せんだい環境学習館 たまきさんサロン

サロン講座の開催

地球温暖化をはじめとする環境問題の解決には、私たち人間が地球環境へ様々な負荷をかけていることに気づき、一人一人が環境を考えた暮らしを実践する必要があります。誰もが自由に集い、学び合うことで、交流の環(わ)を広げることを目的に、サロン講座を開講します。私たちの暮らしを取り巻いている「環境」と「暮しとの関わり」を、様々な角度から学んでみましょう。

サロン講座の開催予定

サロン講座の詳細情報はこちら > 9月30日(土)17時00分〜19時00分
虫の声を楽しむ会~山田の巻~
伊東憲正 氏、斎藤雄二 氏
平安時代のお姫さまも、江戸時代の将軍さまも、虫たちの鳴き声を秋にきくのを楽しみにしていました。昔から変わらぬ、美しい虫の声を家族で楽しんでみませんか?




■開催日時
9月30日(土)
17時00分〜19時00分
※雨天決行(ただし、荒天時は中止) ■講座タイトル
虫の声を楽しむ会~山田の巻~   ■講師
伊東憲正 氏、斎藤雄二 氏 ■講座概要
平安時代のお姫さまも、江戸時代の将軍さまも、虫たちの鳴き声を秋にきくのを楽しみにしていました。昔から変わらぬ、美しい虫の声を家族で楽しんでみませんか?
虫のことが好きな子はもちろん、ちょっと苦手な子も、鳴く虫のことが好きになるかもしれない?!鳴く虫にまつわる、おもしろエピソードをきいた後、歩いて野外に移動して、虫の声をききます。どんな虫の声がきこえるかな? ■内容
専門家によるお話&野外観察 ■募集人数/対象
親子15組(先着) ■参加費
無料 ■持ち物
・汚れてもいい服装(雨天時は雨具)
・運動靴(サンダルではない方が良いです)
・虫よけスプレー
・懐中電灯
・飲み物 ■会場
山田住宅集会所(太白区山田北前町21−19) ■お申し込み方法
電話にて申込を受け付けます。電話で必要事項をお知らせください。
必要事項:①講座名、②参加者全員の氏名、③連絡先(電話番号)、④住所、⑤お子さんの年齢 ■申し込み先
山田市民センター
電話 022-244-0213
※内容に関する質問等についてはメール(kan007130@city.sendai.jp)でも受付いたします。

サロン講座の詳細情報はこちら > 10月15日(日)10時30分〜12時00分
第20回海のサイエンスカフェ『海の中の雪(マリンスノウ)の話』
日本海洋学会教育問題研究会 鋤柄 千穂
海洋でマリンスノウのもととなる物質がどのように作られ(光合成)、どのように変化して(食物連鎖)、どのように沈んでいくのか(沈降と分解)などを分かりやすく学びます。




■開催日時
10月15日(日)
10時30分〜12時00分 ■講座タイトル
第20回海のサイエンスカフェ『海の中の雪(マリンスノウ)の話』   ■講師
日本海洋学会教育問題研究会 鋤柄 千穂 ■講座概要
海洋でマリンスノウのもととなる物質がどのように作られ(光合成)、どのように変化して(食物連鎖)、どのように沈んでいくのか(沈降と分解)などを分かりやすく学びます。さらに、地球上の物質循環の中で、海洋に炭素が蓄えられていること、植物プランクトンを起点とした“生物ポンプ”と呼ばれる物質輸送の仕組みがあること、マリンスノウの正体とその重要性についても教わります。 ■募集人数/対象
20人 ※抽選 ■申込締切
10月3日(火) ■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館) ■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号 ■問い合わせ・申し込み先
せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
メール:tamaki3salon@city.sendai.jp
電話 022-214-1233 FAX 022-393-5038

サロン講座の受講申し込み

eメール(tamaki3salon@city.sendai.jp)、FAX、はがきでの申込ができます。応募多数の場合は抽選となります。

◯FAX・はがきでの申し込み先

必要事項(講座タイトル、日時、氏名、住所、連絡先)を記入の上、下記までお送りください。親子講座の場合は、参加されるお子さんの学年・氏名も記入してください。

FAX番号/
022-393-5038
郵送先/
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
仙台環境学習館たまきさんサロン

