噌スープ」をおすすめしたいそう。
簡単に続けていける方法で、ご自身の体調と体温を整えていって欲しいと思っているとのことでした。

質問タイムでは、受講者の方から「熱湯で麹菌は死んでしまわないか?」「生きている味噌とそうでない味噌の見分け方は?」等、さまざまな質問がありました。

塩田さんからは、「麹菌が生きている発酵味噌をお勧めしたい。お湯を注ぐと菌はお亡くなりになってしまうが、腸の中で善玉菌の餌となる。発酵味噌には、麦味噌、米味噌、豆味噌があり、麦味噌は、麦に麹菌を繁殖させた麦麹に大豆と塩を混ぜ合わせたもの、仙台で食べられている米味噌は、米に麹菌を繁殖させた米麹に大豆と塩を混ぜ合わせたもの、中部地方で食べられている豆味噌は豆麹と塩を混ぜ合わせたもので、とくに麦味噌は食物繊維が豊富で甘みが強い。原材料の表示を見てみると、シンプルに『麦、大豆、塩』や『米、大豆、塩』のみが表示されている。麹菌が生きている味噌はお店の冷蔵売り場に売っている。生きている味噌は腐らないが、味は変わってくるのでお好みでお選びいただくと良いかと思う。新鮮な状態の味が好きなら冷凍保存が良い」と教えていただきました。


続いては、「発酵食とライフスタイル」のトークセッションです。
今、からだに良いと注目されている発酵食ですが、実は保存食としての昔の暮らしの知恵がたくさん詰まっているのです。

「生活の利便に慣らされての不摂生、そして病気の発症」という共通点が塩田さんと三橋さんにはありました。
お二人とも病気というきっかけがあり、食生活の改善を進めて行った訳ですが、味覚を含め身体が添加物に敏感になったそうです。
また、食べ物や飲み物の製造過程や、原材料表示は確認する習慣がついているのだそう。

化学調味料は使わずとも昆布、鰹節、キノコ、野菜などから出る「ダシ」で美味しく作れ、手軽なインスタント食品と比べても、作る時間や費用が掛からないと実感しているとのことでした。

続いては、古川教授から『90歳ヒアリング』のお話。
90歳代後半の全国600名ほどの方に戦前のくらしや昔の知恵を伺った『90歳ヒアリング』。
いろいろなご家庭でお茶などをいただきながらお話を聞いても、レシピだけは教えてもらえなかった、分からなかったそうです。例えば漬物。
「一見、同じように見えるが味が違う。各家庭で独自のレシピがあるが、細かに大根〇本に塩〇gといったものがある訳ではなく、『これくらい』や『ひとつかみ』等を体で覚えて一緒に作ることで受け継がれていっている」とのこと。
スタッフも昔、祖母に教えてもらおうとしたことがあります。塩は何グラム?スプーン何杯?と聞いた時に「なんぼだべな~~~…わがんね!」と言われたことを思い出しました。

人によって常在菌が違い、その常在菌の働きによって各家庭の味が変わるのではないかと古川教授は言います。
「みなさんにとって、お家が一番安心できる場所であると思うのですが、それはみなさんのお家の常在菌がご自身に丁度良いバランスを取っているということなんです」と塩田さんもおっしゃっていました。
例えば、旅行等に行った際、すごく雰囲気の良い旅館の部屋なのになぜか落ち着かないとか、体調が優れなくなってしまった等の経験はないですか?

また、塩田さんの失敗談も教えてもらいました。
麦麹を仕込む初日、うっかり朝ごはんに納豆を食べてしまい、翌日に麦麹の様子を見ると・・・納豆のようになってしまっていたそうです。
空中に漂っている納豆菌が入り込み、麹菌は食べられてしまったのだそう。
「あ~~~(涙)」で学んだそうです。

昔の方たちは、農作業のできない雨の日に味噌づくりをしていたそうです。湿気の多い日には菌が生き生きしているのでそれは理にかなっているのだそう。
何度もいろいろな失敗をした経験が受け継がれ、暮らしの知恵となっているのでしょう。発酵食は人間の知恵を集めたものである、とのことでした。


