環境」カテゴリーアーカイブ

「たまきさんサロン新着図書情報」

たまきさんサロンスタッフです。

新着図書のご案内です。

 

 

 

 

 

・「でんじろう先生のわくわく科学実験」(米村でんじろう)

・「小学館の図鑑NEO 新版 植物」

 

 

 

 

 

 

・「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ)

 

 

 

 

 

 

・「AIのサバイバル」(ゴムドリco/ハンヒョンドン)

・「ドラえもん科学ワールド 電気の不思議」(藤子・F・不二雄/近藤圭一郎/小学館ドラえもんルーム)

 

 

 

 

 

 

・「しあわせの牛乳」(佐藤慧/安田菜津紀)

・「恋するいきもの図鑑」(今泉忠明)

 

 

 

 

 

 

・「手しごといっぱい!」(としくらえみ)

・「マンガでわかる ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと」(鎌田洋/松浦はこ)

 

 

 

 

 

 

・「あたらしい路上のつくり方」(影山裕樹)

・「自然エネルギーのソーシャルデザイン スマートコミュニティの水系モデル」(大内秀明/吉野博/増田聡)

 

 

 

 

 

 

・「爪王」(戸川幸夫/矢口高雄)

 

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ますので、ぜひご利用ください。

貸出カード作成時に身分証明書が必要となります。

二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月26日(日)は設備点検のため臨時休館いたします。

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いやぁ〜暑い。暑すぎる若林区荒町 毘沙門天王祭で打ち水だよ。

こんにちは〜。
本日は、恒例!若林区荒町の夏のお祭り「毘沙門天王祭」で、近隣の子供達が稚児行列で打ち水をする日なのだけど。。。。暑すぎない?なんか日向に出るだけでクラクラする感じなんだけど。


あ。放射温度計持ってきたの。
じゃ、ちょいと測ってみてっと「64.5℃」。。。。。なんだこりゃ。


ちょっと日陰の温度も測ってみるか。
「36.0℃」日陰の温度が体温に近い。。。むか〜しむかし。オーストラリアの内陸砂漠の町チラゴーってとこで、あんまり暑いんで気温測ったら、日陰で37℃あったことあるけど、変わんないじゃん。


ちなみに今日のある意味主役、打ち水をすると何度になるのかな?
「49.5℃」すげ!一気に下がったけど、暑いことには変わりはないな。


じゃぁ水の温度は。「28.0℃」なるほどね。


もうね。こういう死んでしまうような暑い日は、これだよこれ。
かき氷「マイナス8.5℃」
〜〜〜そしてこのあと、放射温度計は温度が上がりすぎて警告灯が灯くという始末。いったい何なんだ今日は。


お〜となりで、さらに暑い集団がいるぞ!
伊達武将隊、伊達政宗@お館様と、伊達成実様。片倉小十郎重綱様。そして本日の神輿担ぎ隊の皆さんでした。そして記念写真撮ってんの。暑いですよね〜。


子供達もやってきた。今日は暑すぎなんで、みんなは児童館で涼んでました。


やぁやぁ。よく来たね。
とてもとても子供達に優しい小十郎様だったりする。


400年たってから蘇ったって?
「いや、正確には380年ほどだが」のような話をしてた。
なんと仲良しなことかとね。


ゲロゲ〜ロって、カエルのマネではありません。
実際に地面を触ってみて、これは熱い。熱すぎる。


ってことで、さすがに暑くて危険なので、今日は片道。荒町小学校まで打ち水をしたら、解散とします。
途中で一回、日陰で休憩も取るので、できるだけ水分もとって体に気をつけて、無理しないでくださいね。
と、商店会長さんです。一度取材させてもらいましたね。


はい。獅子舞もきたよ〜。
頭を噛んでもらうと、健康でいられるよー〜。
「はい」「はい」「はい!!」


みんな元気が良いね〜。では「ガブ」


では。始めよう。
皆の者。この猛暑が続くなか健気にも、よく集まってきてくれた。
まずは毘沙門天王祭。開催おめでとう。
我ら伊達武将隊は、せんだいE-Action推進武将隊として、省エネルギー推進のためこうやって活動していおる。
さすがに今年の暑さは大変である。この400年間にはこんな暑さはなかった。


皆。この数日の暑さはこれまでにはない大変なものなので、無理をせず。エアコンで涼むのじゃ。


そして、暑さも峠を越したら、わしらの勧める、400年前の知恵を生かした伝統的な涼み方「打ち水」を、実践してみてくれ。
成実。打ち水を皆に説明してくれ!


打ち水とは、電気がなかった我らの時代に、涼しく過ごすための知恵だ。
暑くなった地面に水を撒くと、蒸発するときに熱を奪って涼しくしてくれる。エネルギーを使わないで賢く涼む、現在でも通用する知恵だ。
特に朝や夕方に打ち水をすると効果があるのだ。


では、みんなで集合写真を撮るよ。手はこうやって、掛け声をみんなで!


E-Action!


はい。水を受け取って受け取って。


桶を持って。いっくぞ。いっくぞ。


イザ。出陣だ!。〜〜〜ってことで、これより普段の3倍の写真で進行しますので、とにかくチョイチョイ見てってね〜。


暑い暑い。
おせんべい屋さん。ご苦労さんです。


涼しげな笑顔ですね〜。でも甲冑なんか、すっごい温度です。


打ち水じゃ。


どんどん涼しくするぞ。


ほら!


パンやさ〜ん。通りの向こうから、ありがとうな。


焼けたシャッターに打ち水。


郵便局の前では、雀踊り。


やぁ。城下の皆々。毘沙門天王祭。おめでとうございます。


打ち水〜で涼しく。


成実さんも子供と一緒に打ち水。


小十郎さんも打ち水。
なんか空の色が凄いです。


みんな出てきてくれてありがとう!


いやぁ〜暑い暑い。駐車場で休憩。水分補給だ。


お母さんたちがいれてくれた、麦茶だよ〜。飲んで飲んで。


う〜ん美味しい。


ニカッとしてますね。
ちなみに今日は暑すぎて、カメラも大変です。強か弱しかないセッティングです。


さて、じゃ、また行くよ〜。
沿道の皆さん。おめでとうございます。


こちらもまた。毘沙門天王祭おめでとうございます。


これ。なんの会話しているかわかります?
ペット屋さんの前を通りかかったとき。
「わしゃな。蛇が好きでのう。こうやって首のあたりに巻いて・・・」なんて話をしていたとこ。涼しいってことかな?


