たまきさんブログ」カテゴリーアーカイブ

新聞紙で涼しい空間(クールエアドーム)を作ろう!【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

716日に宮城教育大学教授の菅原正則先生をお迎えして、「新聞紙で涼しい空間(クールエアドーム)を作ろう!」と題したサロン講座を開催しました。新聞紙でクールエアドームを手作りし、自然の力で涼しさを得る方法を学びました。

 

まず、先生から「涼しくするには、どうすればいいの?」という講義と、今日の実験のかんたんな説明を受けます。

 

 

 

 

いよいよ、新聞紙を使ったドーム作り開始です!

 

 


 

新聞紙をテープで貼り合わせていきます。

 

 

 

 

 

 

 


 

大人も子供も真剣に新聞紙と格闘中です。

 

 


 

貼り合わせた新聞紙で、大きな折り紙を作る部分もあります。

 


 

ビニールシートが窓になるの・・・?

 

 

 

 

 

どんなものが出来上がるのか、まだサッパリわかりません・・・

 

 


 

とにかく手順どおりに貼り合わせて・・・。

 

 

 


 

いよいよ、風を吹き込みます!

 

 

 

見る見るうちにドームが膨らんで・・・

あれっ!? かまくら? 秘密基地?

 

 


 

霧吹きでドームの内側全体を濡らします。

 

 

 

 

さあ、中に入ってみよう! 

 

 

 

メッチャ楽しい! 

みんな、テンションが急上昇!

 

 

 

あれっ!? 何もしていないドームよりも、濡らしたドームの方が涼しいかも!

 

 

 

 

ほんとに涼しいかどうか、温度も測ってみよう。

みんなの体から放射される熱の温度は、30.4℃


 

乾いたドームは外側も内側も26℃だけど、濡らしたドームだと外側24℃、ドームの中はなんと22℃になっていました! 4℃も違う!

 

 

実は、これは「蒸発冷却の実験」だったのです。濡らした新聞紙のドームから水分が蒸発する時、気化熱を奪うのでドームが冷えます。その結果、身体から赤外線放射される熱がドームにたくさん吸収されて、涼しく感じるわけです。

 

最後に、みんなでドームに入って記念撮影!

 

 

 

 

今日は、東北大学で毎年恒例の「サイエンスデイ」が開催されています。

たまきさんサロンはサテライト会場になっているのですが、あいにくの雨にも関わらず、みんなで手作りした「クールエアドーム」を見学・体験するために、午後もたくさんの方がいらっしゃいました。

今日の講座では、涼しくすごすということについて学びました。

菅原先生、学生スタッフの皆さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

 

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しっかし。なんて暑いんだ。TBC夏祭り

夏休み始まったね〜。暑いね〜。まだ7月なのにもうぐったり暑いね〜。まだ8月残ってるね〜。暑い暑い。
そして本日8月22日〜23日と、勾当台公園と市民広場一帯でTBC夏祭り2017が開催されてまして。仙台市環境局もエネルギーブースを出展しているよ。


お〜手回し発電機やっているの。ぐるぐるぐる〜ってハンドル回して。


白熱球よりLEDの方が、あっという間に点くでしょ。暑い?そう言いなさんな。


チャリンコのペダルを踏んで発電?
ぐるぐるぐる。なんで小学生って汗まみれでペダル踏めるんだろう。こんな無駄なエネルギーは発電機につないでしまえ!マトリックスですな。


なるほど。手元に扇風機があったのだな。
これを発電してたのです。


ほかにもいろんなブースがあるよ。
ライブ!


射的!


ん?風船もらったの。


なに。アイスももらったの。


フードブースもいっぱいあるよ〜。
ってんで。遊んでばっかだけど、まぁ夏休みだ。
23日も朝10時からやってるよ〜。

TBC夏祭り2017

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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。

新着図書を紹介します。

 

 

 

 

 

 

・けもののにおいがしてきたぞ‐(ミロコマチコ)

・オオカミがとぶひ‐(ミロコマチコ)

・てつぞうはな‐(ミロコマチコ)

・つちたち‐(ミロコマチコ)

・ぴっぽのたび‐(刀根里衣)

 

 

 

 

 

 

・せいめいのれきし 改訂版‐(バージニア・リー・バートン/いしいももこ/まなべまこと)

・深読み!絵本「せいめいのれきし」‐(真鍋真)

 

 

 

 

 

 

