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地球温暖化って?地球温暖化って?

1.地球温暖化の現状とそのメカニズム

(1)地球の気温が上昇しています!

 地球の平均気温は、変動を繰り返しながら上昇しており、過去100年当たりで0.74℃の割合で上昇しています。過去50年間でみると、100年当たりで1.28℃の上昇割合となっており、そのペースが上がっています。
 気温は今後、ますます上昇すると予測されています。温室効果ガスの排出量が異なる複数のシナリオを想定して予測した結果、2100年までに、最も温室効果ガスの排出を抑えた場合でも1.8℃(予測幅1.1℃~2.9℃)、逆に排出量が最も大きい場合で4.0℃(予測幅2.4℃~6.4℃)上昇するとされています。
 いずれにしても、過去100年よりも高い割合での上昇が予測されています。

(2)様々な影響が出ています!

①海水面の上昇!

 20世紀の100年間で、世界の平均海面水位は約17cm上昇したと推計されています。近年では、大きな速度で上昇しており、1993年から2003年にかけては年間約0.31cm(100年当たりにすると約31cm)の上昇となっています。
 南極などの氷床の融け具合によっては、さらに大きく上昇すると予測されています。

②生態系にも影響が発生!

 様々な生物にも影響が見られています。
 陸生生物では、春の鳥の渡りや産卵が早まったり、生息域が高緯度や高地の方へ移動している動植物の存在も確認されています。
 水生生物では、極地に近い海洋にいる生物の数や、魚の回遊状況などにも変化が生じています。

③異常気象が増加・拡大!

 世界各地で、強い台風・ハリケーンや集中豪雨、干ばつ、熱波などの異常気象が発生しています。
 2003年8月にヨーロッパを襲った熱波は2万人以上の死亡者を出し、オーストラリアでは年や地域での差はありますが、6年以上も干ばつが続いています。
 2005年にアメリカに上陸したハリケーン「カトリーナ」は、1,800人を超える死亡者と120万人を超える避難民を出し、2008年4月に発生したサイクロン「ナルギス」は、ミャンマーで14万人弱にも及ぶ死亡者・行方不明者を出しています。
 地球温暖化の進行により、異常気象が頻発し、被害が増すことが懸念されています。

(3)地球温暖化のメカニズムは?

 地球は、太陽エネルギーを受けてあたためられる一方で、宇宙に向けて熱を放出しています。
 太陽から届くエネルギーは、主に目に見える光で届き、地球の大気はこれをほぼ透過しますが、地球からは目に見えない赤外線として熱が放出されます。
 この赤外線を、二酸化炭素などの気体が吸収して、その一部を地球へ戻すことで、地球の気温は適度に保たれています。この作用を「温室効果」、その効果をもたらす二酸化炭素などの気体を「温室効果ガス」といいます。
 温室効果ガスは、私たちが生活するうえで必要ですが、近年、その量が増え続けているため、気温の上昇を引き起こしています。


全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より引用

(4)温室効果ガスは増え続けています!

 温室効果ガスである二酸化炭素の大気中の濃度は、産業革命前の1750年から2005年までに約35%(280ppm→379ppm)も増加しており、過去2万年で最大の増加率となっています。
 私たち人間が、石油や石炭などを使用することで排出される二酸化炭素の量は、自然の吸収量を超えているため、どんどん増え続けています。このままだと、2100年には、二酸化炭素の濃度が産業革命前の約2倍~3倍以上(540~970ppm)まで増加すると言われています。

1(1)から(4)は、環境省「STOP THE 温暖化2008」、「機構変動に関する政府問パネル(IPCC)第4次報告書」などを参考としています。
※詳しくは、環境省全国地球温暖化防止活動推進センターなどのホームページをご覧ください

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2.仙台における地球温暖化

(1)仙台でも気温は上昇しています!

 仙台の年平均気温は100年当たり2.26℃の割合(1927-2010年からの換算)で上昇しています。
 日本全体では、100年当たりで約1.15℃の上昇割合となっていますので、それと比べると高い割合ですが、大都市特有のヒートアイランド現象の影響も大きいと考えられています。
 気温上昇が進むにつれ、それまではほとんど観測されなかった熱帯夜(最低気温が25℃以上)が、1980年代後半から毎年のように観測されるようになりました。
 また、冬日(最低気温0℃未満)の日数は、1950年ごろと比べると30~40日減少しています。
仙台市の気温の変化

(2)仙台でもこんな影響が!

①植物への影響!

 仙台市では、春の訪れの象徴である桜の開花時期が1980年代では4月中旬であったのが、近年では4月上旬に早まりました。また、秋の風物詩であるイチョウの黄葉が遅くなるなどの変化も見られています。

②大雨の日数が増加!

 地球温暖化が進行すると、大雨の頻度が高まると言われています。
 年降水量には、いまのところ目立った変化はありませんが、1日の降水量が50㎜以上となる大雨の日数に、増加傾向が見られます。

2(1)及び(2)は、仙台管区気象台「地球温暖化による東北地方・宮城県の気候への影響」を参考としています。

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