今年も雨か!「たまきさんサロンで星空を見上げよう」でも盛り上がったよ

こんにちは!こないだまで暑かったと思ったら。。。この頃は雨ばっかり降ってムシムシ暑いですね。梅雨時だからあたりまえか?でももう8月だぞ。
この時期は恒例の夏の星空を観察する会なのですが。。。今日は外は雨。今日だけじゃないよ〜昨日も明日も雨。どうにかならんのかね。
本当だったら今日は船長の持っている模型〜土星を観察するつもりだったのに。あ〜あ。ダメダコリャ。


はい。あらためて、天文ボランティア「うちゅうせん」の船長の永井さんです。
「土星は星空観察会でも一番人気の衛星なんだけど。。。夏の間は土星は見頃を迎えています。今年は輪っかも傾きが大きくて、とてもよく見えていますので、近所に望遠鏡を持っている人がいたら、見せてもらいましょう。」僕も引っ張り出して星空見物しようかな。
まぁ。星が見えないからってくよくよせず。星のお話やビンゴ大会で楽しく過ごしましょう。


はじめは「うちゅうせん」船員の近藤さんのスライド「七夕のお話」
え?何度もやったって?子供の頃は、お話は何回でも楽しめたんですよ。(でも、ちょい端折って)
むかしむかし。天の世界には織姫という働き者のお嬢さんがいましたとさ。
来る日も来る日も機を織る織姫に、天の神様は良いお婿さんを迎えてあげようと思ったんですね。


働き者には働き者を。牽牛という牛使いの青年も大変によく働く好青年だったので、お婿さんにぴったりだと考えたんですよね。
〜でも大丈夫かなぁ〜。


そうしましたら。二人とも相性抜群&意気投合したのはいいのだけど、仕事が面倒臭くなって、遊んでばかりでぜ〜んぜん働かなくなってしまった!


服を作る生地は無くなっちゃうし、牛はほっときっ放しで痩せて病気になっちゃうし。


神様もいいかげんマジメに働け!!
って何回言っても遊んでばかりなので、仕方なく二人を天の川のあっちとこっちに分かれて住ようにして、会えなくしちゃったんです。


そしたら二人ともシクシクシクシク……なんの解決にもなっていない。


ならば真面目に働けば、一年に一回だけあって良しとしよう。
その約束を守るために二人は一生懸命働くようになりましたとさ。そして、一年に一回。七夕の日には一羽のカササギがやってきて、天の川の両岸に橋をかけてくれるようになりました。


なるほどですね。織姫はこと座のベガ。牽牛はわし座のアルタイルで、天の川を挟んで両岸に輝いています。


そして、川に橋をかけるカササギは、天の川に大きく翼を広げるはくちょう座となりました。
このはくちょう座のデネブの3つの星をつなぐと、学校でも習う夏の夜空に輝く「夏の大三角形」となるのです。


どうですか?七夕の物語は。
七夕は一年に一回。なので織姫と牽牛が会えるのは一回きりかというと、今では七夕が「新暦(太陽暦/太陽の動きに合わせた暦)」の他に「旧暦(太陰暦/月の満ち欠けの暦)」そして仙台では、七夕の頃はどうにも雨が多いので一ヶ月遅らせた「月遅れの七夕」として、都合3回会えるということですね。七夕のお祭りも8月6日から8日まで開催されてます。


では続いて夜空の星座のお話。
みなさんに配布したプリントは、7月の星空の配置を書いたものです。何かが普通の地図と違うと思いませんか?そうです、東西の向きが違います。


この星座表は星空を見上げて使うように出来ているんですね。
そうこんな感じ。プリントは7月の星空だけですが、本屋さんなどでは一年中使える向きをぐるぐる回転させる星座早見盤なども売ってます。


…..ちょっと上向きすぎじゃない?


これね。上ばっかり向いていると首が痛くなっちゃうので、こんな方法があります。


南の方向を見るときには、早見盤の南の方角を下に。西を向くときは西を下にしてみてください。ちょうど目の前の星は同じく見えるはずです。


では、ちょっと趣向を変えて地球儀を使った地球の話。
地上を回っている人のいる人工衛星は、今はISSの他に中国が二人乗りの衛星を飛ばしていますが、それはこの地球儀ではどのあたりでしょう?

