月別アーカイブ: 2013年3月

山にも、とうとう春が訪れました。

入口の林道

最近山の記事が少ないなぁ〜と思われたら、確かにそのとおり。2月末にシクロクロスがあったり、週末取材が重なったり、確かに回数が減っていたけど本当の原因はこれ。
「山頂にたどり着けなかった〜!」
厳冬期真っ最中に船形山アタックもしたんですよ。ただただ。。。風雪が強かったりで5時間も登ったのに、頂上直下でおしまいなんてこともありました。そして。。。そうこうしているうちに、「春」が来てしまった。今日は久しぶりの山登りの記事。のんきに登ろう、水引入道(1656m)です。

はて。。。水引入道って何?
こちら南蔵王縦走ルートからちょこっと東にずれた位置にある、まぁ言ってしまえば蔵王山塊の南の端っこ、不忘山よりはちょっとだけ北側の峰の先っぽみたいなもので、白石方面からだと宮城県最高峰の屏風岳に向かうジャンボリーコースの、急登を詰めた稜線への出口にある峰なんですよ。
さてさて、もうすっかり山も春の装いです。林道をトコトコ1キロばかり歩いて、登山口に着きました。



スノーシュー装着

さて、スノーシュー装着。
だけどこの時期、装備は一番困る。
積雪ありの、稜線は凍ってる可能性もある。そして雪が締まってるから、滑落したら止まらないんで、ピッケルも持つ。
ウエアも寒いとこから暑いとこまで、フルコースだなぁ。



折れた樹

写真は雪の重みで、ポッキリ折れた樹です。例年より多かった積雪で、アチコチにこんな木が見受けられます。



冷気が降りてきます

正直なところ、このコースは冬は人に勧められませんね〜。
峰の幅がそこそこ広い割に、目印のマーカーがほとんど整備されていない。どこが登山道かがさっぱり解らないんです。
積雪期以外なら踏み跡があるんだろうけど。。。僕らはGPSでルートを確認しつつ登ります。
標高が高くなると、気温はグングン下がってきます。



まだ寒いね〜。

春山は、雪が締まって歩き易い代わりに、服が濡れ易いんで注意が必要です。
こんな時も、汗はかくし、足元は水気でびしょびしょだし。。。
そしてこの季節で一番怖いのは、全層雪崩です。



山頂直下

雪崩って、雪がバンバン降っている季節は積雪の弱いところ(弱層)が滑って表面の雪が落ちてきます。
だけどこの時期は、雪の下に水の流れなんかも出来て、一気に落ちてくるんですよね。
ちなみに山頂直下のこんな斜面。一面の雪。ここはヤバいよ〜。



頂上へ登りを詰めます

今日は、ここ1週間の中でもやけに気温も高くて、県内全域に『雪崩警報』が発令されてました。
チームリーダーとしてはルート選びも慎重に、慎重に。樹々の中みたいにアンカーの多いところを選んで登って行くんです。



外国人尻セードご一行様

すると!
「あっちの斜面に誰かいる!」
「なんか外国人のようだよ。」
「お〜滑ってく!尻セードだ!」



尻セードで滑ったあと

こんな山に登りにきているのは僕らぐらいかと思ってたら、反対側の白石スキー場のほうから外人さんご一行様が登ってたんですね。
あと5分早けりゃ山頂で出会えたんだけどなぁ〜。
そして彼らは、ギャーギャー騒ぎながら谷間のほうに滑り降りて行きました。



下山開始

もうこれを見たら、僕らも遊びたくなって、ワーワー滑り始めました。
滑ってる写真は無いかって?遊んでて忘れました。すみません。



ワーワーいって滑ります。

結局、水引入道の山頂には行ったけど、お弁当食べてサッサと下山開始。というか尻セード大会です。
尻セード?
登山にはグリセードって、ピッケル使って中腰で滑ってくる技術があって、それをメンドクサイからお尻で滑るのが尻セード。
止められるようにしとかないと、とんでもないスピードでて怖いんだけどね。



不忘も見えてきた

お!雲も上がってきて、不忘山も見えた!



春だね〜。

さてさて、今日のブログ。遊んでいる間に下山でスミマセン。なんにも写真撮ってないじゃん。
まぁ春の山で遊んできましたということでした。
帰りに遠刈田温泉に寄って、温泉と、はせがわ豆腐店の豆乳ソフトクリームを頂きました。

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東照宮の骨董品市に来ました。

東照宮にやってきました。

日曜の早朝から東照宮にやってきました。参拝者が次から次へとやってくる。相変わらず地元と密着した神社です。
参道の石畳脇に腰掛けまして、エンドー餅店の赤飯おこわとコンビニのカップ天そばで朝食です。(宮町エンドー餅店は、朝7時半から開いている!)
さて、何をしにきたと言うと。。。


お。さっそく人が集まってます。いまはやっと朝の8時だよ。


賑わってます。

この賑わうほどの人の出は、東照宮の参道で毎月第4日曜の朝に開催されている、骨董市です。
仙台古民具骨董青空市


何かいいもの見つけました?

さっそく取材。たくさんお店が出ているので、色々と見て回りましょう!

っと言っても。。。少々注意が必要です。
なんせ骨董品の市場なので、全てが価値があって、ひょっとするとガ○ク○でもあるかも。(ココも言葉を選ばねば!)
こういった市場ではミッケ物も多いけど、そりゃぁ〜全ての商品に、売り主、買い主の思いがあるので、人様のコレクションを「ちょっと撮らせて」って訳にはいかないのです。なので、丁寧に声かけて、お願いしないと撮影も勝手にはね〜。


甲冑と女神ですか。。。

なんて、言っているそばからこれだ。武将の甲冑の脇に、女神が売ってるよ。
どちらにどれだけの価値があるかは?僕にはわかりません。


かんなだ!

お〜こういうのは得意ですね。
かんなはかんなだけど、寄せ木の角を落とすものや、面に溝をしゃくるもの。角度や幅も、ネジ調整です。

三谷幸喜の映画『みんなのいえ』に、こんなシーンがありました。
田中邦衛扮する老齢の大工が、輸入アンティーク家具を修理する場面。
「こりゃ〜、しゃくりがんなだな。この通りに直さなきゃいかんのか?」
「….。」
「おれにゃーこんな、雑な仕事は出来ん。」
そんな台詞が聞こえてきそうです。


この細工。

これ。ちょっとお願いして撮らせてもらいました。
仙台箪笥の鍵穴の飾りの彫金です。見事なものですね。
亀の他に鶴と梅もあったよ。


おばあちゃん。何か見つけました?

