環境講座」カテゴリーアーカイブ

四季を知らせ彩る和菓子~手作り体験と共に~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

10月29日(日)にサロン講座「四季を知らせ彩る和菓子~手作り体験と共に~」を開催しました。

はじめに、杜の菓匠 玉澤総本店の相談役 土屋さんから四季と和菓子の関わりについてお話しをいただきました。

和菓子の主菓子は、立春・立夏・立秋・立冬の節分によって変わってくるそうです。

 

 

立春の和菓子は花びら餅、紅白まんじゅう、桜餅など。

立夏の和菓子は桜の山、柏餅、焼鮎など。

立秋の和菓子は七夕最中、竹流し羊羹、紅葉の山など。

立冬の和菓子はコスモスの山、紅白まんじゅう、雪輪モナカなどがあるそうです。

 

次に、和菓子職人の梅津さん、小形さんから和菓子づくりのお手本を見せていただきました。


梅津さんには、かぼちゃの練り切りを作っていただきました。

 

 


小形さんには金団で秋桜(コスモス)を作っていただきました。

 

 


 

今回は、こちらの4種類の中から上2つの茶巾を使用した練り切りと、型を使用した練り切りを作ります。

 

 

 


梅津さんからは、型を使った作り方を教わります。

 

 


 

まず、色餡でこしあんを包みます。

 

 


 

次に、包んだ餡を片方の型に入れます。

 

 


 

もう片方の型をはめて・・・

 

 


 

型から外すと出来上がりです。

 

 


 

型は他にもいろいろな種類があります。

 

 

 

 

 

茶巾絞りを使った作り方は小形さんから教わります。

 

 

 

3色の色餡を並べ、3色が綺麗にくっつくように上の方をつまみます。

 

 


 

伸ばした色餡にこしあんを包みます。

 

 


 

茶巾に包み、形を整えます。

 

 


 

茶巾から外し、氷餅をかけたら完成です。

 

 

 

 


完成した和菓子は、みなさんで美味しくいただきました。

自分で作るとより美味しく感じられたと思います。

 

 

玉澤総本店の土屋さん、梅津さん、小形さん、参加者のみなさんありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

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ヤギたちと学ぼう~人と動物のいのちのつながり~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

9月23日(土)にサロン講座「ヤギたちと学ぼう~人と動物のいのちのつながり~」を宮城教育大学にて開催しました。


はじめに、齊藤千映美先生より人の役に立つ動物(家畜)について学びました。

 

 

 

これからふれあう「ヤギ」のミルクや肉は食用として、皮や毛は手袋やブーツ、洋服に使用されています。


スイスの雪山の中から発見されたミイラの死体にもヤギ皮が着せられていたことがわかり、約5,300年も前から人の衣類として役に立ってきました。

 

 

他にもヤギは草を食べて草刈りの役目をしてくれたり、糞が肥料になったりと、たくさん人の助けになっていることを知りました。

これから、実際に動物たちとふれあいます。

 

最初はみなさん恐る恐るエサの草をあげていましたが、徐々に慣れていき、ヤギを撫でることができました。

 

 

 

 

1番大きなオスヤギのつよしくんは、飼育スタッフの方と相撲を取っていました。つよしくんが立ち上がるとみなさんからは「おぉっ!!!」と驚きの声が上がっていました。

 

 

他にも、烏骨鶏やうさぎともふれあいました。

 

烏骨鶏は逃げ足がとても速いので、捕まえるにも一苦労でした。

烏骨鶏の白い羽の下の地肌はカラスのような黒色であることから「烏骨鶏」と名付けられたそうです。

 

 

うさぎはとても大人しく、毛がふわふわしていました。

 

 

 

 

ヤギとお散歩をしながら室内に戻り、先ほどふれあった烏骨鶏の卵を使って今度はホットケーキを作ります。

 

 

 

 

みなさんお家でも作っているのか、手際良く上手に作っていました。

 

 

 

 

完成したホットケーキを試食。普段ご家庭で作るホットケーキよりも色味が濃く、味も濃厚でおいしくいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、実際にふれあいながら動物がいかに人々の生活に役立っているかを学びました。

齊藤千映美先生、宮城教育大学のスタッフのみなさん、学生のみなさん、参加者のみなさんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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第20回海のサイエンスカフェ in たまきさんサロン「海の中の雪(マリンスノウ)の話」【オープンサロン講座】

