月別アーカイブ: 2017年8月

第20回海のサイエンスカフェ『海の中の雪(マリンスノウ)の話』

10月15日(日)10時30分〜12時00分
第20回海のサイエンスカフェ『海の中の雪(マリンスノウ)の話』
日本海洋学会教育問題研究会 鋤柄 千穂
海洋でマリンスノウのもととなる物質がどのように作られ(光合成)、どのように変化して(食物連鎖)、どのように沈んでいくのか(沈降と分解)などを分かりやすく学びます。




■開催日時
10月15日(日)
10時30分〜12時00分

■講座タイトル
第20回海のサイエンスカフェ『海の中の雪(マリンスノウ)の話』

 

■講師
日本海洋学会教育問題研究会 鋤柄 千穂

■講座概要
海洋でマリンスノウのもととなる物質がどのように作られ(光合成)、どのように変化して(食物連鎖)、どのように沈んでいくのか(沈降と分解)などを分かりやすく学びます。さらに、地球上の物質循環の中で、海洋に炭素が蓄えられていること、植物プランクトンを起点とした“生物ポンプ”と呼ばれる物質輸送の仕組みがあること、マリンスノウの正体とその重要性についても教わります。

■募集人数/対象
20人 ※抽選

■申込締切
10月14日(土)※締め切り日を延長しました

■会場
たまきさんサロン(東北大学青葉山新キャンパス環境科学研究科本館)

■お申し込み方法
メールまたはハガキ、FAXでお申し込みください
必要事項:必要事項:講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号

■問い合わせ・申し込み先
せんだい環境学習館たまきさんサロン
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
メール:tamaki3salon@city.sendai.jp
電話 022-214-1233 FAX 022-393-5038

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虫の声を楽しむ会~岩切の巻~開催レポート

「今年の夏はちっとも暑くないなぁ、雨ばっかりだし」、なーんて思っていたら、お盆過ぎ頃から急に暑くなりましたね。8月26日は宮城野区にある岩切市民センターで虫の声を楽しむ会を開催しました。岩切市民センターは、なんと「すずむし室」という部屋がある、楽しい市民センター!


まずは、「すずむしの里づくり実行委員会」の森さんと清水さんからのお話。宮城野のスズムシは藩政時代には、「七振り鳴くすずむし」として、伊達藩から将軍家に献上された歴史もあり、仙台の人々にとってスズムシは昔から特別な虫で、「仙台市の虫」にもなったとのこと。駅前やアーケードの中をよ~く探すと、スズムシ模様が隠れているという、おもしろいお話もありましたよ!


岩切市民センターでは実際にスズムシも育てているので、スズムシの観察もしました。リーンときれいな声で鳴くのはオスだけで、オスはメスより数が少ないということも教えてもらったので、オスとメスの見分け方も勉強しました!


スズムシに詳しくなったので、今度はスズムシ以外の鳴く虫についても教えてもらおう!ということで、先生役をバトンタッチ。野外で生きものを調べるプロ、株式会社エコリスの沓澤さんと細見さんです。虫についてわからないことがあったら何でも聞いてね!


目指すのは岩切大橋の下。七北田川沿い右岸側の緑地です。さぁ、どんな虫の声が聞えるかな?


緑地からは、沢山の虫の声!川の近くの藪からは、先日、放虫したというスズムシの鳴き声も聞こえます。日中は暑かったけれど、夕暮れは涼しい。虫の声を聞きながら外を散歩するのはとても気持ちが良いね。子ども達は、虫を探して捕まえるのに夢中!


あちらこちらから、「おじさーん、これはなに~?」「でかいのとった~!」という声が!そして、みんな、すさまじい勢いで虫を捕まえていきます。最初はおっかなびっくりだった子も、すぐに慣れたようです。


子ども達が夢中で虫を捕っている間、お父さん、お母さん達は、今、鳴いている虫の種類などについてお話を聞きました。「線香花火のような音で鳴いているのがセスジツユムシ」。ふむふむ。
ご自宅のまわりで鳴いている虫の種類が分かったら、おもしろいですよね!