・地震のサバイバル‐(ホンジェチョル/リュウテスン/ムンジョンフ)

・微生物のサバイバル2‐(ゴムドリco./ハンヒョンドン)

 

 

 

 

 

 

・仙台七夕まつり歴代ポスター大全集‐(風の時編集部)

・仙台七夕まつり 七夕七彩‐(風の時編集部)

 

 

 

 

 

・日本一小さな農業高校の学校づくり 愛農高校、校舎たてかえ顚末記‐(品田茂)

・ルポ農業新時代‐(読売新聞経済部)

・海と生きる作法 漁師から学ぶ災害観‐(川島秀一)

・鯨を生きる 鯨人の個人史・鯨食の同時代史‐(赤嶺淳)

 

 

 

 

 

・にっぽんスズメしぐさ‐(中野さとる)

・樹と暮らす 家具と森林生態‐(清和研二/有賀恵一)

・「里山」を宮崎駿で読み直す 森と人は共生できるのか‐(小野俊太郎)

 

 

 

 

 

・バッタを倒しにアフリカへ‐(前野ウルド浩太郎)

・すごい進化「一見すると不合理」の謎を解く‐(鈴木紀之)

・霊長類 消えゆく森の番人‐(井田徹治)

 

 

 

 

 

・土と内臓 微生物がつくる世界‐(D・モントゴメリー/A・ビクレー/片岡夏実)

・国立科学博物館のひみつ 地球館探検編‐(成毛眞/国立科学博物館)

・人はこうして「食べる」を学ぶ‐(ビー・ウィルソン/堤理華)

 

 

 

 

 

 

・ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし‐(ベア・ジョンソン/服部雄一郎)

・一汁一菜でよいという提案‐(土井善晴)

 

 

 

 

 

・海洋と生物229 日本の野生メダカの保全と課題‐(生物研究社)

・人と自然の新しい物語BIOSTORY Vol.27 沖縄の在来家畜と人‐(BIOSTORY編集委員会編)

たまきさんサロンには雑誌もあり、最新号はサロンスペースでの閲覧のみですが、バックナンバーは借りることも出来ます。

貸出カードを申し込みの際には、身分証明書が必要です。二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

おひとり3冊まで、2週間の貸出です。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

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「おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン」を開催しました。

たまきさんサロンスタッフです。

7月9日(日)に「おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン」を開催しました。

欠けてしまったミニカーの基地は、部分を接着し、その場で直りました。

付属の部品や割れたかけらなどがあると修理がしやすくなるそうですよ。

入院していたラジコンカーを引取りにきた男の子は、直ったばかりのラジコンカーの操作を早速、ドクターに教わっていました。

 

「おもちゃ病院エコ@たまきさんサロン」は奇数月の第2日曜日に定期開催しています。

次回は、9月10日(日)13:30~16:00(受付は15:30まで)です。

予約不要ですので、当日に壊れたおもちゃを持参し、たまきさんサロンへお越しください。

※部品交換が必要な場合は実費負担があります。

※おもちゃの持ち込みはお一人(ご家族でお越しの場合は一家族)2つまでです。

持ち込まれたおもちゃは、はじめに受付で症状を確認してから、ドクターが修理します。

皆さんのお越しをお待ちしております。

 

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※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館いたします。

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仙台七夕 彩・再・祭 ~ミニ飾り作りを通して知る歴史と再利用~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

625日に鳴海屋紙商事 鳴海幸一郎さんをお迎えして、「仙台七夕 彩・再・祭 ~ミニ飾り作りを通して知る歴史と再利用~」と題したサロン講座を開催しました。

現在の仙台七夕は旧暦で行われるため、86から8日の三日間となります。

 

 

七夕まつりは、中国の乞功奠(きこうでん)の星祭りに由来し、中国から京都や奈良に伝来した後、伊達政宗公が年中行事として藩内に広めたと言われています。

 

講座では7つ飾り(吹流し 折鶴 短冊 紙の着物 投網 くずかご 巾着)について説明を受けました。

・吹流し

現在は紙が主流ですが、昔は紙が貴重だったので、生糸を飾っていたそうです。

・折鶴

家族の長寿を願い、その思いの分の数を折ります。

・短冊

願いが叶うように、祈りながら墨で書きます。上手、下手関係なく、最後までしっかり書くことが大事だと教わりました。

・紙の着物

身代わりとして病気や災害を防ぎ、裁縫や手芸の上達を願う飾りです。

 

