たまきさんブログ」カテゴリーアーカイブ

新着図書のご案内です。

今年の十五夜は10月1日木曜日だそうです。
満月は10月2日だそうなのですが・・・

大気が澄み、月がとても美しく見える季節です。
そもそもは風雅にお月見をされていたそうですが、月が欠けては満つる様子から、農作物の収穫の感謝と祈願をする日となったそうです。神様の依り代の「ススキ」と十五に因んだ15個の「お団子」、この時期とれた「野菜や果物」等をお供えしてお月見を楽しみましょう~♪
晴れると良いですねっ。


それでは、新着図書のご案内です。

・「くぬぎの木いっぽん」(BL出版 近藤薫美子)
・「動物たちの青春白書」(エイ出版社 ワクサカソウヘイ/小林朋道)
・「もしもキリンと恋に落ちたら デートでわかるどうぶつ図鑑」(サンクチュアリ出版 メセグリン/小宮輝之)
・「水族館のサバイバル1 生き残り作戦」(朝日新聞出版 ゴムドリco./韓賢東/HANAPress Inc.)
・「つれてこられただけなのに 外来生物の言い分をきく 生き物たちの心のさけび!」(偕成社 有沢重雄/小宮輝之/今井桂三他)
・「生きものとつながる石ころ探検 ゲッチョ先生の石ころコレクション」(少年写真新聞社 盛口満)
・「歌川国芳いきものとばけもの」(東京書籍 歌川国芳/稲垣進一/悳俊彦)
・「北極と南極の「へぇ~」くらべてわかる地球のこと(環境ノンフィクション)」(学研プラス 中山由美/秋草愛)
・「汽水の匂いに包まれて 牡蠣養殖100年(単行本)」(マガジンランド 畠山重篤)
・「おもしろい!料理の科学」(講談社 平松サリー)
・「ドラえもん科学ワールド スポーツの科学」(小学館 藤子・F・不二雄/藤子プロ/深代千之)
・「こいぬのルナ、コロナウイルスにたちむかう こどもたちの理解とケアのために」(子どもの未来社 アダムM.ウォレス/アダム・リオング他)
・「病魔という悪の物語 チフスのメアリー(文庫本)」(筑摩書房 金森修)
・「【図解】新型コロナウイルス 職場の対策マニュアル」(エクスナレッジ 亀田高志)
・「【図解】新型コロナウイルス メンタルヘルス対策」(エクスナレッジ 亀田高志)
・「仙台領に生きる郷土の偉人傳 明治・大正・昭和の人」(本の森(仙台) 古田義弘)

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ます。
お子さんも楽しく読める本がたくさんあります。
貸出カード作成時には身分証明書が必要となります。
二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

【ご利用にあたってのお願い】
○セミナースペースご利用の際は、定員の半数程度でご利用いただき、利用者同士の距離を確保するなど、感染予
防対策をとりながらご利用ください。
○館内での飲食はお控えください。熱中症予防ための水分補給は構いません。
○マスク着用や入り口での手指消毒、咳エチケットなどにご協力をお願いします。
○サロンスペースの机・椅子は当面の間利用休止とさせていただきます。


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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平  日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
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今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その14

定植から、8週目。
カーテンはさらに生い茂っています。


ゴーヤも大きいもので10センチくらい。
収穫が楽しみです。

中には、まだ小さいうちに黄色く熟してしまうゴーヤもあります。
中から真っ赤な果肉に包まれた種がこぼれます。
見た目は強烈ですが、この果肉は非常に甘くて美味しいものです。

今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その15へつづく・・・

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
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今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦 番外編

9月に入って、ゴーヤは100以上の花を毎日咲かせては散らせています。
その花の蜜や花粉を目当てに、昆虫たちが集まって来ます。
活発に動く彼らによって、同時に受粉も行われているのです。


受粉直後の様子です。

今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦 番外編でした。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
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「泥のリサイクル~お花を植える土に変えよう~」【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
8月29日(土)に、東北大学大学院環境科学研究科 高橋 弘教授を講師にお迎えして、「泥のリサイクル~お花を植える土に変えよう~」と題したサロン講座を開催しました。