少し暗くなってくると、今度は懐中電灯が大活躍。こっちの土手からは、コオロギの声が沢山聞こえるけれど、すばしっこくて捕まえるのが大変。ハラオカメコオロギを捕まえることができたら、なかなかすごいよ、とのことだったので、みんな一生懸命探しました。


最後はスライドを使って、おさらいです。部屋を暗くして、一つずつ、虫の名前と鳴き声を確認していると、鳴き声(録音した虫の声)につられて、飼育ケースの中のスズムシ達も「リーンリーン」と鳴き出しました。むむむ。スズムシ達よ、おさらいができないから、もうちょっと静かにしておくれ~。


外では見つけることができなかった人も、見ることができるように、本物の虫たちもちょっとだけ連れてきました。セスジツユムシは、背中に線が入っているから「セスジ」って言うのかぁ。なるほど。


参加者のみなさんにアンケートを書いてもらいました。大人も子どもも、楽しい時間を過ごすことができたようです。「もっと長い時間、探したかった」と書いてくれた子もいましたよ。
今度は是非、家のまわりで聞いてみてね!


♪虫の声を楽しむ会(岩切の巻)で観察した虫たち♪
セスジツユムシ、クサキリ、スズムシ、カンタン、タンボオカメコオロギ、ハラオカメコオロギ、エンマコオロギ、シバスズ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、オンブバッタ、ヒシバッタの仲間
(12種類)

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左官職人さんから教わる~土壁塗り体験と自然の力~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

8月20日に土壁塗ろう会の庄司徹さんをお迎えして「塗って知ろう!自然の力と土壁の暮らし」を開催しました。

朝の時点では霧雨でしたが、サロン講座が始まると雨が止み、屋外で土壁塗り体験が出来ました。

土壁塗ろう会の庄司さんは、左官屋さんの三代目で、宮城県村田町にある150年前の蔵の修復工事をされている他、宮城県内外で商業施設などの基礎工事をされています。

今回の講座のために前日から準備をしていただきました。

では…講座の内容はといいますと…

 

まずは、日本古来からの「土壁」の材料のお話です。

土壁は「土」、「水」、「藁(わら)」、「竹やヨシ」から出来ています。

全て土に還る天然の素材なのですね。

土に水と細かく切った藁を混ぜ合わせてから寝かせます。

すると藁が発酵し、藁の繊維がほつれ土に混ざり、結合剤のような役割になります。残った藁の芯の部分は土と土とをつなぐ役割になるため、土の強度が高まり、崩れにくい土壁になります。

土壁の家が立ち並んでいた時代は、近くにある天然素材を集めて壁に使用していました。

そして、土壁に利用した土は、水を加えることでまた別の土壁用の土として再利用することが出来ます。

藁が発酵して出来た土壁用の土は、竹やヨシを藁の縄で編み付けた「小舞(こまい)」に塗ります。

荒壁塗り(芯になる壁を作る)から大直し(平らにならす)、中塗りや仕上げ塗りなど、何度も乾いては塗り重ね、壁を作っていきます。

塗る回数は建物によって異なるそうです。

左官職人の岡田さんにもお手伝いいただき、道具の「こて」と「こて板」の使い方を教わりました。

 

 

いよいよ、土壁塗りの体験です。

 

職人さんに直接質問をしたり、参加者の皆さん同士で教えあいながら小さなボードに土を塗り、思い思いの絵や言葉を書いてお土産にしました。

壁に見立てた小舞に塗る体験は、ボードに塗るより難しそうでしたが、皆さん職人さんと同じように壁に塗ることができました。

最後の仕上げを素早く、手際よく塗る職人さんの姿には歓声と拍手が自然と起こり、和やかなに土壁塗り体験となりました。

最後に、土壁の特性である、湿度を調節する調湿性能や、温まった空気を壁が吸収し蓄える蓄熱性能を教わりました。

土壁は、エネルギーを使わずに、室内の湿度や温度を調節してくれるのですね。

 

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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気象予報士に聞きました!天気にまつわる言い伝えは本当?【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

8月5日のサロン講座は、日本気象予報士会 東北支部の金野義典さんを講師に迎え、親子講座「天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予想~」を開催しました。

「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」や「雲が南東に流れると晴れ」は、西から天気が変わることを示し、これからやってくる天気を予想している言い伝えです。

よく耳にする「ツバメが低く飛ぶと雨」は、空気が湿ってくるとツバメのエサとなる虫が高く飛べず、エサを得るためにツバメも低く飛ぶためと言い伝えられています。

昔の人は、道具を使わずに空模様や生き物の特性を観察して天気を予想していたのですね。このことを「観天望気(かんてんぼうき)」と言います。

気を付けたいのは、雷についての迷信です。

「雷は金属に落ちやすい」「雷鳴が遠くで鳴っているから大丈夫」といったことは聞いたことはありますか?