 

 

 

 

 

・投網

お魚をとる網をかたどっています。豊漁や豊作を祈る飾りです。

 

 

 

 

 

 

くずかご

中に七夕の飾りを作って出た紙くずを入れてつるし、物を粗末にしないこと、整理整頓、清潔の心を教えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・巾着

むだ遣いをやめ、倹約、節約の心を養うためにと飾ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明を受けた7つ飾りのうち、今回は、投網、くずかご、巾着を作りました。

皆さん願いを込めながら、思い思いに飾りを作りました。

 

 

 


 

 

 

 

 

笹に飾りをつければ完成です。


 

 

 

 

 

最後は、仙台七夕まつりの後の飾りや竹の行方のお話です。

飾りは仕立て直し、仙台のPRキャンペーンや県内外の祭りへ嫁入りし楽しんで頂いている様です。

竹は竹紙としてリサイクルするため、九州の製紙工場へ運ばれるそうです。

 

 ~プチ話~

鳴海屋紙商事さんは、「七夕の黒子役」という意味を込めて、黒いTシャツをユニフォームにしているそうです。

 


 

 

 

 

 

鳴海さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

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休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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今年も節電の季節がやってきたよ!企業や団体のブースを巡ってエネルギーの勉強。3E体験会を開催したよ。

こんにちは!
今年の6月21日は夏至の日。一年で一番夜が短い日ですね。そして夜の短い夏至には、明かりを消して、静かに星空を見上げ、エネルギーの大切さを実感しよう!ということで、環境省が推進するライトダウンキャンペーンももうじき21日から始まる。その直前の土曜日ということでせんだいE-Action実行委員会では「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の3Eをキーワードに、サンモール一番町で3E体験会を開催しています。
写真は?省エネといえば、緑のカーテン。


そして3Eといえば、毎度登場こちらの皆様。
〜〜みなさ〜ん。おジャマしま〜す。


やぁ。みなさん!よくぞお集まりいただいた!
普段は「仙台おもてなし」として、仙台市の魅力を発信し続けている伊達武将隊ですが、こと、夏の節電の時期には「せんだいE-Action推進武将隊」として活躍してくださっています。


我ら伊達武将隊!3Eを推進すべく参上!
「ハ!」
皆の者。省エネとは、なんだ?
「エネルギーを省することですかね」


何を訳のわからんことを言っておるんだ。
省エネはエネルギーを大切にすること。
そのキーワードが「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」なのだ。
ワシらは電気のない400年前の暮らし方を知っておる。知恵と工夫で、大切なエネルギーを節約して暮らすということが大切なのだ。


今日は足軽”陽”めは、鎧にソーラーパネルを埋め込んでいると聞きますが。
 
何を馬鹿なことを言っておるのじゃ。エネルギーは作ることも大切だが、まずは上手に節約することじゃ。


今日は城下の企業や団体が、いかに工夫し楽しく暮らすかを展示ブースにしてくれている。各ブースを巡ってスタンプをもらうと、緑のカーテンへと育つ、ゴーヤの苗とアサガオのタネをもらうことが出来るぞ。さ。皆の者、今日は午後3時まで時間はたっぷりとある、ゆっくりと楽しんでいってくれ。


ささ。皆様。是非とも勉強してくだされ。


ほお〜このカラクリはなんだ?
川崎町にある、小さな水路などでも電気を作れる施設(小水力発電所)の、展示用1/6サイズモデルです。
ハンドルを回すと。。。おお!明かりがつく!
本物は260Wもの発電力があるそうです。
小さな力も無駄なく使うということじゃな。賢い。


こちらは、みやぎ学生ボランティアユニオンの「牛乳パックでエコ楽器を作ろう!」


お子さんは工作物が大好きですしね。ゲームピコピコより、手先を使った方が頭が良くなるぞ。


北洲さんの、断熱ガラスの比較ですね。
なんと、3層ガラスなんてものもありまして、中に不活性ガスのアルゴンが充填されているから、本当に熱を通さない。ガラス1枚のものなんか、電球の熱がバンバン伝わってくる。ってことは、夏でも窓からの熱の侵入も少ないってことですね。科学だなぁ〜。


