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磨きサロン~木とふれあい林業男子の話を聞こう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

9月2日(土)は、株式会社佐久の12代目として、新しい林業のかたちを作り出そうとしている若き林業家、佐藤太一さんをお迎えして「磨きサロン~木とふれあい林業男子の話を聞こう~」を開催しました。

まずは、講座のタイトルの『磨きサロン』の説明です。

テーブルの上に置かれた白いメッシュの袋の中身を取り出すと杉の木の枝と二種類のサンドペーパーが入っていました。

この枝は、株式会社佐久さんの育てたFSC認証の南三陸杉です。

 

この枝の皮を手やカッターなどで剥きサンドペーパーで磨いていきます。

それぞれ思い思いに磨きながら、お話を聞くのが…磨きサロンです。

講師の佐藤さんの「話を聞かなくてもいいですよ」の言葉に笑いが起こり、緊張がほぐれたところで講座スタートです。

身の回りで木を材料としているものには、住宅や家具の他、「紙」や「ティッシュペーパー」「ゴム」などもあります。

毎日の生活に欠かせないものばかりです。

その材料となる木を管理し育て、素材として生産しているのが林業の仕事です。

 

では、木を管理して育てるとは、どういうことでしょうか。

まずは、4つの山の働きを教わりました。

①根っこが土を押さえて、土砂崩れなどを防ぐ。

②動物のすみかとなり、たくさんの植物が育ち、土が豊かになる。

③栄養たっぷりな土がきれいな地下水を作る。

④二酸化炭素を酸素に変え空気をきれいにする。

木を燃料として日常的に使用していたころは、森の木を伐りすぎて土砂崩れなどの被害も多かったそうです。

現在は、反対に木を伐らな過ぎて、枝や葉が密集し地面まで雨水が落ちないことや光が入らないことで動植物の生態や川の水位などに影響を及ぼしているそうです。

以前までは、下草を刈ることで木に土の栄養を与えられると考えられてきました。しかし、今は多種多様な植物が増え、網の目のように広がった根が土に空気層をつくってくれることで、動物や虫にとってもいい環境となり、そのフンや死骸が木の成長に必要な栄養を与えてくれると考えられるようになったそうです。

 

木を適度に伐り、管理することで、木を育て、森の働きを助けることに繋っていくのですね。

突然ですが、現在、50年かけて育てた杉の丸太(4m)は、どのくらいの価格で取引をされているかご存知でしょうか。

佐藤さんが質問すると、まるでセリをしているかのように、3千円~10万円まで、皆さんから意見がでました。

正解は…千円です。

杉の木は25m以上育つので1本の木から4本の丸太が取れます。

おじいさんの代から50年手入れをして育てた木1本が4千円にしかならないのが現状だそうです。

 

今佐藤さんが育てている木は、お孫さんの代に木材として使われる木です。

林業とは、世代を越えて受け継がれていく職業なのですね。

 

そこで今、注目されているのは国際基準で持続可能な林業をする取り組みです。

南三陸森林管理協議会が宮城県で初めて国際的なFSC森林認証制度での森林管理認証を取得した例を教えていただきました。

FSC森林認証とは…世界中すべての森を対象として、FSC(Forest Stewardship Council森林管理協議会) が作成した国際基準として定めた基準に照らし森林が適正に管理されているかを「審査」・「認証」する制度

 

 

FSCが定める適切な森林管理は、多くの生物がすむ豊かな森である、保護するべき貴重な森を守り続けているなどの10の原則と56の基準があり、適切な森林管理が必要とされ一定の基準を守り続けなければなりません。

林業は、危険で担い手不足といった印象がありますが、山の豊かな動植物も守りながら木を育てていることや持続させていく取り組みがあることを知ることが出来ました。

 

 

 

「はじめは作業に集中しながら話を聞くのは難しかったけど、作業もお話も楽しく理解できた」、「林業に従事している方から現状を聞けて良かった」などの声をいただき、林業を身近に感じ、和やかで時折笑いが起こる講座となりました。

 

さて、磨いた枝はどうなったかといいますと…

心地よい手触りや持ちやすい形に磨かれ、個性が溢れる作品となりました。

側面にオリジナルのイラストが彫られているのでスタンプとして使用できるのですね。

 

佐藤太一さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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左官職人さんから教わる~土壁塗り体験と自然の力~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

8月20日に土壁塗ろう会の庄司徹さんをお迎えして「塗って知ろう!自然の力と土壁の暮らし」を開催しました。

朝の時点では霧雨でしたが、サロン講座が始まると雨が止み、屋外で土壁塗り体験が出来ました。

土壁塗ろう会の庄司さんは、左官屋さんの三代目で、宮城県村田町にある150年前の蔵の修復工事をされている他、宮城県内外で商業施設などの基礎工事をされています。

今回の講座のために前日から準備をしていただきました。

では…講座の内容はといいますと…

 

まずは、日本古来からの「土壁」の材料のお話です。

土壁は「土」、「水」、「藁(わら)」、「竹やヨシ」から出来ています。

全て土に還る天然の素材なのですね。

土に水と細かく切った藁を混ぜ合わせてから寝かせます。

すると藁が発酵し、藁の繊維がほつれ土に混ざり、結合剤のような役割になります。残った藁の芯の部分は土と土とをつなぐ役割になるため、土の強度が高まり、崩れにくい土壁になります。

