月別アーカイブ: 2013年9月

「四ツ谷用水」をたどろう」の会に参加しました。こんどは地盤の話が多いよ〜。

やぁ。台風一過とはこのこと。
週末に大荒れになった天気は一転、ここのところ日中はお天気が続いています。
この好天の、ちょっと風も秋を感じる今日は、昨年も参加しました「杜の都を潤した水の道「四ツ谷用水」をたどろう」の会に参加です。
内容は昨年とほとんど同じ。ってことは、レポートも同じになるのかなぁ?
いやいや二回目になると、さすがに深く突っ込んで聞いてみたくなるもの。では、レポート開始です。


まずは仙台・水の文化史研究会の会長 柴田さんからご挨拶です。
「皆さんに今日歩いてもらうのは、かつて仙台市内を潤していました四ツ谷用水の本流7.2キロメートルのうちの、現在でも当時の姿が偲ばれる2キロメートルです。この区間は街中へと分流するとても重要な部分でした。」


こちらは八幡神社の太鼓橋の真下を流れる四ツ谷用水。
用水の流れについては昨年の記事に書いてありますが、葛岡から少し市内に戻った郷六の堤で取水した四ツ谷用水は、延々と東に流れて梅田川に注ぐのですね。それまでに幾つもの支流を持ちまして、総延長は40キロメートルにもなります。
広瀬川の長さも40キロメートルほどなので「もうひとつの広瀬川」と呼ばれる所以なのです。


では、少し街を歩きましょう。
八幡神社のすぐ脇。龍宝寺の入口まで来ました。四ツ谷用水はここから坂道を登ったところを流れています。
「え?水が坂の上を流れている?」
そうなんです。総延長7.2キロの標高差はおおよそ26メートル。この僅かな傾斜を維持するために、用水は河岸段丘に添う形で作られました。


現在の仙台の街は広瀬川の水面より高い場所にあります。ですが太古の広瀬川は愛子方面から現在の市内に向けてとうとうと流れ、扇状地を作りあげていたそうです。
この、山から運ばれてきた土や礫が積み重なって出来た仙台の土地の特徴が、後々の市内の取水環境に大きく影響を及ぼしましたが、それはレポートの終盤以降に。
写真は、河岸段丘の斜面を流れる用水のあと。(現在は蓋がされて、工業用水の水路となっています。)


山から流れた砂礫は積み重なり、そののちに広瀬川が蛇行しながら削っていったから、谷間が“段々”となっている訳です。
だから、現在の国道48号は、川が削って出来た低地なのですね。(写真は解りにくいけど。。。。ちょっと坂道)
だけど、広瀬川はもっともっと削ってしまって、ず〜〜〜っと谷の下の方にある。だから仙台市内はかつては水のない台地だったのです。


ちなみに。。。関係ないけど、この地点に国土地理院の水準点がありました。ここから高さなどを測っているのかなぁ?
この仙台の台地の地面は、表層に2メートルの土。その下に4〜8メートルの礫の層が積み重なっており、その下は水を通しにくい地盤です。
この、4〜8メートルもの礫層は、30%ものスキマを持っていまして、かつて山から運ばれてきた土砂なのですね。


さて。この用水あと探検でも、もっとも水の流れた跡を感じられる区間にやってきました。
場所はこの辺。
ここからは用水の跡を歩くことができます。


現在の四ツ谷用水は、この水路用の蓋の下を流れています。
水路の大きさは、概ね幅が1.2メートルで、深さが1メートル。工業用水としては日量10万トンの取水ができるそうですが、現在は4万トンほどを流しているそうです。
ちょっと耳をすますと。。。。ざ〜っと水の流れる音がするんですよね。


この水路の傾斜は、全体を通すと平均3.5‰(パーミル)の勾配を持っているとのこと。どれくらいかというと、1メートル進む間に3.5ミリほど下がるそうで、この数値は川の中の構造物を壊すほどでもなく、それでいて留まるほどでもなく。毎秒1メートルぐらいの流速で流れる現在の土木技術でもちょうど良い斜度だそうです。
当時の人達は経験的にこの数値を知っていたとは。。。素晴らしいかぎりだそうです。


ここのアパートは。。。昨年もちょっと注目しました。
2階に直接渡れる斜路。スーパーカブ。なんだかいい雰囲気なんですよね。


水路沿いに歩いていると子供が遊んでいたり、自転車で往来する人がいたりと、ちょっといい雰囲気でした。
でも、それもここでオシマイ。
水路はこのままヨソのお宅の敷地へ。僕らは階段を下ります。


階段を下りきると瀬田谷不動尊の前に出ました。ここは仙台城築城のために全国から石工さんが集められた場所で、その石工さんが祝いの席で踊ったのが「雀踊り」な訳なんですね。


瀬田谷不動尊のチョイ脇には、もちろん石屋さんがあります。
その石屋さんの脇にあるのは「へくり沢」
国見方面から仙台城下へ向かって流れていた沢の跡です。


いまでは水の流れが見えない谷にかかる橋。橋の跡と呼ぶべきでしょうか?道路の脇に欄干だけが残り、「いしきりばし」と読めます。


この先、春日神社の入口の脇には、当時のへくり沢周辺を描いた絵(複写)が飾られています。
へくり沢は、深さも水量もそれなりにあったのですが、さすがに仙台市に移住した5万人もの人を養うほどの水量はありませんでした。
ですが当時の絵を見ると、なかなか豊かな自然も残っていたようです。


ちなみにこの絵は、90歳を超えて、今も矍鑠とされている近隣の今野喜一さんが当時の様子を思い出されて描かれたものだそうです。


では。春日神社に登ってみましょう。
境内は子供たちが遊べる広場になってまして、そのすぐ下に用水は流れています。


確かに。。。昔は神社の境内は子供が集う場所で、僕も友達とよく遊んでたものです。(練馬の話だけどね)
でも、こんな看板があるところをみると、今の子も、ここに集まるのかなぁ?


春日神社から、ちょっと戻ってへくり沢の上流部分。石屋さんの裏側に来ました。
ここはちょっと深い谷間になってますね。今では下水管が埋められていますが、水の流れる音が響きます。


さてさて。春日神社の手前からは、またもや暗渠の上を歩くことができます。
左手には河岸段丘の土手が続き、右手は市内へ向かう斜面に用水は沿って流れます。
そして、こちらは四ツ谷用水に降りて洗い物をした階段の跡。
へぇ〜。用水の水は暮らしに密着して使われていたのだなぁ〜。って、以前は納得していました。
ところが、四ツ谷用水が最も活躍した江戸時代には、用水の水はとても大切な水資源として仙台藩に厳重に管理されていて、洗い物などもってのほかだったそうです。っということは、この階段は明治〜昭和の頃に出来たものだそうで、やっぱり時代の移り変わりを感じますね。


ちなみにこの通路は人と自転車のみ通行可。
標識があるのが、何か面白いなぁと撮ってみたのでした。


ここからはまた用水はひとさまの敷地に沿って通ってしまうので、道路に出てきました。
この道。。。八幡から東照宮に抜けるかつての用水沿いの道は、昨年の見学会以来、よく使うんですよね。
なにせ水の流れた跡なので、傾斜が自転車にはもってこいなんです。自転車漕がなくても、自然に走ってしまうのです。


林宅寺前の、用水の通路です。
ここも。。。耳をすますと水の音が聞こえるのですよね。
この一帯を上町段丘と呼ぶそうです。広瀬川が運んできた土。それを川が削り直してできた地形なんですね。
他に、仙台近辺には中町段丘、下町段丘、台原段丘と、ぜんぶで4つの段丘があるそうですが。。。。その話はまたまた深そうなので、ちょっと次回になるかな?