さあ~味噌玉トリュフ作りに突入です。
塩田さんにお持ちいただいた島育ちの麦味噌、良い香りです。

まずは、ベースを作ります。
味噌に天かすや煮干し粉、かつおぶし粉等を入れ、まんべんなく混ぜ合わせます。
ここで少々味見、お好みで調整します。

1食分ずつ小分けをしてトッピング。
青のりや乾燥エビ、紫芋パウダー、かぼちゃパウダー、お麩などで美味しそうにかわいらしく。


箱詰めしてリボンをかけたら、『からだにも、心にも優しい』味噌玉トリュフの出来上がりです。


スタッフもグループに参加し作らせてもらいました。
作った味噌玉は当日の夜と翌朝に美味しくいただき、暖かくて、しあわせ~なひとときを味わうことができました 。
残りは冷蔵庫で5日、ラップ冷凍で1か月保存できるそうなので、大切に大切にいただきたいと思います。

発酵食lab代表 塩田亜耶子さん、東京都市大学 古川柳蔵教授、環境研究推進センター 三橋正枝さん、そしてご参加くださった皆さまありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。

21日、初雪が降りましたね~。昨年より17日早かったそうです。
そして、インフルエンザが流行のシーズンに突入したそうです。手洗い、うがいはもちろんですが、疲れをためないことや、十分な睡眠、栄養バランスの整った食事をとることも重要だそうです。
お味噌汁にショウガを入れて飲むと体が温まります。
加熱をすると生のショウガに含まれているジンゲオールはショウガオールに変わり、身体を温めてくれるそうです。逆に風邪をひいてしまったら生ショウガが良いそうで、ジンゲオールには解熱効果や強い殺菌効果があるそう。風邪で熱が出た時や喉が痛いときにはウィルスを外に出し、熱を下げ、痛みを軽減してくれるのだそうです。すりおろしたショウガと蜂蜜をぬるま湯で溶いて飲むのもおすすめです。
体調にお気を付けくださいね。

新着図書のご案内です。

・「木嶋利男 野菜の性格アイデア栽培」(学研プラス 木嶋利男)
・「おすしのさかな (しぜんにタッチ!)」(ひさかたチャイルド 古島万理子/川澄健)
・「まいごのたまご」(KADOKAWA  アレックス・ラティマー/ 聞かせ屋。けいたろう)
・「からだと筋肉のしくみ 世界一ゆる~いイラスト解剖学」(高橋書店 有川譲二)
・「自衛隊防災BOOK2」(マガジンハウス マガジンハウス・自衛隊/防衛省)
・「雨の科学(講談社学術文庫)」(講談社 武田喬男)
・「街の水路は大自然 1.8kmの川で出会った野生動物たち」(築地書館 野上宏)
・「農業高校へ行こう!」(家の光協会 全国農業高等学校長協会/監修)
・「プラスチック・プラネット‐今、プラスチックが地球をおおっている」(評論社 ジョージア・アムソン=ブラッドショー/大山泉)
・「小学館版学習まんがシリーズ まんが くらべる図鑑 生きもの編」(小学館 春風邪三太、TAK.BR/佐々木正孝)
・「トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう(宝島社新書)」(宝島社 海堂尊/ヨシタケシンスケ)
・「鹿踊りのはじまり」(三起商行 宮沢賢治/ミロマチコ)
・「家のネコと野生のネコ」(エクスナレッジ 澤井聖一)

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ます。
貸出カード作成時には身分証明書が必要となります。
二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。
ごみのお持ち帰りをしていただければ飲食可能なスペースです。
ぜひぜひ、たまきさんサロンへ足をお運びください。
皆様のお越しをお待ちしております。


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ヤマネコ店長の…ちょっと出かけてくるわ

気がつくと、12月を迎えようとしています。
青葉山もすっかり冬支度。
今日は、風に乗って白いものが飛んで来ました。
紅葉の風景もなんだか寒々しいです。

青葉山も冬に向かっています 。

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「グリーン購入をはじめよう」展を現在開催中です~

みんながグリーン購入すると環境にやさしいものがふえてくる!
環境にやさしいお店がふえてくる!