打ち水じゃ。


あら!伊達政宗さん!!
「よ!暑いのう。」


そうこうしているうちに。。。


もう着いちゃった。


荒町小学校へ到着〜!


イエ〜〜〜!
なに喜んでいると思う?


ここに着いたら、アイスクリ〜ム!!
「はい。食べて食べて〜。」


それを大人は記念写真。


記念写真イエ〜イ!


武将隊とも記念写真。
こりゃ良い思い出になる。


では、最後に、伊達政宗様からお言葉だ!
「今日は、天気予報では35℃だったが、もう出発するときには36℃もあった。過去最高の気温だそうだ。いいか。無理せずエアコンを使うのだ。体を大切に、病気にならないことが大切だ。」



お主が健康であれば世の中の誰かを幸せにできる。そして、この大変な時期を越えたら打ち水で、省エネに励めば良い。今は無理はするな。
今日の稚児行列は、大義であった。
打ち水を朝晩に励めば、夏休みの自由研究にもできる。この夏休みを、一生の思い出にするのだ。いいな。


では、今日の記念に、勝どきをあげよう。
右手を上げるのだ。いくぞ!
エイエイオ〜!



エイエイオ〜!
エイエイオ〜!!!
大変な1日でしたが、無事に打ち水行事が完了しました。ありがとうございました〜。


そして。本日最後の最後のひとコマ。
バケツに残っていた水を一気に撒いてる写真。ちょうど長いレンズだったんで、こんなでした。
そして本日。仙台は観測史上初の、37.3℃を記録しました。暑いはずだ。。。

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わたしたちの“七夕さん”~誰かに教えたくなる仙台七夕の物語~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

7月7日(土)は、風の時編集部代表の佐藤正実さんを講師にお迎えして、サロン講座『わたしたちの“七夕さん”~誰かに教えたくなる仙台七夕の物語~』を開催しました。

 

 

 

 

 

たまきさんサロンでは、毎年七夕の時期に七夕に携わっている講師の方を毎年お招きし、七夕の歴史を振り返ったり、七夕飾りを実際に作ってみるといった「仙台七夕」に関する講座を開催しています。

今回は、史料として現存する仙台七夕に関する写真や絵葉書、ポスターを通して、仙台七夕の歴史や変遷を教わりました。

 

 

 

 

 

<黎明期>

七夕まつりは、古代中国の乞巧奠(きっこうでん)という儀礼と星祭り伝説に由来し、中国から七世紀頃、日本に伝来したと言われています。我が国最古の記述があるのは万葉集です。

宮廷行事として始まった七夕は、武家、そして民間の年中行事として広く浸透していきます。

 

 

 

 

 

<江戸期 藩政時代>

仙台の七夕は、伊達政宗公が子女の技芸上達のために奨励し、年中行事として藩内に広まっていったと言われています。

<明治期>

明治時代になると、五節句(江戸時代の幕府の公式行事:人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句)が廃止されます。このことによって七夕は国の祝日行事ではなくなり、年中行事としては衰退してしまうのですが、その慣習だけは現在に至るまで民間行事として残っています。(七草粥、ひな祭り等)

さらに、明治6年から暦が「旧暦(太陰暦)」から「新暦(太陽暦)」に変わりました。

この改暦はひと月遅れで開催されている仙台七夕にも関係しています。

 

 

 

 

 

【旧暦・新暦・中暦】

仙台七夕は農業における五穀豊穣を祈る行事として根付いていたことや、学校や家庭における「習い事上達」という教育上の意味付けがされていたということもあり、その伝統が守られてきました。

もともと仙台七夕は、旧暦の七月七日に開催されていましたが、これは稲の開花時期とお盆の間にあたります。しかし、新暦では七月七日は仙台の梅雨時期と重なり、五穀豊穣を祈る行事として時期が合わなかったため、仙台七夕においては旧暦時期のまま開催を継続されたのだと考えられています。

その後、仙台七夕は新暦のひと月遅れである中暦の八月七日の開催となり、現在に至ります。

 

 

 

 

 

【明治43年からひと月遅れで開催】

現在、仙台七夕の飾り物と言えば、七つ飾り(吹流し・折鶴・短冊・紙衣・投網・くずかご・巾着)が主流ですが、明治時代から戦前までは「行燈」や「七夕線香」といったものも飾られていたことが、絵葉書などから分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【七つ飾り】

<大正期>

1923年(大正12年)9月1日、関東大震災が起こります。

この震災を機に不景気に突入し、全国的に物が売れなくなってしまいます。

仙台では、一番町商店街が「連合大売出し」を行い、商店街の活性化を図りました。

これに一役買ったのが、仙台七夕でした。

各商店が独自の工夫を競う「七夕飾り付けコンクール」も企画され、仙台七夕は年々盛大になり、街中は多くの人で賑わうようになりました。

関東大震災は大きな災害でしたが、七夕が庶民の静かな年中行事から大規模な観光行事として変貌を遂げたひとつの契機になりました。

 

 

 

 

 

【絢爛豪華ではないが、涼しさを感じさせる肴町の七夕飾り】

<昭和期 戦前>

観光資源となった仙台七夕は、飾りのアイデアが一層進み、より人目を惹く「三連提灯」

「仕掛物」なども登場してきます。大きな商店で作った歴史物やお化け屋敷など二十台ほどの仕掛物が七夕を飾ったそうです。1932年(昭和7年)には、当時の仙台の人口20万人に対して、七夕祭りに15万人の人出があったという記録が残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【伊達政宗没後三百年にあたる1935年(昭和10年)の三越デパートと大町の飾り物】

ここで、本日の特別ゲストが紹介されました。

「七夕の仕掛けモノを作ろうプロジェクト」代表の三原良夫さんです。昨年度の仙台七夕飾り仕掛物賞で、三原さんの作った仕掛物が金賞を受賞されました。

三原さんは、仙台七夕のもう一つの伝統である「仕掛物」の復活に尽力されている方です。今年は、原町本通りに「花咲か爺さん」の仕掛け物を出展されるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【七夕の仕掛物】