雷の実験の映像を観てみると、雷は金属を付けている、付けていないに関わらず高いところに落ちることが分かりました。

また、雷は音が遠くに聞こえていても、積乱雲の下だとどこに落ちるか分かりません。たとえば10kmを超えるような積乱雲であれば、10km先に突然雷が落ちてもおかしくないのです。

お子さんはもちろん、お父さん、お母さんもメモを取りながら、講座に耳を傾けていました。

天気についてのお話の他にも、気象現象を実験で分かり易く教わりました。

大気圧やhPa(ヘクトパスカル)という単位は聞いたことはありますか?大気圧は空気を押す力のことでhPaはその単位です。

目には見えない大気圧を知るために、マシュマロを使った実験をしました。

密封された容器の中にマシュマロを入れて、容器の中の空気を抜くと…

 

マシュマロを押している力が小さくなることで、どんどんマシュマロが大きくなりました。

大きくなったマシュマロを食べてみたい!という声が上がりました。

でも…容器の中の押す力が小さくなり、外から押す力の方が大きくなったため、容器のふたを力いっぱい開けようとしても開きません。


容器に空気を送り込むと、マシュマロはみるみるうちに元通りの大きさになりました。

中と外の圧力が均等になったので、ふたも力をいれなくても開きました。

 

大きくなったシュマロは食べることが出来ないのですね。残念!

空の上では、周囲より気圧が高いことを「高気圧」、低いことを「低気圧」と言います。

ある一定の数値を超えているから高気圧になるわけではないそうです。

周囲の気圧の差で「高気圧(下降気流)」、「低気圧(上昇気流)」が起こり風が吹くのですね。

その他にも、身近なペットボトルを使って、雲や竜巻を作る実験をしました。

地球規模で起こると大きな雲や危険な竜巻になる現象を自分で体験して天気が変わる仕組みを知ることができました。

天気を予報するために使っている天気図や、白地図にラジオの気象通報の情報を聞き取りながら記入する体験もしました。

親子で協力しあいながら天気図を完成させていました。

貴重な体験をし、これから空や雲の種類、天気予報を観るのが楽しみになる講座となりました。

日本気象予報士会 東北支部の金野さん講座をサポートしてくださった杉山さん、小関さん、谷口さんそして、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

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休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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虫の声を楽しむ会~たまきさんサロンの巻~開催レポート

毎年、お盆が過ぎると、虫の声が聞こえはじめ、秋の気配を感じさせてくれます。8月17日、青葉山にある、たまきさんサロンで、そんな虫の声を楽しむ会を開催しました!



この人、誰か知ってる?自然の美しさを、17文字にまとめあげるプロ、「松尾芭蕉」さんです。現世でも虫の声を楽しみたい!ということで芭蕉さんも一緒に参加です。



まずは、仙台市博物館学芸員の水野さんから、「生きものと人びと~むかしむかしの仙台~」のお話。古い記録をもとに、昔の人々が、どんな風に仙台の自然を楽しんでいたのかを紹介してくれました。宮城野のスズムシの美声は全国でも有名で、なんと、江戸時代は、はるばる江戸(東京)の将軍にも届けたというお話はびっくり。新幹線もない時代、スズムシも長い距離を旅していたんですね~。さらに、8月1日までは、将軍用のスズムシを捕まえるため、スズムシ狩りが禁止されていたそうです。この他にも、仙台と生きものにまつわる沢山のエピソードを紹介してくれました!


お話をきいた後は、太白山自然観察の森のレンジャー、早坂さん、黒川さんと一緒に早速、虫の声をききに外へでかけました。青葉山のたまきさんサロンの近くでは、一体どんな虫の声がきこえるかな?