買う前に、本当に必要なのかな?
買う時に、環境を考えて作られたものはどれだろう?
使う時に、長く大切に使えるものはどれだろう?
使い終えた時に、ごみが少なくなるものはどれだろう?
【グリーンマーク】、【エコマーク】、【レインフォレスト・アライアンス認証マーク】や【FSC】【MSC認証】【asc認証】等など・・・。どんな意味なのか、どんなものについているのか、ぜひお手に取ってご覧ください。

お店の中やお家の中でも見つけてみませんか?たくさん見つけることができると思います。

たまきさんサロンにて展示中です。ぜひぜひご来館ください。


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第10回気象サイエンスカフェ東北~わが町の気候変動 どうやって予測する?~【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

11月16日(土)にオープンサロン講座として、「第10回気象サイエンスカフェ東北~わが町の気候変動 どうやって予測する?~」を開催しました。
講師に東北大学大学院理学研究科の 山崎 剛 教授を迎え、ファシリテータを日本気象予報士会東北支部の 杉山 公利 支部長に担当いただいての開催となりました。

気象サイエンスカフェは、参加者と気象の専門家が同じテーブルを囲み、1つのテーマについてお茶やお菓子をつまみながら語り合い、楽しく理解を深めることができるイベントで、10回目となる今回は、「地球温暖化」をテーマに開催しました。

グループごとのディスカッションに入る前に、山崎先生から気候変動や温暖化についてのお話をしていただきました。

21世紀末に向けて温暖化への対策が必要だと言われていますが、極地に近いほど気温が上がりやすく、上がり方も場所によって違いがあるそうです。

また、気温測定の多くは都市部で行われていることから、地球規模での温暖化以外にも都市化したことによる温暖化の影響もあるのだとか・・・。

気温だけでなく、降水量の観点からも温暖化の影響を知ることが出来ると先生は言います。

雨が降った日数自体は徐々に減りつつあるのに対し、1日に100mm以上降った大雨の日は徐々に増えつつあります。東北を含む北日本では、これまで豪雨が少なかったために大雨に対して弱いところがありますが、滝のように降る雨(1時間に50mm以上)の年間発生率は今後、高くなるという将来予測もあるそうです。

温暖化を悪化させないために今できること、やっていかなければならないこととして、二酸化炭素の排出削減や、省エネや再生可能エネルギーを使うようにするなどの緩和策、それでも起きてしまった・起こりつつある場合の対策、対処療法としての洪水や台風に対する水害対策、農作物の適地適作化などがあります。

2018年12月に「気候変動適応法」が施行されたことで、信頼できる予測をもとにそれぞれの地域でも計画を立てて強化を図ることがより大切になってきました。

そんな温暖化の予測、実は現在の天気予報と同じように、地球を縦と横のサイコロ上にし、それぞれの場所の温度や風、温室効果ガスの値などをコンピュータで計算して行われています。

しかし、地球全体を扱うには膨大な計算をしなければならず、また、地域で考えるにはまだまだ粗いためにダウンスケーリングという手法が用いられています。

ダウンスケーリングを用いることによって、よりたくさんの予測データを扱うことや、原理的には元データに含まれないさらに小さなスケールを表現することができるようになる一方、解像度を上げることで計算時間が急増してしまうために限られたものにしか適用できないのだそうです。

文部科学省の事業である、気候変動適応技術社会実装プログラムのモデル自治体7つのうち、長野県と岐阜県を対象に農業や防災、生態系、人口減少などの分野でダウンスケーリングを用いながら、東北大、気象庁気象研究所、防災科学技術研究所が共同の取り組みを行っています。

山崎先生のお話を聞いた後は、それぞれのテーブルにて山崎先生や専門家の方々を交えながら、ディスカッションを行いました。

活発な意見交換が行われ、ディスカッションの最後には、それぞれのテーブルで出た意見や質問に答える形で、山崎先生から再びお話をいただきました。

気候変動や温暖化に限らず、将来予測の精度向上に向けては、専門家の方々も日夜努力中なのだとか。そんな日々のご尽力のおかげで、天気予報や防災の危険度マップといった私たちの生活になくてはならない情報が発信されているのです。

気候変動も温暖化も地球規模の大きな問題ではありますが、まずは自分の住んでいる地域や身近な場所の気候がどう変化し、今後どんな変化が予想されるのかということに関心を持って、できることから始めていくことも大事なのではないかと思いました。

山崎先生、杉山さん、日本気象学会東北支部の皆さん、日本気象予報士会東北支部の皆さん、そしてご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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仙台おもちゃ病院エコ@たまきさんサロンを開催しました。

たまきさんサロンスタッフです。
11月10日(日)に【仙台おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン】を開催しました。
9月に行われた前回同様、壊れたおもちゃを持ってたくさんの方が来院されました。

