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生き残ってきた“在来作物”と未来に残す“種”のおはなし ~ちょっぴりお味見~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
1月19日(土)に「生き残ってきた“在来作物”と未来に残す“種”のおはなし~ちょっぴりお味見~」と題し、在来作物についてのサロン講座を開催しました。講師には、野菜ソムリエプロ、フードコーディネーターのカワシマ ヨウコさんをお迎えして“在来作物”を未来に残す大切さを教えていただきました。


講師のカワシマさんは、野菜ソムリエプロの資格を活かし、市民講座などの講師、コラムの執筆、宮城県の朝の情報番組などでも活躍中の方です。
また「みやぎ在来作物研究会」を立ち上げ、在来作物の存在を広く知ってもらうためにオープンセミナー「知る 続く 在来作物プロジェクト」や「みやぎの在来作物を食べる会」も開催していらっしゃいます。


「在来作物ってなに?」

まず在来作物の定義ですが、「ある地域で、世代を越えて、栽培者自身が自家採種などによって栽培・保存を続けながら、生活に利用してきた作物」としています。 また「種とり」だけでなく、「焼畑」「やとい」などの農法、あるいは保存方法なども含めて受け継がれてきた作物のことを在来作物といいます。
生態学的な意味での在来種とは異なります。何万年も前から続いてきた種という意味ではありません。せいぜい二、三世代に渡る四十年から五十年という時間の中で継承されてきたものを指します。
作物には、野菜を始めとして穀物、果樹、花卉(かき)なども含まれます。またその土地その地域における固有の農法や保存方法なども含めた広い意味での「在来作物」と考えてください。


「在来野菜と伝統野菜の違い」


・「伝統野菜」は、自治体や生産・流通者の団体などがブランド化を目的として、栽培地域、栽培暦、品質基準などを設定して認定した在来野菜のこと。
・「在来野菜」は、自家採種を繰り返すことで、地域の自然環境と人々の嗜好にかなう固有の形質が選抜・固定された野菜のこと。

このことは、新しく導入された作物でも、愛着を持って世代を越えて自家採種が続けられれば、その地域の在来作物となり得るということを意味し、地域の作物の多様性を保全するための定義でもあります。

簡単に示すと「在来作物>在来野菜>伝統野菜」という位置づけになります。
伝統野菜の例として、仙台市内の余目地区で栽培されている曲がりねぎで「余目ねぎ(あまるめねぎ)」と呼ばれているねぎを見せていただきました。このねぎは、曲がった背の部分に皺が寄っているという特徴があります。


「野菜ってなに?」

いつも身近にあって普段から見慣れ、毎日食べている野菜ですが、そもそも野菜ってなんでしょうか?
野菜は「草のもの」、果物は「木のもの」などとよく言われています。
野菜は、もともと「野生の植物」の中から、人間が食べられるものを選び、食べやすく改良してきたものです。
おなじみの野菜でも、原種と考えられるものを見ると、種が多かったり、細かったりして、あまり食べられる部分がなく、最初はとても食べづらいものだったことがわかります。スイカ バナナ、トウモロコシ、ニンジンの原種は、今身近に出回っているものとは外見からしてずいぶん違っています。
例えば、キャベツの野生種からは、いろいろな種類の野菜が誕生しました。
葉が大きく変化したものが、現在目にすることができる「キャベツ」や「ケール」です。芽が球状に変化したものが、「芽キャベツ」、花(つぼみ)が大きく変化したものが、「カリフラワー」や「ブロッコリー」なのです。


「いつ生まれたの?」

人間が農耕を始めた頃から「野菜」が出現していたと考えていいと思います。
中国では1万5千年以上前から稲作が行われ、シリアでは紀元前9千年頃から麦が作られていたようですから、かなり古い時代から野菜は人類と共に在ったと言えます。地域によって、栽培に適した野菜の種類も違っていました。
中国:ネギ、ハクサイ、ゴボウなど
インド:キュウリ、ナス、サトイモなど
地中海周辺:キャベツ、エンドウ、アスパラガスなど
アンデス:トマト、ジャガイモ、ピーマンなど
今では、DNAを調べることや遺跡の中から発掘される種などから、どんな種類の作物がどこで作られていたのかがわかります。