あ、声がきこえる!どこにいるのかな?懐中電灯で照らしても、虫はあまり逃げないよ、というお話をレンジャーさんに教えてもらったので、みんな懐中電灯も使いながら虫さがしに夢中!



今、ここで「ジー」と鳴いているのはシバスズという虫。うわぁ~小さい!こんな小さな体なのに、人間が聴こえるような大きな音を出すんだね。すごい!


みんなだんだん虫をつかまえるのも上手になってきました。「コロコロコロ…」ときれいな声で鳴くのは、エンマコオロギ。バッタの仲間もいたね!




芝生じゃないところを探すと、また違う種類の虫がいたり。一体全部で何種類の虫が鳴いているのかな?芭蕉さんも楽しそうですね!



最後はスライドを使って、おさらいです。外だとうまく聞こえなかった虫もいたけど、ふむふむ、この虫はこんな声で鳴くんだなぁ。もっと覚えて、自分で聞き分けられるようになりたいなぁ。


参加者のみなさんにどんな虫の声をきいた?ときいてみると、シバスズ、ハラオカメコオロギ、エンマコオロギ、ヒメギス、カンタン、ハヤシノウマオイ(スイッチョン)、アブラゼミ、ミンミンゼミなど、沢山の虫の名前をあげてくれました。
家のまわりでも沢山鳴いているから、今度は家の近くで、どんな種類の虫が鳴いているか聞いてみてね!


♪虫の声を楽しむ会(たまきさんサロンの巻)で観察した虫たち♪
シバスズ、マダラスズ、ハラオカメコオロギ、エンマコオロギ、ハヤシノウマオイ、ヒメクサキリ、ヒメギス、コバネヒメギス、カンタン、ツユムシ(?)、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、トノサマバッタ、ツマグロバッタ、ヒナバッタ(?)、ヒシバッタの仲間、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、エゾゼミ、ヒグラシ(21種類)

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「音×生物多様性あれこれ座談会~生きものと共生するまちの魅力~」開催レポート

夏休み、いかがお過ごしですか?今回は、平成29年8月10日(木)に開催した、「音×生物多様性あれこれ座談会」の開催レポートをお伝えします!


「音」を切り口に、「生物多様性」にアプローチしてみる、ちょっと変わった座談会。音好きから、生きもの好きまで、18名の方が参加してくれました♪ゲストは、永幡幸司さん(福島大・准教授)、豊嶋純一さん(都市デザインワークス)、奥口文結さん(Date fmパーソナリティ)。ゲストと参加者の距離がちかーい、気楽で気軽な座談会でした。


<オープニング>
最初に、仙台市から生物多様性について、生きものの音にふれながら話題提供を少し。
永幡さんからは、サウンドスケープ研究者としての視点から生物多様性について考えをお話いただきました。「生物多様性は、音環境の豊かさ、多彩さを実現するために必要不可欠な要素」とのこと。


<ミニトーク>
※最後の「座談会メモ」もみてね※
トップバッターは、「音」だけで勝負するラジオ局のパーソナリティ、奥口文結さん。ご自身の「forever green project」(http://www.datefm.jp/forever-green-project/)の取り組みの紹介等を通じて、「音」の持つ力や可能性をお話ししてくれました。実際のラジオ番組の音の紹介もあり、みんなで「音」の力を体験しました!音だけで、富士山の自然の様子や、料理を作っている様子がリアルに想像できる…!


続く2番手は、「仙台のまちづくりに詳しい、都市デザインワークス(http://www.udworks.net/)!」の豊嶋純一さん。今につながる、仙台のまちづくりの歴史を、過去からさかのぼって分かりやすくお話していただいた後、仙台をもっと魅力あふれるまちにするための沢山の取り組みを紹介してくれました。西公園や広瀬川で、こんなに楽しいことやっているって、知らない人もきっと多かったはず!


最後は、永幡さん(https://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~nagahata/index-j.html)から、野生の生きもの達が奏でる音に焦点を当てたお話。自然界では生きもの達がお互いに邪魔しないような音域で鳴いているというお話や、人工的な騒音で鳥のさえずりが変わるという話にびっくり。実際に、泉ヶ岳のカッコウと名取川河口のカッコウの鳴き声の聞き比べをしましたが、確かに、鳴き声の高さが違う…!