こちら、うちエコ診断の簡易版です。
これ、やってみると面白いですよ〜。自分の暮らしの「欠点」がわかると、ライフスタイルを変える気付きになるんですよね。


日産サティオ宮城さんのe-NV200ですね。これ、電気で動くのにたくさん荷物も運べる商用車。便利だし。二酸化炭素出さないし。いいよなぁ〜。


芭蕉さんが乗ってますね。やけに似合うのはなぜ!キッチンカーみたいだなぁ。


まだまだ続く。
そしてまだ6月というのに、今日も暑いなぁ〜。生き物の生育環境も変わっているっていうし、だんだん温暖化しているのだなぁ。


アイリスさんのブース。
スマホで光量調節ができるLEDライトに、みんな興味津々。
bluetoothって通信技術がリモコン操作を可能にしているんだけど、なんとライトから音楽も流れてしまう。


片倉小十郎様。やっぱりカラクリが大好き。
いいかぁ〜!ぐるぐる回すと、ここ。ここの明かりが灯くのじゃ!
〜〜あの。話しているのはベビーカーに乗った子供なんですけど。


そして、ソーラーパネル。
こちらご家庭用のソーラーパネルで、小さな冷蔵庫ぐらいなら動かせるんです。
普段使いもできるし、キャンプとか持って行ってもいいし、もちろん災害時には強いですしね。


「ちなみに導入すると、先着順に1万円の補助金が出るんですよヒソヒソヒソ」
「まぁ!お得!」
「し。声が大きい」


ちなみに、日本語って明かりと電気を区別してないって気がつきました〜?
部屋の明かりを点けるのを人に頼むとき「電気つけて」って言うでしょう。
電気って、最初に家庭に導入された時は、家の明かり専門で、次第に動力としてのメリットが見出されたからなんですよ。そんな話どうでもいいか!

そして各ブースを巡ると、ハンコが集まりまして。。。


ゴーヤの苗や、アサガオの種がもらえます。
みんなで育てて、暑い夏を涼しく過ごそうね。ばいば〜い。

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仙台で釣りをはじめよう!【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

5月28日(日)は、宮城教育大学 棟方有宗准教授をお迎えして「はじめての釣り~魚と道具と川のおはなし~」を開催いたしました。

はじめに、棟方先生のこれまでのキャリアについてお伺いしました。棟方先生は現在、サケの回遊行動のメカニズムや希少淡水魚類、河川保全に関する研究をされておられますが、幼いころに東京の多摩川でよく釣りをした経験から釣りの魅力を知ったそうです。

 

 

仙台は魚が生息している場所が多く、ハゼやアイナメが釣れる海釣りや、川や湖でフナやヤマメを釣れる内水面釣り、マスやコイが釣れる釣り堀などがあり、釣りをするにはとても恵まれた環境にあるそうです。

また、釣る場所や狙う魚によって、道具や釣り方を変える必要があることを教わりました。

 

しかし、仙台も高度経済成長期には川が汚れ、魚も減ったようですが、市民の方々の取組みで徐々に魚が戻ってきたそうです。

棟方先生の経験から、釣りをすることで、川で起こっている環境の変化にいち早く気づくことはもちろん、人とのつながりや、海外へ行くきっかけにもなり、将来の目標も見つけることができると教えていただきました。

棟方先生からお話を聞いた後は、基本的な釣り糸と針を結ぶ方法を学び、参加者の皆さんに実際に釣り道具にふれていただきました。長さが8.5メートルもある釣り竿に皆さん驚かれながらも、興味津々で楽しまれていました。すぐにでも釣りへ出かけたくなる講座となりました。

棟方先生、参加者の皆さまありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

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古文書読むなら紙のことも学んでみよう!佐藤大介先生の「仙台商人、紙づくりの再生に挑む」講座

本日の講座は、東北大学災害科学国際研究所 佐藤大介先生の古文書読み解き講座「仙台商人、紙づくりの再生に挑む〜天保飢饉後の生業作りと協働〜」です。
まずは開口一番
「今日このまさに同じ時間に博物館では伊達政宗の講座が開かれているというのに、古文書の話を聞きに来られている皆さんは、ツウですね。」
それを言ったら、先生のキャラを見にきている参加者さんもいっぱいいますよ。


先生は普段は研究者として古文書の解析などをされていて、さらに学生さんに向け授業をもっているのですが、震災以来の調査活動で、海水に浸かった和紙の復元過程などから古文書の研究者は文面は調べるのだけれど、紙の成り立ちや構造などは「意外に知らないのでは?」と気づき、紙の研究にも力を入れているそうです。