そしてこちら。東北大学病院の北側にあります、四ツ谷用水支倉堀の跡です。
ここから意外なことに、水は北に、まさに北山方面に向かうのです。
いままで段丘の側面に沿って用水が流れてきたのだから、ここで水は北方向には流れないような気がしますが、扇のような扇状地の丘の上を人工的に流してきた水路は、高度を保つために丘の一番高いところに沿って、このまま東方向に向かうのですね。


四ツ谷用水の本流は工業用水路として使用されていますが、支流は殆どが埋め立てられ、または下水道に転用されて残っておらず。。。ここは当時の様子を残す貴重な場所だそうです。


支流の跡を記した支柱が立っています。
ここから北山、現在の昭和町方面へ流れ、最後は梅田川に注いだそうです。


さて。支流の掘りを見学したら、今ではすっかり広くなった木町通にやってきました。
本流はこのままさらに東に向かいますが、街中に水を通すためにここから第二支流が木町通を南に向かったそうです。


水の流れって面白いですね。東北大病院の脇に立って木町方面を望みます。やっぱり緩〜い下り坂なのですね。
柴田さん曰く、現代の人は車を使って移動しているのでこうした緩い勾配には気がつかないんです。
でも、歩いてみたり、自転車に乗るとちょっとした変化も感じられますね。


そうなんです!
僕、八幡方面から苦竹の家に帰るには、今ではこの道を使います。なんせず〜〜〜〜っと緩い下り坂だから。
同じように仙台駅のアエルあたりから苦竹に戻る時は、45号を使わず宮城野萩大通りからクリネックスッスタジアム手前を左折して、育英高校の裏を通って宮城野区役所前に出ているんです。
そして地図見てビックリ!それも四ツ谷用水の重要な支流のひとつだったんですね。僕らサイクリストは、知らないうちに忘れられていた四ツ谷用水の残した都市の遺構を、知らず知らずのうちに利用していたのでした。


なんとも。。。水の流れと実生活がこんなにも身近に繋がるとは。驚きでした。
っで、今回の見学会の一行は、ゴール地点の六幽庵へとやってきました。ここはかつての仙台市長の公邸跡です。


ここだけ。この空間だけ。。。自然が豊かですね。
仙台の豊かな自然は、四ツ谷用水に由来する豊富な地下水位が生み出すものでした。
かつての仙台市内は、広瀬川が生み出した礫層に満々と水をたたえており、井戸を掘ると3メートルほどの「つるべ」でも汲める深さに水が流れていたそうです。そうです。地下に流れていたのです。


藩によって厳重に管理された四ツ谷用水は市内の貴重な水資源として利用され、地下にたたえた水の量は、おおよその計算では1500万トンあまりだったと言われます。(1700ha(平地の面積)×3m(水深)×0.3(礫層の保水能力))
この水量が想像できないなと思いましたら。。。。大倉ダムの貯水量は2500万トン。ということは、大倉ダムの半分ぐらいの水が、この台地の下に地下ダムとして存在していたのです。


ですが、それから時代は移り、四ツ谷用水の水はかつてのように配管から地下へ浸透すること無く工業用水として利用されています。空からの降雨も地上がアスファルトで覆われてしまったために、既に地下浸透は大幅に失われてしまい、現在の水位は地上からマイナス6メートルほどだそうです。


っということで、さすがの僕も2回目になると地質の話や水位の話。ずいぶん詳しくなりました。
だけどまだまだ、水の流れるお話しばっかりで、用水の水が城下ではどのように活用されてきたのかが解りません。
次回、11月13日(水)10時~15時の四ツ谷用水をめぐる会の【街中編】では、未知の市内の探索となります。
お楽しみに!

カテゴリー: 自転車, 取材, 環境, 環境講座, たまきさんブログ | コメントする

たんなるコンビニの開店レポートじゃないよ〜。

今日のブログは、コンビニの開店イベントのレポートだよ〜。
って、仙台市内じゃコンビニエンスストアなんてアチコチでしょっちゅうオープンしてんじゃん!
ハイ。確かにそうでございます。だけど今日のコンビニは、チト違う。


何が違うの〜?
はい。いつもたまきさんサイトでお世話になっておりますコンビニのローソンさんが、勾当台公園のチョイ脇にオープンした新店舗
「ローソン仙台勾当台公園前店」地図はこちら>>
なんだけど。。。もう外観から、何か違いますよね。。。


はい。観光情報コーナーがありました。
ここ勾当台公園は、春は青葉まつり、夏は七夕、秋はジャズフェス、冬はページェントにスケート!
もう全国から人が集まる場所なんで、観光客の皆様に地域の情報を知ってもらおうと「仙台市観光情報コーナー」があります。


どれどれ。近寄ってよく見てみると〜。
るーぷる仙台のマップに、DATEBIKEのガイドブック。まち歩きマップもありますね。
わが家の、もう年金暮らしをしている東京の母も「仙台は、本当に散歩に向いた街だね〜」と感心しておりました。
確かに。小さな街に、ギュギュッと観光スポットが凝縮していて、ぷらぷら歩いて見て歩くだけでも楽しいのに、だいたい5月から12月まで毎月何かイベントやってますよね。確かに東京もイベントが多いけど、こんなに小さな地区に集中して開催しているとこって無いです。


そして、その向かいには。。。


仙台みやげパーク!何でしょうね???