 たまきさんサロンスタッフです。

10月15日に開催されたオープンサロン講座には「海のサイエンスカフェ」がやって来ました。

海のサイエンスカフェとは、日本海洋学会の教育問題研究会が取り組んでいる海洋学を広く普及させるために研究者と一般の方が交流する活動で、今回が20回目になるのだそうです。

たまきさんサロンを会場に開催された今回のテーマは「海の中の雪(マリンスノウ)の話」です。

大林由美子さん(愛媛大学)、鋤柄千穂さん(東京海洋大学)、上野洋路さん(北海道大学)の3人の専門家と共に、マリンスノウについて学ぶことができました。


 

 

 

 

 

 

さて、「マリンスノウ」とは、いったいなんでしょうか?

よく耳にするのですが、その正体についてちゃんと説明できる人は少ないかもしれません。

一言で言うと「世界中の海の中で見られる粒子状の物質」だそうです。

海中の写真や映像に、雪のように白く写って見えることから「マリンスノウ」と呼ばれているのですが・・・・・・「う~ん・・・・・・ごみ?」


 

 

 

 

海の中は、海面から水深200m位までは太陽の光が届きます。

ここは「有光層」と呼ばれ、非常に活発な食物連鎖が行われている場所です。

太陽の光と二酸化炭素、それにわずかに海水中に溶けている窒素やリンなどの栄養分を利用して、植物プランクトンが光合成を行っています。酸素が作られ、そして二酸化炭素が有機物という形にかわってプランクトンの中に蓄えられるのです。

この植物プランクトンを動物プランクトン(クラゲも含まれる!)や魚などが食べます。

そんな動物プランクトンや魚は、さらに大きな魚や甲殻類に食べられ、さらに・・・・・・

これが海の中の食物連鎖です。

小さなプランクトンとは言え、時には海の色を変えるほどの膨大な数が、日々発生しています。

ということは、魚に食べられずに死んでしまうプランクトンの数も膨大なものになります。(プランクトンの寿命は、数日から1年以上生きる種類もいるそうです)

そしてこれらの生き物たちが排泄する糞の量も・・・・・・

これらは、海水の動きによってぶつかり合いひっつき合って次第に大きくなり、海中を沈降していきます。

これが、写真や映像に写っているマリンスノウです。

まるで雪が降るように白くきれいに海の中を沈降していったものの正体は、実は海中生物の死骸や脱皮殻、または糞などの排泄物だったのですね!

マリンスノウは、場所によっては水深1万mを超える深さを沈降していくわけですが、その間にほとんどが生物やバクテリアによって食べられ分解されてしまい、ほんのわずかのマリンスノウだけが深海まで到達することができるらしいです。

もちろん海底にも底生生物が生息していて、マリンスノウは彼らの餌となります。

ほとんど何も残らないくらいきれいに完食(?)される食物連鎖が、広い海の中で日々繰り返されているわけです。

 

 

 

 

 

 

さて、もう一度海面まで戻ってみましょう。

大気中の二酸化炭素は、とても水に溶けやすい性質があります。

波によって海水中に溶け込んだ二酸化炭素は、プランクトンや藻類による光合成で有機物に変化して食物連鎖のサイクルに取り込まれます。

最終的には、マリンスノウとなって海中を沈降していく過程で分解されて再び二酸化炭素にまで戻るのですが、深海に貯蔵された二酸化炭素は約2千年という長い時間をかけて深層海流によって海の表層にまで上がって来るということでした。

これらの海洋における炭素貯蔵の仕組みには「生物ポンプ」という名前がついています。

 

 

手作りの「実感!?生物ポンプすごろく」!!

 

 

地上で発生した二酸化炭素は、海洋の生態系にとってとても重要な物質であり、マリンスノウは、そんな二酸化炭素を海の表層から深層にまで運ぶ役割を果たしているということを、今回のサイエンスカフェで学びました。

壮大な仕組みの話しだけに、まだまだ海洋はわからないことも多く、研究者たちはこれらの循環について調査を続けています。

今回のたまきさんサロンでのサイエンスカフェは、参加していただいた方々と講師との間で活発な意見交換が行われ、とても充実した楽しい催しとなりました。

大林さん、鋤柄さん、上野さん、そしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ 第2回 【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

7月に続き、10月1日に東北大学大学院環境科学研究科の古川柳蔵准教授をお迎えして、 「ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ」と題したオープンサロン講座を開催しました。まな板を「作る」「修繕する」「作り替える」という過程を通して、実際に木と触れ合いながら、最後まで長く使い続けることの大切さを学んでいます!