「日本生まれの野菜は?」

日本にも昔からあった野菜があります。
フキ、ウド、ミツバ、ワサビ、アシタバ、セリなどです。
やがて、交易が始まると、海外から多くの野菜が入って来ました。
1世紀頃までに、ゴマ、サトイモ、ニンニク、ラッキョウ、ヤマイモ、トウガンなど
古墳時代までに、ナス、キュウリ、ササゲ、ネギなど
古事記・日本書紀が編まれるまでに、カブ、ニラ、マクワウリ、ジュンサイなど
江戸時代から明治時代に、タマネギ、トマト、ニンジン、ピーマン、ジャガイモなどが海外からもたらされました。
以上は古い文献の記述によってわかるものばかりですが、実は今では残っていないような野菜の記述もされています。残念ながら消えてしまった野菜もあるのです。
また、海外から入って来た野菜は、初めの内は献上品の珍物や観賞用だったものが多く、広く栽培されて庶民が食べられるようになるのは、ずっと後のことです。


「宮城の在来作物」

主なものをあげてみます。

・大島かぶ(おおしまかぶ/気仙沼市大島地区)
・ミョウガタケ(みょうがたけ/名取市下余田地区)
・余目ねぎ(あまるめねぎ/仙台市余目地区)
・森合浅葱(もりあいあさつき/白石市森合地区)
・白石在来(しろいしざいらい/白石市森合地区)
・飯野川せり(いいのがわせり/石巻市河北町飯野川地区)
・長下田うり(なげたうり/登米市石越町長下田地区)
・土手菜(どてな/登米市豊里町)
・鬼首菜(おにこうべな/大崎市鬼首地区)

同じ宮城県内に住んでいても、初めて名前を聞く作物も多く、自分自身が在来作物というものをほとんど知らないで暮らして来たということに驚かされました。



「ちょっぴりお味見」


在来作物と言っても、地域限定のものがほとんどなので、なかなか手にすることも口にする機会もないのが現状です。
そこで今回は、カワシマさんが登米市豊里町二ツ屋地区に伝わる在来野菜の試食を用意してくれました。


・「しもふりささげ」霜が降りる時期まで収穫が出来るインゲン豆です。

・「くらかけまめ」種皮が馬に鞍をかけたような模様に見えることからこの名前がついています。


・「けの汁」豊里町二ツ屋地区に伝わる伝統郷土料理で、1月16日の小正月に墓前にお供えし精進料理として食べるそうです。手間暇かけて14日位からつくり始める料理で、十数種類の野菜と豆腐だけでつくられています。どんと祭も行われ、正月最後の行事を締めくくる料理です。「けの汁」は青森県や秋田県の伝統料理にも同様のものがあり、かつては東北地方で広く食べられていた郷土料理なのかもしれません。

今回は三品試食させていただきましたが、何だか素朴で懐かしい味でした。舌の記憶として残っていた味が甦るような不思議な味わいでした。ごちそうさまでした。


「在来作物と生物多様性」

なぜ自家採種を続けて来たのか?

①美味しいから
②子供の頃から食べてきたから
③食べる人の喜ぶ顔が見たいから
④先祖代々伝わってきた種を、自分の代で途切れさせてしまっては申し訳ないから

環境の変化に順応して生き残って来た在来作物たちは、このような食べ物や種に込められた想いと共に、これからも地域の自然環境に適応変化しながら残っていける可能性を秘めています。


「種をとり、残していくこと」

自家採種の良いところは、

①作物への愛着が生まれる。いい作物を守ってきたという自尊心も生まれる
②人と人とをつなぐ信頼の証し
③固有文化と多様性の保全。風土に順化(適応)した品種の確立
④食料の自立。食の根源を人任せにしない

在来作物は、種をとり残していくことによって、これからも地域の行事食のような形で食文化と共に生き残っていけるはずです。


「まとめ」

今回の講座では、土地や気候変動に合わせ変化しながら生き残ってきた“在来作物”を未来に残す大切さを教えていただきました。
在来作物は、流通している商業品種と同じ作物であると同時に、その地域固有の歴史や文化、栽培方法なども付随した知的財産でもあるのです。「生きた文化財」とも言われています
それにも関わらず、在来作物は普段の生活の中ではなかなか目にすることも出来ないような希少なものとなって来ています。
その原因として考えられることは、限定された地場物や時期物である在来作物にくらべて、商業品種の方が収穫量も多く、病気にも強いからです。また、商業品種の方が日持ちも良く形が均一であることが、流通上作物の痛みが少ないということもあります。購入する消費者の側からも、色や形など見た目がきれいで、味にもクセが無くて、万人向けに作られている商業品種の方が好まれる傾向にあるのは否定出来ません。
さらに、生産者の高齢化が進み、生産量が減少しているだけではなく、種(たね)の存続さえ危ぶまれているのが現状です。
将来、文献の上だけにしか残らないような作物にしないように、まず在来作物というものをもっとよく知り、次の世代まで継承していければ、食べ物の多様性ももっと広がることでしょう。地域に根ざした作物や種を守っていくことの大切さを教わりました。