土壁の家が立ち並んでいた時代は、近くにある天然素材を集めて壁に使用していました。

そして、土壁に利用した土は、水を加えることでまた別の土壁用の土として再利用することが出来ます。

藁が発酵して出来た土壁用の土は、竹やヨシを藁の縄で編み付けた「小舞(こまい)」に塗ります。

荒壁塗り(芯になる壁を作る)から大直し(平らにならす)、中塗りや仕上げ塗りなど、何度も乾いては塗り重ね、壁を作っていきます。

塗る回数は建物によって異なるそうです。

左官職人の岡田さんにもお手伝いいただき、道具の「こて」と「こて板」の使い方を教わりました。

 

 

いよいよ、土壁塗りの体験です。

 

職人さんに直接質問をしたり、参加者の皆さん同士で教えあいながら小さなボードに土を塗り、思い思いの絵や言葉を書いてお土産にしました。

壁に見立てた小舞に塗る体験は、ボードに塗るより難しそうでしたが、皆さん職人さんと同じように壁に塗ることができました。

最後の仕上げを素早く、手際よく塗る職人さんの姿には歓声と拍手が自然と起こり、和やかなに土壁塗り体験となりました。

最後に、土壁の特性である、湿度を調節する調湿性能や、温まった空気を壁が吸収し蓄える蓄熱性能を教わりました。

土壁は、エネルギーを使わずに、室内の湿度や温度を調節してくれるのですね。

 

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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ヤッタァ〜雨がやんだ!打ち水イベントだ!

今年もやってきました!打ち水の季節だね〜。でも毎日々々雨ばっかり。5月から梅雨のあいだは暑かったのに、明けたと思ったら雨ばっか。これも温暖化の影響かなぁ。


って思ってたら、なんと昨日は雨。明日も怪しいのに今日はハレ!
いやぁ〜チームたまきさんは、なにか持ってるよなぁ。必要な時に必要な天気を呼んでくる。(もしくはこないだの天文みたいに大雨。。。中間は、ナイ)


まぁいいや。今日もバケツは大活躍。


とにかく写真多め。イベント終わってアッというまの公開の、超超超速報版だよ。
伊達武将隊登場!あっというまに会場のお客さんと記念写真撮りまくり。人気者ですな。


かわいい浴衣姿の「せんだい・杜の都の親善大使」のお嬢様方。
柳原さんと猪俣さんです。本日のイベントを一緒に盛り上げてくれます。


芭蕉さんどうしたの?
この方いつも、イベント開始直前は段取りを頭の中で組み立ててらっしゃるのです。


と思ったら、お子さんと「楽しんでるかい!」「イエ〜!」


今日はお盆の休暇に日曜日まで重なって、みんなテンション高いなぁ〜。


そりゃそうだよ。久しぶりの好天だよ。


では、参るか。
「皆の者!ようこそ今日はお集まりいただいた。暑い日が続くの。この暑い日々」


「現代のカラクリ冷房に頼らず、涼しく過ごす我らの知恵、打ち水を今日は皆と楽しんでもらおうと思う。伊達な知恵というやつじゃ。」


では、一番町四丁目商店街振興組合副理事長の浅野さんのご挨拶
「皆様。やっと青空が望めました。今年の七夕は大変でしたが、今日はこの気持ちの良い青空のもと、打ち水を楽しんでいただければと思います。また、今夜は七夕の竹飾りを再利用した“竹灯り”も7時点灯をします。是非とも1日楽しんでいってもらえればと思います。」



ーーーーーーこれ。よそのサイトのちょっと古い案内だけど。ほぼ一緒ーーーーーー
【仙台竹灯り点灯時間】
19:00~22:00
【仙台竹灯りとは】
仙台七夕まつりで使用した竹を切って蝋燭を灯し、商店街を光の帯が結ぶ「仙台竹灯り」です。8月13日の迎え盆の日に、野外で火を焚き先祖の御霊を迎える「迎え火」の風習を復活させようと2003年から開催、今年で10周年を迎えました。仙台七夕まつりで街を彩った竹へ、感謝の気持ちをこめて灯した1000本以上の蝋燭は、日暮れとともに幽玄な雰囲気に。「夕涼み処」としてビールや焼きとりなどの夜店が出店、音楽のコンサートも行われます。お盆休みの夜の一味違う商店街の中、不思議と思い出に残る夏のイベントです。
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そして親善大使のお嬢さんたち
「ようこそ仙台にお越しくださいました。今日は私たちと辻々に水を打ちながら、街歩きを楽しめればと思います」


片倉小十郎様。打ち水の解説。
「打ち水は、エネルギーを使わず涼しく過ごす、伊達の知恵。暑い路面に水を打つことで、2度気温を下げることができる。本当は朝・夕と打つのが効果的だが、今日はこれからみんなで一番町四丁目に水を撒いてみようと思う。」


では、準備はいいか!
お子様にバケツと柄杓を配るのだ。
親御さんは是非とも手伝ってくれ。


いいか!まずは皆で円陣を組んで、一斉に打ち水じゃ。
掛け声は「E-Action!」カメラにはかけぬようにな。それと、あんまり一気に撒いてしまってもバケツの水がなくなってしまう。適度にな。


いくぞ。E-Action!


では、通りの向こう。商店街の反対の交差点まで、水を撒きながら歩くぞ。いざ出発じゃ!


お〜!!!
〜〜ちなみに、右の学生さんは、東北工大たんぽぽの人たちね。せっかくだから浴衣で参加してもらいました。


さ!あとは水撒きだ。
E-Action!


E-Action!


E-Action!


コメントがないって?
いいじゃん。打ち水です。E-Action!


魚眼レンズでE-Action!