サロン講座には仙台市が企画する講座と、市民の方が企画する講座とがあります。
市民が企画する講座の開催方法は、こちらのリンクからご確認下さい。

仙台市企画講座

自然科学や工学技術、歴史、民俗学、食文化などと環境の関わりを、各分野の専門家が講師となり分かりやすく解説します。

オープンサロン講座

環境に関する知識や技術をたくさんの人に伝えたい方を講師として募集し、講座を実施していただきます。

※実施する講座はあくまで講師の知識及び技術に基づくものであり、内容につき市が保証するものではありません。

終了したサロン講座

左官職人さんから教わる~土壁塗り体験と自然の力~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。 8月20日に土壁塗ろう会の庄司徹さんをお迎えして「塗って知ろう!自然の力と土壁の暮らし」を開催しました。 朝の時点では霧雨でしたが、サロン講座が始まると雨が止み、屋外で土壁塗り体験が出来ました。 土壁塗ろう会の庄司さんは、左官屋さんの三代目で、宮城県村田町にある150年前の蔵の修復工事をされている他、宮城県内外で商業施設などの基礎工事をされています。 今回の講座のために前日から準備をしていただきました。 では…講座の内容はといいますと…   まずは、日本古来からの「土壁」の材料のお話です。 土壁は「土」、「水」、「藁(わら)」、「竹やヨシ」から出来ています。 全て土に還る天然の素材なのですね。 土に水と細かく切った藁を混ぜ合わせてから寝かせます。 すると藁が発酵し、藁の繊維がほつれ土に混ざり、結合剤のような役割になります。残った藁の芯の部分は土と土とをつなぐ役割になるため、土の強度が高まり、崩れにくい土壁になります。 土壁の家が立ち並んでいた時代は、近くにある天然素材を集めて壁に使用していました。 そして、土壁に利用した土は、水を加えることでまた別の土壁用の土として再利用することが出来ます。 藁が発酵して出来た土壁用の土は、竹やヨシを藁の縄で編み付けた「小舞(こまい)」に塗ります。 荒壁塗り(芯になる壁を作る)から大直し(平らにならす)、中塗りや仕上げ塗りなど、何度も乾いては塗り重ね、壁を作っていきます。 塗る回数は建物によって異なるそうです。 左官職人の岡田さんにもお手伝いいただき、道具の「こて」と「こて板」の使い方を教わりました。     いよいよ、土壁塗りの体験です。   職人さんに直接質問をしたり、参加者の皆さん同士で教えあいながら小さなボードに土を塗り、思い思いの絵や言葉を書いてお土産にしました。 壁に見立てた小舞に塗る体験は、ボードに塗るより難しそうでしたが、皆さん職人さんと同じように壁に塗ることができました。 最後の仕上げを素早く、手際よく塗る職人さんの姿には歓声と拍手が自然と起こり、和やかなに土壁塗り体験となりました。 最後に、土壁の特性である、湿度を調節する調湿性能や、温まった空気を壁が吸収し蓄える蓄熱性能を教わりました。 土壁は、エネルギーを使わずに、室内の湿度や温度を調節してくれるのですね。     *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥* せんだい環境学習館 たまきさんサロン 平 日 10:00~20:30 土日祝 10:00~17:00 休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始 *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*

気象予報士に聞きました!天気にまつわる言い伝えは本当?【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。 8月5日のサロン講座は、日本気象予報士会 東北支部の金野義典さんを講師に迎え、親子講座「天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予想~」を開催しました。 「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」や「雲が南東に流れると晴れ」は、西から天気が変わることを示し、これからやってくる天気を予想している言い伝えです。 よく耳にする「ツバメが低く飛ぶと雨」は、空気が湿ってくるとツバメのエサとなる虫が高く飛べず、エサを得るためにツバメも低く飛ぶためと言い伝えられています。 昔の人は、道具を使わずに空模様や生き物の特性を観察して天気を予想していたのですね。このことを「観天望気(かんてんぼうき)」と言います。 気を付けたいのは、雷についての迷信です。 「雷は金属に落ちやすい」「雷鳴が遠くで鳴っているから大丈夫」といったことは聞いたことはありますか? 雷の実験の映像を観てみると、雷は金属を付けている、付けていないに関わらず高いところに落ちることが分かりました。 また、雷は音が遠くに聞こえていても、積乱雲の下だとどこに落ちるか分かりません。たとえば10kmを超えるような積乱雲であれば、10km先に突然雷が落ちてもおかしくないのです。 お子さんはもちろん、お父さん、お母さんもメモを取りながら、講座に耳を傾けていました。 天気についてのお話の他にも、気象現象を実験で分かり易く教わりました。 大気圧やhPa(ヘクトパスカル)という単位は聞いたことはありますか?大気圧は空気を押す力のことでhPaはその単位です。 目には見えない大気圧を知るために、マシュマロを使った実験をしました。 密封された容器の中にマシュマロを入れて、容器の中の空気を抜くと…   マシュマロを押している力が小さくなることで、どんどんマシュマロが大きくなりました。 大きくなったマシュマロを食べてみたい!という声が上がりました。 でも…容器の中の押す力が小さくなり、外から押す力の方が大きくなったため、容器のふたを力いっぱい開けようとしても開きません。
容器に空気を送り込むと、マシュマロはみるみるうちに元通りの大きさになりました。 中と外の圧力が均等になったので、ふたも力をいれなくても開きました。   大きくなったシュマロは食べることが出来ないのですね。残念! 空の上では、周囲より気圧が高いことを「高気圧」、低いことを「低気圧」と言います。 ある一定の数値を超えているから高気圧になるわけではないそうです。 周囲の気圧の差で「高気圧(下降気流)」、「低気圧(上昇気流)」が起こり風が吹くのですね。 その他にも、身近なペットボトルを使って、雲や竜巻を作る実験をしました。 地球規模で起こると大きな雲や危険な竜巻になる現象を自分で体験して天気が変わる仕組みを知ることができました。 天気を予報するために使っている天気図や、白地図にラジオの気象通報の情報を聞き取りながら記入する体験もしました。 親子で協力しあいながら天気図を完成させていました。 貴重な体験をし、これから空や雲の種類、天気予報を観るのが楽しみになる講座となりました。 日本気象予報士会 東北支部の金野さん講座をサポートしてくださった杉山さん、小関さん、谷口さんそして、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。       *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥* せんだい環境学習館 たまきさんサロン 平 日 10:00~20:30 土日祝 10:00~17:00 休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始 *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*  