カワシマ ヨウコさん、みやぎ在来作物研究会の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。


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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)・祝日の翌日・年末年始

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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。
新着図書のご案内です。


・「もっとかんがえるカエルくん」(福音館書店 いわむらかずお)
・「こども東北学」(イースト・プレス 山内明美)
・「長生きできる町」(角川新書 近藤克則)
・「片づけ・収納・掃除・洗濯の教科書」(エクスナレッジ 松橋周太呂/こんまり他)
・「火星で生きる」(TEDブックス スティーブン・ベトラネック/石塚政行)
・「眠れなくなる宇宙のはなし」(講談社 佐藤勝彦/長崎訓子)
・「ペンギンは短足じゃない図鑑」(復刊ドットコム さかざきちはる)
・「言葉屋 言箱と言珠のひみつ」(朝日学生新聞社 久米絵美里/もとやままさこ)
・「十二支のおはなし」(岩崎書店 内田 麟太郎/山本孝)
・「ネットのルール(学校では教えてくれない大切なこと)」(旺文社 関和之)
・「オオカミと野生のイヌ」(エクスナレッジ 近藤雄生)
・「食育のウソとホント」(こぶし書房 魚柄仁之助)
・「ミツバチのはなし」(徳間書店 ピョトル・ソハ)
・「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ」(西東社 川上和人他)

図書は、おひとり3冊まで2週間借りることが出来ますので、ぜひご利用ください。
貸出カード作成時に身分証明書が必要となります。
二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

たまきさんサロンへ、ぜひ足をお運びください。
皆様のお越しをお待ちしております。


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絵本de生物多様性

1月27日(日)13時30分~15時00分
絵本de生物多様性
ヴォイスパフォーマー&ヴォイストレーナー 荒井真澄氏
生物多様性ってなぁに?難しそうと思われがちな生物多様性を、絵本をとおして楽しく知ることができます!



■開催日時
1月27日(日)13時30分~15時00分

■講座タイトル
絵本de生物多様性

■講師
ヴォイスパフォーマー&ヴォイストレーナー 荒井真澄氏

■講座概要
生物多様性ってなぁに?難しそうと思われがちな生物多様性を、絵本をとおして楽しく知ることができます!
お子さんも大人のみなさんも身近な自然環境に目を向けてみませんか。

■募集人数/対象
42名(小学生以下は保護者同伴) ※抽選(当選者にのみ1/19までご連絡)

■申込締切
1月16日(水)

■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

■問い合わせ・申し込み先
せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
メール:tamaki3salon@city.sendai.jp
電話 022-214-1233 FAX 022-393-5038

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磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
11月17日(土)のサロン講座は、仙台で生まれ、現在は南三陸町で「新しい林業のかたちを作り出そう」とされている、株式会社佐久の佐藤太一さんを講師に迎え、「磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~」を開催しました。

“磨きサロン”は…木とふれあい、磨きながら林業について学び、気軽に質問をしてもらえるような講座にしたいと名付けました。

まずは、林業のお話からはじまりました。

 

 

突然ですが、質問です!

身の回りで、木でできているものは何ですか?

元気よく手を挙げた男の子が「ティッシュペーパー」と答えてくれました。
ティッシュペーパーや紙、新聞も木からできています。
その他には、家(建築材)や家具などもあります。

では、材料となる木はどのように育ち、その木を育てる林業とはどんな仕事なのでしょうか。

山には、個人や国、県、市、町など持ち主がいます。
山に木を植樹し、若い木が雑草に負けないように除草しながら育て、節の部分が生じないように枝打ちし、間伐(育てたい木の邪魔な木を伐り)をし、約50年かけて木材として使うことができるまで育てます。

 

育てた木を伐り、丸太を山の外へ運ぶところまでが講師の佐藤さんのお仕事だそうです。
ちなみに、運ばれた丸太を使えるようにする製材所も林業の仕事の一つです。

木は伐っても再植樹し半永久的に育てることができますが、受け継がれず持ち主が分からなくなって放置される山も増えてきているそうです。
そのような山は、山のはたらきがなくなり荒れてしまいます。

山のはたらきとは何でしょう?