お嬢さんたちエンジンかかってきたのかな?
E-Action!


大人も子供もE-Action!


あらら。あっというまにフォーラスまで来ちゃった。
通りはびしょびしょ。
でもなんか、スゥ〜っと涼しくなる。


あらら。植え込みのラベンダーにも、E-Action!


お姉さんとお嬢ちゃんでE-Action!


なんだか本当に久しぶりの陽射しが気持ちいい!

お水なくなっちゃっても、途中の水道で汲めるよ〜。


果物屋さんの前でE-Action!


通りはびしょびしょ。路面が光を反射して綺麗だなぁ。


いやぁ〜皆の者。ご苦労であった。
なかなか水の入ったバケツを持って歩くというのも、大変なものだろう。


皆、楽しんでもらえたか!
「はぁ〜い」
いいか。今日の打ち水は、これから帰って、家で撒くもの大事だが、さらにいいことを。
打ち水を毎日すると、気温がどう下がるか記録をとるのじゃ。わかるか?
夏休みの自由研究にはぴったりなのだ。是非とも調べてみるのだ。


そして、打ち水を手伝ってくれた皆様に、お礼の演舞だ。


ヒラリヒラリと舞を舞ってます。ただ「水で滑らぬようにな」とは、お館様のお言葉。


我ら、仙台おもてなし集団、伊達武将隊!


ハッ!


かっこいい演武でしたが、今年はもうひとつ演し物です。なんと「せんだいみやぎ ございん音頭」


ナニコレ!
お子様も、武将も一緒に「ぐるぐるぐる」って。


はい右手。伸びして左手。
お子様と一緒にワイワイと。
作詞は芭蕉さんだとか。多才だなぁ。


どうだ。楽しんでもらえたか?
仙台市では打ち水の他にも、一年を通してエネルギーの節約を呼びかけておる。
3E省エネ、創エネ、蓄エネで、より一層エネルギーを大切にして、より良い社会を目指そう!


では、本日のイベントの成功を祝して、勝ち鬨を上げるぞ!
我らの勝ち鬨は、エイエイオ〜!の三回だ!


エイエイオ〜
エイエイオ〜


エイエイオ〜!


では、皆さん、節電所の投稿もよろしくね。
ばいば〜い。

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仙台竹灯り。灯りました。まだまだ夜10時まで。

仙台竹灯り。灯りましたね。
まだまだ夜10時まで。
仙台に住んでる人も、帰ってきた人も。初めてやってきた人も。外国から来た人も。
ようやく涼しくなった夜長をのんびり散歩なんてのも、いいもんですよ。

開催場所/一番町四丁目商店街

















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ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ 第1回 【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。7月27日に東北大学大学院環境科学研究科の古川柳蔵准教授をお迎えして、 「ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ」と題したオープンサロン講座を開催しました。まな板を「作る」「修繕する」「作り替える」という過程を通して、実際に木と触れ合いながら最後まで長く使い続けることの大切さを学んでいきます。

全3回の連続講座のうち、今回は1回目の「まな板を作る」講座を、午前と午後の2回開催しました。

まず、スライドを見ながら、今、地球で起こっている様々な環境問題が、今後私たちの社会や暮らしにどんな影響を及ぼすのか、身近な暮らしをもう一度見直してみることを学習しました。

今回の講座で取り上げるのは、私たちにとってとても身近でありながら、環境問題を考える上で欠かせない森の木についてです。

森の木は、雨水をためて地球上の水をコントロールし、生き物を育んできました。

地球環境では、海~雲~雨~森~川~海という水の循環のしくみが、できあがっています。

また森の木々は、光合成により、二酸化炭素を酸素に変えてくれます。

私たち生き物にとってなくてはならない酸素を生み出してくれているのです。

 

森の木々は、やがてどんどん成長し、木材として使われるようになります。

でも今、森はどうなっているのでしょうか?

産業の発展にともなって多くの森が伐採され、減っていきました。人は木をエネルギー源や資材として使ってきたのです。森が少なくなると、大雨による土砂災害が増えたり、つくられる酸素よりも排出される二酸化炭素の方が増えてきます。さらに、人は木材よりももっと効率の良い地下資源を大量に使うようになり、二酸化炭素が多く出るようになってしまいました。これは、地球温暖化の原因にもなりました。石油を原料にしたプラスチックは、使われなくなって捨てられても、木材のように自然に還ることはありません。いつまでも消えないごみが、地球上に大量にあふれるようになりました。

また、森は手入れをしないと、背の高い木が成長し日を遮ることで、小さな木々が育たなくなり、どんどん荒れてしまいます。

では、森とのつきあい方の一つとして、森の木を使って何かできないか、考えてみましょう!

これは、まな板(カッティング・ボード)の材料となる杉板です。

まだ木を切り抜いただけなので、表面もザラザラしています。

この板をまな板としてちゃんと使えるようにきれいに仕上げていきます。

 

 

 

まず、「やすりがけ」をしていきます。

最初は、目の粗い80番の紙やすりで削っていきます。

けっこう力と根気のいる作業です。

みんな、黙々と作業を続けていきます・・・

「手が疲れたぁ・・・」

次に、電動トリマでボードのふちを角がなくなるように丸く面取りします。

そして、またやすりがけ・・・

 

 

 

今度は少し細かい目の120番の紙やすりです。

だいぶ、ツルツルになって来ました!

「じゃあ、最後に仕上げの240番の紙やすりをかけましょう!」

「えーっ!! まだやるのー?!」

やすりがけが終わったら、今度はまな板に焼きごてで好きな絵を描いていきます。 
これが、一番楽しかったかな?