前回、紙やすりでつるつるに磨いた木のまな板は、「プラスティックのまな板より野菜が滑らなくて切りやすかった」「音が良くて料理を楽しく作れた」などの感想がありました。

第1回目の講座の様子はこちら!

2回目の今回は、たくさん使ってもらったまな板を「修復」します。

でも、その前に…。

三橋先生から、私たちの暮らしの中で活用している自然のさまざまな技術や能力を教わりましたよ。

突然ですが、問題です。天然のエアコンの機能をもつものは次のうちどれでしょう?①シロアリの巣

②テントウムシ

③虫の幼虫

④こんにゃく石

⑤ハスの葉

正解は①番のシロアリの巣です。

サバンナ地帯に生息するシロアリの巣は、たくさんの高い煙突(えんとつ)から温まった空気を外に出すことで、一日の寒暖差(0度~50度)があるにも関わらず巣の中は30度に保たれています。

実際にシロアリの巣の構造を取り入れて建てられたジンバブエのショッピングセンターでは、使用するエネルギー量が10パーセントに減少した実例もあるそうです!!!

シロアリの巣の壁には、細かい穴がたくさんあり、日本の土壁と同じ湿度を調整する機能もあるそうです。

シロアリの巣の土を研究し調湿機能を持ったタイルが開発され、私たちの生活の中でエネルギーを使わずに快適に過ごす自然の技術が使われ始めています。

 

自然の技術は、植物にもあります!

植物は、自分では移動できないのですが、いろいろな所に生えています。

タンポポの綿毛は、風に乗って遠くへ飛んでいきます。

どんぐりは、動物たちが食料として運んでいきます。

オナモミ(ひっつき虫)の実も、動物に運んでもらえるように先端がかぎのような形をしていて、引っかかりやすくなっています。この、引っかかりやすく取れやすい構造は、マジックテープ発明のヒントになったことをご存知の方も多いのではないでしょうか。

フタバガキは、とっても高く育つ木です。木の実が、まっすぐ下に落ちると木の陰になってしまい育ちません。

そこで、フタバガキの実は遠くに飛ばすために、大きな実の上がウサギの耳のように伸びた面白い形になりました。

フタバガキの種の模型を作って、実際に飛ばしてみましょう!

飛ばしてみると、ゆっくりとくるくる回りながら落ちていきます。風に乗ると遠くに落ちることが分かりました。

たっぷりと自然(ネイチャー)の技術(テクノロジー)を教わったところで、まな板の修復をしました。

まな板の傷がなくなるのを目で確認しながら、「直っていくのが楽しい」「傷がなくなって嬉しい」という声が聞こえてきました。

丁寧にオイルを塗って、修復作業は終了です。

また、いっぱい使ってくださいね。

 

古川先生、講師補助の三橋さん、ありがとうございました。

今回の講座は、「未来の暮らし方を育む泉の創造」プロジェクトの一環として行われました。

次回の第3回講座は「作り替える」です。

二か月後、みんなのまな板はどんな形に生まれ変わるのでしょうね。

 

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磨きサロン~木とふれあい林業男子の話を聞こう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

9月2日(土)は、株式会社佐久の12代目として、新しい林業のかたちを作り出そうとしている若き林業家、佐藤太一さんをお迎えして「磨きサロン~木とふれあい林業男子の話を聞こう~」を開催しました。

まずは、講座のタイトルの『磨きサロン』の説明です。

テーブルの上に置かれた白いメッシュの袋の中身を取り出すと杉の木の枝と二種類のサンドペーパーが入っていました。

この枝は、株式会社佐久さんの育てたFSC認証の南三陸杉です。

 

この枝の皮を手やカッターなどで剥きサンドペーパーで磨いていきます。

それぞれ思い思いに磨きながら、お話を聞くのが…磨きサロンです。

講師の佐藤さんの「話を聞かなくてもいいですよ」の言葉に笑いが起こり、緊張がほぐれたところで講座スタートです。

身の回りで木を材料としているものには、住宅や家具の他、「紙」や「ティッシュペーパー」「ゴム」などもあります。

毎日の生活に欠かせないものばかりです。

その材料となる木を管理し育て、素材として生産しているのが林業の仕事です。

 