<昭和期 戦後>

戦争が激しくなると仙台七夕も中止となりましたが、終戦翌年の1946年(昭和21年)に十年ぶりに再開されました。

仙台の町も戦災から復興し、時代や世相によって様々なデザインで彩られた仙台七夕は、全国に「仙台七夕まつり」の名前を広めながら昭和の時代を駆け抜けました。

1956年(昭和31年)には、画家の山下清さんが仙台を訪れ仙台七夕を写生しています。

1962年(昭和37年)には、島倉千代子さんの「七夕おどり」が発売されました。

1964年(昭和39年)には、中央通りのアーケードが完成したことで、これまで雨に泣

かされてきた仙台七夕でしたが、雨の日でも楽しめるようになりました。ちなみに昭和

26年に「森天祐堂」の七夕博士と呼ばれた森権五郎さんによって考案された、急な雨に

もすぐ対応できる滑車式の七夕飾りが、現在でも使われています。

1987年(昭和62年)には、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」の放送もあり、仙台七夕

まつりは265万人という史上最高の人出を記録します。

<平成期>

藩政期から数えて四百年余り、仙台七夕は笹竹と和紙を使った「七つ飾り」を基本とする、明治期にその型が確立した伝統文化です。震災や戦災からの復興、不況回復、五穀豊穣祈願、平和祈願など人々の祈りを七夕飾りという形によって表し、継承されてきた仙台独自の文化と言えるのではないでしょうか。

誰かに教えたくなるようなエピソードと共に、これからも私たちの仙台七夕をさらに発展させ守っていきたいと思いました。

講師の佐藤正実さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

*参考文献:「仙台七夕まつり 七夕七彩」近江惠美子 (2007年7月27日発行)有限会社イーピー 風の時編集部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【現在の仙台七夕まつり】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【仙台七夕まつり歴代ポスター展】

たまきさんサロンでは、本講座に関連して「仙台七夕まつり歴代ポスター展」を7/7~7/22まで開催しました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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荒町児童館で環境教育だよ

こんにちは。
なんか扉の向こうが大変なことになっているよ。。。荒町児童館。そうです!夏の恒例行事。毘沙門天王祭の稚児行列で、門前の荒町商店街へ打ち水をする児童に、事前に環境のことを学んでもらおう!っという学習の時間の取材できてます。


みなさんこんにちは〜。
みやぎ・環境とくらし・ネットワークMELONの吉田です。
今日はみなさんと、旬の食べ物と地球温暖化について勉強しようと思います。


こんにちは。宮城県地球温暖化防止活動推進員の佐藤と後藤です。今日はよろしくお願いします。


おねがいいしま〜す。
今日も外はすごい暑さです。今年の暑さは、ちょっとおかしいなと思っていたら、気象庁も災害レベルだと発表しましたね。
ただ、子供たちの熱気もすごいです!


今日はみなさんに、環境のことを学んでもらいまして、そのあと「〇〇ボックスで遊ぼう」というゲームをしてもらいます。
まず、この写真をみてください。この写真の山が、温暖化でこうなっちゃいました。


どう?
「雪が溶けちゃってます」


ほかには?
はい。は〜い。は〜〜い。
すっごいヤル気です。


「山の形も変わってます。」


そうだね。温暖化で崖崩れが起きて、下の村が洪水で沈んでしまったりしています。
ほかにも、沖縄の海ではサンゴが死んで白くなったりしています。


地球上では、九州と四国を合わせた分ぐらいの面積が、毎年砂漠に変わっています。
では、地球温暖化には何ができますか?


出来るだけ、自然の力を使うことが大切だと思います。


続いてMELONさんのお話。
食べ物も、例えば白菜とかスーパーでは一年中売ってたりしますが、春や秋は高いですよね。
食べ物には「旬」というものがあります。旬に取れた食べ物は栄養があって、育てるのにも無駄なエネルギーがいりません。


では、食べ物もいつ食べたら栄養もあって節約になるか?この〇〇ボックスを使って勉強しますので、取りに来てください。


何が描いてあるんだろうね?


では、ボックスの茶色の線が引いてあるところを見てください。


そのみなさんの持っている箱の中で「夏が旬」の食べ物があったら、持ってきてください。


トマトにキュウリにピーマンさやいんげん。


でも、筍は春が旬だね。山芋は秋が旬です。


このように食べ物は、スーパーに行った時に「旬」を選んで買うようにしましょう。それが、環境に優しい行動になるのです。


夏なのに白菜は売っているけど、冬ほど栄養がないし、値段も高い。みんな賢い買い物を憶えてくださいね。


さらに、学校とかで緑のカーテンを育てている方は?
緑のカーテンは、自然の力で日陰の温度を下げてくれます。また、水蒸気も出してくれるので、涼しく過ごすことができます。
こうやって、工夫して暑い夏を乗り切ってくださいね。


そして、ちょっと時間が余ったので、手回し発電機でおもちゃを動かし発電体験を楽しんでもらいつつ。


今日の環境学習のご褒美にノートのプレゼントです。
「使えるのかな?」って声が聞こえたと思ったら「去年もらったけど、すごくいっぱい使ったよ〜」って元気のいい男の子の声も聞こえた。


それでは、来週が稚児行列の本番だけど、よろしくお願いね〜。またね〜。

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「目からウロコの環境講座」と草屋根。なんじゃそりゃ?

本日の取材先は、シンプルアンドスローライフの会の柳沼さんとこです。
杜乃草屋根TinyHouseぷろじぇくと
第1回目からウロコの環境講座By Professer Nakata
ぷらす
あなたもできる草屋根体験share with you
〜なんじゃそりゃ??タイトル聞いただけでは、本体が想像できない!