こちら。在仙のクリエイターの皆様が、せんだいの新しいお土産を作り出そう!っと“ひと肌脱いだ”作品でして、仙台市をイメージした可愛いポストカードや


こちらはマッチのケースですな。
秋保温泉など近隣の観光地のイメージを取り込んでいます。


それだけじゃないよ〜。
「ゆめの森みそかりんとう」「ずんだ饅頭」「仙台あおば餃子」など、わりと最近できたオイシいお土産とか売ってます。
他には〜青葉まつりの時にしか売っていない手ぬぐいが普通に売っていたり、すずめ踊りのグッズが売っていたり〜あ〜紹介しきれない。


こういうコンビニエンスストアーと、地域振興産業振興が一体となった店舗展開は、今回が初のケースなのだそうです。なのでたまきさんで紹介となったのですね。
あ〜やっとこ本題を伝えることができました。
そしてただいま店舗内ではポンタカードの加入キャンペーンをやってまして、店頭で加入すると色々特典があるそうなんだけど。。。。(ちなみに僕は帰りがけに「ガイガリ君 梨味/62円」を買って、1ポイント貯まりました。)
これって新しいデザインのエコバック!僕このエコバックを一年以上使ってますよ。小さくて邪魔にならないし、頑丈だし、いっぱい入るし。本当に役立ってくれてますけど。。。。新デザイン、なんか洒落てて、くやしいなぁ〜。


だからって、いちいちエコバックを交換するなんて、環境に悪いし。ね〜ポン太。
あれ!
本日開店祝いに伊達武将隊がやってきてました。


伊達武将隊も、地域の振興のためお役に立つでござるよ。


っと、いうことで、ローソン仙台勾当台公園前店の益々の発展を願って、みんなで勝ちどきをあげるぞ!
エイエイオ〜エイエイオ〜エイエイオ〜。
お館様も、ポン太も店長さんもローソン関係者様も一同にそろいました。


ということで、本日のレポートは終了。
ローソン仙台勾当台公園前店では、オープニングセールとして19日から3日間、いろいろ特典集めて皆様のご来店をお待ちしています♬


ん?与六さん、なに買ったの?
ゆずこしょう味のからあげクンも、普段より50円引きでしたか。
これクセになるんですよね。ではまた!

カテゴリー: 取材, 役立つ話, 日々の話, 地産地消, たまきさんブログ | コメントする

発見!節電セミナーの第2回だよ。

こんにちは!。
今日お届けするのは、せんだいE-Action2013関連イベント「発見!節電セミナー」のいよいよ2回目です。
アイリスオーヤマさんの社屋を舞台としたこのセミナーも今回の取材を合わせると、たまきさんで紹介するのが3回目。本日は社会人向けに会社が終わったあとでも参加できるように6時半のスタートです。
ではではレポートスタート。


まずは主催者「せんだいE-Action2013実行委員会」を代表して、公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク メロンから事務局の小林さんの挨拶です。
「本日は皆様お忙しところセミナーに参加していただき、ありがとうございます。」
ついでに夏の節電キャンペーンの宣伝を山ほどしてもらいました。ありがとうございます。



今回のセミナーは7月と違って会社帰りの人がチラホラ。なんだか参加者多くないか!
さすが社会人でも参加が出来る時間。皆さん環境に関心があるのですね。


皆様のお手元には、ソーラーLEDライトのプレゼントです。
コレ充電もいらなくて、イザという時は明るく便利なのです。僕もカバンに付けてフル活用しています。


そして今日のメイン講師は前回に引き続き、アイリスオーヤマ株式会社 LED事業部の楠山さんです。


アイリスオーヤマさんは、もともとはプラスチック製品の成形を得意とする会社だったのですが、園芸用品の取り扱いからLED部門に進出し、2年半ほど前からLED電球や電気設備なども扱っています。


そして、仙台駅前の旧三和銀行の社屋跡が入居する会社も無く塩漬け状態にあったものを、展示場兼事務所として買い取ったそうです。
なので、この社屋全体が普及啓発用として全面的にLED照明が導入されています。


まぁ〜こんな小さなライトまでLEDな訳であります。
LEDの特徴は、まずは発熱が少ないことだそうです。これだけでも空調がずいぶん弱くできるそうですよ。


ではでは、恒例の社内見学です。
LED照明が全面的に採用されているといっても、照明器具にも色々ありまして、実際にフロアごとに違う設備を体験してもらおうというのが見学会の目的です。僕はもう〜3回目ですけど、やっぱり興味津々です。
ちなみにこの階は設計が古く、天井裏には配管などが走っていて天井高が現代の建物と比べると低い。。。ので、天井高が低くても使える埋め込み式ではない照明器具が使われています。
眩しくないようにルーバーも付いているんですね。


こちら「例の場所」です。はい。真っすぐ歩いてみてください。


おお〜自動で照明が点いた。
この仕掛け。。。先ほどの園芸用に使っていたLED照明の発展版で、人を検知すると照明が点き、一定の時間が過ぎると薄暗くなる。だけど真っ暗にならないのは安全のためだとか。
例えば倉庫など、警備などの目的で照明は消せないなんてことが良くあるけれど、灯りを目一杯付けてしまうと消費電力がバカにならない。かといって一部だけ照明を点けていると。。。両手で荷物を持って部屋に入ると、もう何もできないですよね。
いっつもこの説明を聞くと「おぉ〜」って感心してしまいます。


そこで参加者から質問が出ました。
「こんなに素晴らしい設備。だけど一般家庭には取り付けに工事も必要ですよね。もっと簡単に導入できるものは無いのですか?」
また何てタイミングのいい質問でしょう。その回答は、僕らの真上にあったのです。
「これがそうなんです。電球型をした人感センサー付きLEDです。」
コレ凄いですよね。僕んちでは玄関で使ってますけど、外から帰った時にスイッチ探す必要がないので重宝してます。


ではでは。事務所内の照明施設に続いて地下一階。家庭用品や什器の展示場を兼ねた「Simple Style」にやってきました。


こちらにはLEDだけではなく住居全般の「暮らし方」の提案もしてくれます。
といっても、本当に飾ってあるお部屋のイメージはシンプルそのもので。。。僕んちでは荷物減らさないと、無理だなぁ〜。


LED照明の電気の消費量の話ですね。
LEDは高価だし、最近ではLEDの設備もドンドン安くなっている感じがするし、って方が多いですけど。。。。
今では電球そのものが少なくなっていますが電球をLEDに換えると、それだけで消費電力は10分の1になるのです。そうすると、電球ひとつの交換でも電気代が具体的にガクッと下がりまして、その電気料金の差額の一年分と、これから下がるであろうLEDの価格を考えると、買い替えるのは「今でしょ!」ってなるんです。
ちょっとベタでしたね。


そしてこちらは、僕んちでも使い続けています。LEDシーリングライトです。
調光も出来て、光の色調も変えられるので大助かりです。

〜っということで、アイリスオーヤマさんの社屋見学はここまで。
続いてセミナールームにて座学となります。


家庭内の電気消費量の、おおよそ16パーセントは照明器具由来なんですね。
照明器具は、光を出す時に同時に発熱もします。LED照明もこればかりは例外ではなく、電流を変換する基盤から発熱します。
だけど光への変換効率からいえばLED照明は優等生で、交換するだけでこの16パーセント分が、ガクッと減るそうです。
ついでに機器そのものの寿命が4万時間=普通の家庭で10年分ぐらいあるというのでは、手軽に交換できて省エネにもなる。こんなにオイシい話って〜嘘じゃない?
嘘じゃないんです。


そこで、LED照明機器の選び方です。
電球型のLED照明には口金が二種類ありまして、主にリビングなどのダウンライトやベットの枕元の読書灯などに使われるE17と、ごく一般的な照明器具に使われるE26とがあります。
はじめにどちらのサイズかを確認してください。