お。
生地の山を掘っていて、何か見つけましたか?


縫い目が凄いです。

こちらは何と呼ぶべきなのでしょう?
野良着?はおり?なんでしょう?
人に聞いてみたら、こちらは農民だったら、晴れ着にあたるとか。
豪農とかも、こういった服を着ていたのかな?
しかも、こんなに針の刺したものは、もう作れなくなってるとか。
5万払っても誰も作らないから、値段は5万円だって。


これが目に入らぬか!の、印籠です。

おお〜。こちらは印籠です。
この段々に、ひとつづつに薬を入れて持ち歩くのです。水戸黄門で、最後にジャジャーンと登場するアレは、葵の御紋はどのように入っていたのかなぁ?
そういえば、東照宮も葵の御紋でしたね。

僕もこんなのに、山歩き用の飴玉やグミ、自転車のパンク修理セットを入れて持ち歩きたいなぁ。
なんて思ってたら、8000円。高くて手が出なかった。


CDケースと作りが一緒。

こちらはレコードを仕舞っておく、専用の容れ物。
ディスクものは、平置きだと歪んじゃうし、縦でも歪む事は歪む。
なのでこの、微妙な隙間で立てておくのがいい。しかも木とかで出来てて、通気がいいのが良い。
今ではDVDケースだよなぁ。同じ作りなのが面白い。


参道で、毎月第4土曜日開催。

こちらの骨董市。とにかく手仕事で出来ているものがほとんどなので、書いてある字面から由来を考えたり、形から用途を想像しているだけでも楽しくなります。
仙台東照宮の参道で、毎月第4日曜日の、朝7時から開催ですよ。


桜ももうすぐですね。

っということで。
この週末。関東では桜が満開でしたが、やけに冷え込んだ日曜日。
仙台ではやっと芽が膨らみだしました。
春はまだまだ。もうちょっと先ですね。

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柳沼さんちに遊びにきました。農風CAFE 杜ノ遊庭(あしびな)オープン準備中!

寺岡の実沢小の裏のほう

本日は何やら怪しい情報を入手。寺岡の、実沢小学校の裏手に、週末だけオープンするカフェができるとかなんとか。自然農法にこだわり、体に優しいものを提供するって言っているのは。。。


遊びにきたよ

なんと!柳沼さんじゃ、ないですか。
ご自宅の話をするとき『うちは農家だよ〜』っておっしゃっていたけど、何とこのたび自宅を改造して、週末(金・土・日)だけオープンする農風カフェ『遊庭(あしびな)』をオープンするそうです。自宅がお店とは、いいですね〜。野良暮しをしている人の憧れですよ。


チェーンソーで作業中

庭のほうから〜何やらチェーンソーの音が。
おっと、息子さんだそうです。働き者ですね〜。
板きれをバスバス切って、庭の歩道に敷き詰めるそうです。


まだ改造中

そう。お庭はまだまだ改装中。
しかし何と、立派な農家なのだろう!
こんなお家を改造して住んでいるなんて、羨ましすぎる!


庭で食べられる葉っぱを摘んでます。

そして裏庭には。。。この辺には食べられる野草を植えてあるそうです。ヒョイヒョイって摘んで食卓へ。


茶です。

ここは、泉市時代のさる方のお宅だったそうで、お庭にはお茶の樹も生えています。


水やり中。

仲間が集まってきて、お庭にお花を植えています。
水は。。。目の前を流れている用水路から汲んできていました。さすが!


庭の花

綺麗なお花ですね〜。残念ながら、僕はお花に関するセンスが皆無なんで、キレイだな〜しか口にできませんでした。


玄関

ささ。たまきさんも上がって上がって。

って言われてお邪魔します。。。
いい土間だなぁ。ここは元は板張りだったんだけど、剝がして、薪ストーブをガンって置いたそうです。


入口脇にお花

玄関脇の飾りもの。
娘さんがと息子さんが沖縄とインドに勉強に行ってるそうで、たいへんアジアチックで混沌の極みになってます。


遊庭

で、これがシンボルマーク。
ハス=lotusっぽいし、後ろは海っぽくも見えるし、混沌の極みです。


賑やかな食堂

キッチンでは、これからお店をお手伝いするスタッフが、明日のオープンのための仕込み中です。
このブログでは、一般的なお店の紹介はしないんだけど、このお店はどうやら商売としてカフェを始めるのではなく、食の安全と、持続可能な環境を意識した暮らしを作る事が目的で、お店も平日は近所の奥さんたちに貸出そうかなぁ〜だとか。

ここで働いているスタッフの皆さんも変わった人ばっかり。
パーマネントカルチャーの実現を目指し、食の安全や、暮らしの循環を意識しようと努力されている松橋さん親子や。。。。やはり食の研究されてるマリエちゃんや。。。変人が多いなぁ〜。一度では話を聞こうなんて全く無理なんで、また遊びに行きますね。


だんご

「これどう?」
出してもらったのは、お芋のお団子?なんだろう?これを油で揚げたものでした。

「ちょっと生姜が効きすぎたかなぁ?」
いやいやたいへん美味しかったです。


そばだよ〜。

ホラホラみんな〜。今日の賄い飯は、納豆おソバだよ〜。
松橋さんちのケイくんがよそってくれます。



ほらほら。納豆。
「おソバ好き?」
「大好きです。」
「でもこの器は。。。。」
「高校の科学の先生が、ビーカーでラーメン作ってたのを思い出しますね。」


トイレは海の入口
そして食べ終わったあとに、用事があるのはここ。
ココは海への入口なんだよ。そこまでが、このお店のコンセプトです。

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フォーラム『震災漂流物の漂着への対応と海洋ごみ問題』レポート