では、木を管理して育てるとは、どういうことでしょうか。

まずは、4つの山の働きを教わりました。

①根っこが土を押さえて、土砂崩れなどを防ぐ。

②動物のすみかとなり、たくさんの植物が育ち、土が豊かになる。

③栄養たっぷりな土がきれいな地下水を作る。

④二酸化炭素を酸素に変え空気をきれいにする。

木を燃料として日常的に使用していたころは、森の木を伐りすぎて土砂崩れなどの被害も多かったそうです。

現在は、反対に木を伐らな過ぎて、枝や葉が密集し地面まで雨水が落ちないことや光が入らないことで動植物の生態や川の水位などに影響を及ぼしているそうです。

以前までは、下草を刈ることで木に土の栄養を与えられると考えられてきました。しかし、今は多種多様な植物が増え、網の目のように広がった根が土に空気層をつくってくれることで、動物や虫にとってもいい環境となり、そのフンや死骸が木の成長に必要な栄養を与えてくれると考えられるようになったそうです。

 

木を適度に伐り、管理することで、木を育て、森の働きを助けることに繋っていくのですね。

突然ですが、現在、50年かけて育てた杉の丸太(4m)は、どのくらいの価格で取引をされているかご存知でしょうか。

佐藤さんが質問すると、まるでセリをしているかのように、3千円~10万円まで、皆さんから意見がでました。

正解は…千円です。

杉の木は25m以上育つので1本の木から4本の丸太が取れます。

おじいさんの代から50年手入れをして育てた木1本が4千円にしかならないのが現状だそうです。

 

今佐藤さんが育てている木は、お孫さんの代に木材として使われる木です。

林業とは、世代を越えて受け継がれていく職業なのですね。

 

そこで今、注目されているのは国際基準で持続可能な林業をする取り組みです。

南三陸森林管理協議会が宮城県で初めて国際的なFSC森林認証制度での森林管理認証を取得した例を教えていただきました。

FSC森林認証とは…世界中すべての森を対象として、FSC(Forest Stewardship Council森林管理協議会) が作成した国際基準として定めた基準に照らし森林が適正に管理されているかを「審査」・「認証」する制度

 

 

FSCが定める適切な森林管理は、多くの生物がすむ豊かな森である、保護するべき貴重な森を守り続けているなどの10の原則と56の基準があり、適切な森林管理が必要とされ一定の基準を守り続けなければなりません。

林業は、危険で担い手不足といった印象がありますが、山の豊かな動植物も守りながら木を育てていることや持続させていく取り組みがあることを知ることが出来ました。

 

 

 

「はじめは作業に集中しながら話を聞くのは難しかったけど、作業もお話も楽しく理解できた」、「林業に従事している方から現状を聞けて良かった」などの声をいただき、林業を身近に感じ、和やかで時折笑いが起こる講座となりました。

 

さて、磨いた枝はどうなったかといいますと…

心地よい手触りや持ちやすい形に磨かれ、個性が溢れる作品となりました。

側面にオリジナルのイラストが彫られているのでスタンプとして使用できるのですね。

 

佐藤太一さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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左官職人さんから教わる~土壁塗り体験と自然の力~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

8月20日に土壁塗ろう会の庄司徹さんをお迎えして「塗って知ろう!自然の力と土壁の暮らし」を開催しました。

朝の時点では霧雨でしたが、サロン講座が始まると雨が止み、屋外で土壁塗り体験が出来ました。

土壁塗ろう会の庄司さんは、左官屋さんの三代目で、宮城県村田町にある150年前の蔵の修復工事をされている他、宮城県内外で商業施設などの基礎工事をされています。

今回の講座のために前日から準備をしていただきました。

では…講座の内容はといいますと…

 

まずは、日本古来からの「土壁」の材料のお話です。

土壁は「土」、「水」、「藁(わら)」、「竹やヨシ」から出来ています。

全て土に還る天然の素材なのですね。

土に水と細かく切った藁を混ぜ合わせてから寝かせます。

すると藁が発酵し、藁の繊維がほつれ土に混ざり、結合剤のような役割になります。残った藁の芯の部分は土と土とをつなぐ役割になるため、土の強度が高まり、崩れにくい土壁になります。