まず始めはゴミのお話から。

現在、地球上にはゴミがあふれて、処分場が足りなくなってきています。
地球環境にとってもゴミは決していいものとはいえず、いろいろなところでゴミを減らすべく工夫がされています。
例えば、今年の7月からはレジ袋などの有料化も始まりましたが、買い物に行くときエコバックなどの買い物袋を1つ、カバンに入れておくだけでレジ袋を買う必要がなくなり、ゴミを減らすことに繋げることが出来ます。
その他にも、ゴミをゴミとして捨てるのではなく、1つの資源としてリサイクルすることもゴミを減らすことに繋がります。

普段、私たちが日常的に飲んでいる水。人間が生活していく上で必要不可欠なものですが、元々どこからきているか、意識したことはあるでしょうか?

仙台市の場合は、県内にある3つのダム(釜房、大倉、七北田)に溜められた水が、それぞれ3つの浄水場(茂庭、国見、福岡)へと運ばれ、飲料水をはじめとした安全な水に作り変えられています。
たまきさんサロンの場合は仙台市の中でも青葉区にあるので、大倉ダムから国見浄水場へと運ばれ、きれいになった水を使っているということになります。

浄水場では人々の生活のために、安全な水を作り続けなければなりません。
しかしその結果、ダムの水(原水)から取り除いた小さな土砂や浮遊物などの「浄水発生土」と呼ばれているゴミが毎年大量に発生しています。県内だけでも、1年間に発生する分を一般的な家庭のお風呂に溜めるとすると、26,000個分必要になります。全国で考えてみると1年間ではなんと1,000,000個分!

これらは産業廃棄物として最終処分場へ捨てられています。最近ではセメント工場へもっていってもらい、使ってもらうこともあるそうですが、どちらもお金をかけて、または相手方に費用を支払って行われているそうです。

今回の講座では、まさに浄水場から毎年大量に出ている不要な泥土を「園芸用の土」としてリサイクルする過程や、実際にどんなところで使われているのかなど、たくさんのことを教えていただきました。

屋上の緑化工事の場合には,使用する土が重いと建物への負荷が大きくなり、また基本的に自然の降雨のみで緑化を行うメンテナンスフリーが原則なので、軽くて保水力の大きい土が望ましいということになります。
リサイクル土を使用した場合は、 実際の土と比べて軽い上に保水力も大きいので、メンテナンスが不要であり、近年増えてきているそうです。
また、実際に夏場の温度を下げる効果や、来館者を癒す効果などが実証されているそうです。

講座の中では高橋先生にご用意いただいたキットを使って、実際に「浄水発生土」を「園芸用の土」に変える体験も行いました。
本来であれば、作業の過程でリサイクル土を使用する場所の生態系を壊さないために、浄水発生土の天日乾燥を行うようなのですが、今回は難しいため模擬の浄水発生土を使っています。

まず、水の入った容器の中に模擬の浄水発生土を入れます。

ある程度水と混ざったら、古紙を半分ずつ2回に分けてまぜ、紙の色が変わってきたら塊が残らないように、一生懸命に混ぜます。このとき使用する古紙には、マンガや新聞紙、タウンページなど表面のコーティングがされていない紙の方が適しているそうです。

次に魔法の粉をいれ、さらに混ぜ混ぜ。
納豆のような粘り気が出てきて少し混ぜるのも大変そうでしたが、糸が出なくなるまでひたすらに混ぜていると、土のように重くなっていきます。この魔法の粉の正体は赤ちゃんなどのおむつにも使われている吸水性ポリマーなので、触ってしまっても害はないそうです。

最後に分散剤と呼ばれている液体を入れて混ぜることによって、それまでの水気を含んだようなねばねばした感じからそぼろ状のパサパサとしたものに変化します。

今まであった水分はどこに行ったの?と思いますが、実際にこの見た目パサパサとしている土を絞ってみると、たくさんの水が出てきます。吸水性ポリマーによって水が蓄えられているのです。