海洋ゴミフォーラム

今日のブログで紹介するのは、3月17日の日曜日にエルパークで開催されたフォーラム『震災漂流物の漂着への対応と海洋ごみ問題』のレポートです。
このフォーラムの話が来た時『興味のある案件が来た!』と、飛びつきました。というのは。
僕は競技として自転車に乗り、趣味で山登りをしていますが、さらにもうひとつ。僕の大好きなアクティビティで、シーカヤックがあります。
一人の人間がこんなに色々やっていると怪しいと思われるかもしれませんが。。。もともと三陸沿岸に定住場所を決めたからには、これだけは憶えたいと思って始めたスポーツでして、度々乗りますが、その度に思うのは。。。。日本の沿岸には、何故こんなに『ゴミ』が落ちているのだろう?だったのです。
僕、レースでけっこうアチコチ行きましたが、こんなに海辺がゴミだらけなのは日本ぐらいですよ。
そして、海洋ゴミは国を超えて問題になっているそうだ。。。例えばグレートパシフィック ガべージパッチとか。。。そこまでいかなくとも、海洋に浮かぶプラスチック片のこととか、詳しく聞きたかったのです。



開会の挨拶

では、レポートスタートです。
開会に当たって、宮城で復興応援ボランティアで活動している団体KIDS NOW 代表の長山さんからフォーラムの趣旨説明です。
震災のはや2年が経ちました。今回の津波を起因するものでは、浮き桟橋や漁船など大型の漂流物の報告も出ていますが、そろそろ津波によって持ち去られた大量の瓦礫が北米沿岸部に到着する時期が来ているとの報告もあります。地球環境基金などではこの冬に人員を派遣し、太平洋のハワイ、北米大陸のまんなかオレゴン州への調査を実行しました。調査レポートと、実際に現地で活動している市民団体の皆さんの紹介で進行します。
ですが、アラスカ州だけは、訪れる時期が冬であるために無人の地への調査チームの派遣が難しく、現地から招待したお客様の発表で代わらせてもらいます。



鹿児島大学 藤枝先生

最初の講演は、鹿児島大学 藤枝繁教授です。
教授は先ほどの『震災起因漂着物調査』に同行され、ハワイ島3箇所、オレゴン州4箇所で漂着物調査と現地NGOとの打合せなど、かなりハードな日程だったとの事です。



ハワイ島カミロビーチ

この写真はハワイのカミロポイント。
ハワイのカミロポイントここ>>

この場所は、商業的に利用されていないビーチなので、道も未整備なまま。4輪駆動車に揺られて4時間以上の場所であり、作業のためにはトイレも携行する必要のある僻地だそうです。
そして、そんな人の行かないビーチで目にするのは。。。海岸線の波打ち際に沿って並んでいる、硬質プラスチックのチップの列です。
信じられますか?ここは人間が来ない場所なのです。そして何故プラスチックがこのようなチップになるかと言うと、プラスチックは紫外線や塩分にあてられ続けると『もろく』なるからです。だけど、バラバラにはなるけど、無くならないのがプラスチックの恐ろしさです。



海洋を循環する海流

では、このプラスチックは震災の津波で運ばれて来たものでしょうか?
いいえ。
これは海洋に浮かんでいる『海洋ゴミ』が打ちあげられたものです。
私たちの活動で海に放出されたプラスチックは、海洋の循環に乗り、太平洋の中心ハワイに集まるのです。
しかもここは以前、やはり同じように汚れていた場所を完全に掃除をした場所だとか。。。。



そこに漂うゴミの種類は

そこで、今回の調査で訪れた場所や、過去の調査箇所の中から、実際に海洋ゴミには何が含まれているかを、砂利を水に漬けて、浮き上がったものを漉しとって調べたところ。0.5mm以上の小さなつぶつぶの大半は、やはり硬質プラスチックでした。



ゴミのラインが引かれている。。。

カミロポイントでは、1平方メートルにどれくらいのゴミが落ちているかを調べました。そうしましたら、総数はなんと83個。
こんなに大量のゴミを、人の住まない地域で回収しているにもかかわらず、ゴミは次から次へとやって来て、砂浜を汚します。
そして、このプラスチックは、魚や鳥なども食べ、濃縮されて人間にまで危害を及ぼすと指摘されています。



オレゴン州から。
続いてICC(国際海岸クリーンアップ)コーディネーターからの訴え。
オレゴン州のBarianaさんです。
オレゴンでは定期的に市民が海岸のゴミの清掃活動を行っています。
これは市民がよく、海辺を歩く事とも関わりが深いです。そして市民団体による一斉清掃なども組織され、事業にはコミュニティからも一定の資金援助を受けることができます。
ただ、最近心配になっているのは、震災起因の大型の漂着物には様々な外来の生き物も付いているので、生物環境の汚染などが発生しないか?これは大変に注意して見ているところです。



アラスカの訴え

アラスカからのレポートでは、まずはアラスカの持つ地理的な紹介から。
アラスカは広大な土地に72万人の人口しかなく、海岸線の総距離に至っては、合衆国本土よりも長いそうです。
そしてその長大な海岸線には道が付いていないので、アクセスは主に船か飛行機となります。
なので、海洋ゴミの処理には、大変な労力と、大変なお金のかかる仕事だそうです。



回収したゴミはどのぐらいだろう

そして震災以来、海洋ゴミが漂着したかは、確認する方法がまずは大切だったので、飛行機を飛ばし、写真を撮って分析してゴミの多い場所から重点的に作業を進めることになりました。
そして。。。漂着するゴミの量は、ここのところ増加の一途をたどっており、大変に悩ましい事態だそうです。



人の行けない場所にも。

では、流れ着くゴミの中でも、もっとも厄介なものは?これは、圧倒的に発泡スチロールだそうです。
発泡スチロールは紫外線と塩で、すぐに劣化してモロくなり、フワフワになったクズは小砂利などに混じって回収が困難になるそうです。
また、風に乗って川もさかのぼってしまうので、誰もいない入り組んだ入り江や川に発泡カスが浮いているなどの事態も起きているそうです。



アラスカの訴え

こちらはアラスカでの海岸清掃のエキスパートのChristopherさん。
アラスカの海に関しては、誰よりも詳しいという事です。



海洋ゴミ回収作業の船

そしてクリスさんの率いるチームが清掃を行う際に使用する船。4トンの排水量のある船で出向くそうですが、昨年からはいつでもゴミで満載で帰ってくるそうです。


この部屋何杯分?