~仙台七夕まつり400年の歴史を90分で知ろう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。 7月29日(土)のサロン講座は、出版社「風の時編集部」 代表 佐藤正実さんを講師にお迎えして「仙台七夕 彩・再・祭~仙台七夕まつり400年の歴史を90分で知ろう~」を開催しました。 講師の佐藤さんは、“仙台の原風景を観る、知る。”をテーマに仙台の古い街並みの写真や古地図などを復元し、編集・出版しています。出版物には「仙台七夕まつり歴代ポスター大全集」や「仙台地図さんぽ」大正編・江戸時代編などがあり、仙台の魅力を宮城県内外へ発信しています。   今回の講座は、親子連れの参加もあり、肩肘の張らない和やかな雰囲気の中お話頂きました。 七夕の由来は、織姫と彦星の民話と一緒に中国の星祭り「乞巧伝(きっこうでん)」が京都に伝わり、江戸時代初期(約400年前)に仙台藩祖伊達政宗公が仙台へ伝えたと言われています。   その後、七夕の風習はどのようにして、仙台の地に根付いていったのでしょうか。 「日本三大七夕」と言えば、神奈川県平塚市、愛知県安城市と仙台市ですが、他の2都市と違い、仙台七夕まつりの特徴は、和紙で作られている事と旧暦の7月6日のひと月遅れに当たる8月6日から開催されることです。     江戸時代後期は、7月6日に家々で七夕飾りを掲げ、7日の朝に願いを込めて広瀬川へ流す習俗があり、稲の開花時期に五穀豊穣を願い、お盆の準備をするお祭りとして根付いていきました。 また、七夕は学校行事にもなり子どもたちが墨で文字を書く練習をし、その半紙を吹流しなど飾りに使っていました。 和紙等の飾りは、昭和29年~33年の期間だけ雨天対策としてビニール素材の飾りが使われたこともあったそうです。 昔から仙台七夕まつりは雨との闘いがあったのですね。 仙台七夕まつりの七つ飾りには、それぞれ願いが込められています。 短冊(たんざく) 願い事を書き学問や書道の上達を願う。 折り鶴(おりづる) 家内安全と延命長寿を願う。   【写真・昭和初期 所蔵/風の時編集部】 吹き流し(ふきながし) 機織りの上達、江戸時代は5色の糸で飾られた願いの糸の変形化で願い事は3年のうちに叶うと言われています。 巾着(きんちゃく) 金銭に不自由しないように富貴を願う。 紙衣(かみごろも) 裁縫技術の上達と、これを着る子どもの健やかな成長を願う。 屑籠(くずかご) 倹約に努め、物を粗末にすることを戒める。 投網(とあみ) 海の恵みへの感謝と豊漁を願う。 薬玉(くすだま)は、仙台ならではの飾りですが、七つ飾りには含まれないそうです。 【写真:昭和10年代 所蔵/風の時編集部】 七つ飾りに込められた願いは変わりませんが、仙台七夕まつりは昭和に入ってから大きな変化がありました。 家々で願いを込めて飾りを作り掲げるお祭りから、昭和3年に開催された「七夕飾りコンクール」をきっかけに、商店街に大きな飾りが掲げられ商店街のお祭りと発展していきます。昭和8年には、仙台の人口が約20万人に対し、15万人の見物客が訪れたと言われています。 その後、昭和22年には、8月6日7日の2日間開催から8日も加え3日間の開催になり、観光のお祭りと変わっていきました。昭和40年には、自衛隊の車が電飾で彩られた「動く七夕パレード」が行われ、七夕飾りを観るお祭りからイベントを楽しむお祭りになりました。 【写真:昭和30年代 所蔵/風の時編集部】 そして、仙台七夕まつりは、昭和53年の宮城沖地震や昭和61年の洪水被害、平成23年の東日本大震災などの災害があっても中止せず、その時々の願い祈りが込められた祭りとして現在に受け継がれていることを教わりました。 講座では、古地図や昭和10年に仙台駅前で撮影された貴重な16㎜フィルムの映像資料から82年前の仙台七夕まつりを知る事が出来ました。 ご参加いただいた方からは、「毎年七夕に行きますが、今年はさらに楽しめそうです。」の声もあり、仙台七夕まつりの歴史を知り、魅力を再発見することが出来た講座となりました。各家々で七夕を飾る習慣が、また仙台市内で復活すると良いですね。 佐藤正実さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。   *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥* せんだい環境学習館 たまきさんサロン 平 日 10:00~20:30 土日祝 10:00~17:00 休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始 ※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。 *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*  