これで土は完成です。この土を使って早速お花を植えてみました!
今回はたくさんの種類があるベゴニアの中でも「四季咲きベゴニア・八重咲」などとも呼ばれている、日本では最もポピュラーな種類のベゴニアを使用しました。

浄水場で発生する浄水発生土をはじめ、津波が川に残していったたくさんの土砂やヘドロも「園芸用の土」としてだけでなく、堤防の補強や、洪水時河川を一時的に氾濫させる遊水池の堤防造成にも使われているそうです。

工事現場から出る泥水もリサイクルされていて、地下鉄東西線の薬師堂駅を作る際にでた泥土は、秋保の道路拡張工事の際に使用されたそうです。リサイクルされて作られた土は、アルカリ性のため年数を経ても雑草が生えづらく、そういった処理に手間や費用をかけたくない場所で使われることも多いそうです。

また、堤防に使用する土には硬さが必要なため、セメントをいれるそうなのですが、古紙を加えると繊維同士の絡まりが強くなり、強度もさらに高まるそうです。この手法は日本の伝統的な土壁に使われている手法が原点なのだとか。

実際にノコギリを使って、古紙が混ざっているものと混ざっていないもの、どれほど違うのか切った感覚を確かめてもらいました。
すると、やはり古紙が混ざっている方が少し固く感じられたようでした。

最後に今回植えた「ベゴニア」の育て方についてサロンスタッフよりちょっと小話。
ご自宅に持ち帰られたあとも、元気に花を咲かせ、葉を茂らせてくれることを願っています。

今回の講座を通して、不要とされているゴミも、使い方次第では有効な資源として使うことが出来ることを教わりました。ヘドロや泥に対するイメージも今回の講座をきっかけに少し変わっていたら嬉しいです。

普段からリサイクルに興味や関心を持って、ゴミが少なくなるような工夫を考えることが出来たら、地球にとっても、社会にとってもいいことになるのではないでしょうか。
まずはエコバックを持つことなど、身近なところから少しずつ始めていこうと思いました。

東北大学大学院環境科学研究科 高橋 弘先生、お手伝いしてくださった大室 ひなさん、デリマ ケニー バレンタイン シマルマタさん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
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今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その13

定植から、7週目。
あんなに小さかったゴーヤがだいぶ大きくなって、ゴーヤらしい姿になってきました。


全体的にはこんな感じ。
前回よりも緑のカーテンらしくなってきました。

もう少し伸びたら、サーモカメラを使ってカーテンの効果を測定します。

今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その14へつづく・・・

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今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その12

定植から、6週目を迎えました。毎日暑いですね。
ようやく緑のカーテンらしくなってきたかな??


ゴーヤの雌花の下が膨らんできました。

ミニゴーヤ、かわいいです。


今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その13へつづく・・・

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臨時休館日のお知らせと新着図書のご案内です。

たまきさんサロンスタッフです。
8月30日(日)は臨時休館となります。
ご来館予定のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

さて、【トウモロコシ】の美味しい季節です。
先まで実が詰まっていて、皮は緑色、ひげは量が多く茶色くなっているものを選ぶと実がぎっしり詰まった甘いトウモロコシを選ぶことができるそうです。

「ひげ」は中国では生薬として、欧米では民間薬として使われておりアンチエイジングやデトックス作用があるそうです。
「芯」も実と同様の栄養が詰まっています。
捨ててしまうのはもったいない!