山には主に4つのはたらきがあります。
①木の根っこが土を抑え、土砂崩れを防ぐ。
②動物の棲みかとして生態系を守り、たくさんの植物が育って土を豊かにする。
③栄養たっぷりな土がきれいな水を作る。
④二酸化炭素を吸収して酸素を作り、空気をきれいにしてくれる。

約75年前までは、木を燃料として使用していたため、木が育つのを待たずに無計画に木を伐り水害や土砂崩れなどの災害も多く起りました。

海外では、丸太を運ぶ道を無理やり作って作業するため、山のはたらきがなくなり森林破壊につながっているところもあるそうです。

 

 

手入れがされず放置されることで、地面に光や当たらず、雨の水も届かず、木の根が弱くなり大雨が降ると地滑りを起こす山もあります。

今、木材生産のためだけではなく、山のはたらきを守り地面に光を届ける管理された林業が求められています。

海産物で有名な南三陸町ですが、77%は山に囲まれており、林業が盛んです。
山と海はつながっていることから、南三陸町の漁師さんは山のことを考え、林業家も海のことを考える町民性があると佐藤さんは言います。

 

東日本大震災後、南三陸町では持続可能なまちづくりの一環として、いつまでも木が育つ環境をつくり、適正な管理をする林業の証となる国際的な協議会「森林管理協議会」の国際森林承認(FSC認証)を2015年10月に取得しました。

 

 

FSC認証は現状の改善だけではなく、
①「経済」継続的、安定的な森林資源の供給
②「環境」自然林を残し、人工林でも多種多様な生き物が生息できる環境づくり
③「社会」労働者、先住民族の権利を尊重し、地域社会へも貢献
の3つの視点から10項目の原則をクリアしなければ認証登録は出来ません。

持続可能な適正に管理された木材を使用した製品には“FSC認証マーク”が付いています。

身の回りの木でできている製品に“FSC認証マーク”が付いているか探してみてください。

 

FSC認証登録された木材を使用している製品を選んで購入することは私たちが出来ることの一つです。

いよいよ、木とふれあう時間です。

同じものが無い枝を使って作ったスプーンとフォークのキットをそれぞれ選び、枝の皮を剥いて磨いていきます。

柄の部分は、山の手入れをすることにより大量に出る枝を使用しています。
昔は燃料として使われていた枝は、今は利用方法が少なくそのまま山に放置され作業員のけがの原因や植物の成長の邪魔にもなるそうです。

 

 

甘皮を残しても味が出ますし、甘皮で模様のようにしてもいいし、自分の手に馴染むように削っていいですよ!
正解はありません、自由に削って磨いてください。

まずは、小刀やカッターを使い、木の皮を剥ぐ作業をしました。

小刀の使い方も教わりながら、チャレンジ!

 

 

 

徐々に上手になりました。

 

 

 

 

皮が剥けたら、紙やすりで磨きます。

 

 

 

 

 

皆さん集中して作業していましたが、徐々に会話が生まれ、和やかな雰囲気になりました。

枝の利用方法などアイディアも生まれたようです。

 

木の枝の節の部分を活かしたり、甘皮で模様を描いたり、それぞれ素敵なスプーンやフォークが出来上がりました。

林業や山のはたらきを教わり、私たちの日常生活との関わりを知ることができました。
佐藤太一さん、参加者の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

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葉っぱで遊ぼう!~冷蔵庫劇場~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。 11月11日(日)にサロン講座「葉っぱで遊ぼう!~冷蔵庫劇場~」をたまきさんサロンに て開催しました。

 

 

 

 

 

【ハート&アート空間 ビーアイ】の、 関口ぞうかば子さん(ちびっ子たちの声 がよく聞こえるような大きな耳の持ち主 のゾウさんといつでも「ワッハッハー」 のカバさんでぞうかば子さんなのだそう です。)と、ちーずさん、さわてぃさん にお出でいただきました。

 

はじめに、ぞうかば子さんから、「食べられる葉っぱ、食べられない葉っぱ、いろいろな葉っぱがあります。 人は赤ちゃんから大人へどんどん変身していきます。 葉っぱも実(じつ)はね、いつも変身しているのです。 今日は葉っぱを眺めて使って秋を楽しみましょう~。」とお話をいただきました。