<おしゃべりタイム>
最後は、参加者のみなさんから「好きな音」や「好きな音風景」について意見交換をしました。好きな音や音風景は十人十色!これもまた多様性ですね~。
好きな理由を尋ねると、子どもの頃や青春時代の思い出と音が結びついている人が多いようでした。伊豆沼のマガンの鳴き声が好きだという方も何人かいらっしゃって、音風景の魅力を語ってもらいました。12月~1月が一番の見頃のようなので、冬になったら足を運んでみたいですね!
 



<クロージング> 
最後は、永幡さんが竜の口で録音した、カジカガエルの美声に癒されながらアンケート。
普段はあまり考えない、生きものと音風景の関わりや、人工的な騒音が生きもの達に与える影響など、いろいろな気づきをみなさんに持ち帰っていただけたようです。
「ききに行きたくなった音や音風景は?」という質問の中で一番多かったのは「伊豆沼のマガン」でしたが、あと2~3ヶ月経つとマガンの季節!ぜひ、足を運んで、音風景を楽しんできてくださいね。
 この座談会を通して、「まちや自然の中にあふれている「音」に意識が向くようになった」という人が増えますように!


<おまけ>
もうちょっと詳しく内容を知りたい、という人のために、座談会メモをまとめましたヨ。メモからこぼれ落ちたお話も沢山あるので、その点はご容赦ください!
 ・座談会メモ

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~仙台七夕まつり400年の歴史を90分で知ろう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

7月29日(土)のサロン講座は、出版社「風の時編集部」 代表 佐藤正実さんを講師にお迎えして「仙台七夕 彩・再・祭~仙台七夕まつり400年の歴史を90分で知ろう~」を開催しました。

講師の佐藤さんは、“仙台の原風景を観る、知る。”をテーマに仙台の古い街並みの写真や古地図などを復元し、編集・出版しています。出版物には「仙台七夕まつり歴代ポスター大全集」や「仙台地図さんぽ」大正編・江戸時代編などがあり、仙台の魅力を宮城県内外へ発信しています。

 

今回の講座は、親子連れの参加もあり、肩肘の張らない和やかな雰囲気の中お話頂きました。

七夕の由来は、織姫と彦星の民話と一緒に中国の星祭り「乞巧伝(きっこうでん)」が京都に伝わり、江戸時代初期(約400年前)に仙台藩祖伊達政宗公が仙台へ伝えたと言われています。

 

その後、七夕の風習はどのようにして、仙台の地に根付いていったのでしょうか。

「日本三大七夕」と言えば、神奈川県平塚市、愛知県安城市と仙台市ですが、他の2都市と違い、仙台七夕まつりの特徴は、和紙で作られている事と旧暦の7月6日のひと月遅れに当たる8月6日から開催されることです。

 

 

江戸時代後期は、7月6日に家々で七夕飾りを掲げ、7日の朝に願いを込めて広瀬川へ流す習俗があり、稲の開花時期に五穀豊穣を願い、お盆の準備をするお祭りとして根付いていきました。

また、七夕は学校行事にもなり子どもたちが墨で文字を書く練習をし、その半紙を吹流しなど飾りに使っていました。

和紙等の飾りは、昭和29年~33年の期間だけ雨天対策としてビニール素材の飾りが使われたこともあったそうです。

昔から仙台七夕まつりは雨との闘いがあったのですね。

仙台七夕まつりの七つ飾りには、それぞれ願いが込められています。

短冊(たんざく) 願い事を書き学問や書道の上達を願う。

折り鶴(おりづる) 家内安全と延命長寿を願う。

 