なので、「トウモロコシ炊き込みご飯」はいかがでしょう~

「実」と「ひげの白い部分を粗みじん切りにしたもの」と「芯をたて割りにしたもの」を入れて炊くだけです。
炊き上がったら芯は取り除いてくださいねっ~

また、「ゆでトウモロコシ」は1~2枚程度の皮をつけたまま調理をすると実がシワシワにならずにおいしく食べることができます~

本を読んで~小腹がすいたら~トウモロコシ~♪
だいぶ昔…スタッフが子どものころは「とみぎ」と呼んでいました。
今も通じるのでしょうか…

それでは、新着図書のご案内です。

・「タンタンタンゴはパパふたり」(ポット出版 ジャスティン・リチャードソン ピーター・パーネル/ヘンリー・コール/尾辻かな子/前田和男)
・「りゆうがあります(わたしのえほん)」(PHP研究所 ヨシタケシンスケ)
・「からだのふしぎ けがとびょうきのなぞ」(世界文化社 にしもとおさむ)
・「食べ物で見つけた進化のふしぎ ゲッチョ先生の食べ物コレクション」(少年写真新聞社 盛口満)
・「細菌ホテル」(金の星社 キムソンファ/クォンスジン/キムリョンオン他)
・「水の生物 新版(小学館の図鑑NEO)」(小学館 白山義久/窪寺恒己/久保田信他)
・「今解き教室サイエンスJSEC junior vol.1(2020)未来の科学技術を伝える 情報・通信技術の発達」(朝日新聞社)
・「今解き教室サイエンス JSEC junior vol.2(2020)未来の科学技術を伝える 地震・噴火・防災」(朝日新聞社)
・「アリエナクナイ科学ノ教科書2」(ソシム くられ/薬理凶室)
・「だれかに話したくなる あやしい植物図鑑」(ダイヤモンド社 菅原久夫/白井匠/クリハラタカシ)
・「八百屋とかんがえるオーガニック!」(KTC中央出版 warmerwarmer)
・「二十四節気で楽しむ庭仕事」(築地書館 ひきちガーデンサービス)
・「キャラでわかる!はじめての感染症図鑑」(日本図書センター 岡田晴恵/いとうみつる)
・「消えゆくアラル海 再生に向けて」(藤原書店 石田紀郎)
・「知識ゼロからの古文書を読む」(幻冬舎 古賀弘幸)

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ます。
貸出カード作成時には身分証明書が必要となります。
二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

【ご利用にあたってのお願い】
○セミナースペースご利用の際は、定員の半数程度でご利用いただき、利用者同士の距離を確保するなど、感染予
防対策をとりながらご利用ください。
○館内での飲食はお控えください。熱中症予防ための水分補給は構いません。
○マスク着用や入り口での手指消毒、咳エチケットなどにご協力をお願いします。
○サロンスペースの机・椅子は当面の間利用休止とさせていただきます。


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休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
臨時休館日 8月30日(日)
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「杜の都環境プラン」等の中間案についてご意見を募集します

仙台市では、「杜の都環境プラン(仙台市環境基本計画)」及び個別計画である「仙台市地球温暖化対策推進計画」、「仙台市一般廃棄物処理基本計画」について、改定に向けた検討を進めています。

このたび、次期計画(計画期間:令和3年度から12年度)の中間案を取りまとめましたので、市民の皆さまからご意見を募集するとともに、説明会を開催します。

詳しくは,仙台市ホームページをご覧ください。
https://www.city.sendai.jp/kankyo-chose/ikenboshu.html



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今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その11

定植から、5週目を迎えました。
梅雨が明けて暑い日が続き、ゴーヤも朝顔もゆっくりながらもすくすくと成長中です。


今日は、ゴーヤの「摘心」を行いました。

摘心とは、茎から出ている子づるや孫づるを元気に伸ばしてあげるために、あえて親づるの先をカットする作業のことです。

脇芽を伸ばして葉をたくさん茂らせたり、実を多くつけさせるための大事な手入れです。


今年もゴーヤだ!緑のカーテン大作戦レポート その12へつづく・・・

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8月30日(日)は臨時休館です。
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仙台七夕の由来と再生紙~8万羽の折り鶴のゆくえ~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
8月2日(日)、仙台七夕飾りを手掛けておられる創業明治16年の鳴海屋紙商事株式会社の営業部長 鳴海 幸一郎さんをお迎えして、サロン講座「仙台七夕の由来と再生紙~8万羽の折り鶴のゆくえ~」を開催しました。