土壁の家が立ち並んでいた時代は、近くにある天然素材を集めて壁に使用していました。

そして、土壁に利用した土は、水を加えることでまた別の土壁用の土として再利用することが出来ます。

藁が発酵して出来た土壁用の土は、竹やヨシを藁の縄で編み付けた「小舞(こまい)」に塗ります。

荒壁塗り(芯になる壁を作る)から大直し(平らにならす)、中塗りや仕上げ塗りなど、何度も乾いては塗り重ね、壁を作っていきます。

塗る回数は建物によって異なるそうです。

左官職人の岡田さんにもお手伝いいただき、道具の「こて」と「こて板」の使い方を教わりました。

 

 

いよいよ、土壁塗りの体験です。

 

職人さんに直接質問をしたり、参加者の皆さん同士で教えあいながら小さなボードに土を塗り、思い思いの絵や言葉を書いてお土産にしました。

壁に見立てた小舞に塗る体験は、ボードに塗るより難しそうでしたが、皆さん職人さんと同じように壁に塗ることができました。

最後の仕上げを素早く、手際よく塗る職人さんの姿には歓声と拍手が自然と起こり、和やかなに土壁塗り体験となりました。

最後に、土壁の特性である、湿度を調節する調湿性能や、温まった空気を壁が吸収し蓄える蓄熱性能を教わりました。

土壁は、エネルギーを使わずに、室内の湿度や温度を調節してくれるのですね。

 

 

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気象予報士に聞きました!天気にまつわる言い伝えは本当?【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

8月5日のサロン講座は、日本気象予報士会 東北支部の金野義典さんを講師に迎え、親子講座「天気にまつわる言い伝えは本当?~自分でできる天気予想~」を開催しました。

「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」や「雲が南東に流れると晴れ」は、西から天気が変わることを示し、これからやってくる天気を予想している言い伝えです。

よく耳にする「ツバメが低く飛ぶと雨」は、空気が湿ってくるとツバメのエサとなる虫が高く飛べず、エサを得るためにツバメも低く飛ぶためと言い伝えられています。

昔の人は、道具を使わずに空模様や生き物の特性を観察して天気を予想していたのですね。このことを「観天望気(かんてんぼうき)」と言います。

気を付けたいのは、雷についての迷信です。

「雷は金属に落ちやすい」「雷鳴が遠くで鳴っているから大丈夫」といったことは聞いたことはありますか?

雷の実験の映像を観てみると、雷は金属を付けている、付けていないに関わらず高いところに落ちることが分かりました。

また、雷は音が遠くに聞こえていても、積乱雲の下だとどこに落ちるか分かりません。たとえば10kmを超えるような積乱雲であれば、10km先に突然雷が落ちてもおかしくないのです。

お子さんはもちろん、お父さん、お母さんもメモを取りながら、講座に耳を傾けていました。

天気についてのお話の他にも、気象現象を実験で分かり易く教わりました。

大気圧やhPa(ヘクトパスカル)という単位は聞いたことはありますか?大気圧は空気を押す力のことでhPaはその単位です。

目には見えない大気圧を知るために、マシュマロを使った実験をしました。

密封された容器の中にマシュマロを入れて、容器の中の空気を抜くと…

 

マシュマロを押している力が小さくなることで、どんどんマシュマロが大きくなりました。

大きくなったマシュマロを食べてみたい!という声が上がりました。

でも…容器の中の押す力が小さくなり、外から押す力の方が大きくなったため、容器のふたを力いっぱい開けようとしても開きません。


容器に空気を送り込むと、マシュマロはみるみるうちに元通りの大きさになりました。

中と外の圧力が均等になったので、ふたも力をいれなくても開きました。

 

大きくなったシュマロは食べることが出来ないのですね。残念!