おもちゃ病院に来院されたときは、まず受付にておもちゃについての説明をしていただきます。普段どのように使っていたか、故障したときの状況や製造年についてなどなど。
そのお話をもとに、カルテ(診断申込書)を作成したのちドクターによる診察となります。

慎重におもちゃを解体して、故障の原因を探っていきます。
ぼくのおもちゃも直るかな?と子供たちも興味深そうに見ていました。
原因が分かると、ドクターの手によって丁寧に素早く修理されていきます。

再び動くようになったおもちゃを見て、ニコニコの笑顔!
とてもうれしそうに帰っていく姿を見ることができました。直ってよかったね!

動かなくなってしまった、音が鳴らなくなってしまったからといって、諦めて捨ててしまう前に「おもちゃ病院で診てもらう」ということが、選択肢の1つになればいいなと思います。

ちょっとした修理で再び動きだすことも多いようです。
たくさんの思い出や思い入れのあるおもちゃは、なかなか捨てられないし、大切にしたい、してほしい、と思いますよね。

仙台おもちゃ病院エコのドクターからのお知らせです。
※ 受付は当日の13:30~15:00です。時間厳守でお願いします。
※ 部品交換が必要な場合は、実費負担が発生する場合があります。
※ 症状によっては、入院(お預かり)して次回以降のお渡しになる場合もあります。
※ おもちゃの持ち込みは、お一人(ご家族でお越しの場合は一家族)2つまでです。
※ 壊れたおもちゃ本体だけではなく、外れた部品やオプション品など、一式すべてお持ちください。


【仙台おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン】は奇数月の第2日曜日に定期開催しています。

次回は年明けの2020年1月12日(日)13:30~16:00の開催予定です。
事前予約は不要ですので、壊れたおもちゃを持参のうえ、たまきさんサロンまでお越しください。
皆様のご来館をお待ちしております。


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歩くひと~歩くことで見えてくること~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。10月27日(日)に「歩くひと~歩くことで見えてくること~」と題し、海や山といった自然の中や街なかを歩くことで得られる新たな発見や出会いの魅力を、「歩き」の達人たちから入門編として学ぶサロン講座を開催しました。

講師には、「東京スリバチ学会」会長の皆川典久さん、「青葉山・八木山フットパスの会」の内山隆弘さん、「NPO法人みちのくトレイルクラブ」事務局次長の板橋真美さんをお迎えして、環境科学研究科棟二階大講義室にて、それぞれの活動の様子や歩きの魅力について教えていただき、最後には参加者の皆さんも交えてのトーク・セッションで締めくくりました。

「挨拶」

近年、シニア世代を中心に「山歩き」や「街歩き」が盛んに行われています。これは、単に健康志向のための「ウォーキング」とは違い、地域の自然や街なかを歩くことで、新たな発見や人との出会いを楽しもうという、より積極的な活動になっています。

今回の講座では、活動されているフィールドが違う三人の講師の方をお招きして、それぞれのフィールドの魅力と、そこを歩くひとたちについて語っていただきます。


「青葉山・八木山フットパスの会」

まずご登壇いただいたのは、地元であるここ青葉山を中心に歩かれている「青葉山・八木山フットパスの会」の内山隆弘さんです。「青葉山・八木山フットパスの会」の皆さんには、催しのたびに「たまきさんサロン」を休憩地点や座学の場としてご利用いただいております。青葉山から八木山を歩かれているだけあって、皆さん健脚揃いでいつも驚かされています。

青葉山や八木山が地学的にも史学的にも非常に重要な研究フィールドであるということを、初めて教えてもらったのも「青葉山・八木山フットパスの会」のパネル展からでした。
本日も、「ガイドパネル」が会場に展示され、多くの参加者の目を捉えていました。


「歩くことで道ができる」とは、至言です。そこから考えると、多くの人々が長い年月をかけて歩き続けて来た道が今に残っているわけです。
その痕跡をたどるという「歩き」を通して、我々は時間や空間を超えて、在りし日の風景を幻視することが出来るとも言えるでしょう。

そして、フットパス(散策路)でつながる新たな道も見えてくるように思えます。


NPO法人みちのくトレイルクラブ

「みちのく潮風トレイル」とは、2011年の東日本大震災後、持続可能な地域づくりを目指すと共に豊かな自然と地域の暮らしを未来に引き継いでいくために、故・加藤則芳氏の提唱を受け、環境省によって策定された「グリーン復興プロジェクト」の取り組みの一つです。