続いて明るさを決めます。
この明るさの単位ですが、かつては電球の明るさは消費電力で判断してました。60Wみたいにね。
ですがLED電球は明るさを、光の強さで表します。これがルーメン。
このルーメンという単位が実際にどの程度明るいのかが解らないので、ちょっと取っつきにくい印象があります。そのために、今では販売店でも電球とLED照明の明るさの対照表が用意されていますので、確認してみてくださいね。

そして最後に決めるのはLED照明の色味です。
こちらは蛍光灯にもありましたね。「電球色」と「昼白色」これだけ解れば、すぐにでも照明で省エネが始められます。


そこで質問。
「最近ではLED照明ひとつとっても様々なメーカーが商品を作っています。そうすると統一した表示がないので、どれを選んだらいいのかが解りません。。。どうしたらいいでしょう?」
「確かにかつては電球といえば大手数社しか作っていなかったですが、LEDとなると様々な技術の複合になるので、弊社の様に異業種からの参入なども多くあります。そして会社ごとに工夫がありまして、いかに小さな消費電力で効率を良くするかを技術開発をしているんですね。
そんな時は、パッケージの消費電力で明るさの単位のルーメンを割ってみるといいですよ。1ワットあたりの光の量がわかるようになります。」

っということで、座学のセミナー第一部はここで完了。


続きまして、セミナー第二部はメロンさんがよく講演を依頼されるという宮城県地域温暖化防止活動委員の今野さんです。


今野さんは、省エネの普及啓発の他、ご自宅でも色々と工夫され、省エネに取り組んでいらっしゃいます。
きょうはそのご自宅での省エネを中心にお話しいただきます。


こちらが今野さんのお宅の屋上にありますソーラー発電ユニットです。
このユニットのお陰で、震災時も電気が途絶えることがなく、普段は東北電力に余剰の電気を売って光熱費を相殺しているそうです。



ちなみにこちらは外観。
ソーラーパネルは主に屋上に設置されていて、お庭はもうひとつの太陽の恵み。。。家庭菜園に活かされています。

そこで今野さんのお勧めする節電の3つのポイント

「カット」の推進
「シフト」の実施
「チェンジ」の検討・実施です。

「カット」はもちろん無駄を省くということです。「シフト」は世の中的に電気の使用量の多い時間を避けて電気を使用するということ。そして「チェンジ」は、電気を別なエネルギーに換えてみたり、効率の悪くなった製品を換えてみたりということです。

ではそこで、省エネクイズです。
50Wの電球二個と、100Wの電球一個では、どちらが明るいでしょう?

「50W?」
「ブブ〜。100Wでした。適切な器具で、定格の電球の方が効率がいいのですね。」


では続いて、ゴミの問題です。
以下の3カ国の中で、ゴミ焼却炉がたくさんあるのは、どの国でしょう?
アメリカ
ドイツ
日本

「え〜とドイツ?」


答は「日本」でした。
日本は国土が狭いので、ゴミの殆どは焼却されてしまいます。
ところが他所の国は土地に余裕があるので埋めてしまうのですね。
その点でも、ゴミを排出しないように気を使うことが大切ですね。


そして省エネの基本から。
今野さんのお宅では、始めに「どれだけエネルギーを使っているか?」消費量をグラフにしてみたそうです。
すると。。。やはり家庭の中のエネルギー消費では電気が多かったそうです。
そこで、家に積極的にソーラーパネルを設置することで、電気の消費を抑えるようにしたそうです。それが左のグラフ。
結果的に夏など電気を多く使う季節に多く発電することができ、とても効率が良くなったそうです。


そして、年間のエネルギー利用量と発電量を全て総計したのが左の図。
1年間で17万円あまりの発電が出来たお陰で、全エネルギーの総計は、2万円の支出だけだとか。羨ましいかぎりですね。
では、今野さんありがとうございました。



ではでは。せんだいE-Action実行委員会がお送りする「発見!節電セミナー」終了です。
特に最近は節電キャンペーンもドンドン数字が延びてきて、注目あびているようです。
これからも節電よろしくお願いしますね!

カテゴリー: 取材, 省エネ, 環境, E-Action, 環境講座, たまきさんブログ | コメントする

祝☆新車購入「亀の甲より年の功」だよ。

「おい、たまき。
ブログが始まってすぐに背中かよ!」
いやいや自転車レースの会場に、訳あって遅刻してきまして、大急ぎでスタート準備中なんですよ。


ここは青葉区大倉。
最近では仙台市ではめっきりマウンテンバイクのレースが減ってしまいましたが、ドッコイこれは新手のレースです。
今日は第2回ディメンションカップの開催日です!
このレースは存在自体は知っていたんですが、昨年は情報が遅くて出そびれ、そして今年はなんとかスタートできるかな。。。。って、いきなり雨かよ!


ハイ皆さんおはようございます〜。
今日はいきなりの雨ですよ〜。雨でコンディションも最悪なので、サッサとスタートしようと思いますがいかがですか〜?


え〜〜〜!
えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。大急ぎで準備している僕な訳です。
「ん?自転車新しくないか?」
はい。新車です。今まで5年乗ってきた自転車を高値で売り払いまして、ほとんど右から左の形で手に入れたニューマシン。たまきさんモービル【新】1号の登場です。パチパチ〜!!!


だけど、朝のうちに試走を終えてきたボーイの前輪を見ると。
・・・・・・・・・。



そうこうしているうちに、もうスタートです。
オレって到着して、15分ぐらいしか経ってないんじゃないかい?


まぁ〜だいたいレースというものは、序盤はみんなピンピンしているから飛ばすものです。
だけど、それじゃぁ3時間は保ちませんって。
飛ばす選手にはぴったり後ろに着くけど、邪魔にならないように自分のペースを保ちます。要するに
「ハイハイ。頑張って〜。ついでに僕を引っぱって、ペース作って頂戴ね〜。」


こちら。シングルギアですね。
変速機の無い車体で、しかも良く見るとフロントサスペンションも無い。
よくこんな厳しい車体で出るなぁ〜。


女子も走ってますよ〜。
っというか、この人達、栃木県からやってきたんだって。
関東ってそんなにマウンテンバイクレースが無いのかなぁ〜。


そして今日の主役の一人。
長距離レースを得意とするYさんは、順調にペースを上げていきます。
1時間経過の時点で僕と3分差。ここまでボーイと競っていたそうだ。


そして現状2位のボーイ。
ちょっと無駄な争いがたたって、だいぶヘロヘロになってそうだ。僕はソレを狙っていたのだよ。


な〜んと。性格の悪い僕は、先頭2台が競い始めたのを確認すると、ちょっと足を休めて適当に距離を保って流していたのでした!
だって、半周ごとに前の方が良く見えるんだもん。逃がさないように、そして無駄なく走ってました。コレを自転車用語で「足を貯める」と言います。


ソレを知ってか知らずか、ボーイは飛ばします。
このコースは割と彼のお気に入りのひとつだそうで。。。でもねぇ〜。今回はチームメイトじゃないしね〜。


さぁ〜エンジンのかかった僕。
僕の頭の中では、久石譲の「MADNESS」がロールでガンガンかかっています。何故なら昨夜は紅の豚をまたもや見たばかりだからだ!
行くぞ紅のニューマシン。


ギューン。バリバリバリ〜。
こんどの新車は新規格の29インチホールを採用してまして、こういうフラット気味のラフロードは大変に得意なのだ。(今までの車体は26インチね)
さらに新採用のグリップシフトはハンドルをはなさずに変速ができる。
路面の追従性能も抜群にいい車体なのだ。
は〜はっはっは〜〜!!