空の上では、周囲より気圧が高いことを「高気圧」、低いことを「低気圧」と言います。

ある一定の数値を超えているから高気圧になるわけではないそうです。

周囲の気圧の差で「高気圧(下降気流)」、「低気圧(上昇気流)」が起こり風が吹くのですね。

その他にも、身近なペットボトルを使って、雲や竜巻を作る実験をしました。

地球規模で起こると大きな雲や危険な竜巻になる現象を自分で体験して天気が変わる仕組みを知ることができました。

天気を予報するために使っている天気図や、白地図にラジオの気象通報の情報を聞き取りながら記入する体験もしました。

親子で協力しあいながら天気図を完成させていました。

貴重な体験をし、これから空や雲の種類、天気予報を観るのが楽しみになる講座となりました。

日本気象予報士会 東北支部の金野さん講座をサポートしてくださった杉山さん、小関さん、谷口さんそして、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

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~仙台七夕まつり400年の歴史を90分で知ろう~【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

7月29日(土)のサロン講座は、出版社「風の時編集部」 代表 佐藤正実さんを講師にお迎えして「仙台七夕 彩・再・祭~仙台七夕まつり400年の歴史を90分で知ろう~」を開催しました。

講師の佐藤さんは、“仙台の原風景を観る、知る。”をテーマに仙台の古い街並みの写真や古地図などを復元し、編集・出版しています。出版物には「仙台七夕まつり歴代ポスター大全集」や「仙台地図さんぽ」大正編・江戸時代編などがあり、仙台の魅力を宮城県内外へ発信しています。

 

今回の講座は、親子連れの参加もあり、肩肘の張らない和やかな雰囲気の中お話頂きました。

七夕の由来は、織姫と彦星の民話と一緒に中国の星祭り「乞巧伝(きっこうでん)」が京都に伝わり、江戸時代初期(約400年前)に仙台藩祖伊達政宗公が仙台へ伝えたと言われています。

 

その後、七夕の風習はどのようにして、仙台の地に根付いていったのでしょうか。

「日本三大七夕」と言えば、神奈川県平塚市、愛知県安城市と仙台市ですが、他の2都市と違い、仙台七夕まつりの特徴は、和紙で作られている事と旧暦の7月6日のひと月遅れに当たる8月6日から開催されることです。

 

 

江戸時代後期は、7月6日に家々で七夕飾りを掲げ、7日の朝に願いを込めて広瀬川へ流す習俗があり、稲の開花時期に五穀豊穣を願い、お盆の準備をするお祭りとして根付いていきました。

また、七夕は学校行事にもなり子どもたちが墨で文字を書く練習をし、その半紙を吹流しなど飾りに使っていました。

和紙等の飾りは、昭和29年~33年の期間だけ雨天対策としてビニール素材の飾りが使われたこともあったそうです。

昔から仙台七夕まつりは雨との闘いがあったのですね。

仙台七夕まつりの七つ飾りには、それぞれ願いが込められています。

短冊(たんざく) 願い事を書き学問や書道の上達を願う。

折り鶴(おりづる) 家内安全と延命長寿を願う。

 

【写真・昭和初期 所蔵/風の時編集部】

吹き流し(ふきながし) 機織りの上達、江戸時代は5色の糸で飾られた願いの糸の変形化で願い事は3年のうちに叶うと言われています。

巾着(きんちゃく) 金銭に不自由しないように富貴を願う。

紙衣(かみごろも) 裁縫技術の上達と、これを着る子どもの健やかな成長を願う。

屑籠(くずかご) 倹約に努め、物を粗末にすることを戒める。

投網(とあみ) 海の恵みへの感謝と豊漁を願う。

薬玉(くすだま)は、仙台ならではの飾りですが、七つ飾りには含まれないそうです。

【写真:昭和10年代 所蔵/風の時編集部】

七つ飾りに込められた願いは変わりませんが、仙台七夕まつりは昭和に入ってから大きな変化がありました。

家々で願いを込めて飾りを作り掲げるお祭りから、昭和3年に開催された「七夕飾りコンクール」をきっかけに、商店街に大きな飾りが掲げられ商店街のお祭りと発展していきます。昭和8年には、仙台の人口が約20万人に対し、15万人の見物客が訪れたと言われています。

その後、昭和22年には、8月6日7日の2日間開催から8日も加え3日間の開催になり、観光のお祭りと変わっていきました。昭和40年には、自衛隊の車が電飾で彩られた「動く七夕パレード」が行われ、七夕飾りを観るお祭りからイベントを楽しむお祭りになりました。