 

 

 

 

最後の仕上げに、乾性油のグレープシード・オイルか亜麻仁油を塗って完成です!

自然素材を使って作ったオリジナルの手作りまな板(カッティング・ボードが出来上がりました。

何か作るって楽しい!

使ってもらうお母さんにメッセージも書きました。

最後に、自分で作ったまな板を持って先生と記念写真です。

古川先生、講師補助の三橋さん、ありがとうございました。

今回の講座は、「未来の暮らし方を育む泉の創造」プロジェクトの一環として行われました。 

次回第2回講座は「修繕する」です。今回作ったまな板を二ヶ月間使ってもらい、また持ってきてもらいます。

二か月後、みんなのまな板はどうなっているでしょうね。  

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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今年も雨か!「たまきさんサロンで星空を見上げよう」でも盛り上がったよ

こんにちは!こないだまで暑かったと思ったら。。。この頃は雨ばっかり降ってムシムシ暑いですね。梅雨時だからあたりまえか?でももう8月だぞ。
この時期は恒例の夏の星空を観察する会なのですが。。。今日は外は雨。今日だけじゃないよ〜昨日も明日も雨。どうにかならんのかね。
本当だったら今日は船長の持っている模型〜土星を観察するつもりだったのに。あ〜あ。ダメダコリャ。


はい。あらためて、天文ボランティア「うちゅうせん」の船長の永井さんです。
「土星は星空観察会でも一番人気の衛星なんだけど。。。夏の間は土星は見頃を迎えています。今年は輪っかも傾きが大きくて、とてもよく見えていますので、近所に望遠鏡を持っている人がいたら、見せてもらいましょう。」僕も引っ張り出して星空見物しようかな。
まぁ。星が見えないからってくよくよせず。星のお話やビンゴ大会で楽しく過ごしましょう。


はじめは「うちゅうせん」船員の近藤さんのスライド「七夕のお話」
え?何度もやったって?子供の頃は、お話は何回でも楽しめたんですよ。(でも、ちょい端折って)
むかしむかし。天の世界には織姫という働き者のお嬢さんがいましたとさ。
来る日も来る日も機を織る織姫に、天の神様は良いお婿さんを迎えてあげようと思ったんですね。


働き者には働き者を。牽牛という牛使いの青年も大変によく働く好青年だったので、お婿さんにぴったりだと考えたんですよね。
〜でも大丈夫かなぁ〜。


そうしましたら。二人とも相性抜群&意気投合したのはいいのだけど、仕事が面倒臭くなって、遊んでばかりでぜ〜んぜん働かなくなってしまった!


服を作る生地は無くなっちゃうし、牛はほっときっ放しで痩せて病気になっちゃうし。


神様もいいかげんマジメに働け!!
って何回言っても遊んでばかりなので、仕方なく二人を天の川のあっちとこっちに分かれて住ようにして、会えなくしちゃったんです。


そしたら二人ともシクシクシクシク……なんの解決にもなっていない。


ならば真面目に働けば、一年に一回だけあって良しとしよう。
その約束を守るために二人は一生懸命働くようになりましたとさ。そして、一年に一回。七夕の日には一羽のカササギがやってきて、天の川の両岸に橋をかけてくれるようになりました。


なるほどですね。織姫はこと座のベガ。牽牛はわし座のアルタイルで、天の川を挟んで両岸に輝いています。


そして、川に橋をかけるカササギは、天の川に大きく翼を広げるはくちょう座となりました。
このはくちょう座のデネブの3つの星をつなぐと、学校でも習う夏の夜空に輝く「夏の大三角形」となるのです。


どうですか?七夕の物語は。
七夕は一年に一回。なので織姫と牽牛が会えるのは一回きりかというと、今では七夕が「新暦(太陽暦/太陽の動きに合わせた暦)」の他に「旧暦(太陰暦/月の満ち欠けの暦)」そして仙台では、七夕の頃はどうにも雨が多いので一ヶ月遅らせた「月遅れの七夕」として、都合3回会えるということですね。七夕のお祭りも8月6日から8日まで開催されてます。


では続いて夜空の星座のお話。
みなさんに配布したプリントは、7月の星空の配置を書いたものです。何かが普通の地図と違うと思いませんか?そうです、東西の向きが違います。


この星座表は星空を見上げて使うように出来ているんですね。
そうこんな感じ。プリントは7月の星空だけですが、本屋さんなどでは一年中使える向きをぐるぐる回転させる星座早見盤なども売ってます。


…..ちょっと上向きすぎじゃない?


これね。上ばっかり向いていると首が痛くなっちゃうので、こんな方法があります。


南の方向を見るときには、早見盤の南の方角を下に。西を向くときは西を下にしてみてください。ちょうど目の前の星は同じく見えるはずです。


では、ちょっと趣向を変えて地球儀を使った地球の話。
地上を回っている人のいる人工衛星は、今はISSの他に中国が二人乗りの衛星を飛ばしていますが、それはこの地球儀ではどのあたりでしょう?