【写真・昭和初期 所蔵/風の時編集部】

吹き流し(ふきながし) 機織りの上達、江戸時代は5色の糸で飾られた願いの糸の変形化で願い事は3年のうちに叶うと言われています。

巾着(きんちゃく) 金銭に不自由しないように富貴を願う。

紙衣(かみごろも) 裁縫技術の上達と、これを着る子どもの健やかな成長を願う。

屑籠(くずかご) 倹約に努め、物を粗末にすることを戒める。

投網(とあみ) 海の恵みへの感謝と豊漁を願う。

薬玉(くすだま)は、仙台ならではの飾りですが、七つ飾りには含まれないそうです。

【写真:昭和10年代 所蔵/風の時編集部】

七つ飾りに込められた願いは変わりませんが、仙台七夕まつりは昭和に入ってから大きな変化がありました。

家々で願いを込めて飾りを作り掲げるお祭りから、昭和3年に開催された「七夕飾りコンクール」をきっかけに、商店街に大きな飾りが掲げられ商店街のお祭りと発展していきます。昭和8年には、仙台の人口が約20万人に対し、15万人の見物客が訪れたと言われています。

その後、昭和22年には、8月6日7日の2日間開催から8日も加え3日間の開催になり、観光のお祭りと変わっていきました。昭和40年には、自衛隊の車が電飾で彩られた「動く七夕パレード」が行われ、七夕飾りを観るお祭りからイベントを楽しむお祭りになりました。

【写真:昭和30年代 所蔵/風の時編集部】

そして、仙台七夕まつりは、昭和53年の宮城沖地震や昭和61年の洪水被害、平成23年の東日本大震災などの災害があっても中止せず、その時々の願い祈りが込められた祭りとして現在に受け継がれていることを教わりました。

講座では、古地図や昭和10年に仙台駅前で撮影された貴重な16㎜フィルムの映像資料から82年前の仙台七夕まつりを知る事が出来ました。

ご参加いただいた方からは、「毎年七夕に行きますが、今年はさらに楽しめそうです。」の声もあり、仙台七夕まつりの歴史を知り、魅力を再発見することが出来た講座となりました。各家々で七夕を飾る習慣が、また仙台市内で復活すると良いですね。

佐藤正実さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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ヤッタァ〜雨がやんだ!打ち水イベントだ!

今年もやってきました!打ち水の季節だね〜。でも毎日々々雨ばっかり。5月から梅雨のあいだは暑かったのに、明けたと思ったら雨ばっか。これも温暖化の影響かなぁ。


って思ってたら、なんと昨日は雨。明日も怪しいのに今日はハレ!
いやぁ〜チームたまきさんは、なにか持ってるよなぁ。必要な時に必要な天気を呼んでくる。(もしくはこないだの天文みたいに大雨。。。中間は、ナイ)


まぁいいや。今日もバケツは大活躍。


とにかく写真多め。イベント終わってアッというまの公開の、超超超速報版だよ。
伊達武将隊登場!あっというまに会場のお客さんと記念写真撮りまくり。人気者ですな。


かわいい浴衣姿の「せんだい・杜の都の親善大使」のお嬢様方。
柳原さんと猪俣さんです。本日のイベントを一緒に盛り上げてくれます。


芭蕉さんどうしたの?
この方いつも、イベント開始直前は段取りを頭の中で組み立ててらっしゃるのです。


と思ったら、お子さんと「楽しんでるかい!」「イエ〜!」


今日はお盆の休暇に日曜日まで重なって、みんなテンション高いなぁ〜。


そりゃそうだよ。久しぶりの好天だよ。


では、参るか。
「皆の者!ようこそ今日はお集まりいただいた。暑い日が続くの。この暑い日々」


「現代のカラクリ冷房に頼らず、涼しく過ごす我らの知恵、打ち水を今日は皆と楽しんでもらおうと思う。伊達な知恵というやつじゃ。」


では、一番町四丁目商店街振興組合副理事長の浅野さんのご挨拶
「皆様。やっと青空が望めました。今年の七夕は大変でしたが、今日はこの気持ちの良い青空のもと、打ち水を楽しんでいただければと思います。また、今夜は七夕の竹飾りを再利用した“竹灯り”も7時点灯をします。是非とも1日楽しんでいってもらえればと思います。」