ん?この中田教授って。。。はい。ちょっと前に環境講座取材しましたね。東北大学大学院 工学部の中田俊彦先生です。でも「目からウロコ」ってのはなんでしょ?じゃぁブログスタート。


え〜まいどまいどの柳沼さんです。
まずはプロフィール紹介など色々となんだけど、なんせ今日は長いので、もう端折って進めましょう。
どうやら30年前から環境学習に興味があったそうで。小学校の教員もやってたんだけど、とうちゃんと一緒に環境の分析とかする会社を立ち上げたのだそうな。


<<とうちゃん


そしてですね。マンションの一室で10年ぐらい分析やら何やらやってたんだけど、一念発起!もっと自然な暮らしを実感しようと街中からこちら実沢にやって来たそうな。


とうちゃん曰く
「環境学習は関心ごとの違いか女性中心のことが多かったけど、お父さんのDIYを狙いで、この規模でどうだろうと。」そして自虐的に「ちょっとDIYにしては大きすぎますけどね。」


はず手始めに犬小屋を草屋根に変えてみることに。そのデータでもって、こちらの「杜のあしびな」の施設も草屋根にしてみたいなと。


草屋根ってわかりま?要するに屋根に土を入れて、そこを屋上緑化にしてしまおうということです。


お〜そんな話をしているうちに、中田先生が到着。ほんとは序盤の話が一通り済んだあたりに到着すれば「ちょうどいいかなぁ〜」なんて狙ったところ、ぴったり超〜目立つタイミングで到着してしまった。あらら。


さて。本日の中田先生のお話!
ちょっとね。内容が激しすぎまして。まぁ〜これを本気で全文書いてしまったら、アチコチ関係先があったりしてマズイのでは?ってぐらい、目からウロコが落ちまくり。なので、だいぶ薄めて書きますね<<<ですので、是非とも講演を生で聴くことをお勧めします。


とりあえず緑化の現場に行ってみましょう。
まずは建設中の事務所予定地。なんかお店が繁盛しすぎて、母屋をカフェに乗っ取られてしまったそうで。。。いまは裏のキャンピングトレーラーで暮らしてるって。


そして漬物倉庫!
この中が、一番熱い日に47度にもなったとか。こりゃ発酵が進みすぎるんでない?
なので緑化も試してみようということです。


裏手に回って。。。ああ。これが犬小屋ね。
緑化が終わったら、こちらどなたかにプレゼントするけどって話なんだけど。。。うちネコだしなぁ。


なぜに?Tipiがあるの???
「近所の保育園の体験用に設置したんですよ」
なんかすでにここがインディオ居住区みたいなデジャブ〜既視感を覚えるのは、その服装のせい?


はい。土手を登ってって。なんだかすっごく山の上まで来た感じがするけど、ここすぐ裏手。。。


これな〜んだ?
「???なんですか???」
ゴボウです。
土との相性がいいらしく勝手に生えちゃうんだって。


そして山。。。ではなく土手の上から見たJRコンテナの上に


畳。
この畳、本だたみなので中までイグサがぎっしり詰まってて、20キロぐらいあるんだって。


そして「これな〜んだ」
いや、さっき聞きましたよ。ゴボウでしょ。
なんか相性はいいんだけど、ゴボウは食べるほど大きく育たないので、見た目だけなのでした。


バ●とニワトリは高いとこが好きなんで、登ってみました屋根の上。
この波打つ屋根が、ちょうど排水にもいいそうな。ふむふむ。


でないと、屋根が腐って落っこっちゃうんだって。


はいみなさん。屋上緑化の前に、頭上を緑化しましょう!
緑化帽です。


なんでしょね。楽しそうだけど。







あえてコメントなしってことで。


柳沼さんとこでは、講演会があるときは、みんな仲良くって軽食が出るんだって。(ぼくんち次の日もカレーなんだけど。。。まぁいいか)


先生とおとうちゃんが、なにか環境について語ってたようなんだけど。。。横にある瓶のせいで、焼酎飲んで世間話しているようにしか見えない


じゃ、中田先生の講座が始まるよ〜。


え〜先生は、神奈川県の秦野で育ちましてって。。。秦野ってわかります?すごく田舎でして。。。なんて話から、延々とこのあと2時間40分の大講座となりました。(全部は書けないよ〜。)


これが震災時の、仙台のガス管の配置図。
仙台新港には仙台市ガス局港工場があったんだけど、震災時の津波で壊滅しました。
だけど仙台市って思いの外早く、1ヶ月ぐらいでガスが復旧しましたよね。それは、仙台と新潟は、高規格なガス管でつながれていたからなんです。
50名以上のガス工事の専門家が集結したこともありましたが、図で言うところの左下。新潟からのガス管を通って天然ガスが供給されていたから、仙台市のガス供給は早くに復旧したのです。「業界的には仙台の奇跡と呼ばれています。」狭い業界だから聞こえてこないなぁ。


こちらは、温度計です。
いま指している温度は、31度。
そしてこの温度計は屋外に設置したセンサーの温度も拾ってくれまして、その温度も31度。


室内外の温度差がないですね。
・・・なんか黙ってしまう。


これは、この家の構造が断熱材をほとんど使っていないからなんです。「なるほど!」


これが、世界各国の家の断熱性能を、国の名前と寒冷地か温暖な場所かの地域区分で分け、図にしたものです。
この資料を中田先生は見て、気分が悪くなる思いがしたとのこと。目眩がしてくるってことですね。


家庭の断熱にはこのようなものを使います。ダウ・ケミカルの商標のもとで日本で生産されている、石油由来の断熱材です。
石油由来の他には、パルプを原料としたセルロース系と呼ばれるものもありますが、そっちは高額です。


これは、その中でも最も厚い部類のもので、幅5センチあります。


平成34年目標値と書いてありますね。0.03232W/(m・k)が平成34年のもの。こちらの製品は0.024W/(m・k)なので、もう少し熱を通さない。
ちなみに、wは電気の単位と同じワット。mはメートルで、kは、温度の単位の摂氏ではなく絶対温度の単位ケルビンですが、1度はセシもケルビンも一緒。


そして、ここからが気分が悪くなるシリーズなのですが、仙台市の温度区分って(4)なのです。なんか4の数字がやけに高いですよね。
こちら「H25基準・新法省エネ基準」って書いてありますので、この数値が適用されたのが平成25年。。。その前はもっと断熱に意識がなかった。