レースコースは。。。どんどん路面状態が酷くなっていきます。
掘れて。。。こね回して。。。もう坂が上れなくて。
どんなにもがいても登るに昇れないんですよ。
坂道がテカテカになってきているんですよね。だから頂上付近では、降りて、押している。

はい。左の人は何しているでしょう?
これは、タイヤに詰まった泥を手で取り除いているのです。
スピードが出なくなってくるとタイヤの泥はけも悪くなって団子みたいになってくるんです。
極太タイヤになると、こんどは回らない。。。だから走れない。。。。泥のスパイラルですね。



そんななか、僕の赤いニューマシンは走る走る。
ふはははは〜。


いたぁ!
ボーイめっけ。思ってたより早く、一時間少々で追いつくが、すぐには抜かない性格の悪さ。


何故すぐ抜かないかって?すぐ抜いたら、着いてきちゃうじゃん。
ここは決定的な場面を待って、一気につき離すのが正解。
「すまぬ。ボーイ。
君はよきチームメイトだが、今日はお互いソロだ。
君の犠牲は無駄にはしない。」
げ〜へっへっへ。コレが年期の入った大人の走りよ〜。


そしたら。。。雨やんじゃったんです。
雨の降っているうちはドロドロヌタヌタ。でも粘り付かない泥水が。。。止んでしまうと急速に粘度をましてきまして。


まさしく粘土に変わる訳です。
そうなると車体は進まない。変速機は動かない。その前に疲労で乗ることもできない。


「なんでオレ達こんなことしてるんだろう?」
「ジャズフェス観に行って、ビールでも飲んでりゃいいのにね。」
「バカなんだろうね。」
はい。僕もそう思います。


この人。なんで自転車を担いでいるかって?
たぶん泥詰まりでリアエンドをぶっ壊したのでしょう。走行不能で、部品で帰ってきました。


そんな中、見た目快調な達人Yさん。
一時は僕と1位争いもしたのだが、マシントラブルに見回れるも終盤に調子を上げてきて、僕はすっかり置いていかれました。
何壊したって?この人はフロントの変速が出来なくなったそうです。


ボーイゴール。
彼はリアの変速が不能になったとのこと。ご苦労様。


そして僕。
僕もリアメカが動かなくなり、無理やり手でローから3段目ぐらいに固定して、フロント2枚で走ってました。
だけど。。。最終周は泥の粘土も一気にましまして。持ち上げて歩くはめになる。


いや〜。本日おろしたての新車でございます。
9.5キロの超軽量車両が、見立て20キロ近くありました。しかもホイールは回らない。
お陰さまで、原稿書いているこの時間も全身筋肉痛の、手首は腱鞘炎で痛いのなんの。


本日。悪コンディションのため写真もブレブレでごめんね〜。
僕?
2位でした。
新車のデビュー戦としては悪くなかったかな?


はい。メダリスト全員集まって記念撮影〜。


こちら。僕は見てないけど、スタート準備中にやってましたキッズレースの優勝者。
将来はいいライダーになるのだよ。


はい。ディメンションカップの終了です。
このレースは、宮城野区のクリネックススタジアムそばの自転車屋さんディメンションの主催なのですね。
では、主催者様からひとこと。
「ここ、スポーツフィールドMASHはメガソーラー施設になりますが、このコースが残ることがあったら、また来年も開催しようと思います。
また来てくれるかな〜?」
「いいとも〜。」
なんだこのオチは。


はい。馬鹿騒ぎもオシマイ〜。
ドロドロの車体は。。。近くの水たまりで洗いましたが。。。足元のゾウさんジョウロの用意周到さが泣けてくる。
相変わらずアウトドアは気合いが入っているよ〜。ではまた!


カテゴリー: 自転車, 日々の話, アウトドア, たまきさんブログ | コメントする

ちょっと街外れの、その向こうまで。

今回のブログは「旅」です。
旅にも上質と挑戦的なものの二種類があり、年を重ねるにしたがい「綺麗なベッドが無ければイヤ」とか、「オプションに○○は付けなければ」などと制約が多くなる。でも、旅の基本はどこにあるのだろう?使い古されたセリフでは「未知への旅は自分探し」などとしがちだが、ま、結局のところ人間は知的探究心の固まりのような生き物であり、隣りの隣りは一体どうなっているのだろう?と、覗きに行きたくなる生き物なのである。
ということで本日紹介するのは、8月の末の一週間ばかりの旅。全ては原点に戻って、とりあえず自分の足で出かけよう。


一番下のチビは長距離は乗れないので、今回はトレーラーに乗車。娘は自走です。お兄ちゃんと奥さんは留守番で、3人で出発。
トレーラーに荷物満載。


まずは家を出て、コギコギコギコギ東に向かいます。
仙台市の東側にあるものといえば〜仙台港です。
すると。。。船だぁ〜!


仙台市は住人にはあまり実感が無いけど、旅には恵まれた土地なんですよ〜。
道路っぱたで、自転車を分解です。分解して手荷物として船に持ち込むんですね。



仙台港からは北は北海道苫小牧、南は中部名古屋まで船が出ているのですよ〜。知ってました?
そして車を積まなければ格安で旅が出来るんですよ。
こちら太平洋フェリーの3隻ある船の中で一番古い「きたかみ」です。

仙台港を夕方に出航、北へ北へと向かいます。
今どきの豪華客船は船の中に温泉センターのような内風呂と、立派なレストランがついてまして、移動中は気持良くくつろげます。
フェリーって揺れるんじゃないかって?
コレぐらいの規模のフェリーだとスタビライザーもついているので大きくは揺れませんね。だいたい外洋は波の周期が大きいので、余程の低気圧でもない限り酔うほど揺れません。


一晩のんびり寝て、のんびり朝風呂入って、のんびり朝食をとっていると。。。。苫小牧港が見えてきました!