400キロの高さを回っていますので、だいたい。。。30センチの地球儀だと100キロは2mmなので、ISSは1センチほどのところをぐるぐる回っています。
速度は秒速8キロメートル。90分で地球を1周してしまいます。この速度は第一宇宙速度と言って、地球の引力から離れて宇宙空間に飛び出すのに必要な速度なんですね。


では、お月様はどのあたりを回っているでしょう。
お月様は衛星よりもはるかに大きく重いので、ずっと遠くを回っています。


38万キロ。30センチの地球儀では、9メートルほどの場所をぐるぐる回っていて、お互いの引力のせいで地球の海水が動いて、潮の満ち引きが発生しています。
なんと海水の移動で抵抗が発生してエネルギーが失われるので、月はどんどん遠ざかっているのです。その距離は年に2〜3センチ。想像を超える微妙な数字ですね。

続いて星座ビンゴの時間です。みなさんに配った星座表には31個の星座が書いてありますので、その中から9個を選んでマスに書き込んでください。


さて、何を書こうかなぁ〜。でもあんまり長い名前は書きたくないし。


そして箱に手を入れて、引いた紙に書いてある星座を大きな声で読んでね。


こうま座。
そうしたら、こうまを塗りつぶす。要領はわかったね。


コップ座なんてのもあるんですね。リーチが出たら立ち上がってね。でもなかなかビンゴは出ない。
このビンゴはもう10年以上やっているんだけど、過去2回だけ、3枚引いてビンゴが出たことがあるそうな。


そしたら「ビンゴ」一番をひいた男の子でした。


1先着10人まで。永井さんが撮った素敵な星の写真をもらっていってね。


う〜ん悩む。ってずいぶん考えて、手にしたのはオーロラの写真。アラスカで撮ったそうですよ。


はい。次は誰がビンゴになるかなぁ〜。


中にはこんな奇特な方も。リーチが4個も揃って、なにが出てきてもビンゴなのにハズれている。。。


続いて、うちゅうせん船員のにしぐちさん「オリオンとサソリ」です。


昔々。ギリシャにオリオンという青年がいました。
オリオンは父親ポセイドン譲りの能力で海を自由に渡ることができます。

そして狩の名手でもあるオリオンは、島に渡ると動物を残らず捕まえてしまいます。


凄まじい狩の名手。強靭な肉体にイケメン。
村人に対しても「は〜っはっは。俺様にはかなわないだろう」って、性格に問題があるなコイツ。

さらに酒を飲めば妖精ニンフに「おいらと遊ばな〜い」ってちょっかい出すもんだから女神様は怒って。。。

サソリに命令したんです。
「オリオンを懲らしめておしまい」
さて、サソリはオリオンを探すと、なんと熊と戦っている最中でした。


闘いに夢中になっているオリオンの足元に近寄り。。。チクっと。


慌てたオリオンはサソリを踏み潰しましたが、毒が全身に回ってしまって死んでしまいました。


女神さんは懲らしめるつもりだったのに命まで奪ってしまって申し訳ないと思い、オリオンと、踏み潰されて死んだサソリを星座にして夜空に残すことにしました。


なので、いまでもオリオンはサソリが姿を表すと、反対側に逃げてしまう。
さそり座が夏の星座でオリオンは冬の星座。いつもオリオンはサソリから逃げ回っているのですね。



では、そろそろ最後。
今日会場の皆さんで、質問のある方はいますか?
「はい。北極星が位置が変わらないのはなぜですか?」


地球の自転軸は少し傾いているんですね。
その軸の延長上にあるのが北極星です。だから常に北を指しているのです。
この北極星ですが地球の公転の軸も2万6000千年ごとに少しずつぐるぐる回転しているので、常に同じ星が北極星になるわけではありません。エジプトにピラミッドができた頃はりゅう座のトゥバンが北極星でした。そして、今後はこと座のベガが北極星の位置にきます。
なんだか不思議ですね。


永井さんが大学の先生と話をしましたところ、人の知恵の話になりました。
先生が言うには、知恵は、始まりはまるで、小さな玉ころのよう。赤ちゃんの頃に小さな玉だった知恵はだんだん膨らんで、大きな丸になっていきます。では、知恵の外側はなんでしょう?未知なのです。
すると知恵が膨らめば膨らむほど、未知に接する部分が増えていく。だから人は一生学び続けると言うのです。
なるほどと感心した永井さんでした。
確かにね〜勉強は楽しいですよ。一生かけると大変な知識になりますね。


そんなこんなで、楽しい勉強の時間は今日はこれでおしまい。また天文観測回は開催するから、次こそは星が見られるようお祈りして、楽しみにしててね。またね〜。

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新聞紙で涼しい空間(クールエアドーム)を作ろう!【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

716日に宮城教育大学教授の菅原正則先生をお迎えして、「新聞紙で涼しい空間(クールエアドーム)を作ろう!」と題したサロン講座を開催しました。新聞紙でクールエアドームを手作りし、自然の力で涼しさを得る方法を学びました。

 

まず、先生から「涼しくするには、どうすればいいの?」という講義と、今日の実験のかんたんな説明を受けます。

 

 

 

 

いよいよ、新聞紙を使ったドーム作り開始です!

 

 


 

新聞紙をテープで貼り合わせていきます。

 

 

 

 

 

 

 


 

大人も子供も真剣に新聞紙と格闘中です。

 

 


 

貼り合わせた新聞紙で、大きな折り紙を作る部分もあります。

 


 

ビニールシートが窓になるの・・・?

 

 

 

 

 

どんなものが出来上がるのか、まだサッパリわかりません・・・

 

 


 

とにかく手順どおりに貼り合わせて・・・。

 

 

 


 

いよいよ、風を吹き込みます!

 

 

 

見る見るうちにドームが膨らんで・・・

あれっ!? かまくら? 秘密基地?

 

 


 

霧吹きでドームの内側全体を濡らします。

 

 

 

 

さあ、中に入ってみよう! 