そして仙台といえば、一応、寒冷地なのですよね。
でもイギリス、ドイツ、アメリカ、フランスに比べて断熱性能が考慮されていない。つまり(4)じゃなくって(3)でも(2)でもいい場所なのに、ほとんど栃木県あたりと同じ断熱性能しか考慮されていないってことなんです。


つまり、家の中が寒いから、暖房を点ける。だけど断熱性がないからどんどんどんどん熱が逃げちゃう。
熱は暑いも寒いも同じなので、クーラーも一緒ですよ。せっかく冷やしてもどんどんどんどんどんどんどんどん。。。逃げてしまう。
それがいま建てられているの家の性能なんです。
「え〜〜〜〜!」
ほら。めからウロコがポロポロ。


そしてさらに重要なことが。
断熱性は無いと話しましたが、日本の家は先にサッシのアルミ化など、機密性の方が優先して設置されました。
すると、人間の吐く息が籠もってしまうのです。
世界中でいま、空気中の二酸化炭素の濃度は400ppmぐらいです。これは産業化の前は280ppmぐらいだったので、人間が化石燃料を地面から掘って、燃やし続けた結果が400ppmなのです。


そして、この二酸化炭素濃度が1000ppmを超えると、人の頭はボ〜っとしてきます。
さて、この計測器に息を吹きかけて見ましょう。
すぐに数値が上がる。


この計測器のほか、研究室では多種多様な計測器をあちこちにおいています。


例えば、体育館とかに人が集まって学芸会とか。すぐに1000ppmを超えます。
なので寒気が大切なのですが、今の家つくりには寒気も考慮されていない。だから、室内にカビが生えるなんてこともおきます。


薄い。ほとんど断熱性のない壁に、機密性の高い構造。もったいないですね。


1000ppm〜 眠気を催誘われるレベル
2500ppm〜健康に害を及ぼす恐れのあるレベル
5000ppm~ 危険レベル

ほんとだ。書いてある。


こちらは輸入品だそうです。
温度に気圧に湿度をひとつにまとめて表示する。


見た目もおしゃれですね。


こういった測定器を、各部屋に配置するなど、するといいそうです。


そして家に使われている木材の話。
大概の家の床材には合板が使われています。
木の粉末を接着剤で固めて、表面に色を塗ったものです。ですので、合板は湿気を吸わない。


そこで、先生の家ではお部屋のリフォームに合わせて、このような木の床や壁に切り替えているそうです。


木の壁は湿気を吸い、そして吐き出してくれるので、部屋の湿度変化が穏やかでいいそうです。
木は、切られてもまだ生きているのですね。


このような木を切ったキリ粉も、木の産地青森では売っています。ヒバの木です。いい香りがします。
防虫効果なども期待できますし、何より安らぎます。
木の産地では、このように無駄なく使うのです。


最後に、日本のエネルギーの図です。
日本のエネルギーの大半は、輸入に頼っています。中東などから買って来ているんですね。
それが、産業部門。業務部門。家庭部門。運輸部門などに分かれますが、正味利用エネルギーという考えがあります。
エネルギーは、実際に熱などの形で家から逃げたりします。車などは、動くために熱を使い、そのほとんどが逃げてしまいます。
なので、その比率を見て見ますと。
正味利用エネルギー5.65に対し、損失エネルギー11.32。
利用されないエネルギーは、倍近いのです。


日本は、海外から毎年20兆円近くのエネルギーを買っています。ですが、そのエネルギーは熱で逃げている。
例えば、木を燃やしエネルギーを得るなどの方法もあり、暖房用に木を使うとしたら、エネルギー効率は8割近いのです。
そのエネルギーを国産の木を燃やしたら、20兆円のうちのかなり大きな金額が、地域社会で循環し雇用を生み出します。いまは、中東などで、よその国の人の生活を支援しているようなものです。
こうやって、エネルギーの流れを見直すことで、豊かな社会ができるのです。


家の断熱性って何!
先生曰く、新幹線に乗って、函館に着いたらイカソーメンを食べるより先に北海道の断熱仕様で仙台で家建ててくれる会社を探したほうがいい!だそうです。それぐらい断熱性ってのが、いまの家つくりにはかけている視点なのだそうで。。。
他にも取り上げられなかったトピックがあるので、中田先生の講演を探して見に行ってみると、もう。。。目からウロコ落ちまくりです。
ありがとうございました〜。

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落語から環境問題を考える! たまきさんサロンかんきょう寄席 【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

6月17日(日)に、東北弁で落語を語る東方落語プロジェクトの今野家がめらさんを講師にお迎えして、【サロン講座】 「落語から環境問題を考える!たまきさんサロンかんきょう寄席」を、東北大学大学院環境科学研究棟の大講義室にて開催しました。

「落語で環境を考える講座」は、今回で三回目となります。毎回、幅広い年代の方々からの参加申込みがあり、当サロンでは恒例の人気講座となっています。

 

 

 

 

 

今回の演目は

・「金明竹(上)」(きんめいちく)

・「真田小僧」(さなだこぞう)

・「老婆の休日」(ろうばのきゅうじつ)

・「ろくろ首」

・「かすがい」

となっております。では、早速開演です。

まくらは、落語で夏の噺が少ないのは暑いからという話題から。「梅雨」という言葉の由来を教えてもらいました。元々は、カビと雨で「黴雨(ばいう)」と書いたそうです。

 

 

・「金明竹(上段)」

 

 

 

 

 

最初の噺は、店番をすることになった骨董屋の小僧の滑稽噺。店主は小僧の与太郎に貸し借りの断り方をあれこれ教え込むのですが・・・お客とのやりとりをする与太郎のズレた言いぐさが爆笑を巻き起こします。今回は、この落語の前半部を聞かせてもらいました。ちなみに後半は上方からやって来た使いの男に、難解な物の名前を業界用語と早口の関西弁でまくしたてられ、小僧とおかみさんはまったく理解できず混乱していくという噺です。題目の「金明竹」は、京都産の孟宗竹の一種で、難解な物の名が語られる時に出てきます。

 

・「真田小僧」

 

 

 

 

 