【写真:昭和30年代 所蔵/風の時編集部】

そして、仙台七夕まつりは、昭和53年の宮城沖地震や昭和61年の洪水被害、平成23年の東日本大震災などの災害があっても中止せず、その時々の願い祈りが込められた祭りとして現在に受け継がれていることを教わりました。

講座では、古地図や昭和10年に仙台駅前で撮影された貴重な16㎜フィルムの映像資料から82年前の仙台七夕まつりを知る事が出来ました。

ご参加いただいた方からは、「毎年七夕に行きますが、今年はさらに楽しめそうです。」の声もあり、仙台七夕まつりの歴史を知り、魅力を再発見することが出来た講座となりました。各家々で七夕を飾る習慣が、また仙台市内で復活すると良いですね。

佐藤正実さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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せんだい環境学習館 たまきさんサロン

平 日 10:00~20:30

土日祝 10:00~17:00

休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・年末年始

※8月27日(日)は設備点検のため臨時休館です。

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廃泥土のリサイクル-不要な泥土から植物用の土を作る-【サロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。

7月28日に東北大学大学院環境科学研究科の高橋弘教授をお迎えして、 「廃泥土のリサイクル-不要な泥土から植物用の土を作る-」と題し、サロン講座を開催しました。今回は家庭ごみ減量課主催の「ワケルくんバスで行く!夏休み親子環境施設見学会」と提携し、10組の親子のみなさまにご参加いただきました。

はじめに、高橋先生から不要な泥土とは何かを教えていただきました。

私たちが普段飲んでいる水道水は、浄水場で安全な水に生まれ変わります。浄水場では、川や湖から運ばれてきた原水の土砂や浮遊物を取り除いていきますが、この取り除いたごみが「浄水発生土」と呼ばれる不要な泥土の正体です。

 

仙台市の浄水場で1年間に発生する「浄水発生土」を家庭のお風呂に貯めようとすると、11,000個の浴槽が必要になるそうです。安全な水を作ると大量の不要泥土が発生してしまうんですね。

次に、先生からどろどろの汚水を見せていただきました。

「これはいったい何でしょう?」

 

 

 

先生に見せてもらったどろどろの液体・・・これは、「浄水発生土」の疑似廃泥土です。

「浄水発生土」の多くは、そのままだと廃泥土として処分場に捨てられてしまいます。

 

 

では、処分場に捨てられる「浄水発生土」は減らすことができないのでしょうか。

答えは、実験をして確かめてみましょう。

まず、廃泥土をよくかき混ぜます。

そこに、細かく切った古新聞紙を入れます。

 

 

 

 

新聞紙が水を吸って、かき混ぜる手が少し重くなってきました。

乾いた新聞紙が水を吸うまで、頑張ってかき混ぜます。

「手が疲れた~!」みんなの悲鳴が聞こえてきました。

 

次に、粘土のかたまりのようになった廃泥土に、白い粉を少しふりかけます。

「これは、吸水性ポリマーの粉です。みんなが赤ちゃんの頃にお世話になった紙おむつに使われているものです。もう少し頑張ってかき混ぜましょう!」

 

 

泥はどんどん固く粘ってきました。吸水性ポリマーが水分を吸水したからです。

最後に、分散剤という液体を入れてかき混ぜると、今度はポロポロとしたそぼろ状のかたまりになりました。でも、最初の水分がどこかにいってしまったわけではありません。ためしに、このかたまりをギュッと手でしぼってみると、ぽたぽた水がしみ出してきました。

*使用した吸水性ポリマーや分散剤は、時間をかけて微生物によって分解される、環境に負荷をかけないやさしい物質を使っています。

吸水性ポリマーや薬品を加えることで、どろどろの液体だった廃泥土が、植物を植えることができる土に生まれ変わりました。

「では、出来上がった土に、早速お花を植えてみましょう!」

「日々草」と「ペンタス」というかわいらしい花を植えてみます。

 

みなさん、きれいに植えることができました。

これからもきっと、きれいな花をたくさん咲かせてくれることでしょう。

 

 

 

この日、実験した方法は、浄水場から出る廃泥土の処理の他にも、震災で出たヘドロのリサイクルや道路のかさ上げ工事の地盤材としても使われているそうです。

セメントと古紙を混ぜることにより古紙の繊維がつなぎの役目をして、より強度が増すのだそうです。

 