そして海岸清掃が始まって、アラスカ一帯で30年間で回収された漂着ゴミは。。。1億6500万ポンド。7484万キログラム。いったいどのぐらいの量なのだろう?
それはこのフォーラムを行っている部屋の30〜40配分に当たるそうです。
これは正直、会場はどよめきました。想像もつきません。しかもこれは回収が出来た分です。



ゴミの分布

そしてこちらは、アラスカはモンテギュー島の海岸です。
ゴミで埋め尽くされて、ゴミの正確な状況すら良くわからないですが。。。



矢印がゴミ

矢印を指した場所が、ゴミです。

震災漂流物は、確かに悲しい出来事ではありますが、問題の一端でしかない。
アラスカは、それよりもずっと長い間。海洋ゴミに悩まされてきたのです。



寄付金が贈られました。

ここで、一息。
岡山の山陽女子中学校の生徒さんが、海底のゴミの研究などを発表し、国際的な賞を受けたそうです。
こちらはその地歴部の活動を記したホームページです。

その時に、頂いた賞金を是非ともアラスカの海岸清掃活動に役立てて欲しいと、寄附されました。
僕らは、その行動力の素晴らしさに、驚きました。



JEAN 小島さん

JEAN 小島さんからのレポートです。



長崎県のとある島

こちらは恥ずかしながら、我が国です。
長崎の、道路のついていない砂浜を降りてみましたところ、ゴミが溜まりにたまっている。
こちらのゴミは、深いところでは2メートルもあったそうです。



海鳥の死骸から出て来たゴミ

そしてこれらのゴミは、ほとんどは川を通じてやってくるそうです。
私たちが適切に処分しないゴミが、川から海へ。そして他の国へと運ばれていく。この流れの例外は漁具だけだそうです。

そしてゴミは、排出者が適切に処分しなければいけないという原則があるにもかかわらず。。。海に関しては全くと言っていいほど実行されていないのが現実です。

こちらは海鳥の死骸から出てきたプラスチックゴミ。



3羽の海鳥から出て来たゴミ

そして会場の後ろに展示されていたものですが、海鳥の3羽の死骸から出て来たプラスチック製品です。
とくに、産地がはっきりしているもの。特定の場所でしか使われていない漁具などが含まれており、何ともやり切れない気持になります。



米国NGOからも

今日は大勢のスピーカーからのレポートがありましたが、最後の最後は米国NGOオーシャン・コンサーバンシーから、Nicholasさんの発表です。
発表の。。。予定だったのですが。もう既に多くの資料発表があったので充分という事、用意していた資料は使わずに、終りの言葉として、この一言を添えました。
今回の震災では、大量の瓦礫が発生しましたが、これに関してアメリカ人を代表して、震災ゴミで海岸が汚れた事を、怒っていないと。
流れてきたものは、対岸に住む日本の人達の、大切な暮らしの断片なのだから、とても気持を込めて、注意深く特徴などを見極め、戻せるものがあるのなら、還す努力を続けます。



会場から発言

会場からも一言。。。とのことで、岩沼市から来られた男性の発言。
この男性は震災被災者で、今は自宅が流され、仮設住宅にお住まいになっています。
そして沿岸部では、誰でも津波は何もかも『流した』とは言わず、『持って行った』と表現しているそうです。
ですので、先ほどのニコラスさんのお言葉には、とても胸に込み上げるものがあった。

また、石巻で活動している被災者支援をされている方の言葉からは、私たちは津波を乗り越えて、全人類として団結し、海洋ゴミ問題に取り組むべきだ。市民レベルでの交流をもっと増やそうじゃないか!と語られ、このフォーラムで、賛同の為の最大の拍手が送られました。



私たちの心ない行動から。。。

なぜなら、私たちは、海洋で繋がり、世界は皆、共通の問題を抱えています。
ニコラスさんからの、最後のさいごの最後に追加された、ちょっと苦言です。
『誰を責めるつもりもないし、指摘するつもりで発言しているのではありません。ですが、この私たちのテーブルの上に置かれたペットボトル入りの水は、カルフォルニアから運ばれてきています。私は、この訪問にあわせて数日間、日本の自然を見せて頂き、美しさに素直に驚きました。美しい自然に、有り余る清浄な水。そしてカルフォルニアは、水が良くない地域です。そこで生産された水のボトルが、船で日本まで運ばれてきているのです。同じようにフランスからも運ばれています。私たち自身の、不注意から同じようなことが数多く起きています。私たちはもっともっと賢く生きる選択をしましょう。』

この会議では震災の漂着物が主題になるはずでしたが、問題はもっともっと前から続き、規模も大きかったのです。

海洋ゴミの英訳はOcean garbageと直訳するのかと思ったら、Marine debrisが正解でした。単にそこに落ちているのではなく、どんどん人の目に見えない大きさになりながらも、漂い続けるのです、
プラスチックゴミの状況は悪化の一途をたどっており、私たちは自身で変わる必要があるのです。

最後に。海洋汚染の問題のほとんどは、プラスチックに起因するということで、この問題に関しては、こちらのサイトもおススメです。
Plastic Pollution
Facebookに登録すると、定期的に問題提起の情報が受けとれますよ。

今日はいつになくシリアスな僕でした。ではまた!

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DATE BIKE始動!

今日お届けするのは、仙台市に新しく登場する便利な市民の足の紹介です。
その名もDATEBIKE!!
市内の12箇所の貸し出しスポットからケータイを通して予約を入れられ、いとも簡単にパスワード入力だけで借りることができる『ちょこ』っと乗りたい時、すぐに使える優れものBIKEです。
※初回登録には、パソコンからかサービスステーションに出向いてね。

DATEBIKEホームページ

1時間100円で借りられる『電動アシスト自転車』なんです。
もう一回言いますよ〜。声を大きく『電動アシスト自転車』なんです。これ。
すんごいパワフルなんですよ。僕が言うぐらいだから、本当に。


ではでは、さっそくオープニングの奥山市長からの挨拶です。
「とうとうこの日がやってきました。仙台市に新しい市民の足が生まれたのです。(※中略)
特に注目すべきなのは、世界で初となる、GPSと携帯回線を繋いだ貸し出しシステムです。
(※だいぶ略)市民の足DATE BIKEを、楽しく使ってください。」

そうなんです。世界初の、GPSを使った、自転車が何処になんだいあって、何処でどれだけ使われているのかが?即座にわかるシステムは、『世界で』仙台が初めてなんです。



さて、なんでそんなに「どこ?」が凄いのか?今回のシステムの運用をしているNTT DOcomoさんに聞いてみましょう。(親父ギャグだって?中年ですから。)

「ケータイ業者と、自転車って一般のお客様には不思議に思われるでしょうけど。本当はケータイの通信システムと自転車って、とても相性がいいんです。私たちは、このコミュニティサイクルを活用してもらう事で、ますます社会に貢献できればと思います。」

そうですね〜。僕も自転車レースで人工衛星からのGPS情報を3G回線経由で飛ばして、現在地をGoogleマップに表示させたりとかしてました。情報化と移動の足って、とても相性が良かったんです。とくに都市部ではね。


さてさて。来賓の地元警察署さんや、商工会。その他応援団の皆さんです。
設置までの長い間。色々と苦労されたようでありがとうございます。

そしてさらに応援団登場!
伊達武将隊の皆さんじゃないですか。
なんでも手綱の付いているものなら、馬でも自転車でも何でも大丈夫だそうですよ。


DATE BIKEの健闘を祝って、勝ちどきをあげるぞ!
エイエイオ〜!
あれ??むすび丸もいる。
そして成実さん。跳び過ぎ!