「戦後続いてきた仙台七夕が今年は開催されないことになってしまいましたが、七夕まつりは、元来「願い」「祈り」の祭りです。
仙台市中心部商店街さんや地元の商店会さん等が、【次回に思いをつなごう、次回、無事の開催を目指して七夕を楽しもう】と、商店街を訪れた市民のみなさまが七夕の雰囲気を感じられるよう小さめの七夕飾りを飾りました。
今日はみなさんも次回に思いを繋ぎ、次回、無事の開催を目指して、七夕を楽んでいただけたら…」と、鳴海さんのご挨拶から始まりました。

まずはミニ七夕飾りを作ります。
見本を見ながら、7つ飾りのうちの3つ、巾着(きんちゃく)・投網(とうあみ)・屑かご(くずかご)を作りました。


紙の裏表を確認しながら、ひとつひとつていねいに作ります。
「余った材料や、小さなキットが入っていた小袋などは持ち帰って、分別をして捨ててください」とのこと…これも七夕飾りに込められた願いです。


ミニ七夕飾りを作った後は、七夕祭りの由来について教えていただきました。
七夕まつりは中国の乞功奠(きこうでん)という星祭りに由来し、中国から台湾を経由したと思られ、その後、日本の京都・奈良に伝わり、京都から宮中行事として仙台に約450年程前に伊達政宗公が仙台に伝えたといわれています。

七つ道具の意味合いにもつながっていきますが、伊達政宗公が当時の世情の中で女性の節句祭りとしてお持ち帰りになった事は、伊達藩にとって大事なことではなかったでしょうか。
先見の目があった粋な武将、伊達男だったといわれる所以にもなったのではないかと鳴海さんは考えていらいらっしゃるとのことでした。

「機織りが上手な織姫さまと牛飼いで努力家の彦星さまが自分たちの仕事をおろそかにして、遊んでばかりいました。そこで天帝は、『自分たちのやらなければならないことを行ってから、好きなことをしなさい』と、織姫さまと彦星さまを離し、年に1度だけ七月七日に会うことを許しました。」

「勉強や仕事など、自分のやるべきことをしなかったら、その事を知っているのは誰でしょう?自分を一番見ているのは自分です。今日の自分はどうだったでしょう…たまには休んでも良い、その分は次に頑張れば良い…自分自身を見つめなおして道を究めなさい…と七夕さんは伝えたいのではないか」ということでした。
お話を聞いて、背筋が伸び、襟を正す思いです。

次は7つ飾りについて教えていただきました。
本来であれば、ひとつひとつはさみで切って糊で貼って7つの飾りをつくっていきます。


一つ目は、吹流し(ふきながし)
織糸をかたどって飾ります。
今は紙が主流ですが、昔は紙が貴重だったため、生糸を飾りに使っていました。

二つ目は、折鶴(おりづる)
家族の長寿を願い、長生きしてほしい家族の歳の数や長寿を願った数をおります。
自分で決めた想いを、祈りを込め自分でやり遂げる大切さを教えています。


三つ目は、短冊(たんざく)

現在は願い事を書いていますが、昔は文字が上手になるように願いを込めて「七夕」「おりひめ」「ひこぼし」「天の川」などの言葉を書いていました。
間違ったり、満足いかない出来だったものも一緒に飾ります。
目標にどう近づけていったか、頑張った過程が大切です。
願いが叶うように祈りながら墨で書き、上手や下手は関係なく、最後まで自分でしっかり書くことが大事だと教わりました。


四つ目は、紙の着物(かみのきもの)

裁縫や手芸の上達の願いと、子どもが事故にあわないように、病気やケガをしないように、無事に青年期を迎えられるようにという願いを込め3~4歳児が着る大きさの着物を先端に飾ります。


五つ目は、投網(とあみ)

お魚をとる網をかたどっていますが、大漁豊作を願う飾りです。お魚やお肉や野菜が取れますようにという思いが込められています。
わたし達は食べ物から力をもらって生きています。