2019年6月9日に全線開通した、青森県八戸市から福島県相馬市までの4県28市町村にまたがって太平洋沿岸を一本の道でつなぐ全長1,025kmのロングトレイルです。

自然と人との関わり方を考えるために、「自然の中を歩くこと」で「人と自然」「人と人」とのつながりを感じ、自分自身の中に新たな「言葉」を発見していくという行為と言ってもよいかと思います。
トレイルの魅力というのは、歩く速度で普段の目線の高さで自然や人と関われることと、自分の足で歩くということで得られる充実感や達成感なのかもしれません。

また、ルートは地域住民も交え決めていくため、地元でしか知られていない古い道の復活やその地に遺された記憶の風景、さらに絶景が楽しめる道などが設定されていることも魅力のひとつとなっています。

「みちのく潮風トレイル」全線を統括し、拠点となっているのが「名取トレイルセンター」です。ここには、トレイルの管理を委託されている「NPO法人みちのくトレイルクラブ」のスタッフが常駐し、ハイカーのサポートをはじめとして、トレイルに関する情報発信の拠点としての役割だけではなく、「歩く」ための各種講習会の開催、地域住民との交流の場にも使用されています。今回講師をお願いした板橋さんも、こちらのスタッフです。

トレイルは、まだ日本では海外ほど盛んではありませんが、まだ見ぬ景色を求めて潮風を感じながら無心に歩く旅をする「歩くひと」が増えることを願ってやみません。


東京スリバチ学会

NHKで2015年7月に放送された『ブラタモリ』仙台編によって、皆川さんの名前を知った方も多いと思います。

スリバチ・・・つまり谷地形のことです。これを探るために、皆川さんは「東京スリバチ学会」という学会まで立ち上げた方です。

宅地開発が進んだ都市部では、古い地形はどんどん均されていって往年の名残をとどめていないのが現状です。それでも、土地の高低差は残り、暗渠化されても川は残り、何らかの痕跡をその場にとどめているものです。皆川さんたちは、それを探っているのです。

「昔、ここはどんな風景だったのか?」「その当時の人はどんな風景を見ていたのか?」という素朴な疑問から、町がどのように発展していったのか、変わらなかったものは何かが見えてくるのだと思います。

皆川さんからほぼ毎週活動されているということを聞き、驚きました。雨だろうと雪だろうと、とりあえず集まって、自己責任で歩き出す。
そのエネルギーとバイタリティが凄い。

東日本には、各地にスリバチ学会が増殖中だそうです。東北にも「宮城スリバチ学会」「秋田スリバチ学会」ができて、盛んに活動中ということでした。

スリバチ学会、おそるべし!です。


「洞穴小ばなし」

本日の司会を務めている、たまきさんサロンスタッフの私も、実は長年、洞穴探検を趣味にしております。

皆川さんの「スリバチ」地形に触発されて、余談ながら小ネタを用意させていただきました。

洞穴(特に鍾乳洞)関係の探検においても、スリバチ地形は非常に重要なアイテムの一つになっています。

地図記号の「おう地」。この記号が狭い地域に集中して多数記されている場所があります。

それは、鍾乳洞で有名な秋吉台です。実際に現地で見てみるとわかりますが、地面がきれいなスリバチ状にくぼんでいます。これは、その地下にある石灰岩が崩落し空洞ができて地面がくぼんだことを現わしているのです。多くは土没しているので、このくぼみから直接地下世界へ入れるとは限らないのですが、地下に鍾乳洞が存在するかも?というひとつの指針にはなります。

そんなわけで、洞穴探検家はこんなスリバチ地形「ドリーネ」にとても惹かれているのです。


「トーク・セッション」

今回の企画を発案した時に、同じ「歩き」でありながらもフィールドが違う講師をお招きすることになるので、この機会にぜひ対談も組み込みたいと思いました。

(司会者)まず、環境学習施設のたまきさんサロンとして、聞いておきたい問題点があります。それは、歩くことで見えてくる「環境問題」についてです。例えば、過剰な開発による景観の破壊やごみ問題などなのですが、いかがでしょうか?