そして本日の講座です。
安政6年(1859)に、日本は日照不足から飢饉(天保飢饉)に陥りまして、米はできなくなるは人は大勢死んでしまうはで、社会は大変な混乱になるのです。そんな折、先祖代々紙を扱ってきた商人「加藤直介」「小西久兵衛」の二人が仙台藩に願い出て、今でいう紙の流通に公金を投じ、紙の供給の安定化と職人の養成、価格の安定化策を進言する、今でいう政策提言のようなことをした古文書を、みんなで読み解いてみようというものです。


でも。。。元は漢文ですな。この時代はカナ文字などは、女性や子供が使うものだったので、藩とのやりとりなどの文章はみんな漢字。。。なので、これらを大介先生が訳したものを、まずは読み込んで、


皆さんにお渡しした登場人物や、地名、役職などの一覧に、人やお金の流れを描いてみましょうというものです。まるでドラマの人物相関図だな。


まず、天保飢饉では何が起きたか?なんですが、度重なる冷害で、お米が全く取れない年が続きました。特に仙台藩はコメに偏って植栽していたので被害は甚大で。。。今では原因がわかってきているんですが、米が花をつける頃に冷害が起きまして、まったく結実しなかったという。。。。


で、米がとれず、紙の原料の楮(コウゾ)も育たない。(この辺は、何故なんだろう?コウゾの新芽とかも食べちゃったのかな?なんて話は後でしたけど、謎のまま)
藩内に紙がないと、行政が成り立たないし、記録も取れない。


今はインターネットの時代だけど(それでも文書があるとかないとか言ってますね。。。)当時は実態の「紙」がないと、記録の一切がとれない。武家でも連絡が取れない。農民集落も手紙が書けない。とにかく大変なんです。


そうなんです。日本は世界の国の中でも、なんと平民階級までもが文字が読めるという、大変に識字率の高い国家だったんですよ。なので、その情報インフラともいうべき紙がないとなると。。。他の産地から買ってくるしかない。日本の紙は品質が高くって、支倉常長がヨーロッパで鼻を「チン」ってかんで、ポイって捨てたら現地の人はたいそう驚いたそうな。
ちなみにこれ。文字を書いた紙を溶かして漉き直した質の低い紙、カス紙。なんと再生紙です。



でも、武家が紙を領内から買うなら「藩札」と言われる、まぁ、藩の発行するお金でいいんです。でも、領内でしか通用しないお金で他藩から物資を買うことはできない。すると、当時の日本は金(☆★Gold★☆)本位制だったので、小判にはGoldそれなりの直接の価値があった。お金イコール金(Gold)が無いと、他藩からは物が買えない。


情報インフラの紙を買うために藩のお金を使ってしまうと、藩が振り出した藩札(藩のお金=紙)を裏付けるものがなくなってしまう。そりゃそうだ。金庫が空の人がお金刷っても、誰が信用するのだ?そうなると、仙台藩の藩札には信用がないってことになるので、なんとハイパーインフレが起きていたそうです。クワバラクワバラ。


そこで、本日の主要登場人物の加藤・小西の両名が藩に願い出て、1000両の現金を紙の産地の中揚(仲買人)に融資し、藩のお金でオーダーし集荷させた楮(コウゾ)を紙漉き職人に加工させ、それを一括して流通すれば供給が安定し、さらに藩内で必要以上の紙を生産することができれば、余剰の紙はさらに販売もできるから、藩の産品としても十分に潤わすことができるのじゃないかというわけです。こりゃ、今でいうとこのコーディネーターの仕事ですな。
借りたお金は9ヶ月につき1割の金利を払うとまで約束ができていました。
ただ、市場原理を歪めると生産者が言うことを聞かなくなったり他業界との労賃の価格差が生まれたりと、ロクなことがないというのが今になってわかってきた実態なんだけど。。。大丈夫かなぁ。


さてさて、政策提言は無事に形になり、
–金500両は丸森の中揚(ここでは紙問屋)へ
–金300両は白石の中揚(仲買人)へ
–金200両は柳生の中揚(仲買人)へ
お金が支給されました。この時代の1両は、お米の価値で4万円。市中で使える現金の価値としては16万円ぐらいあったと言うから、まぁ〜大変な金額でした。(コメの価値が近代と違うのだね。武士の給金もコメでしたし)そしてこちらが、人とお金の相関図。