 

 

 

メッチャ楽しい! 

みんな、テンションが急上昇!

 

 

 

あれっ!? 何もしていないドームよりも、濡らしたドームの方が涼しいかも!

 

 

 

 

ほんとに涼しいかどうか、温度も測ってみよう。

みんなの体から放射される熱の温度は、30.4℃


 

乾いたドームは外側も内側も26℃だけど、濡らしたドームだと外側24℃、ドームの中はなんと22℃になっていました! 4℃も違う!

 

 

実は、これは「蒸発冷却の実験」だったのです。濡らした新聞紙のドームから水分が蒸発する時、気化熱を奪うのでドームが冷えます。その結果、身体から赤外線放射される熱がドームにたくさん吸収されて、涼しく感じるわけです。

 

最後に、みんなでドームに入って記念撮影!

 

 

 

 

今日は、東北大学で毎年恒例の「サイエンスデイ」が開催されています。

たまきさんサロンはサテライト会場になっているのですが、あいにくの雨にも関わらず、みんなで手作りした「クールエアドーム」を見学・体験するために、午後もたくさんの方がいらっしゃいました。

今日の講座では、涼しくすごすということについて学びました。

菅原先生、学生スタッフの皆さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

 

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しっかし。なんて暑いんだ。TBC夏祭り

夏休み始まったね〜。暑いね〜。まだ7月なのにもうぐったり暑いね〜。まだ8月残ってるね〜。暑い暑い。
そして本日8月22日〜23日と、勾当台公園と市民広場一帯でTBC夏祭り2017が開催されてまして。仙台市環境局もエネルギーブースを出展しているよ。


お〜手回し発電機やっているの。ぐるぐるぐる〜ってハンドル回して。


白熱球よりLEDの方が、あっという間に点くでしょ。暑い?そう言いなさんな。


チャリンコのペダルを踏んで発電?
ぐるぐるぐる。なんで小学生って汗まみれでペダル踏めるんだろう。こんな無駄なエネルギーは発電機につないでしまえ!マトリックスですな。


なるほど。手元に扇風機があったのだな。
これを発電してたのです。


ほかにもいろんなブースがあるよ。
ライブ!


射的!


ん?風船もらったの。


なに。アイスももらったの。


フードブースもいっぱいあるよ〜。
ってんで。遊んでばっかだけど、まぁ夏休みだ。
23日も朝10時からやってるよ〜。

TBC夏祭り2017

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今年も節電の季節がやってきたよ!企業や団体のブースを巡ってエネルギーの勉強。3E体験会を開催したよ。

こんにちは!
今年の6月21日は夏至の日。一年で一番夜が短い日ですね。そして夜の短い夏至には、明かりを消して、静かに星空を見上げ、エネルギーの大切さを実感しよう!ということで、環境省が推進するライトダウンキャンペーンももうじき21日から始まる。その直前の土曜日ということでせんだいE-Action実行委員会では「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の3Eをキーワードに、サンモール一番町で3E体験会を開催しています。
写真は?省エネといえば、緑のカーテン。


そして3Eといえば、毎度登場こちらの皆様。
〜〜みなさ〜ん。おジャマしま〜す。


やぁ。みなさん!よくぞお集まりいただいた!
普段は「仙台おもてなし」として、仙台市の魅力を発信し続けている伊達武将隊ですが、こと、夏の節電の時期には「せんだいE-Action推進武将隊」として活躍してくださっています。


我ら伊達武将隊!3Eを推進すべく参上!
「ハ!」
皆の者。省エネとは、なんだ?
「エネルギーを省することですかね」


何を訳のわからんことを言っておるんだ。
省エネはエネルギーを大切にすること。
そのキーワードが「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」なのだ。
ワシらは電気のない400年前の暮らし方を知っておる。知恵と工夫で、大切なエネルギーを節約して暮らすということが大切なのだ。


今日は足軽”陽”めは、鎧にソーラーパネルを埋め込んでいると聞きますが。
 
何を馬鹿なことを言っておるのじゃ。エネルギーは作ることも大切だが、まずは上手に節約することじゃ。


今日は城下の企業や団体が、いかに工夫し楽しく暮らすかを展示ブースにしてくれている。各ブースを巡ってスタンプをもらうと、緑のカーテンへと育つ、ゴーヤの苗とアサガオのタネをもらうことが出来るぞ。さ。皆の者、今日は午後3時まで時間はたっぷりとある、ゆっくりと楽しんでいってくれ。


ささ。皆様。是非とも勉強してくだされ。


ほお〜このカラクリはなんだ?
川崎町にある、小さな水路などでも電気を作れる施設(小水力発電所)の、展示用1/6サイズモデルです。
ハンドルを回すと。。。おお!明かりがつく!
本物は260Wもの発電力があるそうです。
小さな力も無駄なく使うということじゃな。賢い。


こちらは、みやぎ学生ボランティアユニオンの「牛乳パックでエコ楽器を作ろう!」


お子さんは工作物が大好きですしね。ゲームピコピコより、手先を使った方が頭が良くなるぞ。


北洲さんの、断熱ガラスの比較ですね。
なんと、3層ガラスなんてものもありまして、中に不活性ガスのアルゴンが充填されているから、本当に熱を通さない。ガラス1枚のものなんか、電球の熱がバンバン伝わってくる。ってことは、夏でも窓からの熱の侵入も少ないってことですね。科学だなぁ〜。