(内山さん)青葉山は、かつてはお城の水源として大切に守られてきた場所であったのですが、今、青葉山を歩くと、残念ながらごみの不法投棄が目につくようになってしまっています。これは、人が歩かない場所だからこそ捨てられているとも言えるかもしれません。

(司会者)人の目が当てられ、道がきれいに整備されていれば、ゴミも捨てづらいということですね。

(内山さん)青葉山もかつては土の道がかなり多かったわけで、災害のことを考えれば整備も大事なことではありますが、アスファルトの道に整備されてしまうことで、土の道が持つ価値観というものを損ねてしまうということになるのではないかとも思っています。

(皆川さん)仙台では「四ツ谷用水」がいい例ですが、歴史的な痕跡がまだまだ残っている場所があります。忘れられ、あるいは気づかずに整地され失われてしまうのは非常に残念なことです。もっと町の中に眠っているお宝に気づいて目をかけて欲しいですね。

(司会者)開発や整備、景観や遺構の保全の問題は、大きな課題だと思います。

(皆川さん)最近は、水害をはじめとして水の悪い面ばかりが注目されていますが、水と人、水と街との関わりを、もう一度見つめ直すような街歩きを仕掛けていきたいと思っています。

(板橋さん)山と海とのつながりを体感できる「みちのく潮風トレイル」の場合、短い道のりの中でコースが山に入ったり海岸沿いの道になったりしますが、車が入って行けるような林道沿いには大型のごみが不法投棄されていたり、海の入り江にはプラスチックごみが打ち寄せられているのを目の当たりにします。

(司会者)海洋プラスチックごみの問題は、世界規模での大きな環境問題になっています。

(板橋さん)残念に思ったハイカーがごみ拾いをする。歩くことが環境を整備するきっかけにつながっていくということを感じます。

(司会者)先生方が活動されている中で、「歩くひと」としてこの先どんな「野望」を持って歩みを進められていくのかお聞きしたいです。そのためには、乗り越えねばならない壁もたくさん見えていると思います。その辺りも含めて教えてください。

(内山さん)青葉山・八木山には魅力的な場所がたくさんありますが、どうしても避けて通れないのが事故の問題だと思います。いつも自己責任での参加ということを強調していますが、山歩きをする以上は常についてまわる問題です。

(司会者)保険は各自で加入しているのですか?

(内山さん)参加費の中からイベントごとに強制加入にしています。とはいえ、保険ではカバーしきれない事故が発生する可能性があるということです。

(司会者)洞穴探検の場合も企画者がその都度、強制加入しています。

(内山さん)あと問題なのは、道の所有者が誰か、誰が管理する土地なのかということがあります。

(司会者)私有地とのからみですね? どこでも自由に入っていけるわけではない。

(皆川さん)八木山は所有者の許可を取って歩いているわけですね? 国有林の中は自由に歩いてもいいのですか?

(内山さん)「八木山治山ガーデン」という名前があるのですが、そこは自由に歩ける場所です。

(内山さん)危険に対する自己責任の意識や土地の所有・管理区分といった問題は、たしかに大きな壁ではありますが、「歩く」ということの価値を共有することで乗り越えていくという方法もあるのではないかと思っています。

(皆川さん)スリバチ学会としての野望は特にないのですが、地形や水というものに着目して街の魅力を発見するということは、どこの地域においても汎用的に通用する方法論だと思います。そんな趣味を持って街歩きをやってみたいという方は、ぜひお声がけいただきたいです。実際に歩くことやマップづくりをしながら地形ファンを増やしていきたいと考えております。

(司会者)もう一度、『ブラタモリ』を仙台に呼ぶとか?

(皆川さん)今のところ私が出る予定はないのですが、番組の方から私の方へ「何かネタはないですか?」と連絡が来るので、裏の方では動いております。近々、秋田スリバチ学会の会長さんが番組に出演される予定になっておりますので、楽しみにしてください。

(板橋さん)私たちは、ようやく繋がったこの「みちのく潮風トレイル」の道が、最低でも百年は長持ちして続くようにしたいと考えています。それは、道が途絶えないようにすること。そのためには、道の管理を一定の水準で皆さんが安心して歩けるようにし続けることが大切だと思っています。

(司会者)板橋さんは、何か大きな野望は抱いていないのでしょうか?

(板橋さん)個人的なことになりますが、この1,025kmという道を制覇したいと思っています。実はまだ400 km位しか歩いていないのです。

(皆川さん)素朴な疑問なのですが、トレイルは誰でも気軽に歩けるものなのですか?