やぁ〜。あっという間に苫小牧港に到着です。
ここまで飛行機で来ればすぐなんでしょうけど、値段も高いし、機材も持ち込めない。
クルマで走ってきたらトンデモナく疲れる。(さらにエコでない。)
その点フェリーは夜中航行しているから無駄が無い。良い乗り物ですよね。


苫小牧は快晴だ!
心なしか少し涼しい。さぁ。さらに北へ向かうぞ〜。


苫小牧駅から電車で北へ。
自転車は輪行バックに収納すると、電車へは無料で載せることができるんです。(10年ぐらい前までは手荷物料が徴収されてました。今はタダ。)
苫小牧から室蘭本線で岩見沢まで。旅は途中でけっこうスケジュール変更が起きがちだからケータイをパソコンに繋いで電車の時間や経由地の情報を集めたりしてました。そしてあまった時間は。。。「タイラー・ハミルトン著/シークレットレース」文庫本読んでました。平和だなぁ〜。


岩見沢で函館本線に乗り換えて北東方面へ。
なんで情報に神経質になっていたかと言えば、この函館本線なんです。
旅の数日前に、この函館本線の札幌よりもっと西側が、ゲリラ豪雨のせいで線路が崩壊してしまい、復旧の目処さえ立っていなかったんです。
でも地方公共交通が一カ所の寸断だけで動かない訳が無いので、こちらはハイテクを屈指して運航情報を収集していたのです。
そしてやってきました!旭川駅です。
まぁ〜それでも遠かったかな。家を出て、24時間でここまで来ました。


本日の宿泊は、旭川の郊外にあるカムイの杜公園キャンプ場
ここの凄いところは、広大な敷地に遊具が山のようにあり、炊事場なども整備されているのに“無料”なんです。


北海道がアウトドア天国と呼ばれるのは、このように無料や格安で泊まれるキャンプ場が方々にあるからなんです。
子供たちは朝起きて、テントから飛び出し姿を消す。そして1時間後には汗ぐっしょりになって朝食に戻ってきました。なんと健康的。
そして旭川近郊にキャンプをした理由は、もうひとつありまして。。。。


空飛ぶペンギン〜旭山動物園だ!
10年ぶりぐらいにやってきましたけど、ますます見所が増えた気がしますね〜。
今日は北海道の夏休みの最終日らしく、親子連れの多いこと多いこと。


これ。。。虎のシッポです。
この先に繋がっている胴体は見えませんでした。


クマは猛暑の中、水に飛び込んでご機嫌です。プールを揺らして遊びに夢中です。


雪豹です。
「この場所が気に入っているので、下から突かないでください。」と、ごくまっとうな説明が書いてある。


チンパンジーの赤ちゃんのお昼寝です。


コレ凄いよ〜。
クモザルが、長い手足を使って、ポンポンと棒を渡ってくるんだよ。


ってことで、旅は長いので動物園はこの辺でオシマイ。
今日のキャンプ地に向かおうとしたら大雨だよ。
前後2キロメートルに何もない場所なのに、ここだけ屋根付のバス停があってセーフ。


そして本日のキャンプ場。キトウシ公園家族旅行村キャンプ場です。
ここの管理人さんは仙台市出身だとかで、いきなりジュースもらっちゃいました。
朝には雨もやんで。出発前の朝食です。向かうは南の。。。


美瑛町!


丘の連なる美瑛町。パッチーワークの丘です。


美瑛町に来たのは、プチ前田真三きどりに写真を撮るためではなく、もうチョイ別の目的がありました。


それは。あの山に登るためなんです。
大雪山系上ホロカメットク山
両隣に日本百名山十勝岳、美瑛山と花の百名山富良野岳があるのに、何故かこの山だけ上ホロカメットク山。
この山に登るには、登山基地であるキャンプ場まで700メートル近く登らなきゃいけないんだよなぁ〜。


正直なところ、望みは半々でしたね。
30キロ近いトレーラーを引っぱって、さらに登り坂では子供の自転車も牽引しつつ、さらに28キロ近いヒルクライムですよ。


う〜ん長い。白金温泉まではペースをあげて目の前にそびえる山々への距離を詰めました。
でも。。。最後の7キロは国立公園内の、観光道路なのでこう配もキツイキツイ。


天候の不安もあったんですよね。
昨晩から日中にかけて、小さな低気圧がオホーツクを通過中でした。
「雨よ降るな。雨よ降るな。」高所にかかる雲も、微妙な様相を示しています。祈りながらのヒルクライムです。


そして到着、吹上げ温泉白銀荘キャンプ場。
午後3時には到着って、いつにない早さだなぁ。
その理由はこちらになります。


かつて北海道をフラフラとオートバイで旅をしていた若者のあいだでは、知らない人がいない最果ての名湯「吹上の湯」です。
ところがそののち、ドラマ北の国からで度々ここがロケに使われ超有名になり、ついでに大規模改修もされて、いまでは立派な公共浴場みたいになっている。
田中邦衛と宮沢りえも入ったよ〜。ま、どうでもいいか。
疲れた体に心地のよい湯でした。


はい。朝です。
十勝岳は活火山なので山体からところどころ蒸気も昇っていますね。


早朝5時だというのに、もう登り始めている人がいます。
何故ならこの大雪山系は、標高こそ2000メートルチョイですが緯度の高い地域にあるので寒さがハンパでない。関東の山に比べると標高プラス1000メートルの装備が必要になるので、夏場でも重装備の防寒着が必要です。
なので、上昇気流で天候が悪化しがちな午後を避けて、朝早くから山に入る訳ですね。


僕らは吹上げ温泉から登山口の十勝岳温泉に移動して山登り開始。


谷沿いには今でも噴煙を上げる火口が。
土石流に備えて、センサーとカメラがありましたよ。


さて。尾根に出るまで登ります。登ります。
北海道の山のひとつの特徴は、谷間が広くて景色が大きいということ。
尾根までのアプローチでも、長いところでは8時間ぐらいかかっちゃいます。
でも僕らは片道3時間ぐらいのコースだから、えっちらおっちら。


しかし綺麗だなぁ〜。
雲の流れが速いのが一番気になるけど。。。


そして思いのほかアッサリと、上ホロカメットク山の山頂です。1920メートルでした。
写真では雲の中のようだけど、時々、雲間から絶景を楽しめました。


さて、下るか。
メジャーな登山ルートなので、道もちゃんと整備されてます。


あそこら辺に登った訳ね。
今回の旅のひとつの目的。登山も無事に終わって満足満足。


ここいらから、ちょっとマキで〜。大雪山から一気に下界へと降りてきて、中富良野の星が見える丘牧場に来ました。
テントを張った時には、もう日が沈む直前。
毎日全力で遊んでいるなぁ。


明け方。雲海の上に山々が見えます。
天候は安定しているようだけど、油断が出来ませんね。


ここの牧場の楽しいところは、動物たちが放し飼いにされているところなんです。
ウサギでしょ。


羊もいるよ。
っで、この牧場の名物のもうひとつは、ミシュランガイドにも載ったジンギスカンでして。。。。オレは喰わないって。


だいたいこんな具合にキャンプしていると
「!」


「ねぇねぇ。羊喰うの。僕ら食べるつもり?」


「なら自転車喰ってやる。」
って訳ではありません。とにかく動物との距離は0メートルです。


なんでこうも的確なキャンプ情報があるかというと、この本です。
北海道キャンピングガイド
2005年の旅で偶然にこの本を入手し、まぁ〜情報の確かさもありますし、編集者が似たような旅をしているからちょうど良いんでしょうね。今では北海道に行く時の必携の本です。