そこで〜ジャン♬
足軽与六さんからクイズです。

「自転車は、どの仲間でしょうか?
1)くるま
2)歩行者
3)動物


秦さん。なんだか口とんがらがして、どうしたんでしょうね〜?
答えは1番で、くるまのなかまです。


ではでは第二問。
自転車は、道路のどこを通るのがただしいでしょう?
1)歩道
2)車道
3)線路

えええ?線路??
この問題ウマすぎる。答えは車道ですね。
しかも道路を走るときは、車道の左側だよ〜。


さてさて三問目
自転車に乗るときは、やってはいけない事はどれでしょうか?
1)飲酒運転
2)二人乗り
3)友達と並んで走る


答えは全部ダメだよ〜。
車の仲間の自転車は、どれもこれもやっちゃダメ。

ってことで、決めのポーズ、ずんだ餅!


う〜ん武将に自転車というのも似合うものだなぁ。
では皆の衆、これから我らが城下を案内してまいろう。
ということで、伊達武将隊のご案内する、仙台市街ツアーが始まりです。


お〜秦さん。さすがくノ一、自転車も達者ですね。
あれ???道路の右側を走ってるよ?
ここは自転車走行可の看板のある場所なんです。だから自転車は、歩行者優先で走行が許可されているんです。


さぁ定禅寺通りで、ポーズ。
お一人ヘルメットにサングラスの決まった格好の人がいるなぁ。
ヘルメットは安全のため、とてもいいんですよ。


っと言っても陣傘では、全く頭を守らないね。与六さん。



歩道橋を、エッサホイサ担いで登ります。


すみません。突然の集合写真には訳がありまして、いきなりの雨なんです。外は。
しかたがないので仙台博物館の中に避難の一場面。
後ろにあるのは、デジタル化で復活した、けっこうなお値段の屏風だそうですよ。


さてさて雨も上がったので、街中に向けて帰りましょう。
自転車は、左側通行が基本です。


こちら。芭蕉の辻です。
ここが、かつての仙台の街の中心部。
江戸に向けて、奥州街道は伸びているのです。



みんなでサイクリングももう終盤。
アーケード内は自転車走行禁止です。
ゆっくり押して歩きましょう。

そしてここ、電力ビル前。
これ。わかりますか?ここは自転車を降りなきゃいけない場所なんです。
何故だって?歩道の幅が限られていて、そしてバス停もある。ここは危険だから、看板にも書いてあるんです。
あくまでも、歩道は歩行者のものなんです。憶えておきましょうね。



おお!仙台市役所が見えてきました。
なんだかんだ、ずいぶん走りました。
DATEBIKE恐るべきパワー。(パワーアシストのことですな。)


お館様一同のお出迎えです。
なんだか初ツーリングも、絵のように綺麗に納まりました。



こちら。DATEBIKEの操作画面。
スピードや、バッテリーの残量も表示されます。
少なくとも5キロ以上走ったのに、バッテリー残量が90%って凄くないですか?
さすがのYAMAHA謹製電動アシスト自転車です。

そしてみんな集まって来ました。
ここがこうして、スイッチ入れて。。。
ほんとうに簡単に走ります。


これ見て。電動アシストなのに変速機内臓。坂道メチャクチャ強いじゃん。

僕は自転車にかなり乗り込んでいるので言えるのだけど。。。このDATEBIKEは、相当のポテンシャルを持ってます。
ペダルひと足での走り出しが、超〜〜〜軽い。僕も『ええっ!』って思うほど軽い。
これは電動バイクでは?って思いたいほど出だしが軽いのだけれど、やっぱりアシストバイクなので、自分が漕がないと自転車は進まない。
でも、それだけ気軽に走れるバイクなんですね。
みんな。とにかく騙されたと思って、一回乗ってみて。たった100円なのに、100円では味わえない気持よさがあるのが、このDATEBIKEだと。
わかったサイクリングでした。
武将隊の皆さん、ありがとうね!

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今日のヒーロー!From住吉台

今日のヒーロー

今日は取材予定が入るはずだったんだけど。。。スカ!ってはいらなかった。
完全に日が暮れるまで2時間あるし。よし!ちょいっとトレーニングだ!(チョイ=40キロ)
そうして通りがかった根白石の少し先。。。。田んぼの脇のゴミを回収するジャージ少年。しかも一人じゃないんです。4人ぐらいで分業で働いている。
二人が路肩から田んぼのほうにゴミを放る。残りの子が分別している。明らかに田んぼの所有者じゃない。

あわてて自転車を降り、土手を駆け下りて
『すみません〜。ゴミ掃除してるんですか?』
『え。ええ!』
そりゃぁ驚くだろうな。全身タイツ男が土手から降りてきて、いきなり取材だからな。
『何の団体さんですか?』
『いやぁ〜。僕ら自主的に掃除してるんです。』
『え!何人かいるけど、どんなグループなの?』
『僕ら。。。住吉台に住んでて、いま18才なんだけど。小・中って一緒で。』
彼らは田んぼの掃除をしているんじゃなくって、路肩と土手のゴミを誰に言われるでもなく“自主的”に掃除しているのでした。
確かに横を走る道は、葛岡への抜け道で、とても交通量が多い。回収したゴミも、空き缶の多いこと多いこと。

ということで突然作った企画だけど、今日のヒーロー決定です。とてもシャイな子たちだったんで、写真がこれ一枚しかなくてゴメンなさい。ホームページに載せるって言ったけど。見てくれるかなぁ。