葉っぱの種類を教えてもらいながら、 ホワイトボードでペッタンコ劇が始 まりました。 登場人物の「ワハハちゃん」、 「ミドリヨタくん」や「地下鉄」、 「怪獣鳥」で物語の世界が出来上が りました。 後ろにマグネットシートを張り付け てあるので、おうちなら冷蔵庫がペ ッタンコ劇場に早変わりです。 ぞうかば子さん曰く、冷蔵庫やホワ イトボードなど磁石がつくものは、 親戚です(笑)。

 

ぞうかば子さんも私たちスタッフも 色とりどりのいろいろな形の葉っぱ を準備しましたが、少しの時間、外 に葉っぱを集めに行きました。

 

 

 

よ~く地面を見てありんこの目になった り、キリンの目になって葉っぱを探しま す。

 

 

 

「これは、ゾウの鼻になるかな~」 「これは何になるかな~」

 

 

 

用意しておいた葉っぱと 今、外で拾い 集めた葉っぱ、みなさんがお家から持っ てきた葉っぱも加えて制作にかかります。

 

 

 

 

 

 

 

フィルムに作品を挟み込み、ラミネータ ーで熱処理します。 出来立てほやほやは熱々で、 重石代わ りの厚い重い本で挟んで冷ますとぺった んこになりました。 裏側にマグネットシートを 張り付けて 出来上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、ぞうかば子さんのお家で採った オリーブの葉っぱのブーケ。 お花がなくても素敵です。 葉っぱはいろいろな表情を持っている事 に気づかされました。

 

 

 

たったひとつしかないすてきなすてきな 作品がずらり。 さっそく、ちびっ子たちには物語が出来 上がっているようです。

 

 

 

ぞうかば子さんにみなさんが作った作品 で 冷蔵庫の親戚の磁石がくっつくドア で、即席の劇をしていただきました。

すてきな作品ばかり、そして笑顔がたくさんの講座となりました。 【ハート&アート空間 ビーアイ】の、関口ぞうかば子さん、ちーずさん、 さわてぃさん、ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。

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生き残ってきた“在来作物”と未来に残す“種”のおはなし~ちょっぴりお味見~

1月19日(土)13時30分~15時30分
生き残ってきた“在来作物”と未来に残す“種”のおはなし~ちょっぴりお味見~
野菜ソムリエプロ フードコーディネーター カワシマヨウコ氏
土地や気候変動に合わせ変化しながら生き残った“在来作物”の種を採り守る人がいます。そこでしか味わえない野菜“在来作物”を未来に残す大切さを学びます。



■開催日時
1月19日(土)13時30分~15時30分

■講座タイトル
生き残ってきた“在来作物”と未来に残す“種”のおはなし~ちょっぴりお味見~

■講師
野菜ソムリエプロ フードコーディネーター カワシマヨウコ氏

■講座概要
土地や気候変動に合わせ変化しながら生き残った“在来作物”の種を採り守る人がいます。
そこでしか味わえない野菜“在来作物”を未来に残す大切さを学びます。

■募集人数/対象
36名(小学生以下は保護者同伴) ※抽選(当選者にのみ1/12までご連絡)

■申込締切
1月8日(火)

■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

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天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予報~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
10月21日(日)のサロン講座は、日本気象予報士会 東北支部の金野義典さんを講師に迎え、親子講座「天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予報~」を開催しました。

皆さんは、普段、空を見上げることがありますか?

まず始めに空を見上げてみよう。
今日は雲ひとつない晴天で、
十三夜だそうです。
お月見も絶好の天気です。

道具を使わずに空模様や風の吹き方、生きものの特性を観察して天気を予想する、このことを「観天望気(かんてんぼうき)」と言います。

「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」や「雲が南東に流れると晴れ」は、西から天気が変わることを示し、これからやってくる天気を予想している言い伝えです。

よく耳にする「ツバメが低く飛ぶと雨」は、空気が湿ってくるとツバメのエサとなる虫が湿気をおびて高く飛べず、エサを得るためにツバメも低く飛ぶためと言い伝えられています。

 

地球の空気の80%がある「対流圏」の空気の流れや水蒸気の働きが、天気の変化になります。hPa(ヘクトパスカル)という単位を聞いたことはありますか?大気圧は空気を押す力のことでhPaはその単位です。

目には見えない大気圧を知るために、マシュマロを使った実験をしました。

 

 

密封された容器の中にマシュマロを入れて、容器の中の空気を抜くと…

マシュマロを押している力が小さくなることで、どんどんマシュマロが大きくなりました。

大きくなったマシュマロを食べてみたい!