頭のいい息子が母親と見知らぬ男との不倫を臭わせ、気をもたせながら巧妙に父親から小遣いをせびり取る仕方噺(しかたばなし)ですが、父親の戸惑いと混乱の可笑しさが、「あんまさん」のオチまで聴衆を飽きさせません。題目の「真田小僧」というのは、この噺のつづきで「それにひきかえ、真田幸村の子どもの頃は・・・」というところから付けられています。

 

・「老婆の休日」 作:桂文珍

暇を持て余した元気なおばあちゃんたちの病院でのとぼけたやりとりを、名作映画「ローマの休日」にかけて創作された落語です。

 

 

指で頭を押さえても痛い、腰を押さえても痛い、体中どこもかしこも痛い。先生に診てもらったら、「痛いのは指の骨が折れているから」。元気だからこそ病院まで出かけて来られると平気で言うおばあちゃん。若い先生が「舌、出して」と言うと、先生をからかって下半身(?)を出してしまうおばあちゃん。愛すべき元気なお年寄りたちの病院でのひとこまが、笑いの内に語られます。

 

ここで、中入りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、おなじみの怪談噺から始まります。

 

・「ろくろ首」

 

 

 

 

 

夏と言えば、怪談。今年25歳になる銀ちゃんは、働きもせず母親と二人暮らし。兄貴は嫁をもらって毎日楽しそう。「俺もお嫁さんが欲しい」とおじさんに泣きつく銀ちゃん。そこでおじさんは婿養子の話しを持ちかけます。器量よしで気立てもよく、その上お屋敷住まいのお嬢さんがいるんだが・・・そんなうまい話は怪しいと銀ちゃんが言うと、おじさんは「このお嬢さん、ちょっと首が長い」という。「夜中になると、首が伸びる」という。しぶる銀ちゃんに、おかみさんは「首が伸びるくらい何でもない。あんたの方こそよっぽど問題だらけだ」と言って説得してしまう。早速、銀ちゃんはお屋敷に出向いて行くのだったが・・・この落語のサゲは「お前の母親も、うまくまとまってくれればと、首を長くして待っているんだから」「えっ! おふくろまで首を長くしている?! それじゃあ、家にも帰れない」

 

 

 

 

 

 

・「かすがい(下段)」

 

 

 

 

 

夏の名物と言われる「鰻」ですが、もともとの旬は冬なのだそうです。有名な平賀源内という人が、夏に売れない鰻のために「土用の丑の日には、滋養強壮のために鰻を食べましょう!」と宣伝したのがはじまりとか。離縁した家族が鰻屋で再会するシーンが出てくる人情噺で最後は締めくくりました。

腕はいいが、酒好き、遊び好きで三年前に妻子と離縁した大工。そんな男が、今ではすっかり心を入れ替えてまじめに働いています。偶然、息子と再会した男が子を不憫に思い、小遣いを与え、鰻をごちそうすると約束するところから始まります。息子は、内緒でもらった小遣いを母親に見とがめられてしまう。母親はお金の出所を何とか白状させようと、「玄翁(げんのう)」まで振り上げて見せる。たまらず、息子は父親からもらったと白状してしまうのでした。翌日、鰻屋で三人は顔を合わせ、夫婦親子のよりを戻すことになるのですが、「つくづく子どもは夫婦の鎹(かすがい)だと思う」と言うと、息子は「どうりで、きのう母ちゃんは玄翁で頭を打とうとした」と一言。こういうサゲで噺は終わります。

ちなみに「玄翁(げんのう)」とは、大工さんが使う金槌のこと。「鎹(かすがい)」とは、家の柱など二本の材木をつなぎとめるための、両端がコの字形に曲がった大きな釘のこと。・・・なのですが、最近ではこれらの名称について説明しないと何だかわからないという人が増えて来たらしく、落語もうまくオチがつかず困っているということでした。

 

落語好きの方にはおなじみの演目でしたが、これらの噺をがめらさんの東北弁の台詞を通して聴いてみると、またひと味違った趣きで楽しめるものだと感じました。

 

 

四季の違いによる衣食住や風物の変化など、我々をとりまく「環境」というのは今も昔も暮らしと密接に結びついています。主に庶民の暮らしのあれこれが語られる落語という日本の伝統話芸を通して、楽しみながら「環境」について考えてみるサロン講座は、いかがだったでしょうか?

 

今野家がめらさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月26日(日)は設備点検のため臨時休館いたします。

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この音、知ってる?生きものの音をつかまえよう【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

6月9日(土)のたまきさんサロン講座は、「この音、知ってる?生きものの音をつかまえよう」と題し、福島大学 共生システム理工学類 永幡幸司准教授、わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクトの勝田淳二さん(ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(株))、大野正人さん((公財)日本自然保護協会)を講師にお迎えし開催しました。

本講座は、毎日の暮らしの中に彩りを与えてくれる、多様な生きものを身近に感じながら暮らしていく楽しみを伝える仙台市環境局の取り組み「生物多様性保全推進事業~せんだい生きもの交響曲~」と、生物多様性を守るには多くの人が自然を好きになることが大切、その思いからソニー株式会社と日本自然保護協会が共同で立ち上げた「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」との共催です。

まずは、ソニーの勝田さんより生きものの音をつかまえるICレコーダーの使い方を教わりました。

音はどうやって伝わるか知っていますか?

空気の振動で音の波ができ耳の鼓膜が揺れることで音を聞いています。

ICレコーダーは、音の波によってふれた空気を振動板が受けることで発生した電気が音の信号になり録音できるのです。

ICレコーダーのマイクの角度を変えると録音できる音の範囲が変わることや、録音レベルの調節の仕方や後でお気に入りの音を探しやすくするためのトラックマークの付け方を教わりました。

さぁ!いよいよ!たまきさんサロンを飛び出して生きものの音を聞く練習をします!

日本自然保護協会の大野さんから耳を澄まして自然の音を感じるコツを教わりました。

 

ペットボトルと壊れたビニール傘のビニールで手作りした集音器を耳に当てると遠くの音も聞こえました。

何の音が聞こえる?と聞くと「風の声」と答える参加者もいました!