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放射能と放射線。大人がまず大切なことを知ろう。

正しく放射線を知ろう。
「ちきゅう」の取材で科学館にやってきて、何気にまた新しい発見がありました。
たまきさんサイトは、できるだけ現場に足を運ぼう!っというのがモットーなので、現場にやってくると、不思議なぐらいに新しい出会いがあります。
さてさて。そして今日見つけたのは「放射線について学ぼう」講座です。



パネル

さて。本日の講座の主催は仙台市科学館です。
放射線のことを正しく知ろう!っと言われて。。。
放射能は僕の世代だと宇宙戦艦ヤマトの時に流星爆弾で「地球が汚染された!」っとやってましたけど、あれは放射能。放射能って解っているようで良くわかっていない。放射能を英語で言い換えると『radioactivity』放射性物質のほうがモノの本質をいい現している気がする。


測ってみる。ガイガーカウンターです。

ってことで、じゃぁ放射性物質が無ければ、放射線は無いの?
ハイ無いです。だけど僕らの周りには、僅かながら放射性物質はある。

では、どれくらい放射線が飛んでいるのか?実際に測ってみよう。登場したのはガイガーカウンター。

何にも数値がでませんね。。。ええ。ここ仙台は、原発事故の影響もそれ程なかったんで、自然界の放射線はそんなにありません。



ランタンを測定

じゃ。ここに試材があるので、測ってみよう。
けっこうでてますね〜。これなんですか?



マントル

キャンプの時に使う、ランタンのマントルです。

おぉ〜!確かにマントルは、放射性物質がわずかに含まれているので良くないって、最近では材質も代わり出してたなぁ〜。



鉛を挟んでみます。

というぐらい、けっこう色々と、放射性物質はそこらにあるんですよ。

ちなみに。鉛の板で遮ってあげると、数値は一気に下がり計測不能に。
鉛は放射線を通さないんですね。



玉川温泉の湯の華

ちなみにこれ。玉川温泉の湯の華です。
玉川温泉は、「玉川の毒水」と呼ばれるほどの強酸性の湯が沸き出すところですよね。
そこの温泉には、やっぱり放射性物質が含まれていたかぁ〜。
有名どこでは北海道の二股ラジウム温泉なんてありますね。



外部被曝と内部被曝

そして放射性物質の原子が崩壊する時に発するのが放射線となる。つまり、放射線は、僕らのほうに飛んできても、体を突き抜けて向こう側に抜けていく(骨とかはぶつかって止まるけど)ものなんです。
では、本当に放射線は大丈夫なの?
僕はかつて、不思議な顕微鏡写真を見たことがありまして、金属の表面が、微妙にサボテンの表面のように出っ張っているんです。
それは。。。。宇宙空間に出た、宇宙飛行士のヘルメットの一部。
宇宙線も放射線と同じですから、結局ビューんって飛んできて、僕らの体に当たって、何を壊すかというと僕らの遺伝子なんです。

壊れちゃダメなんじゃない?

遺伝子は、放射線だけではなく、例えば運動して取り込んだ活性酸素なんかでも傷が付く。酸素は強烈な酸化作用がありますからね。
だけど人間の体には、傷ついた遺伝子を、しっかり直す仕組みがあるんです。だから例えば痛んだ遺伝子が暴走するなんてことは、滅多にないんです。

じゃ、その放射線が、やまのように飛んできたらどうなるの?
そうすると修復が間にあわなくなる。。。それが恐ろしいガンになる訳です。

なので、放射線は、一定量の範囲なら体が修復してくれる。
もっと怖いのは、放射性物質を体に取り込んでしまうこと。体の中から放射線が出るこの状態を、内部被曝と呼びます。



科学館の菅原さん

さてさて、じゃぁ実際に放射線を見てみましょう。
放射線には色も臭いもないから、直接人間が見ることはできません。
なら見えるようにしましょう!エチルアルコールをスポンジにしみ込ませ、実験の準備をしているのは科学館の菅原さんでした。



霧箱

用意されたのはアルコールが揮発し、過飽和(充満しすぎ、しかも冷やされて液体に戻りたい状態)となったガラスの密閉容器と真っ暗な箱。霧箱です。
写真がハンパだって?スミマセン。撮りそびれてました。
この暗幕の中に潜り込むと、周囲の光が遮断されるんです。



霧箱で見る。放射線。

そして、真っ暗な闇の中で懐中電灯でガラスケースを照らしてあげると。。。ピューって軌跡が残ったものがありました。(時計でいうと4時方向)
これが放射線の通った形跡。アルコールが一瞬だけ放射線のエネルギーで液体になったあとです。

ということで、放射線は体にいいの?わるいの?
いい訳はありません。だけど、さすがに原発事故が起こったあとのこの世界では、何もかもにNOと言って生きてはいられないのです。なんてまるでSFのような状況が現実になっているのです。



いしがきさん

では、その放射線を、手軽に測ることが出来ないか?って立ち上がった人達がいました。
なんとフリーやボランティアの『エンジニア』の人達です。
高価な測定装置をひとりひとりが買うのは負担が大きい。
でも、測定用のチップなら、そんなに高価ではない。
なら、汎用の表示できる画面に、計測チップを繋げちゃえばいいんだ!



iOSで動かします。

ってことで、目を付けたのが、iPhone・Androidなどのスマートフォン。そしてiPadやタブレットPC。
なんとこの数年の技術革新で、これらは共通のシステムで動いているから開発が簡単になる!
素晴らしい発想ですよね!