 

 

 

 

でも…容器の中から外への押す力が小さくなり、外から押す力の方が大きくなったため、容器のふたを開けようとしても開きません。

 

 

 

 

 

容器の中に空気を送り込むと中と外の圧力が均等になり、ふたを開ける頃には、マシュマロは元通りの大きさになりました。

大きくなったマシュマロは食べることが出来ないのですね。
残念!

 

おうちでも、漬物用の容器を使って実験ができるそうです。

 

雲は、水や氷の集まりです。水蒸気が100%を超えると水や氷の粒になります。

さあ、雲を作る実験です。

 

 

 

 

上の黒い部分をぷしゅぷしゅと押していくと圧力が上がり、温度が上がっていきます。ペットボトルの中は28℃になりました。
空気の中に水が溶けこんでる状態です。

 

 

 

 

ここで一気に圧力を下げると…
「おお~~~!」
雲ができました!
温度は24℃下がっています。

 

竜巻を作る実験もしました。


 

気を付けたいのは、雷についての迷信です。
「雷は金属に落ちやすい」「遠くで鳴っているからまだ、大丈夫」といったことを聞いたことはないですか?

雷の実験の映像を見せていただきました。
雷は金属を付けている、付けていないに関わらず高いところに落ちることが分かりました。
また、雷は音が遠くに聞こえていても、積乱雲の下ではどこに落ちるか分かりません。音は1秒間に340m進みます。音が聞こえている場所に落ちてもおかしくはないのです。

積乱雲は雷だけではなく大雨も降らします。
10mmの雨が1km四方に降ると、その水の量は1千万リットル。お風呂5万回分に相当します。
そしてその水が、幅が10mの川に流れ込んだとすると、1kmの長さにわたって川の深さは1mも増えます。
10mmの雨と聞くと、わずかな量に感じてしまいますが、それが集まるとものすごい水の量になるんですね。

雨の量を計る「転倒ます型雨量計」も見せていただきました。


雨が降っている状態です。

 

 

 

 

雨が降ると、ますに雨水がたまって…

 

 

 

 

 

 

やがて、いっぱいになると…
【ししおどし】の様な状況です。

 

 

 

 

これで、
雨の量も降った時間の間隔もわかるそうです。

 

 

実験を通して、雲や危険な竜巻になる現象を自分で体験して、天気が変わる仕組みを知ることができました。

ラジオの「気象通報」を聞きながら「地上天気図」に書き込む体験もしました。


 

 

 

親子で協力しあいながら天気図を完成させていました。

最後に、「突然、大雨が降ってきたり、外出中に雷が聞こえたらどうしたらよいか?」今日教えていただいたことを再確認して締めくくりとなりました。

空を見上げてみて雲の様子や風の吹き方、また、天気予報を観るのが楽しみになる講座となりました。


日本気象予報士会 東北支部の金野先生、講座をサポートしてくださった岩渕先生、小関先生、谷口先生、坂下先生、そして、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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マルハナバチって、どんなハチ?~カードゲームとお話で楽しむ、ハナバチと花の世界~

12月22日(土)13時30分~15時00分
マルハナバチって、どんなハチ?~カードゲームとお話で楽しむ、ハナバチと花の世界~
東北大学生命科学研究科 学振特別研究員RPD 小林知里氏 大野ゆかり氏
マルハナバチの生態や花との関わりについてのお話の後、マルハナバチと花の関係について学べるカードゲーム“まる花札”で遊びます。



■開催日時
12月22日(土)13時30分~15時00分

■講座タイトル
マルハナバチって、どんなハチ?~カードゲームとお話で楽しむ、ハナバチと花の世界~

■講師
東北大学生命科学研究科 学振特別研究員RPD 小林知里氏 大野ゆかり氏

■講座概要
マルハナバチの生態や花との関わりについてのお話の後、マルハナバチと花の関係について学べるカードゲーム“まる花札”で遊びます。

■募集人数/対象
20名(小学3年生以上、小学生以下は保護者同伴)

■申込締切
12月11日(火)※抽選(当選者にのみ12/15までご連絡)

■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

■問い合わせ・申し込み先
せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
メール:tamaki3salon@city.sendai.jp
電話 022-214-1233 FAX 022-393-5038

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地名から仙台を知ろう!【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。
9月8日(土)に『地名から仙台を知ろう!』と題したサロン講座を開催しました。
宮城県地名研究会の太宰幸子(だざいゆきこ)会長をお迎えし、宮城県や仙台市の地名の由来とそこに隠されている意味について教えていただきました。