 

 

徐々にいろんな音が聞こえるようになってきたので、画用紙の真ん中に自分が立っているとしたらどの方向からどんな音が聞こえたかを図形や文字で描くネイチャーゲームをしました。

 

 

 

キジやウグイスの鳥の声のほかにもヘリコプターやバイクが通り過ぎる音も聞こえました。

今日だけの音風景です。

 

 

 

それぞれが聞こえた音のイラストを参加者同士で見せ合いっこしました!

 

 

 

 

だんだん耳も慣れてきたので、それぞれ音を探しに出発です!

80個以上の音をつかまえた方もいらっしゃいました!

 

 

 

マイクの位置を変えたり、生きものに近づけてみたりICレコーダーを上手に使っていましたよ。

 

 

 

 

つかまえた音を聞きなおして、他の参加者のみなさんに聞いてほしい音を一つ選びます。

どんな音をつかまえたのかな?

 

 

 

4つの班に分かれて、それぞれの音を聞きながら班の中で、わぉ!と驚くような生きものの音を一つ選びました。

 

 

班の代表の音をみんなで共有しましたよ!

 

「クマバチの羽音」や「マメ科ソラマメ属のカラスノエンドウのさやがはじける音」、「帽子に止まったチョウのようなトンボのような虫の羽音」「ミツバチの羽音」が紹介されました。

同じ蜂でも聞き比べてみるとクマバチは低音、ミツバチは高音でした。

 

カラスノエンドウのさやがはじける音は、車の往来の道路では気が付かない音だったかもしれません。

植物も生きものなんだということを再認識できました。

 

 

後半は、永幡先生に「いきものと 人が織りなす 初夏の音」と題し、仙台市の鳥“カッコウ”に着目した、生きものと音に関するレクチャーを受けました。

 

 

 

47年前(1971年)、健康都市宣言10周年の記念に市民投票で仙台市の花は「ハギ」、木は「ケヤキ」、虫は「スズムシ」、鳥は「カッコウ」が選ばれました。

渡り鳥である“カッコウ”は、夏の間しか仙台にいないにもかかわらず、当時、仙台駅前の待ち合わせ場所として使われていた時計にカッコウを用いたり、初夏を告げる鳴き声がよく聞こえていたことから身近な鳥だったことが分かります。

では最近、日常の生活の中でカッコウの鳴き声を聞いたことはありますか?

1990年から2014年までの青葉山のカッコウに関する文献6冊を読み解くと、2001年の調査までは鳴き声が聞こえていましたが、2005年以降からは記録されていませんでした。

 

世界的にもカッコウの数が減ってきているので原因は解明されていませんが、都市開発によりカッコウが好む環境の減少や、托卵するオオヨシキリが巣を作る葦原が減少したことにより、カッコウの減少につながっているのではないかという見解もあります。

カッコウが青葉山に戻ってくるような環境になってほしいと、永幡先生は願っています。

仙台市内では、泉ヶ岳、名取川周辺、井土地区でカッコウの鳴き声が録音されています。

カッコウのいる音風景を聞き比べてみると住む環境によって鳴き声が変わることが分かります。

泉ヶ岳のカッコウは、低い声(周波数)、車の往来が多い名取川周辺や工事やトラックの往来の多い井戸地区で録音されたカッコウは、高い声(周波数)で鳴いています。

高い声で鳴くのは、雑音にかき消されないようにするためと考えられています。

 

実際に井土地区で録音された音風景には海の波音も聞こえますが、工事の重機の音も入っていました。

「目開ければ海 目つむれば 閑古鳥(カッコウ)」 飯田龍太

波音を背景にカッコウの鳴き声を聞いているという情景が目に浮かぶ俳句です。

先生は東日本大震災の津波で防風林がほとんど流された仙台市荒浜にお住まいだった方々から、震災前は田植えの頃になるとオオヨシキリやカッコウの鳴き声が聞こえてきたと教えていただいたそうです。

俳句に詠まれているということは、その時代のその時期にその生きものが生息していた証拠となります。

仙台市内で生きものの声を伝える素敵な句が生まれる場所をどれだけ増やせるのだろうか、と永幡先生は問います。

音を録音し、残すということは写真では残せない、姿を現さない生きものやたくさんの種類の生きものが同じ場所にいることを記録できるのです。

レクチャーのタイトルの「いきものと 人が織りなす 初夏の音」には、カッコウに彩られた初夏の音風景一つをとっても、カッコウさえいれば成り立つのではなく、カッコウとほかの生きものたちと人々との関係があって初めて持続可能なものになる。という意味が込められていました。

講座終了間際に、参加者が外で捕まえてきた謎のチョウのようなトンボのような虫の正体がわかりました。

草原性の昆虫キバネツノトンボです。

 

 

耳を澄ませることで感じる生きものの音を再確認し、お子さんも大人も発見と感動がたくさんの講座となりました。

永幡先生、勝田さん、大野さん、参加者のみなさま、ありがとうございました。

 

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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。

新着図書のご案内です。

 

 

 

 

 

・「ゆるゆる深海生物図鑑」(そにしけんじ/石垣幸二)

・「ぬまがさワタリのゆかいないきもの㊙図鑑」(ぬまがさワタリ)

・「季節の生きもの観察手帖」(NPO法人自然観察大学)

 

 

 

 

 

 

・「あるかしら書店」(ヨシタケシンスケ)

・「おもしろい!進化のふしぎ 続々ざんねんないきもの事典」(今泉忠明)

・「しらべる・くらべる・おぼえるチカラが身につく!うんこ図鑑」(荒俣宏 監修)

 

 

 

 

 

 

・「ジャングルのサバイバル9」(ホンジェチョル/イテホ)

 

 

 

 

 

 

・「さとやまさん(絵本)」(工藤直子/今森光彦)

 

 

 

 

 

 

・「食べ物がからだを変える!人生を変える!!(食養語録 改訂版)」(若杉友子)

・「おいしくてからだにいいものが食べたい!」(手島奈緒)

 

 

 

 

 

 

・「植物は〈未来〉を知っている 9つの能力から芽生えるテクノロジー革命」(ステファノ・マンクーゾ/久保耕司)

 

 

 

 

 

 

・「人口減少社会の未来学」(池田清彦/井上智洋/内田樹/小田嶋隆/姜尚中/隈研吾/高橋博之/平川克美/平田オリザ/ブレイディみかこ/藻谷浩介)