廃泥土のリサイクル-不要な泥土から植物用の土を作る-【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。 7月28日に東北大学大学院環境科学研究科の高橋弘教授をお迎えして、 「廃泥土のリサイクル-不要な泥土から植物用の土を作る-」と題し、サロン講座を開催しました。今回は家庭ごみ減量課主催の「ワケルくんバスで行く!夏休み親子環境施設見学会」と提携し、10組の親子のみなさまにご参加いただきました。 はじめに、高橋先生から不要な泥土とは何かを教えていただきました。 私たちが普段飲んでいる水道水は、浄水場で安全な水に生まれ変わります。浄水場では、川や湖から運ばれてきた原水の土砂や浮遊物を取り除いていきますが、この取り除いたごみが「浄水発生土」と呼ばれる不要な泥土の正体です。   仙台市の浄水場で1年間に発生する「浄水発生土」を家庭のお風呂に貯めようとすると、11,000個の浴槽が必要になるそうです。安全な水を作ると大量の不要泥土が発生してしまうんですね。 次に、先生からどろどろの汚水を見せていただきました。 「これはいったい何でしょう?」       先生に見せてもらったどろどろの液体・・・これは、「浄水発生土」の疑似廃泥土です。 「浄水発生土」の多くは、そのままだと廃泥土として処分場に捨てられてしまいます。     では、処分場に捨てられる「浄水発生土」は減らすことができないのでしょうか。 答えは、実験をして確かめてみましょう。 まず、廃泥土をよくかき混ぜます。 そこに、細かく切った古新聞紙を入れます。         新聞紙が水を吸って、かき混ぜる手が少し重くなってきました。 乾いた新聞紙が水を吸うまで、頑張ってかき混ぜます。 「手が疲れた~!」みんなの悲鳴が聞こえてきました。   次に、粘土のかたまりのようになった廃泥土に、白い粉を少しふりかけます。 「これは、吸水性ポリマーの粉です。みんなが赤ちゃんの頃にお世話になった紙おむつに使われているものです。もう少し頑張ってかき混ぜましょう!」     泥はどんどん固く粘ってきました。吸水性ポリマーが水分を吸水したからです。 最後に、分散剤という液体を入れてかき混ぜると、今度はポロポロとしたそぼろ状のかたまりになりました。でも、最初の水分がどこかにいってしまったわけではありません。ためしに、このかたまりをギュッと手でしぼってみると、ぽたぽた水がしみ出してきました。 *使用した吸水性ポリマーや分散剤は、時間をかけて微生物によって分解される、環境に負荷をかけないやさしい物質を使っています。 吸水性ポリマーや薬品を加えることで、どろどろの液体だった廃泥土が、植物を植えることができる土に生まれ変わりました。 「では、出来上がった土に、早速お花を植えてみましょう!」 「日々草」と「ペンタス」というかわいらしい花を植えてみます。   みなさん、きれいに植えることができました。 これからもきっと、きれいな花をたくさん咲かせてくれることでしょう。       この日、実験した方法は、浄水場から出る廃泥土の処理の他にも、震災で出たヘドロのリサイクルや道路のかさ上げ工事の地盤材としても使われているそうです。 セメントと古紙を混ぜることにより古紙の繊維がつなぎの役目をして、より強度が増すのだそうです。   ごみとなって捨てられるようなものでも、工夫すれば立派な原料や材料として活用できるものに生まれ変わることができることを学習しました。 今回の実験を通して、リサイクルにもっと興味を持ち、ゴミが少ない社会を目指していきましょう。   高橋先生、講師補助の大島さん、ありがとうございました。 今回の講座にご賛同いただき、花の苗を提供してくださった仙台生花株式会社様、植木鉢を提供してくださったアイリスオーヤマ株式会社様、ありがとうございました。   *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥* せんだい環境学習館 たまきさんサロン 平 日 10:00~20:30 土日祝 10:00~17:00 休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始 ※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。 *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*                

ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ 第1回 【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。7月27日に東北大学大学院環境科学研究科の古川柳蔵准教授をお迎えして、 「ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ」と題したオープンサロン講座を開催しました。まな板を「作る」「修繕する」「作り替える」という過程を通して、実際に木と触れ合いながら、最後まで長く使い続けることの大切さを学んでいきます。 全3回の連続講座のうち、今回は1回目の「まな板を作る」講座を、午前と午後の2回開催しました。 まず、スライドを見ながら、今、地球で起こっている様々な環境問題が、今後私たちの社会や暮らしにどんな影響を及ぼすのか、身近な暮らしをもう一度見直してみることを学習しました。 今回の講座で取り上げるのは、私たちにとってとても身近でありながら、環境問題を考える上で欠かせない森の木についてです。 森の木は、雨水をためて地球上の水をコントロールし、生き物を育んできました。 地球環境では、海~雲~雨~森~川~海という水の循環のしくみが、できあがっています。 また森の木々は、光合成により、二酸化炭素を酸素に変えてくれます。 私たち生き物にとってなくてはならない酸素を生み出してくれているのです。   森の木々は、やがてどんどん成長し、木材として使われるようになります。 でも今、森はどうなっているのでしょうか? 産業の発展にともなって多くの森が伐採され、減っていきました。人は木をエネルギー源や資材として使ってきたのです。森が少なくなると、大雨による土砂災害が増えたり、つくられる酸素よりも排出される二酸化炭素の方が増えてきます。さらに、人は木材よりももっと効率の良い地下資源を大量に使うようになり、二酸化炭素が多く出るようになってしまいました。これは、地球温暖化の原因にもなりました。石油を原料にしたプラスチックは、使われなくなって捨てられても、木材のように自然に還ることはありません。いつまでも消えないごみが、地球上に大量にあふれるようになりました。 また、森は手入れをしないと、背の高い木が成長し日を遮ることで、小さな木々が育たなくなり、どんどん荒れてしまいます。 では、森とのつきあい方の一つとして、森の木を使って何かできないか、考えてみましょう! これは、まな板(カッティング・ボード)の材料となる杉板です。 まだ木を切り抜いただけなので、表面もザラザラしています。 この板をまな板としてちゃんと使えるようにきれいに仕上げていきます。       まず、「やすりがけ」をしていきます。 最初は、目の粗い80番の紙やすりで削っていきます。 けっこう力と根気のいる作業です。 みんな、黙々と作業を続けていきます・・・ 「手が疲れたぁ・・・」 次に、電動トリマでボードのふちを角がなくなるように丸く面取りします。 そして、またやすりがけ・・・       今度は少し細かい目の120番の紙やすりです。 だいぶ、ツルツルになって来ました! 「じゃあ、最後に仕上げの240番の紙やすりをかけましょう!」 「えーっ!! まだやるのー?!」 やすりがけが終わったら、今度はまな板に焼きごてで好きな絵を描いていきます。 
これが、一番楽しかったかな?         最後の仕上げに、乾性油のグレープシード・オイルか亜麻仁油を塗って完成です! 自然素材を使って作ったオリジナルの手作りまな板(カッティング・ボード)が出来上がりました。 何か作るって楽しい! 使ってもらうお母さんにメッセージも書きました。 最後に、自分で作ったまな板を持って先生と記念写真です。 古川先生、講師補助の三橋さん、ありがとうございました。 今回の講座は、「未来の暮らし方を育む泉の創造」プロジェクトの一環として行われました。  次回の第2回講座は「修繕する」です。今回作ったまな板を二ヶ月間使ってもらい、また持ってきてもらいます。 二か月後、みんなのまな板はどうなっているでしょうね。     *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥* せんだい環境学習館 たまきさんサロン 平 日 10:00~20:30 土日祝 10:00~17:00 休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始 ※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。 *‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*