【講師:太宰幸子氏】

<はじめに>
まず、地名を読み解く上で最も重要なポイントを教わりました。
それは、「地名は表記される漢字ではなく、発音される音が重要」ということです。
昔の人が実際に地名について発声していた「音」こそが、その地名を表す言葉ということです。
暮らしの中で、地形や場所の情報を他者と共有する必要に迫られたため、地形や地質などに名付けを行ったのが、そもそもの地名の始まりです。
それでも、数千年の間に文字として表記するために漢字を当てたり、共通語教育によって人々の言葉づかいが変わり、行政などの都合で地名が変更され、開発や災害によって地形そのものも変化してしまっています
古い時代から受け継がれて来た地名は、近年変更されて意味を持たない地名も多くなっているというのが実状なのです。宮城県や仙台市には、そんな古い地名がまだ多く残っているということでした。
先生には、いくつかキーワードになる地名を例に挙げながら、詳しく解説していただきました。

 

<地形や地質に関する地名>
「仙台(センダイ)」という地名は、いろいろな説がありますが、広瀬川によってつくられた地形を表現している「川内(センダイ)」という呼び方から付けられたという説が有力なのだそうです。
地形由来の地名には、他には「○○崎」「○○花」「○○鼻」など、土地が平地や川に向かって出っ張った地形を表す地名がよくみられ、例えば「竹の花」という地名は、植物の竹とは何の関係もなく、本来は「崖地の鼻」つまり平地に向って出っ張った崖のような土地を表す地名なのです。

 

<川に関する地名>
仙台市内では「袋」「鶴」「巻」などがついた地名も多くみられます。
「袋」は、川が袋状に蛇行して流れている様子で、そのような所では上流から運ばれてきた土砂が堆積しやすい。
「巻」は、川の蛇行が袋よりもきつく続いている様子。
「鶴」は、藤蔓や鍋のつるのように台地に沿って川が曲流している様子。
印象の良い漢字を当てる法律が昔からあり、“つる”には「鶴」という漢字が使われたようです(梅、竹、花、亀なども同様です)。
「米ヶ袋(コメガフクロ)」も川に関する地名の典型的な例です。ここで使われている「米」という漢字も、本来は砂を意味する「ヨナ」という言葉が訛って変化したものなのです。(ヨナ→ヨネ→米(コメ))
したがって「米ヶ袋」は、川が袋状に蛇行しているため、大雨や洪水でそこに大量の土砂が堆積したこと地であることを伝えている地名ということになります。
同じ広瀬川の上流に「牛越橋(ウシゴエバシ)」という橋があります。
この「ウシ」は、「フチ」つまり「淵」を意味します。川が深くて流れが澱んでゆっくり流れている状態を表しています。

 

<倉が付く地名>
この「クラ」とは、「クレ」という崖を、またその崖が崩れやすいことが由来です。 仙台市内では、「大倉」があります。
また「片平(カタヒラ)」は、和語(日本語)であれば、「ヒラ」が斜面をいうことから、片側が斜面になっていることを、アイヌ語であれば同じく「ひら」が「ピラ」の転嫁で崖を意味しているので、片側が崖であることが由来になります。広瀬川によってできた河岸段丘であることから二つの言葉の地名由来が言え、これは宮城県ならではの特徴をもつといえるでしょう。
崖を表す地名では、太白区の「鉤取(カギトリ)」もその一つです。元々は洪水やがけ崩れにより「ガケトリ(崖が取られる)」という意味の地名でしたが、漢字が当てられたことにより、変化して「鉤取」となりました。また、その鉤取を流れる「笊川(ザルガワ)」も、元々は「ザレガワ」でした。「ザレ」とは脆く崩れやすい地質(凝灰岩など)を意味し、そうした地質の所を流れる川を意味しています。流域には「砂押(スナオシ)」という地名もあり、大量の土砂が流れ込んだ場所であったことがわかります。
大水が出て、「まるで笊から水が漏るに洪水になるから笊川と呼ばれた」という解釈もありますが、これは付会(漢字を解釈した地名解)であるようです。

 

<花の地名>
仙台市内には、「梅田」「梅ノ木」「梅木」など「梅」という漢字が使われている地名があります。花の名前が付いていますが、これは花の名前に由来した地名ではなく、「ウメ」は「ウマル」「ウメル」「ウズマル」が元々の意味で、「埋」という漢字が正しいのですが、この漢字よりもおめでたい「梅」という文字を当てたのです。
近くを川が流れ、かつては洪水によって土砂に埋まったような土地と推察できます。
同様に亘理町「椿山」の「ツバキ」や宮城野区「燕沢」の「ツバメ」は、花や鳥を表す地名ではなく、「ツバクレル」という古い言葉が転訛したもので、「崩れやすい」地質を表します。