出発前のひとコマです。
ここのヘルパーさんは、関西の大学の自転車部の人が多いそうで、このあと遊びにきて自転車談義で盛り上がりました。


さぁ〜走るよ。
こんな感じで走っていたんですよ。


天気がいいね〜。
あの山のてっぺんに行ってきたんだよね。


この日は80キロ近く走って滝川の近くまで来ました。
写真は明け方。晴れ渡る青空。気持いい〜。
空には雲ひとつないなぁ〜。


なんて思いながら、下界の景色を眺めていました。(ちなみにキャンプ場はここ。エルム公園キャンプ場です。)
キャンプって、朝が一番気持がいいんですよね。
この何とも言えない緊張と緊張の合間ののんびりした弛んだ時間。
日々の忙しさも、この瞬間だけは忘れて。。。そうだ。トランジスタラジオを持ってきてたんだ。。。コーヒー飲みながら点けてみようかな。
「パキーッガガガ。朝の気象情報の時間です。」
お!ちょうどいいタイミング。
「本日の北海道は全域で気象が不安定で、積丹半島では一時間で40ミリの経験の無い豪雨が観測されており、雨雲は急速に発達しながら東に向かって〜」
オレ達のいるところだ〜!!!!



それからの1時間を何と言い表していいのでしょうかね。
僕は呑気にコーヒー飲みながら予備バッテリーを出してMacの充電までしていたのです。すると西の方角から明らかに雷様が中でどんちゃん騒ぎをしているような賑やかな真っ黒な雲がドンドンと向かってきまして、洗い物なんかどうでもいい、全ての装備を15分でパッキングしまして緊急出発。滝川の駅までは15キロの距離なので、全力疾走を始めた訳です。



すると雷様を載せた雨雲はみるみる一面に展開してきて、あたり一面そこら中で雷が鳴り始めた。
「ドッカンドッカン。バリバリドッカン!」
全力疾走の体に水滴を感じたかと思うと、一気に空の底が抜けたのではと思うほどの土砂降りが始まった。
ヤバい!!!っと思った目の前に高速道路の高架橋があらわれたんですよね〜。
ほぼ濡れずに逃げ込むことに成功。


高架橋の下には、同じように雨宿り中の工事のおじさん。
「こんな雨、見たことないね〜。」
「ああ。今日は仕事にならん。作業員もみんな帰したとこだ〜。」
「今年の気候は、少し変だよね。こんなに激しい雨は、今まで見たことが無い。」


土砂降りに雷。
同時に視界の中で3本の落雷を見た時は、生きた心地がしませんでした。昨日のうちに距離を伸ばしておいて良かった〜。午後の電車に乗れないと、仙台に帰り着けないスケジュールだったので、ギリギリまで詰めていたのが功を奏しました。


そして、僕らを救ったトランジスタラジオ
こういう旅の時は、ローテクが一番安全なんだよなぁ〜って、情報収集用に持ってきたのでした。


雨がやみまして、すっかり煩悩も汚れも洗い流された道を、のこり2キロ。滝川駅へ向かいます。


滝川駅前では、神社の祭典が開催されていました。
お腹が空いた。。。何か?食べるものは。


北海道って美味しいものが多いんだよなぁ〜。
ツブガイですね。でもコレ昼飯は、ちょっと違うか。


さてさて、また輪行です。
滝川から苫小牧まで。長い旅も、とうとう終盤ですね。


電車の中では疲れて眠りこけている人いっぱい。
輪行の旅人もいっぱい見かけたよ。


ところが旅の神さまは、最後のさいごまで波乱含みにしてくれました。
苫小牧まであと一駅。沼ノ端駅を通過すると、列車の窓に叩き付けるような強烈な豪雨が。。。
おいおい。大丈夫かよ?



大丈夫どころの騒ぎではない。
このとき苫小牧地方をゲリラ豪雨が襲っていまして、激しい雷雨が1時間も続いたあと。。。。今まで見たことのないような物凄い雨が降りました。そして、街路が沈んでしまったので、僕らは街中を縫うように冠水していない道を選んで港へ。。。街中にサイレンの音が響いてました。


そして。。。後で知ったのだけれど、旭川で僕らを見かけた大学生のグループは、富良野経由で日高〜夕張と通り苫小牧に戻ったのだけれど、連日の豪雨だったそうです。
それも濡れネズミになりながらのサイクリングで悲惨以外の何ものでもなかったそうで。。。。僕は雨雲チェックして南行きをそうそうに断念してました。


遠くに。。。船だ〜!



そしていっつも、船に乗る度に思い出すのは未来少年コナン。
沈みゆくインダストリアから、海底から引き揚げた船に避難民を乗せて、船は一路、ハイハーバーへ向かうんです。
あのシーンは好きだったなぁ〜。だから今も船が好きなのかな。
ついでに宮崎監督ご苦労様でした。

波乱続きの旅も、船が岸壁を離れるとひと安心です。
コレで家に帰れる〜。帰還の途についたというやつですね。あとは自動的に仙台に運ばれて行く。船の中でのんびり。

だったら旅に出るなって?
いやいや、コレ全部含めて旅なんですよ。

僕らは知らない世界を覗いてみようと思い立ち、先々の小さなことも興味にまかせて調べていく。
そして描いた計画というか細い線を、実際に巡ることが可能かどうかたどってゆく。始めの一日二日はおっかなびっくりで。。。その後は経験に則って、大胆に進んでいく。
これは、期間は短いけど小さな人生そのものだと思います。始めから行く先の解っている船になんか乗るもんか。


そして巡った長い旅路も、最後の数キロとなりました。
いつもの梅田川も、やけに新鮮だ。
そしていつも旅から帰ると思うことがある。仙台って、いいところだよなぁ〜。

カテゴリー: 自転車, 日々の話, アウトドア, たまきさんブログ | コメントする

中田小学校の省エネ活動の発表会です。

こんにちは。
本日は仙台市環境教育のモデル校にもなっている市立中田小学校の5年生のみんなが、夏休みの間に取り組んだ環境活動をレポート発表する「省エネ活動発表会」にやってきました。


ということで、5年生3クラス合同授業に「おじゃましま〜す」って入ってきましたシンプル&スローライフの会の柳沼さん。
緑のカーテンの育成でも、ずいぶんとお手伝いされたようです。


ちなみにコレが、帰りがけに撮った中田小学校の緑のカーテン。
特にアサガオが3階の窓を覆うほど大きく育っていて、お見事ですね〜。

続いてゲストの登場です。
伊達武将隊から、省エネ奉行の片倉小十郎さん、そして隠密空さんです。


たびたびこのブログでは登場していただいてます、このご三方。
ただ、環境を守るということでは一歩も譲ってくれない人達だから、生徒さんのレポートについて辛口な意見も出るのかな?よろしくお願いします。