こちら、うちエコ診断の簡易版です。
これ、やってみると面白いですよ〜。自分の暮らしの「欠点」がわかると、ライフスタイルを変える気付きになるんですよね。


日産サティオ宮城さんのe-NV200ですね。これ、電気で動くのにたくさん荷物も運べる商用車。便利だし。二酸化炭素出さないし。いいよなぁ〜。


芭蕉さんが乗ってますね。やけに似合うのはなぜ!キッチンカーみたいだなぁ。


まだまだ続く。
そしてまだ6月というのに、今日も暑いなぁ〜。生き物の生育環境も変わっているっていうし、だんだん温暖化しているのだなぁ。


アイリスさんのブース。
スマホで光量調節ができるLEDライトに、みんな興味津々。
bluetoothって通信技術がリモコン操作を可能にしているんだけど、なんとライトから音楽も流れてしまう。


片倉小十郎様。やっぱりカラクリが大好き。
いいかぁ〜!ぐるぐる回すと、ここ。ここの明かりが灯くのじゃ!
〜〜あの。話しているのはベビーカーに乗った子供なんですけど。


そして、ソーラーパネル。
こちらご家庭用のソーラーパネルで、小さな冷蔵庫ぐらいなら動かせるんです。
普段使いもできるし、キャンプとか持って行ってもいいし、もちろん災害時には強いですしね。


「ちなみに導入すると、先着順に1万円の補助金が出るんですよヒソヒソヒソ」
「まぁ!お得!」
「し。声が大きい」


ちなみに、日本語って明かりと電気を区別してないって気がつきました〜?
部屋の明かりを点けるのを人に頼むとき「電気つけて」って言うでしょう。
電気って、最初に家庭に導入された時は、家の明かり専門で、次第に動力としてのメリットが見出されたからなんですよ。そんな話どうでもいいか!

そして各ブースを巡ると、ハンコが集まりまして。。。


ゴーヤの苗や、アサガオの種がもらえます。
みんなで育てて、暑い夏を涼しく過ごそうね。ばいば〜い。

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古文書読むなら紙のことも学んでみよう!佐藤大介先生の「仙台商人、紙づくりの再生に挑む」講座

本日の講座は、東北大学災害科学国際研究所 佐藤大介先生の古文書読み解き講座「仙台商人、紙づくりの再生に挑む〜天保飢饉後の生業作りと協働〜」です。
まずは開口一番
「今日このまさに同じ時間に博物館では伊達政宗の講座が開かれているというのに、古文書の話を聞きに来られている皆さんは、ツウですね。」
それを言ったら、先生のキャラを見にきている参加者さんもいっぱいいますよ。


先生は普段は研究者として古文書の解析などをされていて、さらに学生さんに向け授業をもっているのですが、震災以来の調査活動で、海水に浸かった和紙の復元過程などから古文書の研究者は文面は調べるのだけれど、紙の成り立ちや構造などは「意外に知らないのでは?」と気づき、紙の研究にも力を入れているそうです。


そして本日の講座です。
安政6年(1859)に、日本は日照不足から飢饉(天保飢饉)に陥りまして、米はできなくなるは人は大勢死んでしまうはで、社会は大変な混乱になるのです。そんな折、先祖代々紙を扱ってきた商人「加藤直介」「小西久兵衛」の二人が仙台藩に願い出て、今でいう紙の流通に公金を投じ、紙の供給の安定化と職人の養成、価格の安定化策を進言する、今でいう政策提言のようなことをした古文書を、みんなで読み解いてみようというものです。


でも。。。元は漢文ですな。この時代はカナ文字などは、女性や子供が使うものだったので、藩とのやりとりなどの文章はみんな漢字。。。なので、これらを大介先生が訳したものを、まずは読み込んで、


皆さんにお渡しした登場人物や、地名、役職などの一覧に、人やお金の流れを描いてみましょうというものです。まるでドラマの人物相関図だな。


まず、天保飢饉では何が起きたか?なんですが、度重なる冷害で、お米が全く取れない年が続きました。特に仙台藩はコメに偏って植栽していたので被害は甚大で。。。今では原因がわかってきているんですが、米が花をつける頃に冷害が起きまして、まったく結実しなかったという。。。。


で、米がとれず、紙の原料の楮(コウゾ)も育たない。(この辺は、何故なんだろう?コウゾの新芽とかも食べちゃったのかな?なんて話は後でしたけど、謎のまま)
藩内に紙がないと、行政が成り立たないし、記録も取れない。


今はインターネットの時代だけど(それでも文書があるとかないとか言ってますね。。。)当時は実態の「紙」がないと、記録の一切がとれない。武家でも連絡が取れない。農民集落も手紙が書けない。とにかく大変なんです。


そうなんです。日本は世界の国の中でも、なんと平民階級までもが文字が読めるという、大変に識字率の高い国家だったんですよ。なので、その情報インフラともいうべき紙がないとなると。。。他の産地から買ってくるしかない。日本の紙は品質が高くって、支倉常長がヨーロッパで鼻を「チン」ってかんで、ポイって捨てたら現地の人はたいそう驚いたそうな。
ちなみにこれ。文字を書いた紙を溶かして漉き直した質の低い紙、カス紙。なんと再生紙です。



でも、武家が紙を領内から買うなら「藩札」と言われる、まぁ、藩の発行するお金でいいんです。でも、領内でしか通用しないお金で他藩から物資を買うことはできない。すると、当時の日本は金(☆★Gold★☆)本位制だったので、小判にはGoldそれなりの直接の価値があった。お金イコール金(Gold)が無いと、他藩からは物が買えない。