 

 

 

 

 

 

・「繕う暮らし ダーニングで衣類をもっと素敵に」(ミスミノリコ)

 

 

 

 

 

 

・「野生伝説 羆風 飴色角と三本指」(戸川幸夫/矢口高雄)

 

夏休みの自由研究に役立つ本も数多く取り揃えております。

 

 

 

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ますので、ぜひご利用ください。

貸出カード作成時に身分証明書が必要となります。

二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

 

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秋保の風土とワイン~地域を活かすものづくりの方法~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

5月16日(水)のサロン講座は、株式会社仙台秋保醸造所 代表取締役の毛利親房さんをお迎えして、「秋保の風土とワイン~地域を活かすものづくりの方法~」を開催しました。

お酒が弱く、 「グラス2杯で具合が悪くなる」とおっしゃる毛利さんがワイナリーを始めるきっかけとは何だったのでしょうか。

 

 

2011年の東日本大震災当時、毛利さんは仙台市内の設計事務所に勤めていました。

震災前に 自らが設計を手掛けた温泉施設の被害状況を確認するために女川町を訪れた際、地元の生産者の方々や自治体職員と接し、風評被害の大きさを実感したそうです。そこで「宮城の食」を通じて復興支援をできないかと考えるようになり、そのひとつが宮城県内で一からワインを造ることでした。

県内産のワインを造ることで地元の担い手を増やし、宮城の食材を使用した料理とワインの組み合わせを提供することで、多くの人に県外から足を運んでもらう取り組みを自治体に提案しましたが、当時はどこの自治体も新産業を興すまでの余裕がありませんでした。そこで、自治体には頼らずに事業を実現化するため、毛利さんは2014年に設計事務所を退職し、ワイナリーを建設する道を選びました。

良質なブドウを栽培するには、土・水はけ・風通し・日当たりが必要です。この条件を満たした土地が、雑木林だった「秋保」でした。

のべ200名にも上るボランティアの協力のもと、開墾作業を行い、2015年12月に秋保ワイナリーがオープンしました。

ブドウは、一般的な農作物とは違い、栄養が多い土では枝ばかりが伸びてしまうため、適度にストレスをかけることが必要だそうです。

収穫の時期の9月は、秋雨前線が東北地方を南下するため雨が多く、イタリアのヴェローナ地区のブドウを陰干しする技術を取り入れて、メルローやマルヴァジーアなど16品種を栽培しているそうです。

また、環境に負担をかけない取組みとして、ワインを作る過程に出る“搾りかす”を食材への風味付けのほか、たい肥やバイオマス発電に使用したり、ブドウを育てる過程で出る“剪定した木の枝”を薪やたい肥としてリサイクルしています。

近年、日本で栽培されたブドウを用いて製造する国内ワインのブームにより、苗木が手に入りづらくなってきていることから、秋保ワイナリーでは苗を研究しながら生育などに関する情報を提供し、高品質のブドウ栽培とワインの生産、担い手育成を目指しています。

昨年は、秋保ワイナリーで醸造したリンゴのお酒“シードル”が世界5か国から50点以上が出品される品評会「第一回フジ・シードル・チャレンジ2017」の甘口部門で銀賞、辛口部門で銅賞を受賞しました。

 

 

宮城県のリンゴ生産量は全国9位でほとんど流通に出回りませんが、宮城のリンゴは木の上で熟してから収穫するため、シードルにとても適しているそうです。

震災直後の「食」を通した復興支援を提案した毛利さんは、ワインを通じて人と人、人と地域、地域と地域をつないできましたが、今後は秋保にとどまらず、宮城県内の生産者や工芸・芸術などの文化、商業・観光などの産業との新たな試みを始められようとしています。

震災を経験した東北だからこそ連携の意識が生まれてできたのが「テロワージュ東北」です。これは国内外から東北に訪れる人の趣味趣向に合わせた食、場所、方法などをAIシステムが提案するもので、東北6県から世界に発信するプロジェクトです。

フランス語で気候風土と人の営みの意味を持つ「テロワール」と、食とお酒のペアリングの意味を持つ「マリアージュ」を組み合わせて名付けられました。

毛利さんの取り組みはまだまだ続きます。

宮城県のワイン造り技術の底上げや担い手育成のための仕組みづくり、宮城県ワイン協会の設立、宮城県の自然を感じながらその土地の食材を味わうツアーやサイクルステーションの構想もあるそうです。

 

土地にあった製法、手法を取り入れながら、魅力を発掘し組み合わせていく多くの実践例を教えていただきました。

参加者からは「醸造だけではなく他産業とのつながりなど興味深い話が聞けて良かった」「柔軟な発想で新しい価値を見出し取り組んでいる姿が素晴らしい」といった感想をいただきました。

毛利さん、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

 

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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。

「第64回青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書10冊を入荷しましたので、ご案内いたします。

 

 

 

 

 

【小学校低学年の部 1・2年生】

・「ルラルさんのだいくしごと」(いとうひろし)

・「きみ、なにがすき?」(はせがわさとみ)

 

 

 

 

 

 

【小学校中学年の部 3・4年生】

・「最後のオオカミ」(マイケル・モーパーゴ/はらるい/黒須高嶺)

・「すごいね!みんなの通学路」(ローズマリー・マカーニー/西田佳子)

・「森のおくから むかし、カナダであったほんとうのはなし」(レベッカ・ボンド/もりうちすみこ)

 

 

 

 

 

 

【小学校高学年の部 5・6年生】

・「こんぴら狗」(今井恭子/いぬんこ)

・「クニマスは生きていた!」(池田まき子)

 

 

 

 

 

 

【中学校の部】

・「千年の田んぼ 国境の島に、古代の謎を追いかけて」(石井里津子)

【高等学校の部】

・「車いす犬ラッキー 捨てられた命と生きる」(小林照幸)

 

 

 

 

 

 

 

たまきさんサロンには他にも、親子に人気のあるエコ生活や住環境、食に関する雑誌も取り揃えております。

図書と雑誌は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ますので、ぜひご利用ください。

 

貸出カード作成時に身分証明書が必要となります。

二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

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