では。隠密空さんから。
「こんにちは。皆さん夏休みのあいだ、環境活動にいそしんでいただけましたか?」
「は〜い。」
「今日は5年生の皆さんが夏休みの間にどれだけ知識を深めたか?各クラスから代表の方に研究成果を発表してもらおうと思います。
それでは、始めましょう!」


っていうことで、どんな研究したの?
近くの子にレポートを見せてもらったら、夏休みの課題で、自分の関心のある環境への取組みをイラストや写真をつけて研究発表するそうです。
お!ベロタクシーじゃん。って聞いたら、レポート書いた子が
「自転車大好きなんです」って応えてくれました。
はい。僕もいい年して、自転車が大好きです。


では、研究発表の一番。
「僕は、夏休みのある一日、身近な電化製品を使わないで暮らしてみました。
使わなかった電化製品は“鉛筆削り機”です。
機械を使わない代わりにナイフを使って削ってみましたが、電気を使わないとこんなにも難しく大変なものかと良く解りました。」


なるほど。機械の手を借りずにえんぴつを削る発想は、とてもユニークで良いね。
わしも刃物で色々な工作をするので、その難しさが理解できるぞ。見事だ。


続いてのレポート。
家庭のコンセントから流れる電気量が調べられる「エコワット」で、普段使っている電気量を測ってみたところ、エアコンと比べて扇風機が圧倒的に電気を使わないことがわかりました。


また、扇風機、洗濯機、冷蔵庫を「省エネモード」で運転すると、電気の消費量がグンと減ることもわかりました。
これからは、家電製品の設定にも気をつけたいと思います。


うむ。良い心がけだと思う。
家電製品も、無理をしないよう省エネモードを選択するようにして、継続して節約出来ることに気がついたのは良いことだ。


いままで、氷が早く作れるということで冷蔵庫の切り替えスイッチをいつでも「強」にしてましたが、消費電力を調べると「弱」の2倍も電気を使っていたことがわかりました。


「なに。このつまみはどこにあったのだ?」
「冷凍庫の脇にありました。」
「調節つまみの場所を探す。これは良い気付きだな。」


僕の家では夜間の電気代が下がる契約をしていました。
ですので、他の人が電気を多く使う昼間には、エアコン設定温度を28度に切り替え、使う時間にあわせて調整することにしました。


「ふむふむ。電気を一日中同じように使わず、時間によって調節するのも良い心がけだ。」

私の家では、使わない電気のコンセントは抜いておくことにしました。
いまではテレビやせんぷうきなどのコンセントは、人のいない時間には抜いています。


そうじゃな。
例えばみんなゲームはやるだろう。学校に行っているあいだは、ゲームは誰も使わない。そういう機器は、使い終わったらコンセントを抜いておく。これが基本じゃ。


私の家では、ベランダに日射しが当たって熱くなっていたので、打ち水をして涼みました。
水を撒く前は30℃あった気温が、打ち水で28°に下がりました。



「打ち水は古来から伝わる環境に優しい冷房だな。
わしらは今年の夏も仙台市内の各所で打ち水を披露した。実に気持よかったぞ。」

僕の家では、玄関を明るく照らすためにソーラーライトを設置しました。
これは昼の間に太陽光から電気を作りだして貯めておき、夜のあいだは作り出した電気で照らし出すものです。



「すごい力作ですね。
これと同じ仕組みで、太陽光で発電する施設が市内各所に増え続けています。とても大きなソーラーパネルが建物の屋上に増えてきているので、皆さんもこれから注意深く見てみるもの大切ですね。」

私の家ではお部屋に天窓があり、夏のあいだはここからの日射しがとても暑かったのです。
そこで、今年は天窓によしずをはってみましたところ、夏の日射しが遮られ、とても快適になりました。



「よしずも伝統的な暑さ対策だな。
古来から伝わる方法は、当たり前のようだが環境にやさしいものばかりなのだ。ぜひとも学んでみるべきだ。」


私は省エネで作れる料理のレシピをインターネットで調べ、オーブンを使わずにフライパンで作るピザを実戦してみました。
家族で食べてみたのですが、たいへん美味しかったです。


インターネットで調べてみるとは、素晴らしいですね。
っで、食べて美味しかった!
情報を調べて実践する。この行動力は、見習うべきですね〜。


はい。皆さんからの素晴らしいレポートの数々でした。
特に調べるだけではなく、実践し、継続が出来ることがとても大切です。
今回報告いただいたレポートは、私たちの会の名前と同じ「シンプル」で「スローライフに直結する」ものばかりです。
キーワードは、無理なく継続的にですね。
省エネは環境のために大切なことですが、無理をして体を壊しては元も子もありません。特に、省エネが無理だったので、もういいやなんてあきらめて、かえって環境の悪い暮らしを選んでしまうなんてこともあります。
ですので、地球に優しい暮らしを、継続できるように心がけましょう。


そして今回の環境教室にあわせて、身近なものの温度が離れた場所から測れる放射温度計を持ってきました。
この温度計は、レーザーポインタで測定したい箇所を正確に狙うことができるので、是非とも省エネに役立ててみてください。


さらに。。。本日は天気が悪くてあいにくだったが、この果物時計草という植物を使って、植物の光合成を実験することができるのです。
つる性の植物なので、緑のカーテンにもなる。
そして何やら舶来の植物なので、“パッションフルーツ”という実もできるそうです。
来週以降の天気の良い日に試してみましょう。



へぇ〜!!!何ソレ?
そのアバンギャルドな名前は!
ってのは僕の感想でした〜。

そしてメロン(みやぎ環境とくらし・ネットワーク)の岸さんから。

みなさん電気の使用量について、お家の方と一緒に調べてみましょう。
節電を実施すると、昨年よりどれだけ電気代が減るか?これは、毎月電力会社から送られてくる「電気使用量のお知らせ」に記載されています。ぜひとも関心を持ってみましょう。
省エネが実行できて、家計にも優しいですよ。


そして、こちらせんだいE-Action2013では、インターネットで節電を報告すると、ちょっといい景品がもらえるキャンペーンを実施しています。
ドシドシ応募してね〜って、これ節電所ですね。


はい。今日は楽しいゲストの方がたくさん見えて、充実した授業でしたね。
どなたか、今日の感想はありますか?


は〜い。

いままで同じクラスの発表は見たことがありました。
今日は3クラス合同の授業だったので、多くのレポートが聞けて、大変にためになりました。


よし。充実した授業で、省エネ奉行としても心強く思うぞ。
これからもその気持を大切に、この杜の都の未来に、環境にやさしい暮らしを頼んだぞ。
それではサラバだ!


や〜なかなか実行力のある、骨太なレポートがおおかったですね〜。
中田小学校5年生の皆さん、ありがとうございました!

っと終わるはずだった環境授業。
生徒さんからの熱い要望で、またもや武将隊再登場。




記念撮影をしたり〜。
サイン会したり〜と、にぎわいのうちに楽しく授業の時間は終わりました。

はい。本日は皆様、ご苦労さまでした。


カテゴリー: 取材, 省エネ, 役立つ話, 環境, E-Action, たまきさんブログ | コメントする