情報インフラの紙を買うために藩のお金を使ってしまうと、藩が振り出した藩札(藩のお金=紙)を裏付けるものがなくなってしまう。そりゃそうだ。金庫が空の人がお金刷っても、誰が信用するのだ?そうなると、仙台藩の藩札には信用がないってことになるので、なんとハイパーインフレが起きていたそうです。クワバラクワバラ。


そこで、本日の主要登場人物の加藤・小西の両名が藩に願い出て、1000両の現金を紙の産地の中揚(仲買人)に融資し、藩のお金でオーダーし集荷させた楮(コウゾ)を紙漉き職人に加工させ、それを一括して流通すれば供給が安定し、さらに藩内で必要以上の紙を生産することができれば、余剰の紙はさらに販売もできるから、藩の産品としても十分に潤わすことができるのじゃないかというわけです。こりゃ、今でいうとこのコーディネーターの仕事ですな。
借りたお金は9ヶ月につき1割の金利を払うとまで約束ができていました。
ただ、市場原理を歪めると生産者が言うことを聞かなくなったり他業界との労賃の価格差が生まれたりと、ロクなことがないというのが今になってわかってきた実態なんだけど。。。大丈夫かなぁ。


さてさて、政策提言は無事に形になり、
–金500両は丸森の中揚(ここでは紙問屋)へ
–金300両は白石の中揚(仲買人)へ
–金200両は柳生の中揚(仲買人)へ
お金が支給されました。この時代の1両は、お米の価値で4万円。市中で使える現金の価値としては16万円ぐらいあったと言うから、まぁ〜大変な金額でした。(コメの価値が近代と違うのだね。武士の給金もコメでしたし)そしてこちらが、人とお金の相関図。


そうしましたらなんと、翌年は楮(コウゾ)が豊作!原料がいっぱい育てば紙も沢山作れることから、価格が下がってひと安心じゃない?って思ったのですが、なかなか値段が下がらない。
なんと厳格に管理した楮(コウゾ)と紙の漉きの流通過程を「窮屈だ!」と感じた中揚が、出来上がった紙を実態の金が手に入る近隣諸国へと密売していたという。。。おいちょっと待った。公的資金導入で、業界が助かったんじゃないのかい?しかも特産品になるはずのものが。。。
さらに、とある地域では梳き上がった紙の寸法を小さくしてみたり、薄くしてみたりの不正まであると。ほらほらほら。ゆがんだ経済の実態だよ。


なんて騒動が起きまして、加藤、小西の両氏が問題発生の地へ出向いて用向きを聞き、調整に歩いたとの古文書も、続々出てきて人の関連が見えてくるのですね。資金も大切ですが、信頼関係の構築こそが大切なのです。
あ。この問題では地名まで、ちゃ〜んと古文書には書かれているんですが、まぁそれはね。いま住んでる人もいるんでナイショってことで。

そんなこんなのスッタモンダはありましたが、仙台藩の紙漉きは天保の飢饉で途切れることもなく、永く現代にまで引き継がれてきたのです。

そして、コディネータ両氏はその後どうなったのか?
これも点々と痕跡は残っています。


まず柳生和紙で有名な柳生村。
慶応2年(1866)に、「柳生御百姓茂庭鼻紙漉」惣兵衛が、金460両を献上して、今後の税を免除してくれと申し出てきたそうな。なんと藩が融資した金額の倍以上。柳生村では紙漉きで大きな利益をあげるほどに産業が育ったのですね。


柳生村には小西利兵衛(久兵衛の同族と思われる)の頌徳碑も残っていて、柳生村の和紙の向上のために技術指導を行い「唐紙判次厚美濃」傘紙を製造できるようになったことや、信州から工人を呼び寄せることで元結(髪を縛る紙ね)の製法を改良し「さらし美濃」の製法を普及させるなどなど、多くの徳があったことを、誰もが読めることを意識したのかカナ文字混じりで刻み込まれています。


そして質問コーナー。
「鳴子の漆器や製塩などは、その後どうなったのですか?」
先生の資料によると紙漉き以外にも天保飢饉で被害を受けた産業は他にもありました。漆器は長野から職人を読んできて技術を伝承させ、製塩も同じように継続できたそうです。


ということで、天保飢饉の際には、藩と商人と仲買と職人の協働で、和紙の生産は危機をくぐり抜けたことが古文書から見て取れることがわかりました。
古文書には人の営みが連綿と記録されているので、震災のような大きな災害からの復興にも役立つ事例が多く読み取れ、例えばお金より産業の指導こそ大事だったなど、結果主義に陥りがちな近代に対する多くの教訓もあるのです。


ちなみに先生の研究では、市民の皆さんにも古文書を読んでもらおうと、ひろく活動もしています。


古文書は読み方のコツを覚えると、書いてある内容がスラスラと読み取れるようになり、楽しいのだそうですよ。


さて、講座は少し早口で終わりましたと思ったら、なんと先生が二時間の講座を1時間半で話していたことが判明!
「でもこうやって、実物を見ながらお話する時間もできましたよ」
確かに。


で。なにこの箱?
ここにあるのは先生が東京の古書店で買い求めてきた、仙台藩に関わる古文書です。
確かに。色が白くて綺麗な紙に関しては、虫に食われているものもあるなぁ。
「楮(コウゾ)は食べるところがないので残るんですが、米粉が入っていると虫の栄養なので、食べられちゃうんですよ」


ちなみにコレ。いくらで買ったんですか?
「けっこうしました。。。。。。」

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