ーーーーーーこれ。よそのサイトのちょっと古い案内だけど。ほぼ一緒ーーーーーー
【仙台竹灯り点灯時間】
19:00~22:00
【仙台竹灯りとは】
仙台七夕まつりで使用した竹を切って蝋燭を灯し、商店街を光の帯が結ぶ「仙台竹灯り」です。8月13日の迎え盆の日に、野外で火を焚き先祖の御霊を迎える「迎え火」の風習を復活させようと2003年から開催、今年で10周年を迎えました。仙台七夕まつりで街を彩った竹へ、感謝の気持ちをこめて灯した1000本以上の蝋燭は、日暮れとともに幽玄な雰囲気に。「夕涼み処」としてビールや焼きとりなどの夜店が出店、音楽のコンサートも行われます。お盆休みの夜の一味違う商店街の中、不思議と思い出に残る夏のイベントです。
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そして親善大使のお嬢さんたち
「ようこそ仙台にお越しくださいました。今日は私たちと辻々に水を打ちながら、街歩きを楽しめればと思います」


片倉小十郎様。打ち水の解説。
「打ち水は、エネルギーを使わず涼しく過ごす、伊達の知恵。暑い路面に水を打つことで、2度気温を下げることができる。本当は朝・夕と打つのが効果的だが、今日はこれからみんなで一番町四丁目に水を撒いてみようと思う。」


では、準備はいいか!
お子様にバケツと柄杓を配るのだ。
親御さんは是非とも手伝ってくれ。


いいか!まずは皆で円陣を組んで、一斉に打ち水じゃ。
掛け声は「E-Action!」カメラにはかけぬようにな。それと、あんまり一気に撒いてしまってもバケツの水がなくなってしまう。適度にな。


いくぞ。E-Action!


では、通りの向こう。商店街の反対の交差点まで、水を撒きながら歩くぞ。いざ出発じゃ!


お〜!!!
〜〜ちなみに、右の学生さんは、東北工大たんぽぽの人たちね。せっかくだから浴衣で参加してもらいました。


さ!あとは水撒きだ。
E-Action!


E-Action!


E-Action!


コメントがないって?
いいじゃん。打ち水です。E-Action!


魚眼レンズでE-Action!


お嬢さんたちエンジンかかってきたのかな?
E-Action!


大人も子供もE-Action!


あらら。あっというまにフォーラスまで来ちゃった。
通りはびしょびしょ。
でもなんか、スゥ〜っと涼しくなる。


あらら。植え込みのラベンダーにも、E-Action!


お姉さんとお嬢ちゃんでE-Action!


なんだか本当に久しぶりの陽射しが気持ちいい!

お水なくなっちゃっても、途中の水道で汲めるよ〜。


果物屋さんの前でE-Action!


通りはびしょびしょ。路面が光を反射して綺麗だなぁ。


いやぁ〜皆の者。ご苦労であった。
なかなか水の入ったバケツを持って歩くというのも、大変なものだろう。


皆、楽しんでもらえたか!
「はぁ〜い」
いいか。今日の打ち水は、これから帰って、家で撒くもの大事だが、さらにいいことを。
打ち水を毎日すると、気温がどう下がるか記録をとるのじゃ。わかるか?
夏休みの自由研究にはぴったりなのだ。是非とも調べてみるのだ。


そして、打ち水を手伝ってくれた皆様に、お礼の演舞だ。


ヒラリヒラリと舞を舞ってます。ただ「水で滑らぬようにな」とは、お館様のお言葉。


我ら、仙台おもてなし集団、伊達武将隊!


ハッ!


かっこいい演武でしたが、今年はもうひとつ演し物です。なんと「せんだいみやぎ ございん音頭」


ナニコレ!
お子様も、武将も一緒に「ぐるぐるぐる」って。


はい右手。伸びして左手。
お子様と一緒にワイワイと。
作詞は芭蕉さんだとか。多才だなぁ。


どうだ。楽しんでもらえたか?
仙台市では打ち水の他にも、一年を通してエネルギーの節約を呼びかけておる。
3E省エネ、創エネ、蓄エネで、より一層エネルギーを大切にして、より良い社会を目指そう!


では、本日のイベントの成功を祝して、勝ち鬨を上げるぞ!
我らの勝ち鬨は、エイエイオ〜!の三回だ!


エイエイオ〜
エイエイオ〜


エイエイオ〜!