そうしましたらなんと、翌年は楮(コウゾ)が豊作!原料がいっぱい育てば紙も沢山作れることから、価格が下がってひと安心じゃない?って思ったのですが、なかなか値段が下がらない。
なんと厳格に管理した楮(コウゾ)と紙の漉きの流通過程を「窮屈だ!」と感じた中揚が、出来上がった紙を実態の金が手に入る近隣諸国へと密売していたという。。。おいちょっと待った。公的資金導入で、業界が助かったんじゃないのかい?しかも特産品になるはずのものが。。。
さらに、とある地域では梳き上がった紙の寸法を小さくしてみたり、薄くしてみたりの不正まであると。ほらほらほら。ゆがんだ経済の実態だよ。


なんて騒動が起きまして、加藤、小西の両氏が問題発生の地へ出向いて用向きを聞き、調整に歩いたとの古文書も、続々出てきて人の関連が見えてくるのですね。資金も大切ですが、信頼関係の構築こそが大切なのです。
あ。この問題では地名まで、ちゃ〜んと古文書には書かれているんですが、まぁそれはね。いま住んでる人もいるんでナイショってことで。

そんなこんなのスッタモンダはありましたが、仙台藩の紙漉きは天保の飢饉で途切れることもなく、永く現代にまで引き継がれてきたのです。

そして、コディネータ両氏はその後どうなったのか?
これも点々と痕跡は残っています。


まず柳生和紙で有名な柳生村。
慶応2年(1866)に、「柳生御百姓茂庭鼻紙漉」惣兵衛が、金460両を献上して、今後の税を免除してくれと申し出てきたそうな。なんと藩が融資した金額の倍以上。柳生村では紙漉きで大きな利益をあげるほどに産業が育ったのですね。


柳生村には小西利兵衛(久兵衛の同族と思われる)の頌徳碑も残っていて、柳生村の和紙の向上のために技術指導を行い「唐紙判次厚美濃」傘紙を製造できるようになったことや、信州から工人を呼び寄せることで元結(髪を縛る紙ね)の製法を改良し「さらし美濃」の製法を普及させるなどなど、多くの徳があったことを、誰もが読めることを意識したのかカナ文字混じりで刻み込まれています。


そして質問コーナー。
「鳴子の漆器や製塩などは、その後どうなったのですか?」
先生の資料によると紙漉き以外にも天保飢饉で被害を受けた産業は他にもありました。漆器は長野から職人を読んできて技術を伝承させ、製塩も同じように継続できたそうです。


ということで、天保飢饉の際には、藩と商人と仲買と職人の協働で、和紙の生産は危機をくぐり抜けたことが古文書から見て取れることがわかりました。
古文書には人の営みが連綿と記録されているので、震災のような大きな災害からの復興にも役立つ事例が多く読み取れ、例えばお金より産業の指導こそ大事だったなど、結果主義に陥りがちな近代に対する多くの教訓もあるのです。


ちなみに先生の研究では、市民の皆さんにも古文書を読んでもらおうと、ひろく活動もしています。


古文書は読み方のコツを覚えると、書いてある内容がスラスラと読み取れるようになり、楽しいのだそうですよ。


さて、講座は少し早口で終わりましたと思ったら、なんと先生が二時間の講座を1時間半で話していたことが判明!
「でもこうやって、実物を見ながらお話する時間もできましたよ」
確かに。


で。なにこの箱?
ここにあるのは先生が東京の古書店で買い求めてきた、仙台藩に関わる古文書です。
確かに。色が白くて綺麗な紙に関しては、虫に食われているものもあるなぁ。
「楮(コウゾ)は食べるところがないので残るんですが、米粉が入っていると虫の栄養なので、食べられちゃうんですよ」


ちなみにコレ。いくらで買ったんですか?
「けっこうしました。。。。。。」

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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。

【国連生物多様性の10年日本委員会による推薦図書】の中から新しく、たまきさんサロンに入荷した図書を紹介します。

14ひきシリーズ‐(いわむらかずお)

・14ひきのあさごはん

・14ひきのぴくにっく

・14ひきのせんたく

・14ひきのこもりうた

・14ひきのとんぼいけ

・14ひきのかぼちゃ

・14ひきのやまいも


 

 

 

 

 

ヤマメのピンクシリーズ‐(村上康成)

・ピンクがとんだ日

・ピンクがいる山

・ピンクパール

・ピンクとスノーじいさん


 

 

 

 

 

・ツーティのうんちはどこいった?‐(松岡達英/越智典子)