拾った放射線を音に直すそうです。

その制作工程はというと。。。ビックリです。子どもも参加して、パチパチはめ込んで出来てしまいます。
実際に大切なのは、この小さなケースにはめ込んでいるチップだそうです。
とにかく小さく。安価につくろう!っと努力した結果が、この高性能な測定器に結びついたとか。



ヤグチ電子 佐藤さん

一番最初の試作品は、容れ物の成形が出来ていないから、フリスクの空き箱で作ったそうですよ。
日本人って凄いなぁ。

こちらのガイガーカウンター、ただいまヤグチ電子工業さんで完成品も取り扱っています。
ヤグチ電子工業さんポケットガイガー

ちなみにこちらは役員の佐藤さん。
ポケットガイガーの試作品が出来たとき、生産は被災した宮城で行おう!ってエンジニアグループは決意したそうです。
そしてヤグチ電子さんは、技術的に素晴らしいものを持っていたので、チームを作ってこのプロジェクトを推し進めたそうです。



では。。。ガイガーカウンターを作ります。

そしてポケットガイガーの講座ですが、できるだけ皆さんに使ってもらおう!ということで、地元宮城だけでなく、東日本の各地で制作のワークショップを開催しているそうです。




いやぁ〜長いブログでした。
長いのもそのず。今回の出会いは、たまたま科学館が開催する放射線の講座に、たまたまいいタイミングでヤグチ電子さんのポケットガイガーの講座がやってきたそうです。
ということで、僕も自作のポケットガイガーを自宅で試したところ。。。測定に20分もかかった!
何故かというと、それだけ放射線が飛んでないと言うことなんです。
飛んでないからカウントできない。短時間でカウントできないなら、長時間で、しっかりカウントをするということで、0.02シーベルト。±0.01と言う結果でした。

ふ〜む。僕んちのまわりの値は低いけど、原発事故はとんでもない話しだしなぁ〜。やっぱり僕らのライフスタイルを変えるしかないですね。

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地球深部探査船「ちきゅう」と巨大地震のセミナーを取材してきました。

地球深部探査船ちきゅう

本日のブログは、この前の日曜日に開催された科学館のセミナーの模様をお届けします。
【地球深部探査船「ちきゅう」でさぐる巨大地震の不思議】

ちきゅうと言えば、世界各地をドリルでグリグリ穴をあける、最新の船の話じゃないですか!僕は海底ものの話って大好きなんですよね。

ところで、この「るねっ・サイエンス」ってなんだ?
これは科学を専門にする人が、どうしても避けられないこと。物事を断定できないことが、どうしても誤解を生んでします。
その「誤解」や「まどろっこしさ」を生んでしまうことを避けるためにも、解っていることはハッキリ説明しようという活動だそうです。

<<<これ。なんで断定できないかというと。。。科学の人は、ひとつのことでも全ての反証試験が終わらないと、結論が出せないので。。。ということを、どこかで読んだことがある。とにかく科学の世界で絶対なのは、今でもエントロピーの増大と、位置エネルギーの保存だけです。
ってことで、レポート開始です。ここからは僕の主観は無し。



久利美和先生

今日の講師の先生です。
東北大学理学研究科アウトリーチ支援室 久利美和先生です。
よろしくお願いします。



地球の説明をする

さてさて、地球掘削船「ちきゅう」です。
海洋研究開発機構 JAMSTECの持つ、海のとても深い場所も掘ることのできる、最新船です。
世界でこのような深度を掘れる船は2艇しかなく、しかも「ちきゅう」の方が、新しい分だけ性能がいいそうです。
なので、ちきゅうの調査スケジュールは、ず〜っと何年も先まで埋まっているそうで、なかなか研究者でも順番が回ってこないとか。



史上4番目の大きさ。

ところが、そんなとき日本で巨大な地震が発生しました。
なんとマグニチュード9とは、史上4番目の規模の地震だとか。
ちきゅうも八戸港で津波にあい、スクリューを破損して修理に1年間かかったそうです。

そこでひとつ注意!
地震を正確に計測できるようになったのは、ここ100年ぐらいのことで、それ以前の地震は痕跡や、史料の中から推測するしかないとか。
なので、ここ100年で4番目に大きな地震と言うのが正確なとこです。

そこで世界中の研究者に、このタイミングに研究を進めるべきだとお願いして、スケジュールを調整してもらって東日本大震災の痕跡を探す調査を行ったそうです。



プレートの境で地震は起きる

さて、地震はどこで起きるのか?
これは解ってることです。地球は内部が熱く、宇宙は寒いので中で滞留が起きてます。
そして冷えた表面は、内部の対流で引き込まれる部分があり、地表のプレートが引きずり込まれて、時々ズルって動くそうです。

そしてその動いたり、亀裂ができた部分を掘ってみると、いったい何が起きたのか?が解るそうです。



ストローを使って、掘削の説明。

ということで、ちきゅうはこんな構造になっています。
このヤグラの後ろには、パイプがいっぱい積まれていまして、クレーンで持ち上げて、繋ぎながら掘り進んでいくそうです。
そのパイプは何メートル繋ぐかというと、7000メートル!です。



伸ばして伸ばして

船の下から伸ばしていきます。
7000メートルまで伸ばしたパイプで穴を掘って、いったいどうやって船を動かないようにしているのだろう?
GPSで位置を調べ、周囲にも部位を浮かべて潮流も測り、そしてスクリューとスラスターで、位置を動かさないようにするのだそうです。



え〜こんなに長いパイプなの?

さて、どれぐらい長いのかというと。
0.5ミリのシャープペンの芯を繋いでいきました。それがこの糸とすると。
こんなに長いのです。こんなに。
そして船を動かさないように制御もしているなんて、素晴らしい技術です。



爆弾低気圧で巨大な波が来る。

パイプにも最新の素材が使われてますが、パイプは「曲げ」「圧縮」にはけっこう強いそうですが「引っぱり」強度は弱いそうで、波が高くなると作業停止だそうです。
ところが、作業途中に実際に低気圧がやってきたりと本当に作業は中止になり、そんな時は、パイプを引き上げて船をある程度動かせるようにしなければいけなかったそうです。



ブスって刺します。

ということで、観覧者も含めて、実習の時間です。
スルスル降ろしたパイプで、実際に穴を掘ってみましょう。
プスって刺して。。。



すると上がってくるのが試料

グルグルねじって抜いてみました。おお!地層が付いてきた。
原理は一緒だそうで地球の中を調べるには、X線(は無理)、切ってみる(も無理)。なので、こうやって穴を掘って試料をとってくるのが一番解るそうです。そのためにも、音波を利用してだいたいの地震の断層の位置を探しておくそうです。



温度変化があるか?

さて、このドリルですが、先端にはセンサーがついています。
放射線を測るセンサー。>>こちらは粘土に放射性物質が多く入っているから解る。
電気の通電量を測る>>水分があると電気が流れ易い。亀裂は水がある。
ドリルの回転時の力を測る。>>これは地面の堅さ。グズグズなのか?ドロドロなのか?堅いか柔らかいか?