では、皆さん、節電所の投稿もよろしくね。
ばいば〜い。

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仙台竹灯り。灯りました。まだまだ夜10時まで。

仙台竹灯り。灯りましたね。
まだまだ夜10時まで。
仙台に住んでる人も、帰ってきた人も。初めてやってきた人も。外国から来た人も。
ようやく涼しくなった夜長をのんびり散歩なんてのも、いいもんですよ。

開催場所/一番町四丁目商店街

















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廃泥土のリサイクル-不要な泥土から植物用の土を作る-【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

7月28日に東北大学大学院環境科学研究科の高橋弘教授をお迎えして、 「廃泥土のリサイクル-不要な泥土から植物用の土を作る-」と題し、サロン講座を開催しました。今回は家庭ごみ減量課主催の「ワケルくんバスで行く!夏休み親子環境施設見学会」と提携し、10組の親子のみなさまにご参加いただきました。

はじめに、高橋先生から不要な泥土とは何かを教えていただきました。

私たちが普段飲んでいる水道水は、浄水場で安全な水に生まれ変わります。浄水場では、川や湖から運ばれてきた原水の土砂や浮遊物を取り除いていきますが、この取り除いたごみが「浄水発生土」と呼ばれる不要な泥土の正体です。

 

仙台市の浄水場で1年間に発生する「浄水発生土」を家庭のお風呂に貯めようとすると、11,000個の浴槽が必要になるそうです。安全な水を作ると大量の不要泥土が発生してしまうんですね。

次に、先生からどろどろの汚水を見せていただきました。

「これはいったい何でしょう?」

 

 

 

先生に見せてもらったどろどろの液体・・・これは、「浄水発生土」の疑似廃泥土です。

「浄水発生土」の多くは、そのままだと廃泥土として処分場に捨てられてしまいます。

 

 

では、処分場に捨てられる「浄水発生土」は減らすことができないのでしょうか。

答えは、実験をして確かめてみましょう。

まず、廃泥土をよくかき混ぜます。

そこに、細かく切った古新聞紙を入れます。

 

 

 

 

新聞紙が水を吸って、かき混ぜる手が少し重くなってきました。

乾いた新聞紙が水を吸うまで、頑張ってかき混ぜます。

「手が疲れた~!」みんなの悲鳴が聞こえてきました。

 

次に、粘土のかたまりのようになった廃泥土に、白い粉を少しふりかけます。

「これは、吸水性ポリマーの粉です。みんなが赤ちゃんの頃にお世話になった紙おむつに使われているものです。もう少し頑張ってかき混ぜましょう!」

 

 

泥はどんどん固く粘ってきました。吸水性ポリマーが水分を吸水したからです。

最後に、分散剤という液体を入れてかき混ぜると、今度はポロポロとしたそぼろ状のかたまりになりました。でも、最初の水分がどこかにいってしまったわけではありません。ためしに、このかたまりをギュッと手でしぼってみると、ぽたぽた水がしみ出してきました。

*使用した吸水性ポリマーや分散剤は、時間をかけて微生物によって分解される、環境に負荷をかけないやさしい物質を使っています。

吸水性ポリマーや薬品を加えることで、どろどろの液体だった廃泥土が、植物を植えることができる土に生まれ変わりました。

「では、出来上がった土に、早速お花を植えてみましょう!」

「日々草」と「ペンタス」というかわいらしい花を植えてみます。

 

みなさん、きれいに植えることができました。

これからもきっと、きれいな花をたくさん咲かせてくれることでしょう。

 

 

 

この日、実験した方法は、浄水場から出る廃泥土の処理の他にも、震災で出たヘドロのリサイクルや道路のかさ上げ工事の地盤材としても使われているそうです。

セメントと古紙を混ぜることにより古紙の繊維がつなぎの役目をして、より強度が増すのだそうです。

 

ごみとなって捨てられるようなものでも、工夫すれば立派な原料や材料として活用できるものに生まれ変わることができることを学習しました。

今回の実験を通して、リサイクルにもっと興味を持ち、ゴミが少ない社会を目指していきましょう。

 

高橋先生、講師補助の大島さん、ありがとうございました。

今回の講座にご賛同いただき、花の苗を提供してくださった仙台生花株式会社様、植木鉢を提供してくださったアイリスオーヤマ株式会社様、ありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

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※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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