ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ 第1回 【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。7月27日に東北大学大学院環境科学研究科の古川柳蔵准教授をお迎えして、 「ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ」と題したオープンサロン講座を開催しました。まな板を「作る」「修繕する」「作り替える」という過程を通して、実際に木と触れ合いながら最後まで長く使い続けることの大切さを学んでいきます。

全3回の連続講座のうち、今回は1回目の「まな板を作る」講座を、午前と午後の2回開催しました。

まず、スライドを見ながら、今、地球で起こっている様々な環境問題が、今後私たちの社会や暮らしにどんな影響を及ぼすのか、身近な暮らしをもう一度見直してみることを学習しました。

今回の講座で取り上げるのは、私たちにとってとても身近でありながら、環境問題を考える上で欠かせない森の木についてです。

森の木は、雨水をためて地球上の水をコントロールし、生き物を育んできました。

地球環境では、海~雲~雨~森~川~海という水の循環のしくみが、できあがっています。

また森の木々は、光合成により、二酸化炭素を酸素に変えてくれます。

私たち生き物にとってなくてはならない酸素を生み出してくれているのです。

 

森の木々は、やがてどんどん成長し、木材として使われるようになります。

でも今、森はどうなっているのでしょうか?

産業の発展にともなって多くの森が伐採され、減っていきました。人は木をエネルギー源や資材として使ってきたのです。森が少なくなると、大雨による土砂災害が増えたり、つくられる酸素よりも排出される二酸化炭素の方が増えてきます。さらに、人は木材よりももっと効率の良い地下資源を大量に使うようになり、二酸化炭素が多く出るようになってしまいました。これは、地球温暖化の原因にもなりました。石油を原料にしたプラスチックは、使われなくなって捨てられても、木材のように自然に還ることはありません。いつまでも消えないごみが、地球上に大量にあふれるようになりました。

また、森は手入れをしないと、背の高い木が成長し日を遮ることで、小さな木々が育たなくなり、どんどん荒れてしまいます。

では、森とのつきあい方の一つとして、森の木を使って何かできないか、考えてみましょう!

これは、まな板(カッティング・ボード)の材料となる杉板です。

まだ木を切り抜いただけなので、表面もザラザラしています。

この板をまな板としてちゃんと使えるようにきれいに仕上げていきます。

 

 

 

まず、「やすりがけ」をしていきます。

最初は、目の粗い80番の紙やすりで削っていきます。

けっこう力と根気のいる作業です。

みんな、黙々と作業を続けていきます・・・

「手が疲れたぁ・・・」

次に、電動トリマでボードのふちを角がなくなるように丸く面取りします。

そして、またやすりがけ・・・

 

 

 

今度は少し細かい目の120番の紙やすりです。

だいぶ、ツルツルになって来ました!

「じゃあ、最後に仕上げの240番の紙やすりをかけましょう!」

「えーっ!! まだやるのー?!」

やすりがけが終わったら、今度はまな板に焼きごてで好きな絵を描いていきます。 
これが、一番楽しかったかな?

 

 

 

 

最後の仕上げに、乾性油のグレープシード・オイルか亜麻仁油を塗って完成です!

自然素材を使って作ったオリジナルの手作りまな板(カッティング・ボードが出来上がりました。

何か作るって楽しい!

使ってもらうお母さんにメッセージも書きました。

最後に、自分で作ったまな板を持って先生と記念写真です。

古川先生、講師補助の三橋さん、ありがとうございました。

今回の講座は、「未来の暮らし方を育む泉の創造」プロジェクトの一環として行われました。 

次回第2回講座は「修繕する」です。今回作ったまな板を二ヶ月間使ってもらい、また持ってきてもらいます。

二か月後、みんなのまな板はどうなっているでしょうね。  

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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