400キロの高さを回っていますので、だいたい。。。30センチの地球儀だと100キロは2mmなので、ISSは1センチほどのところをぐるぐる回っています。
速度は秒速8キロメートル。90分で地球を1周してしまいます。この速度は第一宇宙速度と言って、地球の引力から離れて宇宙空間に飛び出すのに必要な速度なんですね。


では、お月様はどのあたりを回っているでしょう。
お月様は衛星よりもはるかに大きく重いので、ずっと遠くを回っています。


38万キロ。30センチの地球儀では、9メートルほどの場所をぐるぐる回っていて、お互いの引力のせいで地球の海水が動いて、潮の満ち引きが発生しています。
なんと海水の移動で抵抗が発生してエネルギーが失われるので、月はどんどん遠ざかっているのです。その距離は年に2〜3センチ。想像を超える微妙な数字ですね。

続いて星座ビンゴの時間です。みなさんに配った星座表には31個の星座が書いてありますので、その中から9個を選んでマスに書き込んでください。


さて、何を書こうかなぁ〜。でもあんまり長い名前は書きたくないし。


そして箱に手を入れて、引いた紙に書いてある星座を大きな声で読んでね。


こうま座。
そうしたら、こうまを塗りつぶす。要領はわかったね。


コップ座なんてのもあるんですね。リーチが出たら立ち上がってね。でもなかなかビンゴは出ない。
このビンゴはもう10年以上やっているんだけど、過去2回だけ、3枚引いてビンゴが出たことがあるそうな。


そしたら「ビンゴ」一番をひいた男の子でした。


1先着10人まで。永井さんが撮った素敵な星の写真をもらっていってね。


う〜ん悩む。ってずいぶん考えて、手にしたのはオーロラの写真。アラスカで撮ったそうですよ。


はい。次は誰がビンゴになるかなぁ〜。


中にはこんな奇特な方も。リーチが4個も揃って、なにが出てきてもビンゴなのにハズれている。。。


続いて、うちゅうせん船員のにしぐちさん「オリオンとサソリ」です。


昔々。ギリシャにオリオンという青年がいました。
オリオンは父親ポセイドン譲りの能力で海を自由に渡ることができます。

そして狩の名手でもあるオリオンは、島に渡ると動物を残らず捕まえてしまいます。


凄まじい狩の名手。強靭な肉体にイケメン。
村人に対しても「は〜っはっは。俺様にはかなわないだろう」って、性格に問題があるなコイツ。

さらに酒を飲めば妖精ニンフに「おいらと遊ばな〜い」ってちょっかい出すもんだから女神様は怒って。。。

サソリに命令したんです。
「オリオンを懲らしめておしまい」
さて、サソリはオリオンを探すと、なんと熊と戦っている最中でした。


闘いに夢中になっているオリオンの足元に近寄り。。。チクっと。


慌てたオリオンはサソリを踏み潰しましたが、毒が全身に回ってしまって死んでしまいました。


女神さんは懲らしめるつもりだったのに命まで奪ってしまって申し訳ないと思い、オリオンと、踏み潰されて死んだサソリを星座にして夜空に残すことにしました。


なので、いまでもオリオンはサソリが姿を表すと、反対側に逃げてしまう。
さそり座が夏の星座でオリオンは冬の星座。いつもオリオンはサソリから逃げ回っているのですね。



では、そろそろ最後。
今日会場の皆さんで、質問のある方はいますか?
「はい。北極星が位置が変わらないのはなぜですか?」


地球の自転軸は少し傾いているんですね。
その軸の延長上にあるのが北極星です。だから常に北を指しているのです。
この北極星ですが地球の公転の軸も2万6000千年ごとに少しずつぐるぐる回転しているので、常に同じ星が北極星になるわけではありません。エジプトにピラミッドができた頃はりゅう座のトゥバンが北極星でした。そして、今後はこと座のベガが北極星の位置にきます。
なんだか不思議ですね。


永井さんが大学の先生と話をしましたところ、人の知恵の話になりました。
先生が言うには、知恵は、始まりはまるで、小さな玉ころのよう。赤ちゃんの頃に小さな玉だった知恵はだんだん膨らんで、大きな丸になっていきます。では、知恵の外側はなんでしょう?未知なのです。
すると知恵が膨らめば膨らむほど、未知に接する部分が増えていく。だから人は一生学び続けると言うのです。
なるほどと感心した永井さんでした。
確かにね〜勉強は楽しいですよ。一生かけると大変な知識になりますね。


そんなこんなで、楽しい勉強の時間は今日はこれでおしまい。また天文観測回は開催するから、次こそは星が見られるようお祈りして、楽しみにしててね。またね〜。

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