・カモのきょうだい クリとゴマ‐(なかがわちひろ)

・ちきゅうのうえで いのちのたびのおはなし‐(沢田としき)

・たねいっぱい わらったね‐(近藤薫美子)

 

 

 

 

 

 

・絶滅どうぶつものがたり もうひとつのどうぶつえん‐(宮川アジュ/富田朋子)

・森を育てる生きものたち 雑木林の絵本‐(谷本雄治/盛口満)

・絵図解 自然を守る 干がたは海のゆりかご 東京湾の海を守る‐(川島康男/すずきもも)

・奇跡のテクノロジーがいっぱい!すごい自然図鑑 昆虫・動物・植物・鳥・魚・細菌・鉱物・気象‐(石田秀輝)

貸出カードを申し込みの際には、身分証明書が必要です。

二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

おひとり3冊まで、2週間の貸出です。

 

 

たまきさんサロンには、新着図書のほかにも【国連生物多様性の10年日本委員会による推薦図書】があり、生物多様性を学べる本と絵本のコーナーもあります。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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たまきさんサロン新着図書情報

たまきさんサロンスタッフです。

新着図書を紹介します。

 

 

 

 

 

 

・星と星座のふしぎえほん‐(大藪健一/常永美弥)

・重力って‐(ジェイソン・チン/竹内薫)

 

 

 

 

 

 

・いろいろいっぱい ちきゅうのさまざまないきもの‐(ニコラ・デイビス/エミリー・サットン/越智典子

・ピクニック‐(たちもとみちこ)

 

 

 

 

 

 

・みつけてん‐(ジョン・クラッセン/長谷川義史)

・どこいったん‐(ジョン・クラッセン/長谷川義史)

・ちがうねん‐(ジョン・クラッセン/長谷川義史)

 

 

 

 

 

 

・はたらく動物と‐(金井真紀)

・猫の日本史 猫と日本人がつむいだ千三百年の物語‐(桐野作人)

 

 

 

 

 

 

・たけしの面白科学者図鑑 ヘンな生き物がいっぱい!‐(ビートたけし)

・怪魚を釣る‐(小塚拓矢)

・愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界‐(サイ・モンゴメリー/小林由香利)

 

 

 

 

 

 

・サバイバルファミリー‐(矢口史靖)

 

 

 

 

 

 

・福島インサイドストーリー 役場職員が見た原発避難と震災復興‐(今井照/自治政策研究会)

・福島ノラ牛物語 原発事故を生き残った牛たち‐(伊坂邦雄)

 

 

 

 

 

 

・日本<汽水>紀行‐(畠山重篤)

・森が消えれば海も死ぬ 第2版 陸と海を結ぶ生態学‐(松永勝彦)

・サケマス・イワナのわかる本 改訂新版‐(井田齊/奥山文弥)

 

 

 

 

 

・火山で読み解く古事記の謎‐(蒲池明弘)

・地球はなぜ「水の惑星」なのか 水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史‐(唐戸俊一郎)

・系外惑星と太陽系‐(井田茂)

・歩く、見る、聞く 人びとの自然再生‐(宮内泰介)

 

 

 

 

 

 

・人類20万年遥かなる旅路‐(アリス・ロバーツ/野中香方子)

・人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか‐(中川毅)

・からだのしくみがまるごとわかる 人体シアターへようこそ!‐(マリス・ウィックス/仁木めぐみ)

 

 

 

 

 

 

・理化学研究所 100年目の巨大研究機関‐(山根一眞)

・免疫革命 がんが消える日‐(日本経済新聞社)

 

 

 

 

 

・その調理、9割の栄養捨ててます!‐(東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部)

・ばあちゃんの幸せレシピ‐(中村優)

 

 

 

 

 

 

・街・店・人をつなぐタウン誌 仙台っこ 春陽号‐(仙台っこ編集室)

・四ツ谷用水 光と影 仙台・消えた遺産を追う‐(大和田雅人

・大人の里山さんぽ図鑑‐(おくやまひさし)

 

貸出カードを申し込みの際には、身分証明書が必要です。

二回目以降は貸出カードをご提示のうえ、貸出票に必要事項をご記入ください。

おひとり3冊まで、2週間の貸出です。

仙台市営地下鉄東西線「青葉山駅」下車【南1】出口から西方向へ進むと「たまきさんサロン」の建物に着きますよ!

皆様のお越しをお待ちしております。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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