鳴き声も言葉も発しない植物、鳴き声は発するが言葉を持たない動物、彼らの力をいただいて私たちは生きています。 彼らの力を無駄にしてはいけない、大事に無駄なくいただくことの努力の大切さを教えています。


六つ目は、屑かご(くずかご)

屑かごの中は飾り作りで出た紙屑を入れて作り飾ります。
食べ物と同じように何も言わぬ、私たちに力を貸してくれている道具たちも、感謝をもって最後まで大切に使い切ることの大切さを教えています。


七つ目は、巾着(きんちゃく)

お財布を表しています。むだ使いをやめ、質素倹約、節約の心を養うために飾ります。

「一つの表現としてですが、事故に遭わず、ケガや病気をせず長生きをすれば余計にお金はかからない、食べ物からしっかり力をもらい自分に蓄えれば健康でいられ、物を大切にすれば無駄に道具を買うこともなく、毎日少しずつお金がたまっていく… 七夕さんは七つ道具の締めに、正しいお金の使い方を身につけた大人になってもらいたいということを伝えたいのではないか」と鳴海さんは感じているそうです。


そして、仙台七夕は吹き流しの上部に、「くす玉」という丸い球体を飾ります。
仙台の青葉通りにあった老舗店「森天佑堂」の旦那さんによって初めて戦後復興を願って編み出されました。


ここからは、七夕の飾りつけ、設置から片づけまでを教えていただきました。
飾りづくりは女方の仕事で春彼岸から準備などが始まります。
紙の飾りなので湿気や温度に敏感で、仙台七夕まつりの日にいちばんきれいに咲かせるためには2か月前程からトップスピードを掛けて一気に作り上げるのだそうです。
男方は8月4日笹竹の取付け、6日飾りの取付け、8日「葉っぱひとつ残すな!」の合言葉のもとすべての片付けの3日間だそうです。

取付けから撤去までの様子の動画を見せていただきました。

午前9時までに飾りつけを終わらせなければいけない、真夜中~早朝の間の作業です。
動画を見ていると仙台七夕飾りが恋しくなりました。

8日の撤去は21時から23時59分までの間に「葉っぱひとつ残さず」すべて撤去するのだそうです。

そして、幹、葉っぱ、飾りとそれぞれ分別します。
さらに、竹の太い部分は仙台市のごみ焼却炉やお焚き上げの焚き付け用の薪として活躍しています。


また、ひとつの短冊に書かれた願いごとがきっかけで、仙台市立の小中学校に通う児童生徒による故郷復興プロジェクトの折り鶴も「再生紙」に生まれ変わることになったそうです。88,000羽の祈りを子どもたちに返したいとの思いから活動が始まりました。


この「再生紙」が最初に使用されたのが、オリンピック2連覇を達成した羽生結弦選手への表彰状でした。


その後、小学校の卒業証書や入学要覧、卒業要覧、ノート、等にも活用されることになり、また、【宮城野カルタ】の絵札・読み札がこの再生紙で作られました。

子どもたちが祈りを込めて折った8万羽の折り鶴が仙台七夕で祭られ、その後、たくさんの子どもたちや裏方さんの手で分別され「再生紙」となって生まれ変わり、再び子どもたちのもとへと戻っていくのです。

2017、2018年の再生紙のしおりをいただきました。
2019年の再生紙はコロナ過の影響で解体・分別作業等をすることができず、現在保管されているそうです。


最後に、鳴海さんは、
「何も言わない紙飾りには秘められた思いがあり、仙台にゆかりのある方は何がしかの気持ちが入っているのではないかと思います。
例年とは違いますが、8月中、場所によって期間はまちまちですが、仙台市内いろいろな商店街で七夕飾りが飾られます。
七夕飾りを楽しんでいただき、飾り込められた祈りに思いをはせていただければ、また、みなさんの周りの方にもお伝えいただければ幸いです。」と、締めくくられました。


鳴海屋紙商事 鳴海幸一郎さん、ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

次回、無事に開催されます仙台七夕まつりで七夕飾りが見られますように…


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※8月30日(日)は臨時休館日です。
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