(板橋さん)基本的には既存の道をルートとして使っているので、街なかを通る道だと普通の恰好でも歩けます。ただ、ルートによってはそれなりの装備や計画が必要になってくる場所もあります。まずは、全線の地図の中から自分の体力や興味にあった場所を選んで歩かれるといいと思います。

(司会者)道の整備のお話が出ましたが、どのような形で行っているのでしょうか?

(板橋さん)行政、NPOが主体となって、ボランティアの方を募って整備をしています。また、登山道などは地域の方々にも整備にご協力いただいています。

(司会者)内山さんの会でも整備をされていましたよね?

(内山さん)金剛沢市有林の道沿いに参加者の足形を型どった標識を置いたり、今年の春には空き地を借りて手作りの公園「青葉山フットパーク」という公園を作りました。

(司会者)そういった整備は何を財源としているのでしょうか?

(内山さん)フットパークについては「緑の環境プラン大賞」という都市緑化機構という団体がやっている賞に応募し、100万円をいただいたので材料費にあてました。労力はすべてボランティアによりますが、そういう地道な作業もまた道に愛着を持ってもらうということにつながると思っています。歩くイベントで来たのが、いつの間にか雑草取り大会に変わっていたなんてこともよくあります。

(司会者)それはそれでいいことですね。何をするにもお金は必要なものなので、イベントのたびに基金や寄付をお願いするというのも、ひとつの手かもしれません。

(内山さん)ガイドマップなども作って販売し、売り上げをプールしておくこともしています。

(司会者)道を整備することによって、多くの人が歩けるようになる。それが、また道の保全につながっていくということでしょうか。

(参加者からの質問)環境省のトレイル、県の宮城オルレなどがあるが、横のつながりはどういうふうになっているのでしょうか?

(板橋さん)今のところ、横のつながりはまだ出来ていない状況ですが、先日も鳴子に新しいオルレのルートが出来ていますし、今後同じ道を歩く仲間として一緒にイベントなどが出来るようになればいいと思っています。

(司会者)仙台市としては、例えば四ツ谷用水の跡を歩くツアーなどを毎年開催していますが、まだ国や県とのつながりは出来ていない状況なので、今回のような企画を通して可能な部分では連携していければよいと考えております。


「まとめ」

今回は座学ではありましたが、いろいろな視点から「歩く」ことの魅力をたっぷりと学べたと思います。同じ風景を見るにしても、違った視点から眺めて見ることで、それまでとは違うものが見えてくるとは、よく言われていることです。

また、歩くことで道ができ、保全にもつながっていくということを学びました。

参加者の中には、まだ「歩き」を本格的に経験されていないという方も多かったのですが、いただいたアンケートには「実際に歩いてみたくなった」という感想が多く寄せられていました。講座企画者としては、うれしい限りです。

例えば、地形や地層、動物や植物、遺跡や化石、自然環境や街並みの変化など、実際にその現場に立ってみないと見えてこない風景があります。そんな新たな風景を求めて、時に時空間をも超えながら、「歩くひと」は旅を続けていくのだと思います。

まずは、近所の散歩からでもいいので、気楽に一歩踏み出してみましょう!

講師の先生方が書かれた本や資料は、たまきさんサロンにも置いてありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

皆川さん、内山さん、板橋さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
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五橋中学校の生徒さんが選んだ“おすすめ図書”を展示中です~~♪

たまきさんサロンスタッフです。
仙台市立五橋中学校の3名の生徒さんが、たまきさんサロンで職場体験学習を行いました。 開館の準備や図書の貸出といった業務をしてもらいながら、たまきさんサロンの約2000冊の図書の中からおすすめの本を1冊ずつ選び、『職場体験学習 おすすめ図書コーナー』の制作と、おすすめ図書ブログの原稿を作ってもらいました。


サロン講座の企画を立てスタッフに向けてプレゼンテーションもしてもらいました。
今後の【たまきさんサロン サロン講座】の参考にさせていただきます!!


『職場体験学習 おすすめ図書コーナー』は11月14日(木)~11月29日(金)の期間、たまきさんサロン内に設置しています。
ぜひぜひ足をお運びくださいませ。


五橋中学校の皆さん、一緒にお仕事出来てよかったです。
お疲れ様でございました。


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