ごみとなって捨てられるようなものでも、工夫すれば立派な原料や材料として活用できるものに生まれ変わることができることを学習しました。

今回の実験を通して、リサイクルにもっと興味を持ち、ゴミが少ない社会を目指していきましょう。

 

高橋先生、講師補助の大島さん、ありがとうございました。

今回の講座にご賛同いただき、花の苗を提供してくださった仙台生花株式会社様、植木鉢を提供してくださったアイリスオーヤマ株式会社様、ありがとうございました。

 

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ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ 第1回 【オープンサロン講座】

たまきさんサロンスタッフです。7月27日に東北大学大学院環境科学研究科の古川柳蔵准教授をお迎えして、 「ネイチャーテクノロジー&木育ワークショップ」と題したオープンサロン講座を開催しました。まな板を「作る」「修繕する」「作り替える」という過程を通して、実際に木と触れ合いながら最後まで長く使い続けることの大切さを学んでいきます。

全3回の連続講座のうち、今回は1回目の「まな板を作る」講座を、午前と午後の2回開催しました。

まず、スライドを見ながら、今、地球で起こっている様々な環境問題が、今後私たちの社会や暮らしにどんな影響を及ぼすのか、身近な暮らしをもう一度見直してみることを学習しました。

今回の講座で取り上げるのは、私たちにとってとても身近でありながら、環境問題を考える上で欠かせない森の木についてです。

森の木は、雨水をためて地球上の水をコントロールし、生き物を育んできました。

地球環境では、海~雲~雨~森~川~海という水の循環のしくみが、できあがっています。

また森の木々は、光合成により、二酸化炭素を酸素に変えてくれます。

私たち生き物にとってなくてはならない酸素を生み出してくれているのです。

 

森の木々は、やがてどんどん成長し、木材として使われるようになります。

でも今、森はどうなっているのでしょうか?

産業の発展にともなって多くの森が伐採され、減っていきました。人は木をエネルギー源や資材として使ってきたのです。森が少なくなると、大雨による土砂災害が増えたり、つくられる酸素よりも排出される二酸化炭素の方が増えてきます。さらに、人は木材よりももっと効率の良い地下資源を大量に使うようになり、二酸化炭素が多く出るようになってしまいました。これは、地球温暖化の原因にもなりました。石油を原料にしたプラスチックは、使われなくなって捨てられても、木材のように自然に還ることはありません。いつまでも消えないごみが、地球上に大量にあふれるようになりました。

また、森は手入れをしないと、背の高い木が成長し日を遮ることで、小さな木々が育たなくなり、どんどん荒れてしまいます。

では、森とのつきあい方の一つとして、森の木を使って何かできないか、考えてみましょう!

これは、まな板(カッティング・ボード)の材料となる杉板です。

まだ木を切り抜いただけなので、表面もザラザラしています。

この板をまな板としてちゃんと使えるようにきれいに仕上げていきます。

 

 

 

まず、「やすりがけ」をしていきます。

最初は、目の粗い80番の紙やすりで削っていきます。

けっこう力と根気のいる作業です。

みんな、黙々と作業を続けていきます・・・

「手が疲れたぁ・・・」

次に、電動トリマでボードのふちを角がなくなるように丸く面取りします。

そして、またやすりがけ・・・

 

 

 

今度は少し細かい目の120番の紙やすりです。

だいぶ、ツルツルになって来ました!

「じゃあ、最後に仕上げの240番の紙やすりをかけましょう!」

「えーっ!! まだやるのー?!」

やすりがけが終わったら、今度はまな板に焼きごてで好きな絵を描いていきます。 
これが、一番楽しかったかな?

 

 

 

 

最後の仕上げに、乾性油のグレープシード・オイルか亜麻仁油を塗って完成です!

自然素材を使って作ったオリジナルの手作りまな板(カッティング・ボードが出来上がりました。

何か作るって楽しい!

使ってもらうお母さんにメッセージも書きました。

最後に、自分で作ったまな板を持って先生と記念写真です。

古川先生、講師補助の三橋さん、ありがとうございました。

今回の講座は、「未来の暮らし方を育む泉の創造」プロジェクトの一環として行われました。 

次回第2回講座は「修繕する」です。今回作ったまな板を二ヶ月間使ってもらい、また持ってきてもらいます。

二か月後、みんなのまな板はどうなっているでしょうね。  

 

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