そして圧巻は、熱を測る。
温度データは重要で、地面がズレルとズレた面が摩擦熱を発する。
この熱を、穴を掘りながら測っていくと、その割れ目が「最近」ズレたのか?それとも「古い」ものなのかが、解るそうです。
そして、今、その大事な温度センサーの結果が出るのを待っているので、見つけた試料が本当に東日本大震災のものかを、確認している最中だそうです。



質問です!

そして最後に、質問コーナー。
先生!その地下の熱って、何度ぐらいの差なのですか?

これはズレた時から経過した時間で変わるそうで、1年後で1度ぐらいの上昇。2年後で0.5度ぐらいだそうです。
そんなに微妙な温度を測っているのですね!



ここの天井までの波だって。

ということで、深部探査船のお話しでした。
僕もとても興味のある世界のことだったので、たいへん楽しかったです。ありがとうございました!

っということで、最後の写真は。。。ちきゅうが外洋に出た時に、やって来た爆弾低気圧で発生した波の高さ「16メートル」だそうです。
その高さって。。。ここの天井ぐらいだそうで。
大変な旅だったんですね。

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3.11希望のひかり~追悼キャンドルナイト2013~

今日は度々様子を中継します。Lamp of hopeの追悼キャンドルナイトです。
■□■□ 本日のたまきさんは、実況中継なので、上下逆です。■□■□■




これ。主催者のひとり。相原さんのご友人達へのメッセージ。
届くように。一番目立つようにここに置きますね。



□■□■      一番下が、いちばん古い写真。     □■□■□

□■□■ ということで、終了後に編集しようかと思ったけど □■□■□
□■□■  臨場感が消えるので、写真そのまま加筆です。  □■□■□



———ここまで。野外のスナップ。終了直前のものです。————



子どもたちは、創作に夢中。
会場のカフェの中には、素敵な音楽があふれています。

店員さん同士?お友達?恋人?家族?
良くわかりませんけど、演奏会が始まりました。

ピアノの弾ける人って凄いなぁと思います。
うちの娘も両手で演奏しながら、脇向いて話してるし。。。



バイオリンなんて。。。想像もつきません。
僕は「自転車でとんでもないスピードで下ってったね〜。」とか言われるけど。品がないなぁ。


こちら。東北大学病院のお医者様だそうです。
歌も上手なんですよ。



美しい空間ですね。チェロが端っこに追いやられている感はあるけど。



やたらとパチパチ撮ってすみません。



お店のオーナーさんたち。
すっかりサポート役に廻ってしまってますが。


子どもたちに、追加で灯籠の制作をしてもらっています。
お絵描き、おえかき。


————ここから。。。時間がさかのぼります————


キャンドルナイト。開始です。
昼間の強風が、嘘のようにやみました。

ぼくらは、2年前にとんでもない悲しみに叩き込まれたのです。
今は平和だけど。。。それまでの間に、文明人とは思えないほど、自分の力だけで生きなければいけない時もあったんです。
決して忘れません。



気温が下がってきました。
2年前も、夜はこんな感じに冷え込みました。
今日は少しだけ、静かに震災のことを思い出しましょう。


少なくとも、僕の知る範囲では、誰もがゆずり合って生きていた。
それが震災の夜を生き抜いた僕らの誇りでもあります。


————またもやここで、時間はさかのぼる——————-

やぁ〜人が集まってきました。
もう僕は作業する場所がなく、ブログの更新を階段で行ってます。



外ではキャンドルの点灯が始まりました。



家具の大丸さん。感謝です。
いつも、何かの時に場所を貸して頂いてます。感謝です。



日暮れが迫ってます。
どんどん設置です。


全部で100個以上設置予定。
(だけど結果は150個でした)


—————またしても、時間はさかのぼる。—————-
こんなに商店街を、行ったり来たりしてたんだよ。


おー元気のいい色使いだ!
綺麗な灯籠になるだろうね。


復興!
東北は頑張ってます。
表の通りからは笑い声も聞こえます。


キャンドル作りをしてる人は、無言ですね。
集中集中。集中している女性は綺麗ですね。

階下で、大町の通りにキャンドルを設置する打合せが始まりました。


大盛況ですね。座るところが、だんだん無くなってきた。


ただ今のワークショップ。
会場はcafe KHADI、本町家具の街 (仙台市青葉区本町2-10-3)
もうじきワークショップが終了して、表でキャンドルへの点灯が始まります。



静かに。静かにお絵描きです。
今日はちょっとね。特別な日ですからね。



こちら。紙コップを利用して、キャンドル作り。




力作ですね。



いきおい、撮影会が始まります。


Lamp of hope相原さん。いつもお世話になってます。




こちらは大久さん。
灯籠に飾る、絵を書いてもらってます。

ということで、順番メチャクチャ。だけど現地でどんどんアップしてた3.11追悼キャンドルナイトでした。

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陸奥国分寺では、毎月8日に「手作り市」が開催されています。

薬師堂手作り市

沢山人が来ています。

可愛い飾りですね



今日は若林区、木ノ下の陸奥国分寺にやってきました。
ここの境内では、曜日に関係なく毎月8日にお薬師さんの手づくり市」が開催されています。
食べ物から小物まで、様々な手作り品が売られていますね。その数なんと150店舗!



う〜ん。どれにしようか。パン屋さん。行列ができてます。


こちらの手作り市は2008年から始まったそうです。
今では次から次へとひっきりなしにお客さんが訪れて、大変な賑わい様です。僕はウワサには聞いていたのですが、まさか、こんなに多くのお店が出店しているとは思ってなくて、ビックリ。


ご試食いかがですか?

食べ物屋さんは試食がいっぱいあって、アチコチでつまみ食いばかりしてしまいます。


マカロニのポン菓子だって

何だろう?って思ったら、マカロニから作ったポン菓子だって。
あんなに堅いものが、ぷっくらと膨らむものなんですね。


おいしい漬け物だよ〜

漬物もおいしいよ〜。
僕は山形名産の「秘伝豆」と、形は不揃いだけど味のいい林檎を4個買って帰りました。
秘伝豆って最近知ったんですけど、食感がいいんですよね。


来月のイベント告知
こちら、4月21日には「春らんまん&手づくり市」として、もちまきや子供ぬりえ大会。イベントステージ開催など、なんだか賑やかで楽しそう!
こんな楽しい市場が地元にあったとは!
たぶんまた遊びにくるだろうなぁ〜。


さいごにお参り。
はい。最後には、ちゃんとお参りして帰ってきました。

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