 

<暮らしにつながる地名>
青葉区の山間部に「青下」という地名があります。
古い時代には、人が亡くなるとお墓が作られるのは、よほどの権力者か有力者に限られていたそうです。
ほとんどの人は、集落のはずれなどで自然葬(土葬、水葬、風葬など)だったようです。そのような場所には、黄泉の世界への入り口を意味する「青(アオ)」のついた地名が多いということでした。

 

<古墳を造った人は?>
同じく宮城県内には古墳や墓地のある場所に「祝」という字の付く地名があります。
古くは「イワイ」は「ハフル」「ホウル」の意味を持ち、葬ることを意味します。
石巻市の渡波祝田では、両墓制という葬る墓とお参りする墓が違う墓制があり、土師氏に関わる「鶏を飼わない、鯉のぼりを上げない」など、敢えておめでたいことをしないという風習も残されていたそうです。
また、古墳や埴輪を造る技術を持った集団は「土師氏(ハジシ)」と呼ばれていますが、土師氏が作る古墳や埴輪の原料となる赤い粘土が採れる地が、「羽入(ハニュウ)」「羽生(ハニュウ)」「羽生(ハブ)」などの地名があります。ちなみに、ハニは赤い粘土を、ウはそのような粘土がある所を意味しています。
古代から稲作を行うさいに重要な産業であった「製鉄」に携わった人々に、「鋳物師(イモジ)」と呼ばれた人がいます。仙台では「芋沢(イモザワ)」などの地名に、その名残りがあります。
同じ「イモ」には、もうひとつ「天然痘」を意味する場合もあり、仙台の芋峠や東京や京都にある「一口(イモハライ)」などの地名が有名だそうです。

 

<アイヌ語で解ける地名>
宮城県仙台以北や青森県、秋田県、岩手県には、アイヌ語で解ける地名が多く残っています。
仙台近郊でいくつか例をあげてみると、
「茂庭(モニワ)」:モイワの転嫁で、聖なる山・霊山
「日辺(ニッペ)」:洪水などによる木(流木など)のある川
「案内(アンナイ)」:もうひとつの川
「四ッ辺(ヨツベ)」:腸のように蛇行している川
「愛子(アヤシ)」:イラクサのある所
「沓形(クツガタ)」:さるなしの実を採る川
「獺沢(オソザワ)」:川尻に滝のある川(カワウソではなく、オは川尻、ソは滝の意味)
「幼(オサナイ)」石巻市北上町女川にある地名で、川尻が乾くことを意味する。川の流れが、ある地点で地下に潜る状態を表し、北上山地を形成する石灰岩が関係しているのであろう。人の姓名の「小山内」や「長内」などは、ここから付けられたと考えられるということでした。

 

<おわりに>
今回の講座を通して、改めて地名に隠された意味の重さを知ることが出来ました。
地名は単に所番地を表す記号ではなく、私たちの先人がそこで暮らした痕跡であり、自然災害への警鐘を私たちに知らせている重要な意味を残しています。
先人が地名に託して残してくれたメッセージを読み解き、活用し、さらに未来の世代に伝えていくことが大切だと感じました。
まずは、自分の住んでいる地名から紐解いていってみたいという興味がわきました。
講師の太宰先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン
平 日 10:00~20:30
土日祝 10:00~17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始
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磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~

11月17日(土)13時30分~15時30分
磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~
株式会社佐久 専務取締役 佐藤太一 氏
私たちの暮らしを豊かにしてくれる「木」を管理し育てる林業を知り、たくさんの生きものが暮らす森林を未来に残すために必要なことを木にふれあいながら教わります。木のスプーン作り体験もあります。



■開催日時
11月17日(土)13時30分~15時30分

■講座タイトル
磨きサロン2~森林を未来に残す林業を知ろう~

■講師
株式会社佐久 専務取締役 佐藤太一 氏

■講座概要
私たちの暮らしを豊かにしてくれる「木」を管理し育てる林業を知り、たくさんの生きものが暮らす森林を未来に残すために必要なことを木にふれあいながら教わります。木のスプーン作り体験もあります。

■募集人数/対象
42名(小学生以下は保護者同伴) ※抽選(当選者にのみ11/10までご連絡)

■参加費
500円(税込)

■申込締切
11月6日(火)

■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

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せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
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